JP6748408B2 - 放熱シートの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、放熱シートの製造方法に関する。
サーバやパーソナルコンピュータにおいては、CPU(Central Processing Unit)等の電子部品で発生する熱を外部に放熱すべく、電子部品にヒートスプレッダが固着される。
そのヒートスプレッダと電子部品との間の熱抵抗が高いと、電子部品の熱を速やかにヒートスプレッダに伝えることができない。そのため、電子部品とヒートスプレッダとの間に、熱伝導性に優れた放熱シートを介在させることがある。
放熱シートには様々なタイプがある。インジウムシートも放熱シートの一例であるが、高価なインジウムを使用しているため放熱シートの低コスト化が難しい。
そこで、インジウムシートに代わる放熱シートとして、複数のカーボンナノチューブを起毛させた放熱シートが検討されている。
カーボンナノチューブは、その熱伝導度が1500W/m・K〜3000W/m・K程度であって、インジウムの熱伝導度(80W/m・K)と比べて非常に高く、放熱シートに使用するのに好適である。
特開2005−150362号公報 特開2006−147801号公報 特開2006−303240号公報 特開2010−267706号公報 特開2004−218144号公報
但し、カーボンナノチューブを使用した放熱シートには熱伝導性を更に向上させるという点で改善の余地がある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、熱伝導性を向上させることが可能な放熱シートの製造方法を提供することを目的とする。
以下の開示の一観点によれば、基板の上に下地金属膜を形成する工程と、前記下地金属膜上に触媒を設ける工程と、前記触媒上に複数のカーボンナノチューブを成長させる工程と、前記基板から前記複数のカーボンナノチューブを剥離する工程と、前記剥離の後、前記カーボンナノチューブを2200℃以上2600℃未満の温度で熱処理する工程とを有する放熱シートの製造方法が提供される。
以下の開示によれば、カーボンナノチューブを2200℃以上の温度で熱処理するため、カーボンナノチューブの欠陥が減ってその熱伝導性が向上する。
図1(a)、(b)は、本実施形態に係る放熱シートの製造途中の断面図(その1)である。 図2(a)、(b)は、本実施形態に係る放熱シートの製造途中の断面図(その2)である。 図3は、本実施形態に係る放熱シートの製造途中の断面図(その3)である。 図4は、本実施形態においてカーボンナノチューブを熱処理する際の加熱プロファイルの一例を示すグラフである。 図5(a)は、熱処理をした後の放熱シートにおいて、複数のカーボンナノチューブの一端付近をSEM(Scanning Electron Microscope)により撮影して得られた像であり、図5(b)は、図5(a)とは異なる部分の放熱シートをSEMにより撮影して得られた像である。 図6(a)は、図5(b)のA部を拡大して得られたSEM像であり、図6(b)は、図6(a)よりも倍率を上げて得られたSEM像である。 図7(a)は、熱処理をした後の放熱シートにおいて、複数のカーボンナノチューブの他端付近をSEMにより撮影して得られた像であり、図7(b)は、図7(a)よりも倍率を上げて得られたSEM像である。 図8(a)は、図7(b)よりも倍率を上げた場合のSEM像であり、図8(b)は、図8(a)よりも更に倍率を上げた場合のSEM像である。 図9は、放熱シートに対して上下から圧力を加えた後に、放熱シートをSEMにより観察して得られた断面像である。 図10は、熱処理によって放熱シートがどのくらい収縮するのかを調査して得られた図である。 図11は、カーボンナノチューブのラマンスペクトルを調査して得られた図である。 図12は、熱処理温度を変えながらラマンスペクトルを測定して得られた図である。 図13は、熱処理温度とG/D比との関係を調査して得られた図である。 図14は、カーボンナノチューブの熱伝導性について調査して得られた図である。 図15(a)、(b)は、本実施形態の第1例に係る電子装置の製造途中の断面図(その1)である。 図16は、本実施形態の第1例に係る電子装置の製造途中の断面図(その2)である。 図17は、本実施形態の第1例に係る電子装置の製造途中の断面図(その3)である。 図18は、本実施形態の第1例に係る電子装置の製造途中の断面図(その1)である。 図19は、本実施形態の第1例に係る電子装置の製造途中の断面図(その2)である。 図20は、本実施形態の第1例に係る電子装置の製造途中の断面図(その3)である。 図21は、本実施形態の第1例に係る電子装置の製造途中の断面図(その4)である。 図22は、本実施形態の第1例に係る電子装置の製造途中の断面図(その5)である。
(本実施形態)
本実施形態では、以下のようにしてカーボンナノチューブの熱伝導性を改善する。
図1〜図3は、本実施形態に係る放熱シートの製造途中の断面図である。
まず、図1(a)に示すように、基板20としてシリコン基板を用意し、その基板20の表面を熱酸化することにより下地膜21として厚さが300nm程度の酸化シリコン膜を形成する。
基板20はシリコン基板に限定されず、アルミナ(サファイア)基板、酸化マグネシウム基板、及びガラス基板のいずれかを基板20として用いてもよい。
また、下地膜21も酸化シリコン膜に限定されない。例えば、酸化アルミニウム膜や窒化シリコン膜も下地膜21として形成し得る。
次に、図1(b)に示すように、下地膜21の上にスパッタ法でアルミニウム膜を10nm程度の厚さに形成し、そのアルミニウム膜を下地金属膜22とする。
下地金属膜22の材料としては、アルミニウムの他に、モリブデン、チタン、ハフニウム、ジルコニウム、ニオブ、バナジウム、タンタル、タングステン、銅、金、白金、パラジウム、チタンシリサイド、酸化アルミニウム、酸化チタン、及び窒化チタンがある。更に、これらの材料のいずれかを含む合金膜を下地金属膜22として形成してもよい。
次いで、下地金属膜22の上にスパッタ法で鉄膜を2.5nm程度の厚さに形成し、その鉄膜を触媒金属膜23とする。
触媒金属膜23の材料は鉄に限定されない。触媒金属膜23は、コバルト、ニッケル、金、銀、及び白金、又はこれらの合金から形成し得る。
更に、触媒金属膜23に代えて、触媒金属膜23と同一の材料を含む金属微粒子を下地金属膜22の上に付着させてもよい。この場合、金属微粒子は、微分型静電分級器等によって予め直径が約3.8nm程度の直径のもののみが収集されて下地金属膜22の上に供給される。
続いて、図2(a)に示すように、触媒金属膜23の触媒作用を利用してホットフィラメントCVD(Chemical Vapor Deposition)法により複数のカーボンナノチューブ25を成長させる。
カーボンナノチューブ25の成長条件は特に限定されない。この例では、炭素の原料ガスとしてアセチレンガスを用い、そのアセチレンガスとアルゴンガスとの混合ガスを不図示の成長室に供給する。
その混合ガスの成長室内での圧力は1kPaであり、アセチレンガスとアルゴンガスとの分圧比は例えば1:9程度である。また、ホットフィラメントの温度は1000℃程度とし、成長時間は20分程度とする。
なお、下地金属膜22と触媒金属膜23は、成長室内に原料ガスが導入された際に凝縮して粒状の金属粒24となる。そして、カーボンナノチューブ25の一端25aがその金属粒24に固着された状態で、下地膜21の作用によって他端25bが基板20の法線方向nに沿って成長する。
なお、下地金属膜22と触媒金属膜23は、成長室内に原料ガスが導入された際に凝縮して粒状の金属粒24となり、その金属粒24の上にのみカーボンナノチューブ25が成長する。また、カーボンナノチューブ25の成長の方向は、下地膜21の作用によって基板20の法線方向nに沿った方向となる。
この成長条件によれば、カーボンナノチューブ25の面密度は約1×1011本/cm2となり、各カーボンナノチューブ25の直径は4nm〜8nmで平均直径は約6nmとなる。
また、各カーボンナノチューブ25の成長レートは4μm/minとなり、各カーボンナノチューブ25の一端25aから他端25bまでの長さは80μm程度となる。
なお、各カーボンナノチューブ25においては、その中心軸から外側に向かって単層のグラフェンシートが3層〜6層程度積み重なり、その層数の平均値は4層程度となる。このように多層のグラフェンシートを積層してなるカーボンナノチューブは多層カーボンナノチューブとも呼ばれる。
更に、カーボンナノチューブ25の成膜方法は上記のホットフィラメントCVD法に限定されず、熱CVD法やリモートプラズマCVD法であってもよい。また、アセチレンに代えてメタン若しくはエチレン等の炭化水素類、又はエタノール若しくはメタノール等のアルコール類を炭素の原料ガスとしてもよい。
次いで、図2(b)に示すように、基板20からカーボンナノチューブ25の一端25aを機械的に剥離することにより、複数のカーボンナノチューブ25を備えた放熱シート29を得る。
次に、図3に示すように、不図示の治具の中に放熱シート29を収容した後、その治具を超高温黒鉛炉に入れて、炉の中に設けられたヒータで各カーボンナノチューブ25に対して熱処理をする。その熱処理の雰囲気は特に限定されないが、この例では真空ポンプにより超高温黒鉛炉内の残留ガスを予め排出した後、その超高温黒鉛炉内にアルゴンガスを充填することにより、アルゴンガスの雰囲気中で熱処理を行う。
これにより、炉内のヒータからの輻射熱だけでなく、高温のアルゴンガスによってもカーボンナノチューブ25が加熱されることになり、カーボンナノチューブ25を効率的に加熱することができる。
また、この熱処理の加熱プロファイルも特に限定されない。
図4は、加熱プロファイルの一例を示すグラフである。
図4に示すように、本実施形態では、9時間程度の長さの第1の期間T1において2℃/分の昇温速度で室温から2200℃以上の温度、例えば2700℃までカーボンナノチューブ25を昇温する。
そして、第2の期間T2においてカーボンナノチューブ25を2700℃程度の一定温度に1時間〜3時間程度維持する。以下では、この一定温度のことを熱処理温度とも言う。
その後に、9時間程度の長さの第3の期間T3において2℃/分の降温速度でカーボンナノチューブ25の温度を室温まで下げる。
以上により、本実施形態に係る放熱シート29の基本構造が完成する。
上記した本実施形態によれば、図2(b)のように基板20からカーボンナノチューブ25を機械的に剥離した後、図3のように各カーボンナノチューブ25に対して熱処理を行う。本願発明者は、このように機械的な剥離と熱処理とを行うことで、カーボンナノチューブ25の特性がどのようになるのかを調査した。以下に、その調査結果について説明する。
(a)外観
まず、カーボンナノチューブ25の外観の調査結果について、図5〜図8を参照しながら説明する。
図5(a)は、上記のようにして熱処理をした後の放熱シート29において、複数のカーボンナノチューブ25の一端25a付近をSEM(Scanning Electron Microscope)により撮影して得られた像である。
前述のように、カーボンナノチューブ25の一端25aは、元々は基板20に固着されており、図2(b)の工程で基板20から機械的に引き剥がされる。
図5(a)に示すように、複数のカーボンナノチューブ25は屈曲しており、それぞれの一端25aは全て同じ方向Dに傾いている。これは、図2(b)の工程においてカーボンナノチューブ25を基板20から引き剥がした際に一端25aが変形したためである。
なお、カーボンナノチューブ25においてこのように屈曲している部分の長さは、一端25aから測って数μm〜数十μm程度である。また、図5(a)の例では、その傾きの方向Dは、基板20の法線方向nに対して略垂直である。
一方、図5(b)は、図5(a)とは異なる部分の放熱シート29をSEMにより撮影して得られた像である。
図5(b)においても、複数のカーボンナノチューブ25の各々の一端25aは全て同じ方向Dに傾いている。
図6(a)は、図5(b)のA部を拡大して得られたSEM像である。そして、図6(b)は、図6(a)よりも倍率を上げて得られたSEM像である。
図6(a)、図6(b)に示すように、一つ一つのカーボンナノチューブ25の一端25aは全て同じ方向Dを向いている。
図5〜図6の結果から、図2(b)のようにカーボンナノチューブ25の一端25aを基板20から機械的に引き剥がすと、全ての一端25aが同じ方向Dを向くことが明らかとなった。
一方、図7(a)は、上記のようにして熱処理した後の放熱シート29において、複数のカーボンナノチューブ25の他端25b付近をSEMにより撮影して得られた像である。
他端25bは、図2(a)に示したように基板20から成長したカーボンナノチューブ25の先端である。
図7(a)に示すように、複数のカーボンナノチューブ25の各々の他端25bは、一端25aとは異なり様々な方向を向いている。
また、図7(b)は図7(a)よりも倍率を上げて得られたSEM像である。そして、図8(a)は図7(b)よりも倍率を上げた場合のSEM像であり、図8(b)は図8(a)よりも更に倍率を上げた場合のSEM像である。
図7(b)、図8(a)、及び図8(b)に示すように、倍率を上げることで各々の他端25bが様々な方向を向いていることが理解される。
(b)機械的強度
次に、図3の工程で熱処理をした後の放熱シート29の機械的強度の調査結果について、図9を参照しながら説明する。
図9は、その放熱シート29に対して上下から圧力を加えた後に、放熱シート29をSEMにより観察して得られた断面像である。その圧力は、電子部品やヒートスプレッダを放熱シート29に圧着するアセンブリ工程において当該放熱シート29に加わると想定される0.9MPaとした。
図9の点線円内に示すように、圧力を加えた後も複数のカーボンナノチューブ25の各々の一端25aは同一方向に傾いている。
また、本願発明者が調査したところ、放熱シート29の厚さTは圧力を加える前と略同じであった。
このことから、図3の工程で放熱シート29を加熱することにより、当該放熱シート29の機械的な強度が増し、アセンブリ工程における圧力で放熱シート29が潰れて薄くなるのを防止できることが明らかとなった。
(c)収縮率
本願発明者は、図3の熱処理によって放熱シート29がどのくらい収縮するのかを調査した。
その調査結果を図10に示す。
図10の横軸は、図3の熱処理における熱処理温度を示す。また、図10の縦軸は放熱シート29の収縮率を示す。なお、収縮率は、熱処理前の放熱シート29の平面視での面積S1と熱処理後の放熱シート29の平面視での面積S2の比の百分率(100×S1/S2)である。
図10に示すように、収縮率は100%以上となっており、熱処理によって放熱シート29が縮むことが明らかとなった。例えば、熱処理温度が2700℃の場合には収縮率が400%となっているので、この場合には熱処理によって放熱シート29の面積が元の1/4になる。
更に、図10の結果によれば、熱処理温度が高いほど収縮率が大きくなることも明らかとなった。
なお、本願発明者の調査によれば、このように収縮率が大きくなっても、熱処理の前後において放熱シート29の厚さは殆ど変らないことが確認された。
(d)結晶性
次に、カーボンナノチューブ25の結晶性についての調査結果について説明する。
図11は、カーボンナノチューブ25のラマンスペクトルを調査して得られた図である。図11の横軸は、入射光とストークス光の各々の波数の差で定義されるラマンシフトを示す。また、図11の縦軸は、ストークス光の強度を任意単位で示す。
カーボンナノチューブ25の結晶性の良否を推定する指標としてG/D比がある。G/D比は、ストークス光のうち1600cm-1付近のG-Bandと呼ばれるスペクトルの強度IGと、1350cm-1付近のD-Bandと呼ばれるスペクトルの強度IDとの比(IG/ID)として定義される。
D-Bandは、カーボンナノチューブ25に欠陥が発生してその結晶性が乱れた場合にその強度が強くなることが知られているため、G/D比が小さいほど結晶性が悪く、逆にG/D比が大きいほど結晶性が優れているということになる。
この調査では、図3の熱処理を行わなかったカーボンナノチューブ25と、熱処理温度を2700℃としてその熱処理を行ったカーボンナノチューブ25の各々のラマンスペクトルを調べた。
なお、熱処理をした場合としなかった場合の各々のグラフが重ならないようにするため、図11では二つのグラフを上下にずらしてある。これについては後述の図12でも同様である。
図11の結果によれば、熱処理をしない場合ではD-Bandの強度が強いのに対し、熱処理をした場合ではD-Bandの強度が弱くなっている。そして、熱処理をした場合では、熱処理をしない場合と比較してG/D比が8.8倍程度の値に高められている。
図12は、図3の熱処理における熱処理温度を変えながら、前述のラマンスペクトルを測定して得られた図である。
図12に示されるように、熱処理温度が高くなるほどD-Bandの強度が低くなる。
図13は、図12の結果を用いることにより、図3の熱処理における熱処理温度とG/D比との関係を調査して得られた図である。
図13に示すように、熱処理温度の増加と共にG/D比も増大する。
G/D比が増大する起点となる温度は1800℃であり、これよりも更に温度が増大して2200℃になると、熱処理をしない場合と比較してG/D比が明確に増大してその値が4となる。
このことから、図3の熱処理温度を2200℃以上の高温とすることにより、熱処理をしない場合と比較してカーボンナノチューブ25のG/D比が明確に大きくなり、カーボンナノチューブ25の結晶性が大幅に改善されることが明らかとなった。
また、前述のようにカーボンナノチューブ25は多層カーボンナノチューブであるが、多層カーボンナノチューブは結晶性が悪くG/D比が小さいものが多いため、本実施形態のように2200℃以上の温度で熱処理をしてその結晶性を改善する実益がある。
(e)熱伝導性
次に、カーボンナノチューブ25の熱伝導性についての調査結果について説明する。
図14は、カーボンナノチューブ25の熱伝導性について調査して得られた図であって、その横軸は図3の工程におけるカーボンナノチューブ25の熱処理温度を示す。
また、図14の縦軸は、カーボンナノチューブ25をその一端25a(図2(b)参照)から加熱した場合における一端25aと他端25bとの温度差ΔTを表す。その温度差ΔTが小さいほど、一端25aから他端25bに速やかに熱が伝わり、カーボンナノチューブ25の熱伝導性が良いということになる。
この調査では複数個のサンプルを使用し、その各々について熱処理前と熱処理後の温度差ΔTを測定した。
図14に示すように、略全てのサンプルにおいて、熱処理前よりも熱処理後の方が温度差ΔTが減少している。最も減少の幅が大きいサンプルでは、熱処理後の温度差ΔTが熱処理前の68%にまで減少している。
特に、熱処理温度を2200℃以上とすると、それよりも低い温度で熱処理をしたサンプルと比較して熱処理後の温度差ΔTが減少している。
このことから、図3の熱処理における熱処理温度を2200℃以上とすることにより、カーボンナノチューブ25の熱伝導性が向上することが明らかとなった。これは、図13のように熱処理温度を2200℃以上とすることでカーボンナノチューブ25の結晶性が改善され、熱がカーボンナノチューブ25を伝わり易くなったためと考えられる。
また、図14に示されるように、同一の熱処理温度上にある複数のサンプルの温度差ΔTが熱処理前にばらついていても、熱処理後にはそれらのサンプルの温度差ΔTのばらつきが熱処理前よりも小さくなっている。よって、前述のようにカーボンナノチューブ25を熱処理することにより、そのカーボンナノチューブ25の熱伝導性のばらつきが抑制されることも明らかとなった。
以上のように、本実施形態によれば、図3の熱処理における熱処理温度を2200℃以上とすることでカーボンナノチューブ25の結晶性が改善され、G/D比が4以上に高められる。その結果、カーボンナノチューブ25に生じる温度差ΔTが減少し、カーボンナノチューブ25の熱伝導性を高めることが可能となる。
(電子装置)
次に、上記した放熱シート29を電子部品や放熱板に圧着するアセンブリ工程について説明する。そのアセンブリ工程では、以下のようにして放熱シート29を備えた電子装置を製造する。
・第1例
図15〜図17は、第1例に係る電子装置の製造途中の断面図である。
まず、図15(a)に示すように、放熱板31として銅等を材料とするヒートスプレッダを用意し、その放熱板31の表面に第1の熱可塑性樹脂32を塗布する。その第1の熱可塑性樹脂32としては、例えば、薄膜化したMicromelt 6239ホットメルト充填剤(ヘンケルジャパン社製)がある。そして、第1の熱可塑性樹脂32を加熱して軟化させつつ、その第1の熱可塑性樹脂32に前述の放熱シート29を圧着する。
なお、点線円内に示すように、この時点ではカーボンナノチューブ25の一端25aは第1の熱可塑性樹脂32に僅かに埋め込まれているのみであり、当該一端25aと放熱板31との間には第1の熱可塑性樹脂32が介在している。
次いで、図15(b)に示すように、加熱により第2の熱可塑性樹脂33を軟化させながら、その第2の熱可塑性樹脂33を各カーボンナノチューブ25の他端25bに塗布する。第2の熱可塑性樹脂33の材料は特に限定されないが、例えば薄膜化したMicromelt 6239ホットメルト充填剤(ヘンケルジャパン社製)を第2の熱可塑性樹脂33として採用し得る。
これにより、点線円内に示すように、カーボンナノチューブ25の他端25bが、第2の熱可塑性樹脂33によって覆われた状態となる。
続いて、図16に示すように、電子部品36が搭載された回路基板35を用意し、電子部品36に放熱シート29を対向させる。なお、電子部品36は例えばCPUであって、はんだバンプ37を介して回路基板35に接続される。
また、電子部品36の内部に熱が籠るのを防止するために、電子部品36は樹脂封止されておらず、シリコン基板等の半導体基板が電子部品36の表面に露出している。なお、熱の籠りが問題にならない場合には、半導体基板を樹脂封止してなる電子部品36を用いてもよい。
次に、図17に示すように、各熱可塑性樹脂32、33を加熱して軟化させながら、電子部品36と放熱板31のそれぞれに放熱シート29を圧着する。また、これと共に、シーラント38で回路基板35に放熱板31を接着する。
本工程では、放熱板31を介して放熱シート29に圧力が加わる。その圧力の大きさは、カーボンナノチューブ25の一端25aが第1の熱可塑性樹脂32を突き抜け、かつ他端25bが第2の熱可塑性樹脂33を突き抜けるのに十分な大きさにするのが好ましい。これにより、点線円内に示すように、カーボンナノチューブ25の一端25aが放熱板31に当接し、かつ他端25bが電子部品36に当接することになる。
このように電子部品36や放熱板31に放熱シート29を圧着しても、図9に示したように熱処理を経た放熱シート29は機械的強度が高く薄くなり難くいため、放熱シート29の厚さは圧着前と略同じとなる。
以上により、本例に係る電子装置40の基本構造が完成する。
上記した本例によれば、図3の熱処理でG/D比が4以上に高められたカーボンナノチューブ25を使用するため、放熱シート29の熱伝導性が良好となる。その結果、電子部品36で発生した熱が放熱シート29を介して速やかに放熱板31に伝わり、電子部品36の冷却を促すことができる。
しかも、図9を参照して説明したように、アセンブリ工程における圧力を受けても放熱シート29は薄くなり難いので、電子装置40が完成した後でも放熱シート29の厚さを維持できる。そのため、実使用下において発熱により電子部品36が変形した場合でも、その変形に放熱シート29が追従することができ、電子部品36から放熱シート29が離間してしまうのを防止できる。
・第2例
第1例では、図17に示したように、第2の熱可塑性樹脂33により電子部品36に放熱シート29を圧着した。
これに対し、本実施形態では、以下のように熱可塑性樹脂を用いずに電子部品36に放熱シート29を接続する。
図18〜図22は、本例に係る電子装置の製造途中の断面図である。なお、図18〜図22において、第1例で説明したのと同じ要素には第1例におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
まず、図18に示すように、第1例の図15(a)の工程を行うことにより、第1の熱可塑性樹脂32を介して放熱板31に放熱シート29を圧着する。
第1例と同様に、この段階では、カーボンナノチューブ25の一端25aは第1の熱可塑性樹脂32に僅かに埋め込まれているのみであり、当該一端25aと放熱板31との間には第1の熱可塑性樹脂32が介在している。
次に、図19に示す工程について説明する。
まず、下側プレス板42と上側プレス板43とを備えた加熱プレス機を用意し、これら下側プレス板42と上側プレス板43との間に放熱板31を挟む。なお、下側プレス板42の上には金属板44が固着されており、その金属板44にカーボンナノチューブ25の他端25bが当接する。
そして、この状態で第1の熱可塑性樹脂32をその融点温度以上の170℃〜200℃程度に加熱して軟化させつつ、下側プレス板42と上側プレス板43のそれぞれを上下から押圧する。
本工程で下側プレス板42と上側プレス板43に加える力は、カーボンナノチューブ25の一端25aが第1の熱可塑性樹脂32を突き抜けるのに十分な百数十Nとする。
これにより、点線円内に示すように、軟化した第1の熱可塑性樹脂32にカーボンナノチューブ25が埋め込まれ、その一端25aが放熱板31に当接するようになる。
また、第1例と同様に、熱処理を経た放熱シート29は機械的強度が高く薄くなり難くいため、このように放熱シート29に圧力を加えても、放熱シート29の厚さは圧力を加える前と略同じとなる。
そして、図20に示すように、第1の熱可塑性樹脂32を室温にまで冷ますことにより、第1の熱可塑性樹脂32を介して放熱板31に放熱シート29を固着する。
ここまでの工程により、放熱シート29と放熱板31とを備えた放熱部品45が完成する。
この後は、放熱部品45に電子部品を接続する工程に移る。
まず、図21に示すように、放熱部品45の接続対象となる電子部品36を用意する。第1例と同様に、その電子部品36は、はんだバンプ37を介して回路基板35に接続される。
次に、図22に示すように、回路基板35に放熱板31を押し付けることにより、カーボンナノチューブ25の他端25bを電子部品36に当接させながら、シーラント38で回路基板35に放熱板31を接着する。
ここまでの工程により、点線円内に示すようにカーボンナノチューブ25の一端25aが放熱板31に当接し、かつ他端25bが電子部品36に当接した構造が得られる。
以上により、本実施形態に係る電子装置50の基本構造が完成する。
本例によれば、図22に示したように、電子部品36の上に熱可塑性樹脂が存在しない。そのため、電子部品36の熱が放熱シート29に伝わるのが熱可塑性樹脂で阻害されなくなり、電子部品36の熱を放熱シート29に速やかに伝えることが可能となる。
以上説明した各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 基板の上に複数のカーボンナノチューブを成長させる工程と、
前記基板から前記複数のカーボンナノチューブを剥離する工程と、
前記剥離の後、前記カーボンナノチューブを2200℃以上の温度で熱処理する工程と、
を有することを特徴とする放熱シートの製造方法。
(付記2) 前記カーボンナノチューブは、多層カーボンナノチューブであることを特徴とする付記1に記載の放熱シートの製造方法。
(付記3) 前記熱処理をアルゴン雰囲気中で行うことを特徴とする付記1又は付記2に記載の放熱シートの製造方法。
(付記4) ラマンスペクトルに現れるG-Bandの強度とD-Bandの強度の比とが4以上の複数の多層カーボンナノチューブ、
を備えたことを特徴とする放熱シート。
(付記5) 複数の前記多層カーボンナノチューブの各々の一端が同じ方向に傾いていることを特徴とする付記4に記載の放熱シート。
(付記6) 放熱板と、
前記放熱板の表面に固着され、ラマンスペクトルに現れるG-Bandの強度とD-Bandの強度の比とが4以上の複数の多層カーボンナノチューブを備えた放熱シートと、
を有することを特徴とする放熱部品。
20…基板、21…下地膜、22…下地金属膜、23…触媒金属膜、24…金属粒、25…カーボンナノチューブ、25a…一端、25b…他端、29…放熱シート、31…放熱板、32…第1の熱可塑性樹脂、33…第2の熱可塑性樹脂、35…回路基板、36…電子部品、37…はんだバンプ、38…シーラント、40、50…電子装置、42…下側プレス板、43…上側プレス板、44…金属板、45…放熱部品。

Claims (5)

  1. 基板の上に下地金属膜を形成する工程と、
    前記下地金属膜上に触媒を設ける工程と、
    前記触媒上に複数のカーボンナノチューブを成長させる工程と、
    前記基板から前記複数のカーボンナノチューブを剥離する工程と、
    前記剥離の後、前記カーボンナノチューブを2200℃以上2600℃未満の温度で熱処理する工程と、
    を有することを特徴とする放熱シートの製造方法。
  2. 前記カーボンナノチューブは、多層カーボンナノチューブであることを特徴とする請求項1に記載の放熱シートの製造方法。
  3. 前記熱処理をアルゴン雰囲気中で行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放熱シートの製造方法。
  4. 前記複数のカーボンナノチューブを成長させる工程において、前記下地金属膜および前記触媒が凝縮して複数の金属粒が形成され、前記複数のカーボンナノチューブの各々は前記複数の金属粒上に成長することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の放熱シートの製造方法。
  5. 前記下地金属膜は、アルミニウム、モリブデン、チタン、ハフニウム、ジルコニウム、ニオブ、バナジウム、タンタル、タングステン、銅、金、白金、パラジウム、チタンシリサイド、酸化アルミニウム、酸化チタン若しくは窒化チタン又はこれらの任意の組み合わせを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の放熱シートの製造方法。
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