JP6825988B2 - 鉄道車両用の複層窓ユニット - Google Patents

鉄道車両用の複層窓ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6825988B2
JP6825988B2 JP2017105821A JP2017105821A JP6825988B2 JP 6825988 B2 JP6825988 B2 JP 6825988B2 JP 2017105821 A JP2017105821 A JP 2017105821A JP 2017105821 A JP2017105821 A JP 2017105821A JP 6825988 B2 JP6825988 B2 JP 6825988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
sheet
pair
layer
plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017105821A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018199452A (ja
Inventor
直樹 矢嶋
直樹 矢嶋
橋本 克史
克史 橋本
宏次 谷口
宏次 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Transport Engineering Co
Original Assignee
Japan Transport Engineering Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Transport Engineering Co filed Critical Japan Transport Engineering Co
Priority to JP2017105821A priority Critical patent/JP6825988B2/ja
Publication of JP2018199452A publication Critical patent/JP2018199452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6825988B2 publication Critical patent/JP6825988B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

本発明は、鉄道車両用の複層窓ユニットに関する。
鉄道車両、特に高速車両においては、遮音性、断熱性及び安全性等の観点から、互いに向かい合う一対の窓板の間に気体層が形成されてなる複層窓が用いられている(例えば特許文献1参照)。複層窓の遮音性能は、一般的に、一対の窓板を貼り合わせてなる合わせガラス等の他の窓構造の遮音性能よりも優れている。
特許第4372504号公報
上述したような従来の複層窓では、共鳴透過現象と呼ばれる共振現象により、低音域帯における特定の周波数(共鳴透過周波数)において遮音性能に落ち込みが見られる。この低音域における共鳴透過現象は、一対の窓板を質量、気体層をバネとしたバネ−マス系の共鳴振動によって生じる。鉄動車両においては、トンネル走行時に低音域の騒音が窓から侵入する場合があり、鉄動車両用の複層窓には、低音域帯の音に対して高い遮音性能を有することが求められる。
そこで、本発明は、複層窓本来の遮音性能を維持しつつ、共鳴透過現象による遮音性能の落ち込みを抑制できる鉄道車両用の複層窓ユニットを提供することを目的とする。
本発明の鉄道車両用の複層窓ユニットは、互いに向かい合う一対の窓板と、一対の窓板の間に気体層が形成されるように、一対の窓板の縁部同士を固定する固定部材と、一対の窓板の間に配置された透明なシート状部材と、を備え、シート状部材は、複数の貫通微細孔を有し、気体層を一方の窓板側と他方の窓板側とに仕切るように、一対の窓板のそれぞれから離間した状態で、固定部材に固定されている。
この鉄道車両用の複層窓ユニットでは、一対の窓板の間に、気体層を一方の窓板側と他方の窓板側とに仕切るシート状部材が配置されている。これにより、シート状部材が一対の窓板の共振を抑制する減衰要素として機能するため、共鳴透過現象の発生を抑制できる。更に、シート状部材が複数の貫通微細孔を有することにより、ヘルムホルツ共鳴による吸音効果を生じさせ、共鳴透過周波数の音に対する遮音性能を向上することが可能となっている。一方で、シート状部材が一対の窓板のそれぞれから離間しており、合わせガラスのように一対の窓板が一体化されていないため、複層窓本来の遮音性能も維持できる。よって、この鉄動車両用の窓ユニットによれば、複層窓本来の遮音性能を維持しつつ、共鳴透過現象による遮音性能の落ち込みを抑制できる。
また、一対の窓板の少なくとも一方は、ポリカーボネートによって構成されていてもよい。この場合、窓板を軽量化できると共に、ポリカーボネートによって構成された窓板を車両外側に配置することで、飛来物の衝突等による割れを抑制できる。
また、シート状部材は、樹脂フィルムによって構成されていてもよいし、樹脂板によって構成されていてもよい。この場合、共鳴透過現象による遮音性能の落ち込みを効果的に抑制できる。
また、固定部材は、一対の窓板の縁部間に配置されたスペーサと、一対の窓板の間を封止する封止部材と、を有し、シート状部材の縁部は、スペーサによって挟まれた状態で、封止部材に埋没していてもよい。この場合、シート状部材を容易に且つ確実に固定部材に固定できる。
本発明によれば、複層窓本来の遮音性能を維持しつつ、共鳴透過現象による遮音性能の落ち込みを抑制できる鉄道車両用の複層窓ユニットを提供できる。
実施形態の複層窓ユニットを示す正面図である。 図1のII-II線に沿っての断面図である。 シート状部材の拡大図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
図1及び図2に示されるように、複層窓ユニット1は、一対の窓板2,3と、固定部材4と、シート状部材5と、を備えて構成されている。複層窓ユニット1は、例えば、鉄道車両の側構体に形成された開口部に嵌め込まれて用いられ、鉄道車両の窓部を構成する。
窓板2,3は、矩形状の透明板であり、互いに平行に向かい合うように配置されている。複層窓ユニット1が鉄道車両に取り付けられた状態においては、窓板2が車両内側に配置され、窓板3が車両外側に配置される。窓板2は、例えばガラスによって構成されており、窓板3は、例えばポリカーボネートによって構成されている。窓板2,3は、互いに同一の平面形状を有している。窓板2の厚さは、例えば5mmである。窓板3の厚さは、例えば8mmであり、この例では窓板2の厚さよりも厚くなっている。
固定部材4は、窓板2,3の縁部2a,3a同士を固定している。固定部材4は、縁部2a,3aの間に配置されたスペーサ7と、スペーサ7よりも外側において窓板2,3の間を封止する封止部材8と、を有して構成されている。
スペーサ7は、矩形環状の枠体であり、各辺部が縁部2a,3aに沿うように配置されている。スペーサ7は、シート状部材5を挟み込む挟持部材7a,7bを含んで構成されている。挟持部材7a,7bは、シート状部材5に対して一方の窓板2側と他方の窓板3側とにそれぞれ配置されている。挟持部材7a,7bは、例えばアルミニウムによって構成されている。スペーサ7内には、後述する気体層Sを乾燥させるための乾燥剤が封入されている。スペーサ7と窓板2,3との間は、樹脂製の1次シール材9によって気密に封止されている。1次シール材9は、例えばブチル系ゴムによって構成されている。
封止部材8は、樹脂製のシール材であり、縁部2a,3aの間を全周にわたって気密に封止している。この封止部材8と1次シール材9とにより、スペーサ7と窓板2,3との間に気体層Sが形成されている。気体層Sは、例えば大気圧程度の圧力を有する空気によって構成されている。気体層Sの厚さ(すなわち、窓板2,3の間の距離)は、例えば8mmである。
シート状部材5は、例えば、ポリ塩化ビニルによって構成された無色透明の樹脂フィルムであり、窓板2,3の間に配置されている。シート状部材5は、窓板2,3よりも一回り小さい矩形状に形成されている。シート状部材5の厚さは、例えば1mmである。なお、シート状部材5は、他の材料によって構成されてもよく、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムであってもよい。また、シート状部材5の厚さは、12μm〜350μmの範囲内の他の厚さとなっていてもよい。
シート状部材5は、気体層Sを一方の窓板2側と他方の窓板3側とに仕切るように、窓板2,3のそれぞれから離間した状態で、固定部材4に固定されている。より詳細には、シート状部材5の縁部5aが、挟持部材7a,7bによって挟まれた状態で、全周にわたって封止部材8に埋没していることにより、シート状部材5が固定部材4に固定されている。シート状部材5と各窓板2,3との間の距離は、例えば3.5mmとなっている。シート状部材5を固定する際には、例えば、挟持部材7a,7bによってシート状部材5を挟み込んだ状態で、封止部材8を構成する硬化前の樹脂材料を窓板2,3の間に充填し、硬化させる。
図3に示されるように、シート状部材5には、複数の貫通微細孔5bが設けられている。貫通微細孔5bは、例えば、円形状をなし、格子状に並んで配置されている。貫通微細孔5bの直径dは、例えば0.3mmとなっており、ピッチ(隣り合う貫通微細孔5bの中心間の距離)xは、例えば25mmとなっている。
貫通微細孔5bの形状及び配置は、所定の目標周波数の音に対してヘルムホルツ共鳴による吸音効果が効果的に生じるように設定されている。すなわち、貫通微細孔5bは、目標周波数に対応した形状及び配置で設けられている。目標周波数としては、例えば、シート状部材5が備えられていないと仮定した場合の複層窓ユニット1の共鳴透過周波数を設定することができる。この共鳴透過周波数は、窓板2,3の形状(厚さ、大きさ)、配置、材質等によって変化する。
本実施形態の例では、目標周波数は288Hzに設定されている。複層窓ユニット1において生じるヘルムホルツ共鳴の共鳴周波数fは、下記式(1)により求められる。
Figure 0006825988
上記式(1)において、cは音速である。pは開口率であり、貫通微細孔5bの面積の総和を窓板2,3の面積で除した値である。この例では、開口率pは、貫通微細孔5bの面積をピッチxの二乗で除することによって算出することができる。Lはシート状部材5と窓板3との間の距離である。t’は開口端補正を考慮した場合のシート状部材5の実効厚さであり、シート状部材5の厚さt及び貫通微細孔5bの直径dに基づいて下記式(2)により求められる。
Figure 0006825988
この例では、上述のとおり、貫通微細孔5bの直径dは0.286mmとなっており、ピッチxは25mmとなっている。このとき、開口率pは0.103×10−3となる。また、上述のとおり、距離Lは3mmとなっており、厚さtは1mmとなっている。このとき、実効厚さt’は1.23mmとなる。
これらの値に基づいて上記式(1)により求められる共鳴周波数fは288Hzとなる。このように、この例では、共鳴周波数fが目標周波数に一致しているため、目標周波数の音に対してシート状部材5の吸音効果が効果的に生じる。なお、他の例として、例えば上記の例において目標周波数が243Hzに設定された場合、直径dは0.237mmに設定される。
以上説明したように、複層窓ユニット1では、一対の窓板2,3の間に、気体層Sを一方の窓板2側と他方の窓板3側とに仕切るシート状部材5が配置されている。これにより、シート状部材5が一対の窓板2,3の共振を抑制する減衰要素として機能するため、共鳴透過現象の発生を抑制できる。更に、シート状部材5が複数の貫通微細孔5bを有することにより、ヘルムホルツ共鳴による吸音効果を生じさせ、共鳴透過周波数の音に対する遮音性能を向上することが可能となっている。一方で、シート状部材5が一対の窓板2,3のそれぞれから離間しており、合わせガラスのように一対の窓板2,3が一体化されていないため、複層窓本来の遮音性能も維持できる。よって、複層窓ユニット1によれば、複層窓本来の遮音性能を維持しつつ、共鳴透過現象による遮音性能の落ち込みを抑制できる。また、シート状部材5が透明であるため、窓板2,3を介した視界や採光が遮られることを回避できる。
また、複層窓ユニット1では、窓板3がポリカーボネートによって構成されている。これにより、窓板3を軽量化できると共に、窓板3を車両外側に配置することで、飛来物の衝突等による割れを抑制できる。
また、複層窓ユニット1では、シート状部材5が樹脂フィルムによって構成されている。これにより、共鳴透過現象による遮音性能の落ち込みを効果的に抑制できる。
また、複層窓ユニット1では、シート状部材5の縁部5aが、スペーサ7によって挟まれた状態で、封止部材8に埋没している。これにより、シート状部材5を容易に且つ確実に固定部材4に固定できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、上記実施形態において、シート状部材5は、ポリカーボネートによって構成された樹脂板であってもよい。この場合、シート状部材5の厚さは、例えば0.5mm〜2mmの範囲内の厚さとすることができる。また、シート状部材5は、熱線や紫外線を遮断する機能等を持たせた有色透明の樹脂フィルムであってもよい。
また、貫通微細孔5bの形状及び配置は、上記実施形態のものに限定されない。ただし、ヘルムホルツ共鳴による吸音効果を生じさせるために、貫通微細孔5bの直径dは、0.03mm〜5mmの範囲内に設定されることが好ましい。
また、窓板2,3を構成する材料は限定されず、例えば、窓板2,3の双方がポリカーボネート又はガラスによって構成されてもよい。また、気体層Sは、空気以外によって構成されてもよく、例えばアルゴンガス等の他の気体によって構成されてもよい。
1…鉄道車両用の複層窓ユニット、2,3…窓板、2a,3a…縁部、4…固定部材、5…シート状部材、5a…縁部、5b…貫通微細孔、7…スペーサ、8…封止部材、S…気体層。

Claims (5)

  1. 互いに向かい合う一対の窓板と、
    前記一対の窓板の間に気体層が形成されるように、前記一対の窓板の縁部同士を固定する固定部材と、
    前記一対の窓板の間に配置された透明なシート状部材と、を備え、
    前記シート状部材は、複数の貫通微細孔を有し、前記気体層を一方の前記窓板側と他方の前記窓板側とに仕切るように、前記一対の窓板のそれぞれから離間した状態で、前記固定部材に固定されている、鉄道車両用の複層窓ユニット。
  2. 前記一対の窓板の少なくとも一方は、ポリカーボネートによって構成されている、請求項1に記載の鉄道車両用の複層窓ユニット。
  3. 前記シート状部材は、樹脂フィルムによって構成されている、請求項1又は2に記載の鉄道車両用の複層窓ユニット。
  4. 前記シート状部材は、樹脂板によって構成されている、請求項1又は2に記載の鉄道車両用の複層窓ユニット。
  5. 前記固定部材は、前記一対の窓板の縁部間に配置されたスペーサと、前記一対の窓板の間を封止する封止部材と、を有し、
    前記シート状部材の縁部は、前記スペーサによって挟まれた状態で、前記封止部材に埋没している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の鉄道車両用の複層窓ユニット。
JP2017105821A 2017-05-29 2017-05-29 鉄道車両用の複層窓ユニット Active JP6825988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017105821A JP6825988B2 (ja) 2017-05-29 2017-05-29 鉄道車両用の複層窓ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017105821A JP6825988B2 (ja) 2017-05-29 2017-05-29 鉄道車両用の複層窓ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018199452A JP2018199452A (ja) 2018-12-20
JP6825988B2 true JP6825988B2 (ja) 2021-02-03

Family

ID=64667881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017105821A Active JP6825988B2 (ja) 2017-05-29 2017-05-29 鉄道車両用の複層窓ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6825988B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210078328A (ko) * 2019-12-18 2021-06-28 코닝 인코포레이티드 복층 유리 유닛 및 그 제조 방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09164948A (ja) * 1995-12-18 1997-06-24 Hitachi Ltd 鉄道車両用窓構造
JPH09263428A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Asahi Glass Co Ltd 多層複層ガラス
CA2209982A1 (en) * 1996-07-16 1998-01-16 Lawrence Donald Carbary Method of manufacturing multiple-pane window units containing intermediate plastic films
JP2000343939A (ja) * 1999-06-07 2000-12-12 Nippon Sheet Glass Co Ltd 車両用窓構造および車両用窓の取り付け構造
US8530011B2 (en) * 2010-12-13 2013-09-10 Southwall Technologies Inc. Insulating glass unit with crack-resistant low-emissivity suspended film

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018199452A (ja) 2018-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8851423B1 (en) Air-film vibration damping apparatus for windows
US6260660B1 (en) Aircraft cabin interior noise treatment
US10923095B2 (en) Soundproof structure
JP2007100394A (ja) 吸音パネル
US10923094B2 (en) Soundproof structure
EP1705643A1 (en) Sound absorbing structure
CN104347064B (zh) 混合谐振器和混合谐振器的阵列
WO2013054902A1 (ja) 透光性吸音パネル
JP6825988B2 (ja) 鉄道車両用の複層窓ユニット
US8474198B2 (en) Sound insulating glazing device, in particular for aircraft and soundproofing method for glazing
US20060096183A1 (en) Sound-absorbing structure using thin film
CN106536189B (zh) 消震隔音屏障
JP2002356934A (ja) 板材を二重に用いた遮音構造
KR101330462B1 (ko) 광대역 차음 복층유리
JP2008024546A (ja) 複層ガラス
JP4736278B2 (ja) 複層ガラス
JPWO2015025679A1 (ja) 複層ガラス
JP6909070B2 (ja) 鉄道車両の窓構造
JP2018199453A (ja) 鉄道車両用の複層窓ユニット
US20200298952A1 (en) Optically enhanced aircraft window
JP6882920B2 (ja) 複層ガラス
JP6176519B6 (ja) 車両用ドアのシーリングスクリーン
JP6929532B2 (ja) 防音パネル
JP2004210553A (ja) 複層ガラス
JP2005301188A (ja) 吸音構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6825988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150