JP6822021B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、会社等の団体に所属する人員(社員)の履歴情報をコンピュータに記憶させて管理することが知られており、各社員の履歴情報を履歴図として一覧表示して社員の履歴を把握することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−210004号公報
しかしながら、履歴図に多くの管理項目について一覧表示しようとすると、それぞれの管理項目に係る履歴情報の始期が近い時期に密集しているような場合には前後関係が把握しにくいという問題がある。
特に、離れた管理項目に係る履歴情報については、始期の前後関係を把握しにくい。
本発明の課題は、履歴情報の前後関係が把握しやすい履歴図を表示することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、所定の軸方向が時間軸に設定された履歴図であって人員に係る複数の履歴情報時系列的に並ぶように配置された履歴図を表示部に表示させる表示制御手段と、前記履歴図として始期が異なる複数の履歴情報並べて表示する際に、少なくとも一部の履歴情報については、個々の履歴情報の始期を示す始点の位置が前記時間軸方向においては等間隔で並ぶように前記個々の履歴情報の表示位置を調整する等幅制御手段と、を備え、前記等幅制御手段は、前記等間隔で並べようとする始点の数に基づいて前記個々の履歴情報の表示位置を調整し、前記表示制御手段は、前記個々の履歴情報の表示位置が前記等幅制御手段により調整された履歴図を表示部に表示させる。
また、本発明に係るプログラムは、情報処理装置のコンピュータを、所定の軸方向が時間軸に設定された履歴図であって人員に係る複数の履歴情報が時系列的に並ぶように配置された履歴図を表示部に表示させる表示制御手段、前記履歴図として始期が異なる複数の履歴情報を並べて表示する際に、少なくとも一部の履歴情報については、個々の履歴情報の始期を示す始点の位置が前記時間軸方向においては等間隔で並ぶように前記個々の履歴情報の表示位置を調整する等幅制御手段、として機能させ、前記等幅制御手段は、前記等間隔で並べようとする始点の数に基づいて前記個々の履歴情報の表示位置を調整し、前記表示制御手段は、前記個々の履歴情報の表示位置が前記等幅制御手段により調整された履歴図を表示部に表示させる。
本発明によれば、履歴情報の前後関係が把握しやすい履歴図を表示することができる。
本発明に係る一実施形態である情報処理装置の主要構成を示すブロック図である。 基本情報TBLに格納された記憶内容の一例を示す説明図である。 履歴情報TBLに格納された記憶内容の一例を示す説明図である。 履歴情報条件TBLに格納された記憶内容の一例を示す説明図である。 履歴図の表示画面の一例を示す説明図である。 等幅表示処理を示すフローチャートである。 等幅表示されない履歴図の一例を示す説明図である。 等幅表示された履歴図の一例を示す説明図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
情報処理装置1は、例えば、一の企業に所属する各社員の履歴情報26を、図5に示すような履歴図20として一覧表示する装置である。図1に示すように、情報処理装置1は、表示制御手段、等幅制御手段、判別手段としてのCPU(Central Processing Unit)11と、複数の操作キーを有する操作部12と、CPU11に作業用のメモリ空間を提供するRAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、CPU11が実行するプログラムや制御データを格納した記憶部15と、通信部16とを備える。また、バス17は、CPU11、操作部12、RAM13、表示部14、記憶部15及び通信部16をそれぞれ接続している。
CPU11は、記憶部15に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM13のワークエリアに展開し、このプログラムに従って各部を制御する。また、CPU11は、記憶部15に記憶されている各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、情報表示処理を実行する。
操作部12は、カーソルキー、文字、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードを含む構成とし、操作者による各キーの押下入力を受け付けてその操作情報をCPU11に出力する。また、操作部12は、マウス等のポインティングデバイスを含み、位置入力を受け付けて操作情報としてCPU11に出力する。
なお、操作部12には、タッチパネル等の操作装置も適用することができ、入力操作ができるものであればいずれでもよい。
RAM13は、揮発性のメモリである。また、RAM13は、実行されるプログラムやこれらプログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有する。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成され、CPU11から入力される表示情報に応じて各種表示を行う。
記憶部15は、磁気記録媒体を有するHDD(Hard Disk Drive)、不揮発性の半導体メモリ等により構成される。
記憶部15には、プログラム記憶部15Aが設けられている。このプログラム記憶部15Aには、CPU11で実行されるシステムプログラム、各種の処理プログラム等のプログラム及びこれらのプログラムの実行に必要な各種データ等が記憶されている。これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態でプログラム記憶部15Aに格納されている。CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
処理プログラムとしては、等幅制御プログラム151が記憶されている。
また、記憶部15には、情報DB30が記憶されている。この情報DB30には、基本情報TBL40Aと、履歴情報TBL40Bと、履歴情報条件TBL40Cとが記憶されている。
通信部16は、モデム、ルータ、ネットワークカード等により構成され、通信ネットワークに接続されて、通信ネットワーク上のクライアント端末との通信を行う。通信ネットワークは、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の様々な回線形態を適用することが可能である。また、通信ネットワークには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信ネットワーク網と、IPネットワーク、VoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ、インターネットサービスプロバイダ等が含まれる。
図2に示すように、基本情報TBL40Aは、履歴図20に表示しようとする社員の基本的な情報が格納された情報テーブルである。
基本情報TBL40Aには、社員特定情報41と、社員付帯情報42とが格納されている。
社員特定情報41には、社員番号411と、氏名412とが含まれる。
社員付帯情報42には、性別421と、生年月日422と、入社日423とが含まれる。
図3に示すように、履歴情報TBL40Bは、履歴図20に表示しようとする社員の履歴に関する情報が格納された情報テーブルである。
履歴情報TBL40Bには、社員番号411と、期間情報43と、表示情報44とが格納されている。
期間情報43には、社員の各履歴の開始年月日431と、終了年月日432とが含まれる。
表示情報44には、各履歴の内容として管理コード441と、管理名442と、表示値443とが含まれる。
表示値443は、表示部14に表示される履歴図20の履歴情報表示領域202に表示される情報が含まれる。
なお、表示される情報としては、例えば、発令については、会社、事業所、所属、役職、職種、職級等についての情報が含まれる。申請については、社員居住、通勤経路、家族構成、家族住所、公的資格、語学レベル等についての情報が含まれる。事務・業務については、社会保険、住民税、営業評価、退職金等についての情報が含まれる。
図4に示すように、履歴情報条件TBL40Cは、履歴図20に表示しようとする社員の履歴を検索する際に用いられる検索に関する情報が格納された情報テーブルである。
履歴情報条件TBL40Cには、社員番号411と、期間情報43と、条件情報45とが格納されている。
期間情報43には、社員の各履歴の開始年月日431と、終了年月日432とが含まれる。
条件情報45には、項目コード451と、項目名452と、コード値453と、名称値454と、条件値455とが含まれる。また、項目コード451及び項目名452は、図3の管理コード441及び管理名442にそれぞれ対応している。例えば、管理コード441が「1006000」、管理名442が「職級」に関する履歴情報26(図3中の符号H)について検索を行う場合、項目コード451が「1006001〜1006003」に該当する情報に対応している(図4中の箇所P)。
なお、基本情報TBL40A、履歴情報TBL40B及び履歴情報条件TBL40Cは、情報が変更、追加された時点で随時更新される。
図5に示すように、表示部14に表示される社員の履歴図20は、上部に社員に関する基本情報が表示される基本情報表示領域201、中央部に管理項目ごとの履歴情報26が表示される履歴情報表示領域202、下部に履歴情報26に同一又は類似した履歴情報26を有する他の社員を検索するための検索領域28が設けられている。
基本情報表示領域201には、基本情報として、本籍会社、所属会社、事業所、社員番号、氏名、性別、誕生日、年齢が表示される。
履歴情報表示領域202には、履歴情報26の管理項目が縦軸21に配置され、過去から未来へ亘る時間軸が横軸22に配置されている。
縦軸21は、3つの属性に大別されており、具体的には、会社から社員に下される発令211と、社員から会社に申告する申請212と、人事が取り扱う事務・業務213とに分けられている。
発令211には、会社、事業所、所属、役職、職種、職級が、履歴情報26の管理項目として表示され、申請212には、社員住居、通勤経路、家族構成、家族住所、公的資格、語学レベルが、履歴情報26の管理項目として表示され、事務・業務213には、社会保険、住民税、営業評価、退職金が、履歴情報26の管理項目として表示されている。
横軸22には、履歴図20の左から順に、過去221、現在222、未来223の時間軸が表示される。過去221とは、前期以前のことであり、現在222とは当期のことであり、未来223とは来期以降のことである。過去221の履歴情報26については、期間のスケールを、履歴情報表示領域202の上部中央に設けられたスライダ23で調整できるようになっている。具体的には、横軸22の過去221の単位表示長さが、スライダ23を左から右へとスライドさせることで、半月、1か月、2か月、3か月、4か月、5か月、10か月、15か月、20か月と変更されるようになっている。
なお、スライダで調整される期間は上記期間に限られず、適宜設定してもよい。
履歴情報26の表示については、間引き表示モードと等幅表示モードとのいずれかを選択できるように、縦軸21の管理項目と履歴情報26との間にラジオボタン24が設けられており、いずれかをクリックすることで管理項目ごとに任意のモードの履歴図20の表示が行える。
また、それぞれのモードにおいて、管理項目ごとに段下げ表示をするかしないかを選択できるようにトグルボタン25が設けられている。
また、全ての管理項目を間引き表示モードもしくは等幅表示モードに一括して選択できるように履歴図20の右上に一括ラジオボタン24Aが設けられており、同様に全ての管理項目について段下げ表示をするかしないかを一括して選択できるように履歴図20の右上に一括トグルボタン25Aが設けられている。
なお、ラジオボタン24,トグルボタン25及び一括ラジオボタン24A,一括トグルボタン25Aのいずれも選択しない場合は、間引き表示、等幅表示、段下げ表示のいずれも行わないいわゆる標準表示がなされるようになっている。
また、現在222(今期)の履歴情報26の右側に未来223(来期)の予測イベント内容27が表示されている。これは、他の社員の履歴推移の蓄積データから算出された推移率が格納されている図示しない履歴推移TBLの情報に基づいて、管理項目ごとの過去221及び現在222の履歴情報26から可能性の高い予測イベント内容27が予測値として表示されたものである。例えば、所属の管理項目であれば、過去の所属と現在の所属とを踏まえて、これまでの他の社員の異動実績からジョブローテーション先として可能性の高い部署を予測イベント内容27として表示している。
検索領域28は、任意の履歴情報26を検索領域28にドラッグ&ドロップすると、履歴情報条件TBL40Cの名称値454に格納された情報に基づいて検索条件281が表示され、検索条件281に基づいて情報DB30に記憶されている履歴情報TBL40Bから同一又は類似する対象履歴情報を検索し、同一又は類似する対象履歴情報を有する他の社員がリストアップされる画面表示領域である。
次に、本実施形態の動作について説明する。
〔等幅表示〕
等幅表示処理は、操作部12から処理開始の指示が入力された際にCPU11と記憶部15に記憶されているプログラム記憶部15Aに記憶された等幅制御プログラム151との協働により実行される。
まず、CPU11は、履歴図20に表示する管理項目について等幅表示処理を行うか否かを決定する。
ここで、等幅表示とは、個々の履歴情報の始期を示す始点が時系列に横軸22に対して等幅(等間隔)に配置されるように、それぞれの履歴情報26の期間長さに関係なく長さを調整して表示することをいう。
図6に示すように、CPU11は、社員の履歴に関する情報である基本情報TBL40Aと、履歴情報TBL40Bと、履歴情報条件TBL40Cと、を情報DB30から取得する(ステップS1)。
CPU11は、履歴情報TBL40Bに格納された情報から履歴図20に表示する全ての管理項目に係る履歴情報26の数を導出する(ステップS2)。
次に、CPU11は、導出した履歴情報26の数から、それぞれの履歴情報26の履歴期間の始期を始点とし、始点の数を計測する(ステップS3)。CPU11は、計測した始点の数が任意の設定値よりも多いかどうかを判別する(ステップS31)。CPU11は、始点の数が任意の設定値よりも多い場合(ステップS31;YES)、等幅表示処理を行わないことを決定する(ステップS42)。また、CPU11は、始点の数が任意の設定値よりも少ない場合(ステップS31;NO)、等幅表示処理を行うことを決定する(ステップS41)。具体的には、それぞれの始点が時系列に履歴図20の横軸22に対して等幅(等間隔)に配置されるようにそれぞれの履歴情報26を期間の長さに関係なく長さを調整して表示することを決定する。このとき、横軸22に対して最も左側の始点は、過去221の履歴情報表示領域202の左端から右に所定距離離間して配置される。最も右側の始点も、同様に過去221の履歴情報表示領域202の右端から左に所定距離離間して配置される。このため、左端の履歴情報26の視認性を確保し、右端の履歴情報26の表示スペースを確保することができるようになっている。この場合、始点同士の離間距離、言い換えれば、個別表示領域261の長さは、以下の式で算出することができる。
L=(L−(LLSB+LRSB))/(N−1) ・・・(式1)
L=個別表示領域261の長さ
=履歴情報26が表示される横軸長さ
LSB=左端側の離間寸法
RSB=右端側の離間寸法
=始点の総数
なお、任意の設定値は、表示部14の表示サイズ等に応じて適宜設定を変更されてもよい。すなわち、表示サイズが小さくなれば、履歴図20の横軸22の長さも短くなるため、それに従って、設定値を小さく(等幅表示を行う始点の上限数を少なく)することで、等幅表示による視認性向上の効果が維持されるようになっている。
また、履歴図20は、等幅表示だけでなく、段下げ表示を合わせて行うこととしてもよい。例えば、トグルボタン25又は一括トグルボタン25Aが選択された場合、段下げ表示を行うこととなっている。ここで、段下げ表示とは、個別表示領域261に履歴内容262を表示し切れないと判別された履歴情報26の直後の履歴情報26を段下げして、履歴内容262を個別表示領域261からはみ出して表示することである。すなわち、上記(式1)により算出された個別表示領域261の長さにおいて、履歴内容262が表示し切れない場合に、段下げ表示されることとなる。
図7,図8を参照して等幅表示の一例を説明する。
図7に示した履歴図20は、等幅表示されず、段下げ表示のみが行われたものである。図中に示した(1)〜(13)の数字は、それぞれの履歴情報26の始点(始期)である。また、履歴図20の下部にこれらの始点をそれぞれ対応する位置に並べたものを示した。図7より明らかなように、それぞれの始点は、各々様々な間隔幅に離間して配置している。言い換えれば、それぞれの始点は、間隔幅が狭く配置されているものや広く配置されているものなどがある。すなわち、間隔幅が狭い始点同士においては、どちらが前なのか後なのか前後関係が不明瞭な箇所が存在することとなる(図中では、特に(5)〜(9)の前後関係が不明瞭である)。また、管理項目の配置が縦軸21に対して離れた始点の前後関係においては、縦軸方向に離れてかつ、横軸方向に近接するので、より一層前後関係が把握しづらくなっている(図中では、特に(6)と(8)との前後関係が不明瞭である)。
これに対し、図8に示すように、等幅表示を行ったものは、始点が時系列に横軸22に対して等間隔に配置されるように、それぞれの履歴情報26が期間長さに関係なく長さが調整されている。
こうすることで、等幅表示処理前には、始点同士の間隔が狭い箇所(特に図7における始点(5)〜(9))を等幅表示することでそれぞれ始点の間隔が広がる。このため、それぞれの始点に係る履歴情報26の始期の前後関係を認識しやすくすることができるようになっている。
また、縦軸21に対して離れて配置された管理項目間における始点(特に図7における始点(6)と(8))は、横軸22に対しての間隔が狭いと、より一層前後関係が把握しづらいものとなるが、等幅表示することで横軸に対する始点同士の間隔が広がるため、前後関係の把握がしやすくなる。
また、最も左側の始点(1)は、過去221の履歴情報表示領域202の左端から右に所定距離離間して配置される。最も右側の始点(13)も、同様に過去221の履歴情報表示領域202の右端から左に所定距離離間して配置される。具体的には、履歴図20の過去221及び現在222の履歴情報表示領域202の横軸22の長さに対して、例えば4分の1長さ分、履歴情報表示領域202の左端から右に始点(1)を離間させる。同様に始点(13)も4分の1長さ分、履歴情報表示領域202の右端から左に始点(13)を離間させる。なお、離間寸法は、4分の1に限らず、5分の1でもいずれでもよいし、始点(1)の離間距離と始点(13)の離間距離とが異なるものとしてもよい。
こうすることで、始点(1)を有する履歴情報26は、縦軸21から所定距離離間するため、履歴内容262の視認性が向上する。また、始点(13)を有する履歴情報26は、現在222の右端から所定距離離間するため、所定距離分が個別表示領域261として確保されるようになっている。すなわち、履歴内容262を表示するスペースを確保することができるようになっている。
なお、本実施形態では、全ての管理項目について等幅表示された履歴図20(一括ラジオボタン24Aで等幅表示が選択された場合)を示したが、これに限らず、管理項目ごとにラジオボタン24で選択し、一部の管理項目についてのみ等幅表示を行うものとしてもよい(一つの管理項目だけを選択する場合を含む)。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置1によれば、CPU11は、人員に係る履歴情報26を時系列的に従って配置した履歴図20を表示部14に表示し、始期が異なる複数の履歴情報26を時系列的に並べて表示する際に、少なくとも一部の履歴情報26については、個々の履歴情報26の始期を示す始点の位置が時系列的に等間隔で連続するように個々の履歴情報26の表示幅を調整し、調整された表示幅で履歴情報26を時系列に並べた履歴図20を表示部14に表示する。
これによれば、履歴情報26の始期を示す始点を等しい間隔に配列するよう履歴情報26の表示幅が調整されるので、履歴情報26の始点が近い時期に集中するような場合でも履歴情報26ごとの始点の前後関係を容易に認識することができる。
よって、履歴情報26の前後関係が把握しやすい履歴図20を表示することができる。
また、CPU11は、時系列に並べて表示する履歴情報26の始点が所定の数を超えない場合に始点の間隔が等幅となるようにそれぞれの履歴情報26の表示幅を調整するので、所定の数を超える多数の履歴情報26が存在する場合には、仮に始点を等しい間隔で配列したとしても始点同士の間隔があまり広がらないため、前後関係が必ずしも把握しやすくなるわけではない。このため、始点を等しい間隔に配列して等幅表示することによる視認性向上の効果が得られる始点の数の上限を設定値として設定することで、視認性向上の効果が得られない不要な等幅表示を避けることができる。
また、CPU11は、複数の管理項目の履歴情報26が履歴図20の縦軸21方向に沿って配置するとともに、各管理項目の履歴情報26が履歴図20の横軸22方向に沿って時系列的に配置するように表示部14に表示させ、履歴図20に配置される複数の管理項目の履歴情報26のうち、少なくとも一部の始点の間隔が等幅となるようにそれぞれの履歴情報26の表示幅を調整するので、履歴情報26の始点が近い時期に集中するような場合でも履歴情報26ごとの始点の前後関係を容易に認識することができる。例えば、管理項目の配置が縦軸21に対して離れてかつ、横軸に対して間隔が狭い履歴情報26同士の前後関係は特に把握しにくいが、始点を等間隔に配列することで、横軸に対する始点の間隔が広がり、履歴情報26の前後関係を把握しやすくできる。
また、CPU11は、履歴情報26が表示される個別表示領域261に、履歴情報26の履歴内容262の表示が収まるか否かを判別し、履歴内容262の表示が収まらないと判別された場合、当該履歴情報26に連続する後の履歴情報26の表示を段下げして表示する。
これによれば、CPU11は、個別表示領域261内に履歴内容262が表示し切れない履歴情報26の直後の履歴情報26が段下げ表示されるので、個別表示領域261からはみ出して履歴内容262を表示することができる。
また、本実施形態においては、情報処理装置1をスタンドアロンの装置として説明したが、情報処理装置1は、LAN、インターネットに接続された複数の装置により構成されることとしてもよい。例えば、情報処理装置1は、操作部12や表示部14等のユーザインターフェースを備える端末と、記憶部15を備える記憶装置と、表示制御手段等を備えるサーバと、により構成されることとしてもよい。
また、本実施形態においては、履歴図20を表示部14に表示することとしたが、これに限らず、例えば、プリンタから印刷出力することとしてもよい。
また、本実施形態において、情報処理装置1は、会社に所属する社員である人物の履歴情報26を管理する装置として説明したが、情報処理装置1は、この構成に限定されるものではなく、任意の組織、グループに所属する構成員の人材情報を管理する構成としてもよい。
すなわち、「社員」とは、会社に所属する社員に限定されるものではなく、組織、グループに所属する構成員等の人物を含むものとする。
その他、情報処理装置1を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記]
<請求項1>
人員に係る履歴情報を時系列的に従って配置した履歴図を表示部に表示させる表示制御手段と、
始期が異なる複数の履歴情報を時系列的に並べて表示する際に、少なくとも一部の履歴情報については、個々の履歴情報の始期を示す始点の位置が時系列的に等間隔で連続するように前記個々の履歴情報の表示幅を調整する等幅制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記等幅制御手段により調整された表示幅で前記履歴情報を時系列に並べた履歴図を表示部に表示させる情報処理装置。
<請求項2>
前記等幅制御手段は、時系列に並べて表示する前記履歴情報の前記始点が所定の数を超えない場合に前記始点の位置が時系列的に等間隔で連続するように前記個々の履歴情報の表示幅を調整する請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記表示制御手段は、複数の管理項目の前記履歴情報が前記履歴図の縦軸方向に沿って配置されるとともに、各管理項目の前記履歴情報が前記履歴図の横軸方向に沿って時系列的に配置されるように前記表示部に表示させ、
前記等幅制御手段は、前記履歴図に配置される前記複数の管理項目の前記履歴情報のうち、少なくとも一部の履歴情報については、個々の履歴情報の始期を示す始点の位置が時系列的に等間隔で連続するように前記個々の履歴情報の表示幅を調整する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
人員に係る履歴情報を時系列に従って配置した履歴図を表示部に表示させる際に、個々の履歴情報が表示される個別表示領域内に、対応する履歴情報の履歴内容の表示が収まるか否かを判別する判別手段を備え、
前記表示制御手段は、前記判別手段により前記履歴内容の表示が前記個別表示領域内に収まらないと判別された場合は、当該判別された履歴情報に連続する後の履歴情報を表示する段を変更した履歴図を前記表示部に表示させる請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項5>
コンピュータを、
人員に係る履歴情報を時系列的に従って配置した履歴図を表示部に表示させる表示制御手段と、
始期が異なる履歴情報を時系列的に並べて表示する際に、少なくとも一部の履歴情報については、個々の履歴情報の始期を示す始点の位置が時系列的に等間隔で連続するように前記個々の履歴情報の表示幅を調整する等幅制御手段と、
として機能させ、
前記表示制御手段は、前記等幅制御手段により調整された表示幅で前記履歴情報を時系列に並べた履歴図を前記表示部に表示させるプログラム。
1 情報処理装置
11 CPU
12 操作部
13 RAM
14 表示部
15 記憶部
20 履歴図
26 履歴情報
151 等幅制御プログラム

Claims (6)

  1. 所定の軸方向が時間軸に設定された履歴図であって人員に係る複数の履歴情報時系列的に並ぶように配置された履歴図を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記履歴図として始期が異なる複数の履歴情報並べて表示する際に、少なくとも一部の履歴情報については、個々の履歴情報の始期を示す始点の位置が前記時間軸方向においては等間隔で並ぶように前記個々の履歴情報の表示位置を調整する等幅制御手段と、
    を備え、
    前記等幅制御手段は、前記等間隔で並べようとする始点の数に基づいて前記個々の履歴情報の表示位置を調整し、
    前記表示制御手段は、前記個々の履歴情報の表示位置が前記等幅制御手段により調整された履歴図を表示部に表示させる情報処理装置。
  2. 前記等幅制御手段は、前記等間隔で並べようとする始点の数が所定の数を超えない場合に前記始点の位置が前記等間隔で並ぶように前記個々の履歴情報の表示位置を調整する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記履歴図は、複数の管理項目が前記時間軸に直交する他の軸方向に沿って並んで配置されるとともに、前記複数の管理項目のそれぞれに当該管理項目に対応した前記複数の履歴情報が配置され、
    前記等幅制御手段は、ユーザ操作により前記複数の管理項目の何れかが指定された場合に、当該指定された管理項目に対応する前記複数の履歴情報に対して、個々の履歴情報の始期を示す始点の位置が前記時間軸方向においては等間隔で並ぶように前記個々の履歴情報の表示位置を調整する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記等幅制御手段により前記時間軸方向において等間隔で並べられた始点位置に基づいて前記時間軸における目盛値の配置位置を調整する目盛制御手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記目盛値の配置位置が前記目盛制御手段により調整された履歴図を表示部に表示させる請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記履歴図において、前記複数の履歴情報のそれぞれは、当該履歴情報の始期を示す始点から終期を示す終点まで前記時間軸に沿って延伸する帯状に期間が表現されている請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置のコンピュータを、
    所定の軸方向が時間軸に設定された履歴図であって人員に係る複数の履歴情報が時系列的に並ぶように配置された履歴図を表示部に表示させる表示制御手段、
    前記履歴図として始期が異なる複数の履歴情報を並べて表示する際に、少なくとも一部の履歴情報については、個々の履歴情報の始期を示す始点の位置が前記時間軸方向においては等間隔で並ぶように前記個々の履歴情報の表示位置を調整する等幅制御手段、
    として機能させ、
    前記等幅制御手段は、前記等間隔で並べようとする始点の数に基づいて前記個々の履歴情報の表示位置を調整し、
    前記表示制御手段は、前記個々の履歴情報の表示位置が前記等幅制御手段により調整された履歴図を表示部に表示させるプログラム。
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