JP6826289B2 - 熱伝導構造体、その製造方法及び電子装置 - Google Patents
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Description
先ず、第1の実施形態について説明する。第1の実施形態は、TIMに好適な熱伝導構造体に関する。図1は、第1の実施形態に係る熱伝導構造体を示す模式図である。図1(a)は断面図であり、図1(b)は斜視図である。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、TIMに好適な熱伝導構造体に関する。図7は、第2の実施形態に係る熱伝導構造体を示す模式図である。
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、TIMに好適な熱伝導構造体に関する。図9は、第3の実施形態に係る熱伝導構造体を示す模式図である。
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、熱伝導構造体を含む電子装置(実装構造体)に関する。図13は、第4の実施形態に係る電子装置を示す模式図である。
互いに積層された複数のカーボンナノチューブシートと、
前記複数のカーボンナノチューブシートのうちで隣り合うものを互いに接合する接合層と、
を有し、
前記複数のカーボンナノチューブシートのうちの隣り合うものの間では、それぞれに含まれるカーボンナノチューブが互いに直接接触していることを特徴とする熱伝導構造体。
前記複数のカーボンナノチューブシートの積層方向の両端において、カーボンナノチューブの端部が前記接合層から露出していることを特徴とする付記1に記載の熱伝導構造体。
前記カーボンナノチューブシートに含まれるカーボンナノチューブが多層カーボンナノチューブであることを特徴とする付記1又は2に記載の熱伝導構造体。
半導体素子と、
放熱部材と、
前記半導体素子で生じた熱を前記放熱部材に伝達する、付記1乃至3のいずれか1項に記載の熱伝導構造体と、
を有することを特徴とする電子装置。
前記放熱部材は金属製の電磁シールドを含むことを特徴とする付記4に記載の電子装置。
カーボンナノチューブの集合体を含む複数の単位シートを準備する工程と、
前記複数の単位シートを積層する工程と、
前記複数の単位シートのうちの隣り合うものの間で、それぞれに含まれるカーボンナノチューブを互いに直接接触させながら、複数の集合体のうちで隣り合うものを互いに接合する接合層を形成する工程と、
を有することを特徴とする熱伝導構造体の製造方法。
前記単位シートを準備する工程は、
基板上にカーボンナノチューブを成長させる工程と、
張力を印加したゴムシートに前記カーボンナノチューブを転写する工程と、
前記ゴムシートに印加した張力を緩める工程と、
を有することを特徴とする付記6に記載の熱伝導構造体の製造方法。
前記接合層を形成する工程は、
前記複数の単位シートのうちの隣り合うものの間に樹脂シートを挟み、加熱しながら加圧する工程を有することを特徴とする付記6又は7に記載の熱伝導構造体の製造方法。
前記単位シートは樹脂シートを含み、
前記接合層を形成する工程は、
前記複数の単位シートを加熱しながら加圧する工程を有することを特徴とする付記6又は7に記載の熱伝導構造体の製造方法。
3:熱伝導構造体
4:シールド
5:ヒートパイプ
6:放熱部材
10:電子装置
12:CNT
14、15:単位シート
22:ゴムシート
100、200、300:熱伝導構造体
101、102、103、104:CNTシート
111、112、113:接合層
Claims (8)
- 順次積層された、第1カーボンナノチューブシート、第2カーボンナノチューブシート、及び第3カーボンナノチューブシートと、
隣り合う前記第1カーボンナノチューブシートと前記第2カーボンナノチューブシートとを互いに接合する第1接合層と、
隣り合う前記第2カーボンナノチューブシートと前記第3カーボンナノチューブシートとを互いに接合する第2接合層と、
を有し、
前記第1カーボンナノチューブシートと前記第2カーボンナノチューブシートとの間、及び前記第2カーボンナノチューブシートと前記第3カーボンナノチューブシートとの間では、それぞれに含まれるカーボンナノチューブが互いに直接接触していることを特徴とする熱伝導構造体。 - 前記第1カーボンナノチューブシートと前記第2カーボンナノチューブシートの積層方向の両端において、カーボンナノチューブの端部が前記第1接合層から露出し、
前記第2カーボンナノチューブシートと前記第3カーボンナノチューブシートの積層方向の両端において、カーボンナノチューブの端部が前記第2接合層から露出していることを特徴とする請求項1に記載の熱伝導構造体。 - 前記第1カーボンナノチューブシート、前記第2カーボンナノチューブシート、及び前記第3カーボンナノチューブシートに含まれるカーボンナノチューブがそれぞれ多層カーボンナノチューブであることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱伝導構造体。
- 半導体素子と、
放熱部材と、
前記半導体素子で生じた熱を前記放熱部材に伝達する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の熱伝導構造体と、
を有することを特徴とする電子装置。 - それぞれ、カーボンナノチューブの集合体を含む第1単位シート、第2単位シート、及び第3単位シートを準備する工程と、
前記第1単位シート、前記第2単位シート、及び前記第3単位シートを順次積層する工程と、
隣り合う前記第1単位シートと前記第2単位シートとの間、及び隣り合う前記第2単位シートと前記第3単位シートとの間で、それぞれに含まれるカーボンナノチューブを互いに直接接触させながら、前記第1単位シートと前記第2単位シートとを互いに接合する第1接合層、及び前記第2単位シートと前記第3単位シートとを互いに接合する第2接合層を形成する工程と、
を有することを特徴とする熱伝導構造体の製造方法。 - 前記第1単位シート、前記第2単位シート、及び前記第3単位シートを準備する工程は、それぞれ、
基板上にカーボンナノチューブを成長させる工程と、
張力を印加したゴムシートに前記カーボンナノチューブを転写する工程と、
前記ゴムシートに印加した張力を緩める工程と、
を有することを特徴とする請求項5に記載の熱伝導構造体の製造方法。 - 前記第1接合層及び前記第2接合層を形成する工程は、
前記第1単位シート、前記第2単位シート、及び前記第3単位シートのうちの隣り合うものの間にそれぞれ樹脂シートを挟み、加熱しながら加圧する工程を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の熱伝導構造体の製造方法。 - 前記第1単位シート、前記第2単位シート、及び前記第3単位シートはそれぞれ樹脂シートを含み、
前記第1接合層及び前記第2接合層を形成する工程は、
前記第1単位シート、前記第2単位シート、及び前記第3単位シートを加熱しながら加圧する工程を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の熱伝導構造体の製造方法。
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