JP6827273B2 - ブロック継手の閉止栓 - Google Patents

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本発明は、ブロック継手の閉止栓に関し、詳しくは流体制御装置に用いるブロック継手に形成された流路の開口を塞ぐ閉止栓に関する。
近年、例えば半導体製造装置のガス制御システム等に用いられる流体制御装置では、流体制御装置の占有スペースを低減するために集積化が促進されている。具体的には、流体制御装置を構成する複数の流体制御機器を隣接して配置し、流体制御機器のベース部材として、隣接する流体制御機器間を流れる流体の流路が形成されたブロック継手が設けられている。これらブロック継手を並列に配置することにより、パイプや管継手を介さない集積化されたコンパクトな流体制御装置が実現されている。
そして、特許文献1には、対向する各ブロック継手の突き合わせ端面間に介在されるシール部材と、各ブロック継手を結合するねじ手段とを備えた流体継手が開示されている。ねじ手段は、一方のブロック継手に設けられた貫通孔に挿通されたボルトと、他方のブロック継手に設けられたねじ部とから構成され、ボルトをねじ部に螺合させて各ブロック継手を結合する。各ブロック継手の結合の際に、シール部材であるガスケットを変形させることで、各ブロック継手に亘って形成される流路のシール性が確保される。
特開2003−322127号公報
ところで、流体制御装置の形成に際し、ブロック継手に形成された流路の開口を閉止栓で塞ぐ必要が生じることがある。閉止栓は、例えば2つのボルト挿通孔が貫通された栓本体と、ボルト挿通孔に挿通され、栓本体をブロック継手に結合するねじ部を有するボルトと、ブロック継手の流路の開口の周縁と栓本体との間に介在する環状のガスケットとを備えている。
ブロック継手の開口の周縁には、ガスケットが嵌入可能に凹設されたザグリ部が形成されている。また、ザグリ部の開口の周囲には、ブロック継手への栓本体の結合に伴いガスケットが押圧される環状の押圧突起が形成されている。
栓本体、及びガスケットが金属製である場合には、ボルトにより高トルクの締結力で栓本体を金属製のブロック継手と結合し、この結合に伴いガスケットが押圧突起に押圧されて変形する。これにより、ブロック継手の閉止栓における高いシール性が確保される。
しかしながら、閉止栓は、流体制御装置の形成に際し、ブロック継手の流路へのパーティクル侵入防止用に一時的に使用する場合がある。また、流体制御装置の搬送時にのみ閉止栓を装着し、搬入先では閉止栓を外して流路の開口に別の流体制御機器の流路を接続する場合もあり得る。また、流体制御装置によっては、流路を低圧の流体が流れる場合もある。これらの場合には、ブロック継手の閉止栓にさほど高度なシール性能は要求されない。このように、栓本体、及びガスケットを金属製にした、いわゆるメタルシールの閉止栓を用いると、上述した閉止栓の用途、閉止栓に要求されるシール性能、流体制御装置の仕様などを考慮したとき、閉止栓の材料コスト過大を招くおそれがある。
また、メタルシールに用いる金属製のガスケットは変形後に繰り返し使用できないため、閉止栓を複数回着脱する用途を考慮したとき、変形したガスケットを交換しなければならないため、閉止栓の材料コストのさらなる増大を招きかねない。
また、上述したように、閉止栓は、ボルト、栓本体、及びガスケットの3種の部材から構成され、これら各部材を組み付けることによって初めてユニット化された1つの閉止栓が形成される。従って、ブロック継手に閉止栓を着脱する際、作業者がこれらの小さな部材を個々に取り扱い、管理し、各部材を組み付けることとなるため、閉止栓自体の組み付け性、ブロック継手に対する閉止栓の組み付け性が悪化し、ひいては流体制御装置の生産コストが増大するおそれがある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、閉止栓の材料コストを低減し、閉止栓自体の組み付け性、ブロック継手に対する閉止栓の組み付け性、ひいては閉止栓が組み付けられたブロック継手を使用する流体制御装置の生産性をも向上することができるブロック継手の閉止栓を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のブロック継手の閉止栓は、流体制御装置に用いるブロック継手に形成された流路の開口を塞ぐ閉止栓であって、ボルト挿通孔が貫通された栓本体と、ボルト挿通孔に挿通され、栓本体をブロック継手に結合するねじ部を有するボルトと、ねじ部に係合され、ボルト挿通孔からのボルトの脱落を阻止する係合手段と、ブロック継手の開口の周縁と栓本体との間に介在するシール手段とを備え、栓本体は、樹脂から形成され、ブロック継手に対する栓本体の当接面から円柱状に膨出成形されるとともにシール手段の一部をなすガスケット部を一体に有し、係合手段は、ボルト挿通孔よりも大径の外径を有する環状の係合部材であって、係合部材は、ブロック継手側にてボルト挿通孔から突出したねじ部の突出位置に係合される。
好ましくは、シール手段は、ガスケット部と、ブロック継手の開口の周縁にガスケット部が嵌入可能に凹設された環状の第1ザグリ部と、第1ザグリ部の開口の周囲に第1ザグリ部から連続して形成され、ブロック継手への栓本体の結合に伴いガスケット部が押圧される環状の押圧突起とを有する。
好ましくは、栓本体は、係合部材が位置付けられる側のボルト挿通孔の開口縁に、係合部材が配置可能に凹設された第2ザグリ部を有する。
好ましくは、記第2ザグリ部は、その側壁のみボルト挿通孔を残して栓本体の端面に至るまで切り欠いた切欠部を有する。
また、本発明の別のブロック継手の閉止栓は、流体制御装置に用いるブロック継手に形成された流路の開口を塞ぐ閉止栓であって、ボルト挿通孔が貫通された栓本体と、ボルト挿通孔に挿通され、栓本体をブロック継手に結合するねじ部を有するボルトと、ねじ部に係合され、ボルト挿通孔からのボルトの脱落を阻止する係合手段と、ブロック継手の開口の周縁と栓本体との間に介在するシール手段とを備え、栓本体は、樹脂から形成され、ブロック継手に対する栓本体の当接面から円柱状に膨出成形されるとともにシール手段の一部をなすガスケット部を一体に有し、係合手段は、ボルト挿通孔の孔壁から突出された環状の係合突起である。
さらに、上記係合手段が上記係合突起である場合において、シール手段は、ガスケット部と、ブロック継手の開口の周縁にガスケット部が嵌入可能に凹設された環状の第1ザグリ部と、第1ザグリ部の開口の周囲に第1ザグリ部から連続して形成され、ブロック継手への栓本体の結合に伴いガスケット部が押圧される環状の押圧突起とを有する。
本発明のブロック継手の閉止栓によれば、閉止栓の材料コストを低減し、閉止栓自体の組み付け性、ブロック継手に対する閉止栓の組み付け性、ひいては閉止栓が組み付けられたブロック継手を使用する流体制御装置の生産性をも向上することができる。
本発明の一実施形態に係るブロック継手の閉止栓が組み付けられた流体制御装置の斜視図である。 閉止栓のみを分解して示した流体制御装置の一部分解斜視図である。 栓本体の上面図である。 栓本体の下面を示した斜視図である。 栓本体の下面図である。 栓本体を図5のA−A断面の矢視方向から見た断面図である。 閉止栓の下面を示した斜視図である。 閉止栓が組み付けられたマニホールドブロック継手の上面図である。 マニホールドブロック継手を図8のB−B断面の矢視方向から見た断面図である。 図9においてOリングを用いない場合を示したマニホールドブロック継手の断面図である。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明のブロック継手の閉止栓が組み付けられた流体制御装置の斜視図である。この流体制御装置1は、種々の装置やプラントのガス制御システムに用いられ、流体制御装置1を構成する流体制御機器として、流体の入口側(図1の左側)から順に、第1開閉弁2、圧力調整器4、フィルタ6、第2開閉弁8、第3開閉弁10、マスフローコントローラ12、第4開閉弁14が隣接して配置されている。
これら流体制御機器の下側には、流体制御装置1のベース部材として、7つのブロック継手16が設けられている。各ブロック継手16には、隣接する流体制御機器間を流れる流体の流路が穿設されている。これらブロック継手16と、流体制御機器の下部を構成するベースボディとをボルト18で締結して並列に配置することにより、パイプや管継手を介さない集積化されたコンパクトな流体制御装置1が実現されている。そして、図1では、第1開閉弁2のベースボディ2aがボルト18で締結されたブロック継手16に閉止栓20が取り付けられている。
図2は、閉止栓20のみを分解して示した流体制御装置1の一部分解斜視図である。本実施形態の場合、閉止栓20は、2つのボルト18と、直方体状をなす栓本体22と、2つの環状のOリング(係合手段、係合部材)24とから構成されている。ボルト18は、頂面に六角穴を有する円筒状の頭部18aと、ねじ部18bとを有している。
栓本体22は、ブロック継手16に対して取り付けるときにボルト18が挿入される側の上面22aと、上面22aの反対側の面であってブロック継手16に当接される下面(当接面)22bとを有している。
栓本体22は、例えばPOM(ポリアセタール)等の樹脂材料から形成され、Oリング24は例えばゴム材料から形成されている。なお、栓本体22は、POM(ポリアセタール)以外のPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等の樹脂材料から形成しても良い。
図3は栓本体22の上面22aを示した上面図であり、図4は栓本体22の下面22bを示した斜視図であり、図5は栓本体22の下面22bを示した下面図であり、図6は栓本体22を図5のA−A断面の矢視方向から見た断面図である。
これら各図に示すように、栓本体22には、ボルト18が挿通される2つのボルト挿通孔26が貫通されている。各ボルト挿通孔26は、栓本体22の直方体状の長手方向に離間して配置され、それぞれ栓本体22の長手方向にて対向する一対の側面22cの近傍にて、栓本体22の上面22aと下面22bとに開口している。
栓本体22の下面22bに形成された各ボルト挿通孔26の開口縁には、それぞれザグリ部(第2ザグリ部)28が凹設されている。ザグリ部28は、Oリング24が配置、収納が可能な内径及び深さを有し、好ましくはOリング24の外径と同一若しくはわずかに小さい内径を有している。また、ザグリ部28には、栓本体22の側面22c側の側壁を当該側面22cに至るまで切り欠いた切欠部30が形成されている。
切欠部30の切り欠き範囲は、好ましくは、ザグリ部28の内径と略同一の幅であって、すなわちOリング24の外径と同一若しくはわずかに小さい幅とされている。
栓本体22の下面22bのボルト挿通孔26の開口間には、ガスケット部32が一体に形成されている。ガスケット部32は、栓本体22の下面22bから膨出成形された円柱状の部位である。
図7は、閉止栓20の下面を示した斜視図である。この図では、栓本体22の各ボルト挿通孔26にはそれぞれボルト18のねじ部18bが挿通され、Oリング24が各ボルト挿通孔26から突出したねじ部18bの突出位置にそれぞれ係合されている。Oリング24は、少なくともねじ部18bに装着された状態でボルト挿通孔26よりも大径の外径を有している。
そして、Oリング24は、ザグリ部28に収容された状態で、ボルト18の頭部18aとともに、ボルト挿通孔26におけるボルト18の移動を規制する。これにより、ボルト挿通孔26からボルト18の頭部18a側に向けてのボルト18の脱落が阻止される。
このように、閉止栓20は、図7に示した状態においては、ガスケット部32が一体形成された樹脂製の栓本体22、2つのボルト18、及び2つのOリング24によって、ブロック継手16の上面に形成された流路の開口を塞ぐ1つのユニット化された閉塞アセンブリ(組立体)を構成している。
図8、図9は、閉止栓20による流路の閉塞状態を分かり易く説明するために、図1及び図2とは異なる形態として、流体制御装置1に設けられたマニホールドブロック継手34に閉止栓20を組み付けた場合を示している。図8はマニホールドブロック継手34の上面図であり、図9はマニホールドブロック継手34を図8のB−B断面の矢視方向から見た断面図である。
マニホールドブロック継手34(以下、単にブロック継手34と称する)は3つの流路を接続する継手である。このブロック継手34には、流路36の開口として、流体の入口側(図9の右側)から順に、入口ポート38A、第1出口ポート38B、及び第2出口ポート38Cが形成されている。第1及び第2出口ポート38B、38Cはブロック継手34の上面34aに開口され、入口ポート38Aはブロック継手34の側面34bから突出された管部40に形成されている。
ブロック継手34内には、入口ポート38Aから延び、途中で第1及び第2出口ポート38B、38Cに分岐された流路36が穿設されている。
ブロック継手34の上面34aには、第1出口ポート38Bを挟む位置に一対のねじ穴42が形成され、第2出口ポート38Cを挟む位置にも同様の一対のねじ穴42が形成されている。
図7に示したユニット化された閉塞アセンブリである閉止栓20の2つのボルト18のねじ部18bを第1出口ポート38B側の一対のねじ穴42にそれぞれ螺合することにより、閉止栓20はブロック継手34に組み付けられ、第1出口ポート38Bを閉塞する。
第1及び第2出口ポート38B、38Cには、それぞれブロック継手34の流路36の開口の周縁にザグリ部(第1ザグリ部)44が凹設されている。ザグリ部44は、ガスケット部32が嵌入可能な外径及び深さを有している。また、ザグリ部44には、流路36の開口の周囲に環状の押圧突起46が形成されている。
ボルト18を所定のトルクで締結し、ブロック継手34に栓本体22を結合させたとき、ガスケット部32は、押圧突起46に押圧されて変形し、栓本体22に使用される樹脂材料の固有の弾性率に基づく弾性力を発生する。ガスケット部32は、押圧突起46に押圧されたとき、塑性変形に至らない弾性変形の範囲で変形される突出高さを有している。このため、ブロック継手34に対して閉止栓20を少なくとも複数回繰り返し着脱したとしても、ガスケット部32の復元力が低下して閉止栓20のシール性が損なわれることはない。
このように、閉止栓20は、ブロック継手34の流路36の開口の周縁と栓本体22との間に、栓本体22と一体のガスケット部32と、第1出口ポート38Bのザグリ部44及び押圧突起46とにより構成されたシール部(シール手段)48を介在させている。
以上のように本実施形態の閉止栓20は、ガスケット部32を一体形成した栓本体22を樹脂製にしたことより、栓本体22が金属製である場合に比して、閉止栓20の材料コストを大幅に低減することができる。このような樹脂製の栓本体22を使用した閉止栓20は、その用途や要求されるシール性能、流体制御装置1の仕様を考慮し、適所で使用可能である。
また、ガスケット部32が樹脂製であることにより、ガスケット部32の復元力が低下しない範囲で、ブロック継手34に対して閉止栓20を複数回繰り返し着脱することができる。従って、メタルシールに用いる金属製のガスケットのように、変形したガスケットを交換しなくとも良いため、閉止栓20の材料コストをさらに低減可能である。
また、閉止栓20は、ガスケット部32が一体形成された樹脂製の栓本体22と、ボルト18及びボルト18の脱落を阻止するOリング24とによって、1つのユニット化された閉塞アセンブリを構成している。これにより、閉止栓20を構成する部品点数をガスケットの分だけ削減することができる。また、閉塞アセンブリとして組み付けられた1ユニットとして閉止栓20を取り扱い、管理することができる。従って、ボルト18、栓本体22、及びガスケットの3種の部材を個々に取り扱い、組み付け、管理していた従来の場合に比して、閉止栓20自体の組み付け性、ブロック継手34に対する閉止栓20の組み付け性、ひいてはブロック継手34を使用する流体制御装置1の生産性を大幅に向上することができる。
また、Oリング24は、ボルト挿通孔26の開口縁に凹設されたザグリ部28に収容された状態でねじ部18bに装着される。これにより、ブロック継手34に対する閉止栓20の組み付け時、ブロック継手34の上面34aと栓本体22の下面22bとの間にOリング24が挟まれることが防止され、シール部48のシール性を確実に確保することができる。
ここで、Oリング24の干渉を排除しながらシール部48のシール性を確保するためには、例えば、ボルト挿通孔26の孔壁に環状溝を形成し、当該環状溝にOリング24を嵌入固定して設置し、このOリング24にねじ部18bを係合させてボルト18の脱落を阻止することが考えられる。しかし、Oリング24のボルト挿通孔26への内設は押し込みにより行われ、容易な作業ではない。従って、本実施形態のようにザグリ部28を設けたことにより、ねじ部18bに対するOリング24の装着を容易に行うことができ、閉止栓20自体の組み付け性をさらに向上することができる。
しかも、ザグリ部28に切欠部30が形成されていることにより、ねじ部18bに対するOリング24の装着をより一層容易に行うことができ、閉止栓20自体の組み付け性をより一層向上することができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、図10に示すように、ねじ部18bに係合され、ボルト挿通孔26からのボルト18の脱落を阻止する手段として、Oリング24の代わりに、ボルト挿通孔26の孔壁26aから突出された環状の係合突起(係合手段)50を設けても良い。この係合突起50は、栓本体22と一体の樹脂製の部位であり、好ましくは、図10に示したように栓本体22の上面22aに形成されたボルト挿通孔26の開口縁の加工し易い位置に形成されている。
この場合には、Oリング24が不要となるため、閉止栓20を構成する部品点数をさらに削減することができる。従って、閉止栓20を取り扱い、管理をさらに簡素化することができ、閉止栓20自体の組み付け性、ブロック継手34に対する閉止栓20の組み付け性、ひいてはブロック継手34を使用する流体制御装置1の生産性をさらに向上することができる。
1 流体制御装置
16 ブロック継手
18 ボルト
18b ねじ部
20 閉止栓
22 栓本体
22b 下面(当接面)
24 Oリング(係合手段、係合部材)
26 ボルト挿通孔
28 ザグリ部(第2ザグリ部)
30 切欠部
32 ガスケット部
34 マニホールドブロック継手(ブロック継手)
36 流路
44 ザグリ部(第1ザグリ部)
46 押圧突起
48 シール部(シール手段)
50 係合突起(係合手段)

Claims (6)

  1. 流体制御装置に用いるブロック継手に形成された流路の開口を塞ぐ閉止栓であって、
    ボルト挿通孔が貫通された栓本体と、
    前記ボルト挿通孔に挿通され、前記栓本体を前記ブロック継手に結合するねじ部を有するボルトと、
    前記ねじ部に係合され、前記ボルト挿通孔からの前記ボルトの脱落を阻止する係合手段と、
    前記ブロック継手の前記開口の周縁と前記栓本体との間に介在するシール手段と
    を備え、
    前記栓本体は、樹脂から形成され、前記ブロック継手に対する前記栓本体の当接面から円柱状に膨出成形されるとともに前記シール手段の一部をなすガスケット部を一体に有し、
    前記係合手段は、前記ボルト挿通孔よりも大径の外径を有する環状の係合部材であって、前記係合部材は、前記ブロック継手側にて前記ボルト挿通孔から突出した前記ねじ部の突出位置に係合される、ブロック継手の閉止栓。
  2. 前記シール手段は、
    記ガスケット部と、
    前記ブロック継手の前記開口の周縁に前記ガスケット部が嵌入可能に凹設された環状の第1ザグリ部と、
    前記第1ザグリ部の前記開口の周囲に前記第1ザグリ部から連続して形成され、前記ブロック継手への前記栓本体の結合に伴い前記ガスケット部が押圧される環状の押圧突起と
    を有する、請求項1に記載のブロック継手の閉止栓。
  3. 前記栓本体は、前記係合部材が位置付けられる側の前記ボルト挿通孔の開口縁に、前記係合部材が配置可能に凹設された第2ザグリ部を有する、請求項1又は2に記載のブロック継手の閉止栓。
  4. 前記第2ザグリ部は、その側壁のみ前記ボルト挿通孔を残して前記栓本体の端面に至るまで切り欠いた切欠部を有する、請求項3に記載のブロック継手の閉止栓。
  5. 流体制御装置に用いるブロック継手に形成された流路の開口を塞ぐ閉止栓であって、
    ボルト挿通孔が貫通された栓本体と、
    前記ボルト挿通孔に挿通され、前記栓本体を前記ブロック継手に結合するねじ部を有するボルトと、
    前記ねじ部に係合され、前記ボルト挿通孔からの前記ボルトの脱落を阻止する係合手段と、
    前記ブロック継手の前記開口の周縁と前記栓本体との間に介在するシール手段と
    を備え、
    前記栓本体は、樹脂から形成され、前記栓本体の下面から円柱状に膨出成形されるとともに前記シール手段の一部をなすガスケット部を一体に有し、
    前記係合手段は、前記ボルト挿通孔の孔壁から突出された環状の係合突起である、ブロック継手の閉止栓。
  6. 前記シール手段は、
    前記ガスケット部と、
    前記ブロック継手の前記開口の周縁に前記ガスケット部が嵌入可能に凹設された環状の第1ザグリ部と、
    前記第1ザグリ部の前記開口の周囲に前記第1ザグリ部から連続して形成され、前記ブロック継手への前記栓本体の結合に伴い前記ガスケット部が押圧される環状の押圧突起と
    を有する、請求項5に記載のブロック継手の閉止栓。
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