JP6826754B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、ステアリング装置に関する。
特許文献1では、テレスコ調整時に、第2ストッパ部材が、アッパージャケットに固定された第1ストッパ部材に対して当接することにより、アッパージャケットのテレスコ調整範囲の終端位置が規制される。アッパージャケットをロックするロック・解除機構が、操作レバーと一体回転する回転軸を備えており、第2ストッパ部材は、回転軸によって回転軸の軸方向に移動可能に支持されている。
特許文献1では、アッパージャケットに固定された第1ツース部材と、ロアージャケットに連結部材(樹脂ピン)を介して連結された第2ツース部材とを備えており、ロック・解除機構のロック操作に連動して、第2ツース部材が第1ツース部材に噛合されて、いわゆるツースロックが達成される。二次衝突時には、アッパージャケットからロック状態のツースロック機構を介して連結部材に衝撃荷重が負荷され、連結部材が破断してアッパージャケットが離脱される。
ロック・解除機構がアッパージャケットのロックを解除するときに、第2ストッパ部材が、第1ストッパ部材に対してアッパージャケットの軸方向に対向する進出位置に移動される。また、ロック・解除機構がアッパージャケットをロックするときに、第2ストッパ部材が、前記進出位置から第1ストッパ部材に対してアッパージャケットの軸方向に対向しない退避位置まで移動される。これにより、テレスコ調整時のストッパとして機能する第2ストッパ部材が、二次衝突時の離脱荷重に影響を与えることが防止される。
特開2016−113139号公報
しかしなから、特許文献1では、操作レバーの回転操作に連動して、第2ストッパ部材を前記回転軸の軸方向に直線移動させる運動変換機構が必要であるため、構造が複雑となる。
一方、構造を簡単にするため、テレスコ調整時に、アッパージャケット側のストッパ部材を第2ツース部材に当接させて、前記連結部材にテレスコ調整時のストッパ機能を果たさせることも考えられる。しかしながら、その場合、連結部材がテレスコ調整時にストッパ機能を果たすときに、連結部材が不用意に破断してしまうおそれがある。
本発明の目的は、二次衝突時に破断可能な連結部材がテレスコ調整時に不用意に破断されることを簡単な構造で抑制するステアリング装置を提供することである。
請求項1記載の発明は、コラム軸方向(X)に伸縮可能なステアリングシャフト(3)と、ロアージャケット(16)と前記ロアージャケットに嵌合されたアッパージャケット(15)とを含み、前記ステアリングシャフトを回転可能に支持し、テレスコ調整時に前記コラム軸方向に伸縮可能なコラムジャケット(4)と、前記ロアージャケットによって前記アッパージャケットを締付保持させる締付機構(7)と、前記アッパージャケットに固定され、前記アッパージャケットと前記コラム軸方向に一体移動する第1ツース部材(60)と、前記締付機構による締付時に前記第1ツース部材に対する噛合状態になり前記締付機構による締付解除時に前記噛合を解除する噛合解除状態になるように姿勢変化する第2ツース部材(70;70P)と、前記第2ツース部材と前記ロアージャケットとを連結し、前記第2ツース部材とともに姿勢変化し、締付時における二次衝突時に前記第2ツース部材からの曲げ荷重を受けて破断可能であり、締付解除時におけるテレスコ調整時に前記アッパージャケットのテレスコ調整範囲の短縮側の終端位置を前記第2ツース部材を介して規制する連結部材(80)と、を備え、前記締付機構の締付時と締付解除時とで、前記連結部材が前記第2ツース部材とともに回転変位することで姿勢変化を行い、前記姿勢変化によって、前記締付解除時の前記連結部材の曲げの断面係数(Z2)が、前記締付時の前記連結部材の曲げの断面係数(Z1)よりも大きくされている、ステアリング装置(1)を提供する。
なお、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素等を表すが、このことは、むろん、本発明がそれらの実施形態に限定されるべきことを意味するものではない。以下、この項において同じ。
請求項2のように、前記連結部材は、前記第2ツース部材と連結された軸本体部(81)と、前記軸本体部の一対の端部(811,812)に配置され前記ロアージャケットに支持される一対の被支持部(82,83)とを有し、前記第2ツース部材と一体に回転変位される連結軸(80)を含んでいてもよい。
請求項1の発明では、締付機構の締付時と締付解除時とで姿勢変化する連結部材の曲げの断面係数に関して、締付解除時の断面係数が、締付時の断面係数よりも大きくされる。このため、締付時における二次衝突時の連結部材の破断強度に比して、締付解除時におけるテレスコ調整時の連結部材の破断強度が大きい。したがって、従来技術のように退避のための複雑な運動変換機構を用いる必要がなく、連結部材を第2ツース部材とともに回転変位させる簡単な構造で、テレスコ調整時の連結部材の破断を抑制することができる。
請求項2の発明では、連結部材として、両端支持されて第2ツース部材と一体に回転変位する連結軸を用いるので、第2ツース部材を介して連結軸に安定した荷重負荷を与えることができ、ひいては、締付時および締付解除時における連結軸の破断強度がそれぞれ安定する。
本発明の一実施形態に係るステアリング装置の模式的側面図である。 ステアリング装置の概略斜視図である。 ステアリング装置の断面図であり、図1のIII−III線に沿って切断された断面図に相当する。 ツースロック機構周辺の構造の概略分解斜視図である。 ツースロック機構の模式的側面図であり、(a)は、締付機構の締付時におけるツースロック機構の噛合状態を示し、(b)は、締付機構の締付解除時におけるツースロック機構の噛合解除状態を示している。 ツースロック機構および衝撃吸収機構の模式的側面図であり、締付機構の締付時における二次衝突時の状態を示している。 ツースロック機構および衝撃吸収機構の模式的側面図であり、締付機構の締付解除時におけるテレスコ調整時に、アッパージャケットのテレスコ調整範囲の短縮側の終端位置が規制される状態を示している。 二次衝突時におけるツースロック機構および衝撃吸収機構の動作を示す模式的平面図であり、(a)は連結軸の破断前の状態を示し、(b)は連結軸の破断後の状態を示している。 連結軸の軸本体部の断面を示す模式図であり、(a)は締付機構の締付時における軸本体部の断面を示し、(b)は締付機構の締付解除時における軸本体部の断面を示している。 本発明の変更形態における第2ツース部材と連結軸の概略側面図である。
以下では、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るステアリング装置1の模式的側面図である。図1において、紙面左側が、ステアリング装置1が取り付けられる車体2の前側であり、紙面右側が車体2の後側である。また、図1において、紙面上側が車体2の上側であり、紙面下側が車体2の下側である。図2は、ステアリング装置1の斜視図である。
図1を参照して、ステアリング装置1は、ステアリングシャフト3と、コラムジャケット4と、ロアーブラケット5と、アッパーブラケット6と、締付機構7と、衝撃吸収機構8と、ツースロック機構9と、を主に備えている。
ステアリングシャフト3の延びる方向が、コラム軸方向Xである。ステアリングシャフト3の一端3a(コラム軸方向Xの上端)に、ステアリングホイール等の操舵部材10が連結されている。ステアリングシャフト3の他端3b(コラム軸方向Xの下端)は、自在継手11、インターミディエイトシャフト12および自在継手13を順次に介して、転舵機構14と連結されている。転舵機構14は、操舵部材10の操舵回転が伝達されることに応じて転舵輪(図示せず)を転舵させる例えばラックアンドピニオン機構である。
ステアリングシャフト3は、例えばスプライン嵌合やセレーション嵌合によって相対摺動可能に嵌合された筒状のアッパーシャフト3Uとロアーシャフト3Lとを有している。操舵部材10は、アッパーシャフト3Uの一端(コラム軸方向Xの上端)に連結されている。また、ロアーシャフト3Lに対するアッパーシャフト3Uのコラム軸方向Xへの移動によって、ステアリングシャフト3は、コラム軸方向Xに伸縮可能である。ここで、コラム軸方向Xの上側および下側を、それぞれ、コラム軸方向上側XUおよびコラム軸方向下側XLと言う。
コラムジャケット4は、コラム軸方向Xに延びる中空体である。コラムジャケット4は、アッパージャケット15と、ロアージャケット16とを含む。アッパージャケット15は、ロアージャケット16に対してコラム軸方向Xに摺動可能に内嵌されている。コラムジャケット4は、コラム軸方向Xに伸縮可能である。
ステアリングシャフト3は、コラムジャケット4内に挿通されており、複数の軸受17,18を介してコラムジャケット4によって回転可能に支持されている。具体的には、アッパージャケット15が、軸受17を介してアッパーシャフト3Uを回転可能に支持しており、ロアージャケット16が、軸受18を介してロアーシャフト3Lを回転可能に支持している。
また、アッパージャケット15が、軸受17を介してアッパーシャフト3Uに連結され、ロアージャケット16が、軸受18を介してロアーシャフト3Lに連結されている。このため、アッパージャケット15がロアージャケット16に対してコラム軸方向Xに移動することによって、コラムジャケット4は、ステアリングシャフト3とともにコラム軸方向Xに伸縮する。
ここでのステアリングシャフト3およびコラムジャケット4の伸縮を「テレスコ」と呼び、テレスコによる操舵部材10のコラム軸方向Xの位置調整をテレスコ調整と呼ぶ。
ロアーブラケット5は、車体2に固定された固定ブラケット5Aと、ロアージャケット16のコラム軸方向Xの下部に固定された可動ブラケット5Bとを含む。可動ブラケット5Bは、コラム軸方向Xと直交する方向(車体2の左右方向。図1において紙面と直交する方向)に延びる中心軸5Cを介して、回転可能に支持されている。
コラムジャケット4およびステアリングシャフト3は、中心軸5Cを中心に上下に回動することができる。ここでの回動を「チルト」と呼び、中心軸5Cを中心とした略上下方向である移動方向をチルト方向Yと呼ぶ。チルトによる操舵部材10の上下調整をチルト調整と呼ぶ。チルト方向Yの上側をチルト方向上側YUで表し、チルト方向Yの下側をチルト方向下側YLで表す。
図2に示すように、コラム軸方向Xおよびチルト方向Yの双方と直交する方向が、車体2の左右方向Zに相当する。アッパーブラケット6は、一対の側板19と、連結板20とを含む。
一対の側板19は、コラムジャケット4を挟んで左右方向Zに対向する。連結板20は、一対の側板19の上端部どうしを連結している。アッパーブラケット6全体として、コラム軸方向Xから見て下向きに開放する溝形を形成している。連結板20は、一対の側板19の両側方へ延びる部分を有しており、該部分を挿通するボルト(図示せず)を用いて、連結板20は、車体2(図1を参照)に固定される。これにより、アッパーブラケット6が車体2に固定される。
図2に示すように、一対の側板19には、チルトの中心軸5Cを中心とする円弧状のチルト溝21が形成されている。
ロアージャケット16は、コラム軸方向Xに延びるスリット22と、スリット22の両側に配置された一対の被締付部23とを含む。スリット22は、ロアージャケット16のコラム軸方向上側XUの部分に形成されている。一対の被締付部23は、ロアージャケット16のコラム軸方向上側XUの部分において、スリット22を挟んで左右方向Zに対向する板状の部分である。一対の被締付部23がクランプされて締め付けられることにより、弾性的に縮径されたロアージャケット16がアッパージャケット15を締め付ける。
図3は、図1のIII−III断面図である。図3に示すように、アッパーブラケット6の一対の側板19のそれぞれは、外側面19aと、内側面19bとを含む。
一対の被締付部23のそれぞれには、左右方向Zに被締付部23を貫通する円孔からなる軸挿通孔24が、形成されている。板状をなす一対の被締付部23のそれぞれは、外側面23aと、内側面23bとを含む。各被締付部23の外側面23aは、アッパーブラケット6の対応する側板19の内側面19bと対向する。
アッパージャケット15の外周面15aの周方向の一部には、コラム軸方向X(図3において紙面と直交する方向)の所定範囲において互いに平行に延びる一対の平坦部15bが設けられている。一方の平坦部15bには、ツースロック機構9の板状の第1ツース部材60が固定されている。第1ツース部材60の(左右方向Zの)両側の端面60aが、一対の被締付部23の内側面23bにそれぞれ近接対向している。
テレスコ調整時において、一対の被締付部23の内側面23bが、第1ツース部材60の一対の端面60aを介して、アッパージャケット15のコラム軸方向Xの移動を案内しつつ、ロアージャケット16に対するアッパージャケット15の回転を規制する。
次いで、締付機構7を説明する。締付機構7は、チルト調整およびテレスコ調整を終えた操舵部材10(図1参照)の位置をロックしたり、ロック解除したりするための機構である。
図3に示すように、締付機構7は、締付軸25と、操作レバー26と、リング状のカム27と、リング状のカムフォロワとしての一方の締付部材28と、ナット29と、他方の締付部材30と、介在部材31とを含む。カム27、一方の締付部材28、ナット29、他方の締付部材30、および介在部材31は、締付軸25の外周によって支持されている。
締付軸25は、アッパーブラケット6の両側板19のチルト溝21およびロアージャケット16の両被締付部23の軸挿通孔24に挿通するボルトからなる。締付軸25は、両側板19によって支持されている。締付軸25の一端に設けられた大径の頭部25aは、締付軸25の中心軸線C1の回りに操作レバー26と一体回転可能に固定されている。
カム27およびカムフォロワ(一方の締付部材28)は、締付軸25の頭部25aと一方の側板19との間に介在し、操作レバー26の操作トルクを締付軸25の軸力(一対の側板19を締め付けるための締付力)に変換する力変換機構を構成している。
カム27は、操作レバー26と一体回転可能に連結され、締付軸25に対して締付軸25の中心軸方向である締付軸方向Jの移動が規制されている。カムフォロワ(一方の締付部材28)は、カム27に対してカム係合し、一方の側板19を締め付ける。
一方の締付部材28(カムフォロワ)および他方の締付部材30は、それぞれ対応する側板19を締め付ける締付板部28a,30aと、それぞれ対応するチルト溝21に嵌合されたボス部28b,30bとを有している。各ボス部28b,30bと対応するチルト溝21との嵌合によって、各締付部材28,30の回転が規制されている。また、両締付部材28,30は、締付軸25によって締付軸方向Jに移動可能に支持されている。
ナット29は、締付軸25の他端のねじ部25bに螺合されている。介在部材31は、他方の締付部材30とナット29との間に介在している。介在部材31は、ワッシャ32と針状ころ軸受33とを含む。
操作レバー26のロック側への回転に伴って、カム27が一方の締付部材28(カムフォロワ)に対して回転することにより、一方の締付部材28が締付軸方向Jに移動されて、両締付部材28,30(の締付板部28a,30a)の間で、アッパーブラケット6の一対の側板19がクランプされて締め付けられる。
これにより、アッパーブラケット6の各側板19が、ロアージャケット16の対応する被締付部23を締め付ける。その結果、各側板19と対応する被締付部23との摩擦係合力により、ロアージャケット16のチルト方向Yの移動が規制されて、チルトロックが達成される。
また、両被締付部23が締め付けられることで、ロアージャケット16のコラム軸方向上側XUの部分が、アッパージャケット15を締め付ける。これにより、両ジャケット15,16間の摩擦係合力により、アッパージャケット15のコラム軸方向Xの移動が規制されて、テレスコロックが達成される。
図4は、衝撃吸収機構8およびツースロック機構9の概略分解斜視図である。図4に示すように、衝撃吸収機構8は、二次衝突時に移動変形して二次衝突時の衝撃を吸収する衝撃吸収部材40と、衝撃吸収部材40の移動変形を案内規制する案内部材50とを備えている。ツースロック機構9は、締付機構7による締付時にツースどうしを噛み合わせる機構であり、二次衝突時の初期段階でアッパージャケット15のテレスコ位置を保持する機能を果たす。
ツースロック機構9は、第1ツース部材60と、第2ツース部材70と、連結部材としての連結軸80と、連動機構90とを含む。第1ツース部材60は、アッパージャケット15に固定されている。第2ツース部材70は、連結軸80によってロアージャケット16に連結支持され、連結軸80の中心軸線C2の回りに連結軸80と一体に回転変位される。連動機構90は、締付機構7の操作レバー26の回転操作に、第2ツース部材70の回転を連動させる機構である。
第1ツース部材60を説明する。図3に示すように、第1ツース部材60は、アッパージャケット15の外周面15aの平坦部15bに溶接等によって固定されている。図4に示すように、第1ツース部材60は、コラム軸方向Xに長手に延びる矩形板状の板材を用いて形成されている。
図3および図4に示すように、第1ツース部材60は、左右方向Z(締付軸方向J)の一対の端面60aと、コラム軸方向Xの上端部60bおよび下端部60cと、表面60dと、表面60dの反対側の面であってアッパージャケット15の平坦部15bに沿う裏面60eとを含む。
第1ツース部材60は、表面60dおよび裏面60eを貫通し、コラム軸方向Xに延びる貫通溝61と、貫通溝61内に設けられた一対の第1ツース列62Lとを含む。図4に示すように、アッパージャケット15は、貫通溝61と連通し、コラム軸方向Xに延びるスリット15cを有している。
図4に示すように、貫通溝61は、コラム軸方向Xに延びて締付軸方向Jに互いに対向する一対の内壁面を有しており、これら一対の内壁面に、それぞれコラム軸方向Xに並べられた複数の第1ツース62を含む一対の第1ツース列62Lが形成されている。
一対の第1ツース列62Lの第1ツース62の歯先同士が、締付軸方向Jに対向している。第1ツース62の歯筋方向D(歯幅方向に相当)は、コラム軸方向Xおよび締付軸方向Jの双方と直交するように貫通溝61の深さ方向に延びている。
第1ツース部材60は、図示しないボルト等によってアッパージャケット15の外周面に固定されていてもよい。また、第1ツース部材60は、アッパージャケット15と単一の材料で一体に形成されていてもよい。
第1ツース部材60のコラム軸方向Xの上端部60bには、テレスコ調整範囲の終端位置を規制するための後述する規制機構100の係合部102が固定されている。
次いで、第2ツース部材70を説明する。第2ツース部材70は、駆動部71を有する本体部72と、第2ツース73が形成されたツース形成部74とを含む。
本体部72は、チルト方向上側YUの面である上面72aと、チルト方向下側YLの面である下面72bと、左右方向Zに対向する一対の側面72cとを含む。本体部72には、一対の側面72cを左右方向Zに貫通する連結孔75が形成されている。
連結軸80は、軸本体部81と、連結軸80の軸方向である連結軸方向Hに関して軸本体部81の一対の端部811,812に固定された一対の被支持部82,83とを含み、樹脂で形成されている。軸本体部81が、第2ツース部材70の連結孔75に挿通連結された状態で、一対の被支持部82,83が、ロアージャケット16の被締付部23に設けられた支持孔34に挿通支持されている。これにより、連結軸80によって、ロアージャケット16と第2ツース部材70とが連結される。
連結軸80の被支持部82,83およびロアージャケット16の支持孔34は、同形状の円柱状に形成されている。連結軸80の一対の被支持部82,83は、一対の被締付部23の支持孔34の内面によって、連結軸80の中心軸線C2(一対の被支持部82,83の中心軸線に相当)の回りに回転可能に支持されている。連結軸80の中心軸線C2は、締付軸25の中心軸線C1と平行である。
軸本体部81は、連結孔75と同じ断面形状、例えば矩形状に形成されている。すなわち、軸本体部81の模式的断面図である図9(a)に示すように、軸本体部81は、一対の短辺部81aと、一対の長辺部81bとを有している。図4に示すように、軸本体部81の連結軸方向Hの中央部が、第2ツース部材70の連結孔75に嵌合連結される。これにより、連結軸80と第2ツース部材70とが、連結軸80の中心軸線C2の回りに一体に回転変位可能とされる。
一方の被支持部82は、軸本体部81と単一の材料で一体に形成されている。他方の被支持部83は、軸本体部81と別体で形成され例えば圧入固定により一体化される円柱体からなる。他方の被支持部83には、第2ツース部材70の連結孔75に挿通された状態の軸本体部81の端部を圧入固定させる固定孔84が形成されている。
図5(a)および(b)は、ツースロック機構9の模式的側面図であり、図5(a)は、締付機構7の締付時におけるツースロック機構9の噛合状態を示し、図5(b)は、締付機構7の締付解除時におけるツースロック機構9の噛合解除状態を示している。第2ツース部材70は、締付機構7による締付時に、図5(a)に示すように、第1ツース部材60に対する噛合状態になる。
図8(a)および(b)は、二次衝突時におけるツースロック機構9および衝撃吸収機構8の動作を示す模式的平面図である。図8(a)は連結軸80の破断前の状態を示し、図8(b)は連結軸80の破断後の状態を示している。樹脂で形成された連結軸80は、締付機構7の締付時における二次衝突時に、図8(a)に示すように、噛合状態の第2ツース部材70からの曲げ荷重F1を受けて、図8(b)に示すように、軸本体部81の一対の端部811,812で破断可能である。
図6は、ツースロック機構9および衝撃吸収機構8の模式的側面図であり、締付機構7の締付時における二次衝突時の状態を示している。図6に示すように、連結軸80の破断後に、第1ツース部材60とコラム軸方向下側XLへ一体移動する第2ツース部材70が、衝撃吸収部材40を移動変形させる。
第2ツース部材70は、締付機構7による締付解除時に、図5(b)に示すように、第1ツース部材60に対する噛合を解除する噛合解除状態になるように、回転変位される。図7は、ツースロック機構9および衝撃吸収機構8の模式的側面図であり、締付機構7の締付解除時におけるテレスコ調整時に、アッパージャケット15のテレスコ調整範囲の短縮側の終端位置が規制される状態を示している。図7に示すように、連結軸80は、締付解除時におけるテレスコ調整時に、アッパージャケット15のテレスコ調整範囲の短縮側の終端位置を第2ツース部材70を介して規制する機能を果たす。
具体的には、図4および図7を参照して、ステアリング装置1は、テレスコ調整時のアッパージャケット15の移動範囲の終端位置規制する規制機構として、アッパージャケット15がロアージャケット16に対して最も縮んだ最短縮位置にあるときに、アッパージャケット15のコラム軸方向Xの位置を規制する規制機構100を備えている。
規制機構100は、第2ツース部材70のツース形成部74のコラム軸方向上側XUの端面に設けられたストッパ部101と、第1ツース部材60に固定されアッパージャケット15が図7に示すように最短縮位置にある状態でストッパ部101と係合する係合部102とを含む。
アッパージャケット15が最短縮位置にある状態で、第1ツース部材60の係合部102が、第2ツース部材70のストッパ部101に当接して与える荷重が、連結軸80に対する曲げ荷重として作用する。係合部102は、例えば樹脂部材で形成されており、係合部102とストッパ部101との衝突による打音が抑制される。
次いで、連動機構90を説明する。図4および図5(a)に示すように、連動機構90は、第2ツース部材70を連結軸80の中心軸線C2回りに噛合側(第2ツース73が第1ツース62に噛合する側)へ回転付勢する付勢部材110と、付勢部材110に抗して、第2ツース部材70を噛合解除側へ駆動する解除部材120とを備える。
付勢部材110は、被締付部23の例えば係止孔からなる係止部35に係止された第1端部111と、第2ツース部材70の上面72aに押圧係合した第2端部112と、第1端部111と第2端部112との間で締付軸25に巻き回されたコイル部113とを含むねじりばねからなる。
解除部材120は、締付軸25が一体回転可能にスプライン嵌合された嵌合孔121(スプライン孔)を有する環状の本体122と、本体122の外周から突出する解除部としての解除突起123とを備えている。
解除突起123は、締付軸25のロック解除方向への回転に伴って、第2ツース部材70の本体部72に設けられた係合部としての係合突起76と係合することにより、付勢部材110に抗して、第2ツース部材70を噛合解除側へ回転させる。
操作レバー26をロック方向[図5(b)において反時計回り]に回転操作すると、締付軸25とともに解除部材120が、図5(b)に示す状態から図5(a)に示す状態へと、反時計回りに回転される。
これにより、解除部材120の解除突起123が、第2ツース部材70の係合突起76との係合を解除するため、付勢部材110が、第2ツース部材70を、連結軸80の中心軸線C2を中心として時計回りに回転駆動し、第2ツース73は、第1ツース62に対して歯筋方向Dから噛み合う[図5(a)参照]。これにより、ツースロックによるテレスコロックが達成される。
逆に、操作レバー26をロック解除方向[図5(a)において時計回り]に回転操作すると、締付軸25とともに解除部材120が、図5(a)に示す状態から図5(b)に示す状態へと、時計回りに回転される。
これにより、解除部材120の解除突起123が、第2ツース部材70の係合突起76を押し上げるため、第2ツース部材70は、連結軸80の中心軸線C2を中心として反時計回りに回転駆動され、第2ツース73が、第1ツース62から歯筋方向Dに沿って離間し、噛合が解除される[図5(b)参照]。これにより、ツースロックによるテレスコロックが解除される。
次いで、衝撃吸収部材40および案内部材50を含む衝撃吸収機構8を説明する。図4に示すように、衝撃吸収部材40は、一対の第1板部41と、一対の第2板部42と、一対の折り返し部43と、移動部44とを含む。一対の第1板部41は、左右方向Zに離隔し、コラム軸方向Xに平行に延びている。一対の第2板部42は、左右方向Zに離隔し、コラム軸方向Xに平行に延びている。
各第1板部41は、コラム軸方向下側XLの第1端部41aと、コラム軸方向上側XUの第2端部41bと、第1端部41aおよび第2端部41b間の変形予定部45とを含む。各第1板部41の第1端部41aは、共通の固定ねじ55によって、ロアージャケット16に、案内部材50とともに共締めされて固定されている。
一対の第1板部41の第2端部41bは、対応する折り返し部43を介して対応する第2板部42と連結されている。移動部44は、左右方向Zに延び、一対の第2板部42のコラム軸方向下側XLの端部どうしを連結している。
締付機構7の締付時における二次衝突時に、樹脂製の連結軸80が破断された後、図6および図8(b)に示すように、噛合状態の第1ツース部材60と一体移動する第2ツース部材70の駆動部71が、衝撃吸収部材40の移動部44をコラム軸方向下側XLへ押圧移動させる。このため、衝撃吸収部材40は、折り返し部43がコラム軸方向下側XLへ移動するようにして、第1板部41および第2板部42が塑性変形され、衝撃エネルギを吸収する。
図4に示すように、衝撃吸収機構8の案内部材50は、一対の第1案内部51と、第2案内部52とを含む。一対の第1案内部51は、左右方向Zに離隔して、コラム軸方向Xに平行に延びる一対の板部からなる。一対の第1案内部51は、衝撃吸収部材40の一対の第1板部41の上面に沿わされており、二次衝突時に第1板部41の移動変形を案内する。
第2案内部52は、上板52aと、左右方向Zに離隔する一対の側板52bとを有する溝形に形成されており、コラム軸方向Xに延びている。各側板52bが、上板52aと対応する第1案内部51とを接続している。二次衝突時において連結軸80の破断後、図6に示すように、噛合状態の第2ツース部材70が、駆動部71によって衝撃吸収部材40の移動部44を押しながらコラム軸方向下側XLへ移動するときに、第2案内部52が、第2ツース部材70の被案内部77のコラム軸方向下側XLへの移動を案内する。
図9(a)および(b)は、連結軸80の軸本体部81の断面を示す模式図である。図9(a)は、締付機構7の締付時における軸本体部81の断面を示し、図9(b)は、締付機構7の締付解除時における軸本体部81の断面を示している。
図9(a)および(b)に示すように、締付機構7の締付時と締付解除時とで、連結軸80は、第2ツース部材70とともに連結軸80の中心軸線C2の回りに回転変位により姿勢変化する。
図9(a)に示すように、締付機構7の締付時における二次衝突時に、連結軸80は、コラム軸方向下側XLへの曲げ荷重F1を受ける。このとき、矩形断面である連結軸80の軸本体部81は、短辺部81aが、コラム軸方向Xと平行になる姿勢となっている。また、曲げの中立面NPは、長辺部81bと平行である。軸本体部81の図心に相当する中心軸線C2を通過し長辺部81bと平行な面Qは、中立面NPと一致している。このため、連結軸80の軸本体部81の曲げの断面係数Z1は、短辺部81aの長さをhとし、長辺部81bの長さをbとして、下記式(1)で表される。
Z1=b・h /6 …(1)
また、図9(b)に示すように、締付機構7の締付解除時におけるテレスコ調整範囲の規制時に、連結軸80は、コラム軸方向下側XLへの曲げ荷重F2を受ける。このとき、矩形断面である連結軸80の軸本体部81の図心に相当する中心軸線C2を通過し長辺部81bと平行な面Qが、曲げの中立面NPに対して傾斜角度θで傾斜している。このため、連結軸80の軸本体部81の曲げの断面係数Z2は、下記式(2)で表される。
Z2=[b・h・(h ・cosθ+b ・sin θ)]/6・[h・cosθ+b・sinθ)] …(2)
図9(b)に示される締付解除時の姿勢における連結軸80の軸本体部81の曲げの断面係数Z2が、図9(a)に示される締付時の姿勢における連結軸80の軸本体部81の曲げの断面係数Z1よりも大きくされている(Z2>Z1)。
Z2>Z1の関係を実現するように、短辺部81aの長さh、長辺部81bの長さb、および傾斜角度θの値が所要に設定される。例えば、h=10mm、b=20mm、θ=30°に設定すると、断面係数Z1は333mmとなり、断面係数Z2は485mm となり、断面係数Z2は、断面係数Z1に対して約45%増加する。なお、円柱状の一対の被支持部82,83の断面係数は、軸本体部81の断面係数Z2,Z1よりも大きくされる。
本実施形態では、締付機構7の締付時[図5(a)参照。ツースロック機構9の噛合時]と締付解除時[図5(b)参照。ツースロック機構9の噛合解除時]とで姿勢変化する連結部材としての連結軸80(具体的には軸本体部81)の曲げの断面係数に関して、締付解除時の連結軸80の断面係数Z2が、締付時の連結軸80の断面係数Z1よりも大きくされる(Z2>Z1)。このため、締付時における二次衝突時の連結軸80の破断強度に比して、締付解除時におけるテレスコ調整時の連結軸80の破断強度が大きい。したがって、先行技術(特開2016−113139号公報)のように退避のための複雑な運動変換機構を用いる必要がなく、連結軸80を第2ツース部材70とともに回転変位させる簡単な構造で、テレスコ調整時の連結軸80の不用意な破断を抑制することができる。
また、第2ツース部材70をロアージャケット16に連結する連結部材として、両端支持されて第2ツース部材70と一体に回転変位する連結軸80を用いるので、第2ツース部材70を介して連結軸80に安定した荷重負荷を与えることができ、ひいては、締付時および締付解除時における連結軸80の破断強度がそれぞれ安定する。
なお、締付解除時において二次衝突が生ずる事態が生じた場合には、連結軸80の破断強度を上回る荷重が、第2ツース部材70から連結軸80に負荷されるため、連結軸80が破断されて、衝撃吸収機構8による衝撃吸収が行われることになる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、連結軸80の軸本体部81の断面形状として、Z2>Z1の関係が満たされる条件の下で、楕円形、長円形等の形状を用いてもよい。また、図示していないが、連結軸80は、第2ツース部材70と単一の材料で一体に形成されてもよい。
また、本発明の変更形態に係る図10に示すように、第2ツース部材70Pにおいて、連結孔75をコラム軸方向下側XLに向けて開放させる開放部78が形成されてもよい。この場合、組立時において、開放部78を通して連結孔75内に連結軸80の軸本体部81が挿通される。したがって、連結軸80の全体を単一の材料で一体に形成することができる。
その他、本発明は、特許請求の範囲記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
1…ステアリング装置、3…ステアリングシャフト、4…コラムジャケット、7…締付機構、8…衝撃吸収機構、9…ツースロック機構、10…操舵部材、15…アッパージャケット、16…ロアージャケット、25…締付軸、26…操作レバー、50…案内部材、60…第1ツース部材、62…第1ツース、70;70P…第2ツース部材、71…駆動部、72…本体部、73…第2ツース、74…ツース形成部、75…連結孔、76…係合突起、77…被案内部、78…開放部、80…連結軸(連結部材)、81…軸本体部、811,812…端部、82,83…被支持部、81a…短辺部、81b…長辺部、90…連動機構、100…規制機構、101…ストッパ部、102…係合部、110…付勢部材、F1…曲げ荷重、X…コラム軸方向、XL…コラム軸方向下側、XU…コラム軸方向上側、Z…左右方向

Claims (2)

  1. コラム軸方向に伸縮可能なステアリングシャフトと、
    ロアージャケットと前記ロアージャケットに嵌合されたアッパージャケットとを含み、前記ステアリングシャフトを回転可能に支持し、テレスコ調整時に前記コラム軸方向に伸縮可能なコラムジャケットと、
    前記ロアージャケットによって前記アッパージャケットを締付保持させる締付機構と、
    前記アッパージャケットに固定され、前記アッパージャケットと前記コラム軸方向に一体移動する第1ツース部材と、
    前記締付機構による締付時に前記第1ツース部材に対する噛合状態になり前記締付機構による締付解除時に前記噛合を解除する噛合解除状態になるように回転変位する第2ツース部材と、
    前記第2ツース部材と前記ロアージャケットとを連結し、前記第2ツース部材とともに回転変位し、締付時における二次衝突時に前記第2ツース部材からの曲げ荷重を受けて破断可能であり、締付解除時におけるテレスコ調整時に前記アッパージャケットのテレスコ調整範囲の短縮側の終端位置を前記第2ツース部材を介して規制する連結部材と、を備え、
    前記締付機構の締付時と締付解除時とで、前記連結部材が前記第2ツース部材とともに回転変位することで姿勢変化を行い、前記姿勢変化によって、前記締付解除時の前記連結部材の曲げの断面係数が、前記締付時の前記連結部材の曲げの断面係数よりも大きくされている、ステアリング装置。
  2. 前記連結部材は、前記第2ツース部材と連結された軸本体部と、前記軸本体部の一対の端部に配置され前記ロアージャケットに支持される一対の被支持部とを有し、前記第2ツース部材と一体に回転変位される連結軸を含む、請求項1に記載のステアリング装置。
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