JP6832243B2 - ゲームシステム - Google Patents
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Description
しかし、従来の予約システムは、予約しているプレイヤを、待ち時間に、他のゲーム機でプレイするように促すことができなかった。
・第2の発明は、第1に記載のゲームシステムにおいて、プレイヤから課金する課金部(11a,21a,11b,21b)を備え、前記予約管理部(46a)は、前記第2ゲーム機(20)でのプレイを前記予約識別情報に対応付けて受け付ける場合に、前記課金部でプレイヤから課金し、中断されたプレイを前記第2ゲーム機(20)で再開する場合には、前記課金部でプレイヤから課金しないこと、を特徴とするゲームシステムである。
・第3の発明は、第1又は第2の発明のゲームシステムにおいて、前記第2ゲーム機(20)は、前記第1ゲーム機(10)の現プレイのプレイ画面を表示する予約用表示部(29)を備えること、を特徴とするゲームシステムである。
・第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明のゲームシステムにおいて、前記第2ゲーム機(20)は、前記第1ゲーム機(10)での現プレイが終了したことを報知する報知部(18)を備えること、を特徴とするゲームシステムである。
・第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明のゲームシステムにおいて、前記予約管理部(46a)は、前記第2ゲーム機(20)でのプレイを中断する場合に、前記第2ゲーム機のプレイの進行を停止するように指示し、中断されたプレイを前記第2ゲーム機で再開する場合に、前記第2ゲーム機に対して、停止したプレイを再開するように指示すること、を特徴とするゲームシステムである。
・第6の発明は、第1から第4のいずれかの発明のゲームシステムにおいて、前記第2ゲーム機(20)のプレイ状況を管理する中央サーバ(50)を備え、前記予約管理部(46a)は、前記第2ゲーム機でのプレイを中断する場合に、前記第2ゲーム機に対して、プレイの進行を途中で終了するように指示し、中断されたプレイを前記第2ゲーム機で再開する場合に、前記中央サーバからプレイの中断時におけるプレイ状況の情報を取得し、前記第2ゲーム機に対して、取得したプレイ状況に基づいて終了時点からプレイを再開するように指示すること、を特徴とするゲームシステムである。
・第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明のゲームシステムにおいて、前記第2ゲーム機(20)は、プレイ中断中において、他のプレイを実行可能なこと、を特徴とするゲームシステムである。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、実施形態のゲームシステム1の構成を説明する図である。
図2は、実施形態の店舗システム5の構成を説明する図である。
図3は、実施形態のゲーム機10,20の斜視図である。
図3(B)の二点鎖線内には、予約用表示部29の表示内容を示す。
図1に示すように、ゲームシステム1は、店舗内のシステムである店舗システム5と、店舗とは異なる場所に設置された中央サーバ50とを備える。店舗は、アミューズメント施設や、百貨店等が有する遊技施設等である。中央サーバ50は、ゲームシステム1を統括して管理する運営者(ゲームメーカ等)等の施設に設けられる。
ゲームシステム1は、プレイヤPが、店舗に配置されたゲーム機を予約できるものである。
図1から図3に示すように、ゲームシステム1は、店舗システム5、中央サーバ50を備える。店舗システム5及び中央サーバ50間は、インターネット通信等の通信網2aによって接続されており、通信可能である。なお、図面及び以下の説明では、ゲームシステム1は、店舗システム5が1つの店舗に設置された例を示すが、実際には、複数の店舗に店舗システム5が設置されている。
ゲームタイトルは、複数用意されており、各ゲーム機は、他のゲーム機とは異なるゲームを実施できる。実施形態では、これらのゲーム機のうち、格闘ゲームをプレイ可能なゲーム機10(第1ゲーム機)、カーレースゲームをプレイ可能なゲーム機20(第2ゲーム機)について、主に説明する。
記憶部15,25,45,55は、各装置10,20,40,50の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。
制御部16,26,46,56は、各装置10,20,40,50の動作に必要な演算処理をしたり、各装置10,20,40,50を統括的に制御するための装置である。制御部16,26,46,56は、例えば、CPU(中央処理装置)等から構成される。制御部16,26,46,56、記憶部15,25,45,55に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、実施形態の各種機能を実現している。
ゲーム機10は、コイン投入口11a(課金部)、課金カードRW(リーダライタ)11b、IDカードリーダ12(プレイヤ識別情報入力部)、操作部13、主表示部14、記憶部15、制御部16、報知用表示部18(報知部)、予約用表示部19を備える。
コイン投入口11a、課金カードRW11bは、プレイヤからプレイ料金を課金する課金部である。
コイン投入口11aは、プレイヤがプレイをするためにコインを投入するための投入口である。コイン投入口11a内には、投入されたコインを検出する光学センサ等のコイン検出部(図示せず)が設けられている。コイン検出部は、コインを検出すると、コイン検出信号を制御部16に出力する。
課金カードRW11bは、プレイヤが所持する課金カード31と通信して、プレイ利用金を課金する装置である。
課金カード31は、チャージ残額31bを記憶したRFIDタグ31aを内蔵している。課金カードRW11b及び課金カード31間は、電磁誘導方式等によって非接触で通信可能である。課金カードRW11bは、課金カード31と通信することにより、課金カード31のチャージ残額31bからプレイ料金分を減算する。
なお、課金カード31、IDカード32を兼用し、1つのカードにすることもできる。この場合には、課金カード31の識別情報をプレイヤ識別情報として利用し、また、課金カードRW11b及びIDカードリーダ12を兼用し1つの装置にすればよい。
操作部13は、プレイヤから、プレイ時の操作、プレイ開始時の操作、予約に関する操作等を受け付ける。
なお、操作部13は、予約に関する操作として、予約用表示部19に表示されるポインタ3(図8参照)によるボタンの選択及び確定や、ソフトウェアキーボード等の方式による数字入力等を受け付けることができる。
主表示部14は、例えば液晶表示装置等である。主表示部14は、プレイ中のプレイ画面等を表示する。
図示は省略するが、ゲーム機IDは、ゲーム機個別の情報であり、ゲーム機を識別可能な情報である。
ゲームプログラム15aは、格闘ゲームをプレイ実行するためのプログラムである。
制御部16は、予約管理装置40との間の通信処理、予約に関する操作の受け付けの処理、ゲームプログラム15aに従ってプレイ進行に関する処理等を行う。
報知用表示部18、予約用表示部19は、ゲーム機10の筺体に一体的に設置されているが、これらの表示内容は、主に予約管理装置40によって制御される。このため、報知用表示部18及び予約用表示部19と、ゲーム機10の制御部16との間は、信号線等で接続しなくてもよい。また、報知用表示部18及び予約用表示部19と、予約管理装置40との間は、通信網で接続された形態に限定されず、図2に示すように、映像信号を通信するための映像ケーブル2cで接続されていてもよい。
予約用表示部19は、予約したゲーム機(つまり各ゲーム機から予約した他のゲーム機)のプレイ画面、予約に関する各種画面等を表示する。予約用表示部19は、主表示部14の直近に配置されている。このため、プレイヤは、主表示部14のプレイ画面を確認しながら、予約用表示部19の表示内容を容易に確認できる。
ゲーム機20の構成及びゲーム機10の構成は、同様であり、ゲーム種別に関する構成のみが異なる。
すなわち、ゲーム機20は、コイン投入口21a、課金カードRW21b、IDカードリーダ22、操作部23、主表示部24、記憶部25、制御部26、報知用表示部28(報知部)、予約用表示部29を備える。
操作部23は、ハンドル、アクセル、ブレーキ等を備える。
記憶部25は、カーレースゲームのゲームプログラム25aを記憶している。
予約管理装置40は、複数のゲーム機の予約に関して、統括的に管理する装置である。
予約管理装置40は、記憶部45、制御部46を備える。
記憶部45は、予約プログラム45a、予約情報記憶部45bを備える。
予約プログラム45aは、予約に関する処理をするためのプログラムである。
予約情報記憶部45bは、予約情報を記憶する(図7参照)。
予約情報の詳細は、後述する。
制御部46は、予約管理部46aを備える。
予約管理部46aは、予約プログラム45aによって動作する。予約管理部46aは、ゲーム機の予約に関する処理等をする。
制御部46の詳細な処理は、後述する。
図1に示すように、中央サーバ50は、各店舗の店舗システム5を統括的に制御する。
中央サーバ50は、記憶部55、制御部56を備える。
記憶部55は、プレイ状況記憶部55aを備える。
プレイ状況記憶部55aは、各店舗の各ゲーム機のプレイ状況に関する情報を記憶する。プレイ状況に関する情報は、各ゲーム機のプレイの進行状況に関するものであり、例えば、プレイ開始からの経過時間、得点、プレイヤが操作するキャラクタのライフ値等の情報を備える。
各ゲーム機は、プレイ進行時において、プレイ状況を中央サーバ50に逐次送信し、中央サーバ50の制御部56は、受信したプレイ状況に基づいてプレイ状況記憶部55aの情報を更新する。
図4から図6は、実施形態のゲームシステム1の動作の流れを説明する図である。
図7は、実施形態の予約情報記憶部45bの予約情報を説明する図である。
図8は、実施形態のゲーム機20の予約用表示部29の画面を説明する図である。
図9は、実施形態のゲーム機10の予約用表示部19の画面を説明する図である。
以下の説明では、ゲーム機10でプレイヤP1がゲーム機10でプレイしている時点から説明する。
ステップS(以下「S」という)1において、ゲーム機10のプレイ進行部は、プレイヤP1のプレイ(現プレイ)のプレイ進行の処理をする。
S2において、ゲーム機20の制御部26は、プレイヤP2から予約処理開始のための操作を受け付けると、予約開始の操作情報を予約管理装置40に出力する。なお、この場合、予約管理装置40の予約管理部46aが、選択画面61(図8(A)参照)を予約用表示部29に表示し、ゲーム機20の制御部26が、予約ボタン61aの選択操作を受け付ければよい。
図8(B)に示すように、予約ゲーム機選択画面62は、ゲーム機20以外のゲーム機を選択するための複数のボタン62a〜62dを備える。
この例では、プレイヤP2は、格闘ゲームのゲーム機10に対応したボタン62aを選択すればよい。
S5において、予約管理装置40の予約管理部46aは、これを受信すると、予約ID入力画面63を予約用表示部29に表示する。
図8(C)に示すように、予約ID入力画面63は、プレイヤに対して、IDカード32をIDカードリーダ22にかざすように促す表示、任意の番号の入力操作を促す表示を備える。
予約ID(予約識別情報)は、プレイヤP2による予約を識別するための識別情報である。また、予約IDは、予約後における処理の入力操作が、実際に予約したプレイヤによるものであるかの正当性を確認するための認証情報としても利用される。
実施形態では、予約IDとして、IDカード32に記憶されたプレイヤID及びプレイヤP2が任意に決めた番号のいずれかを用いる。プレイヤP2は、任意に決めた番号を、操作部23を操作して入力できる。
図8(C)は、予約IDとして、「予約番号=1234」が入力された例である。
図8(D)に示すように、課金受け付け画面64は、プレイヤP2に対してプレイ料金の課金を促す画面である。プレイヤP2は、課金受け付け画面64に従って、プレイ料金の支払いとして、課金カード31を課金カードRW21bにかざすか、コインをコイン投入口21aに投入すればよい。
S9において、予約管理装置40の予約管理部46aは、課金情報を受信すると、ゲーム機20に対して、プレイ開始を許可する。
S10において、ゲーム機20の制御部26は、これを受信すると、カーレースのプレイを開始する。
このように、予約管理部46aは、ゲーム機10における格闘ゲームの予約成立の条件の1つとして、これとは異なるゲームであるゲーム機20におけるカーレースゲームのプレイ料金の課金(S8)を要件とする。このため、予約管理部46aは、ゲーム機10でプレイする意思のない人によるいたずらな予約を、抑制できる。
図7に示すように、予約情報は、予約ID、予約されたゲーム機の種別、予約中にプレイするゲーム機の種別、これら2つのゲーム機のステータスが対応付いた情報である。
なお、ゲーム機10以外の予約がされている場合には、予約情報記憶部45bは、これらの予約を、他の予約IDと対応付けて記憶する。このため、予約管理部46aは、予約IDに基づいて複数の予約を識別し、各予約を管理できる。
ゲーム機のステータスは、各ゲーム機10,20の各時点における状態を示す情報である。予約管理装置40の予約管理部46aは、処理の進行に応じて、ステータスを更新する。S10が終了した時点では、ゲーム機10のステータスは「プレイ実行中、予約中」であり、ゲーム機20のステータスは「プレイ実行中」である。
これにより、プレイヤP2は、ゲーム機20でプレイしている状態で、ゲーム機10のプレイの進展を確認できる。このため、プレイヤP2は、どの位の時間待てば、ゲーム機10でのプレイが終了するかの予測等をできる。
一方、予約管理装置40の予約管理部46aは、ゲーム機10の報知用表示部18に「予約中」という表示を表示する(図3(A)参照)。予約管理部46aは、ゲーム機20のプレイが開始してから、ゲーム機10のプレイが終了するまで、この表示を継続する。
これにより、ゲーム機10周囲の人は、プレイヤP1のプレイ後に、他の人(プレイヤP2)が予約していることを理解できる。このため、ゲーム機10周囲の人は、ゲーム機10に並んで順番待ちしても、次にプレイできないことを理解できる。
S20において、ゲーム機10の制御部16は、プレイヤP1のプレイが終了すると、プレイ終了を示すプレイ終了情報を、予約管理装置40に対して送信する。
S21において、予約管理装置40の予約管理部46aは、ゲーム機10に対して、プレイヤP2が予約したプレイのみを受け付けるように指示する。
S22において、ゲーム機10の制御部16は、予約管理装置40の命令に応じて、プレイヤP2が予約したプレイのみを受け付ける。これにより、ゲーム機10は、他の新たなプレイ(プレイヤP2が予約したプレイ以外のプレイ)の受け付けを中止する。
図9(A)に示すように、予約プレイ受け付け画面71は、予約したプレイヤP2に対して、予約IDの入力を促すものである。
ゲーム機10は、予約IDが入力されることを、待機した状態となる。
但し、予約管理装置40の予約管理部46aは、プレイヤP2のプレイの中断中であっても、プレイヤP2以外のプレイヤの他のプレイの受け付けを許可する。
S25において、ゲーム機20の制御部26は、予約管理装置40からの指示に応じて、プレイヤP2のプレイを中断する。この場合、予約管理部46aは、プレイヤP2のプレイ進行を、その時点で停止した状態(いわゆるポーズの状態)にする。予約管理部46aは、プレイ進行の停止状態を、後述するS53まで維持する。
つまり、ゲーム機20は、プレイ再開を待機した状態となる。
これにより、ゲーム機20は、プレイヤP2のプレイ中断中に、他のプレイヤのプレイを実行できるので、稼働率を維持できる。
S26の処理によって、プレイヤP2は、ゲーム機20のプレイが中断した理由を理解できる。この場面において、プレイヤP2は、ゲーム機10でプレイするために、ゲーム機20からゲーム機10に移動して、予約したプレイの受け付けを行えばよい(図1、図3の矢印♯1参照)。
図8(E)に示すように、プレイ再開受け付け画面65は、ゲーム機20が、プレイヤP2の中断したプレイの再開を受け付けること、プレイヤP2以外の他プレイを受け付けることを示す画面である。
プレイの再開時の入力操作については、後述する。
図7に示すように、ステータスは、ゲーム機10が「予約したプレイを受け付け中であり、これ以外の他プレイを受け付けない状態であること(S22参照)」、ゲーム機20が「プレイヤP2のプレイを中断中であり、その再開を待機した状態であること、中断中以外の他のプレイを受け付けていること(S25参照)」を示す情報に更新される。
この時点のゲーム機10の予約用表示部19は、予約プレイ受け付け画面71を表示した状態(S23)である。プレイヤP2は、この画面に従って、上記S6でゲーム機20から入力した予約IDを入力する。プレイヤP2は、S6と同じ方法、つまり、IDカード32をIDカードリーダ12で読み取る方法、又は予約番号を操作部13で入力する方法で、予約IDを入力する。
図9(A)の例は、プレイヤP2が、S6と同じ予約IDとして「ID=1234」を、操作部13から入力した場合の画面である。
S31において、予約管理装置40の予約管理部46aは、予約IDを受信すると、予約情報記憶部45bを参照することにより、その予約IDがゲーム機10の予約に関するものであるか否かを確認する。図7の例では、「ID=1234」の予約IDと、ゲーム機10とが対応付いているので、予約管理部46aは、受信した予約IDがゲーム機10の予約に関するものと判定する。また、これらの対応付けにより、予約管理部46aは、プレイヤP2が正当であると認証できる。
これにより、ゲームシステム1は、ゲーム機10でプレイヤP1のプレイが終了後、プレイヤP2がゲーム機10のところに到達するまでの間に、プレイヤP2以外の人が割り込んでプレイすることを抑制できる。
S34において、予約管理装置40の予約管理部46aは、課金情報を受信すると、ゲーム機10に対して、予約したプレイの開始を許可する。このように、予約管理部46aは、予約IDの入力に応じて(S30)、予約されたプレイをゲーム機10で実行可能な状態とする。
S35において、ゲーム機10の制御部16は、これを受信すると、格闘ゲームをプレイ開始する。
図7に示すように、ゲーム機10のステータスは、「予約したプレイを実行中」を示す情報に更新される。
S40において、ゲーム機10の制御部16は、プレイヤP2のプレイが終了すると、プレイ終了情報を予約管理装置40に送信する。
S41において、予約管理装置40の予約管理部46aは、これを受信すると、ゲーム機に関して、他のプレイの受け付けを許可する。
S42において、ゲーム機10の制御部16は、予約管理装置40からの指示に応じて、他のプレイを受け付ける。
これにより、ゲーム機10は、プレイヤP2が予約したプレイを終了後には、通常通り、新たなプレイを受け付けることができる。
S43において、予約管理装置40の予約管理部46aは、ゲーム機10側の予約に関する処理を終了する(図7参照)。
ここで、プレイヤP2は、ゲーム機20のところに戻って、中断したプレイをゲーム機20で再開できる(図1、図3(B)の矢印♯2参照)。
図8(E)に示すように、プレイヤP2は、予約用表示部29のプレイ再開受け付け画面65の指示に従って、予約IDを操作部23から入力すればよい。
S51において、予約管理装置40の予約管理部46aは、予約IDを受信すると、上記S31と同様に、確認の処理をする。予約管理部46aは、予約情報記憶部45bを参照した結果、その予約IDがゲーム機10の予約に関するものであった場合には、S52に進む。
S52において、予約管理装置40の予約管理部46aは、ゲーム機20に対して、中断したプレイ、すなわちS25で停止した状態のプレイを、再開するように指示する。
このように、予約管理部46aは、予約IDの入力に応じて(S50)、中断されたプレイを、ゲーム機20で実行可能な状態とする。
この場合、予約管理部46aは、課金部による課金を行わない。
これにより、プレイヤP2は、ゲーム機20でのプレイを中断し、ゲーム機20から一旦離れた後でも、ゲーム機20に戻って、中断したプレイの続きをプレイできる。
S54において、予約管理装置40の予約管理部46aは、予約情報記憶部45bのゲーム機20のステータスを更新する。
図7に示すように、ゲーム機20のステータスは、「中断したプレイを再開」したことを示す情報に更新される。
S60〜S63の処理は、S40〜S43と同様であり、つまり、ゲーム機20でのプレイヤP2のプレイが終了すると、予約管理装置40の予約管理部46aは、ゲーム機20に対して新たなプレイの受け付けを許可する。また、予約管理部46aは、ゲーム機20側の予約に関する管理を終了する。
そして、予約管理部46aは、予約ID「ID=1234」の予約に関する管理を終了する。
この場合、予約管理装置40は、ゲーム機10のプレイの予約及び予約したプレイの実行許可と、ゲーム機20で中断したプレイの再開許可とを、1つの予約IDを用いて管理できるので、管理が容易である。また、プレイヤにとっては、ゲーム機10,20の両方に同じ予約IDを入力すればよいので、プレイの予約、プレイの再開等の操作が容易であり、また便利である。
これにより、プレイヤP2は、ゲーム機10でのプレイヤP1のプレイが終了するまでの待ち時間に、ゲーム機20でのプレイ開始時にプレイ料金を支払えば、ゲーム機20で中断したプレイの再開時には、プレイ料金が不要である。このため、プレイヤP2は、待ち時間にゲーム機20でプレイしても、プレイ料金が無駄にならない。これにより、プレイヤP2は、待ち時間を有効に活用できる。
一方、システム運営者等は、待ち時間のプレイにプレイ料金を支払うことに関して、プレイヤP2の抵抗を減らすことができ、かつ、ゲーム機20等でプレイするように強く促すことができるので、ゲーム機の稼働率を向上できる。
(1)実施形態において、予約管理装置は、待ち時間にプレイされるゲーム機のプレイを中断する場合には、そのプレイの進行を停止させ、再開時には、停止した状態のプレイを進行させる例を示したが、これに限定されない。中央サーバは、各ゲーム機のプレイ状況を記憶しているので、予約管理装置は、中央サーバの情報を利用することにより、プレイの中断、再開をさせてもよい。
この場合には、例えば、予約管理装置は、プレイ中断時において、ゲーム機に対して、プレイの進行を途中で終了するように指示し、また、中央サーバに対して、プレイ中断時のプレイ状況を記憶するように依頼すればよい。そして、予約管理装置は、プレイ再開時において、中央サーバからプレイの中断時におけるプレイ状況の情報を取得し、ゲーム機に対して、その取得したプレイ状況に基づいて終了時点からプレイを再開するように指示すればよい。
(3)実施形態において、予約に関連した画面(図8、図9)は、予約用表示部に出力される例を示したが、これに限定されない。例えば、これらの画面は、ゲーム機の主表示部に出力されてもよい。
(5)実施形態において、予約時の入力操作は、ゲーム機の操作部を用いる例を示したが、これに限定されない。例えば、予約時の操作用の操作部を別途設けて、この操作部が、操作情報をゲーム機を介することなく予約管理装置に直接出力してもよい。この場合には、予約用表示部は、この操作部を兼用するタッチパネル等でもよい。
Claims (7)
- 店舗内に配置された第1ゲーム機、第2ゲーム機と、
前記第1ゲーム機の現プレイ中において、次回以降の前記第1ゲーム機のプレイの予約を予約識別情報によって識別可能に受け付け、前記第2ゲーム機でのプレイを予約識別情報に対応付けて受け付ける予約管理部とを備え、
前記予約管理部は、
前記第1ゲーム機で現プレイが終了したことに応じて、前記第2ゲーム機でのプレイを中断し、
前記予約識別情報の入力に応じて、予約されたプレイを前記第1ゲーム機で実行可能にし、
前記予約識別情報の入力に応じて、中断されたプレイを前記第2ゲーム機で再開可能にすること、
を特徴とするゲームシステム。 - 請求項1に記載のゲームシステムにおいて、
プレイヤから課金する課金部を備え、
前記予約管理部は、
前記第2ゲーム機でのプレイを前記予約識別情報に対応付けて受け付ける場合に、前記課金部でプレイヤから課金し、
中断されたプレイを前記第2ゲーム機で再開する場合には、前記課金部でプレイヤから課金しないこと、
を特徴とするゲームシステム。 - 請求項1又は請求項2に記載のゲームシステムにおいて、
前記第2ゲーム機は、前記第1ゲーム機の現プレイのプレイ画面を表示する予約用表示部を備えること、
を特徴とするゲームシステム。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載のゲームシステムにおいて、
前記第2ゲーム機は、前記第1ゲーム機での現プレイが終了したことを報知する報知部を備えること、
を特徴とするゲームシステム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のゲームシステムにおいて、
前記予約管理部は、
前記第2ゲーム機でのプレイを中断する場合に、前記第2ゲーム機のプレイの進行を停止するように指示し、
中断されたプレイを前記第2ゲーム機で再開する場合に、前記第2ゲーム機に対して、停止したプレイを再開するように指示すること、
を特徴とするゲームシステム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のゲームシステムにおいて、
前記第2ゲーム機のプレイ状況を管理する中央サーバを備え、
前記予約管理部は、
前記第2ゲーム機でのプレイを中断する場合に、前記第2ゲーム機に対して、プレイの進行を途中で終了するように指示し、
中断されたプレイを前記第2ゲーム機で再開する場合に、前記中央サーバからプレイの中断時におけるプレイ状況の情報を取得し、前記第2ゲーム機に対して、取得したプレイ状況に基づいて終了時点からプレイを再開するように指示すること、
を特徴とするゲームシステム。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載のゲームシステムにおいて、
前記第2ゲーム機は、プレイ中断中において、他のプレイを実行可能なこと、
を特徴とするゲームシステム。
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