<通信システムの構成>
図1に、本願に係る実施形態として例示される通信システム1のブロック図を示す。通信システム1は、PC(Personal Computerの略)(本発明の情報処理装置の一例)10、プリンタ(本発明のデバイスの一例)32、プリンタ(本発明のデバイスの一例)34、MFP(Multifunction Peripheralの略)(本発明のデバイスの一例)36を備える。
PC10は、CPU(Central Processing Unitの略)(本発明の制御部の一例)12、記憶部14、ディスプレイ(本発明の表示部の一例)16、入力I/F18、ネットワークI/F(本発明のインターフェースの一例)20を主に備えている。これらの構成要素は、バス22を介して互いに通信可能とされている。
CPU12は、記憶部14内の制御プログラム(本発明の制御プログラムの一例)24に従って処理を実行する。制御プログラム24は、印刷処理等の各種処理を実行するためのプログラムである。以降、制御プログラム24を実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「制御プログラム24が」という記載は、「制御プログラム24を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、フラッシュメモリー、HDD(Hard Disk・Driveの略)、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。また、記憶部14は、データ記憶領域(本発明
の記憶部の一例)26を備える。データ記憶領域26は、制御プログラム24の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。
ディスプレイ16は、画像データに従って各種画面を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Displayの略)、有機EL(Electro・Luminescenceの略)ディスプレイ等が例示されるが、特にこれらに限定されない。入力I/F18は、キーボード,マウス等を含む。キーボードは、PC10の各機能を実行するためのキーを備える。マウスは、ディスプレイ16に表示されたポインタ(図示省略)を操作する。また、入力I/F18は、ディスプレイ16と一体的に構成されているタッチパネルであってよく、ディスプレイ16上に表示されたアイコン等へのユーザ操作を受け付ける。
ネットワークI/F20は、無線LAN、有線LAN等のネットワークに接続された外部装置と通信を行うものであり、ルータ28を介して、プリンタ32と、プリンタ34と、MFP36とに接続されている。これにより、PC10は、ネットワークI/F20を介して、プリンタ32と、プリンタ34と、MFP36とデータ通信を行うことが可能となる。なお、プリンタ32は、印刷処理を実行可能なデバイスであり、プリンタ34は、スキャン処理を実行不能であるが、印刷処理を実行可能なデバイスである。また、MFP36は、印刷処理、スキャン処理を実行可能なデバイスである。なお、デバイスとしては、ファックス処理実行可能なファクシミリ装置が含まれていてもよい。また、プリンタ32、34、及びMFP36には、それぞれ、デバイスを識別するためのデバイスID(本発明のデバイス識別情報の一例)が記憶されている。なお、デバイスIDとは、ネットワーク上でデバイスを他のデバイスと識別可能な固有の情報であればよく、例えば、シリアル番号、Macアドレス、又はそれらの組み合わせた情報に相当する。
<ワークフローを利用した各種処理の実行>
PC10は、プリンタ32,34、MFP36等のデバイスに接続されており、デバイス毎にワークフローを設定することが可能である。そして、設定されているワークフローに応じたアイコンが、ディスプレイ16に表示され、そのアイコンが操作されることで、ワークフローに従った各種処理が実行される。なお、ワークフローとは、処理対象となるデータを入力するための入力処理と、入力処理で入力されたデータを処理して出力する出力処理とを、それぞれ予め設定された条件に従って連携して実行させるための処理フローである。
具体的には、ユーザが制御プログラム24を開始する指示を受けると、PC10のディスプレイ16に、図2に示す第1トップ画面100が表示される。第1トップ画面100には、印刷処理用アイコン(本発明の第2指示出力画像の一例)102と、スキャン処理用アイコン104と、ワークフロー作成ボタン105と、デバイス選択ボタン106とが表示される。印刷処理用アイコン102は、任意の設定で印刷処理を実行するための操作アイコンであり、印刷処理用アイコン102が操作されることで、印刷対象の画像を選択するための画面,印刷設定を行うための画面等が、ディスプレイ16に表示される。そして、各画面において選択,設定等を行うことで、任意の印刷処理が実行される。また、スキャン処理用アイコン104は、任意の設定でスキャン処理を実行するための操作アイコンであり、スキャン処理用アイコン104が操作されることで、スキャン設定を行うための画面,スキャン処理により作成されたスキャンデータの保存先を選択するための画面等が、ディスプレイ16に表示される。そして、各画面において選択,設定等を行うことで、任意のスキャン処理が実行される。また、ワークフロー作成ボタン105は、後述するワークフローを作成するためのボタンである。
また、デバイス選択ボタン106は、印刷処理等の各種処理を実行するデバイスを選択するための操作ボタンである。デバイス選択ボタン106が操作されると、制御プログラム24はPC10に接続されている1以上のデバイス、つまり、プリンタ32,プリンタ34,MFP36を検索し、その検索結果から何れか1のデバイスを選択するための選択画面(図示省略)をディスプレイ16に表示する。具体的には、CPU12は、デバイスを検索する際に少なくとも、プリンタ32,プリンタ34,MFP36のデバイスID、IPアドレス及びモデル名を取得する。そして、取得した情報を選択画面に表示する。なお、デバイス選択ボタン106等への操作は、マウスによりカーソルが操作対象のボタン等の上に移動された状態での左クリック操作である。そして、選択画面において任意のデバイスが選択されると、その選択されたデバイスが特定される。そして、特定したデバイスのデバイスID,IPアドレス及びモデル名の情報をデータ記憶領域26に記憶する。また、選択画面において、任意のデバイスが選択されると、ディスプレイ16に、図3に示す第2トップ画面110が表示される。
第2トップ画面110が表示される際には、選択画面で選択されたデバイス(以下、「選択デバイス」と記載する)の機能、つまり、選択デバイスで実行可能な処理が特定される。そして、その特定された処理に応じた操作アイコンが、第2トップ画面110に表示される。具体的には、データ記憶領域26には、PC10に接続されているデバイス毎に、そのデバイスのデバイスIDと、そのデバイスで実行可能な処理とが関連付けて記憶されている。そして、選択画面で、例えば、MFP36が選択されると、そのMFP36のデバイスIDと関連づけて記憶されている印刷処理とスキャン処理とが特定され、図3に示すように、印刷処理用アイコン102とスキャン処理用アイコン104とが、第2トップ画面110に表示される。
さらに、第2トップ画面110には、ワークフロー作成ボタン105と、デバイス画像(本発明のデバイス画像の一例)114とデバイス変更ボタン115とが表示される。デバイス画像114は、選択デバイス、つまり、MFP36の外観図(イラスト)及び、MFP36の製品名等であるが少なくともいずれか1つであってもよい。このように、第2トップ画面110には、デバイス画像114により識別されるMFP36で実行可能な処理に対応する操作アイコン、つまり、印刷処理用アイコン102及びスキャン処理用アイコン104が表示され、各操作アイコンへの操作により、MFP36に印刷処理、若しくは、スキャン処理が実行される。
なお、選択デバイスとしてプリンタ32又はプリンタ34が選択された場合には、第2トップ画面110に、印刷処理用アイコン102と、プリンタ32又はプリンタ34のデバイス画像(図示省略)と、ワークフロー作成ボタン105とが表示される。
ちなみに、第2トップ画面110では、選択デバイスで実行可能な処理に応じた操作アイコンが表示されるが、第1トップ画面100では、デバイスが選択されていないため、デバイスで実行可能な処理に応じた操作アイコンが未定の状態である。このため、第1トップ画面100には、予め設定された処理に応じた操作アイコンが表示される。つまり、PC10では、印刷処理及び、スキャン処理が、予め設定されており、印刷処理及び、スキャン処理に応じた印刷処理用アイコン102及び、スキャン処理用アイコン104が、第1トップ画面100に表示される。
また、デバイス変更ボタン115は、現在選択中のデバイスを変更する指示を入力するためのボタンである。デバイス変更ボタン115がユーザにより操作されると、デバイス選択ボタン106が操作された際と同様に、制御プログラム24はPC10に接続されている1以上のデバイスを検索し、その検索結果から何れか1のデバイスを選択するための選択画面(図示省略)をディスプレイ16に表示する。そして、ユーザにより任意のデバイスが選択されるのを待機する。
次に、第2トップ画面110でワークフロー作成ボタン105が操作された場合について説明する。なお、以下の説明では、選択デバイスとしてプリンタ32が選択されている場合について説明する。第2トップ画面110でワークフロー作成ボタン105が操作されると、ディスプレイ16に、図4に示すように、ワークフロー作成ボタン105からの吹き出し画面120が表示される。吹き出し画面120には、コメント122と、キャンセルボタン124と、作成ボタン126と、チェックボックス128とが表示される。
ワークフローとは、上述したように、印刷処理等の各種処理を、予め設定された条件に従って実行させるための処理フローであり、コメント122には、そのことが簡易的に説明されている。キャンセルボタン124は、ワークフローの作成をキャンセルする操作ボタンであり、キャンセルボタン124の操作により、吹き出し画面120が消去され、ディスプレイ16に第2トップ画面110が表示される。また、作成ボタン126は、ワークフローを作成するための操作ボタンであり、作成ボタン126の操作により、ディスプレイ16に、図5に示す第1機能選択画面(本発明の選択画面の一例)130が表示される。また、チェックボックス128は、次回以降、吹き出し画面120の表示を禁止するためのものであり、チェックボックス128への操作により吹き出し画面120の表示が禁止される。このため、チェックボックス128が操作された場合は、第2トップ画面110でワークフロー作成ボタン105が操作されることで、ディスプレイ16に、第1機能選択画面130が表示される。
また、上記説明では、第1トップ画面100において選択デバイスが選択されると、ディスプレイ16に第2トップ画面110が表示され、その第2トップ画面110においてワークフロー作成ボタン105が操作されると、ディスプレイ16に吹き出し画面120が表示されるが、ユーザによる操作回数に応じて、各種画面の表示態様が異なる。詳しくは、ユーザが、第2トップ画面110において、印刷処理用アイコン102,スキャン処理用アイコン104等の操作アイコンを操作した各種処理を設定回数、例えば、5回を超えて実行した場合に、第1トップ画面100において選択デバイスが選択されると、ディスプレイ16に吹き出し画面120が表示される。つまり、ディスプレイ16に、第1トップ画面100が表示された後に、第2トップ画面110に重ねて、吹き出し画面120が表示される。このため、印刷処理用アイコン102,スキャン処理用アイコン104等の操作アイコンへの操作による各種処理の実行回数が、0〜5回である場合は、第1トップ画面100、第2トップ画面110、吹き出し画面120の順番でディスプレイ16に表示され、操作アイコンへの操作による各種処理の実行回数が、6回以上である場合は、第1トップ画面100、第2トップ画面110と吹き出し画面120とが重なった画面、の順番でディスプレイ16に表示される。これは、ワークフローを利用した各種処理は、印刷処理用アイコン102を利用した印刷処理、及び、スキャン処理用アイコン104を利用したスキャン処理等の通常の処理と比較して、ある程度高度な使用手法であるため、各種処理を設定回数以上実行したユーザに、ワークフローを利用した処理を積極的に告知するためである。
そして、第2トップ画面110でのワークフロー作成ボタン105への操作、若しくは、吹き出し画面120での作成ボタン126への操作により、上述したように、ディスプレイ16に、図5に示す第1機能選択画面130が表示される。第1機能選択画面130は、これから作成するワークフローの機能を選択するための画面である。第1機能選択画面130が表示される際にも、第2トップ画面110が表示される際と同様に、選択デバイスで実行可能な処理が特定される。そして、その特定された処理に応じた選択ボタンが、第2トップ画面110に表示される。つまり、選択デバイスがプリンタ32である場合には、第1機能選択画面130に、プリント選択ボタン132と、スキャン選択ボタン134とが表示される。
次に、第1機能選択画面130でプリント選択ボタン132が操作されると、図6に示すように、印刷処理に対応した第2機能選択画面140がディスプレイ16に表示される。第2機能選択画面140は印刷のワークフローのさらに詳細な機能を選択するための画面である。第2機能選択画面140には、ドキュメント選択ボタン142と、写真選択ボタン144と、クラウドサービス選択ボタン146とが表示される。そして、ドキュメント選択ボタン142が操作されると、図7に示すように、ドキュメント印刷処理に対応した処理情報設定画面150がディスプレイ16に表示される。
処理情報設定画面150には、ドキュメント設定欄152と印刷設定欄154とが表示される。ドキュメント設定欄152は、印刷対象の画像として、任意のドキュメントを設定するための欄であり、ユーザは、ドキュメント設定欄152への操作により、データ記憶領域26に記憶されているドキュメント、例えば、ワープロソフト,表計算ソフト等で作成された文書、PDFファイル等から、印刷対象のドキュメントを選択する。また、印刷設定欄154は、印刷条件を設定するための欄であり、ユーザは、印刷設定欄154への操作により、印刷条件、例えば、印刷部数,用紙サイズ,両面印刷の有無,カラー印刷の有無等を設定する。
また、第2機能選択画面140で写真選択ボタン144が操作されると、図8に示すように、写真印刷処理に対応した処理情報設定画面160がディスプレイ16に表示される。処理情報設定画面160には、写真設定欄162と印刷設定欄164とが表示される。写真設定欄162は、印刷対象の画像として、任意の写真を設定するための欄であり、ユーザは、写真設定欄162への操作により、データ記憶領域26に記憶されている写真から、印刷対象の写真を選択する。また、印刷設定欄164は、印刷条件を設定するための欄であり、ユーザは、印刷設定欄164への操作により、印刷条件、例えば、印刷部数,用紙タイプ,用紙サイズ,縁の有無,カラー印刷の有無等を設定する。
また、第2機能選択画面140でクラウドサービス選択ボタン146が操作されると、図9に示すように、クラウドで提供される画像の印刷処理に対応した処理情報設定画面170がディスプレイ16に表示される。処理情報設定画面170には、クラウドサービス設定欄172と印刷設定欄174とが表示される。クラウドサービス設定欄172は、印刷対象の画像として、クラウドで提供される画像を設定するための欄であり、ユーザは、クラウドサービス設定欄172への操作により、クラウドを選択し、その選択されたクラウドで提供される画像から、印刷対象の画像を選択する。また、印刷設定欄174は、印刷条件を設定するための欄であり、ユーザは、印刷設定欄174への操作により、印刷条件、例えば、印刷部数,用紙サイズ,両面印刷の有無,カラー印刷の有無等を設定する。
そして、処理情報設定画面150,160,170において、次へボタン176が操作されると、図10に示すように、ワークフロー作成画面180がディスプレイ16に表示される。ワークフロー作成画面180には、アイコン画像182と、ワークフロー名入力欄184と、チェックボックス186と、キャンセルボタン188と、作成ボタン190とが表示される。アイコン画像182は、作成されたワークフローに従った印刷処理を実行する際に操作されるアイコンの画像であり、そのアイコンに関して、後に説明する。ワークフロー名入力欄184は、アイコン画像182に応じたアイコンに付随して表示される名称を入力するための欄である。このため、例えば、ワークフローとして、ドキュメントの印刷処理が設定された場合、つまり、図7に示す処理情報設定画面150において各種設定が行われた場合には、図10に示すように、ワークフロー名入力欄184に、デフォルトのワークフロー名として「ドキュメントをプリント」が入力される。なお、ワークフロー名入力欄184はユーザの任意のワークフロー名に変更することができる。
また、チェックボックス186は、アイコン画像182に応じたアイコンにショートカット機能を付与するか否かを選択するためのものであり、チェックボックス186への操作により、アイコン画像182に応じたアイコンにショートカット機能が付与される。なお、アイコンのショートカット機能に関して、後に説明する。また、キャンセルボタン188は、ワークフローの作成をキャンセルする操作ボタンである。また、作成ボタン190は、ワークフローの作成を実行するためのボタンであり、作成ボタン190の操作により、ワークフローが作成される。
具体的には、処理情報設定画面150,160,170のドキュメント設定欄152,写真設定欄162,クラウドサービス設定欄172で設定された印刷対象の画像データ(以下、印刷対象画像データと記載する)のパスを示すパス情報(本発明の画像データ識別情報の一例)が特定される。また、処理情報設定画面150,160,170の印刷設定欄154,164,174で設定された印刷条件(以下、印刷設定条件と記載する)(本発明の設定情報の一例)が特定される。そして、特定されたこれらの情報を含むワークフロー情報を作成する。このように、印刷対象画像データに基づく画像を、印刷設定条件に従って印刷処理を実行させるための処理フローが、印刷処理用のワークフロー(以下、印刷ワークフローと記載する)(本発明の印刷ワークフローの一例)として作成される。つまり、印刷ワークフローとは、予め設定された画像を、予め設定された印刷設定に従って印刷処理を実行させるための処理フローである。
さらに、選択デバイスのデバイスIDと、ショートカット情報(本発明の印刷処理実行情報の一例)とが関連付けられて、ワークフロー情報としてデータ記憶領域26に記憶される。なお、ショートカット情報は、チェックボックス186に対する操作の有無を識別するための情報であり、チェックボックス186に対する操作が有った場合に、ショートカット情報はONとされ、チェックボックス186に対する操作が無かった場合に、ショートカット情報はOFFとされる。このような手順に従って、ワークフロー情報が作成され、データ記憶領域26に記憶される。
また、図5に示す第1機能選択画面130で、スキャン選択ボタン134が操作されることで、スキャン処理用のワークフロー(以下、スキャンワークフローと記載する)(本発明の別ワークフローの一例)が作成される。詳しくは、第1機能選択画面130のスキャン選択ボタン134が操作されると、図11に示すように、スキャン処理に対応した第2機能選択画面200がディスプレイ16に表示される。第2機能選択画面200には、PC選択ボタン202と、クラウドサービス選択ボタン204と、Eメール選択ボタン206と、アプリケーション選択ボタン208とが表示される。そして、PC選択ボタン202が操作されると、図12に示すように、処理情報設定画面210がディスプレイ16に表示される。
処理情報設定画面210には、スキャン設定欄212と保存先設定欄214とが表示される。スキャン設定欄212は、スキャン条件を設定するための欄であり、ユーザは、スキャン設定欄212への操作により、スキャン条件、例えば、原稿サイズ,カラースキャンの有無,両面スキャンの有無等を設定する。また、保存先設定欄214は、スキャンデータの保存先を設定するための欄であり、ユーザは、保存先設定欄214への操作により、PC10のデータ記憶領域26でのスキャンデータの保存先を具体的に設定する。
また、図11に示す第2機能選択画面200で、クラウドサービス選択ボタン204が操作されると、処理情報設定画面(図示省略)が表示される。そして、その設定画面において、スキャン条件の設定、及び、クラウドサービスでのスキャンデータのアップロード先の設定が行われるが、処理情報設定画面210でのスキャン条件等の設定と同様であるため、説明を省略する。また、第2機能選択画面200で、Eメール選択ボタン206が操作されると、処理情報設定画面(図示省略)が表示される。そして、その設定画面において、スキャン条件の設定、及び、スキャンデータの送信先のEメールの設定が行われるが、処理情報設定画面210でのスキャン条件等の設定と同様であるため、説明を省略する。また、第2機能選択画面200で、アプリケーション選択ボタン208が操作されると、処理情報設定画面(図示省略)が表示される。そして、その設定画面において、スキャン条件の設定、及び、スキャンデータに基づく画像をディスプレイ16に表示するアプリケーションの設定が行われるが、処理情報設定画面210でのスキャン条件等の設定と同様であるため、説明を省略する。
そして、各処理情報設定画面210で、スキャン条件,スキャンデータの保存先等の設定が行われ、各処理情報設定画面210のOKボタン216が操作されると、図10に示すワークフロー作成画面180がディスプレイ16に表示される。そして、ワークフロー作成画面180で、作成ボタン190が操作されると、スキャンワークフローが作成される。具体的には、第2機能選択画面200でPC選択ボタン202が操作されている場合に、処理情報設定画面210で設定されたスキャン条件及び、データ記憶領域26でのスキャンデータの保存先が特定される。そして、設定されたスキャン条件に従ってスキャン処理を実行し、そのスキャン処理により作成されたスキャンデータを設定された保存先に保存させるスキャンワークフローを実行するためのワークフロー情報が作成される。
また、第2機能選択画面200でクラウドサービス選択ボタン204が操作されている場合に、処理情報設定画面で設定されたスキャン条件及び、クラウドサービスでのスキャンデータのアップロード先が特定される。そして、設定されたスキャン条件に従ってスキャン処理を実行し、そのスキャン処理により作成されたスキャンデータを設定されたクラウドサービスにアップロードするためのスキャンワークフローを実行するためのワークフロー情報が、作成される。また、第2機能選択画面200でEメール選択ボタン206が操作されている場合に、処理情報設定画面で設定されたスキャン条件及び、スキャンデータの送信先のEメールが特定される。そして、設定されたスキャン条件に従ってスキャン処理を実行し、そのスキャン処理により作成されたスキャンデータを設定されたEメールで送信するためのスキャンワークフローを実行するためのワークフロー情報が、作成される。また、第2機能選択画面200でアプリケーション選択ボタン208が操作されている場合に、処理情報設定画面で設定されたスキャン条件及び、アプリケーションが特定される。そして、設定されたスキャン条件に従ってスキャン処理を実行し、そのスキャン処理により作成されたスキャンデータに基づく画像を、設定されたアプリケーションでディスプレイ16に表示するためのスキャンワークフローを実行するためのワークフロー情報が、作成される。
さらに、選択デバイスのデバイスIDと、ショートカット情報とが関連付けられて、ワークフロー情報としてデータ記憶領域26に記憶される。このような手順に従って、ワークフロー情報が作成され、データ記憶領域26に記憶される。
上述したように、印刷ワークフロー,スキャンワークフロー等のワークフローを定義するワークフロー情報がデータ記憶領域26に記憶された後に、図2に示す第1トップ画面100において、デバイス選択ボタン106が操作され、選択デバイスが選択されると、第2トップ画面110がディスプレイ16に表示されるが、その第2トップ画面110に、選択デバイスに応じて設定されたワークフローを実行するためのアイコンが表示される。詳しくは、第1トップ画面100において、デバイス選択ボタン106が操作され、選択デバイスが選択されると、その選択デバイスのデバイスID(以下、選択デバイスIDと記載する)が特定される。そして、上述したように、そのデバイスIDのデバイスで実行可能な処理が特定され、その処理に応じた印刷処理用アイコン102,スキャン処理用アイコン104を含む第2トップ画面110が、ディスプレイ16に表示される。
また、ワークフロー情報に含まれるデバイスID、つまり、ワークフローと関連付けて記憶されているデバイスID(以下、ワークフロー関連デバイスIDと記載する)が抽出される。そして、選択デバイスIDとワークフロー関連デバイスIDとが一致するか否かが判断される。この際、選択デバイスIDとワークフロー関連デバイスIDとが一致すると判断されると、そのワークフロー関連デバイスIDと関連付けて記憶されているワークフローを実行するためのアイコン(以下、ワークフロー実行アイコンと記載する)(本発明の第1指示出力画像の一例)220,230が、図13及び、図14に示すように、第2トップ画面110に表示される。なお、ワークフロー実行アイコン220,230は、図10に示すワークフロー作成画面180のアイコン画像182と同じ図柄であり、ワークフロー実行アイコン220,230の下には、ワークフロー作成画面180のワークフロー名入力欄184に入力された名称が表示される。
また、ワークフロー実行アイコン220とワークフロー実行アイコン230とは、ワークフロー情報に含まれるショートカット情報に応じて、異なる図柄とされている。詳しくは、選択デバイスIDと一致すると判断されたワークフロー関連デバイスIDを含むワークフロー情報が特定され、そのワークフロー情報に含まれるショートカット情報が抽出される。そして、そのショートカット情報がONとされている場合、つまり、図10に示すワークフロー作成画面180において、チェックボックス186に対して操作されている場合には、ユーザは、ワークフローを実行するためのアイコンにショートカット機能を付与することを望んでいる。このため、図13に示すように、第2トップ画面110には、ショートカット機能を有するワークフロー実行アイコン220が表示される。
一方、ワークフロー情報に含まれるショートカット情報がOFFとされている場合、つまり、図10に示すワークフロー作成画面180において、チェックボックス186に対して操作されていない場合には、ユーザは、ワークフローを実行するためのアイコンにショートカット機能を付与することを望んでいない。このため、図14に示すように、第2トップ画面110には、ショートカット機能を有していないワークフロー実行アイコン230が表示される。図13及び、図14から解るように、ワークフロー実行アイコン220の右上には、三角形状の塗潰し部222があり、ワークフロー実行アイコン230には、そのような塗潰し部は無い。このように、ワークフロー実行アイコン220とワークフロー実行アイコン230とは、ワークフロー情報に含まれるショートカット情報に応じて、異なる図柄とされている。
そして、図14に示す第2トップ画面110において、ワークフロー実行アイコン230が操作されると、図15に示すように、ディスプレイ16に確認画面(本発明の確認画面の一例)240が表示される。確認画面240には、画像データ表示欄242と、設定条件表示欄244とが表示される。画像データ表示欄242には、印刷ワークフローで印刷対象の画像データとして設定されている画像データに関する情報が表示される。また、設定条件表示欄244には、印刷ワークフローで設定されている印刷条件に関する情報が表示される。そして、ユーザは、画像データ表示欄242及び、設定条件表示欄244の情報を確認し、認識した後に、確認画面240において、実行ボタン246を操作する。これにより、印刷ワークフローに従った印刷処理が実行される。
一方、図13に示す第2トップ画面110において、ワークフロー実行アイコン220が操作されると、ディスプレイ16に確認画面240が表示されることなく、印刷ワークフローに従った印刷処理が実行される。このように、ショートカット機能が付与されていないワークフロー実行アイコン230が操作された場合には、印刷ワークフローの内容を確認画面240で確認した後に、印刷ワークフローに従った印刷処理が実行されるため、適切な印刷処理が担保される。また、ショートカット機能が付与されているワークフロー実行アイコン220が操作された場合には、確認画面240の表示、及び、確認画面240での実行ボタン246の操作が省かれるため、簡易な操作により印刷処理を実行できる。
そして、印刷ワークフローに従った印刷処理が実行されている間において、ディスプレイ16には、進捗画面(図示省略)が表示される。この進捗画面には、キャンセルボタン(図示省略)が表示されており、そのキャンセルボタンへの操作により、印刷ワークフローに従った印刷処理がキャンセルされる。また、キャンセルボタンが操作されず、印刷ワークフローに従った印刷処理が完了すると、図16に示すように、ディスプレイ16に完了画面250が表示される。
このように、PC10では、印刷ワークフローを実行するための印刷設定条件等とデバイスIDとが関連付けられて、ワークフロー情報としてデータ記憶領域26に記憶されている。そして、選択デバイスが選択され、その選択デバイスのデバイスIDと、データ記憶領域26に記憶されているデバイスIDとが一致する場合に、一致するデバイスIDと関連付けて記憶されている印刷ワークフローに応じたワークフロー実行アイコン220,230が表示される。そして、そのワークフロー実行アイコン220,230が操作されることで、印刷ワークフローに従った印刷処理が実行される。これにより、手軽に印刷ワークフローを作成し、その作成されたワークフローに従った印刷処理を、簡易な操作により実行することが可能となる。
<制御プログラム>
印刷ワークフローの作成および、印刷ワークフローに従った印刷処理の実行は、CPU12において制御プログラム24が実行されることによって行われる。以下に、図17乃至図21を用いて、この制御プログラム24のフローが実行される際の処理を説明する。
ユーザにより制御プログラム24の開始指示を受けると、制御プログラム24を実行するCPU12は、まず、図17に示すように、第1トップ画面100をディスプレイ16に表示する(S130)。次に、デバイスが選択済みであるか否かが、CPU12によって判断される(S132)。すなわち、第1トップ画面100において、デバイス選択ボタン106が操作され、選択画面において、ユーザにより任意のデバイスが選択されたか否かを判断する。デバイスが選択されていない場合(S132:NO)には、S132の処理が繰り返される。一方、デバイスが選択されている場合(S132:YES)には、第2トップ画面110がディスプレイ16に表示される(S134)。なお、前述したとおり、選択画面を表示する際にデバイスIDがデバイスから取得される。S134では、取得したデバイスIDのうち、選択されたデバイスのデバイスIDをデータ記憶領域26に記憶する。
次に、ワークフロー情報に含まれるデバイスIDが取得される(S136)。そして、取得されたデバイスID、つまり、ワークフロー関連デバイスIDと、選択デバイスのデバイスID,つまり、選択デバイスIDとが一致するか否かが、CPU12によって判断される(S138)。この際、ワークフロー関連デバイスIDと選択デバイスIDとが一致する場合(S138:YES)には、一致するデバイスIDと関連付けて記憶されているワークフロー情報が特定され、そのワークフロー情報に応じたワークフロー実行アイコン220,230が第2トップ画面110に表示される(S140)。
なお、ワークフロー実行アイコン220,230が第2トップ画面110に表示される際に、ワークフロー情報に含まれるショートカット情報が参照され、そのショートカット情報がONである場合には、ワークフロー実行アイコン220が第2トップ画面110に表示され、ショートカット情報がOFFである場合には、ワークフロー実行アイコン230が第2トップ画面110に表示される。そして、S142に進む。一方、ワークフロー関連デバイスIDと選択デバイスIDとが一致しない場合(S138:NO)には、S140の処理がスキップされ、S142に進む。
S142では、データ記憶領域26に記憶されているワークフロー情報の全てに対して、S136及びS138の処理が完了したか否かが、CPU12によって判断される(S142)。全ワークフロー情報に対してS136及びS138の処理が完了していない場合(S142:NO)には、S136に戻る。一方、全ワークフロー情報に対してS136及びS138の処理が完了している場合(S142:YES)には、フローが終了する。
また、第2トップ画面110にて、デバイス変更ボタン115が操作されると、図18に示す処理が実行される。選択デバイス変更時に、第2トップ画面110にワークフロー実行アイコン220,230が表示される際には、まず、図18に示すように、選択デバイスが変更されたか否かが、CPU12によって判断される(S150)。すなわち、第2トップ画面110において、デバイス変更ボタン115が操作され、選択画面において、ユーザにより任意のデバイスが選択されたか否かを判断する。そして、選択デバイスが変更されていない場合(S150:NO)には、S150の処理が繰り返される。一方、選択デバイスが変更された場合(S150:YES)には、S152〜S160の処理が実行されるが、S152〜S160の処理は、上記S134〜S142の処理と同じであるため、説明を省略する。
また、第1トップ画面100、第2トップ画面110、又は、吹き出し画面120が表示されると、図19及び図20に示す処理が繰り返し実行される。印刷ワークフローが作成される際において、図19に示すように、まず、ワークフロー作成指示の操作の有無が、CPU12によって判断される(S100)。つまり、第1トップ画面100と第2トップ画面110との何れか一方でワークフロー作成ボタン105が操作されたか否か、若しくは、吹き出し画面120で作成ボタン126が操作されたか否かが判断される。この際、ワークフローの作成指示の操作が無いと判断された場合(S100:NO)には、S100の処理が繰り返される。一方、ワークフローの作成指示の操作が有ったと判断された場合(S100:YES)には、デバイスが選択済みであるか否かが、CPU12によって判断される(S102)。
デバイスが選択されていない場合(S102:NO)には、デバイスの選択を通知する画面(図示省略)がディスプレイ16に表示される(S104)。そして、S102に戻る。一方、デバイスが選択されている場合(S102:YES)には、選択されたデバイスのデバイスIDが取得される(S105)。先述したように、S134にてPC10のデータ記憶領域26には、選択中のデバイスのデバイスIDが、記憶されている。S105では、その記憶されているデバイスIDを取得する。次に、選択されたデバイスに対応する機能、つまり、選択デバイスで実行可能な処理が取得される(S106)。そして、第1機能選択画面130がディスプレイ16に表示される(S108)。なお、第1機能選択画面130には、S106で取得された選択デバイスに対応する機能に応じて、プリント選択ボタン132等が表示される。
次に、第1機能選択画面130でプリント選択ボタン132等が操作されると、第2機能選択画面140,200がディスプレイ16に表示される(S110)。続いて、第2機能選択画面140,200でドキュメント選択ボタン142等が操作されると、図20に示すように、処理情報設定画面150,160,170,210がディスプレイ16に表示される(S112)。そして、処理情報設定画面150,160,170,210のドキュメント設定欄152等への操作により、印刷対象画像データのパス情報が取得される(S114)。また、処理情報設定画面150,160,170,210の印刷設定欄154等への操作により、印刷設定条件が取得される(S116)。
次に、処理情報設定画面150,160,170,210で次へボタン176が操作されると、ワークフロー作成画面180がディスプレイ16に表示される(S118)。そして、ワークフロー作成画面180のチェックボックス186への操作により、CPU12はショートカット情報及びワークフロー名を取得する(S120)。続いて、印刷対象画像データのパス情報と印刷設定条件とに基づいて、ワークフロー情報が作成される(S122)。次に、作成されたワークフロー情報にデバイスIDとショートカット情報とワークフロー名とが関連付けられて、ワークフロー情報として記憶される(S124)。そして、フローが終了する。
また、第2トップ画面110が表示されると、図21に示す処理が繰り返し実行される。そして、印刷ワークフローに従った印刷処理が実行される際には、まず、図21に示すように、ワークフロー実行アイコン220,230に対する操作の有無が、CPU12によって判断される(S170)。ワークフロー実行アイコン220,230に対する操作が無い場合(S170:NO)には、S170の処理が繰り返される。一方、ワークフロー実行アイコン220,230に対する操作が有った場合(S170:YES)には、操作されたアイコンがワンタッチアイコンであったか否か、つまり、ショートカット機能の付与されたワークフロー実行アイコン220であったか否かが、CPU12によって判断される(S172)。操作されたアイコンがワンタッチアイコンでない場合(S172:NO)、つまり、ワークフロー実行アイコン230が操作された場合には、確認画面240がディスプレイ16に表示される(S174)。
そして、確認画面240で実行ボタン246が操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S176)。実行ボタン246が操作されていない場合(S176:NO)には、キャンセルボタンが操作されたか否かが判断される(S177)。キャンセルボタンが操作されていない場合(S177:NO)には、S176の処理が繰り返される。一方、キャンセルボタンが操作された場合(S177:YES)には、フローが終了する。次に、実行ボタン246が操作された場合(S176:YES)には、印刷ワークフローに従った印刷処理が実行される(S178)。具体的には、アイコンに対応するワークフロー情報が読み出され、そのワークフロー情報にて定義された印刷ワークフローが実行される。また、S172で操作されたアイコンがワンタッチアイコンである場合(S172:YES)、つまり、ワークフロー実行アイコン220が操作された場合には、S174及びS176の処理がスキップされ、印刷ワークフローに従った印刷処理が実行される(S178)。
印刷ワークフローに従った印刷処理が実行されると、進捗画面がディスプレイ16に表示される(S180)。次に、進捗画面でキャンセルボタンが操作されたか否かが、CPU12によって判断される(S182)。キャンセルボタンが操作された場合(S182:YES)には、印刷ワークフローに従った印刷処理がキャンセルされる(S184)。そして、フローが終了する。一方、キャンセルボタンが操作されていない場合(S182:NO)には、印刷ワークフローに従った印刷処理が完了したか否かが、CPU12によって判断される(S186)。印刷ワークフローに従った印刷処理が完了していない場合(S186:NO)には、S182に戻る。一方、印刷ワークフローに従った印刷処理が完了している場合(S186:YES)には、完了画面250がディスプレイ16に表示される(S188)。そして、フローが終了する。なお、図示しないが、スキャンワークフローの実行アイコンが操作された場合には、S178にて印刷ワークフローが実行される代わりに、スキャンワークフローが実行される点が相違するが、図21に示す同様の処理が実行される。
ちなみに、S105を実行するCPU12は、第1取得処理の一例である。S106を実行するCPU12は、第5取得処理の一例である。S108を実行するCPU12は、第2表示処理の一例である。S114を実行するCPU12は、第2取得処理の一例である。S116を実行するCPU12は、第3取得処理の一例である。S120を実行するCPU12は、第4取得処理の一例である。S124を実行するCPU12は、記憶処理の一例である。S138を実行するCPU12は、判断処理の一例である。S140を実行するCPU12は、第1表示処理の一例である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、上記実施形態では、デバイスIDと印刷ワークフローとが1対1の関係で記憶されているが、デバイスIDと印刷ワークフローとが1対複数の関係で記憶されてもよい。つまり、例えば、1台のデバイスAに対して、印刷ワークフローAと印刷ワークフローBとが作成された場合に、上記実施例では、デバイスAのデバイスIDと印刷ワークフローAとが関連付けて記憶され、デバイスAのデバイスIDと印刷ワークフローBとが関連付けて記憶されていた。それを、デバイスAのデバイスIDと印刷ワークフローAと印刷ワークフローBとを関連付けて記憶してもよい。
また、上記実施形態では、第2トップ画面110でワークフロー作成ボタン105が操作された場合、つまり、マウスによりカーソルがワークフロー作成ボタン105の上に移動された状態で左クリック操作されると、吹き出し画面120がディスプレイ16に表示されているが、マウスによりカーソルがワークフロー作成ボタン105の上に移動されただけで、吹き出し画面120をディスプレイ16に表示してもよい。
また、上記実施形態では、CPU12によって図17乃至図21に示す処理が実行される例を説明したが、これら処理は、CPU12に限らず、ASICや他の論理集積回路により実行されてもよいし、これら処理が、CPUやASIC、他の論理集積回路が協働することにより実行されてもよい。