JP6828943B1 - 凍結防止用ソケット - Google Patents

凍結防止用ソケット Download PDF

Info

Publication number
JP6828943B1
JP6828943B1 JP2020199340A JP2020199340A JP6828943B1 JP 6828943 B1 JP6828943 B1 JP 6828943B1 JP 2020199340 A JP2020199340 A JP 2020199340A JP 2020199340 A JP2020199340 A JP 2020199340A JP 6828943 B1 JP6828943 B1 JP 6828943B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
water supply
socket
water
supply channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020199340A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022087417A (ja
Inventor
吉剛 服部
吉剛 服部
Original Assignee
グローベン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グローベン株式会社 filed Critical グローベン株式会社
Priority to JP2020199340A priority Critical patent/JP6828943B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6828943B1 publication Critical patent/JP6828943B1/ja
Priority to PCT/JP2021/043302 priority patent/WO2022118742A1/ja
Publication of JP2022087417A publication Critical patent/JP2022087417A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G25/00Watering gardens, fields, sports grounds or the like
    • A01G25/02Watering arrangements located above the soil which make use of perforated pipe-lines or pipe-lines with dispensing fittings, e.g. for drip irrigation
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03BINSTALLATIONS OR METHODS FOR OBTAINING, COLLECTING, OR DISTRIBUTING WATER
    • E03B7/00Water main or service pipe systems
    • E03B7/09Component parts or accessories
    • E03B7/10Devices preventing bursting of pipes by freezing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/02Plumbing installations for fresh water
    • E03C1/04Water-basin installations specially adapted to wash-basins or baths
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/07Arrangement or mounting of devices, e.g. valves, for venting or aerating or draining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Soil Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

【課題】屋外などに設置された蛇口に極めて容易に接続でき、且つ凍結防止弁の吐水口を確実に真下方向に向けて設置することができる凍結防止用ソケットを提供する。【解決手段】凍結防止用ソケット4は、給水源側の第一弁及び当該第一弁に接続される第二弁の間に配置され、上下面に開口面41a,41bを有して第一弁及び第二弁の間を通水するための第一給水路41cが内部に形成された筒状本体41と、一端側に開口面を有して筒状本体41の側面に直交する方向で接続されて且つ第一給水路41cに通水する第二給水路42aが内部に形成された筒状アダプタ42と、筒状アダプタ42の他端側に挿嵌されて外気温に応じて弁体43aが自動開弁することで第二給水路42aから水を外部に吐水するように作動する低温作動弁43と、を備える。このため、凍結防止用ソケット4は、屋外などに設置された蛇口に極めて容易に接続でき、且つ凍結防止弁の吐水口を確実に真下方向に向けて設置することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、冬季に給水配管内の水が凍結して膨張することによって給水配管などが破壊されるのを防止する凍結防止用ソケットに関し、特に、屋外に設置された蛇口に接続可能な凍結防止用ソケットに関する。
従来より、屋外に設置された蛇口等が、自動散水システムや洗濯機、湯沸かし器などの給水源として用いられている。ここで、蛇口等の設置場所が、冬季に氷点下になるような苛酷な環境であれば、給水配管内などの水が凍結・膨張し、その結果、給水配管やその他部材の破損や精度悪化に繋がる虞がある。
そこで、例えば、冬季に水が凍結膨張して給水配管などが破壊されることを未然に防止するために、冬季においては破損する可能性のある給水部品を取り外し可能とする自動散水システムが開示されている(例えば、非特許文献1参照)。
また、冬季の水の膨張による給水配管等の破損を防止するために低温動作弁が用いられることがある(例えば、特許文献1参照)。この低温作動弁は、凍結の虞のある水道管等の送水配管又は湯沸かし器などの器具に設置され、気温が下がって凍結温度になると、感温部のワックスなどを利用したサーモスタットにより温度を感知して開弁する。そして、開弁している期間において給水管内の水が流動されることで、送水配管や器具内の水の凍結を防止している。さらに、コンパクトな構成であって、コストが抑えられ、開弁温度の調整を容易に行うことができる給水配管の凍結防止機構も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2015-140915号公報 特開2020-133762号公報
"スマプロ(登録商標)BT:スマートプロ散水シリーズ(グローベン株式会社)"[令和2年11月30日検索]、インターネット<URL:http://www.globen.co.jp/topic/topic30.html>
しかしながら、屋外の立水栓などに対して凍結防止弁を取り付ける際には、例えば図9に示す例のように、立水栓20の蛇口21の一次側(元栓側)の送水配管22の一部から凍結防止弁23を垂下されるようにして付設されることが一般的である。この場合、凍結防止弁23を設置するには、元栓を閉め蛇口21の本体を取り外して、さらに給水配管22に凍結防止弁23を、下方を向くように設置する必要があり、凍結防止弁23の設置作業に手間を要するという問題がある。
また、屋外などにある給水部品を破損防止のため冬季に取り外すことを説明書に記載し推奨しても実際には取り外し作業が面倒などの理由により冬季に取り外されるケースは少なく、このことも給水配管などの部材破損の大きな要因となっている。
また、設置された凍結防止弁が真横向きに設置されるケースも多く散見される。このように真横に設置された凍結防止弁は、低温時に吐水が適切且つ効果的に行えず、凍結防止弁を付けた場合であっても給水配管などの部材が破損されるケースが散見されている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、屋外などに設置された蛇口に極めて容易に接続でき、且つ凍結防止弁の吐水口を確実に真下方向に向けて設置することができる凍結防止用ソケットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、給水源側の第一弁及び当該第一弁に接続される第二弁の間に配置される凍結防止用ソケットであって、上下面に開口面を有し、前記第一弁及び前記第二弁の間を通水するための第一給水路が内部に形成された筒状本体と、一端側に開口面を有して、前記筒状本体の側面に直交する方向で接続され、且つ前記第一給水路に通水する第二給水路が内部に形成された筒状アダプタと、前記筒状アダプタの他端側に挿嵌され、外気温に応じて弁体が自動開弁することで前記第二給水路から水を外部に吐水するように作動する低温作動弁と、を備えることを特徴とするものである。
この凍結防止用ソケットにおいて、前記低温作動弁は、筒形状を有し、且つ前記筒状本体に対して並設されることが好ましい。
この凍結防止用ソケットにおいて、前記筒状本体の前記第一弁側の外周面、及び第二弁側の外周面にはネジ溝が形成されていることが好ましい。
この凍結防止用ソケットにおいて、前記筒状本体の側面には、前記第一給水路に通ずる穴部が形成されており、当該穴部に前記筒状アダプタの一端側が挿嵌されることで、前記第一給水路及び前記第二給水路が通水することが好ましい。
この凍結防止用ソケットにおいて、 前記凍結防止用ソケットは、さらに、前記筒状本体の上側のネジ溝に着脱可能に螺合するナット部材と、当該ナット部材と一体化されて前記第一弁側に配置された蛇口の吐水口の外周面に形成されたネジタップに着脱可能に螺合するアダプタ部材と、から成る接続アダプタを備えることが好ましい。
この凍結防止用ソケットにおいて、前記アダプタ部材は、蛇口側に配置されて蛇口のネジタップに螺合可能なネジ溝を内周面に有する第一円筒部と、当該第一円筒部より径の小さな第二円筒部とから成り、当該第二円筒部の外周には周方向に沿って前記ナット部材に係止する凸面が形成されることが好ましい。
この凍結防止用ソケットにおいて、前記第一弁は、給水源である蛇口に備わる開閉弁であり、前記第二弁は、自動散水を行う制御器に備わる電磁開閉弁であることが好ましい。
本発明に係る凍結防止用ソケットは、給水源側の第一弁及び第二弁の間に配置される。この凍結防止用ソケットは、上下面に開口面を有して第一弁及び第二弁の間を通水するための第一給水路が内部に形成された筒状本体と、一端側に開口面を有して筒状本体の側面に直交する方向で接続されて且つ第一給水路に通水する第二給水路が内部に形成された筒状アダプタと、筒状アダプタの他端側に挿嵌されて外気温に応じて弁体が自動開弁することで第二給水路から水を外部に吐水するように作動する低温作動弁と、を備える。この構成により、本発明の凍結防止用ソケットは、屋外などに設置された蛇口に極めて容易に接続でき、且つ凍結防止弁の吐水口を確実に真下方向に向けて設置することができる。
本発明の実施の形態に係る凍結防止用ソケットを使用する自動散水システムの全体図である。 同上凍結防止用ソケットを使用する立水栓の斜視図である。 (a)同上凍結防止用ソケットの斜視図、(b)同上凍結防止用ソケットの斜視図、(c)同上凍結防止用ソケットの上面図、(d)同上凍結防止用ソケットの底面図である。 同上凍結防止用ソケットの一部透過側面図である。 同上実施の形態の変形例1に係る凍結防止用ソケットを用いた蛇口部の斜視図である。 (a)同上凍結防止用ソケットに用いる接続アダプタの底面側からの斜視図、(b)同上接続アダプタの上面側からの斜視図、(c)同上接続アダプタの一部透過側面図である。 同上実施の形態の変形例2に係る凍結防止用ソケットを用いた蛇口部の斜視図である。 (a)同上凍結防止用ソケットに用いる接続アダプタの底面側からの斜視図、(b)同上接続アダプタの上面側からの斜視図、(c)同上接続アダプタの一部透過側面図である。 立水栓に取り付けられる従来の凍結防止弁の説明図である。
(実施の形態)
本発明の実施の形態に係る凍結防止用ソケットについて図1乃至図4を参照して説明する。最初に、本実施の形態に係る凍結防止用ソケットの使用例に関して図1を参照しながら説明する。図1に示す自動散水システムSは、屋外の植物に自動で散水でき、用途に合わせて各種機器を組み合わせることで散水の時間・回数・規模・散水パターンなどを設定して植物に散水できるシステムである。
この自動散水システムSは、図1に示すように、屋外に設置されている立水栓1の蛇口2などを給水源として使用する。この立水栓1の蛇口2の口側に、三点ネジ止めされる蛇口アダプタ3が取り付けられる。そして、この蛇口アダプタ3に対して凍結防止用ソケット4が接続され、この凍結防止用ソケット4に対して自動散水用部材5が接続されることで、自動散水用部材5が立水栓1に固定される。この自動散水用部材5の吐水側にはネジ口金などが形成されており、このネジ口金にホースコネクタ6を差し込んで設置が完成する。
自動散水用部材5は、例えば、散水コントローラ(制御器)5aを備え、内蔵の電磁開閉弁を用いて予め設定された時間帯において弁体を開弁する。このことで、蛇口2からの給水経路を開き、水がホース6、チューブ7を介してジェットスプレー8に至り、花壇などの花や、植え寄せなどの植物に対して定期的に散水する。この散水コントローラ5aを用いることで、通電している間だけ電磁弁が開放されて水を通過させ、通電が停止されると電磁弁も閉まって水を停止させることができる。なお、散水コントローラ5aは、消費電力が少ないBluetooth(登録商標)通信機能を有し、例えばスマートフォンなどの携帯端末にインストールされた専用アプリケーションを用いた無線通信で散水の日時、回数、各種モードなどを非常に容易に設定できる。
次に、凍結防止用ソケット4の構成に関して図2乃至図4を参照しながら説明する。この凍結防止用ソケット4は、図2に示すように、給水源となる第一弁(本実施の形態では蛇口2に備わる開閉弁)と、給水配管を介して第一弁に接続される第二弁(本実施の形態では自動散水を行う制御器内に備わる電磁開閉弁)との間に配置されている。凍結防止用ソケット4は、図3に示すように筒状本体41、筒状アダプタ42、及び低温作動弁43を備える。例えばこれらの筒状本体41、筒状アダプタ42、及び低温作動弁43は金属製又は強化プラスチック樹脂製である。
筒状本体41は、上下面に開口面41a,41bを有し、第一弁及び第二弁の間を通水するための第一給水路41cが内部に形成されている。また、筒状本体41の側面には穴部41dが形成され、この穴部41dに対して筒状アダプタ42が直交する方向で挿嵌されてネジ41eを用いてネジ止めする。穴部41dに筒状アダプタ42の一端側が挿嵌されることで、第一給水路41c及び第二給水路42aが通水する。
筒状本体41の第一弁側の外周面、及び第二弁側の外周面にはネジ溝41f,41gが形成されている。本実施の形態では上側に雌ネジ溝41f、下側に雌ネジ溝41gが形成され、上側のネジ溝41fは、蛇口アダプタ3の内周面に形成された雄ネジ(図示せず)に螺合する。下側のネジ溝41gは、自動散水用部材5の連結部材5bの内周面に形成された雄ネジ(図示せず)に螺合する。
筒状アダプタ42は、一端側に開口面を有して、筒状本体41の側面に直交する方向で接続され、且つ第一給水路41cに通水する第二給水路42aが内部に形成される。この第二給水路42aは、筒状アダプタ42の他端側において給水路が閉じており、第一給水路41c及び第二給水路42aはT字の給水路を形成している。
低温作動弁43は、いわゆる広く一般に使用されている凍結防止弁である。低温作動弁43は、例えば筒形状のハウジングを備え、その内部に熱膨張体としてのワックスを内蔵したサーモエレメントが配設され、コイルスプリングで弾性支持されている。このサーモエレメントは感温部として作用し、所定温度以下(例えば0℃〜5℃)となると熱収縮することで低温作動弁43の下端に配置された弁体43aが開弁して、少量の水を弁体43aの吐水口から外部に吐水する。この結果、給水配管内の水が流動し、水が凍結することを防止すると共に、外気温度が5℃以上になると自動で弁が閉じるために吐水される水量を抑えつつ凍結防止を実現することができる。
低温作動弁43は、具体的には筒状アダプタ42の他端側の下部に形成された穴部42bに挿嵌され、外気温に応じて弁体43aが自動開弁することで第二給水路42aからの水を外部に吐水する。また、低温作動弁43は、図2に示すように筒状本体41に対して並設されている。この配置により、凍結防止用ソケット4を蛇口2に接続した際において、冷温作動弁43が垂直方向に配置されて吐水口が真下に配置されて低温時に効率的に水を外部に吐水できる。
以上のように、本実施の形態に係る凍結防止用ソケット4は、給水源側の第一弁及び当該第一弁に接続される第二弁の間に配置され、上下面に開口面41a,41bを有して第一弁及び第二弁の間を通水するための第一給水路41cが内部に形成された筒状本体41と、一端側に開口面を有して筒状本体41の側面に直交する方向で接続されて且つ第一給水路41cに通水する第二給水路42aが内部に形成された筒状アダプタ42と、筒状アダプタ42の他端側に挿嵌されて外気温に応じて弁体43aが自動開弁することで第二給水路42aから水を外部に吐水するように作動する低温作動弁43と、を備える。
この構成により、凍結防止用ソケット4は、屋外などに設置された蛇口に極めて容易に接続でき、この結果、送水管内の水の凍結膨張を起因とした給水配管やその他部材の破損・破壊を確実に防止できる。また、低温作動弁43が筒状アダプタ42の他端側の下部に形成された穴部42bに挿嵌されるために、低温作動弁43の吐水口を必ず真下方向にして、低温時においてより確実に効率的に水を吐水して、給水配管などの部材の破損を未然に防止できる。
(第1の変形例)
本実施の形態の第1の変形例について、図5及び図6を参照して説明する。本変形例1に係る凍結防止用ソケット4は、図5に示すような凍結防止用ソケット4と蛇口2との間に配置される接続アダプタ9を備える。なお、蛇口2の吐水口の外周面にはネジタップ(螺旋状のネジ溝)が形成されている。
具体的には、接続アダプタ9は、凍結防止用ソケット4の筒状本体41の上側のネジ溝41fに着脱可能に螺合するナット部材91と、ナット部材91と一体化されて第一弁側に配置された蛇口2の口の外周面に形成されたネジタップに着脱可能に螺合するアダプタ部材92とから成る。例えば、ナット部材91の内周径は25mm、アダプタ部材92の内周径は20mmである。
アダプタ部材92は、図6(c)に示すように、蛇口2側に配置されて蛇口2のネジタップに螺合可能なネジ溝を内周面に有する第一円筒部92aと、この第一円筒部92aより径の小さな第二円筒部92bとから成る。また、この第二円筒部92bの外周には周方向に沿ってナット部材91に係止する凸面92cが形成されている。
この構成により、本変形例1に係る凍結防止用ソケット4は上記実施の形態と同様の作用効果を奏すると共に、日本などにおいて拡く普及しているネジタップタイプの蛇口2に対応して、非常に容易に凍結防止用ソケット4を取り付け又は取り外しすることができる。
(第2の変形例)
本実施の形態の第2の変形例について、図7及び図8を参照して説明する。本変形例2に係る凍結防止用ソケット4は、図7に示すような凍結防止用ソケット4と蛇口2との間に配置される接続アダプタ10を備える。なお、蛇口2の吐水口の外周面にはネジタップ(螺旋状のネジ溝)が形成されているが、この蛇口2の口の径が上記の変形例1より大きくなる。具体的には、変形例1に係る蛇口2の口の外周径は20mmであるが、変形例2に係る蛇口2の口の外周径は32mmである。
本変形例2の接続アダプタ10は、凍結防止用ソケット4の筒状本体41の上側のネジ溝41fに着脱可能に螺合するナット部材101と、ナット部材101と一体化されて第一弁側に配置された蛇口2の口の外周面に形成されたネジタップに着脱可能に螺合するアダプタ部材102とから成る。例えば、ナット部材91の内周径は25mm、アダプタ部材102の内周径は32mmである。
アダプタ部材102は、図8(c)に示すように、蛇口2側に配置されて蛇口のネジタップに螺合可能なネジ溝を内周面に有する第一円筒部102aと、この第一円筒部102aより径の小さな第二円筒部102bとから成る。また、この第二円筒部102bの外周には周方向に沿ってナット部材101に係止する凸面102cが形成されている。
この構成により、本変形例2に係る凍結防止用ソケット4は上記実施の形態と同様の作用効果を奏すると共に、特に欧州などの海外で拡く普及しているネジタップタイプの蛇口2に対応して、非常に容易に凍結防止用ソケット4を取り付け又は取り外しすることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、凍結防止用ソケットは自動散水システムの使用に限定されるものではなく、冬季に水が凍結して給水配管やその他部品の破損が生じる可能性のある洗濯機、給湯器などの給水源となる蛇口に対して使用できることは言うまでもない。
1 自動散水システム
2 蛇口
4 凍結防止用ソケット
5 自動散水用部材
5a 散水コントローラ(制御器)
9,10 接続アダプタ
41 筒状本体
41a,41b 開口面
41c 第一給水路
41d 穴部
41f,41g ネジ溝
42 筒状アダプタ
42a 第二給水路
43 低温作動弁(凍結防止弁)
43a 弁体
91,101 ナット部材
92,102 アダプタ部材
92a,102a 第一円筒部
92b,102b 第二円筒部
92c,102c 凸面

Claims (7)

  1. 給水源側の第一弁及び当該第一弁に接続される第二弁の間に配置される凍結防止用ソケットであって、
    上下面に開口面を有し、前記第一弁及び前記第二弁の間を通水するための第一給水路が内部に形成された筒状本体と、
    一端側に開口面を有して、前記筒状本体の側面に直交する方向で接続され、且つ前記第一給水路に通水する第二給水路が内部に形成された筒状アダプタと、
    前記筒状アダプタの他端側に挿嵌され、外気温に応じて弁体が自動開弁することで前記第二給水路から水を外部に吐水するように作動する低温作動弁と、を備えることを特徴とする凍結防止用ソケット。
  2. 前記低温作動弁は、筒形状を有し、且つ前記筒状本体に対して並設される、ことを特徴とする請求項1記載の凍結防止用ソケット。
  3. 前記筒状本体の前記第一弁側の外周面、及び第二弁側の外周面にはネジ溝が形成されている、ことを特徴とする請求項1又は2記載の凍結防止用ソケット。
  4. 前記筒状本体の側面には、前記第一給水路に通ずる穴部が形成されており、当該穴部に前記筒状アダプタの一端側が挿嵌されることで、前記第一給水路及び前記第二給水路が通水する、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の凍結防止用ソケット。
  5. 前記凍結防止用ソケットは、さらに、前記筒状本体の上側のネジ溝に着脱可能に螺合するナット部材と、当該ナット部材と一体化されて前記第一弁側に配置された蛇口の吐水口の外周面に形成されたネジタップに着脱可能に螺合するアダプタ部材と、から成る接続アダプタを備える、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の凍結防止用ソケット。
  6. 前記アダプタ部材は、蛇口側に配置されて蛇口のネジタップに螺合可能なネジ溝を内周面に有する第一円筒部と、当該第一円筒部より径の小さな第二円筒部とから成り、当該第二円筒部の外周には周方向に沿って前記ナット部材に係止する凸面が形成される、ことを特徴とする請求項5記載の凍結防止用ソケット。
  7. 前記第一弁は、給水源である蛇口に備わる開閉弁であり、
    前記第二弁は、自動散水を行う制御器に備わる電磁開閉弁である、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の凍結防止用ソケット。
JP2020199340A 2020-12-01 2020-12-01 凍結防止用ソケット Active JP6828943B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020199340A JP6828943B1 (ja) 2020-12-01 2020-12-01 凍結防止用ソケット
PCT/JP2021/043302 WO2022118742A1 (ja) 2020-12-01 2021-11-26 凍結防止用ソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020199340A JP6828943B1 (ja) 2020-12-01 2020-12-01 凍結防止用ソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6828943B1 true JP6828943B1 (ja) 2021-02-10
JP2022087417A JP2022087417A (ja) 2022-06-13

Family

ID=74529602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020199340A Active JP6828943B1 (ja) 2020-12-01 2020-12-01 凍結防止用ソケット

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6828943B1 (ja)
WO (1) WO2022118742A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7410577B2 (ja) * 2021-04-22 2024-01-10 株式会社竹村製作所 水栓柱及び吐水口アダプタ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58171958U (ja) * 1982-05-08 1983-11-17 長瀬 秀次郎 凍結防止機能をもつ給水栓
JPS61124769U (ja) * 1985-01-23 1986-08-06
JPS61169171U (ja) * 1985-04-10 1986-10-20
JPH04271730A (ja) * 1990-11-30 1992-09-28 Teiriyou Sangyo Kk ゴルフ場等の自動散水制御装置
JPH0738408Y2 (ja) * 1992-02-26 1995-09-06 晃一 中村 導管内液体凍結防止装置
JPH06311825A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Matsushita Electric Works Ltd 灌水装置
JPH10313711A (ja) * 1997-05-15 1998-12-02 Misawa Homes Co Ltd 散水装置及び散水方法
JP2004346631A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Hikari Gokin Seisakusho:Kk 凍結自動防止型不凍散水栓
JP2006125062A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Minamisawa:Kk 凍結防止用弁装置およびこれに用いる凍結防止器具
JP2007270585A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Otaru Univ Of Commerce 散水栓
JP6308653B2 (ja) * 2014-01-30 2018-04-11 日本サーモスタット株式会社 低温作動弁

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022087417A (ja) 2022-06-13
WO2022118742A1 (ja) 2022-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7104461B2 (en) Pipe temperature control valve
CN101784974B (zh) 阀元件以及用于调节质量流的恒温调节装置
JP6828943B1 (ja) 凍結防止用ソケット
AU2009225324A1 (en) Antifreezing valve device for hydraulic and/or water storage systems
RU2449220C2 (ru) Устройство для распределения воды с различной температурой
CN204553916U (zh) 防烫排冷切换阀
KR101756375B1 (ko) 동파방지장치
CN101418869B (zh) 供暖水流速控制阀
JP2010107162A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP2007010241A (ja) 給湯装置
KR20120004667U (ko) 전기 순간온수기
US9982419B1 (en) Apparatus and method for heating frozen pipes
WO2007053859A3 (en) Solar heated hot water system
KR101564263B1 (ko) 온수가열시스템 및 이를 구비한 정수기
KR100742656B1 (ko) 자동 온도조절 밸브
JP2010271026A (ja) ホース型熱交換器
WO2004081463A1 (en) Potable water heating system
ES2629507T3 (es) Válvula hidráulica o empalme que comprende un elemento adaptador
KR101671670B1 (ko) 드레인장치 및 이를 구비한 열교환기
JP6049104B2 (ja) 蒸気配管系の凍結防止システム
RU2040738C1 (ru) Комбинированный водо- и воздухонагреватель
CN214008253U (zh) 免插电恒温阀
KR20050021406A (ko) 동파방지용 절전형 보온기
KR200406996Y1 (ko) 수전용 멀티 분배구
KR20140108846A (ko) 배관용 소제구

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201201

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201201

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20201225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6828943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250