JP6822188B2 - 留置針組立体 - Google Patents
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Description
図1に示す第1実施形態の留置針組立体1は、主に人工透析等の血液浄化療法で用いられる。留置針組立体1は、予め定められる軸線L1に沿って延在するように構成されており、内針ユニット2と、外針ユニット3と、ルアーキャップ4と、プロテクタ5とを備えている。
内針ユニット2は、内針11と、内針ハブ12と、内針キャップ13とを有している。内針11は、例えば金属材料又は硬質の合成樹脂から成る大略円筒状の中空針であり、軸線L1に沿って真直ぐに延在している。内針11は、その遠位側端部に鋭利な針先11aを有しており、針先11aは、血管に穿刺できるように鋭利に形成されている。また、内針11の近位側端部には、内針ハブ12が設けられている。
外針ユニット3は、外針15と、外針ハブ16と、封止部材17と、押し子18と、外針キャップ19とを有している。外針15は、可撓性を有する軟質の合成樹脂、例えばエチレン−テトラフルオロエチレン共重合、ポリウレタン、ポリエーテルナイロン、又はポリプロピレン等から成る大略円筒状の細管であり、外針ユニット3の最も遠位側に配置されている。より詳細に説明すると、外針15は、テーパ状に形成されており、遠位端に向かって縮径している。また、外針15の遠位端付近には、その外周面に複数の孔(図示せず)が形成されており、血液及び透析液等の輸液を効率よく流すことができるようになっている。このような形状を有する外針15の近位端部は、外針ハブ16の遠位側開口に挿通されて固定されている。
作動部材の一例であるルアーキャップ4は、合成樹脂から成る大略円筒状部材であり、有色(即ち、無色と異なる色)で且つ透明性を有している。即ち、ルアーキャップ4は、色によって押し子18との差異を明確にしつつ、その中を流れる血液を施術者等が視認できるようになっている。ルアーキャップ4の色としては、特定の色に限定されることはないが、例えば黄色、緑、及び紫等であることが好ましく、本実施形態では黄色である。このように構成されているルアーキャップ4は、図1に示すように押込み部27と、収容部28とを有している。押込み部27は、収容部28より小径に形成されており、押込み部27の外径は、外針キャップ19の挿入円筒部19eの内径と略同一となっている。このように形成されている押込み部27は、挿入円筒部19eに挿通され、押込み部27の遠位端は、押し子18の近位端と当接している。また、押込み部27の内孔(即ち、ルアーキャップ4の内孔)は、当接する状態において押し子18の内孔と連通している。このように配置される押込み部27は、針軸方向(即ち、軸線L1が延在する方向)において挿入円筒部19eより長尺に形成されており、押込み部27の近位側部分には、収容部28が一体的に設けられている。
プロテクタ5は、内針11を外針ハブから抜去させる際に針先11aを収納して保護するためのものであり、その中間部分にテーパ部分5a(図3も参照)を有している。テーパ部分5aは、遠位側に進むにつれて拡径するようにテーパ状に形成されている。これにより、プロテクタ5では、前記テーパ部分5aを含む大径部5bが遠位側に形成され、近位側に小径部5cが形成されている。また、プロテクタ5には、針軸方向に相対移動可能に内針11が貫通されている。また、プロテクタ5は、内針11を引き抜く方向に相対移動させていくと、針先11aがプロテクタ5内に収まったところで内針11の針軸方向一方及び他方動き(即ち、近位側及び遠位側への移動)を規制するようになっている。即ち、プロテクタ5は、その中から針先11aが抜けないように針先11aを収容し、針先11aを保護するようになっている。
このように構成されている留置針組立体1では、図1に示すように針先11aが外針15から突出している状態で人工透析等の血液浄化療法で使用される。更に詳細にすると、留置針組立体1は、針先11aの刃面を上側に向けた状態で患者の血管に穿刺され、外針15の遠位側部分が患者の血管に入るまで押し込まれる。その後、血管から血液を採取したりまた透析液等の輸液を血管に流し込んだりするべく、図3に示すように内針ユニット2が外針ユニット3から抜かれる。即ち、使用者は、内針ハブ12を把持し、それを外針ユニット3に対して近位側に相対移動させる。そうすると、針先11aは、やがて外針15の中に収まり、更に外針15、外針ハブ16、封止部材17、押し子18、及びルアーキャップ4を通ってプロテクタ5に達する。そうすることで、針先11aがプロテクタ5によって保護され、更に内針ハブ12を近位側に移動させることで、プロテクタ5がルアーキャップ4から外れ、外針ユニット3と内針ユニット2とを分離することができる。このように外針ユニット3から内針ユニット2を抜くことによって、外針15の遠位端付近にある複数の孔から外針15内に血液が流入して外針ハブ16の遠位側領域16aが血液によって満たされる。
本実施形態の留置針組立体1では、外針ハブ16、押し子18、及び外針キャップ19が無色且つ透明性を有するようになっているが、押し子18内を流れる血液30の液面30aの位置を施術者が押し子18を介して視認できる程度の透明性を有していればよく必ずしも無色である必要はない。例えば、押し子18は、少なくともルアーキャップ4の押込み部27、より詳しくは押込み部27の先端付近の外周面の色(緑、黄色、紫等)と異なる色を有していればよい。また、外針ハブ16、及び外針キャップ19は、ルアーキャップ4と同系の色であってもよい。また、外針ハブ16は、全体が透明性を有している必要はなく、少なくともコネクタ部材25が透明性を有していればよい。なお、本実施形態における透明性は、必ずしも光を完全に透過するもの限定されず、前述の通りその中を流れる血液を施術者が視認できる程度の性能を示している。即ち、透明性を有するものには、透明のものと半透明のものが含まれ、より詳細にはヘイズ1.0%以上のものを含む。
4 ルアーキャップ(作動部材)
11 内針
11a 針先
12 内針ハブ
15 外針
16 外針ハブ
16a 遠位側領域
16b 近位側領域
17 封止部材
18 押し子
19 外針キャップ
19b 遠位側部分
19c 近位側部分
27 押込み部
28 収容部(操作部)
Claims (7)
- 遠位側に鋭利な針先を有する内針と、
前記内針の近位側に設けられている内針ハブと、
前記内針が挿通されている外針と、
遠位側開口部に前記外針が取り付けられ且つ前記内針が挿通されている筒状の外針ハブと、
前記内針を貫通させている状態で前記外針ハブ内に配置され、前記外針ハブ内を遠位側領域と近位側領域とに分けてそれらの間を封止する封止部材と、
前記外針ハブ内に配置され、前記封止部材より近位側に位置する閉位置と、前記閉位置より遠位側であって前記封止部材を押し開いて前記遠位側領域と前記近位側領域とを連通させる開位置との間で移動可能な筒状の押し子と、
前記押し子の近位側端面に当接し、且つ前記押し子を押して開位置へと移動させるべく操作される筒状の作動部材と、を備え、
前記外針ハブは、少なくとも前記押し子の近位側端面を覆う部位が透明性を有し、
前記押し子及び前記作動部材のうち少なくとも一方は、中が視認できるように透明性を有し、
前記押し子及び前記作動部材は、前記押し子の近位側端面においてそれらの内孔が互いに連通し、且つ前記押し子の近位側端面を前記作動部材に対して識別できるように構成されており、
前記外針ハブの近位側端部に外装される外針キャップを更に備え、
前記作動部材は、前記外針ハブ内に配置され且つ前記押し子の近位側端面に当接する押込み部と、前記押込み部を介して前記押し子を開位置の方へと押し込むべく操作される操作部とを有し、
前記外針キャップは、中に前記作動部材を収容する近位側部分と、前記外針ハブの近位側端部に外装される遠位側部分と、を有している、
留置針組立体。 - 前記押し子及び前記作動部材において互いに当接している各々の部分は、前記押し子の近位側端面を識別できるようにすべく異なる色を有している、請求項1 に記載の留置針組立体。
- 前記押し子は、無色且つ透明性を有しており、
前記作動部材は、有色である、請求項2に記載の留置針組立体。 - 前記作動部材の外表面は、前記押し子の近位側端面を識別できるようにすべく、前記押し子と当接する部分において表面処理加工が施されている、請求項1乃至3の何れか1つに記載の留置針組立体。
- 前記外針キャップの遠位側部分は、その内側が視認できるように透明性を有している、請求項1乃至4の何れか1つに記載の留置針組立体。
- 前記外針キャップの遠位側部分の外周面は、前記外針キャップの内側が視認できるように凹凸なく形成されている、請求項1乃至5の何れか1つに記載の留置針組立体。
- 前記外針キャップの先端部の外周面には、複数の凸条部が形成され、
前記複数の凸条部の各々は、隣接する凸条部との間から前記外針キャップの内側が視認できるように間隔をあけて配置されている、請求項1乃至5の何れか1つに記載の留置針組立体。
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