JP6829651B2 - 照明光学系 - Google Patents

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Description

本発明は、照明光学系に関するものである。
内視鏡の遠点観察(通常観察)において要求される照明光学系の配光特性は、例えば懐中電灯のように、主として奥行き方向を照射できることが望ましい。
また、近接(近点)観察(拡大観察)においては、被写体との距離が非常に近くなる。例えば被写体との距離は2mm以下になる。このため、照明光は、被写体に対してできるだけ角度が大きく、広視野まで照射されることが望ましい。
内視鏡の、遠点観察と近接観察との両方の観察において、それぞれ適切な照明を行うことは困難である。例えば、照明光の総光量の減少を抑えつつ、配光ムラを防止すると共に、配光特性を制御できる照明光学系が、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2010−115281号公報
しかしながら、特許文献1では、照明光学系のレンズ面に関する曲率半径や非球面の形状が特定されていない。このように、特許文献1では、配光特性の結果のみが開示されているだけである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、遠点観察(通常観察)に加え、被写体と2mm以下に近付いて近接観察(拡大観察)においても、良好な観察をすることができ、照明光の配光ムラが低減された照明光学系を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の少なくとも幾つかの実施形態に係る照明光学系は、物体側から順に、正屈折力を有する第1レンズと、正屈折力の第2レンズと、正屈折力を有する第3レンズと、からなり、第1レンズは、物体側に凸面を向け、かつ、光源側の面は非球面であり、以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする。
3<|r1/r2|<7 (1)
2<φ/|Zasp−Zsph|<16 (2)
ここで、
r1は、第1レンズの物体側面の曲率半径、
r2は、第1レンズの光源側面の曲率半径、
φは、第3レンズに入射する光束の径の半分の長さ、
Zaspは、第1レンズの光源側の非球面における、光線高さφにおけるザグ量、
Zsphは、第1レンズの光源側の非球面における、近軸参照球面の光線高さφにおけるザグ量、
である。
本発明は、遠点観察(通常観察)に加え、被写体に2mm以下に近付く近接観察(拡大観察)においても、良好な観察をすることができ、照明光の配光ムラが低減された照明光学系を提供できるという効果を奏する。
(a)は、実施形態に係る照明光学系のレンズ断面図である。(b)は、パラメータAsph、Sphを説明する図である。 パラメータr(0)、r(α)を説明する図である。 (a)は、実施例1に係る照明光学系のレンズ断面図である。(b)は、実施例2に係る照明光学系のレンズ断面図である。(c)は、実施例3に係る照明光学系のレンズ断面図である。(d)は、実施例4に係る照明光学系のレンズ断面図である。 (a)は、実施例5に係る照明光学系のレンズ断面図である。(b)は、実施例6に係る照明光学系のレンズ断面図である。(c)は、実施例7に係る照明光学系のレンズ断面図である。
以下に、実施形態に係る照明光学系の図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により、この発明が限定されるものではない。
図1(a)は、実施形態に係る照明光学系100のレンズ断面図である。物体側から順に、正屈折力を有する第1レンズL1と、正屈折力の第2レンズL2と、正屈折力を有する第3レンズL3と、からなり、
第1レンズL1は、物体側に凸面r1を向け、かつ、光源側の面r2は非球面であり、以下の条件式(1)、(2)を満足する。
3<|r1/r2|<7 (1)
2<φ/|Zasp−Zsph|<16 (2)
ここで、
r1は、第1レンズL1の物体側OBJ−dの面の曲率半径、
r2は、第1レンズL2の光源側LS−dの面の曲率半径、
φは、第3レンズL3に入射する光束LG1の径の半分の長さ、
Zaspは、第1レンズL1の光源側LS−dの非球面Asph(=r2)における、光線高さφにおけるザグ量、
Zsphは、第1レンズL1の光源側LS−dの非球面Asphにおける、近軸参照球面Sphの光線高さφにおけるザグ量、
である。
図1(b)は、パラメータであるザグ量を説明する図である。ザグ量とは、面頂を通り光軸AX(z軸)に垂直な平面と、非球面または球面と、の光線高さφにおける長さをいう。Zaspは、第1レンズL1の光源側LS−dの非球面Asphにおける、光線高さφにおけるザグ量である。Zsphは、第1レンズL1の光源側LS−dの非球面Asphにおける、近軸参照球面Sphの光線高さφにおけるザグ量、
である。
Zasp、Zsphについて説明を続ける。非球面Asphのザグ量は以下の式で示される。
Figure 0006829651
ここで、
Zaspは、非球面のザグ量、
sは、光軸AXからの距離、
Cは、 曲率(曲率半径の逆数=1/r)
kは、円錐係数、
は、非球面係数、
である。
なお、Zsphは球面形状におけるZ値であり、上記式のk=0、A=0としたものである。
条件式(1)は、r1とr2との比の絶対値の適切な範囲を規定している。条件式(1)を満足することで、最も後側(光源側LS−d)から伝搬してきた角度が大きな光線を効率良く屈折させることができる。これにより、周辺の配光性能が向上する。また、第1レンズL1の非球面側における光軸AX周りの光線を効率良く屈折させることができる。これにより、光軸AX周りの光線を、中心方向に出射できる。
条件式(2)は、光線高さφと、第1レンズL1の球面のザグ量と、第1レンズL1の非球面のザグ量と、の適切な関係を規定している。条件式(2)を満足することで、第1レンズL1の非球面側において、後側(光源側LS−d)から伝搬した照明光を効率良く屈折させることができる。これにより、角度が大きな光線をより多く伝搬することができる。
条件式(1)の下限値を下回ると、第1レンズL1の物体側面r1の屈折効果が大きくなり、周辺光束が減少する。または、第1レンズL1の光源側面r2での屈折効果が小さくなるため、十分に角度の大きな光束が第1レンズL1の物体側面r1に届かない。この結果、周辺光束が減少してしまう。
条件式(1)の上限値を上回ると、第1レンズL1の物体側面r1に入射した角度の大きな光線が蹴られてしまう。これにより、角度が大きな光束が減少してしまう。
また、第1レンズL1の光源側面r2においては、十分に角度の大きな光束は生成できる。しかしながら、その分、中心方向の光束が減少してしまう。このため、内視鏡による遠点観察には好ましくない。
条件式(2)の下限値を下回ると、第1レンズL1の非球面(光源側面r2)の寄与度が大きくなる。これにより、角度の大きな光束が増えて近接観察は向上する。しかしながら、角度の小さい光束の量が減少するため、好ましくない。
条件式(2)の上限値を上回ると、第1レンズL1の非球面(光源側面r2)の寄与度が小さくなる。これにより、角度の大きな光束が減少して遠点観察は向上する。しかしながら、角度の大きい光束の量が減少するため、好ましくない。
また、φは、第3レンズL3に入射する光束LG1の径の半分の長さである。ここで、光束LG1の径は、不図示の光源からの光を導光するライトガイドファイバーの場合、ライトガイドファイバーの外径(半径)であり、発光ダイオード(LED)の場合、LEDの発光面の外径(半径)である。
また、φは、以下に示すように、第3レンズL3に入射する光束LG1の径の半分の長さではなく、第1レンズL1の非球面レンズの有効径feとしても良い。
fe/|Zasp−Zsph|
feは、第1レンズL1の非球面レンズの有効径、
である。
また、本実施形態の好ましい態様によれば、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
1.2<f1/f<1.8 (3)
ここで、
f1は、第1レンズL1の焦点距離、
fは、照明光学系100の焦点距離、
である。
条件式(3)は、f1とfとの適切な比を規定している。条件式(3)を満足することで、第1レンズL1において、効率良く中心光束、周辺光束を生成できる。
条件式(3)の下限値を下回ると、第1レンズL1の屈折力(パワー)が大きくなり、光線を屈折させる性能は向上する。しかしながら、中心光束の割合を低減させてしまうため、遠点観察には好ましくない。
条件式(3)の上限値を上回ると、第1レンズL1の屈折力(パワー)が小さくなり、光線を屈折させる性能は低下する。しかしながら、中心光束の割合を増加させてしまうため、近接(近点)観察には好ましくない。
また、本実施形態の好ましい態様によれば、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
2<f3/f1<7 (4)
ここで、
f1は、第1レンズL1の焦点距離、
f3は、第3レンズL3の焦点距離、
である。
条件式(4)は、f3とf1との適切な比を規定している。条件式(4)を満足することで照明光を整えて、第1レンズL1へ入射させることができる。また、第3レンズL3に入射する光束LG1の拡がりを、第3レンズL3の物体側面r5が調整することに大きく寄与できる。
条件式(4)の下限値を下回ると、第3レンズL3のレンズの屈折力が大きくなり、即ち焦点距離が短くなり、光線を大きく屈折させてしまう。これにより、レンズ保持枠101のうち第2レンズL2、第3レンズL3を保持する部分で反射などを引き起こしてしまう。この結果、効果的に第1レンズL1のレンズ面に光線が入射しなくなってしまう。
条件式(4)の上限値を上回ると、光源側LS−dから進行してくる光線を屈折させる力が小さくなりすぎる。これにより、角度の大きい光線を適切に物体側へ導光できずに、照明効率が低下してしまう。
また、本実施形態の好ましい態様によれば、第2レンズL2の物体側面r3の曲率半径の絶対値と、光源側面r4の曲率半径の絶対値と、が同一であり、以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
0.6<r3/r5<1.4 (5)
ここで、
r3は、第2レンズL2の物体側面r3の曲率半径、
r5は、第3レンズL3の物体側面r5の曲率半径、
である。
条件式(5)は、r3とr5との適切な比を規定している。条件式(5)の下限値を下回ると、第2レンズL2の屈折力が大きくなり、第1レンズL1の光源側面r2において光線を効率的に屈折することが困難になる。
上限式(5)の上限値を上回ると、第2レンズL2の周辺に入射した光束を十分に伝搬できない。このため、光量の損失を生じてしまう。
また、本実施形態の好ましい態様によれば、第1レンズL1の物体側面r1から射出される照明光の強度の角度分布は、以下の条件式(6)、(7)を満足することが望ましい。
4.5<r(30)/r(60)<7.5 (6)
1.2<r(0)/r(30)<1.8 (7)
ここで、
r(0)は、照明光学系100から射出角度0°で射出した照明光の物体における光強度、
r(30)は、照明光学系100から射出角度30°で射出した照明光の物体における光強度、
r(60)は、照明光学系100から射出角度60°で射出した照明光の物体における光強度、
である。
条件式(6)、(7)は、照明光の強度の適切な比を規定している。図2は、照明光強度の角度分布r(α)を示す。横軸は、被写体OBJの位置、縦軸は、任意の光強度Iである。照明光学系100から、射出角0°で射出した光強度はα(0)である。照明光学系100から、射出角α°で射出した光強度はα(α)である。
条件式(6)、(7)を満足することで、遠点観察、近接(近点)観察の両方の観察を良好に行うことができる。条件式(6)の上限値を上回る場合、近接(近点)観察時に周辺部が暗くなってしまう。条件式(6)の下限値を下回る場合、周辺領域は明るくなる。しかしながら、下限値よりも小さくなりすぎる場合、遠点観察時に暗くなってしまう。
条件式(7)の上限値を上回る場合、近接(近点)観察時に被写体OBJの中心部が明るくなる。しかしながら、上限値よりも大きくなりすぎる場合、周辺部が暗くなってしまう。
条件式(7)の下限値を下回る場合、遠点観察において暗くなってしまう。
条件式(1)に代えて、以下の条件式(1’)を満足することが好ましい。
4<|r1/r2|<6.5 (1’)
条件式(2)に代えて、以下の条件式(2’)を満足することが好ましい。
3<φ/|Zasp−Zsph|<10 (2’)
条件式(3)に代えて、以下の条件式(3’)を満足することが好ましい。
1.4<f1/f<1.6 (3’)
条件式(4)に代えて、以下の条件式(4’)を満足することが好ましい。
2.8<f3/f1<5.2 (4’)
条件式(5)に代えて、以下の条件式(5’)を満足することが好ましい。
0.7<r3/r5<1.3 (5’)
条件式(6)に代えて、以下の条件式(6’)を満足することが好ましい。
5.5<r(30)/r(60)<6.5 (6’)
条件式(7)に代えて、以下の条件式(7’)を満足することが好ましい。
1.4<r(0)/r(30)<1.7 (7’)
以下、各実施例について説明する。
(実施例1)
実施例1に係る照明光学系について説明する。図3(a)は、実施例1の照明光学系のレンズ断面図である。
照明光学系200は、物体側から順に、両凸正レンズL1と、両凸正レンズL2と、照明側に平面を向けた平凸正レンズL3と、を有する。光源LSからの光は、ライトガイドファイバーLGにより、第3レンズである平凸正レンズL3へ導光される。
(実施例2)
実施例2に係る照明光学系について説明する。図3(b)は、実施例2の照明光学系のレンズ断面図である。
照明光学系201は、物体側から順に、両凸正レンズL1と、両凸正レンズL2と、照明側に平面を向けた平凸正レンズL3と、を有する。光源LSからの光は、ライトガイドファイバーLGにより、第3レンズである平凸正レンズL3へ導光される。
(実施例3)
実施例3に係る照明光学系について説明する。図3(c)は、実施例3の照明光学系のレンズ断面図である。
照明光学系202は、物体側から順に、両凸正レンズL1と、両凸正レンズL2と、照明側に平面を向けた平凸正レンズL3と、を有する。光源LSからの光は、ライトガイドファイバーLGにより、第3レンズである平凸正レンズL3へ導光される。
(実施例4)
実施例4に係る照明光学系について説明する。図3(d)は、実施例4の照明光学系のレンズ断面図である。
照明光学系203は、物体側から順に、両凸正レンズL1と、両凸正レンズL2と、照明側に平面を向けた平凸正レンズL3と、を有する。光源LSからの光は、ライトガイドファイバーLGにより、第3レンズである平凸正レンズL3へ導光される。
(実施例5)
実施例5に係る照明光学系について説明する。図4(a)は、実施例5の照明光学系のレンズ断面図である。
照明光学系204は、物体側から順に、両凸正レンズL1と、両凸正レンズL2と、照明側に平面を向けた平凸正レンズL3と、を有する。光源LSからの光は、ライトガイドファイバーLGにより、第3レンズである平凸正レンズL3へ導光される。
(実施例6)
実施例6に係る照明光学系について説明する。図4(b)は、実施例6の照明光学系のレンズ断面図である。
照明光学系205は、物体側から順に、両凸正レンズL1と、両凸正レンズL2と、照明側に平面を向けた平凸正レンズL3と、を有する。光源LSからの光は、ライトガイドファイバーLGにより、第3レンズである平凸正レンズL3へ導光される。
(実施例7)
実施例7に係る照明光学系について説明する。図4(c)は、実施例7の照明光学系のレンズ断面図である。
照明光学系206は、物体側から順に、両凸正レンズL1と、両凸正レンズL2と、照明側に平面を向けた平凸正レンズL3と、を有する。光源LSからの光は、ライトガイドファイバーLGにより、第3レンズである平凸正レンズL3へ導光される。
以下に、上記各実施例の数値データを示す。記号は、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面間の間隔、ndは各レンズのd線の屈折率、*印は非球面、である。
また、非球面形状は、次の式で表される。
Figure 0006829651
ここで、
Zaspは、非球面のザグ量、
sは、光軸AXからの距離、
Cは、 曲率(曲率半径の逆数=1/r)
kは、円錐係数、
は、非球面係数、
である。
また、非球面係数において、「e−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。なお、これら諸元値の記号は後述の実施例の数値データにおいても共通である。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd
1 6.000 1.60 1.883
2* -1.243 0.06
3 3.500 0.77 1.883
4 -3.500 0.12
5 3.904 3.40 1.728
6 ∞ 0

非球面データ
第2面
k=0
A4=-3e-1,A6=0,A8=0,A10=0

各種データ
φ=0.85
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd
1 6.000 1.60 1.883
2* -1.243 0.06
3 3.500 0.77 1.883
4 -3.500 0.12
5 3.904 3.40 1.728
6 ∞ 0

非球面データ
第2面
k=0
A4=-3e-1,A6=-1e-1,A8=1e-1,A10=2e-1

各種データ
φ=0.85
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd
1 6.000 1.60 1.883
2* -1.243 0.06
3 3.500 0.77 1.883
4 -3.500 0.12
5 3.904 3.40 1.728
6 ∞ 0

非球面データ
第2面
k=0
A4=-3e-1,A6=0,A8=0,A10=2.5e-1

各種データ
φ=0.85
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd
1 6.000 1.60 1.883
2* -2.000 0.06
3 3.500 0.77 1.883
4 -3.500 0.12
5 3.904 3.40 1.728
6 ∞ 0

非球面データ
第2面
k=0
A4=-5e-1,A6=0,A8=0,A10=2.5e-1

各種データ
φ=0.85
数値実施例5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd
1 7.000 1.60 1.883
2* -1.100 0.06
3 3.200 0.77 1.883
4 -3.200 0.12
5 4.500 3.40 1.728
6 ∞ 0

非球面データ
第2面
k=0
A4=0,A6=-2e-1,A8=0,A10=2.5e-1

各種データ
φ=0.85
数値実施例6
単位 mm

面データ
面番号 r d nd
1 7.000 1.75 1.883
2* -1.350 0.06
3 3.400 0.77 1.883
4 -3.400 0.12
5 3.000 3.40 1.728
6 ∞ 0

非球面データ
第2面
k=0.1
A4=-2e-1,A6=-2e-1,A8=-2e-1,A10=0

各種データ
φ=0.85
数値実施例7
単位 mm

面データ
面番号 r d nd
1 5.500 1.40 1.883
2* -1.050 0.06
3 3.400 0.77 1.883
4 -3.400 0.12
5 2.730 3.40 1.728
6 ∞ 0

非球面データ
第2面
k=0
A4=-1e-1,A6=0,A8=0,A10=0

各種データ
φ=0.85
各実施例の条件式対応値を以下に示す。

条件式 実施例1 実施例2 実施例3
(1) |r1/r2| 4.8 4.8 4.8
(2) φ/|Zasp-Zsph| 5.4 6.7 7.9
(3) f1/f 1.48 1.48 1.48
(4) f3/f1 4.1 4.1 4.1
(5) r3/r5 0.90 0.90 0.90
(6) r(30)/r(60) 6.13 5.73 5.68
(7) r(0)/r(30) 1.60 1.57 1.56

条件式 実施例4 実施例5
(1) |r1/r2| 3.0 6.4
(2) φ/|Zasp-Zsph| 4.0 32.4
(3) f1/f 1.80 1.46
(4) f3/f1 2.9 5.2
(5) r3/r5 0.90 0.71
(6) r(30)/r(60) 6.41 5.87
(7) r(0)/r(30) 1.61 1.58

条件式 実施例6 実施例7
(1) |r1/r2| 5.2 5.2
(2) φ/|Zasp-Zsph| 3.4 16.3
(3) f1/f 1.60 1.41
(4) f3/f1 2.9 3.4
(5) r3/r5 1.13 1.25
(6) r(30)/r(60) 6.90 6.16
(7) r(0)/r(30) 1.59 1.52
なお、上述の照明光学系は、複数の構成を同時に満足してもよい。このようにすることが、良好な照明光学系を得る上で好ましい。また、好ましい構成の組み合わせは任意である。また、各条件式について、より限定した条件式の数値範囲の上限値あるいは下限値のみを限定しても構わない。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態のみに限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、これら実施形態の構成を適宜組合せて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
(付記)
なお、これらの実施例から以下の構成の発明が導かれる。
(付記項1)
物体側から順に、正屈折力を有する第1レンズからなり、
前記第1レンズは、物体側に凸面を向け、かつ、光源側の面は非球面であり、以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする照明光学系。
3<|r1/r2|<7 (1)
2<φ/|Zasp−Zsph|<16 (2)
ここで、
r1は、前記第1レンズの物体側面の曲率半径、
r2は、前記第1レンズの光源側面の曲率半径、
φは、前記第1レンズに入射する光束の径の半分の長さ、
Zaspは、前記第1レンズの光源側の前記非球面における、光線高さφにおけるザグ量、
Zsphは、前記第1レンズの光源側の前記非球面における、近軸参照球面の光線高さφにおけるザグ量、
である。
以上のように、本発明は、遠点観察(通常観察)に加え、被写体に2mm以下に近付く近接観察(拡大観察)においても、良好な観察をすることができ、照明光の配光ムラが低減された照明光学系に有用である。
100、200、201、202、203、204、205、206 照明光学系
101 レンズ保持枠
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
r1 第1レンズの物体側面
r2 第1レンズの光源側面
r3 第2レンズの物体側面
r4 第2レンズの光源側面
r5 第3レンズの物体側面
LG1 光束
LG ライトガイドファイバー
LS 光源

Claims (5)

  1. 物体側から順に、正屈折力を有する第1レンズと、正屈折力の第2レンズと、正屈折力を有する第3レンズと、からなり、
    前記第1レンズは、物体側に凸面を向け、かつ、光源側の面は非球面であり、以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする照明光学系。
    3<|r1/r2|<7 (1)
    2<φ/|Zasp−Zsph|<16 (2)
    ここで、
    r1は、前記第1レンズの物体側面の曲率半径、
    r2は、前記第1レンズの光源側面の曲率半径、
    φは、前記第3レンズに入射する光束の径の半分の長さ、
    Zaspは、前記第1レンズの光源側の前記非球面における、光線高さφにおけるザグ量、
    Zsphは、前記第1レンズの光源側の前記非球面における、近軸参照球面の光線高さφにおけるザグ量、
    である。
  2. 以下の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1に記載の照明光学系。
    1.2<f1/f<1.8 (3)
    ここで、
    f1は、前記第1レンズの焦点距離、
    fは、前記照明光学系の焦点距離、
    である。
  3. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の照明光学系。
    2<f3/f1<7 (4)
    ここで、
    f1は、前記第1レンズの焦点距離、
    f3は、前記第3レンズの焦点距離、
    である。
  4. 前記第2レンズの物体側面の曲率半径の絶対値と、光源側面の曲率半径の絶対値と、が同一であり、以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の照明光学系。
    0.6<r3/r5<1.4 (5)
    ここで、
    r3は、前記第2レンズの物体側面の曲率半径、
    r5は、前記第3レンズの物体側面の曲率半径、
    である。
  5. 前記第1レンズの物体側面から射出される照明光の強度の角度分布は、以下の条件式(6)、(7)を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の照明光学系。
    4.5<r(30)/r(60)<7.5 (6)
    1.2<r(0)/r(30)<1.8 (7)
    ここで、
    r(0)は、前記照明光学系から射出角度0°で射出した照明光の物体における光強度、
    r(30)は、前記照明光学系から射出角度30°で射出した照明光の物体における光強度、
    r(60)は、前記照明光学系から射出角度60°で射出した照明光の物体における光強度、
    である。


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