JP6826627B2 - 単結晶半導体層、自立基板、積層構造体及びこれらの製造方法 - Google Patents

単結晶半導体層、自立基板、積層構造体及びこれらの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、III族窒化物半導体の単結晶半導体層、自立基板、積層構造体及びこれらの製造方法に関する。
特許文献1に、基板の上に形成された炭素濃度5×1016atms/cm以上1×1018atms/cm以下のAlGa1−xN(0.05≦x≦0.24)層が開示されている。
特開2013−8938号公報
LED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)等のデバイスにおいて、内部量子効率を向上させることが求められている。本発明は、LEDやLD等のデバイスにおいて、内部量子効率を向上させるための技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、
c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、
a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下であり、
不純物としてCがドーピングされており、
表面からの深さが0.0μmから3.0μmまでの領域において、いずれの深さにおいても、Cの濃度が5×1018atoms/cm以上1×1021atoms/cm以下である単結晶半導体層が提供される。
また、本発明によれば、上記単結晶半導体層を含む自立基板が提供される。
また、本発明によれば、上記単結晶半導体層を含む積層構造体が提供される。
また、本発明によれば、
下地基板を準備する準備工程と、
前記下地基板の上に、InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である単結晶半導体層を形成する成長工程と、を有し、
前記成長工程では、不純物としてCがドーピングされ、表面からの深さが0.0μmから3.0μmまでの領域において、いずれの深さにおいても、Cの濃度が5×1018atoms/cm以上1×1021atoms/cm以下である前記単結晶半導体層を形成する単結晶半導体層の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、
下地基板を準備する準備工程と、
前記下地基板の上に、InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である単結晶半導体層を形成する成長工程と、
を有する自立基板の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、
下地基板を準備する準備工程と、
前記下地基板の上に、InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である単結晶半導体層を形成する成長工程と、
を有する積層構造体の製造方法が提供される。
本発明によれば、LEDやLD等のデバイスにおいて、内部量子効率を向上させるための技術が実現される。
本実施形態の単結晶半導体層の製造方法の一例を説明するためのフローチャートである。 HVPE装置の構造を示す図である。 実施例1で形成した積層構造体を示す平面図である。 実施例1で形成した積層構造体のGaNからなる単結晶半導体層における、Cの含有濃度を測定した結果を示す図である。 GaNからなる単結晶半導体層にCをドープすることで、当該単結晶半導体層を構成するGaNの格子定数が拡大することを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
まず、本実施形態の概要について説明する。本実施形態では、従来にない特徴的な製造方法により、c軸方向及びa軸方向の両方に、格子定数がアンドープ時の文献値よりも拡大したInGa1−xN(0≦x≦1)の層を実現する。そして、このようにc軸方向及びa軸方向の両方に格子定数が拡大したInGa1−xN(0≦x≦1)の層の上にLEDやLD等のデバイスを形成することで、内部量子効率を向上させることができる。
c軸方向及び、特にa軸方向の両方に格子定数が拡大した基板(例:本実施形態のGaN層からなる基板)上にLEDやLD等のデバイス用にエピタキシャル成長を行った場合、活性層(QW)を形成するにあたって成長するInGaN層との間の格子不整合の差が小さくなり、ピエゾ電界が減少する。このため、内部量子効率の低下とドループ問題の起因となるシュタルク効果が低減できる。結果、デバイス特性を向上させる事ができる。
次に、c軸方向及びa軸方向の両方に格子定数が拡大したInGa1−xN(0≦x≦1)の単結晶半導体層、当該単結晶半導体層を含む自立基板及び積層構造体の製造方法について説明する。
まず、単結晶半導体層の製造方法について説明する。図1のフローチャートに示すように、当該製造方法は、準備工程S10と、成長工程S20とを有する。
準備工程S10では、下地基板を準備する。この下地基板の上に、次の成長工程S20で、「c軸方向及びa軸方向の両方に格子定数が拡大したInGa1−xN(0≦x≦1)の層」を成長する。
下地基板は、「c軸方向及びa軸方向の両方に格子定数が拡大したInGa1−xN(0≦x≦1)の層」と同種の基板であってもよいし、異種基板(例:サファイア基板)であってもよい。下地基板の主面(露出面)である成長面は、+c面であってもよいし、m面、a面、半極性面であってもよい。
なお、準備工程S10では、下地基板の上に1つ又は複数の層(以下、「中間層」)を形成してもよい。そして、成長工程S20では、下地基板の上に形成された中間層の上に、「c軸方向及びa軸方向の両方に格子定数が拡大したInGa1−xN(0≦x≦1)の層」を成長してもよい。
中間層は、バッファ層、活性層、p型InGa1−xN(0≦x≦1)、p型AlGa1−yN(0≦y≦1)、n型InGa1−xN(0≦x≦1)、n型AlGa1−yN(0≦y≦1)、ノンドープInGa1−xN(0≦x≦1)、ノンドープAlGa1−yN(0≦y≦1)、炭化物層、窒化物層等が考えられるが、これらに限定されない。中間層の製造方法は、従来技術に準じて実現できるので、ここでの説明は省略する。
成長工程S20では、下地基板の上に、直接又は中間層を介して、InGa1−xN(0≦x≦1)で構成された単結晶半導体層を形成する。
なお、成長工程S20で形成される単結晶半導体層のc軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下である。
L1の値は、本実施形態の単結晶半導体層のc軸方向の格子定数の値を示す。L2の値は、不純物ドープ等の処理を施していないInGa1−xN(0≦x≦1)のc軸方向の格子定数の文献値を示す。そして、(L1−L2)/L2は、本実施形態の単結晶半導体層のc軸方向の格子定数が、不純物ドープ等の処理を施していない場合の文献値に比べてどれだけ変化しているかを示す。
また、成長工程S20で形成される単結晶半導体層のa軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である
M1の値は、本実施形態の単結晶半導体層のa軸方向の格子定数の値を示す。M2の値は、不純物ドープ等の処理を施していないInGa1−xN(0≦x≦1)のa軸方向の格子定数の文献値を示す。そして、(M1−M2)/M2は、本実施形態の単結晶半導体層のa軸方向の格子定数が、不純物ドープ等の処理を施していない場合の文献値に比べてどれだけ変化しているかを示す。
成長工程S20では、InGa1−xN(0≦x≦1)に、Ga位置あるいはN位置を置換し、共有結合半径が長くかつ実用できる(危険でない)元素を所定濃度でドープすることで、「c軸方向及びa軸方向の両方に格子定数が拡大し、上記変化率を実現したInGa1−xN(0≦x≦1)の層」を実現する。
ドープする元素としては、C、Mg、P、S、Cl、Ca、Ti、V、As、Se、Sr、Zr、Nb、Ag、Sn、Te、I、Ba、Hf、W、Bi等の中のいずれか1つ以上が例示される。以下、一例として、Cを所定濃度でドープした単結晶半導体層の製造方法を説明する。Cを所定濃度でドープした単結晶半導体層は、MOCVD法(有機金属気相成長法)、HVPE法(ハイドライド気相成長法)等によるエピタキシャル成長で形成できる。
MOCVD法の場合、下地基板をMOCVD装置内に取り付け、III族原料ガスおよび窒素原料ガスをキャリアガスと共に下地基板の表面へ供給することで、下地基板上へInGa1−xN(0≦x≦1)からなる単結晶半導体層を形成する。下地基板の温度は例えば500℃に維持しておく。キャリアガスは窒素(N)ガスや水素(H)ガスである。例えば、III族原料ガスとしてトリメチルガリウム(Ga(CH、TMG)もしくはトリエチルガリウム(Ga(C、TEG)を、窒素原料ガスとしてアンモニア(NH)ガスを用いれば、ウルツ鉱型結晶構造を有する窒化物半導体(例:GaN)からなる単結晶半導体層を形成することができる。
単結晶半導体層を形成する際に、III族原料ガスから分解したメチル基もしくはエチル基と、キャリアガスとしての水素(H)もしくはアンモニアから分解した水素(H)とから、メタン(CH)やエタン(C)が生成される。このように生成されたメタンやエタンを利用して、単結晶半導体層にCを不純物として導入することができる。単結晶半導体層を形成する際に、下地基板の温度、III族原料ガスの供給量(V/III比)、成長圧力等を調整することで、単結晶半導体層にドープさせるCの濃度を調整できる。具体的には、下地基板の温度を低くするほど、V/III比を小さくするほど、成長圧力を小さくするほど、Cの濃度を高くすることができる。
次に、HVPE法を利用する例について説明する。図2は、本実施形態で用いることができるHVPE装置100の構造の一例を示す図である。
HVPE装置100は反応管121、基板ホルダ123、III族ガス供給部139、窒素原料ガス供給部137、ドーピングガス供給管125、ガス排出管135、第1のヒータ129および第2のヒータ130を備える。基板ホルダ123は反応管121内に設けられている。III族ガス供給部139は、III族原料ガスを反応管121内のうち基板ホルダ123を含む成長領域122に供給する。窒素原料ガス供給部137は、窒素原料ガスを成長領域122に供給する。ドーピングガス供給管125は、ドーピングガスを成長領域122に供給する。ガス排出管135は、反応管121内のガスを排出する。
HVPE装置100では、基板ホルダ123に保持された基板133上に、III族窒化物半導体層を成長させる。基板ホルダ123は回転軸132に取り付けられており、回転自在となっている。
反応管121には、第1のガス供給管124および第2のガス供給管126が接続され、第1のガス供給管124の供給口と第2のガス供給管126の供給口の間には遮蔽板136が設けられている。以後、反応管121のうち、第1のガス供給管124、ドーピングガス供給管125、および第2のガス供給管126の供給口に近い側を上流側と呼び、ガス排出管135に近い側を下流側と呼ぶ。遮蔽板136は反応管121の上流側の空間を上層と下層のふたつの層に分離している。当該下層の領域には、ソースボート128が備えられており、ソースボート128にはIII族原料127が保持されている。第1のガス供給管124および第2のガス供給管126から供給されるガスは、必要に応じて反応管121内をパージするパージガスに切り替えることができる。パージガスは例えば窒素(N)ガスである。
第1のガス供給管124からは反応管121内へ窒素原料ガスがキャリアガスと共に供給される。第2のガス供給管126からは反応管121内へハロゲン含有ガスがキャリアガスと共に供給される。ドーピングガス供給管125からは反応管121内へドーピングガスが供給される。キャリアガスは例えば窒素(N)ガスや水素(H)ガスである。
窒素原料ガス供給部137は、第1のガス供給管124と、反応管121のうち遮蔽板136より上層の領域(ドーピングガス供給管125およびその内部を除く)とを含む。III族ガス供給部139は、第2のガス供給管126、ソースボート128、III族原料127、および反応管121のうち遮蔽板136より下層の領域を含む。窒素原料ガス供給部137およびIII族ガス供給部139の周囲には第1のヒータ129が配置されている。
第1のガス供給管124から供給された窒素原料ガスは窒素原料ガス供給部137中を下流に向かって通過し、基板133表面に供給される。その際、窒素原料ガス供給部137内は第1のヒータ129から加えられる熱により、例えば800℃以上900℃以下の温度に維持されている。この熱により、窒素原料ガス供給部137では窒素原料ガスの分解が促進される。
III族ガス供給部139では、第2のガス供給管126から供給されたハロゲン含有ガスとソースボート128に保持されたIII族原料127とから、III族原料ガスが生成される。生成されたIII族原料ガスは、基板ホルダ123に保持された基板133の表面に供給される。その際、III族ガス供給部139内は第1のヒータ129から加えられる熱により、例えば800℃以上900℃以下の温度に維持されている。第2のガス供給管126から供給されたハロゲン含有ガスは、III族ガス供給部139中を下流に向かって通過する際、ソースボート128中に保持されたIII族原料127の表面または揮発したIII族原料127と接触する。そして、III族原料ガスが生成される。
反応管121のうち、窒素原料ガス供給部137およびIII族ガス供給部139の下流側に位置する成長領域122には、基板133を保持した基板ホルダ123が配置されている。成長領域122には、窒素原料ガス供給部137から窒素原料ガスが供給され、III族ガス供給部139からIII族原料ガスが供給される。そして、この基板133上にIII族窒化物半導体層が形成される。成長領域122の周囲には第2のヒータ130が配置されており、必要に応じて成長領域122に熱を加える。III族窒化物半導体層を形成する間、基板ホルダ123を、回転軸132を軸として回転させることで、基板133の面内で均一な層を得ることができる。
HVPE法を利用する場合、まず、下地基板をHVPE装置100の基板ホルダ123に取り付け、下地基板上にInGa1−xN(0≦x≦1)からなる単結晶半導体層を形成する。ここでは、GaNからなる単結晶半導体層を形成する例を説明する。単結晶半導体層は、ドーパントとしてCを含む化合物を原料ガスと共に導入しながら形成する。
窒素原料ガスとしてアンモニア(NH)を、III族原料127としてガリウム(Ga)を、ハロゲン含有ガスとして塩化水素(HCl)を、ドーピングガスとして例えばメタン(CH)、エタン(C)、プロパン(C)、エチレン(C)等の炭化水素系化合物を用いることができる。この場合、単結晶半導体層として、Cを不純物として含むGaN層が形成される。単結晶半導体層を形成する際、成長領域122の温度は、例えば1000〜1200℃程度の温度に維持する。
当該手法の場合、Cを含むドーパントの供給量を調整することで、単結晶半導体層にドープさせるCの濃度を調整できる。具体的には、ドーパントの供給量を増やすほど、Cの濃度は高くなる。
InGa1−xN(0≦x≦1)からなる単結晶半導体層の厚さは、15μm以上、好ましくは50μm以上である。また、当該単結晶半導体層の表面(下地基板と対向する面と反対側の面)近傍の炭素の濃度は5×1018atoms/cm以上1×1021atoms/cm以下、好ましくは1×1019atoms/cm以上1×1021atoms/cm以下、さらに好ましくは2×1019atoms/cm以上1×1021atoms/cm以下である。なお、表面近傍とは、表面からの深さが15μm以内を意味する。
なお、以下の実施例で示す通り、本実施形態の不純物の濃度が高くなるほど、InGa1−xN(0≦x≦1)からなる単結晶半導体層のc軸方向及びa軸方向の格子定数の変化率(拡大率)は大きくなる傾向がある。そして、上述の通り、成長条件の調整により、不純物の濃度を調整することもできる。
このため、本実施形態の成長工程S20の前に、単結晶半導体層のc軸方向の格子定数及びa軸方向の格子定数のターゲット値を決定し、当該ターゲット値に基づいて、単結晶半導体層にドーピングする不純物の濃度を決定する決定工程をさらに有してもよい。そして、成長工程S20では、決定した濃度の不純物がドープされる条件で、InGa1−xN(0≦x≦1)からなる単結晶半導体層を形成してもよい。このようにすれば、所望の濃度の不純物がドープされ、c軸方向の格子定数及びa軸方向の格子定数が所望のターゲット値となったInGa1−xN(0≦x≦1)からなる単結晶半導体層を形成することができる。
以上説明した本実施形態の単結晶半導体層の製造方法によれば、以下の単結晶半導体層が実現される。
1. InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、
a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である単結晶半導体層。
2. 1に記載の単結晶半導体層において、
C、Mg、P、S、Cl、Ca、Ti、V、As、Se、Sr、Zr、Nb、Ag、Sn、Te、I、Ba、Hf、W、Biの中のいずれかを含む不純物がドーピングされている単結晶半導体層。
3. 2に記載の単結晶半導体層において、
前記不純物としてCがドーピングされており、
表面近傍のCの濃度が5×1018atoms/cm以上1×1021atoms/cm以下である単結晶半導体層。
本実施形態の自立基板の製造方法では、上述した単結晶半導体層の製造方法と同様にして、下地基板の上に単結晶半導体層を形成する。そして、このようにして得られた下地基板及び単結晶半導体層を含む構造体を、自立基板とすることができる。また、当該構造体から下地基板や中間層の少なくとも一部を除去したもの、また、単結晶半導体層からスライスして得られた層を、自立基板とすることもできる。
このような自立基板の製造方法によれば、上記1乃至3のいずれかに記載の単結晶半導体層を含む自立基板が得られる。
また、本実施形態の積層構造体の製造方法では、上述した単結晶半導体層の製造方法と同様にして、下地基板の上に単結晶半導体層を形成する。そして、このようにして得られた下地基板及び単結晶半導体層を含む構造体を、積層構造体とすることができる。また、当該積層構造体から下地基板や中間層の少なくとも一部を除去したものを、積層構造体とすることもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、c軸方向及びa軸方向の両方に格子定数が拡大したInGa1−xN(0≦x≦1)の単結晶半導体層、具体的には、c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である単結晶半導体層が実現される。さらに、このような単結晶半導体層を含む自立基板及び積層構造体が実現される。
また、本実施形態によれば、c軸方向及びa軸方向の格子定数の変化率(拡大率)を調整し、c軸方向及びa軸方向の格子定数の値を所望の値にすることができる。
このような本実施形態によれば、LEDやLD等のデバイスにおいて、内部量子効率を向上させることができる。すなわち、本実施形態により、c軸方向及び、a軸方向の両方に格子定数が拡大した基板(例:本実施形態のGaN層からなる基板)を製造することができる。そして、このような基板の上に、LEDやLD等のデバイスを形成することができる。
c軸方向及び、特にa軸方向に格子定数が拡大した基板上に、LEDやLD等のデバイス用にエピタキシャル成長を行った場合、活性層(QW)を形成するにあたって成長するInGaN層との間の格子不整合の差が小さくなり、ピエゾ電界が減少する。このため、内部量子効率の低下とドループ問題の起因となるシュタルク効果が低減できる。結果、デバイス特性を向上させる事ができる。
また、本実施形態によれば、InGa1−xN(0≦x≦1)の単結晶半導体層のc軸方向及びa軸方向両方の格子定数の拡大率を制御することができる。例えば、反り等の歪みが発生した基板上に、当該基板と格子定数が異なるよう調整された本実施形態のInGa1−xN(0≦x≦1)の単結晶半導体層を形成することで、歪みを発生させることができる。そして、当該歪みにより、基板の反りや結晶面の曲率を矯正することができる。なお、本実施形態によれば、InGa1−xN(0≦x≦1)の単結晶半導体層のc軸方向及びa軸方向両方の格子定数の拡大率を制御することで、発生させる歪みの大きさを制御することができる。結果、所望の大きさの歪みにより、基板の反り等の問題を所望の状態に調整することができる。
また、同様にして、基板と本実施形態のInGa1−xN(0≦x≦1)の単結晶半導体層との間に所望の大きさの圧縮歪みを発生させることで、クラックの低減も期待される。
次に、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
下地基板をMOCVD装置内に取り付け、GaNからなる単結晶半導体層を形成した。下地基板は、直径φ50mm、+c面からなる成長面を有するGaN自立基板とした。III族原料ガスとしてTMGを、窒素原料ガスとしてアンモニア(NH)ガスを、キャリアガスとしてHおよびNを用い、GaNからなる単結晶半導体層を下地基板の成長面上に形成した。また、III族原料ガスとして用いたTMGから分解して生成されたメタン(CH)、エタン(C)を用い、GaNからなる単結晶半導体層に不純物としてCを含有させた。この際、下地基板面内で温度分布を持つように温度バランス設定した。
GaNからなる単結晶半導体層の成長条件として、成長温度は900℃、TMGの供給量は500sccm、NHガスの供給量は5slm、キャリアガスの供給量はHについて13.5slm、Nについて1.5slmとし、下地基板上に厚さ15μmのGaNからなる単結晶半導体層を形成した。
図3は、本実施例で得られた下地基板とGaNからなる単結晶半導体層の積層構造体を示す平面図である。本図の右向き方向をx軸方向、上向き方向をy軸方向と定義する。図より、+x方向および+y方向に向かって色が濃く、すなわちCの濃度が高くなっていることが分かる。このCの濃度の高低の分布は、下地基板面内における温度の高低の分布と合致していた。以上より、下地基板の温度の調整により、ドープされるCの濃度を調整できることが確認できた。
図4は、SIMS(Secondary Ion Mass Spectrometry)により、図3に示した積層構造体の面内の3点について、GaNからなる単結晶半導体層における炭素(C)の含有濃度を測定した結果である。水素(H)、酸素(O)、珪素(Si)の含有濃度、二次イオン強度も合わせて示している。横軸はGaNからなる単結晶半導体層の表面(下地基板と対向する面と反対側の面)からの深さ、縦軸は各元素の濃度もしくは二次イオン強度を示している。
GaNからなる単結晶半導体層の表面近傍の炭素濃度は、(x,y)=(−20,0)の位置において5×1019atoms/cm、(x,y)=(0,0)の位置において9×1019atoms/cm、(x,y)=(20,0)の位置において3×1020atoms/cmであった。よって、この結果からも、+x方向に向かって炭素の濃度が高くなっていることが分かる。なお、SIMS測定において、試料の露出した表面近傍では、測定値が凹凸や吸着物などの影響を受ける。そのため、本測定における各元素の濃度は、数値が一定になっている部分の値を最上面近傍の濃度として読み取った。なお、下地基板の炭素濃度は、GaNからなる単結晶半導体層より小さかった。
(実施例2)
下地基板をHVPE装置100(図2参照)の基板ホルダ123に取り付け、GaNからなる単結晶半導体層を形成した。下地基板は、直径2インチ、+c面からなる成長面を有するGaN自立基板とした。ハロゲン含有ガスとして塩化水素(HCl)ガスを、III族原料としてGaを、窒素原料ガスとしてアンモニア(NH)ガスを、キャリアガスとしてHを用い、GaNからなる単結晶半導体層を形成した。ドーピングガスとしてメタン(CH)を用い、GaNからなる単結晶半導体層に不純物として炭素を含有させた。
GaNからなる単結晶半導体層の成長条件として、成長温度は1040℃、HClガスの供給量は400cc/min、NHガスの供給量は1L/min、CHガスの供給量は50cc/min、キャリアガスの供給量は17.7L/minとし、下地基板上に厚さ20μmのGaNからなる単結晶半導体層を形成した。
形成したGaNからなる単結晶半導体層の露出面近傍について、SIMS分析により含有する炭素の濃度を測定したところ、3.0×1019atoms/cmであった。
(実施例3)
実施例1及び2と同様の手法で、GaNからなる下地基板上に同じくGaNからなる単結晶半導体層を形成した複数の積層構造体を形成した。なお、GaNからなる単結晶半導体層を形成する際の成長条件を調整することで、各積層構造体が有するGaNからなる単結晶半導体層にドープされたCの濃度を互いに異ならせた。
図5に、複数の積層構造体各々のGaNからなる単結晶半導体層のa軸格子定数及びc軸格子定数を示す。「M−1」、「M−2」、「M−3」、「M−4」は、MOCVDでGaNからなる単結晶半導体層を形成したサンプルである。Cのドープ濃度の大小関係は、「M−4」<「M−3」<「M−2」<「M−1」である。「H−1」、「H−2」、「H−3」は、HVPEでGaNからなる単結晶半導体層を形成したサンプルである。Cのドープ濃度の大小関係は、「H−3」<「H−2」<「H−1」である。
Cの濃度はSIMSにより測定し、格子定数は(10−15)の逆格子マッピング測定手段を用いてGaNからなる単結晶半導体層の中心部の表面を測定した。炭素ドープ等の処理を施していないGaNのa軸格子定数の文献値は3.189Åであり、c軸格子定数の文献値は5.185Åであるので、図5より、CドープによりGaNのa軸格子定数及びc軸格子定数両方が拡大していることが分かる。また、Cのドープ濃度が大きくなるほど、a軸格子定数及びc軸格子定数両方とも大きくなることがわかる。
そして、図5の結果より、本実施形態によれば、InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である単結晶半導体層、当該単結晶半導体層を含む自立基板及び積層構造体が実現されることが分かる。
なお、本願発明者らは、炭素に代えて、Mg、P、S、Cl、Ca、Ti、V、As、Se、Sr、Zr、Nb、Ag、Sn、Te、I、Ba、Hf、W、Bi等を利用した場合も、同様の結果が得られることを確認している。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、
c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、
a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である単結晶半導体層。
2. 1に記載の単結晶半導体層において、
C、Mg、P、S、Cl、Ca、Ti、V、As、Se、Sr、Zr、Nb、Ag、Sn、Te、I、Ba、Hf、W、Biの中のいずれかを含む不純物がドーピングされている単結晶半導体層。
3. 2に記載の単結晶半導体層において、
前記不純物としてCがドーピングされており、
表面近傍のCの濃度が5×1018atoms/cm以上1×1021atoms/cm以下である単結晶半導体層。
4. 1から3のいずれかに記載の単結晶半導体層を含む自立基板。
5. 1から3のいずれかに記載の単結晶半導体層を含む積層構造体。
6. 下地基板を準備する準備工程と、
前記下地基板の上に、InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である単結晶半導体層を形成する成長工程と、
を有する単結晶半導体層の製造方法。
7. 6に記載の単結晶半導体層の製造方法において、
前記成長工程では、C、Mg、P、S、Cl、Ca、Ti、V、As、Se、Sr、Zr、Nb、Ag、Sn、Te、I、Ba、Hf、W、Biの中のいずれかを含む不純物がドーピングされている前記単結晶半導体層を形成する単結晶半導体層の製造方法。
8. 7に記載の単結晶半導体層の製造方法において、
前記成長工程では、前記不純物としてCがドーピングされており、表面近傍のCの濃度が5×1018atoms/cm以上1×1021atoms/cm以下である前記単結晶半導体層を形成する単結晶半導体層の製造方法。
9. 7又は8に記載の単結晶半導体層の製造方法において、
前記成長工程の前に、前記単結晶半導体層のc軸方向の格子定数及びa軸方向の格子定数のターゲット値に基づいて、前記単結晶半導体層にドーピングする前記不純物の濃度を決定する決定工程をさらに有する単結晶半導体層の製造方法。
10. 下地基板を準備する準備工程と、
前記下地基板の上に、InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である単結晶半導体層を形成する成長工程と、
を有する自立基板の製造方法。
11. 下地基板を準備する準備工程と、
前記下地基板の上に、InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である単結晶半導体層を形成する成長工程と、
を有する積層構造体の製造方法。
100 HVPE装置
121 反応管
122 成長領域
123 基板ホルダ
124 第1のガス供給管
125 ドーピングガス供給管
126 第2のガス供給管
127 III族原料
128 ソースボート
129 第1のヒータ
130 第2のヒータ
132 回転軸
133 基板
135 ガス排出管
136 遮蔽板
137 窒素原料ガス供給部
139 III族ガス供給部

Claims (7)

  1. InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、
    c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、
    a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下であり、
    不純物としてCがドーピングされており、
    表面からの深さが0.0μmから3.0μmまでの領域において、いずれの深さにおいても、Cの濃度が5×1018atoms/cm以上1×1021atoms/cm以下である単結晶半導体層。
  2. 膜厚が15μm以上である請求項1に記載の単結晶半導体層。
  3. 請求項1又は2に記載の単結晶半導体層を含む自立基板。
  4. 請求項1又は2に記載の単結晶半導体層を含む積層構造体。
  5. 下地基板を準備する準備工程と、
    前記下地基板の上に、InGa1−xN(0≦x≦1)で構成され、c軸方向の格子定数をL1とし、(0.575x+5.185)ÅをL2としたとき、L2を基準としたL1の変化率(L1−L2)/L2は、0.386×10−4以上4.243×10−4以下であり、a軸方向の格子定数をM1とし、(0.359x+3.189)ÅをM2としたとき、M2を基準としたM1の変化率(M1−M2)/M2は、0.314×10−4以上4.077×10−4以下である単結晶半導体層を形成する成長工程と、を有し、
    前記成長工程では、不純物としてCがドーピングされ、表面からの深さが0.0μmから3.0μmまでの領域において、いずれの深さにおいても、Cの濃度が5×1018atoms/cm以上1×1021atoms/cm以下である前記単結晶半導体層を形成する単結晶半導体層の製造方法。
  6. 請求項5に記載の単結晶半導体層の製造方法を含む自立基板の製造方法。
  7. 請求項5に記載の単結晶半導体層の製造方法を含む積層構造体の製造方法。
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