JP6821117B2 - 易開封性包装袋及び包装体の開封方法 - Google Patents
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Description
ピロータイプの包装袋はトップシール部とボトムシール部と裏面に背シール部を備えており、包装袋の開封を容易にするために、例えば、トップシール部または背シール部にノッチを設けてノッチから引き裂いて包装袋の一辺を切り離し開封することが行われている。しかしながら包装袋の一辺を切り離し開封する際、開封方向が外側に曲がり一辺を切り離すことができず、内容物を取り出すのに必要な開口部が得られないことがある。そこで背シール部の付け根部分に沿って一列または複数列の直線状またはミシン目状のハーフカット線がトップシール部からボトムシール部に渡って形成されており、このハーフカット線が交わるトップシール部またはボトムシール部を開封開始端部としてハーフカット線に沿って切り離されることにより開封できるようにした包装袋が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、請求項3に記載の本発明は、トップシール部とボトムシール部と背シール部で密封された収納部を備えた1枚の積層フィルムからなるピロータイプの包装袋の前記収納部に内容物が収納された包装体の開封方法であって、前記包装袋は、前記背シール部を裏面に備え、前記トップシール部の領域内に切込を備え、前記切込が、前記背シール部と反対側の表面の積層フィルムにのみ前記背シール部に対応する位置と交差するように設けられており、且つ、前記トップシール部の内縁より外縁に寄った位置に配置されており、前記収納部の側の表面の積層フィルムと裏面の積層フィルムの前記背シール部を中心線とする前記包装体の中央付近をそれぞれ摘み、相反する外側方向に引っ張り、前記トップシール部の内縁と前記背シール部の内縁との交点から前記収納部の側から前記トップシール部の側に向かって開封することを特徴とする包装体の開封方法である。
図1は本発明に係る易開封性包装袋の一実施形態を示す正面図と背面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図、図4は本発明に係る易開封性包装袋の積層フィルムの構成例を示す説明図、図5は切込の例を示す説明図、図6は本発明に係る一実施形態の易開封性包装袋の開封方法を示す説明図であり、図中のPは易開封性包装袋、P’は開封された易開封性包装袋、Qは包装体、1はトップシール部、1aはトップシール部の内縁、1bはトップシール部の外縁、2はボトムシール部、3は背シール部、4は切込、5は収納部、6は内容物、7は開口部、8はトップシール部の内縁と背シール部の内縁との交点、10は積層フィルム、10aは表面の積層フィルム、10bは裏面の積層フィルム、11は基材層、12は中間層、13は熱融着層をそれぞれ示す。
基材層11として厚さ20μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、中間層12として厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面にアルミニウム蒸着されたアルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(VMPET)を用い、熱融着層13として厚さ25μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(LLDPE)を用い、OPPの片面にグラビア印刷(GR)を行い、印刷面にウレタン系のアンカーコート剤のコート液を塗布、乾燥しアンカーコート層(AC)を設けた後、OPPのACの面とVMPETのアルミニウム蒸着面とを熱溶融した低密度ポリエチレン(LDPE)をTダイより厚さ13μmで押出しサンドイッチラミネーション法にて積層し、VMPETのアルミニウム蒸着面の反対側の面にACを設け、このAC面とLLDPEとを熱溶融した低密度ポリエチレン(LDPE)をTダイより厚さ13μmで押出しサンドイッチラミネーション法にて積層し、<OPP20/GR/AC/LDPE13/VMPET12/AC/LDPE13/LLDPE25>なる構成の積層フィルム10を作製した。
切込4を設けなかった以外は実施例1と同じの包装袋を作製した。
P’ 開封された易開封性包装袋
Q 包装体
1 トップシール部
1a トップシール部の内縁
1b トップシール部の外縁
2 ボトムシール部
3 背シール部
4 切込
5 収納部
6 内容物
7 開口部
8 トップシール部の内縁と背シール部の内縁との交点
10 積層フィルム
10a 表面の積層フィルム
10b 裏面の積層フィルム
11 基材層
12 中間層
13 熱融着層
Claims (3)
- トップシール部とボトムシール部と背シール部で密封された収納部を備えた1枚の積層フィルムからなるピロータイプの包装袋であって、
前記背シール部を裏面に備え、
前記トップシール部の領域内に切込を備え、
前記切込が、前記背シール部と反対側の表面の積層フィルムにのみ前記背シール部に対応する位置と交差するように設けられており、且つ、前記トップシール部の内縁より外縁に寄った位置に配置されており、
前記収納部の側から前記トップシール部の側に向かって前記トップシール部の内縁と前記背シール部の内縁との交点から開封することを特徴とする易開封性包装袋。 - 前記切込が前記背シール部と反対側の表面の積層フィルムを貫通しているか、またはハーフカットであることを特徴とする請求項1に記載の易開封性包装袋。
- トップシール部とボトムシール部と背シール部で密封された収納部を備えた1枚の積層フィルムからなるピロータイプの包装袋の前記収納部に内容物が収納された包装体の開封方法であって、
前記包装袋は、前記背シール部を裏面に備え、
前記トップシール部の領域内に切込を備え、
前記切込が、前記背シール部と反対側の表面の積層フィルムにのみ前記背シール部に対応する位置と交差するように設けられており、且つ、前記トップシール部の内縁より外縁に寄った位置に配置されており、
前記収納部の側の表面の積層フィルムと裏面の積層フィルムの前記背シール部を中心線とする前記包装体の中央付近をそれぞれ摘み、相反する外側方向に引っ張り、前記トップシール部の内縁と前記背シール部の内縁との交点から前記収納部の側から前記トップシール部の側に向かって開封することを特徴とする包装体の開封方法。
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JP2016142102A JP6821117B2 (ja) | 2016-07-20 | 2016-07-20 | 易開封性包装袋及び包装体の開封方法 |
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