JP6828196B1 - ドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、図1を参照する。図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造は、少なくとも複数の亀裂防止部材1と、複数の第1の固定棒21と、少なくとも1つの位置決め棒3と、から構成されてなる。
亀裂防止部材1は、縦向きに配設された第1のシート部11と、横向きに配設された第2のシート部12と、を含み、第1のシート部11と第2のシート部12とが垂直に接続されてL字状に一体化され、第1のシート部11及び第2のシート部12の一側には、直角状の切欠き13が共同で形成され、第1のシート部11及び第2のシート部12の端部エッジ111,121の切欠き13の側部には、端部エッジ111,121の長手方向で、互いに隣り合う2つの第1の固定孔141が形成される。
図2を併せて参照する。本発明の第2実施形態に係るドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造は、亀裂防止部材1の作業区間17に複数の位置決め孔18が形成され、複数の亀裂防止部材1の作業区間17の対応した位置決め孔18中には位置決め棒3が挿設され、複数の位置決め棒3にバンド33が巻き付けられて結束される。そのため、複数の位置決め棒3が亀裂防止部材1の位置決め孔18の孔壁に当接され、複数の位置決め棒3を亀裂防止部材1に一時的に固定させることができる。バンド33は輪ゴムなどの弾性帯体でもよい。
図6に示すように、第1の固定棒21の一端を型枠53に当接させ、複数の位置決め棒3の先鋭端31を型枠53に挿入し、作業員がハンマーなどの打撃工具を手で持って、各位置決め棒3のストッパ端32を順次打ち込み、位置決め棒3の先鋭端31を型枠53中に打ち込んで固定し、複数の位置決め棒3にはバンド33が巻き付けられて結束され、亀裂防止部材1上に一時的に固定されるため、位置決め棒3を型枠53に順次打ち込むとき、未だ打ち込まれていない位置決め棒3が亀裂防止部材1上に確実に位置決めさせることができるため、振動により外れて落下することを防ぐことができる。
図5及び図6に示すように、縦向き鉄筋61及び横向き鉄筋62は、亀裂防止部材1の第1のシート部11及び第2のシート部12の外側辺112,122を、互いに隣り合う第1の固定棒21間に形成した配筋区間23に直接配筋し、配筋区間23に当接させる第1の固定棒21を位置決めさせる。この構造設計により、本発明の鉄筋6を配筋させる利便性を高め、従来技術のように作業員が梯子などで高い場所に上り下りする必要が無く、鉄筋6を上から下方向にかけて挿設させる手間が無い。また、実際に試験した結果から分かるように、施工現場で本発明の構造を採用して鉄筋6を配筋すると、鉄筋6の配筋時間が数倍短縮され、現場の施工効率を大幅に高めることができ、図7に示すように、縦向き鉄筋61と横向き鉄筋62との交差箇所を針金63により結束し、複数の鉄筋6の配筋を固定させることができた。
図9を併せて参照する。図9に示すように、本発明の第3実施形態に係るドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造は、亀裂防止部材1の作業区間17に、位置決め孔18及び第2の固定孔142が形成され、複数の亀裂防止部材1の作業区間17の対応した位置決め孔18中には、位置決め棒3が挿設され、複数の亀裂防止部材1の作業区間17の対応した第2の固定孔142中には、第2の固定棒22が挿設されて固着される。そのため、位置決め棒3を型枠53に打ち込み、本発明を型枠53上に固定させることができる。
図10を併せて参照する。図10に示すように、本発明の第4実施形態に係るドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造は、位置決め棒3の棒壁が位置決め孔18の孔壁に当接され、位置決め孔18中に挿設させる位置決め棒3は、他の位置決め棒3が打撃されて固定される際に生じる振動力により外れて落下することを防ぐ。本発明の位置決め孔18は、図11の図A、図B、図C及び図Dに示すような様々な形状の孔でもよく、この構成により、順次位置決め棒3を打撃して型枠53に打ち込む際、未だ打ち込まれていない位置決め棒3を亀裂防止部材1上に確実に位置決めさせ、振動により外れて落下することを防ぐことができる。そのため、バンド33を巻き付けて複数の位置決め棒3を結束させるのにかかる時間及びコストを減らすことができる。
図12を併せて参照する。図12に示すように、本発明の第5実施形態に係るドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造は、複数の亀裂防止部材1の第1のシート部11及び第2のシート部12の互いに隣り合う2つの第1の固定孔141に、位置決め棒3がそれぞれ挿設され、元々あった第1の固定棒21を代替する。本実施形態では、第1の固定孔141へ挿設する位置決め棒3の棒壁を、第1の固定孔141の孔壁に当接させ、第1の固定孔141中に挿設する位置決め棒3が、その他の位置決め棒3が打ち込まれて型枠53に固定される際に生じる振動により外れて落下することを防ぎ、複数の位置決め棒3を型枠53に打ち込んで結合する利便性を高める。
図13を併せて参照する。図13に示すように、本発明の第6実施形態に係るドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造は、補強ユニット4を含む。補強ユニット4は、互いに対となる補強シート41と、2つの補強シート41間に位置して2つの補強シート41と接続した振動吸収部材42と、を含む。
振動吸収部材42は、ステンレス網構造(図14を参照する)であるか、ステンレスシート構造(図15を参照する)である。2つの補強シート41は、ステンレスシート構造であり、補強シート41上には複数の貫通孔411が形成される。振動吸収部材42上には、複数の透孔421が形成され、亀裂防止部材1の作業区間17には、少なくとも1つの位置決め孔18と、複数の第2の固定孔142とが形成される。複数の亀裂防止部材1の対応した少なくとも1つの位置決め孔18中には、位置決め棒3が挿設される。複数の亀裂防止部材1の対応した複数の第2の固定孔142中には、第2の固定棒22がそれぞれ挿設されて固着され、第2の固定棒22の両端が前後間隔をおいて設けられた複数の亀裂防止部材1のうちの最前方の亀裂防止部材1と、最後方の亀裂防止部材1の外側とに位置し、2つの補強シート41が第2の固定棒22の両端にそれぞれ位置し、2つの補強シート41が亀裂防止部材1の作業区間17の範囲内に位置し、2つの補強シート41には切欠き412がそれぞれ形成される。その切欠き412と亀裂防止部材1の切欠き13の形状及び位置が対応し、振動吸収部材42が複数の亀裂防止部材1の切欠き13に横向きに掛け渡され、複数の亀裂防止部材1の切欠き13に対応した形状に折り曲げられ、複数の亀裂防止部材1の切欠き13にスポット溶接されてもよい。
図16及び図17を併せて参照する。図16及び図17に示すように、本発明の第7実施形態に係るドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造は、補強ユニット4の2つの補強シート41に埋込補強部413がそれぞれ設けられ、2つの補強シート41の埋込補強部413が亀裂防止部材1の切欠き13から突出され、作業区間17の範囲外に位置し、埋込補強部413上には、直角を呈する凹口部414が形成される。
3 位置決め棒
4 補強ユニット
6 鉄筋
8 窓角壁面亀裂防止アセンブリ固定構造
11 第1のシート部
12 第2のシート部
13 切欠き
15 縦向き辺線
16 横向き辺線
17 作業区間
18 位置決め孔
19 中空孔
21 第1の固定棒
22 第2の固定棒
23 配筋区間
31 先鋭端
32 ストッパ端
33 バンド
41 補強シート
42 振動吸収部材
51 窓枠
52 ドア枠
53 型枠
61 縦向き鉄筋
62 横向き鉄筋
63 針金
64 壁構造体
71 ドア枠
72 窓枠
73 埋込部
81 亀裂防止部材
82 固定棒
83 位置決め棒
84 バンド
85 窓枠
86 鉄筋
91 壁構造体
92 窓枠
93 埋込部
111 端部エッジ
112 外側辺
121 端部エッジ
122 外側辺
141 第1の固定孔
142 第2の固定孔
411 貫通孔
412 切欠き
413 埋込補強部
414 凹口部
421 透孔
811 第1のシート部
812 第2のシート部
Claims (6)
- 複数の亀裂防止部材と、複数の第1の固定棒と、少なくとも1つの位置決め棒と、を備えた、ドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造であって、
前記亀裂防止部材は、互いに対応して前後に間隔をおいて設けられるとともに、縦向きに配設された第1のシート部と、横向きに配設された第2のシート部と、を含み、前記第1のシート部と前記第2のシート部とが垂直に接続されて一体化され、前記第1のシート部及び前記第2のシート部の一側には、切欠きが共同で形成され、前記第1のシート部及び前記第2のシート部の端部エッジの前記切欠きの側部には、互いに隣り合う2つの第1の固定孔が形成され、
前記第1の固定棒は、前記亀裂防止部材の前記第1のシート部及び前記第2のシート部の対応した2つの第1の固定孔中にそれぞれ挿入されて固着され、前記第1のシート部には、2つの前記第1の固定棒を縦向きで通過する2つの縦向き辺線が形成され、前記第2のシート部には、2つの前記第1の固定棒を横向きで通過する2つの横向き辺線が形成され、前記2つの縦向き辺線及び前記2つの横向き辺線は、前記第1のシート部及び前記第2のシート部の前記端部エッジとともに共同で取り囲んで作業区間を形成し、前記作業区間は、少なくとも1つの位置決め孔を有し、
前記位置決め棒は、前記亀裂防止部材の前記作業区間の対応した前記位置決め孔中に挿設されて型枠上に固定されることを特徴とする、
ドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造。 - 前記亀裂防止部材は、前記作業区間に形成された前記位置決め孔を複数有し、前記亀裂防止部材の前記作業区間の対応した前記位置決め孔中には、前記位置決め棒がそれぞれ挿設され、前記位置決め棒にバンドが巻き付けられて結束されることを特徴とする請求項1に記載のドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造。
- 前記亀裂防止部材は、前記作業区間に形成された前記位置決め孔を複数有し、前記亀裂防止部材の前記作業区間の対応した前記位置決め孔中には、前記位置決め棒がそれぞれ挿設され、前記位置決め棒の棒壁は、前記位置決め孔の孔壁に当接され、前記位置決め孔中に挿設された前記位置決め棒が、他の前記位置決め棒が打撃されて前記型枠上に固定されるときに生じる振動により外れて落下することを防ぐことを特徴とする請求項1に記載のドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造。
- 前記亀裂防止部材の前記作業区間は、複数の第2の固定孔を有し、前記亀裂防止部材の対応した複数の前記第2の固定孔中には、第2の固定棒がそれぞれ挿設されて固着され、前記第2の固定棒の両端が間隔をおいて設けられた複数の前記亀裂防止部材の最前方の1枚と、最後方1枚との外側にそれぞれ突出され、補強ユニットをさらに備え、前記補強ユニットは、2つの補強シート及び振動吸収部材を含み、前記振動吸収部材は、前記2つの補強シート間に位置し、前記振動吸収部材上には、複数の透孔が形成され、前記2つの補強シートは、前記第2の固定棒の両端にそれぞれ設けられ、前記振動吸収部材が前記亀裂防止部材の前記切欠きに横向きに掛け渡されることを特徴とする請求項1に記載のドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造。
- 前記補強ユニットの前記2つの補強シートには、埋込補強部がそれぞれ設けられ、前記2つの補強シートの前記埋込補強部は、前記亀裂防止部材の前記切欠きから外側へ突出されることを特徴とする請求項4に記載のドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造。
- 複数の亀裂防止部材と、複数の位置決め棒と、を備えた、ドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造であって、
前記亀裂防止部材は、互いに対応して前後に間隔をおいて設けられるとともに、縦向きに配設された第1のシート部と、横向きに配設された第2のシート部と、を含み、前記第1のシート部と前記第2のシート部とが垂直に接続されて一体化され、前記第1のシート部及び前記第2のシート部の一側には、切欠きが共同で形成され、前記第1のシート部及び前記第2のシート部の端部エッジの前記切欠きの側部には、互いに隣り合う2つの第1の固定孔が形成され、
前記位置決め棒は、前記亀裂防止部材の前記第1のシート部及び前記第2のシート部の対応した2つの前記固定孔中にそれぞれ挿設され、前記第1のシート部には、2つの前記位置決め棒を縦向きで通過する2つの縦向き辺線が形成され、前記第2のシート部には、2つの前記位置決め棒を横向きで通過する2つの横向き辺線が形成され、前記2つの縦向き辺線及び前記2つの横向き辺線は、前記第1のシート部及び前記第2のシート部の前記端部エッジとともに共同で取り囲んで作業区間を形成し、前記作業区間は、少なくとも1つの位置決め孔を有するとともに、前記複数の亀裂防止部材の前記作業区間の対応した少なくとも1つの前記位置決め孔中には、前記位置決め棒が挿設され、前記固定孔に挿設した前記位置決め棒の棒壁を前記固定孔の孔壁に当接させ、前記位置決め孔に挿設した前記位置決め棒の棒壁が、前記位置決め孔の孔壁に当接され、前記固定孔及び前記位置決め孔中に挿設された前記位置決め棒は、他の前記位置決め棒が打撃されて型枠上に固定されるときに生じる振動により外れて落下することを防ぐことを特徴とする、
ドア窓角壁面亀裂防止アセンブリ構造。
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