JP6830629B2 - 消毒用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、手指などの殺菌などに使用する消毒剤に属し、保湿性及び性状に優れた消毒用組成物に関する。
従来、エタノール、イソプロピルアルコールなど炭素数1〜3の低級アルコールが細菌の細胞膜やウイルスのエンベロープの破壊や酵素などのたんぱく質の凝固により細菌やウイルスに対して消毒作用を有することは一般に知られており、それら低級アルコールを配合した消毒剤は広く使用されている。しかしながら、一般にエタノール、イソプロピルアルコールなどの低級アルコールを配合した消毒剤では、例えば手指を消毒するために使用する際において、使用者の手荒れなどを引き起こす問題がある。手荒れは、角層と皮脂膜が除去され角層が切れ、皮膚バリア機能が失われた状態をさし、この状態はバリア欠損部から細菌やウイルスが侵入することにより感染しやすくなっているといえる。これらのことから低級アルコールを配合しても手荒れすなわち皮膚バリア機能の欠損を防ぐことができる保湿性の優れた消毒剤が要望されている。
例えば、特許文献1には、カルボキシビニルポリマー、天然多糖類など、脂肪酸エステル及び低級アルコールを含有し、その低級アルコールの配合割合が20〜50重量%である消毒剤が開示されている。粘性剤であるカルボキシビニルポリマーを配合することにより、手指に擦り込むときに手指の塩類によってポリマ−成分が手指上に析出(樹脂化)するいわゆるヨレを生じるため、これを防ぐために天然多糖類やその誘導体を配合していることを特徴としている。
特開平10−130173号公報
しかしながら、特許文献1の実施例に記載されている組成物では、保湿性が十分でないという課題が存在した。
また、特許文献1に記載の発明では、天然多糖類としてコンドロイチン硫酸ナトリウムを用いることが示唆されているが、実際にコンドロイチン硫酸ナトリウムを配合すると、組成物の他の成分のバランスにより溶解しないなど組成物中に均一に存在させられないという問題があった。
そこで、本発明では、手指などの殺菌などに使用する消毒剤に属し、保湿剤としてコンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩を配合することにより保湿性を向上して、細菌やウイルスの侵入及び感染の原因となる手荒れを防ぎながら、コンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩を組成物中に均一に存在させられる消毒用組成物を提供することを目的とする。
〔1〕すなわち、本発明は、炭素数1〜3の低級アルコールを20〜60重量%、水を40〜65重量%、コンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩を0.006〜1重量%含有することを特徴とする消毒用組成物である。
〔2〕そして、油脂成分、増粘剤、および界面活性剤を含有し、25℃における粘度が50〜300Pa・sであることを特徴とする前記〔1〕に記載の消毒用組成物である。
〔3〕そして、前記増粘剤がカルボキシビニルポリマー、セルロース誘導体から選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の消毒用組成物である。
〔4〕そして、前記界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテルおよび多価アルコールの脂肪酸エステルを含有することを特徴とする前記〔1〕から前記〔3〕のいずれかに記載の消毒用組成物である。
〔5〕そして、ベンゼトニウム塩化物、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、ポビドンヨード、イソプロピルメチルフェノール、クロルキシレノールから選ばれる少なくとも一つの消毒成分を含有することを特徴とする前記〔1〕から前記〔4〕のいずれかに記載の消毒用組成物である。
本発明によれば、手指などの殺菌などに使用する消毒剤に属し、保湿剤としてコンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩を配合することにより保湿性を向上して、細菌やウイルスの侵入及び感染の原因となる手荒れを防ぎながら、コンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩を組成物中に均一に存在させられることができる。
以下、本発明の消毒用組成物に関する実施形態について詳しく説明する。なお、説明中における範囲を示す表記のある場合は、上限と下限を含有するものである。
本発明における炭素数1〜3の低級アルコールは、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどの炭素数が1個から3個のアルコールである。当該低級アルコールを用いることにより、細菌の細胞膜やウイルスのエンベロープの破壊や酵素などのたんぱく質の凝固により細菌やウイルスを死滅させて、それら細菌やウイルスによる病気など人体への悪影響を予防することができる。
炭素数1〜3の低級アルコールの消毒用組成物における含有割合としては、20〜60重量%であることが好ましい。その含有割合が60重量%を超えると、コンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩が均一に溶解又は分散することができない。また、その含有割合が20重量%未満であると、細菌やウイルスを十分に消毒することができず、所望の効果を発現するために他の殺菌成分などを添加する必要がある。
本発明におけるコンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩は、D−グルコンサン及びN−アセチル−D−ガラクトサミンからなる2糖を構成単位とする糖鎖に硫酸が結合した化合物又はその硫酸の水素がナトリウム、カリウムなどに置換された塩であり、保湿剤として配合される。コンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩を配合することにより、消毒用組成物における保湿性、とりわけ時間が経過したときにおける保湿性が良好となる。
コンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩の消毒用組成物における含有割合としては、0.006〜1重量%であることが好ましい。その含有割合が上記範囲であると、消毒用組成物において均一に溶解又は分散することができ、さらに保湿性が継続し使用者の手荒れなどを防ぐことができる。
本発明における油脂分は、20℃〜25℃の常温で液体又は固形の油脂である。必要に応じて配合することできる。油脂分を乳化することにより消毒用組成物を使用したときに、その油脂分が手指などの皮膚に広がり皮膚から水分が揮発することを抑制することにより手荒れなどを防ぐことができる。油脂分としては、天然物、合成物のいずれも使用することができるし、天然物として植物由来、動物由来のいずれの油脂をも使用することができる。
油脂分としては、例えば、流動パラフィン、軽質流動パラフィン、スクワランなどの炭化水素、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、炭素数8〜炭素数22の脂肪酸からなる中鎖脂肪酸トリグリセリド、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリルなどのエステル油、ミリスチルアルコール(炭素数14)、セタノール(炭素数16)、ステアリルアルコール(炭素数18)、セトステアリルアルコール(炭素数16及び18の混合物)、ベヘニルアルコール(炭素数22)、イソステアリルアルコール(炭素数18)、2−ヘキシルデカノール(炭素数16)、2−オクチルドデカノール(炭素数20)などの飽和一価アルコール類や、オレイルアルコール(炭素数18)などの不飽和一価アルコール類などの脂肪族アルコール、大豆油、サフラワー油、ブドウ種子油、ローズヒップ油、ヒマワリ油、月見草種子油、綿実油、ゴマ油、小麦胚芽油、アルモンド油などが、不乾性油としては、オリーブ油、サザンカ油、ツバキ油、ヒマシ油、ラッカセイ油、アボカド油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、メドウフォーム油、ホホバ油などが、精油としては、ユーカリ油、薄荷油、ローマカミツレ油など(植物油)が好ましい。これらの油脂分は、1種のみ又は2種以上組み合わせて使用することができる。
油脂分の消毒用組成物における含有割合としては、0.5〜20重量%であることが好ましく、1.0〜10重量%であることがさらに好ましい。その含有割合が上記範囲であると、使用したときに使用者の手荒れなどを防ぐことができる。
本発明における増粘剤は、消毒用組成物の粘度を増加させる成分である。必要に応じて配合することできる。増粘剤を使用することにより消毒用組成物の粘度を所定の粘度となるよう粘度を上昇させることができる。
増粘剤としては、例えば、架橋型ポリアクリル酸であるカルボキシビニルポリマーや、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプピルセルロースなどのセルロース誘導体、キサンタンガム、グアーガム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール、エチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、シクロデキストリンなどが好ましく、この中でもカルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロースがさらに好ましい。これらの増粘剤は、1種のみ又は2種以上組み合わせて使用することができる。
増粘剤の消毒用組成物における含有割合としては、0.1〜10重量%であることが好ましく、0.2〜7重量%であることがさらに好ましい。その含有割合が上記範囲であると、使用に適した所望の粘度に調整することができる。
本発明における界面活性剤は、消毒用組成物を均一に混合してクリーム状の性状を安定させるための成分である。必要に応じて配合することできる。界面活性剤を使用することにより消毒用組成物の成分である炭素数1〜3の低級アルコールなどが分離することを防ぐことができる。
界面活性剤としては、例えば、陽イオン界面活性剤、陰イオン系界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤が挙げられる。陽イオン界面活性剤は、水中で解離したとき陽イオンとなる界面活性剤であり、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩などが好ましい。このうちアルキル基は、炭素数12〜22であることが好ましく、カウンターアニオンとして塩化物イオン、水酸化物イオン、臭化物イオンなどであることが好ましい。
そして、陰イオン界面活性剤は、水中で解離したとき陰イオンとなる界面活性剤であり、例えば、脂肪酸塩、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、モノアルキルリン酸塩などが好ましい。このうちアルキル基は、炭素数12〜22であることが好ましく、カウンターカチオンとしてナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオンなどであることが好ましい。
そして、両性界面活性剤は、分子内にアニオン性部位とカチオン性部位の両方を併せ持っており、溶液のpHに応じて陽イオン、陰イオン、および陽イオンと陰イオンの両性となる界面活性剤であり、例えば、アルキルジメチルアミンオキシド、アルキルカルボキシベタインなどが好ましい。このうちアルキル基は、炭素数12〜22であることが好ましい。
そして、非イオン界面活性剤は、親水部がイオン化しない親水性部位を有る活性剤であり、例えば、ポリオキシエチレンセチルエーテルやポリオキシエチレンステアリルエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステルやソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなどの多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン付加多価アルコールの脂肪酸エステル、脂肪酸ジエタノールアミドなどが好ましい。上記非イオン界面活性剤のうち、グリフィンの式より算出されるHLBが3〜17のものがさらに好ましい。上記非イオン界面活性剤でポリオキシエチレン骨格を有するものは適宜オキシエチレンの付加モル数を変更することができる。HLBが上記範囲の 非イオン界面活性剤であると、消毒用組成物の保存安定にすぐれ、具体的には時間が経過しても分離などが起こらずクリーム状を保持することができる。また、これらの界面活性剤は、1種のみ又は2種以上組み合わせて使用することができるが、HLB3〜6の界面活性剤とHLB12〜17の界面活性を組み合わせることが好ましい。
また、本発明の消毒用組成物には、水が配合される。水としては、日本薬局方規格の水が好ましく、例えば、水道水、井戸水などである常水、そして、蒸留、イオン交換膜によるイオン交換処理、限外ろ過膜による限外ろ過処理のいずれか、またはそれらの組み合わせにより常水を処理した精製水、そして、加熱などにより精製水を滅菌処理した滅菌精製水などが好ましい。そして、上記水の配合割合は、本発明に用いられるエタノール、コンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩を除く残余であり、また、増粘剤、界面活性剤などを配合したときにはそれらを除く残余であり、40〜65重量%であることが好ましく、42〜63重量%であることが好ましい。
また、本発明の消毒用組成物には、必要に応じて消毒成分を配合することができる。消毒成分は、炭素数1〜3の低級アルコールでは十分に消毒できない菌又はウイルスなども消毒するために配合される。消毒成分としては、例えば、ベンゼトニウム塩化物、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、ポビドンヨード、イソプロピルメチルフェノール、クロルキシレノールなどが好ましく、ベンゼトニウム塩化物がさらに好ましい。また、これらの消毒成分は、1種のみ又は2種以上組み合わせて使用することができる。
本発明の消毒用組成物において、増粘剤を配合することにより粘度を向上させることができるところ、本発明の消毒用組成物の粘度はJIS K7117−1に記載のブルックフィールド形回転粘度計B型(東機産業株式会社製、商品名「TVB−10M」)を用いた計測において、25℃条件下50〜300Pa・sであることが好ましく、100〜250Pa・sであることがより好ましい。消毒用組成物の粘度がこの範囲にあると、手指などの肌に付着してもただちに流れ落ちることなく、また、塗り広げるときにものばしやすい。
本発明の消毒用組成物には、さらにコンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩以外であるその他の保湿剤を配合することができる。その他の保湿剤としては、例えば、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、ポリエチレングリコール、マルチトール、ソルビトールなどの多価アルコール、ヒアルロン酸ナトリウム、尿素、乳酸ナトリウム、トリメチルグリシンなどが好ましい。
本発明の消毒用組成物には、上記成分の他に、必要に応じて、トコフェロール、ビタミンC、BHTなどの抗酸化剤、pH調整剤、緩衝剤、香料、色素などを配合することもできる。
〔実施例1〕
エタノールを30重量部、コンドロイチン硫酸ナトリウムを1重量部、残余を水として100重量部の組成物を調整し、よく混合して消毒用組成物を作製した。
〔実施例2〕
エタノールを50重量部とした以外は、実施例1と同様に消毒用組成物を作製した。
〔実施例3〕
コンドロイチン硫酸ナトリウムを0.01重量部とした以外は、実施例1と同様に消毒用組成物を作製した。
〔比較例1〕
エタノールを10重量部とした以外は、実施例1と同様に消毒用組成物を作製した。
〔比較例2〕
エタノールを70重量部とした以外は、実施例1と同様に消毒用組成物を作製した。
〔比較例3〕
コンドロイチン硫酸ナトリウムを配合しなかった以外は、実施例1と同様に消毒用組成物を作製した。
〔外観性状〕
作製直後の消毒用組成物の性状について目視により評価するに際して、評価基準として、コンドロイチン硫酸ナトリウムが均一に溶解している状態を「○」評価とし、コンドロイチン硫酸ナトリウムが溶解していない又はコンドロイチン硫酸ナトリウムによるくすみが生じている状態を「×」評価とし、「○」評価が好ましく「×」評価が好ましくないと評価した。
〔保湿性〕
作製の消毒用組成物の保湿性を評価するに際して、評価基準として、専門パネラー5名にて使用後の保湿感を1点から5点の5段階の官能評価を行い、その平均点を求め、下記の評価基準に基づいて区分し、「〇」評価が好ましく、「△」評価及び「×」評価は好ましくないと評価を行った。
○:平均点が4.0以上
△:平均店が2.0以上 、4.0未満
×:平均点が2.0未満
〔殺菌効力〕
作製の消毒用組成物の殺菌効力を評価するに際して、検体と菌液を直接接触した後平板培地に塗抹し、菌数の評価を行った。評価基準として、コントロールの菌数に対して前記消毒用組成物と接触したことにより死滅した菌数の割合が99.99%以上の効力であったものを「○」評価とし、99.99%未満の効力であったものを「×」評価とし、「○」評価が好ましく「×」評価が好ましくないと評価した。
実施例1〜3、比較例1〜3について、外観性状、保湿性、殺菌効力に関する結果を表1に示す。
Figure 0006830629
表1に示すように、エタノール及び水を配合する組成物において、コンドロイチン硫酸ナトリウムを配合すると保湿性が良好であるが、エタノールの配合量が70重量部になるとコンドロイチン硫酸ナトリウムが溶解せず、エタノールの配合量が10重量部程度である場合には殺菌効力が好ましくなかった。これらの結果より、消毒用組成物として、コンドロイチン硫酸ナトリウムが均一に溶解する良好な性状を有しつつ、好ましい殺菌効力を示すためには、エタノール、水、及びコンドロイチン硫酸ナトリウムの配合割合が所定の範囲である必要があることが分かった。
〔実施例4〕
エタノールを30重量部、保湿剤であるコンドロイチン硫酸ナトリウム(1.0重量部、増粘剤であるカルボキシビニルポリマー(和光純薬工業株式会社製、商品名:「ハイビスワコー103」)を0.4重量部、非イオン界面活性剤であるポリオキシエチレンセチルエーテル(日光ケミカルズ株式会社製、商品名:「NIKKOL BC−15」、HLB:15.5)を2重量部、非イオン界面活性剤であるモノステアリン酸グリセリン(日光ケミカルズ株式会社製、商品名:「NIKKOL MGS−AMV」、HLB:4.0)を2重量部、油脂分である流動パラフィン(中央化成株式会社製、商品名:「流動パラフィン350S」)を1重量部、油脂分であるミリスチン酸イソプロピルを1重量部、油脂分であるステアリルアルコールを0.5重量部、保湿剤であるグリセリンを0.5重量部、ジメチルポリシロキサン(東レ・ダウコーニング株式会社製、商品名:「Q7−9120SILICONE FLUID350CST」)を0.2重量部、消毒成分であるベンゼトニウム塩化物を0.05重量部、水酸化ナトリウムを0.072重量部、残余を水として100重量部の組成物を調整し、よく混合して消毒用組成物を作製した。
〔実施例5〕
実施例4においてエタノールを50重量部とした以外は、実施例4と同様にして、消毒用組成物を作製した。そして、実施例4と同様に粘度を測定したところ、80Pa・sであった。
〔実施例6〕
実施例4においてコンドロイチン硫酸ナトリウムを0.5重量部とした以外は、実施例4と同様にして、消毒用組成物を作製した。そして、実施例4と同様に粘度を測定したところ、95Pa・sであった。
〔実施例7〕
実施例4においてコンドロイチン硫酸ナトリウムを0.1重量部とした以外は、実施例4と同様にして、消毒用組成物を作製した。そして、実施例4と同様に粘度を測定したところ、101Pa・sであった。
〔実施例8〕
実施例4においてコンドロイチン硫酸ナトリウムを0.01重量部とした以外は、実施例4と同様にして、消毒用組成物を作製した。そして、実施例4と同様に粘度を測定したところ、95Pa・sであった。
〔比較例4〕
実施例4においてコンドロイチン硫酸ナトリウムの代わりにヒアルロン酸ナトリウムを0.01重量部とした以外は、実施例4と同様にして、消毒用組成物を作製した。そして、実施例4と同様に粘度を測定したところ、128Pa・sであった。
〔比較例5〕
実施例4においてコンドロイチン硫酸ナトリウムを配合せずカルボキシビニルポリマーを0.05重量部、水酸化ナトリウムを0.09重量部とした以外は、実施例4と同様にして、消毒用組成物を作製した。そして、実施例4と同様に粘度を測定したところ、211Pa・sであった。
〔比較例6〕
実施例4においてエタノールを40重量部としコンドロイチン硫酸ナトリウムを配合せずカルボキシビニルポリマーを0.05重量部、水酸化ナトリウムを0.09重量部とした以外は、実施例4と同様にして、消毒用組成物を作製した。そして、実施例4と同様に粘度を測定したところ、183Pa・sであった。
〔比較例7〕
実施例4においてエタノールを70重量部とした以外は、実施例4と同様にして、消毒用組成物を作製した。そして、製造後に分離や白濁などがあり、実施例4と同様に粘度を測定することができなかった。
〔比較例8〕
実施例4においてコンドロイチン硫酸ナトリウムを0.005重量部とした以外は、実施例4と同様にして、消毒用組成物を作製した。そして、実施例4と同様に粘度を測定したところ、105Pa・sであった。
〔比較例9〕
実施例4においてエタノールを10重量部とした以外は、実施例4と同様にして、消毒用組成物を作製した。そして、実施例4と同様に粘度を測定したところ、185Pa・sであった。
〔外観性状〕
作製直後の消毒用組成物の性状について目視により評価するに際して、評価基準として、コンドロイチン硫酸ナトリウムが均一に溶解しており、クリーム状で分離も見られない状態を「○」評価とし、くすみはあるがコンドロイチン硫酸ナトリウムが溶解しており分離も見られない状態を「△」、分離して均一になっていない状態を「×」評価とし、「○」評価及び「△」評価が好ましく「×」評価が好ましくないと評価した。
〔保湿性〕
作製の消毒用組成物の保湿性を評価するに際して、専門パネラー5名にて使用後の保湿感を1点から5点の5段階の官能評価を行い、その平均点を求め、下記の評価基準に基づいて区分し、「〇」評価が好ましく、「△」評価及び「×」評価は好ましくないと評価を行った。
○:平均点が4.0以上
△:平均店が2.0以上 、4.0未満
×:平均点が2.0未満
〔殺菌効力〕
作製の消毒用組成物の殺菌効力を評価するに際して、検体と菌液を直接接触した後平板培地に塗抹して培養し、菌数の評価を行った。評価基準として、コントロールの菌数に対して前記消毒用組成物と接触したことにより死滅した菌数の割合が99.99%以上の効力であったものを「○」評価とし、99.99%未満の効力であったものを「×」評価とし、「○」評価が好ましく「×」評価が好ましくないと評価した。
実施例4〜8、比較例4〜9について、粘度、外観性状、保湿性、殺菌効力に関する結果を表2に示す。
Figure 0006830629
表2から、エタノール、コンドロイチン硫酸ナトリウム、増粘剤、界面活性剤、水などの配合系において、エタノール、コンドロイチン硫酸ナトリウム、水を所定の含有割合とすることにより、消毒用組成物の作製時に安定してクリーム状の性状を保持することができ、保湿性及び殺菌効力も良好であることが分かった。このように、油脂成分、増粘剤、および界面活性剤を含有し、粘度を所定の範囲とすることにより、炭素数1〜3の低級アルコールが高い割合で配合されながらも、乳化安定性に優れ、さらに、使用したときに手荒れを防ぐこともできる保湿性が良好な半固形状の高粘度である消毒用乳化組成物を形成することができる。
〔比較例10〕
エタノール、を78重量部、カルボキシビニルポリマーを0.4重量部、水酸化ナトリウムを0.072、残余を水とする消毒用組成物を作製した。
〔比較例11〕
エタノール、を54重量部、カルボキシビニルポリマーを0.4重量部、水酸化ナトリウムを0.072、残余を水とする消毒用組成物を作製した。
実施例8、比較例10〜11の消毒用組成物について、水分蒸散量について測定した。すなわち、それらの消毒用組成物を、温度約25℃、湿度30〜40%の環境下において、1回塗布及び10回連続塗布したときの経皮水分蒸散量を1回塗布後は5分及び10分後に、10回連続塗布後は5、10、20、30分後にTewameter TM300(Courage+Khazaka社製)を用いて測定した。そして、それらの経時後の経皮水分蒸散量と、塗布前の経皮水分蒸散量との差より変化量を算出し、肌の皮膚バリア性を評価した。1回塗布及び10回連続塗布したときから10分後以降における経皮水分蒸散量から、塗布前の経皮水分蒸散量を引いた差である変化量を算出し、この変化量が負であるものを良好と評価した。これらの結果を表3に示す。
Figure 0006830629
表3から、実施例8における消毒用組成物では、1回塗布後及び10回塗布後において、10分後以降の経皮水分蒸散量が塗布前の経皮水分蒸散量よりも小さく、10分後以降における経皮水分蒸散量の初期の経皮水分蒸散量からの変化量が負の数となり、水分の蒸散が抑制されて、皮膚バリア性について、比較例10〜11に比べて優れていることが分かった。また、皮膚バリア性が優れることにより、皮膚からの細菌やウイルスの侵入及び感染を予防することができる。

Claims (5)

  1. 炭素数1〜3の低級アルコールを20〜60重量%、水を40〜65重量%、コンドロイチン硫酸又はコンドロイチン硫酸塩を0.006〜1重量%含有することを特徴とする消毒用組成物。
  2. 油脂成分、増粘剤、および界面活性剤を含有し、25℃における粘度が50〜300Pa・sであることを特徴とする請求項1に記載の消毒用組成物。
  3. 前記増粘剤がカルボキシビニルポリマー、セルロース誘導体から選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の消毒用組成物。
  4. 前記界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテルおよび多価アルコールの脂肪酸エステルを含有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の消毒用組成物。
  5. ベンゼトニウム塩化物、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、ポビドンヨード、イソプロピルメチルフェノール、クロルキシレノールから選ばれる少なくとも一つの消毒成分を含有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の消毒用組成物。


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