JP6828361B2 - サイドシール装置、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 - Google Patents
サイドシール装置、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6828361B2 JP6828361B2 JP2016200280A JP2016200280A JP6828361B2 JP 6828361 B2 JP6828361 B2 JP 6828361B2 JP 2016200280 A JP2016200280 A JP 2016200280A JP 2016200280 A JP2016200280 A JP 2016200280A JP 6828361 B2 JP6828361 B2 JP 6828361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side weir
- vibration
- cooling roll
- molten metal
- weir
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Description
地金が薄肉鋳片とともに一対の冷却ロール間に引き込まれると、薄肉鋳片とともに地金がロール間で圧着されるため、局所的に厚みが大きくなる。また、地金が一対の冷却ロールに噛み込まれる際には、一時的に一対の冷却ロール間が大きくなり、薄肉鋳片の幅全体で厚くなる現象(地金のない部分では、凝固が遅れ高温となる、いわゆるホットバンド)の発生や、それにともなう薄肉鋳片の板厚変動、表面疵等の品質欠陥や板破断、湯漏れ等の操業上のトラブルの原因となる。
そこで、たとえば特許文献1、2には、サイド堰表面における地金の発生を抑制する技術が提案されている。
特許文献2には、冷却ロールの端面との摺接面内においてサイド堰を振動させる加振装置を設け、鋳造の非定常状態の期間はサイド堰を振動させ、定常状態の期間はサイド堰の振動を停止させる方法が提案されている。
DL=(−2σcosθ/ρg)/H
ここで、DL:差し込み限界隙間(m)、σ:溶融金属の表面張力(N/m)、θ:サイド堰と溶融金属の濡れ角(°)、ρ:溶融金属の密度(kg/m3)、g:重力加速度(m/s 2 )、H:溶融金属ヘッド高さ(m)
さらに、前記サイド堰を前記冷却ロールの端面に対して近接離間する方向に振動させることで、サイド堰と前記冷却ロールの端面との摺接が緩和され、サイド堰の摩耗を抑制することができ、サイド堰の寿命を延長することができる。
この場合、前記サイド堰振動付与手段の構成が比較的簡単となり、サイド堰を振動させて地金の発生及び成長を確実に抑制することができる。
この場合、温度が低下して地金が発生しやすい溶融金属プール部の湯面近傍で振動幅を大きくでき、地金の発生及び成長を抑制することができる。また、溶融金属のヘッド圧が大きく溶融金属の差し込みが発生しやすい前記冷却ロールの端面の下方において振動幅を小さくすることにより、溶融金属を確実に保持することができる。これにより、安定して鋳造を行うことができる。
ここで、本実施形態において製造される薄肉鋳片1は、炭素鋼、Siを0.6質量%以上7.0質量%以下の範囲で含むSi含有鋼、ステンレス鋼等の鋼材とされている。
また、本実施形態では、製造される薄肉鋳片1の幅が200mm以上1800mm以下の範囲内、厚さが0.8mm以上5mm以下の範囲内とされている。
図1に示す双ロール式連続鋳造装置10は、一対の冷却ロール11、11と、薄肉鋳片1を支持するピンチロール12、12、および、13、13と、一対の冷却ロール11、11の幅方向端部に配設されたサイド堰15と、これら一対の冷却ロール11、11とサイド堰15とによって画成された溶鋼プール部16に供給される溶鋼3を保持するタンディッシュ18と、このタンディッシュ18から溶鋼プール部16へと溶鋼3を供給する浸漬ノズル19と、を備えている。
溶鋼プール部16の湯面は、図2及び図4に示すように、一対の冷却ロール11,11の周面と一対のサイド堰15,15によって四方を囲まれた矩形状をなしており、この矩形状をなす湯面の中央部に浸漬ノズル19が配設されている。
また、図3に示すように、サイド堰15の溶鋼3との接触部は、略逆三角形状をなしている。サイド堰15の温度が低下した場合には、この接触部において地金が発生することになる。
サイド堰15は、溶鋼3を安定して保持するとともに、冷却ロール11の周面での凝固シェル5の形成に悪影響を与えないことが重要である。このため、サイド堰15を構成する材質としては、溶鋼3との反応性が乏しい耐熱材料を用いることになり、例えば、黒鉛、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、窒化珪素、アルミナ、シリカ等、あるいはこれらを複合した材料が用いられる。
このサイドシール装置30は、サイド堰15を支持するサイド堰ホルダー31と、サイド堰15を冷却ロール11の端面に向けて押し付ける押付け機構32と、サイド堰15を冷却ロール11の端面に対して近接離間する方向に振動を付与する振動付与機構33と、サイド堰15を加熱する加熱機構(図なし)と、を備えている。
ここで、冷却ロール11の端面とサイド堰15との間に微小な隙間Dが生じた場合でも、溶鋼3の差し込みを抑制して溶鋼3を確実に保持するためには、隙間Dが適正な範囲となるように、振動付与機構33の振動幅を設定する必要がある。
図7(a)及び図7(b)に示すように、冷却ロール11の端面とサイド堰15との間に微小な隙間Dが生じた場合であっても、溶鋼3の表面張力によって隙間Dに差し込むことが抑制される。しかしながら、溶鋼プール部16の深さが大きくなるとヘッド圧によって隙間Dに溶鋼3が差し込むことになる。
ρgH=σ/R ・・・(1)
DL=−2Rcosθ ・・・(2)
ここで、ρ:溶鋼の密度(kg/m3)、g:重力加速度(m/s2)、H:溶鋼ヘッド(m)、σ:表面張力(N/m)、DL:差し込み限界隙間(m)、R:溶鋼表面の曲率半径(m)、θ:サイド堰と溶鋼間の濡れ角(°)。
DL=(−2σcosθ/ρg)/H ・・・(3)
溶鉄の密度ρ=7000kg/m3(参考文献のp.2参照)
溶鉄の表面張力σ=1.8N/m(参考文献のp.145参照)
濡れ角θ=130°(アルミナ上の溶鉄の接触角、参考文献のp.173参照)
このとき、図9に示すように、溶鋼3の差込みの生じない隙間Dは最大0.10mmとなる。
振動幅に上下方向で傾斜を付けた一例として、傾斜振動を以下の条件に設定した。キス点の下方38mm位置(湯面を基準として250mm下方)に支持軸35を設け、これを中心に回転運動として湯面位置での振幅を0.30mmとなるようサイド堰15を振動させる。このときの溶鋼ヘッドと隙間Dの関係を図10に示す。
重力加速度(9.8m/s2)基準で振動加速度を評価するときの振動加速度は、加振機構の大型化を避けるために10G以下とすることが望ましい。振動加速度は単振動の式から導出した下記の(4)式で求められる。
振動加速度[G]=(1/2g)×(振動幅[μm]×10−6)×{2π×(周波数[Hz])}2
=2.01×10−6×(振動幅[μm])×(周波数[Hz])2・・・(4)
例えば、振動幅100μmで振動数200Hzの単振動を得る振動加速度は約8.0G、振動幅300μmで振動数120Hzの単振動を得る振動加速度は約8.7Gである。
さらに、サイド堰15を冷却ロール11の端面に対して近接離間する方向に振動させることで、サイド堰15と冷却ロール11の端面との摺接が緩和され、サイド堰15の摩耗を抑制することができ、サイド堰15の寿命を延長することができる。
例えば、本実施形態では、図1に示すように、ピンチロールを配設した双ロール式連続鋳造装置を例に挙げて説明したが、これらのロール等の配置に限定はなく、適宜設計変更してもよい。
サイド堰は、予熱温度を1250℃とし、押付機構(油圧シリンダ)による押付け力を3kNとして冷却ロールの側面に摺接させた。そして、図5に示すように、サイド堰を冷却ロールの端面に直交する方向に平行して振動させる平行振動方式で、サイド堰を冷却ロールの端面に対して近接離間する方向に振動を与えた。このときの振動数を50Hz、振動幅を100μmとした。振動加速度は約0.5Gである。
サイド堰は、予熱温度を1250℃とし、押付機構(油圧シリンダ)による押付け力を3kNとして冷却ロールの側面に摺接させた。そして、図6に示すように、サイド堰の振動幅が冷却ロールの端面の上方から下方に向けて漸次小さくなるように振動させる傾斜振動方式で、サイド堰を冷却ロールの端面に対して近接離間する方向に振動を与えた。具体的には、サイド堰にロールキス点より38mm下方に設けた支持軸を中心とする回転運動による振動を付与した。このときの振動数を100Hzとした。また、振動幅は、湯面位置では0.30mm、ロールキス点では0.05mmとした。湯面位置での振動加速度は約6.0Gである。
サイド堰は、予熱温度1100℃とし、押付機構(油圧シリンダ)による押付け力を3kNとして冷却ロールの側面に摺接させた。そして、図6に示すように、サイド堰の振動幅が冷却ロールの端面の上方から下方に向けて漸次小さくなるように振動させる傾斜振動方式で、サイド堰を冷却ロールの端面に対して近接離間する方向に振動を与えた。具体的には、サイド堰にロールキス点より38mm下方に設けた支持軸を中心とする回転運動による振動を付与した。このときの振動数を50Hzとした。また、振動幅は、湯面位置では0.30mm、ロールキス点では0.05mmとした。湯面位置での振動加速度は約1.5Gである。
サイド堰は、予熱温度1250℃とし、押付機構(油圧シリンダ)による押付け力を3kNとして冷却ロールの側面に摺接させた。なお、サイド堰に対して振動は付与しなかった。
また、本発明例3においても本発明例1,2と同様に、鋳造中に地金の発生が確認されず安定鋳造を確認できた。傾斜振動方式とすることにより、予熱温度を低くしても地金の発生及び成長を抑制することが可能となった。
3 溶鋼
5 凝固シェル
11 冷却ロール
15 サイド堰
16 溶鋼プール部(溶融金属プール部)
30 サイドシール装置
32 押付け機構(サイド堰押付け手段)
33 振動付与機構(サイド堰振動付与手段)
Claims (5)
- 回転する一対の冷却ロールと一対のサイド堰によって形成された溶融金属プール部に浸漬ノズルを介して溶融金属を供給し、前記冷却ロールの周面に凝固シェルを形成・成長させて、薄肉鋳片を製造する双ロール式連続鋳造装置において、前記冷却ロールの端面側を前記サイド堰で封止するサイドシール装置であって、
前記サイド堰を前記冷却ロールの端面に向けて押し付けるサイド堰押付け手段と、前記サイド堰を前記冷却ロールの端面に対して近接離間する方向に振動を与えるサイド堰振動付与手段と、を備え、
前記振動の周波数が5〜200Hzであって、前記振動の振動幅が下記式で求められる差し込み限界隙間DL未満であることを特徴とするサイドシール装置。
DL=(−2σcosθ/ρg)/H
ここで、DL:差し込み限界隙間(m)、σ:溶融金属の表面張力(N/m)、θ:サイド堰と溶融金属の濡れ角(°)、ρ:溶融金属の密度(kg/m3)、g:重力加速度(m/s 2 )、H:溶融金属ヘッド高さ(m) - 前記サイド堰振動付与手段は、前記サイド堰を前記冷却ロールの端面に直交する方向に平行して振動させることを特徴とする請求項1に記載のサイドシール装置。
- 前記サイド堰振動付与手段は、前記冷却ロールの軸線より下方側に前記軸線に直交して水平方向に延在する支持軸によって前記サイド堰の下端が支持される構造を含み、
前記サイド堰の上方を前記冷却ロールの端面に直交する方向に振動させ、
前記サイド堰の振動幅が前記冷却ロールの端面の上方から下方の前記支持軸に向けて漸次小さくなるように振動させることを特徴とする請求項1に記載のサイドシール装置。 - 回転する一対の冷却ロールと一対のサイド堰によって形成された溶融金属プール部に溶融金属を供給し、前記冷却ロールの周面に凝固シェルを形成・成長させて薄肉鋳片を製造する双ロール式連続鋳造装置であって、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサイドシール装置を備えることを特徴とする双ロール式連続鋳造装置。 - 回転する一対の冷却ロールと一対のサイド堰によって形成された溶融金属プール部に溶融金属を供給し、前記冷却ロールの周面に凝固シェルを形成・成長させて薄肉鋳片を製造する薄肉鋳片の製造方法であって、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のサイドシール装置を用いて、前記サイド堰を前記冷却ロールの端面に対して近接離間する方向に振動を与えることを特徴とする薄肉鋳片の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016200280A JP6828361B2 (ja) | 2016-10-11 | 2016-10-11 | サイドシール装置、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016200280A JP6828361B2 (ja) | 2016-10-11 | 2016-10-11 | サイドシール装置、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018061966A JP2018061966A (ja) | 2018-04-19 |
JP6828361B2 true JP6828361B2 (ja) | 2021-02-10 |
Family
ID=61967245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016200280A Active JP6828361B2 (ja) | 2016-10-11 | 2016-10-11 | サイドシール装置、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6828361B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110039017B (zh) * | 2019-05-21 | 2020-10-23 | 一重集团大连工程技术有限公司 | 一种铸轧侧封装置 |
CN111957915A (zh) * | 2020-09-10 | 2020-11-20 | 一重集团大连工程技术有限公司 | 一种双辊薄带连铸铸辊侧封板自适应控制装置 |
CN113426967A (zh) * | 2021-06-11 | 2021-09-24 | 一重集团大连工程技术有限公司 | 一种采用振动控制凝固的装置及其方法 |
-
2016
- 2016-10-11 JP JP2016200280A patent/JP6828361B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018061966A (ja) | 2018-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6828361B2 (ja) | サイドシール装置、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 | |
JP3183887B2 (ja) | 金属ストリップ連続鋳造方法 | |
JPH03243247A (ja) | 帯状金属鋳塊の水平式連続鋳造法及びその装置 | |
JP4601489B2 (ja) | 振動凝固鋳造鋳型及びその鋳造法 | |
CN100406161C (zh) | 一种定向凝固铸造方法 | |
JP6859827B2 (ja) | スカム堰、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 | |
JP6801467B2 (ja) | サイド堰、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 | |
JP2000117397A (ja) | 薄鋼板の鋳造方法 | |
JP5712685B2 (ja) | 連続鋳造方法 | |
JP6740767B2 (ja) | 薄肉鋳片の製造方法及び薄肉鋳片の製造装置 | |
JP3805708B2 (ja) | 水平連続鋳造方法 | |
JP2021167008A (ja) | 双ロール式連続鋳造用ダミーシート、及び、薄肉鋳片の製造方法 | |
JPS63126646A (ja) | 双ロ−ル式連続鋳造用ダム | |
JPS5829546A (ja) | 偏析のない大型鋼塊の製造方法 | |
JP7124617B2 (ja) | スカム堰、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 | |
JP6084118B2 (ja) | 遠心鋳造方法 | |
JPS62230458A (ja) | 片面凝固式連続鋳造装置 | |
JP7273301B2 (ja) | スカム堰、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 | |
JP7056400B2 (ja) | 冷却ロール、双ロール式連続鋳造装置、及び、薄肉鋳片の製造方法 | |
JP3595529B2 (ja) | 溶融金属の連続鋳造装置 | |
JP5800215B2 (ja) | 金型鋳造方法 | |
JPH0243569B2 (ja) | ||
JP6037332B2 (ja) | 金属板の鋳造方法及び金属板鋳造装置 | |
JP2004141919A (ja) | 中炭素鋼連続鋳造鋳片およびその製造方法 | |
JPH0562017B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181019 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190605 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200317 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200707 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210104 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6828361 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |