JP6821070B2 - 端末間通信を支援する無線通信システムにおけるダウンリンク制御情報の送受信方法及びそのための装置 - Google Patents

端末間通信を支援する無線通信システムにおけるダウンリンク制御情報の送受信方法及びそのための装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムに関し、さらに詳細には、端末間通信(D2D(Device-to-Device)communication)を支援する無線通信システムにおけるD2D通信と関連したダウンリンク制御情報を送受信する方法及びこれを支援する装置に関する。
移動通信システムは、ユーザの活動性を保障しながら音声サービスを提供するために開発された。しかしながら、移動通信システムは、音声だけでなくデータサービスまで領域を拡張し、現在では、爆発的なトラフィックの増加によって資源の不足現象が引き起こされ、ユーザがより高速のサービスを要求するので、より発展した移動通信システムが要求されている。
次世代移動通信システムの要求条件は、大きく爆発的なデータトラフィックの収容、ユーザ当たりの送信率の画期的な増加、大幅増加した接続デバイス数の収容、非常に低いエンドツーエンド遅延(End-to-End Latency)、高エネルギー効率を支援できなければならない。このために、多重接続性(Dual Connectivity)、大規模多重入出力(Massive MIMO:Massive Multiple Input Multiple Output)、全二重(In-band Full Duplex)、非直交多重接続(NOMA:Non-Orthogonal Multiple Access)、超広帯域(Super wideband)支援、端末ネットワーキング(Device Networking)等、多様な技術が研究されている。
D2D通信と関連したダウンリンク制御情報(Downlink Control Information)は、D2D送信端末からD2D受信端末に送信するスケジューリング承認(scheduling assignment)及びD2D直接通信データ送信を全部スケジューリングしなければならないので、制御情報量が多くて一つのダウンリンク制御情報フォーマットで構成するのに困難さがあった。
また、スケジューリング承認(scheduling assignment)及びD2D直接通信データ送信のための各々のダウンリンク制御情報を送信するにはシグナリング負担(signaling burden)が大きい。
本発明の目的は、D2D送信端末からD2D受信端末に送信するスケジューリング承認(scheduling assignment)及びD2D直接通信データを全部スケジューリングするためのダウンリンク制御情報を送受信する方法を提案する。
本発明において達成しようとする技術的課題は、以上言及した技術的課題に制限されず、言及しないさらに他の技術的課題は、以下の記載から本発明が属する技術分野における通常の知識を有した者にとって明確に理解されるはずである。
本発明の一様相は、D2D(Device-to-Device)通信を支援する無線通信システムにおけるダウンリンク制御情報(Downlink Control Information)を受信する方法であって、端末が基地局からD2D通信のためのダウンリンク制御情報を受信するステップと、前記端末が前記ダウンリンク制御情報に基づいて、PSCCH(Physical Sidelink Control Channel)を介してD2D通信制御情報を受信端末に送信するステップと、前記端末が前記ダウンリンク制御情報に基づいて、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介してD2D通信データを前記受信端末に送信するステップとを含み、前記ダウンリンク制御情報は、前記D2D通信制御情報と前記D2D通信データ送信時に周波数跳躍(frequency hopping)が適用されているかどうかを指示するホッピングフラグ(hopping flag)フィールド、前記PSCCHのためのスケジューリング情報を含むPSCCH資源割り当て(RA:Resource allocation)フィールド、前記PSSCHのための周波数領域でのスケジューリング情報を含む第1PSSCH RAフィールド、前記PSSCHのための時間領域でのスケジューリング情報を含む第2PSSCH RAフィールド、及び前記PSCCHと前記PSSCHの送信電力情報を含むTPC(Transmission Power Control)フィールドを含むことができる。
本発明の他の一様相は、 D2D(Device-to-Device)通信を支援する無線通信システムにおけるダウンリンク制御情報(Downlink Control Information)を受信する端末であって、無線信号を送受信するためのRF(Radio Frequency)ユニットと、プロセッサとを備え、前記プロセッサは、基地局からD2D通信のためのダウンリンク制御情報を受信し、前記ダウンリンク制御情報に基づいて、PSCCH(Physical Sidelink Control Channel)を介してD2D通信制御情報を受信端末に送信し、前記ダウンリンク制御情報に基づいて、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介してD2D通信データを前記受信端末に送信するように構成され、前記ダウンリンク制御情報は、前記D2D通信制御情報と前記D2D通信データ送信時に周波数跳躍(frequency hopping)が適用されているかどうかを指示するホッピングフラグ(hopping flag)フィールド、前記PSCCHのためのスケジューリング情報を含むPSCCH資源割り当て(RA:Resource allocation)フィールド、前記PSSCHのための周波数領域でのスケジューリング情報を含む第1PSSCH RAフィールド、前記PSSCHのための時間領域でのスケジューリング情報を含む第2PSSCH RAフィールド、及び前記PSCCHと前記PSSCHの送信電力情報を含むTPC(Transmission Power Control)フィールドを含むことができる。
本発明の他の一様相は、D2D(Device-to-Device)通信を支援する無線通信システムにおけるダウンリンク制御情報(Downlink Control Information)を送信する方法であって、基地局がD2D通信のためのダウンリンク制御情報を端末に送信するステップを含み、前記ダウンリンク制御情報は、前記D2D通信制御情報と前記D2D通信データ送信時に周波数跳躍(frequency hopping)が適用されているかどうかを指示するホッピングフラグ(hopping flag)フィールド、前記PSCCHのためのスケジューリング情報を含むPSCCH資源割り当て(RA:Resource allocation)フィールド、前記PSSCHのための周波数領域でのスケジューリング情報を含む第1PSSCH RAフィールド、前記PSSCHのための時間領域でのスケジューリング情報を含む第2PSSCH RAフィールド、及び前記PSCCHと前記PSSCHの送信電力情報を含むTPC(Transmission Power Control)フィールドを含む。
本発明の他の一様相は、D2D(Device-to-Device)通信を支援する無線通信システムにおけるダウンリンク制御情報(Downlink Control Information)を送信する基地局であって、無線信号を送受信するためのRF(Radio Frequency)ユニットと、プロセッサとを備え、前記プロセッサは、基地局がD2D通信のためのダウンリンク制御情報を端末に送信するように構成され、前記ダウンリンク制御情報は、前記D2D通信制御情報と前記D2D通信データ送信時に周波数跳躍(frequency hopping)が適用されているかどうかを指示するホッピングフラグ(hopping flag)フィールド、前記PSCCHのためのスケジューリング情報を含むPSCCH資源割り当て(RA:Resource allocation)フィールド、前記PSSCHのための周波数領域でのスケジューリング情報を含む第1PSSCH RAフィールド、前記PSSCHのための時間領域でのスケジューリング情報を含む第2PSSCH RAフィールド、及び前記PSCCHと前記PSSCHの送信電力情報を含むTPC(Transmission Power Control)フィールドを含むことができる。
好ましくは、前記PSCCH RAフィールドは、前記PSCCHが送信される資源領域の位置を導き出すためのインデックス情報を含むことができる。
好ましくは、前記第1PSSCH RAフィールドは、前記PSSCH送信の開始資源ブロックインデックスと割り当てられた資源ブロックの長さ(length)を指示する資源指示値(RIV:Resource Indication Value)を含むことができる。
好ましくは、前記第2PSSCH RAフィールドは、前記PSSCH送信のために使用される時間資源パターンを指示する情報を含むことができる。
好ましくは、前記TPCフィールドは、前記PSCCHの送信電力を指示する第1TPCフィールド、及び前記PSSCHの送信電力を指示する第2TPCフィールドから構成されることができる。
好ましくは、前記ダウンリンク制御情報は、前記受信端末の識別情報を含む受信端末IDフィールドをさらに含むことができる。
好ましくは、前記ダウンリンク制御情報は、前記PSCCH及び/または前記PSSCH送信のためのMCS(Modulation Coding and Scheme)情報を指示するMCSフィールドをさらに含むことができる。
好ましくは、前記PSCCH RAフィールドは、前記PSCCH送信のために使用される時間資源パターンを指示する情報を含むことができる。
好ましくは、前記ダウンリンク制御情報は、前記D2D通信制御情報及び/または前記D2D通信データ復調のためのDMRS(Demodulation Reference Signal)の循環シフト(CS:Cyclic Shift)情報を含むDMRS CSフィールドをさらに含むことができる。
本発明の実施の形態によれば、ダウンリンク制御情報を構成するフィールドを適切に構成することによって、D2D送信端末からD2D受信端末に送信するスケジューリング承認(scheduling assignment)及びD2D直接通信データを全部スケジューリングするダウンリンク制御情報をスムーズに送受信できる。
本明細書から得られる効果は、以上言及した効果に制限されず、言及しないさらに他の効果は、以下の記載から本発明が属する技術分野における通常の知識を有した者にとって明確に理解されるはずである。
本発明に関する理解に役立つために、詳細な説明の一部として含まれる、添付図面は、本発明に対する実施の形態を提供し、詳細な説明と共に本発明の技術的特徴を説明する。
本発明が適用されることができるE-UTRAN(evolved universal terrestrial radio access network)のネットワーク構造の一例を示す。 本発明が適用されることができる3GPP LTE/LTE-Aシステムに利用される物理チャネル及びこれらを利用した一般的な信号送信方法を説明するための図である。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおける無線フレームの構造を示す。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおける一つのダウンリンクスロットに対する資源グリッド(resource grid)を示した図である。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるダウンリンクサブフレームの構造を示す。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるアップリンクサブフレームの構造を示す。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるDCIフォーマット0の構造を例示する図である。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるPUCCHフォーマットがアップリンク物理資源ブロックのPUCCH領域にマッピングされる形態の一例を示す。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおける一般CPの場合のCQIチャネルの構造を示す。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおける一般CPの場合に、ACK/NACKチャネルの構造を示す。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおける一つのスロットの間に5個のSC-FDMAシンボルを生成して送信する一例を示す。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるコンポーネントキャリヤ及びキャリヤ併合の一例を示す。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるクロスキャリヤスケジューリングに応じるサブフレーム構造の一例を示す。 本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるD2D通信を概念的に説明するための図である。 本明細書で提案する方法が適用されることができるD2D通信の多様なシナリオの一例を示す。 本明細書で提案するD2D制御情報及びD2Dデータ送受信方法の一例を示した図である。 本明細書で提案するD2D制御情報及びD2Dデータ送受信方法のさらに他の一例を示した図である。 本明細書で提案するD2D制御情報及びD2Dデータ送受信方法のさらに他の一例を示した図である。 本明細書で提案するD2D送信モードに応じるD2D制御情報設定方法の一例を示した図である。 本明細書で提案するD2D端末でのSG受信とSA送信との間のタイミング関係の一例を示した図である。 本明細書で提案するD2D端末でのSG受信とSA送信との間のタイミング関係の一例を示したフローチャートである。 本明細書で提案するD2D端末でのSG受信とSA送信との間のタイミング関係の一例を示したフローチャートである。 本明細書で提案するD2D端末でのSG受信とSA送信との間のタイミング関係のさらに他の一例を示した図である。 本明細書で提案するD2D端末でのSG受信とSA送信との間のタイミング関係のさらに他の一例を示した図である。 本明細書で提案するD2D SA送信とD2D data送信との間のタイミング関係の一例を示した図である。 本明細書で提案するD2D SA送信とD2D data送信との間のタイミング関係のさらに他の一例を示した図である。 本明細書で提案するD2D SA送信とD2D data送信との間のタイミング関係のさらに他の一例を示した図である。 本明細書で提案するD2D data送受信方法の一例を示したフローチャートである。 本明細書で提案するSA資源及び/またはD2D data資源の位置を知らせるための方法の一例を示した図である。 本明細書で提案するSA資源及び/またはD2D data資源の位置を知らせるための方法の一例を示した図である。 本明細書で提案するSA資源及び/またはD2D data資源の位置を知らせるための方法の一例を示した図である。 本明細書で提案するSA資源及び/またはD2D data資源の位置を知らせるための方法の一例を示した図である。 本明細書で提案するD2D送信のためのUE scheduling方法の一例を示したフローチャートである。 本明細書で提案するRRC signalingを利用してD2D送信のためのUE scheduling方法の一例を示した図である。 本明細書で提案する物理層チャネルを利用して、D2D送信のためのUE scheduling方法の一例を示した図である。 本明細書で提案するSGに対したHARQ手順を行う方法の一例を示したフローチャートである。 本明細書で提案するD2D動作手順及びこれと関連したシグナリング(signaling)送受信方法の一例を示した図である。 は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報送信方法の一例を示したフローチャートである。 は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報送信方法の一例を示したフローチャートである。 は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報送信方法の一例を示したフローチャートである。 は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報送信方法の一例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。 本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。 本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。 本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。 本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。 本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。 本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。 本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。 本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。 本発明の一実施の形態にかかる無線通信装置のブロック構成図を例示する。
以下、本発明にかかる好ましい実施の形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。添付された図面と共に以下に開示する詳細な説明は、本発明の例示的な実施の形態を説明するためのものであり、本発明が実施されうる唯一の実施の形態を示すためのものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するために具体的細部事項を含む。しかしながら、当業者は、本発明がこのような具体的細部事項がなくても実施できることを理解すべきである。
いくつかの場合、本発明の概念が曖昧になることを避けるために、公知の構造及び装置は省略されるか、または各構造及び装置の核心機能を重心にしたブロック図形式で示されることができる。
本明細書において基地局は、端末と直接的に通信を行うネットワークの終端ノード(terminal node)としての意味を有する。本文書において基地局により行われると説明された特定動作は、場合によっては、基地局の上位ノード(upper node)により行われても良い。すなわち、基地局を含む複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて端末との通信のために行われる多様な動作は、基地局または基地局以外の他のネットワークノードにより行われうることは明らかである。「基地局(BS:Base Station)」は、固定局(fixed station)、Node B、eNB(evolved-NodeB)、BTS(base transceiver system)、アクセスポイント(AP:Access Point)などの用語により代替されることができる。また、「端末(Terminal)」は、固定されるか、または移動性を有することができ、UE(User Equipment)、MS(Mobile Station)、UT(user terminal)、MSS(Mobile subscriber Station)、SS(Subscriber Station)、AMS(Advanced Mobile Station)、WT(Wireless terminal)、MTC(Machine-Type Communication)装置、M2M(Machine-to-Machine)装置、D2D(Device-to-Device)装置などの用語に代替されることができる。
以下、ダウンリンク(DL:downlink)は、基地局から端末への通信を意味し、アップリンク(UL:uplink)は、端末から基地局への通信を意味する。ダウンリンクにおける送信機は、基地局の一部で、受信機は、端末の一部でありうる。アップリンクにおける送信機は、端末の一部で、受信機は、基地局の一部でありうる。
以下の説明において用いられる特定用語は、本発明の理解に役立つために提供されたものであり、このような特定用語の使用は、本発明の技術的思想から外れない範囲内で他の形態に変更されることができる。
以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC-FDMA(single carrier frequency division multiple access)、NOMA(non-orthogonal multiple access)などのような多様な無線接続システムに利用されることができる。CDMAは、UTRA(universal terrestrial radio access)またはCDMA2000のような無線技術(radio technology)により実現化されることができる。TDMAは、GSM(global system for mobile communications)/GPRS(general packet radio service)/EDGE(enhanced data rates for GSM evolution)のような無線技術により実現化されることができる。OFDMAは、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802-20、E-UTRA(evolved UTRA)などのような無線技術により実現化されることができる。UTRAは、UMTS(universal mobile telecommunications system)の一部である。3GPP(3rd generation partnership project)LTE(long term evolution)は、E-UTRAを使用するE-UMTS(evolved UMTS)の一部であり、ダウンリンクにおいてOFDMAを採用し、アップリンクにおいてSC-FDMAを採用する。LTE-A(advanced)は、3GPP LTEの進化である。
本発明の実施の形態は、無線接続システムであるIEEE 802、3GPP及び3GPP2のうち、少なくとも一つに開示された標準文書により裏付けられることができる。すなわち、本発明の実施の形態のうち、本発明の技術的思想を明確にあらわすために、説明しないステップまたは部分は、前記文書により裏付けられることができる。また、本文書に開示しているすべての用語は、前記標準文書により説明されることができる。
説明を明確にするために、3GPP LTE/LTE-Aを中心に述べるが、本発明の技術的特徴がこれに制限されることではない。
システム一般
図1は、本発明が適用されることができるE-UTRAN(evolved universal terrestrial radio access network)のネットワーク構造の一例を示す。
E-UTRANシステムは、従来のUTRANシステムから進化したシステムであって、例えば、3GPP LTE/LTE-Aシステムでありうる。E-UTRANは、端末に制御平面(control plane)とユーザ平面(user plane)プロトコルを提供する基地局(eNB)とから構成され、基地局は、X2インタフェースを介して接続される。X2ユーザ平面インタフェース(X2-U)は、基地局の間に定義される。X2-Uインタフェースは、ユーザ平面PDU(packet data unit)の保障されない伝達(non guaranteed delivery)を提供する。X2制御平面インタフェース(X2-CP)は、二つの隣接基地局間に定義される。X2-CPは、基地局間のコンテクスト(context)伝達、ソース基地局とターゲット基地局との間のユーザ平面トンネルの制御、ハンドオ―バ関連メッセージの伝達、アップリンク負荷管理などの機能を行う。基地局は、無線インタフェースを介して端末と接続され、S1インタフェースを介してEPC(evolved packet core)に接続される。S1ユーザ平面インタフェース(S1-U)は、基地局とサービングゲートウェイ(S-GW:serving gateway)との間に定義される。S1制御平面インタフェース(S1-MME)は、基地局と移動性管理個体(MME:mobility management entity)の間に定義される。S1インタフェースは、EPS(evolved packet system)ベアラサービス管理機能、NAS(non-access stratum)シグナリングトランスポート機能、ネットワークシェアリング、MME負荷バランス機能などを行う。S1インタフェースは、基地局とMME/S-GWとの間に多数-トゥー-多数関係(many-to-many-relation)を支援する。
図2は、本発明が適用されることができる3GPP LTE/LTE-Aシステムに利用される物理チャネル及びこれらを利用した一般的な信号送信方法を説明するための図である。
電源がオフになった状態で再度電源がオンになるか、新しくセルに進入した端末は、ステップS201にて基地局と同期を合せる等の初期セルサーチ(initial cell search)作業を行う。このために、端末は、基地局から主同期チャネル(P-SCH:primary synchronization channel)及び副同期チャネル(S-SCH:secondarysynchronization channel)を受信して基地局と同期を合せ、セルID(identifier)などの情報を獲得する。
その後、端末は、基地局から物理放送チャネル(PBCH:physical broadcast channel)信号を受信して、セル内の放送情報を獲得できる。一方、端末は、初期セルサーチステップでダウンリンク参照信号(DL RS:downlink reference signal)を受信して、ダウンリンクチャネル状態を確認することができる。
初期セルサーチを終えた端末は、ステップS202にてPDCCH及びPDCCH情報に応じるPDSCHを受信して、さらに具体的なシステム情報を獲得できる。
以後、端末は、基地局に接続を完了するために、以後ステップS203ないしステップS206のようなランダムアクセス手順(random access procedure)を行うことができる。このために、端末は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)を介して、プリアンブル(preamble)を送信し(S203)、PDCCH及びこれに対応するPDSCHを介してプリアンブルに対する応答メッセージを受信することができる(S204)。競争基盤ランダムアクセスの場合、端末は、追加的なPRACH信号の送信(S205)及びPDCCH信号及びこれに対応するPDSCH信号の受信(S206)のような衝突解決手順(contention resolution procedure)を行うことができる。
上述のような手順を行った端末は、以後、一般的なアップ/ダウンリンク信号送信手順としてPDCCH信号及び/またはPDSCH信号の受信(S207)及び物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)信号及び/または物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)信号の送信(S208)を行うことができる。
端末が基地局に送信する制御情報を通称して、アップリンク制御情報(UCI:uplink control information)と呼ぶ。UCIは、HARQ(Hybrid Automatic Retransmit reQuest)-ACK(Acknowledge)/NACK(Non-Acknowledge)、スケジューリング要求(SR:scheduling request)、チャネル品質指示子(CQI:Channel Quality Indicator)、プレコーディング行列指示子(PMI:precoding matrix indicator)、ランク指示子(RI:rank indication)情報などを含む。
LTE/LTE-AシステムにおけるUCIは、一般にPUCCHを介して周期的に送信されるが、制御情報とトラフィックデータとが同時に送信されなければならない場合、PUSCHを介して送信されることができる。また、ネットワークの要求/指示によりPUSCHを介してUCIを非周期的に送信できる。
図3は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおける無線フレームの構造を示す。
3GPP LTE/LTE-Aでは、FDD(Frequency division Duplex)に適用可能なタイプ1無線フレーム(radio frame)構造とTDD(Time division Duplex)に適用可能なタイプ2の無線フレーム構造を支援する。
図3(a)は、タイプ1無線フレームの構造を例示する。無線フレーム(radio frame)は、10個のサブフレーム(subframe)から構成される。一つのサブフレームは、時間領域(time domain)において2個のスロット(slot)から構成される。一つのサブフレームを送信するのにかかる時間をTTI(transmission time interval)という。例えば、一つのサブフレームの長さは1msで、一つのスロットの長さは、0.5msでありうる。
一つのスロットは、時間領域において複数のOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルを含み、周波数領域において複数の資源ブロック(RB:Resource Block)を含む。3GPP LTEは、ダウンリンクにおいてOFDMAを使用するから、OFDMシンボルは、一つのシンボル区間(symbol period)を表現するためのものである。OFDMシンボルは、一つのSC-FDMAシンボルまたはシンボル区間ということができる。資源ブロック(resource block)は、資源割り当て単位で、一つのスロットにおいて複数の連続的な副搬送波(subcarrier)を含む。
図3の(b)は、タイプ2フレーム構造(frame structure type 2)を示す。タイプ2無線フレームは、2個のハーフフレーム(half frame)から構成され、各ハーフフレームは、5個のサブフレームとDwPTS(Downlink Pilot Time Slot)、保護区間(GP:Guard Period)、UpPTS(Uplink Pilot Time Slot)から構成され、この中で1個のサブフレームは、2個のスロットから構成される。DwPTSは、端末での初期セルサーチ、同期化またはチャネル推定に使用される。UpPTSは、基地局でのチャネル推定と端末のアップリンク送信同期とを合わせるのに使用される。保護区間は、アップリンクとダウンリンクとの間にダウンリンク信号の多重経路遅延によりアップリンクにおいて生じる干渉を除去するための区間である。
TDDシステムのタイプ2フレーム構造においてアップリンク-ダウンリンク構成(uplink-downlink configuration)は、すべてのサブフレームに対してアップリンクとダウンリンクが割り当て(または予約)されるかどうかを表す規則である。表1は、アップリンク-ダウンリンク構成を示す。
表1に示すように、無線フレームの各サブフレーム別に、「D」は、ダウンリンク送信のためのサブフレームを示し、「U」は、アップリンク送信のためのサブフレームを示し、「S」は、DwPTS、GP、UpPTS 3通りのフィールドから構成されるスペシャルサブフレーム(special subframe)を示す。アップリンク-ダウンリンク構成は、7通りに区分されることができ、各構成別にダウンリンクサブフレーム、スペシャルサブフレーム、アップリンクサブフレームの位置及び/又は数が異なる。
ダウンリンクからアップリンクに変更されるとき点またはアップリンクからダウンリンクに切り替えられる時点を切り替え時点(switching point)という。切り替え時点の周期性(Switch-point periodicity)は、アップリンクサブフレームとダウンリンクサブフレームが切り替えられる様相が同様に繰り返される周期を意味し、5msまたは10msが全て支援される。5msダウンリンク-アップリンク切り替え時点の周期を有する場合には、スペシャルサブフレーム(S)は、ハーフ-フレーム毎に存在し、5msダウンリンク-アップリンク切り替え時点の周期を有する場合には、1番目のハーフ-フレームだけに存在する。
すべての構成において、0番、5番サブフレーム及びDwPTSは、ダウンリンク送信だけのための区間である。UpPTS及びサブフレームサブフレームに直ちにつながるサブフレームは、常にアップリンク送信のための区間である。
このような、アップリンク-ダウンリンク構成はシステム情報であって、基地局と端末ともが知っていることができる。基地局は、アップリンク-ダウンリンク構成情報が変わる毎に構成情報のインデックスだけを送信することによって、無線フレームのアップリンク-ダウンリンク割り当て状態の変更を端末に知らせることができる。また、構成情報は、一種のダウンリンク制御情報として他のスケジューリング情報と同様にPDCCH(Physical Downlink control Channel)を介して送信されることができ、放送情報としてブロードキャストチャネル(broadcast channel)を介してセル内のすべての端末に共通に送信されることもできる。
無線フレームの構造は、一つの例示に過ぎず、無線フレームに含まれる副搬送波の数またはサブフレームに含まれるスロットの数、スロットに含まれるOFDMシンボルの数は、多様に変更されることができる。
図4は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおける一つのダウンリンクスロットに対する資源グリッド(resource grid)を示した図である。
図4に示すように、一つのダウンリンクスロットは、時間領域において複数のOFDMシンボルを含む。ここで、一つのダウンリンクスロットは、7個のOFDMシンボルを含み、一つの資源ブロックは、周波数領域において12個の副搬送波を含むことを例示的に述べるが、これに限定されるものではない。
資源グリッド上において各要素(element)を資源要素(resource element)とし、一つの資源ブロック(RB:resource block)は、12×7個の資源要素を含む。ダウンリンクスロットに含まれる資源ブロックの数NDLは、ダウンリンク送信帯域幅(bandwidth)に従属する。
アップリンクスロットの構造は、ダウンリンクスロットの構造と同一でありうる。
図5は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるダウンリンクサブフレームの構造を示す。
図5に示すように、サブフレーム内の第1番目のスロットにおいて前の最大3個のOFDMシンボルが、制御チャネルが割り当てられる制御領域(control region)であり、残りのOFDMシンボルは、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)が割り当てられるデータ領域(data region)である。3GPP LTEで使用されるダウンリンク制御チャネルの一例にPCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PDCCH(Physical Downlink control Channel)、PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)などがある。
PCFICHは、サブフレームの第1番目のOFDMシンボルにおいて送信され、サブフレーム内に制御チャネルの送信のために使用されるOFDMシンボルの数(すなわち、制御領域の大きさ)に関する情報を運ぶ。PHICHは、アップリンクに対する応答チャネルで、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)に対するACK(Acknowledgement)/NACK(Not-Acknowledgement)信号を運ぶ。PDCCHを介して送信される制御情報をダウンリンク制御情報(DCI:downlink control information)という。ダウンリンク制御情報は、アップリンク資源割り当て情報、ダウンリンク資源割り当て情報または任意の端末グループに対するアップリンク送信(Tx)パワー制御命令を含む。
PDCCHは、DL-SCH(Downlink Shared Channel)の資源割り当て及び送信フォーマット(これをダウンリンクグラントともいう)、UL-SCH(Uplink Shared Channel)の資源割り当て情報(これをアップリンクグラントともいう)、PCH(Paging Channel)でのページング(paging)情報、DL-SCHでのシステム情報、PDSCHから送信されるランダムアクセス応答(random access response)のような上位層(upper-layer)制御メッセージに対する資源割り当て、任意の端末グループ内の個別端末に対する送信パワー制御命令の集合、VoIP(Voice over IP)の活性化などを運ぶことができる。複数のPDCCHは、制御領域内で送信されることができ、端末は、複数のPDCCHをモニタリングできる。PDCCHは、一つまたは複数の連続的なCCE(control channel elements)の集合から構成される。CCEは、無線チャネルの状態に応じる符号化率(coding rate)をPDCCHに提供するために使用される論理的割り当て単位である。CCEは、複数の資源要素グループ(resource element group)に対応する。PDCCHのフォーマット及び使用可能なPDCCHのビット数は、CCEの数とCCEにより提供される符号化率間の関連関係によって決定される。
基地局は、端末に送信しようとするDCIに応じてPDCCHフォーマットを決定し、制御情報にCRC(Cyclic Redundancy Check)を付ける。CRCには、PDCCHの所有者(owner)または用途に応じて、固有の識別子(これをRNTI(Radio Network Temporary Identifier)という。)がマスキングされる。特定の端末のためのPDCCHであれば、端末の固有の識別子、例えばC-RNTI(Cell-RNTI)がCRCにマスキングされることができる。またはページングメッセージのためのPDCCHであれば、ページング指示識別子、例えばP-RNTI(Paging-RNTI)がCRCにマスキングされることができる。システム情報、さらに具体的にシステム情報ブロック(SIB:system information block)のためのPDCCHであれば、システム情報識別子、SI-RNTI(system information RNTI)がCRCにマスキングされることができる。端末のランダムアクセスプリアンブルの送信に対する応答であるランダムアクセス応答を指示するために、RA-RNTI(random access-RNTI)がCRCにマスキングされることができる。
図6は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるアップリンクサブフレームの構造を示す。
図6に示すように、アップリンクサブフレームは、周波数領域において制御領域とデータ領域とに分けられる。制御領域には、アップリンク制御情報を運ぶPUCCH(Physical Uplink control Channel)が割り当てられる。データ領域は、ユーザデータを運ぶPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)が割り当てられる。単一搬送波特性を維持するために、一つの端末は、PUCCHとPUSCHを同時に送信しない。
一つの端末に対するPUCCHには、サブフレーム内に資源ブロック(RB:Resource Block)対が割り当てられる。RB対に属するRBは、2個のスロットの各々で互いに異なる副搬送波を占める。これをPUCCHに割り当てられたRB対は、スロット境界(slot boundary)から周波数跳躍(frequency hopping)されるという。
PDCCH(Physical Downlink Control Channel)
PDCCHを介して送信される制御情報をダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Indicator)という。PDCCHは、DCIフォーマットに応じて制御情報の大きさ及び用途が異なり、また符号化率に応じて大きさが変わることができる。
表2は、DCIフォーマットに応じるDCIを表す。
表2を参照すると、DCIフォーマットには、PUSCHスケジューリングのためのフォーマット0、一つのPDSCHコードワードのスケジューリングのためのフォーマット1、一つのPDSCHコードワードの簡単な(compact)スケジューリングのためのフォーマット1A、DL-SCHの非常に簡単なスケジューリングのためのフォーマット1C、閉ループ(Closed-loop)空間多重化(spatial multiplexing)モードでPDSCHスケジューリングのためのフォーマット2、開ループ(Openloop)空間多重化モードでPDSCHスケジューリングのためのフォーマット2A、アップリンクチャネルのためのTPC(Transmission Power Control)命令の送信のためのフォーマット3及び3A、多重アンテナポート送信モード(transmission mode)で一つのアップリンクセル内のPUSCHスケジューリングのためのフォーマット4がある。
DCIフォーマット1Aは、端末にいかなる送信モードが設定されてもPDSCHスケジューリングのために使用されることができる。
このような、DCIフォーマットは、端末別に独立的に適用されることができ、一つのサブフレーム内に複数の端末のPDCCHが同時に多重化(multiplexing)されることができる。PDCCHは、一つまたはいくつかの連続的なCCE(control channel elements)の集合(aggregation)から構成される。CCEは、無線チャネルの状態に応じる符号化率をPDCCHに提供するために使用される論理的割り当て単位である。CCEは、4個の資源要素から構成されたREGの9個のセットに対応する単位のことを言う。基地局は、一つのPDCCH信号を構成するために{1、2、4、8}個のCCEを使用することができ、このときの{1、2、4、8}は、CCE集合レベル(aggregation level)と呼ぶ。特定PDCCHの送信のために使用されるCCEの数は、チャネル状態に応じて基地局によって決定される。各端末によって構成されたPDCCHは、CCEに対したREマッピング規則(CCE-to-RE mapping rule)によって各サブフレームの制御チャネル領域にインターリビング(interleaving)されてマッピングされる。PDCCHの位置は、各サブフレームの制御チャネルのためのOFDMシンボルの数、PHICHグループの数、及び送信アンテナ及び周波数遷移などによって変わることができる。
上述のように、多重化された各端末のPDCCHに独立的にチャネルコーディングが行われ、CRC(Cyclic Redundancy Check)が適用される。各端末の固有の識別子(UE ID)をCRCにマスキング(masking)して、端末が自身のPDCCHを受信することができるようにする。しかしながら、サブフレーム内で割り当てられた制御領域において基地局は、端末に該当するPDCCHがどこにあるかに関する情報を提供しない。端末は、基地局から送信された制御チャネルを受信するために、自身のPDCCHがどの位置でどんなCCE集合レベルまたはDCIフォーマットで送信されるかが分からないので、端末は、サブフレーム内でPDCCH候補(candidate)の集合をモニタリングして、自身のPDCCHを探す。これをブラインドデコード(BD:Blind Decoding)という。ブラインドデコードは、ブラインド探索(Blind Detection)またはブラインドサーチ(Blind Search)と呼ぶことができる。ブラインドデコードは、端末がCRC部分に自身の端末識別子(UE ID)をデマスキング(De-Masking)させた後、CRCエラーを検討して該当PDCCHが自身の制御チャネルであるかどうかを確認する方法をいう。
以下、DCIフォーマット0を介して送信される情報を説明する。
図7は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるDCIフォーマット0の構造を例示する図である。
DCIフォーマット0は、一つのアップリンクセルでのPUSCHをスケジューリングするために使用される。
表3は、DCIフォーマット0で送信される情報を示す。
図7及び表3を参照すると、DCIフォーマット0を介して送信される情報は、以下の通りである。
1)キャリヤ指示子(Carrier indicator)-0または3ビットから構成される。
2)DCIフォーマット0とフォーマット1Aとを区分するためのフラグ-1ビットから構成され、0値はDCIフォーマット0を指示し、1値はDCIフォーマット1Aを指示する。
3)周波数跳躍(hopping)フラグ-1ビットから構成される。このフィールドは必要な場合、該当資源割り当ての最上位ビット(MSB:Most Significant bit)を多重クラスタ(multi-cluster)割り当てのために使用されることができる。
5)変調及びコーディング技法(MCS:Modulation and coding scheme)とリダンダンシーバージョン(RV:Redundancy Version)-5ビットから構成される。
6)新しいデータ指示子(New data indicator)-1ビットから構成される。
7)PUSCHのためのTPC(Transmit Power Control)コマンド-2ビットから構成される。
8)DMRS(demodulation reference signal)のための循環シフト(CS:cyclic shift)と直交カバーコード(OC/OCC:orthogonal cover/orthogonal cover code)のインデックス-3ビットから構成される。
9)アップリンクインデックス-2ビットから構成される。このフィールドは、アップリンク-ダウンリンク構成0に応じるTDD動作だけに存在する。
10)ダウンリンク割り当てインデックス(DAI:Downlink Assignment Index)-2ビットから構成される。このフィールドは、アップリンク-ダウンリンク構成(uplink-downlink configuration)1-6に応じるTDD動作だけに存在する。
11)チャネル状態情報(CSI:Channel State Information)要求-1または2ビットから構成される。ここで、2ビートフィールドは、一つ以上のダウンリンクセルが設定された端末に端末特定(UE specific)に該当DCIがC-RNTI(Cell-RNTI)によりマッピングされた場合においてのみ適用される。
12)サウンディング参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)要求-0または1ビットから構成される。ここで、このフィールドは、スケジューリングするPUSCHが端末特定(UE specific)にC-RNTIによりマッピングされる場合においてのみ存在する。
13)資源割り当てタイプ(Resource allocation type)-1ビットから構成される。
DCIフォーマット0内に情報ビットの数がDCIフォーマット1Aのペイロード大きさ(追加されたパッディングビットを含む)より小さな場合、DCIフォーマット0にDCIフォーマット1Aのペイロード大きさが同じになるように0が追加される。
アップリンク資源割り当て
アップリンクDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット0)を伝達するPDCCH/EPDCCHに対して2種類のアップリンク資源割り当て方式が支援される。
アップリンクDCIフォーマットは、連続した資源ブロックから構成された一つの資源をアップリンク資源割り当てで指示する方法(タイプ0)と連続した資源ブロックから構成された二つの資源をアップリンク資源割り当てで指示する方法(タイプ1)を支援する。
アップリンクDCIフォーマットに資源割り当てタイプビットが存在しない場合、資源割り当てタイプ0だけが支援される。
これに対し、アップリンクDCIフォーマットに資源割り当てタイプビットが存在する場合、資源割り当てタイプビットが「0」値を有すると、資源割り当てタイプ0を指示し、そうでない場合、資源割り当てタイプ1が指示される。UEは、検出されたアップリンクDCIフォーマットを伝達するPDCCH/EPDCCH内の資源割り当てタイプビットに応じて資源割り当てフィールドを解析する。
アップリンク資源割り当てタイプ0に応じる資源割り当て情報は、スケジューリングされたUEに連続的に割り当てられた仮像資源ブロック(VRB:virtual resource block)インデックス(nVRB)を指示する。スケジューリンググラント(scheduling grant)内の資源割り当てフィールドは、開始資源ブロック(RBSTART)及び連続的に割り当てられる資源ブロックの長さ(LCRSs)に相応する資源指示値(RIV:resource indication value)を含む。
ここで、NUL RBは、アップリンク帯域幅における全体資源ブロック(RB)の数を示す。
一方、アップリンク資源割り当てタイプ1に対する資源割り当て情報は、スケジューリングされたUEに二つの資源ブロックセットを指示する。ここで、各セットは、一つまたはそれ以上の連続的な資源ブロックグループ(RBG:resource block group)を含む。
RBGの大きさは、以下の表4のとおりである。
資源割り当てを指示するために、資源ブロックセット1の開始RBGインデックス(s)と最後のRBGインデックス(s−1)及び資源ブロックセット2の開始RBGインデックス(s)と最後のRBGインデックス(s−1)に相応する組み合わせインデックス(combinatorial index)(r)は、以下の式3のように定義される。
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)
PUCCHを介して送信されるアップリンク制御情報(UCI)は、スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)、HARQ ACK/NACK情報及びダウンリンクチャネル測定情報を含むことができる。
・SR(Scheduling Request):上向きリンクUL−SCH資源を要求するのに使用される情報である。OoK(On−off Keying)方式を利用して送信される。
・HARQ ACK/NACK:PDSCH上の下向きリンクデータパケットに対する応答信号である。下向きリンクデータパケットが成功的に受信されたか否かを示す。単一下向きリンクコードワード(codeword)に対する応答としてACK/NACK1ビットが送信され、2個の下向きリンクコードワードに対する応答としてACK/NACK2ビットが送信される。
−CSI(Channel State Information):下向きリンクチャネルに対するフィードバック情報である。CSIは、CQI(Channel Qualoty Indicator)、RI(rank indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)、及びPTI(Precoding Type Indicator)のうち、少なくともいずれか一つを含むことができる。サブフレーム当たり、20ビットが使用される。
HARQ ACK/NACK情報は、PDSCH上のダウンリンクデータパケットのデコード成功の有無によって生成されることができる。従来の無線通信システムにおいて、ダウンリンク単一コードワード(codeword)送信に対しては、ACK/NACK情報として1ビットが送信され、ダウンリンク2コードワード送信に対しては、ACK/NACK情報として2ビットが送信される。
チャネル測定情報は、多重入出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)技法と関連したフィードバック情報を指し示し、チャネル品質指示子(CQI:Channel Quality Indicator)、プレコーディングマトリックスインデックス(PMI:Precoding Matrix Index)及びランク指示子(RI:Rank Indicator)を含むことができる。これらのチャネル測定情報を通称しCQIと表現することもできる。
CQIの送信のために、サブフレーム当たりの20ビットが使用することができる。
PUCCHは、BPSK(Binary Phase Shift Keying)とQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)技法を使用して変調されることができる。PUCCHを介して複数の端末の制御情報が送信されることができ、各端末の信号を区別するためにコード分割多重化(CDM:Code Division Multiplexing)を行う場合に長さ12のCAZAC(Constant Amplitude Zero Autocorrelation)シーケンスを主に使用する。CAZACシーケンスは、時間領域(time domain)及び周波数領域(frequency domain)において一定の大きさ(amplitude)を維持する特性を有するので、端末のPAPR(Peak-to-Average Power Ratio)またはCM(Cubic Metric)を低くしてカバレッジを増加させるのに適した性質を有する。また、PUCCHを介して送信されるダウンリンクデータ送信に対するACK/NACK情報は、直交シーケンス(orthgonal sequence)または直交カバー(OC:orthogonal cover)を利用してカバーリングされる。
また、PUCCH上に送信される制御情報は、互いに異なる循環シフト(CS:cyclic shift)値を有する循環シフトされたシーケンス(cyclically shifted sequence)を利用して区別されることができる。循環シフトされたシーケンスは、基本シーケンス(base sequence)を特定CS量(cyclic shift amount)だけ循環シフトさせて生成できる。特定CS量は、循環シフトインデックス(CS index)により指示される。チャネルの遅延拡散(delay spread)によって使用可能な循環シフトの数は変わることができる。多様な種類のシーケンスが基本シーケンスとして使用されることができ、前述のCAZACシーケンスは、その一例である。
また、端末が一つのサブフレームにおいて送信できる制御情報の量は、制御情報の送信に利用可能なSC-FDMAシンボルの数(すなわち、PUCCHのコヒーレント(coherent)検出のための参照信号(RS)の送信に利用されるSC-FDMAシンボルを除いたSC-FDMAシンボル)に応じて決定されることができる。
3GPP LTEシステムにおけるPUCCHは、送信される制御情報、変調技法、制御情報の量などによって総7通りの異なるフォーマットで定義され、それぞれのPUCCHフォーマットに従って送信されるアップリンク制御情報(UCI:uplink control information)の属性は、以下の表4のように要約できる。
PUCCHフォーマット1は、SRの単独送信に使用される。SR単独送信の場合には、変調されない波形が適用され、これについては詳細に後述する。
PUCCHフォーマット1aまたは1bは、HARQ ACK/NACKの送信に使用される。任意のサブフレームにおいてHARQ ACK/NACKが単独に送信される場合には、PUCCHフォーマット1aまたは1bを使用することができる。または、PUCCHフォーマット1aまたは1bを使用してHARQ ACK/NACK及びSRが同一サブフレームにおいて送信されることもできる。
PUCCHフォーマット2は、CQIの送信に使用され、PUCCHフォーマット2aまたは2bは、CQI及びHARQ ACK/NACKの送信に使用される。拡張されたCPの場合には、PUCCHフォーマット2がCQI及びHARQ ACK/NACKの送信に使用されることもできる。
PUCCHフォーマット3は、48ビットのエンコードされたUCIを運ぶのに使用される。PUCCHフォーマット3は、複数のサービングセルに対するHARQ ACK/NACK、SR(存在する場合)、及び一つのサービングセルに対するCSI報告を運ぶことができる。
図8は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるPUCCHフォーマットがアップリンク物理資源ブロックのPUCCH領域にマッピングされる形態の一例を示す。
PUCCHフォーマット2/2a/2bについて説明するPUCCHフォーマット2/2a/2bは、チャネル測定フィードバック(CQI、PMI、RI)を送信するための制御チャネルである。
チャネル測定フィードバック(以下、通称してCQI情報と表現)の報告周期及び測定の対象になる周波数単位(または周波数解像度(resolution))は、基地局によって制御されることができる。時間領域において周期的及び非周期的CQI報告が支援されることができる。PUCCHフォーマット2は、周期的報告だけに使用され、非周期的報告のためには、PUSCHが使用されることができる。非周期的報告の場合に、基地局は、端末にアップリンクデータ送信のためにスケジューリングされた資源に個別CQI報告を載せて送信することを指示できる。
図9は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおける一般CPの場合のCQIチャネルの構造を示す。
一つのスロットのSC-FDMAシンボル0ないし6のうち、SC-FDMAシンボル1及び5(第2番目及び6番目のシンボル)は、復調参照信号(DM RS:Demodulation Reference Signal)の送信に使用され、残りのSC-FDMAシンボルにおいてCQI情報が送信されることができる。一方、拡張されたCPの場合には、一つのSC-FDMAシンボル(SC-FDMAシンボル3)がDM RS送信に使用される。
PUCCHフォーマット2/2a/2bでは、CAZACシーケンスによる変調を支援し、QPSK変調されたシンボルが長さ12のCAZACシーケンスで掛け算される。シーケンスの循環シフト(CS)は、シンボル及びスロットの間で変更される。DM RSに対して直交カバーリングが使用される。
一つのスロットに含まれる7個のSC-FDMAシンボルのうち、3個のSC-FDMAシンボル間隔だけ離れた2個のSC-FDMAシンボルには、参照信号(DM RS)が載せられ、残りの5個のSC-FDMAシンボルには、CQI情報が載せられる。一つのスロット内に二つのRSが使用されたことは、高速端末を支援するためにある。また、各端末は、循環シフト(CS)シーケンスを使用して区分される。CQI情報シンボルは、SC-FDMAシンボル全体に変調されて伝達され、SC-FDMAシンボルは、一つのシーケンスから構成されている。すなわち、端末は、各シーケンスにCQIを変調して送信する。
一つのTTIに送信できるシンボル数は10個であり、CQI情報の変調は、QPSKまで決まっている。SC-FDMAシンボルに対してQPSKマッピングを使用する場合、2ビットのCQI値が載せられることができるので、一つのスロットに10ビットのCQI値を載せることができる。したがって、一つのサブフレームに最大20ビットのCQI値を載せることができる。CQI情報を周波数領域で拡散させるために周波数領域拡散符号を使用する。
周波数領域拡散符号には、長さ-12のCAZACシーケンス(例えば、ZCシーケンス)を使用することができる。各制御チャネルは、互いに異なる循環シフト(cyclic shift)値を有するCAZACシーケンスを適用して区分されることができる。周波数領域拡散されたCQI情報にIFFTが行われる。
12個の同等な間隔を有した循環シフトによって12個の相異なった端末が同じPUCCH RB上において直交多重化されることができる。一般CPの場合に、SC-FDMAシンボル1及び5上の(拡張されたCPの場合にSC-FDMAシンボル3上の)DM RSシーケンスは、周波数領域上のCQI信号シーケンスと似ているが、CQI情報のような変調が適用されない。
PUCCHフォーマット1a及び1bについて説明する。
PUCCHフォーマット1a/1bにおいてBPSKまたはQPSK変調方式を利用して変調されたシンボルは、長さ12のCAZACシーケンスで掛け算(multiply)される。例えば、変調シンボルd(0)に長さNのCAZACシーケンスr(n)(n=0,1,2,...,N-1)が掛け算される結果は、y(0),y(1),y(2),...,y(N-1)になる。y(0),...,y(N-1)シンボルをシンボルブロック(block of symbol)と称することができる。変調シンボルにCAZACシーケンスを掛け算した後に、直交シーケンスを利用したブロック-単位(block-wise)拡散が適用される。
一般ACK/NACK情報に対しては、長さ4のアダマール(Hadamard)シーケンスが使用され、短い(shortened)ACK/NACK情報及び参照信号(Reference signal)に対しては、長さ3のDFT(Discrete Fourier Transform)シーケンスが使用される。
拡張されたCPの場合の参照信号に対しては、長さ2のアダマールシーケンスが使用される。
図10は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおける一般CPの場合にACK/NACKチャネルの構造を示す。
図10では、CQIがなしでHARQ ACK/NACKを送信するためのPUCCHチャネル構造を例示的に示す。
一つのスロットに含まれる7個のSC-FDMAシンボルのうち、中間部分の3個の連続するSC-FDMAシンボルには、参照信号(RS)が載せられ、残りの4個のSC-FDMAシンボルには、ACK/NACK信号が載せられる。
一方、拡張されたCPの場合には、中間の2個の連続するシンボルにRSが載せられることができる。RSに使用されるシンボルの数及び位置は、制御チャネルによって変わることができ、これと関連したACK/NACK信号に使用されるシンボルの数及び位置もそれにより変更されうる。
1ビット及び2ビットの確認応答情報(スクランブリングされない状態)は、それにBPSK及びQPSK変調技法を使用して、一つのHARQ ACK/NACK変調シンボルで表現されることができる。肯定確認応答(ACK)は、「1」にエンコードされることができ、不正確認応答(NACK)は、「0」にエンコードされることができる。
割り当てられる帯域内で制御信号を送信するとき、多重化容量を高めるために、2次元拡散が適用される。すなわち、多重化できる端末の数または制御チャネルの数を高めるために、周波数領域拡散と時間領域拡散とを同時に適用する。
ACK/NACK信号を周波数領域で拡散させるために、周波数領域シーケンスを基本シーケンスとして使用する。周波数領域シーケンスとしては、CAZACシーケンスのうちの一つであるZadoff-Chu(ZC)シーケンスを使用することができる。例えば、基本シーケンスであるZCシーケンスに互いに異なる循環シフト(CS:Cyclic Shift)が適用されることによって、互いに異なる端末または互いに異なる制御チャネルの多重化が適用されることができる。HARQ ACK/NACK送信のためのPUCCH RBのためのSC-FDMAシンボルにおいて支援されるCS資源の数は、セル-特定上位層シグナリングパラメータにより設定される。
周波数領域拡散されたACK/NACK信号は、直交拡散(spreading)コードを使用して時間領域で拡散される。直交拡散コードとしては、ウォルシュ・アダマール(Walsh-Hadamard)シーケンスまたはDFTシーケンスが使用されることができる。例えば、ACK/NACK信号は、4シンボルに対して長さ4の直交シーケンス(w0、w1、w2、w3)を利用して拡散されることができる。また、RSも長さ3または長さ2の直交シーケンスを介して拡散させる。これを直交カバーリング(OC:Orthogonal Covering)という。
前述のような周波数領域でのCS資源及び時間領域でのOC資源を利用して、複数の端末がコード分割多重化(CDM:Code Division Multiplexing)方式により多重化されることができる。すなわち、同じPUCCH RB上において多くの数の端末のACK/NACK情報及びRSが多重化されることができる。
このような時間領域拡散CDMに対して、ACK/NACK情報に対して支援される拡散コードの数は、RSシンボルの数によって制限される。すなわち、RS送信SC-FDMAシンボルの数は、ACK/NACK情報送信SC-FDMAシンボルの数より少ないから、RSの多重化容量(capacity)がACK/NACK情報の多重化容量に比べて少なくなる。
例えば、一般CPの場合に4個のシンボルにおいてACK/NACK情報が送信されることができるが、ACK/NACK情報のために4個でない3個の直交拡散コードが使用され、これは、RS送信シンボルの数が3個に制限されてRSのために3個の直交拡散コードだけが使用されることができるためにある。
一般CPのサブフレームにおいて一つのスロットで3個のシンボルがRS送信のために使用され、4個のシンボルがACK/NACK情報送信のために使用される場合に、例えば、周波数領域において6個の循環シフト(CS)及び時間領域において3個の直交カバー(OC)資源を使用することができるならば、総18個の相異なった端末からのHARQ確認応答が一つのPUCCH RB内で多重化されることができる。仮に、拡張されたCPのサブフレームにおいて一つのスロットで2個のシンボルがRS送信のために使用され、4個のシンボルがACK/NACK情報送信のために使用される場合、例えば、周波数領域において6個の循環シフト(CS)及び時間領域において2個の直交カバー(OC)資源を使用することができるならば、総12個の相異なった端末からのHARQ確認応答が一つのPUCCH RB内で多重化されることができる。
次に、PUCCHフォーマット1について説明する。スケジューリング要求(SR)は、端末がスケジューリングされることを要求するか、または要求しない方式により送信される。SRチャネルは、PUCCHフォーマット1a/1bでのACK/NACKチャネル構造を再び使用し、ACK/NACKチャネル設計に基づいてOOK(On-Off Keying)方式で構成される。SRチャネルでは、参照信号が送信されない。したがって、一般CPの場合には、長さ7のシーケンスが利用され、拡張されたCPの場合には、長さ6のシーケンスが利用される。SR及びACK/NACKに対して相異なった循環シフトまたは直交カバーが割り当てられることができる。すなわち、肯定(positive)SR送信のために、端末は、SR用として割り当てられた資源を介してHARQ ACK/NACKを送信する。不正(negative)SR送信のためには、端末は、ACK/NACK用として割り当てられた資源を介して、HARQ ACK/NACKを送信する。
次に、改善された-PUCCH(e-PUCCH)フォーマットについて説明する。e-PUCCHは、LTE-AシステムのPUCCHフォーマット3に対応できる。PUCCHフォーマット3を利用したACK/NACK送信には、ブロック拡散(block spreading)技法が適用されることができる。
ブロック拡散技法は、従来のPUCCHフォーマット1系列または2系列とは異なり、制御信号送信をSC-FDMA方式を利用して変調する方式である。図8において示すように、シンボルシーケンスがOCC(Orthogonal Cover Code)を利用して時間領域(domain)上において拡散されて送信されることができる。OCCを利用することによって同じRB上に複数の端末の制御信号が多重化されることができる。前述のPUCCHフォーマット2の場合には、一つのシンボルシーケンスが時間領域にわたって送信され、CAZACシーケンスのCS(cyclic shift)を利用して、複数の端末の制御信号が多重化されることに対し、ブロック拡散基盤PUCCHフォーマット(例えば、PUCCHフォーマット3)の場合には、一つのシンボルシーケンスが周波数領域にわたって送信され、OCCを利用したとき、時間領域拡散を利用して複数の端末の制御信号が多重化される。
図11は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおける一つのスロットの間に5個のSC-FDMAシンボルを生成して送信する一例を示す。
図11では、1スロットの間に一つのシンボルシーケンスに長さ=5(またはSF=5)のOCCを利用して5個のSC-FDMAシンボル(すなわち、データ部分)を生成して送信する例示を示す。この場合、1スロットの間に2個のRSシンボルが使用されることができる。
図11の例示において、RSシンボルは、特定循環シフト値が適用されたCAZACシーケンスから生成されることができ、複数のRSシンボルにわたって所定のOCCが適用された(または掛け算された)形態により送信されることができる。また、図11の例示において各々のOFDMシンボル(またはSC-FDMAシンボル)別に12個の変調シンボルが使用され、各々の変調シンボルは、QPSKにより生成されると仮定すれば、一つのスロットにおいて送信できる最大ビット数は、12x2=24ビットとなる。したがって、2個のスロットで送信できるビット数は、総48ビットとなる。このようにブロック拡散方式のPUCCHチャネル構造を使用する場合、既存のPUCCHフォーマット1系列及び2系列に比べて拡張された大きさの制御情報の送信が可能になる。
キャリア併合(集成)一般
本発明の実施の形態において考慮する通信環境は、マルチキャリア(Multi-carrier)支援環境をすべて含む。すなわち、本発明で用いられるマルチキャリアシステムまたはキャリア併合(CA:Carrier Aggregation)システムは、広帯域を支援するために、目標とする広帯域を構成するときに目標帯域より小さな帯域幅(bandwidth)を有する1個以上のコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)を併合(aggregation)して使用するシステムのことをいう。
本発明においてマルチキャリアは、キャリアの併合(または、搬送波集成)を意味し、このとき、キャリアの併合は、隣接した(contiguous)キャリア間の併合だけでなく、隣接していない(non-contiguous)キャリア間の併合を全部意味する。また、ダウンリンクとアップリンクとの間に集成されるコンポーネントキャリアの数は、異に設定されることができる。ダウンリンクコンポーネントキャリア(以下、DL CCとする)の数とアップリンクコンポーネントキャリア(以下、UL CCとする)の数とが同じ場合を対称な(symmetric)集成といい、その数が異なる場合を非対称な(asymmetric)集成という。このようなキャリア併合は、搬送波集成、帯域幅集成(bandwidth aggregation)、スペクトル集成(spectrum aggregation)などのような用語と混用して使用されることができる。
二つ以上のコンポーネントキャリアが結合されて構成されるキャリア併合は、LTE-Aシステムでは、100MHz帯域幅まで支援することを目標とする。目標帯域より小さな帯域幅を有する1個以上のキャリアを結合するときに、結合するキャリアの帯域幅は、従来のIMTシステムとの下位互換性(backward compatibility)を維持するために、従来のシステムにおいて使用する帯域幅に制限できる。例えば、従来の3GPP LTEシステムでは、{1.4,3,5,10,15,20}MHz帯域幅を支援し、3GPP LTE-advancedシステム(すなわち、LTE-A)では、既存システムとの互換のために上記の帯域幅だけを利用して20MHzより大きな帯域幅を支援するようにすることができる。また、本発明で用いられるキャリア併合システムは、既存システムで使用する帯域幅と関係なしで新しい帯域幅を定義してキャリア併合を支援するようにすることができる。
LTE-Aシステムは、無線資源を管理するために、セル(cell)の概念を使用する。
上述のキャリア併合環境は、多重セル(multiple cells)環境と称することができる。セルは、ダウンリンク資源(DL CC)とアップリンク資源(UL CC)一対の組み合わせと定義されるが、アップリンク資源は、必須要素ではない。したがって、セルは、ダウンリンク資源単独、またはダウンリンク資源とアップリンク資源とから構成されることができる。特定端末がただ一つの設定されたサービングセル(configured serving cell)を有する場合、1個のDL CCと1個のUL CCを有することができるが、特定端末が2個以上の設定されたサービングセルを有する場合には、セルの数だけのDL CCを有し、UL CCの数は、それと同一であるか、またはそれより小さくありうる。
または、それと反対にDL CCとUL CCとが構成されることもできる。すなわち、特定端末が複数の設定されたサービングセルを有する場合、DL CCの数よりUL CCがより多くのキャリア併合環境も支援されることができる。すなわち、キャリア併合(carrier aggregation)は、各々キャリア周波数(セルの重心周波数)が互いに異なる二つ以上のセルの併合と理解されることができる。ここで、言う「セル(Cell)」は、一般に使用される基地局がカバーする領域としての「セル」とは区分されなければならない。
LTE-Aシステムにおいて使用されるセルは、プライマリセル(PCell:Primary Cell)及びセコンダリーセル(SCell:Secondary Cell)を含む。PセルとSセルは、サービングセル(Serving Cell)として使用されることができる。RRC_CONNECTED状態にあるが、キャリア併合が設定されないか、またはキャリア併合を支援しない端末の場合、Pセルだけから構成されたサービングセルがただ一つ存在する。それに対し、RRC_CONNECTED状態にあり、キャリア併合が設定された端末の場合、一つ以上のサービングセルが存在でき、全体サービングセルには、Pセルと一つ以上のSセルが含まれる。
サービングセル(PセルとSセル)は、RRCパラメータを介して設定されることができる。PhysCellIdは、セルの物理層識別子であって、0から503までの定数値を有する。SCellIndexは、Sセルを識別するために使用される簡略な(short)識別子であって、1から7までの定数値を有する。ServCellIndexは、サービングセル(PセルまたはSセル)を識別するために使用される簡略な(short)識別子であって、0から7までの定数値を有する。0値は、Pセルに適用され、SCellIndexは、Sセルに適用するために予め付与される。すなわち、ServCellIndexにおいて最も小さなセルID(またはセルインデックス)を有するセルがPセルになる。
Pセルは、プライマリ周波数(または、primary CC)上において動作するセルを意味する。端末が初期接続設定(initial connection establishment)過程を行うか、または接続再-設定過程を行うのに使用されることができ、ハンドオーバ過程で指示されたセルと称することができる。また、Pセルは、キャリア併合環境で設定されたサービングセルのうち、制御関連通信の重心になるセルを意味する。すなわち、端末は、自分のPセルにおいてのPUCCHを割り当てられて送信でき、システム情報を獲得するか、またはモニタリング手順を変更するのにPセルだけを利用できる。E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)は、キャリア併合環境を支援する端末に移動性制御情報(mobility ControlInfo)を含む上位層のRRC接続再設定(RRCConnectionReconfigutaion)メッセージを利用して、ハンドオーバ手順のためにPセルだけを変更することもできる。
Sセルは、セコンダリー周波数(または、Secondary CC)上において動作するセルを意味できる。特定端末にPセルは、一つだけが割り当てられ、Sセルは、一つ以上が割り当てられることができる。Sセルは、RRC接続の設定がなされた後に構成可能であり、追加的な無線資源を提供するのに使用されることができる。キャリア併合環境で設定されたサービングセルのうち、Pセルを除いた残りのセル、すなわちSセルには、PUCCHが存在しない。E-UTRANは、Sセルをキャリア併合環境を支援する端末に追加するとき、RRC_CONNECTED状態にある関連したセルの動作と関連したすべてのシステム情報を特定シグナル(dedicated signal)を介して提供できる。システム情報の変更は、関連したSセルの解除及び追加によって制御されることができ、このとき、上位層のRRC接続再設定(RRCConnectionReconfigutaion)メッセージを利用できる。E-UTRANは、関連したSセル内でブロードキャストするよりは、端末別に相異なったパラメータを有する特定シグナリング(dedicated signaling)できる。
初期セキュリティー活性化過程が始まった以後に、E-UTRANは、接続設定過程で初期に構成されるPセルに付加して、一つ以上のSセルを含むネットワークを構成できる。キャリア併合環境でPセル及びSセルは、各々のコンポーネントキャリアとして動作できる。以下の実施の形態では、プライマリコンポーネントキャリア(PCC)は、Pセルと同じ意味として使用されることができ、セコンダリーコンポーネントキャリア(SCC)は、Sセルと同じ意味として使用されることができる。
図12は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるコンポーネントキャリア及びキャリア併合の一例を示す。
図12Aは、LTEシステムにおいて使用される単一キャリア構造を示す。コンポーネントキャリアには、DL CCとUL CCがある。一つのコンポーネントキャリアは、20MHzの周波数範囲を有することができる。
図12Bは、LTE_Aシステムにおいて使用されるキャリア併合構造を示す。図12Bの場合に、20MHzの周波数の大きさを有する3個のコンポーネントキャリアが結合された場合を示す。DL CCとUL CCがそれぞれ3個ずつあるが、DL CCとUL CCの数に制限があるのてはない。キャリア併合の場合、端末は、3個のCCを同時にモニタリングでき、ダウンリンク信号/データを受信することができ、アップリンク信号/データを送信できる。
仮に、特定セルにおいてN個のDL CCが管理される場合には、ネットワークは、端末にM(M≦N)個のDL CCを割り当てることができる。このとき、端末は、M個の制限されたDL CCだけをモニタリングし、DL信号を受信することができる。また、ネットワークは、L(L≦M≦N)個のDL CCに優先順位をつけて主なDL CCを端末に割り当てることができ、このような場合、UEは、L個のDL CCは、必ずモニタリングしなければならない。このような方式は、アップリンクの送信にも全く同様に適用されることができる。
ダウンリンク資源の搬送波周波数(またはDL CC)とアップリンク資源の搬送波周波数(または、UL CC)との間のリンケージ(linkage)は、RRCメッセージのような上位層メッセージまたはシステム情報により指示されることができる。例えば、SIB2(System Information Block Type2)によって定義されるリンケージによって、DL資源とUL資源との組み合わせが構成されることができる。具体的に、リンケージは、ULグラントを運ぶPDCCHが送信されるDL CCと前記ULグラントを使用するUL CC間のマッピング関係を意味でき、HARQのためのデータが送信されるDL CC(またはUL CC)とHARQ ACK/NACK信号が送信されるUL CC(またはDL CC)間のマッピング関係を意味することもできる。
クロスキャリアスケジューリング(Cross Carrier Scheduling)
キャリア併合システムでは、キャリア(または搬送波)またはサービングセル(Serving Cell)に対するスケジューリング観点でセルフスケジューリング(Self-Scheduling)方法及びクロスキャリアスケジューリング(Cross Carrier Scheduling)方法の2通りがある。クロスキャリアスケジューリングは、クロスコンポーネントキャリアスケジューリング(Cross Component Carrier Scheduling)またはクロスセルスケジューリング(Cross Cell Scheduling)と称することができる。
クロスキャリアスケジューリングは、PDCCH(DL Grant)とPDSCHがそれぞれ異なるDL CCに送信されるか、またはDL CCから送信されたPDCCH(UL Grant)によって送信されるPUSCHがULグラントを受信したDL CCとリンクされているUL CCでない他のUL CCを介して送信されることを意味する。
クロスキャリアスケジューリングするかどうかは、端末特定(UE-specific)に活性化または非活性化されることができ、上位層シグナリング(例えば、RRC signaling)を介してセミスタティック(semi-static)に各端末別に知られることができる。
クロスキャリアスケジューリングが活性化された場合、PDCCHに該当PDCCHが指示するPDSCH/PUSCHがどのDL/UL CCを介して送信されるかを知らせるキャリア指示子フィールド(CIF:Carrier Indicator Field)が必要である。例えば、PDCCHは、PDSCH資源またはPUSCH資源をCIFを利用して複数のコンポーネントキャリアのうちの何れか一つに割り当てることができる。すなわち、DL CC上でのPDCCHが多重集成されたDL/UL CCのうちの何れか一つにPDSCHまたはPUSCH資源を割り当てる場合、CIFが設定される。この場合、LTE-A Release-8のDCIフォーマットは、CIFによって拡張されることができる。このとき、設定されたCIFは、3bitフィールドに固定されるか、または設定されたCIFの位置は、DCIフォーマットの大きさと無関係に固定されることができる。また、LTE-A Release-8のPDCCH構造(同一コーディング及び同じCCE基盤の資源マッピング)を再使用することもできる。
これに対し、DL CC上でのPDCCHが同じDL CC上でのPDSCH資源を割り当てるか、または単一リンクされたUL CC上でのPUSCH資源を割り当てる場合には、CIFが設定されない。この場合、LTE-A Release-8と同じPDCCH構造(同一コーディング及び同じCCE基盤の資源マッピング)とDCIフォーマットとが使用されることができる。
クロスキャリアスケジューリングが可能であるとき、端末は、CC別送信モード及び/又は帯域幅に応じてモニタリングCCの制御領域において複数のDCIに対したPDCCHをモニタリングすることが必要である。したがって、これを支援できる検索空間の構成とPDCCHモニタリングが必要である。
キャリア併合システムにおいて、端末DL CC集合は、端末がPDSCHを受信するようにスケジューリングされたDL CCの集合を示し、端末UL CC集合は、端末がPUSCHを送信するようにスケジューリングされたUL CCの集合を示す。また、PDCCHモニタリング集合(monitoring set)は、PDCCHモニタリングを行う少なくとも一つのDL CCの集合を示す。PDCCHモニタリング集合は、端末DL CC集合と同じであるか、または端末DL CC集合の副集合(subset)でありうる。PDCCHモニタリング集合は、端末DL CC集合内のDL CCのうち、少なくとも何れか一つを含むことができる。またはPDCCHモニタリング集合は、端末DL CC集合に関わらず別に定義されることができる。PDCCHモニタリング集合に含まれるDL CCは、リンクされたUL CCに対したセルフ-スケジューリング(self-scheduling)は、常に可能なように設定されることができる。このような、端末DL CC集合、端末UL CC集合及びPDCCHモニタリング集合は、端末特定(UE-specific)、端末グループ特定(UE group-specific)またはセル特定(Cell-specific)に設定されることができる。
クロスキャリアスケジューリングが非活性化された場合には、PDCCHモニタリング集合が常に端末DL CC集合と同一であることを意味し、このような場合には、PDCCHモニタリング集合に対する別途のシグナリングのような指示を必要としない。しかしながら、クロスキャリアスケジューリングが活性化された場合には、PDCCHモニタリング集合が端末DL CC集合内で定義されることが好ましい。すなわち、端末に対してPDSCHまたはPUSCHをスケジューリングするために、基地局は、PDCCHモニタリング集合だけを介してPDCCHを送信する。
図13は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるクロスキャリアスケジューリングに応じるサブフレーム構造の一例を示す。
図13に示すように、LTE-A端末のためのDLサブフレームは、3個のDL CCが結合されており、DL CC「A」は、PDCCHモニタリングDL CCに設定された場合を示す。CIFが使用されない場合、各DL CCは、CIFなしで自分のPDSCHをスケジューリングするPDCCHを送信できる。これに対し、CIFが上位層シグナリングを介して使用される場合、ただ一つのDL CC「A」だけがCIFを利用して自分のPDSCHまたは他のCCのPDSCHをスケジューリングするPDCCHを送信できる。このとき、PDCCHモニタリングDL CCに設定されないDL CC「B」と「C」とは、PDCCHを送信しない。
D2D通信一般
一般に、D2D通信は、事物と事物間の通信または事物知能通信を指し示す用語として制限的に使用される場合もあるが、本発明でのD2D通信は、通信機能の装着された単純な装置はもちろん、スマートフォンまたは個人用コンピュータのように通信機能を揃えた多様な形態の装置間の通信を全部含むことができる。
図14は、本発明が適用されることができる無線通信システムにおけるD2D通信を概念的に説明するための図である。
図14の(a)は、既存の基地局(eNB)中心の通信方式を示すもので、UE 1は、アップリンク上において基地局へデータを送信でき、基地局は、ダウンリンク上においてUE 2へデータを送信できる。このような通信方式は、基地局を介した間接通信方式ということができる。間接通信方式では、既存の無線通信システムで定義されたリンクであるUnリンク(基地局間のリンクまたは基地局と中継器間のリンクとして、バックホールリンクと称することができる)及び/またはUuリンク(基地局と端末間のリンクまたは中継器と端末間のリンクとして、アクセスリンクと称することができる)が関連することができる。
図14の(b)は、D2D通信の一例としてUE-to-UE通信方式を示すことで、UE間のデータ交換が基地局を経ずに行われることができる。このような通信方式は、装置間の直接通信方式ということができる。D2D直接通信方式は、既存の基地局を介した間接通信方式に比べて遅延(待ち時間)(latency)が減少し、より少ない無線資源を使用する等の長所を有する。
図15は、本明細書で提案する方法が適用されることができるD2D通信の多様なシナリオの一例を示す。
D2D通信のシナリオは、UE 1とUE 2がセルカバレッジ内(in-coverage)/セルカバレッジ外(out-of-coverage)に位置するかによって、大きく(1)Out-of-Coverage Network、(2)Partial-Coverage Network、及び(3)In-Coverage Networkに分けられることができる。
In-Coverage Networkの場合、基地局のカバレッジに該当するセル(Cell)の数に応じて、In-Coverage-Single-Cell及びIn-Coverage-Multi-Cellに分けられることができる。
図15の(a)は、D2D通信のOut-of-Coverage Networkシナリオの一例を示す。
Out-of-Coverage Networkシナリオは、基地局の制御無しでD2D端末間D2D通信を行うことを意味する。
図15の(a)において、UE 1とUE 2だけが存在し、UE 1とUE 2は、直接通信することを確認することができる。
図15の(b)は、D2D通信のPartial-Coverage Networkシナリオの一例を示す。
Partial-Coverage Networkシナリオは、ネットワークカバレッジ内に位置するD2D端末とネットワークカバレッジの外に位置するD2D端末との間にD2D通信を行うことを意味する。
図15の(b)において、ネットワークカバレッジ内に位置するUE 1とネットワークカバレッジの外に位置するUE 2とが通信することを確認することができる。
図15の(c)は、In-Coverage-Single-Cellシナリオの一例を、図19の(d)は、In-Coverage-Multi-Cellシナリオの一例を示す。
In-Coverage Networkシナリオは、D2D端末がネットワークカバレッジ内で基地局の制御を介してD2D通信を行うことを意味する。
図15の(c)において、UE 1とUE 2とは、同じネットワークカバレッジ(またはセル)内に位置し、基地局の制御下にD2D通信を行う。
図15の(d)において、UE 1とUE 2は、ネットワークカバレッジ内に位置するものの、互いに異なるネットワークカバレッジ内に位置する。そして、UE 1とUE 2とは、各ネットワークカバレッジを管理する基地局の制御下にD2D通信を行う。
以下、D2D通信に関してさらに詳細に説明する。
D2D通信は、図15に示すシナリオで動作できるが、一般にネットワークカバレッジ内(in-coverage)とネットワークカバレッジ外(out-of-coverage)で動作できる。D2D通信(端末間直接通信)のために利用されるリンクをD2Dリンク(D2D link)、ダイレクトリンク(directlink)またはサイドリンク(sidelink)などと称することができる、以下、説明の便宜のために、サイドリンクと通称して説明する。
サイドリンク送信は、FDDの場合、アップリンクスペクトルで動作し、TDDの場合、アップリンク(或いはダウンリンク)サブフレームで動作できる。サイドリンク送信とアップリンク送信の多重化のために、TDM(Time division Multiplexing)が利用されることができる。
サイドリンク送信とアップリンク送信とは、同時に行われない。アップリンク送信のために使用されるアップリンクサブフレームまたはUpPTSと部分的に或いは全体的に重なるサイドリンクサブフレームでは、サイドリンク送信が行われない。また、サイドリンクの送信及び受信もまた同時に行われない。
サイドリンクの送信に利用される物理資源の構造は、アップリンク物理資源の構造が同一に利用されることができる。ただし、サイドリンクサブフレームの最後のシンボルは、保護区間(guard period)から構成されてサイドリンクの送信に利用されない。
サイドリンクサブフレームは、拡張循環前置(extended CP)または一般循環前置(normal CP)により構成されることができる。
D2D通信は、大きくディスカバリー(discovery)、直接通信(direct communication)、同期化(Synchronization)に区分されることができる。
1)ディスカバリー(discovery)
D2Dディスカバリーは、ネットワークカバレッジ内で適用されることができる。(Inter-cell、Intra-cellを含む)。インターセル(inter-cell)ディスカバリーで同期化された(synchronous)または同期化されない(asynchronous)セル配置ともが考慮されることができる。D2Dディスカバリーは、近接領域内のUEに広告、クーポン発行、友人検索などの多様な常用目的として活用できる。
UE 1がディスカバリーメッセージ送信の役割(role)を有する場合、UE 1は、ディスカバリーメッセージを送信し、UE 2は、ディスカバリーメッセージを受信する。UE 1とUE 2の送信及び受信役割は変わることができる。UE 1からの送信は、UE 2のような一つ以上のUEにより受信されることができる。
ディスカバリーメッセージは、単一のMAC PDUを含むことができ、ここで、単一のMAC PDUは、UE ID及びapplication IDを含むことができる。
ディスカバリーメッセージを送信するチャネルとして物理サイドリンクディスカバリーチャネル(PSDCH:Physical Sidelink discovery Channel)が定義されることができる。PSDCHチャネルの構造は、PUSCH構造を再度利用できる。
D2Dディスカバリーのための資源割り当て方法は、2通りのタイプ(Type 1、Type 2)が利用されることができる。
タイプ1の場合、eNBは、端末特定しない(non-UE specific)方式でディスカバリーメッセージ送信のための資源を割り当てることができる。
具体的には、特定周期(以下、「ディスカバリー周期」)内で複数のサブフレームセット及び複数の資源ブロックセットで構成されたディスカバリー送信及び受信のための無線資源プール(pool)が割り当てられ、ディスカバリー送信端末は、この無線資源プール(pool)内で特定資源を任意に選択した後、ディスカバリーメッセージを送信する。
このような周期的なディスカバリー資源プール(pool)は、半静的(semi−static)な方式でディスカバリー信号送信のために割り当てられることができる。ディスカバリー送信のためのディスカバリー資源プール(pool)の設定情報は、ディスカバリー周期、ディスカバリー周期内のディスカバリー信号の送信のために使用できるサブフレームセット、及び資源ブロックセット情報などを含む。このようなディスカバリー資源プールの設定情報は、上位層シグナリングにより端末に送信されることができる。In−coverage端末の場合、ディスカバリー送信のためのディスカバリー資源プール(pool)は基地局により設定され、RRCシグナリング(例えば、SIB(System Information Block))を利用して端末に知らせることができる。
一つのディスカバリー周期内にディスカバリーのために割り当てられたディスカバリー資源プール(pool)は、同じ大きさを有する時間−周波数資源ブロックでTDM及び/又はFDMに多重化されることができ、このような同じ大きさを有する時間−周波数資源ブロックを「ディスカバリー資源(discovery resource)」と称することができる。ディスカバリー資源は、一つのサブフレーム単位で区分されることができ、各サブフレームでスロット当たり二つの物理資源ブロック(PRB)を含むことができる。一つのディスカバリー資源は、一つの端末によりディスカバリーMAC PDUの送信のために使用されることができる。
また、端末は、一つの送信ブロック(transport block)の送信のために、ディスカバリー周期内でディスカバリー信号を繰り返し送信することができる。一つの端末により送信されるMAC PDUの送信は、ディスカバリー周期内(すなわち、無線資源プール(pool))で連続的に(contiguous)或いは非連続的(non−contiguous)に繰り返される(例えば、4回繰り返す)ことができる。一つの送信ブロックのためのディスカバリー信号の送信回数は、上位層シグナリングにより端末に送信されることができる。
端末は、MAC PDUの繰り返される送信のために使用され得るディスカバリー資源セット(discovery resource set)で1番目のディスカバリー資源を任意に選択し、それ以外のディスカバリー資源は、1番目のディスカバリー資源と関連して決定されることができる。例えば、一定パターンが予め設定され、端末が最初に選択したディスカバリー資源の位置によって、その次のディスカバリー資源が予め設定されたパターンによって決定されることができる。また、端末がMAC PDUの繰り返される送信のために使用され得るディスカバリー資源セット内でそれぞれのディスカバリー資源を任意に選択することもできる。
タイプ2は、ディスカバリーメッセージ送信のための資源が端末特定(UE specific)に割り当てられる。タイプ2は、さらにタイプ2A(Type−2A)、タイプ2B(Type−2B)に細分化される。タイプ2Aは、基地局が、ディスカバリー周期内で端末がディスカバリーメッセージの送信時点(instance)毎に資源を割り当てる方式であり、タイプ2Bは、半静的な(semi−persistent)方式で資源を割り当てる方式である。
タイプ2Bの場合、RRC_CONNECTED端末は、RRCシグナリングを介して基地局にD2Dディスカバリーメッセージの送信のための資源の割当を要求する。そして、基地局は、RRCシグナリングを介して資源を割り当てることができる。端末は、RRC_IDLE状態に遷移するとき、または基地局がRRCシグナリングを介して資源割当を撤回(withdraw)するとき、最も最近割り当てられた送信資源を解除する。このようにタイプ2Bの場合、RRCシグナリングにより無線資源が割り当てられ、PDCCHにより割り当てられた無線資源の活性(activation)/非活性(deactivation)が決定され得る。
ディスカバリーメッセージ受信のための無線資源プール(pool)は、基地局により設定され、RRCシグナリング(例えば、SIB(System Information Block))を利用して端末に知らせることができる。
ディスカバリーメッセージ受信端末は、ディスカバリーメッセージ受信のために、上述したタイプ1及びタイプ2のディスカバリー資源プール(pool)を共にモニタリングする。
2)直接通信(direct communication)
D2D直接通信の適用領域は、ネットワークカバレッジ内外(in−coverage、out−of−coverage)はもちろん、ネットワークカバレッジ境界領域(edge−of−coverage)も含む。D2D直接通信は、PS(Public Safety)などの目的で利用されることができる。
端末1が直接通信データ送信の役割を有する場合、端末1は、直接通信データを送信し、端末2は、直接通信データを受信する。端末1と端末2の送信及び受信役割は変わることができる。端末1からの直接通信送信は、端末2のような一つ以上の端末により受信されることができる。
D2DディスカバリーとD2D通信とは、互いに連係されず、独立に定義されることができる。すなわち、グループキャスト(groupcast)及びブロードキャスト(broadcast)直接通信では、D2Dディスカバリーが要求されない。このように、D2DディスカバリーとD2D直接通信とが独立に定義される場合、端末は、隣接する端末を認知する必要がない。言い換えれば、グループキャスト及びブロードキャスト直接通信の場合、グループ内の全ての受信端末が互いに近接することを要求しない。
D2D直接通信データを送信するチャネルとして、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared Channel)が定義され得る。また、D2D直接通信のための制御情報(例えば、直接通信データ送信のためのスケジューリング承認(SA:scheduling assignment)、送信形式等)を送信するチャネルとして、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH:Physical Sidelink Control Channel)が定義され得る。PSSCH及びPSCCHは、PUSCH構造を再利用できる。
D2D直接通信のための資源割当方法は、2つのモード(mode1、mode2)が用いられ得る。
モード1は、基地局が端末にD2D直接通信のためのデータまたは制御情報を送信するために使用する資源をスケジューリングする方式をいう。in−coverageでは、モード1が適用される。
基地局は、D2D直接通信に必要な資源プール(pool)を設定する。ここで、D2D通信に必要な資源プール(pool)は、制御情報プールとD2Dデータプールとに区分されることができる。基地局がPDCCHまたはePDCCHを用いて送信D2D端末に設定されたプール内で制御情報及びD2Dデータ送信資源をスケジューリングすれば、送信D2D端末は、割り当てられた資源を利用して制御情報及びD2Dデータを送信する。
送信端末は、基地局に送信資源を要求し、基地局は、制御情報とD2D直接通信データの送信のための資源をスケジューリングする。すなわち、モード1の場合、送信端末は、D2D直接通信を行うために、RRC_CONNECTED状態になければならない。送信端末は、スケジューリング要求を基地局に送信し、次いで、基地局が送信端末により要求される資源の量を決定できるように、BSR(Buffer Status Report)手順を進める。
受信端末は、制御情報プールをモニタリングし、自分と関連した制御情報をデコードすれば、当該制御情報と関連したD2Dデータ送信を選択的にデコードすることができる。受信端末は、制御情報デコード結果に応じてD2Dデータプールをデコードしないこともできる。
モード2は、端末がD2D直接通信のためのデータまたは制御情報を送信するために、資源プール(pool)で特定資源を任意に選択する方式をいう。out−of−coverage及び/又はedge−of−coverageでモード2が適用される。
モード2において、制御情報送信のための資源プール(pool)及び/又はD2D直接通信データ送信のための資源プール(pool)は、予め設定(pre−configured)されるか、半静的に(semi−statically)設定されることができる。端末は、設定された資源プール(時間及び周波数)を提供され、資源プールでD2D通信送信のための資源を選択する。すなわち、端末は、制御情報を送信するために、制御情報資源プールで制御情報送信のための資源を選択できる。また、端末は、D2D直接通信データ送信のために、データ資源プールで資源を選択できる。
D2Dブロードキャスト通信において、制御情報は、ブロードキャスト端末により送信される。制御情報は、D2D直接通信データを運搬する物理チャネル(すなわち、PSSCH)と関連してデータ受信のための資源の位置を明示的に(explicit)及び/又は黙示的に(implicit)指示する。
3)同期化(synchronization)
D2D同期信号(D2DSS:D2D Synchronization Signal/sequence)は、端末が時間−周波数同期を取得するために用いられることができる。特に、ネットワークカバレッジ外の場合、基地局の制御が不可能なので、端末間同期確立のための新しい信号及び手順が定義され得る。D2D同期信号は、サイドリンク同期信号(Sidelink Synchronization signal)と称することができる。
D2D同期信号を周期的に送信する端末をD2D同期ソース(D2D Synchronization Source)またはサイドリンク同期ソース(Sidelink Synchronization Source)などと称することができる。D2D同期ソースが基地局である場合、送信されるD2D同期信号の構造はPSS/SSSと同様でありうる。D2D同期ソースが基地局でない場合(例えば、端末またはGNSS(Global Navigation Satellite System)等)、送信されるD2D同期信号の構造は新しく定義されることができる。
D2D同期信号は、40msより小さくない周期で周期的に送信される。端末別に多重の物理層D2D同期識別子(physical−layer D2D synchronization identity)を有することができる。物理層D2D同期識別子は、物理層サイドリンク同期識別子(physical−layer sidelink synchronization identity)または簡単にD2D同期識別子と称することもできる。
D2D同期信号は、D2Dプライマリ同期信号(primary synchronization signal/sequence)とD2Dセコンダリー同期信号(secondary synchronization signal/sequence)とを含む。これを各々プライマリサイドリンク同期信号(primary sidelink synchronization signal)及びセコンダリーサイドリンク同期信号(secondary sidelink synchronization signal)と称することができる。
D2D同期信号を送信する前に、まず、端末はD2D同期ソースを探索できる。そして、D2D同期ソースが探索されれば、端末は、探索されたD2D同期ソースから受信されたD2D同期信号を介して時間−周波数同期を取得できる。そして、当該端末は、D2D同期信号を送信できる。
また、同期化と共に端末間通信に使用される必須情報を伝達する目的のチャネルが必要でありえ、このような目的のチャネルが定義されうる。このようなチャネルを物理D2D同期チャネル(PD2DSCH:Physical D2D Synchronization Channel)または物理サイドリンク放送チャネル(PSBCH:Physical Sidelink Broadcast Channel)と呼ぶことができる。
以下では、明瞭性のために、D2D通信において2個の装置間の直接通信を例に挙げて説明するが、本発明の範囲がこれに制限されるものではなく、2つ以上の複数の装置間のD2D通信に対しても本発明で説明する同じ原理が適用され得る。
以下、本明細書で提案するD2D制御情報及び/またはD2Dデータ送信方法について、具体的に述べる。
上述のように、D2Dは、サイドリンク(sidelink)と表現されることができる。
また、D2D制御情報は、サイドリンク制御情報(Sidelink Control Information:SCI)と表現されることができ、前記D2D制御情報は、PSCCH(Physical Sidelink Control Channel)を介して送受信されることができる。
また、D2Dデータは、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介して送受信でき、前記D2Dデータ送受信は、PSSCH送受信と表現されることができる。
端末間直接通信を行うにおいて、D2D端末でD2Dデータ(data)を復調するためには、D2D制御情報(control information)が定義されなければならない。
上述のように、前記D2D制御情報は、SCIと表現されることができ、以下では、混用することにする。
ここで、前記D2D制御情報は、前記D2Dデータを伝達するD2D通信チャネル(communication channel)とは別のチャネル(または、別の信号で)で送信されることができる。
上述のように、前記D2D通信チャネルは、PSSCHと表現されることができ、以下、混用することにする。
また、以下で説明する方法は、D2D discovery messageを伝達するために必要な制御情報を別に送信する場合にも同様に適用されることができる。
前記D2D制御情報は、NDI(new data indicator)、RA(resource allocation or resource configuration)、MCS(modulation and coding scheme/set)、RV(redundancy version)、Tx UE IDなどのような情報の一部または全体を含むことができる。
前記D2D制御情報は、D2D通信が適用されるシナリオに従って前記D2D制御情報に含まれる情報の組み合わせが異なって構成されることができる。
一般に、制御情報(control information:CI)は、データチャネル(data channel)を復調するのに活用されるから、前記制御情報は、前記data channelに先立って復号(decoding)されなければならない。
したがって、前記制御情報を受信する端末は、前記制御情報が送信される時間及び周波数資源の位置と前記データチャネルの復調に必要な関連パラメータを予め知っていなければならない。
例えば、LTE(-A)システムにおいてPDCCHの場合、毎サブフレームの特定シンボルのうち、特定位置に送信されることを端末が分かるように、UE ID基盤のhashing関数を送信端(例:基地局)及び受信端(例:端末)が共通に使用している。
また、LTE(-A)システムにおいてBCHの場合、40ms周期で特定SF(Subframe)の特定シンボルにsystem informationが伝達されるという事実を予め基地局と端末が共有している。
上述のように、端末で前記制御情報を正しく獲得するためには、予め前記端末に十分な前記制御情報の復調関連情報(または、パラメータ)が伝達されなければならない。
同様に、D2D通信を支援するシステムにおいてD2D端末がD2D制御情報を成功裏に復調するためには、前記D2D制御情報の送信と関連したパラメータが予めD2D端末と共有されなれけばならない。
前記D2D制御情報の送信と関連したパラメータは、一例として、subframe/slot index、symbol indexまたはRB indexなどでありうる。
また、前記D2D制御情報の送信と関連したパラメータは、特定フォーマットのDCIでありえ、基地局からまたは他のD2D端末からPDCCHを介して獲得されることができる。
前記特定フォーマットのDCIは、新しく定義されるDCIフォーマットを意味することで、一例としてDCI format 5でありうる。
一実施の形態として、前記D2D制御情報は、D2D subframe(D2D送信のために指定されたsubframe)と指定されたすべてのsubframeにおいてまたは前記すべてのsubframeのうち、特定indexを有する一連のsubframe(a set of subframeまたはsubframe set)においてまたは特定周期を有するsubframe setで送信されるように指定されることができる。
このような潜在的なD2D制御情報の送信subframeまたはsubframe setは、予め端末に上位層信号通知((higher layers)signaling)により、または端末固有の情報(UE ID等)に基づいて、端末が自ら計算できるようにする方式で端末に予め認知されることができる。
また、D2D data channelが伝達される資源領域とD2D control informationが伝達される資源領域は、時間領域において互いに異なって構成されることができる。
すなわち、前記D2D control informationは、指定された時間単位で、すなわち、周期的に(または、指定された時間-周波数領域パターンでhoppingしながら)送信されるようにし、前記D2D data channelは、前記D2D control informationが指示する資源領域においてのみ伝達されるように定義することができる。
この方法は、D2D control informationとD2D dataを共に送信する方式とは異なり、前記D2D control informationを送信する場合とD2D dataを送信する場合を独立に運営することを意味する。
具体的には、前記D2D control informationとD2D dataを分離送信する場合は、(1)D2D control informationとD2D dataに適用されるパラメータ(scrambling、CRC、CRC masking、demodulation sequence generation parameter等)を独立に設定するか、または(2)D2D dataに適用されるparameterをD2D control informationを介してindicationすることである。
(2)の場合、D2D端末は、前記D2D control informationが送信されるようにした潜在的な(potential)資源(subframeまたはsubframe set)で潜在的なparameterを使用して、前記D2D control informationに対するmonitoring及びdecodingを試み(例えば、explicit or blind decoding)、前記潜在的な資源以外の資源領域では、前記D2D control informationに対する復号(decoding)の試みをしなくなる。
これにより、端末の電力消耗を減らすという効果がある。
また、端末でD2D dataを復調する場合にも、前記D2D control informationを介して獲得されたparameterとD2D data資源領域情報を活用して、端末は、指定された時点で指定された情報だけを復調すればよいから、端末の電力消耗を減らすようになるという効果がある。
以下、上述の方法を具現するための一実施の形態として、D2D control informationを獲得するために、端末が特定時点で特定資源領域をblind search(decoding)し、各端末にmatchingされるD2D control informationをdecodingする方式を述べることにする。
ここで、各端末のD2D control informationのmatchingをするかどうかは、UE specific informationを基盤にまたはUE-group specific(UE-group common)informationを基盤に具現できる。
すなわち、D2D control informationにUE specific scramblingまたはCRC maskingを適用して該当端だけを前記D2D control informationをブラインド復号((blind)decoding)するようにするか、または複数の端末(groupまたは全体)が全部前記D2D control informationを復号(decoding)するようにUE-group common scramblingまたはCRC maskingを適用することもできる。
したがって、端末または端末グループは、復号に成功したD2D control informationからD2D data復調に関連した情報を得ることができる。
前記D2D control information(またはSCI)とは、D2D control informationに含まれた明示的な(explicit)情報だけでなく、D2D control channel(PSCCH)に使用されたparameter(ここは、予め決まったparameterだけでなく、与えられたD2D control channel setでブラインド検索(blind search)を介して得られたparameterも含む)を含む。
前記D2D control channelに使用されたparameterは、scrambling、CRC masking、使用資源情報、reference signal related parametersなどでありうる。
したがって、これにより、D2D dataに対して端末が敢えてブランド検索(blind decoding)をしないように具現できるようになる。
定理すると、端末または端末グループは、D2D control informationを得るために、各自の固有情報を活用するか、または予め上位層信号通知((higher layers)signaling)された情報に基づいて、前記D2D control informationを特定時点に特定パラメータを介してブラインド検索(blind decoding)を行う。
前記ブラインド検索(blind decoding)を行うことによって、前記端末または端末グループは、データ復調に関連したscheduling informationとD2D control channel(またはcontrol information)の生成及び送信に使用された各種のパラメータ(parameter)を共に獲得できる。
したがって、端末は、前記D2D control channel関連paramterと復号(decoding)されたscheduling informationを活用して、D2D data channelの復号(decoding)及び復調(demodulation)に使用するようになる。
ここで、前記D2D data channelは、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)と表現されることができる。
前記scheduling informationは、D2 dataを復調するために必要な資源割り当て情報、NDI、MCS、Tx UE IDなどのような明示的な(explicit)情報を言うことができる。
また、上述のように、前記scheduling informationは、SCI(Sidelink Control Information)と表現されることができる。
端末は、D2D control channel(またはPSCCH)に対してblind searchを介したパラメータ(parameter)をそのまま使用するか、または前記パラメータ(parameter)に基づいて生成されたnew parameterをD2D data channel(PSSCH)の生成に使用するから、前記端末は、D2D data channelに対してD2D control channelに対して行われたようなパラメータブラインド検索(parameter blind search)を行う必要がなくなる。
さらに他の実施の形態として、D2D control channelとD2D data channelが同じサブフレーム(subframe)に送信されるようにするものの(端末または端末groupの側面において)、時間上の周期が異なるように設定されるように具現化することも可能である。
すなわち、端末は、特定サブフレーム(subframe)においてD2D control channelをブラインド復号(blind decoding)し、その情報に基づいて同じサブフレーム(subframe)のD2D dataを復調する方法である。
ここで、端末は、D2D dataに対しては、ブラインド復号(blind decoding)を行わないことを仮定する。
その代わりに、前記端末がD2D control channelに対してのみブラインド復号(blind decoding)を付与して、該当サブフレーム(subframe)でblind decoding complexityをD2D control channelだけに依存するように具現化できる。
すなわち、前記端末は、該当サブフレーム(subframe)でD2D control informationに対してのみ、ブラインド復号(blind decoding)を行うことである。
端末がD2D dataに対するブラインド復号(blind decoding)を行わなければならない場合、D2D control informationとD2D dataが同じサブフレーム(subframe)において共に送信される場合、端末のblind decoding trialが急増するという問題が発生できる。
かかる場合、特定サブフレーム(subframe)でブラインド復号(blind decoding)を介してD2D control informationを検出できる端末の数が制限されることができる。
すなわち、D2D control informationとD2D dataの送信周期などが固定されている場合、互いの周期に従ってある状況では、D2D control informationとD2D dataが同じサブフレーム(subframe)に共に送信される場合が発生できる。
この場合、該当サブフレーム(subframe)でのblind decoding trialに対して制限がある場合、D2D control information及び/またはD2D data channelのblind decoding trialを減らす状況に直面できる。
したがって、このような問題を軽減するために、端末のブラインド復号(blind decoding)をD2D control channelだけに導入して、blind decoding complexityのvariationによるblind decoding trialに対する限界(limitation)を防止できる。
また、ブラインド復号(blind decoding)をD2D control channelだけに導入することによって、D2D data channelに対するスケジューリング(scheduling)自由度がより大きくなることができる効果がある。
すなわち、D2D control informationとD2D dataが同じサブフレーム(subframe)に位置しても、D2D control channelだけにブラインド復号(blind decoding)を適用する場合、blind decoding complexityに対する限界(limitation)がなくなる。
したがって、D2D control channelが特定サブフレーム(subframe)で周期的に送信されている場合にも、D2D data channelの送信のためのサブフレーム(subframe)を決定する際、前記D2D control channelが送信されるサブフレーム(subframe)を避けて割り当てなくても良い。
D2D control channelの場合、一度検出され前記D2D control channelと関連した(associated)D2D dataの送信が以後特定サブフレームに送信されると仮定すると、D2D dataが送信されるサブフレーム(subframe)までの時間区間の間にD2D control channel送信機会サブフレーム(subframe)(D2D control channel送信周期またはPSCCH period)でD2D control informationを再度送信しなくても良い。
同様に、端末の立場でD2D control channelをブラインド復号(blind decoding)し、前記D2D control informationが指示するD2D data subframeまでは、追加的にD2D control channel blind decoding(monitoring)を行わないように予め決めることができる。
これにより、端末は、電力消耗を減らすようになる。これは、端末別にそれぞれ異なって設定されることもできる。
各端末別にD2D control channelを送信する周期(またはPSCCH Period)及びsubframe offsetが異なって与えられる場合、各端末別にD2D control informationのモニタリング(monitoring)をしなくてもよいサブフレーム(subframe)が分かるようになる。
すなわち、各端末は、特定サブフレーム(subframe)でD2D control informationをブラインド復号(blind decoding)するようになると、自身のD2D control informationのmonitoring subframe周期及びオフセット(offset)を考慮して、どれくらいDRX(Discontinuous Reception)またはDTX(Discontinuous Transmission)を行わなければならないのかが分かるようになる。
端末は、D2D control information(例えば、scheduling assignment)を受信して復調してから、該当subframe index、端末ID、D2D control informationに載せられている特定ビット値、D2D control information subframe周期情報(PSCCH Period)などを適切に活用して、どれくらいD2D control informationをモニタリング(monitoring)しなくてもよいか、すなわち、DTXしてもよいかを計算できる。
図16は、本明細書で提案するD2D制御情報及びD2Dデータ送受信方法の一例を示した図である。
図16において、C1は、UE 1(またはUE-group 1)に割り当てられたD2D資源の中でD2D control informationを送信するために使用される資源のことを意味する。
前記C1(1601)は、(E-)PDCCH、SIB、preconfigured、relaying by UE等を介して獲得されることができる。
一例として、端末は、PDCCHを介して送信されるDCI format 5を介して前記C1(またはSCI format 0)を獲得できる。
また、前記C1の周期は、period #1に該当する。
C2(1602)は、UE 2(またはUE-group 2)に割り当てられたD2D資源の中でD2D control informationを送信するために使用される資源を示す。
前記C2の周期は、period #2に該当する。
前記C1及びC2の周期は、それぞれPSCCH period #1及びPSCCH period #2と表現されることができる。
図16において、第1番目のC1情報は、D2D data #1(1603)の送信関連parameterを示すもので、D2D data #1の復調のために、受信端末において必要な各種情報(例えば、DM RS sequence、MCS、RAなどのscheduling information)を示す。
また、第1番目のC2情報は、D2D data #2(1604)の送信関連parameterを示すもので、D2D data #2の復調のために受信端末において必要な各種情報(例えば、scheduling information)を示す。
図16において、第2番目のC1(1605)及びC2情報(1606)は、第1番目のD2D data #1(1603)及びD2D data #2(1604)以後に来る。すなわち、第2番目のData #1及びData #2(1607)と関連したparameter(scheduling information等)を示す。
各端末は、自身がモニタリング(monitoring)しなければならないD2D control informationのサブフレーム(subframe)位置を予め知っているから、該当サブフレーム(subframe)に対して各端末に該当するD2D control informationに対するブラインド復号(blind decoding)を行う。
図17は、本明細書で提案するD2D制御情報及びD2Dデータ送受信方法のさらに他の一例を示した図である。
図17の場合、端末は、C1(1701)をブラインド復号(blind decoding)して、前記C1と関連したD2D data(D2D data #1)がD2D data #1 subframe(1702)に伝達されることが分かる。
また、前記端末は、前記C1以後にD2D control informationを送信する目的で周期的に予約された(または、割り当てられた)サブフレーム(1703)にC1が無いことを予め知っている場合、前記端末は、前記予約されたサブフレーム(1703)をモニタリング(monitoring)またはブラインドデコード(blind decoding)しなくてスキップ(skip)できる。
すなわち、図17は、C1(1701)とdata #1(1702)との間に存在する周期的に予約されたサブフレーム(subframe)(1703)において端末がD2D control informationに対する追加的なモニタリング(monitoring)及びブラインド復号(blind decoding)を行わないことを示す。
これは、端末がD2D control informationに対するモニタリング(monitoring)及びブラインド復号(blind decoding)を特定サブフレームで行う必要が無いことを予め分かることができるから、電力消耗を減らすために、前記特定サブフレームでDTX動作を行うと見なされることができる。
図18は、本明細書で提案するD2D制御情報及びD2Dデータ送受信方法のさらに他の一例を示した図である。
上述の図17の場合、C1とdata #1との間に存在する周期的に予約されたすべてのsubframeに対して端末がブラインドデコードをスキップすることを確認した。
これとは異なり、図18は、D2D制御情報と前記D2D制御情報が指示するD2Dデータサブフレームの間にD2D制御情報送信用として予約されたD2D制御情報サブフレームが存在する場合、前記予約されたD2D制御情報サブフレームのすべてに対して端末のブラインドデコードをスキップすることでなく、予め約束された条件に合う場合においてのみ、前記予約されたD2D制御情報サブフレームをmonitoring subframeから除く方法を示す。
図18に示すように、端末は、C11(1801)とC13(1803)でblind decodingを行い、C12(1802)では、ブラインドデコードをスキップすることを確認することができる。
すなわち、C11(1801)とdata #11(1804)との間にあるすべてのcandidate D2D control informationのmonitoring subframe(C11,C12,C13)をスキップすることではない。
例えば、C11(1801)とdata #11(1804)との間に存在するcandidate subframeのうち、最後のサブフレーム(subframe)(C13、1803)は、ブラインド復号(blind decoding)のためにモニタリング(monitoring)を行う。
または、D2D control information(またはscheduling information)subframeとD2D data送信subframeとの間にN個のD2D control information candidate subframeが存在する場合、最後の部分に位置するK個のcandidate subframeに対しては、ブラインドデコードのスキップを行わないと定義することができる。
ここで、前記k値は、システム運営などによって設定(configure)されることができる。
または、D2D control information subframeがD2D送信に使用されるサブフレーム(subframe)とD2D受信に使用されるサブフレーム(subframe)(half-duplex制約により同時に送受信が不可能であるから、互いに区分される二種類のsubframeが存在する場合)とに区別される場合、D2D送信に使用されるサブフレーム(subframe)においてのみブラインドデコードスキップ規則を適用することもできる。
仮に、D2D送信に使用されるあ部フレーム(subframe)とD2D受信に使用されるサブフレーム(subframe)に対する区別がない場合、二つのタイプ(D2D送信及びD2D受信)のサブフレーム(subframe)ともを考慮して、ブラインドデコードスキップ規則を適用することもできる。
または、D2D control informationの有効期間(valid period)が存在する場合、端末は、前記有効期間の間には、追加的なD2D control informationが到着しないと仮定することによって、D2D control information subframeとD2D data subframeとの間に到着するD2D control informationを無視、すなわち、ブラインドデコードのスキップを適用できる。
また、前記D2D control information subframeは、多数の端末が共に使用すると仮定する場合、各端末は、前記D2D control information subframeのうち、自身がモニタリング(monitoring)しなければならないサブフレーム(subframe)を自身のID、D2D subframe indexなどの他のパラメータを活用して計算できる。
ここで、各端末が自身のD2D control information subframeを計算する方法は、端末がUE ID及びその他のパラメータ(parameter)を活用して自身がモニタリング(monitoring)しなければならないpaging subframe、すなわち、sleep modeから目覚めて必ず受信しなければならないsubframe indexを計算する方法に類似するように計算できる。
図19は、本明細書で提案するD2D送信モードに応じるD2D制御情報設定方法の一例を示した図である。
図19は、二種類のD2D資源割り当て方式、すなわち、二種類の送信モード(transmission mode 1、transmission mode 2)が共に使用される場合に、各D2D資源割り当て方式により割り当てられた資源のうち、一部資源を共通資源として設定(configuration)することを示す。
図19aは、in-coverageシナリオ、すなわち、transmission mode 1でのD2D制御情報の資源割り当てを示し、図19bは、partialまたはout-coverage、すなわち、transmission mode 2でのD2D制御情報の資源割り当てを示す。
transmission mode 1での制御情報の資源は、C1またはC2と表示され、transmission mode 2での制御情報の資源は、Pまたはsと表示されたことを見ることができる。
図19に示すように、C1とP資源は、互いに同じ時間and/or周波数資源でalignmentされるように設定されたことを見ることができる。
すなわち、C1とP資源が共通資源として(例えば、cell specific、UE-group-specific)設定された場合を示す。
図19の資源構成は、端末が資源割り当て方式をswitchingする場合、端末が前記共通資源subframeをD2D control channelをmonitoringしなければならないfallback subframeとして使用することができる。
すなわち、互いに異なる資源割り当て方式で設定される共通資源は、端末が資源割り当て方式のmode switching時に義務的にモニタリング(monitoring)しなければならないD2D control informationを伝達するcandidate subframeを意味できる。
したがって、transmission mode 1で資源を割り当てられた端末またはtransmission mode 2で資源を割り当てられた端末とも、共通資源に該当するP資源またはC1資源に対してブラインド復号(blind decoding)を行わなければならない。
ここで、セル内の端末は、互いに異なる資源割り当て方式、すなわち、transmission modeを有することができ、一つの端末は、2種類のtransmission modeを有するよう資源が設定(configure)されることもできる。
前記transmission mode 1及びtransmission mode 2は、D2D communicationの資源割り当て方式だけを意味することではなく、D2D discoveryの資源割り当て方式を意味する概念でありうる。
すなわち、一つの端末観点において、D2D discovery資源がtransmission mode 1で設定され、D2D communication資源がtransmission mode 2で設定されることができ、これと反対に設定されることもできる。
もちろん、多数の端末の観点において、transmission mode 1、transmission mode 2及びD2D discovery、D2D communicationの組み合わせが多様に構成される場合も可能である。
この場合、transmission mode 1またはtransmission mode 2でdefault resource setまたはcommon resource set概念を定義することによって、予め指定された端末(端末グループ(group)、セル全体端末またはD2D enabled端末全体)は、前記common resource setを必ずモニタリング(monitoring)するよう定義することができる。
次に、本明細書で提案するD2D通信においてscheduling grant(DCI、SG)、scheduling assignment(SA)及びD2D data送信間のタイミング関係(timing relation)について具体的に述べる。
以下で使用されるscheduling grant(SG)は、基地局からD2D端末へ送信するDCI(Downlink Control Information)を示すもので、D2D通信と関連したパラメータ(parameter)を意味できる。
前記scheduling grantは、PDCCH/EPDCCHを介して送信されることができ、DCI format 5と表現されることもできる。
また、前記scheduling assignment(SA)は、D2D control informationを示すことができ、D2D data送受信のための資源割り当て情報を含んでD2D端末間に送受信する制御情報を意味できる。
前記scheduling assignment(SA)は、PSCCHを介して送信されることができ、SCI format 0と表現されることができる。
まず、D2D data送信のために使用される資源及びD2D data送信関連scheduling informationを送信するScheduling Assignment(SA)送信のために使用される資源を端末に知らせる方法と関連した事項について、以下の表5を参考にして述べる。
また、以下の表5で説明される方法は、一実施の形態であり、以下の表5の方法の他にも、他の方法によりD2D data送信及びSA送信を行うことも可能である。
表5において、D2D資源割り当て方式のMode 1及びMode 2は、下記のように区別できる。
送信中であるUEの観点からみると、UEは、割り当てのための二つのモードで動作できる。
モード1:eNodeBまたはrel-10リレイノードが、UEが直接的データ及び直接的制御情報を送信するために使用する正確な資源をスケジューリングする。
モード2:UEが直接的データ及び直接的制御情報を送信するために自ら資源プールから資源を選択する。
表5を参照すると、Mode 1及びMode 2でSA送信及びD2D data送信のために使用される資源割り当ては、in-coverageシナリオの場合、SIBを介して具現できる。すなわち、基地局は、SA送信及びD2D data送信のための資源割り当てをSIBを介して端末に知らせることができる。
または、eNBのdynamic control signal(PDCCH、EPDCCH、MAC CE)を使用して、scheduling assignment及びdata resourceを割り当てることも可能である。
または、予めSIBにresource poolを割り当て、前記割り当てられた資源範囲内で(時間-周波数資源)具体的な資源割り当て情報(SA資源及びD2D data資源)をdynamic control signalを介して端末に知らせることも可能である。
この場合、scheduling assignment for direct communicationは、direct data communicationに使用される具体的な資源割り当て情報(例えば、相対的な位置情報、offset情報などを活用して)を伝達できる。
すなわち、端末は、SA及びdata資源poolをSIBに受信し、具体的なSA及びdata送信資源をSAを介して割り当てられることができる。
端末が多数のresource poolを予め割り当てられた場合、前記割り当てられたresource poolのうち、一つまたはいくつかを指し示す用途としてSAが使用されることもできる。
前記表5において、Out-coverageシナリオの場合、端末は、pre-configuredまたはcoverage UEから伝達されたresource configuration情報に基づいて、SA resource pool及びdata resource poolが分かる。
ここで、仮に端末がSA及びD2D data送信のための具体的な資源を決定しなければならない場合、端末は、自らSA資源を選択できる。
以後、前記端末は、SA contentsにD2D data送信と関連して割り当てられた資源を含んでD2D受信端末に送信することによって、前記D2D受信端末がD2D dataを受信する資源領域が分かるようにすることができる。
ここで、SA contentsに含まれる情報を減らすために、SAが検出された資源領域情報(time、frequency index等)をD2D data資源割り当て情報の一部分として活用できるようにすることができる。
すなわち、SA資源関連情報とSA contents情報を共に使用して、最終資源領域を計算することである。
例えば、SA(送信)資源関連parameterは、D2D data資源領域の時間領域情報(たとえば、time domain parameter、subframe index)だけを得るのに使用され、SAから伝達される情報は、周波数領域情報(例えば、frequency domain parameter、RB index等)を知らせる用途として活用できる。
または、SA資源関連パラメータ(parameter)は、D2D data資源の絶対位置を指定するのに使用し(time、frequency index)、SA contentsに含まれる資源割り当て情報は、D2D data資源の相対的な位置を知らせるのに使用することができる。
または、前記SA(送信)資源関連パラメータ(parameter)は、random back-offまたは送信確率値などを知らせるのに使用することもできる。
また、基地局からD2D送信端末に送信されるSignaling contentsは、direct scheduling assignmentのためのResource configuration、MCSなどを含むことができる。
前記Signaling contentsは、DCI(Downlink Control information)またはscheduling grant(SG)と表現されることができる。
以下、eNB dynamic control signalとSA送信時間の間のタイミング関係について、さらに具体的に述べることにする。
SIB(System Information Block)を介してD2D resource poolが割り当てられ、端末が前記割り当てられたD2D resource poolに基づいてSA資源及びD2D data送信のための資源を自ら決定する場合、PDCCH/EPDCCHなどのようなeNB dynamic control signalは必要でないときもある。
しかしながら、in-coverageシナリオのように、eNBによってすべての資源が管理される状況では、D2D SA、direct data用資源割り当てにeNBがリアルタイムで制御(control)することが資源活用をより効率的にすることができる。この場合、eNB dynamic control signalは必要になる。
したがって、eNB dynamic control signal(たとえば、DCIを活用汗scheduling grant、MAC CE等)を使用する方法及びeNB dynamic control signal(eNB scheduling grant for SA and/or data for D2D)を受信したD2D送信端末がいつSAをD2D受信端末に送信しなければならないかに対する明確な定義が必要である。
上述のように、eNBは、SGを(1)SA送信に関するスケジューリング(scheduling)だけでなく(2)data送信に関するスケジューリング(scheduling)のためにD2D端末に送信できる。
ここで、スケジューリングとは、D2D送信と関連したスケジューリングを意味でき、スケジューリング情報は、資源割り当て情報、MCS、RV、NDIなどを含むことができる。
または、eNBは、一つのSGをSA送信に関するスケジューリングであるか、またはD2D data送信に関するスケジューリングであるかを指示するために、D2D端末に送信できる。
この場合、SAとdataとの間にimplicit associationが形成されて、D2D端末で各々の(SA、Data)scheduled informationを推定できるように具現されることができる。
例えば、D2D端末は、eNBからSA送信と関連したSGを受信し、SAとlinkageがあるD2D data送信資源の位置または概略的な位置を把握できる(またはscheduling informationも同様である)。
または、これと反対にD2D端末は、eNBからdata送信と関連したSGを受信し、dataとlinkageがあるSA送信と関連した資源位置と関連情報を把握することもできる。
以下の方法1ないし方法4は、基地局からD2D送信端末に送信するdynamic control signalとD2D送信端末からD2D受信端末に送信するSA間のタイミング関係を示す。
すなわち、方法1ないし方法4により基地局からScheduling Grantreception(DCI)とD2D送信端末からD2D受信端末へのScheduling assignment transmission及び/またはdata transmission間のタイミング関係に対して、具体的に述べる。
方法1
図20は、本明細書で提案するD2D端末でのSG受信とSA送信との間のタイミング関係の一例を示した図である。
図20は、D2D SA(scheduling assignment)SF(subframe)2001、2002が周期的に設定された場合、D2D送信端末がD2D SA SF周期(またはPSCCH period)の間に基地局からscheduling grant(SG)を受信すると(S2010)、前記D2D送信端末は、前記受信されたSG SF以後に最初に渡来するD2D SA SF(2002)でscheduling assignmentを送信(S2020)することを示す。
方法2
図21及び図22は、本明細書で提案するD2D端末でのSG受信とSA送信との間のタイミング関係の一例を示したフローチャートである。
図21は、D2D送信端末が基地局からSG受信以後、端末(またはシステム)のプロセシング時間を考慮して、D2D受信端末にSAを送信する方法を示す。
すなわち、D2D送信端末は、eNBからSGを受信し、前記受信されたSGに基づいてSAを構成してD2D受信端末に送信するのにかかる時間、すなわち、processing delayを考慮してSAを送信する方法である。
ここで、processing delayを考慮するとき、D2D送信端末のSA送信は、基地局から受信するSGサブフレーム(subframe #n)以後、4番目のサブフレーム(subframe #n+4)で送信することが好ましくありうる。
すなわち、D2D送信端末がSGをsubframe #nで受信(S2101)した場合、D2D送信端末は、SAをsubframe #n+4(2101)でD2D受信端末に送信(S2102)できる。
一方、図22のように、subframe #n+4(2201)がD2D SA subframeでない場合には、前記subframe #n+4以後に最初に渡来するD2D SA subframe(2202)で送信するように定義する。
反対に、D2D送信端末がsubframe #nでSGを基地局から受信し、以後に最初に渡来するD2D SA SFがsubframe #n+4以内に存在すると、前記D2D送信端末は、前記D2D SA SFがvalidまたはavailableしないと判断する。
したがって、前記D2D送信端末は、前記D2D SAをそれ以後(または次の周期の)available D2D SA SFで送信する。
前記n+4は、一実施の形態であって、n+kですなわち、SG受信以後、k番目のSA SFでD2D SAを送信するように一般化できる。
前記k値は、今後技術の発展及び端末の性能などを考慮して設定(configure)できる。
また、前記k値は、端末の能力(capability)に応じて端末別に異なるように設定されることもできる。
図21は、subframe #n+kでSAを送信する方法の一例を示し、図22は、subframe #n+k以後に最初に渡来するSA SFでSAを送信する方法の一例を示す。
前記k値設定と関連して、LTE/LTE-Aシステムと異なる点は、資源を明示的に割り当てることではなく、D2D resource poolを決め、ここから再度資源を選択して送信し、資源間衝突を許容する場合には、端末間に異なる値に設定して運営する点である。
図21及び図22の方法は、D2D data transmissionにも同様に適用されることができる。
すなわち、D2D端末がeNBからD2D data transmissionと関連した制御情報(または、スケジューリング情報)をsubframe nにおいて受信する場合、D2D端末のプロセシング時間を考慮してD2D端末は、D2Dデータをsubframe n+k'において送信できる。
前記D2D data transmissionと関連した制御情報は、D2D data transmissionの資源割り当てと関連したSGまたはSAでありうる。
k'値は、SA送信時点のk値と異なるように設定されることができる。
一般に、D2D data transmissionがさらに遅く発生する確率が高いことを考慮すると、k'>(or=)k関係が成立できる。
方法3
次に、SA SF groupで設定(configure)された場合、すなわち、多数のSFがSA用として割り当てられて運営される場合について説明する。
図23は、本明細書で提案するD2D端末でのSG受信とSA送信との間のタイミング関係のさらに他の一例を示した図である。
D2D送信端末がSF#nで基地局からSG(resource allocation DCI)を受信する場合、D2D送信端末がn+4以後の第1番目のSA SFでSAをD2D受信端末に送信する方法を示す。
ここで、n+4以後の第1番目のSA SFがM個の連続したSA SFグループである場合、SF #nでSGを受信(S2310)する場合、n+4以後に最初に会うSA SF groupからSAを送信する(S2330)。
前記SA SF group内のM個のSFのうち、どのSFでSAを送信するかに対しては、前記SGを介して最終的に分かるようになる(S2320)。
また、SAまたはData送信SF(subframe)が多数のサブフレーム(subframes)から構成された場合には、SAまたはData送信サブフレーム(subframe)の位置を決定するのにDCI formatの特定bit(または特定フィールド)を活用できる。
一例として、DCI format 0/1を区分するbit、hopping bitまたはRA bitの一部または全体をSAまたはData送信subframeの位置を決定するために使用することができる。
また、SGはSA用とdata用に区分でき、必要時に特殊用途用にさらに区分することもできる。
したがって、前記DCI format 0/1を区分するbit、hopping bit、RAビットの一部または全体を前記SGの用途を区分するために使用することもできる。
方法4
次に、RRC(Radio Resource Control)を介してSA SFの位置を知らせる方法について説明する。
図24は、本明細書で提案するD2D端末でのSG受信とSA送信との間のタイミング関係のさらに他の一例を示した図である。
図24は、RRCにSA SFの位置を予め知らせ(S2410)、単純にSG(例えば、PDCCH DCI)は、前記SA SFを使用することができるという活性化(activation)用途としてのみ使用(S2420)する方法である。
この場合、RRC signalingとactivation DCIとの間の連関性を把握できるように、特殊なindexを定義することができる。
すなわち、SA SFの活性化(activation)を表すDCIは、どんなindexのRRCを指し示すことなのかを知らせるように定義することができる。
DCI、すなわち、SGは、RRCに送信されるSA SFまたはSF setの活性化(activation)を正確に示して(indicationして)くれる。ここで、前記DCIとマッピングされる一連のidexから構成されるRRC setは、予め指定されることができる。
そして、D2D送信端末は、SGにより活性化(activation)が示された(indicationされた)SA SFを介してSAをD2D受信端末に送信する(S2430)。
図24のRRCシグナリングを介してSA資源及び/またはD2D data資源の時間位置を知らせる具体的な方法については後述する。
次に、本明細書で提案するD2D端末においてSA送信とD2D data送信との間のタイミング関係について、具体的に述べる。
図25は、本明細書で提案するD2D SA送信とD2D data送信との間のタイミング関係の一例を示した図である。
D2D SA SFとD2D data SFとの間のタイミングは、予め決まった規則に従ってD2D dataを明示的に(implicit)に送/受信することが好ましくありうる。
図25の場合、上述のSGとSAのタイミング関係のように、D2D送信端末は、D2D受信端末にSAをsubframe #nにおいて送信(S2510)し、n+k以後の初めて来るavailable D2D data SF(2501)において前記D2D受信端末にD2D dataを送信(S2520)する方法を示す。
同様に、前記k値は、設定可能と(configurable)し、端末ごとに異なる値を有するよう設定(configure)することもできる。
また、上述のSGとSAタイミング関係のように、available D2D data SF groupを知らせ、D2D data SF group内の特定SF(例えば、subframe #m)を別に示す(indicationする)ことも可能である。
この場合、前記特定SFを示す(indicationする)parameter(k)は、SA contentsに含まれることができる。
前記indication parameter k値の解析は、以下のような条件に従って互いに異なって解析されることができる。
すなわち、前記indication parameter k値は、UE別、資源領域位置、UEグループ、Scenario(in-coverage、out-coverage、edge-of-coverage)に応じて、異なって解析されることができる。
図26は、本明細書で提案するD2D SA送信とD2D data送信との間のタイミング関係のさらに他の一例を示した図である。
図26は、図25とは異なり、D2D SA SFが決定されると(subframe #n)(S2610)、D2D data SFがn+k以内(2601)に送信(S2620)できるようにする方法を示す。
ここで、D2D SA SFのすぐ次のSFにD2D dataが送信されても、これを端末で予め知っている場合には、大きな問題がなくなる。
この場合、D2D受信端末は、プロセシング時間(またはプロセシング遅延)を考慮して、SA SF bufferingと共に以後に受信されるdata SF bufferingも共に準備することによって、D2D dataのdecodingを可能にすることができる。
ここで、前記k値は、設定可能とし(configurableし)、端末ごとに異なる値を有するように設定(configure)することもできる。
図27は、本明細書で提案するD2D SA送信とD2D data送信との間のタイミング関係のさらに他の一例を示した図である。
すなわち、図27は、明示的にSAでD2D data SFを直接示す(indicationする)方法を示す。
D2D受信端末がSAをsubframe #nにおいて受信(S2710)するとき、D2D送信端末は、D2D dataを受信するsubframe #n+k(S2720)において前記k値をSA contentsの一部からまたはSA送信資源パラメータ(parameter)から計算して、D2D受信端末に明示的に知らせることができる。
次に、SA contentsの有効期間(valid period)と関連したD2D data送信方法について述べることにする。
SA contentsは、SA送信のための資源領域にMCS値、Frequency Hopping有無、Frequency Hoppingと関連した資源割り当てなどが適用または設定されたSA情報を表すことができる。
図28は、本明細書で提案するD2D data送受信方法の一例を示したフローチャートである。
図28の場合、D2D SA SFが周期的に設定される場合、SA SF送信周期間のD2D dataは、同じSA値を利用して送信すると仮定する。
この場合、D2D dataを受信するD2D受信端末は、D2D送信端末から一度受信されたSA値を介して多数のD2D dataを受信するようになる。
すなわち、D2D受信端末は、multi data subframeに対して同じ一つのSA値が適用されると判断できる。
図28を参照すると、D2D受信端末は、周期的に設定されたSA subframeを介してSAをD2D送信端末から受信する(S2810)。
以後、前記D2D受信端末は、一定時間区間の間に前記D2D送信端末から送信される少なくとも一つのD2D dataを前記受信されたSAを利用して受信する(S2820)。
前記一定時間区間は、前記SAを受信したSA period、SA contents有効時間区間などでありうる。
前記SA contents有効時間区間は、予め決めることができ、単純にSFindexと定義されることができるか、またはSA SF周期の倍数と定義されることができる。
また、前記SA contents有効時間区間は、SA SFとnormal SFとの結合と定義されることができるか、またはD2D data SF周期またはこれの倍数と定義されることもできる。
ここで、SFは、normal SF indexを意味することもでき、またはD2D SF indexを意味することもできる。
ここで、前記SAは、前記一定時間区間の間に多数のD2D dataがある場合、前記多数のD2D dataと関連した資源割り当て情報を含む。
すなわち、前記D2D受信端末は、前記一定時間区間の間には、追加的にSAを受信しなくてもステップS2810にて受信されたSAに基づいて、多数のD2D dataを受信することができる。
さらに他の実施の形態として、D2D control informationは、SAを介して送信されるcontrol informationとD2D dataにembeddedされる(または含まれる)control informationとに分離されて送信されることもできる。
すなわち、control informationの属性を活用して、(1)direct SAを介してはRA、MCSなどのようなcontrol informationを、(2)direct dataを介しては、NDIなどのような control informationをそれぞれ分離して送信できる。
図29ないし図32は、本明細書で提案するSA資源及び/またはD2D data資源の位置を知らせるための方法の一例を示した図である。
図29及び図30は、SA資源及び/またはD2D data資源が送受信されることができるsubframe patternを利用して、SA及び/またはD2D Dataを送受信するための方法を示す。
前記SA資源及び/またはD2D data資源が送受信されることのできるsubframe patternは、RPT(Resource Pattern for Transmission)と表現されることができる。
前記RPTは、D2D data TBs(Transport Blocks)に対する多数の送信機会を保障するための時間及び/または周波数資源を意味する。
したがって、前記RPTは、T-RPT(Time-RPT)またはF-RPT(Frequency RPT)に区分されることができる。
具体的には、図29は、SA資源及び/またはD2D data資源と関連したsubframe patternをD2D端末に明示的に(explicitly)知らせる方法を示し、図30は、SA資源及び/またはD2D data資源と関連したsubframe patternをD2D端末に暗示的に(implicitly)送信する方法を示す。
UEは、全体UL subframeの一部をD2D subframeとして使用する。
すなわち、UEは、全体UL subframeのうち、D2D subframeを除いた残りのUL subframeでeNBと通信を行う。
したがって、eNB-to-UEの送信とD2D Tx UE-D2D Rx UEの送信は同時に発生しない。
一方、UEは、D2D subframeでD2D信号を他のUEに送信する場合、同一D2D subframeの同一帯域(band)で前記他のUEからD2D信号を受信することができない。それは、自身が送信したD2D信号が他のUEからD2D信号を受信する時に、強い干渉として作用するからである。
したがって、これを解決するために、D2D信号を送信するD2D送信サブフレーム(subframe)とD2D信号を受信するD2D受信subframe間subframe pattern(または構成)を異なるように設定できる。
また、一つのUEでD2D信号送/受信による干渉問題を解決しながら、同時に相互隣接した二つのUEが重複する時間資源を使用する確率を減らして、UE相互間の干渉を減らすために、互いに異なるUEがD2D信号を送信するサブフレーム(subframe)のパターン(pattern)を異なるように設定できる。
具体的には、eNBは、各UEがD2D送信に使用するsubframe patternをUE間の距離などを考慮して(相互干渉影響程度を把握して)設定することによって、UE相互間に発生できる干渉問題を解決できる。
この場合、eNBは、D2D端末にD2D送信subframe pattern2910をRRCシグナリングなどのような上位層シグナリング(high layer signaling)を介して明示的に知らせるようになる。
ここで、eNBは、D2D送信subframe patternをD2D端末にEPDCCHまたはPDCCHを介して動的に設定することもできる。すなわち、EPDCCHまたはPDCCHを介してD2D送信subframe patternをD2D端末に送信する場合、UEの位置変化に速かに適応して、D2D送信suframe patternを設定できるという長所がある。
さらに他の方法で、eNBのSignaling burdenを減らすために、D2D(送信)subframe patternをeNBが決めて知らせる代わりに、端末が自ら選択するようにすることができる。
すなわち、D2D端末がD2D subframe patternを暗示的に獲得するようにする方法である。
この場合、D2D端末は、自身の端末ID(またはこれと類似の特徴を有した端末固有のパラメータ(parameter))に基づいて、擬似ランダム方式でD2D subframe patternを選択できる。
または、D2D端末は、基地局から最小限のsignaling informationを受信し、これを擬似ランダム値を決定する因子として使用することによって、擬似ランダムにsubframe patternを選択するようにすることができる。
このような暗示的なsubframe pattern選択方法を利用する場合、適正なsubframe pattern(またはsubframe set)が与えられ、この中でrandomにsubframe patternを選択することだけで上述のUE間の相互干渉を減らすようになる。
図29に示すように、eNBは、特定UEに潜在的に使用することができるD2D送信関連subframe patternの候補群2910をRRCシグナリングのような上位層シグナリングに伝達し、以後の特定時点で実際D2D送信に使用する一つまたは一つ以上のsubframe pattern2920をEPDCCHまたはPDCCHに送信(または指定)できる。
具体的には、eNBは、予め定義されたN個のsubframe pattern、すなわち、N個のsubframe pattern候補群(subframe pattern #0、subframe pattern #1、subframe pattern #2、…)をRRCシグナリングのような上位層シグナリングを介してD2D端末に送信する。
以後、eNBは、前記N個のsubframe pattern2910のうち、一つまたは一つ以上のsubframe pattern2920をD2D送信subframe patternと明示してPDCCHまたはEPDCCH(Ehanced PDCCH)を介してD2D端末に送信する。
ここで、eNBは、予め定義されるN個のsubframe patternをD2D端末に送信する過程において、subframe pattern #k(k=0,1,2,…)が(各subframe patternが)実際に有するパターン(pattern)がいかなる形態であるかを(SF pattern #0(10001010)、SF pattern #1(00111001),…)一定の周期で繰り返されるサブフレーム(subframe)のbitmap形態で付与できる。
また、図30に示すように、eNBは、特定UEに潜在的に使用することができるD2D送信関連subframe patternの候補群3010をRRCシグナリングのような上位層シグナリングに伝達し、これを受信したD2D端末は、特定時点で実際の送信に使用するsubframe pattern3020をUE identification parameter(例:UE ID)3030を利用して選択できる。
ここで、前記UE identification parameter(seed)3010は、予め基地局から割り当てられることができる。
以後、D2D端末は、前記選択されたsubframe patternを介してD2D送受信を行うことができる。
図31及び図32は、本明細書で提案するSA資源及び/またはD2D data資源関連subframe patternを変更する方法の一例を示した図である。
図31は、明示的に変更されたsubframe patternを知らせる方法であり、図32は、暗示的に変更されたsubframe patternを知らせる方法を示す。
図31及び図32に示すように、図29及び図30を介してD2D端末に割り当てられたsubframe patternをUEが変更する動作を示す。
図31及び図32の場合、8ms周期(8個のsubframe)に繰り返されるsubframe patternを示し、eNBは、予め上位層シグナリングを介してsubframe pattern #0{10001010}とsubframe pattern #1{00111001}3110をD2D端末に送信できる。
ここで、「1」の値は、D2D送信と関連したサブフレーム(subframe)に該当サブフレーム(subframe)でD2D送信関連信号を送受信できることを意味できる。
また、「0」の値は、D2D送信と関連しないサブフレーム(subframe)に該当サブフレーム(subframe)でD2D送信関連信号を送受信できないことを意味できる。
前記「0」の値と前記「1」の値の意味は変わることができる。
以後、eNBは、PDCCH等を介して実際にUEが使用するD2D subframe pattern(SF pattern #0、S3120)が何であるかを指定し、UEは、それに応じて動作するようになる。
以後、eNBは、PDCCHを介して(または他の制御情報または他のメッセージまたはRRCシグナリング)D2D subframe patternが変更された場合、前記変更されたD2D subframe patternを知らせるD2D subframe pattern変更情報3130をD2D端末に送信する。
前記D2D subframe pattern変更情報は、PDCCHまたはEPDCCH内の一部フィールド(field)を利用して、変更されたsubframe patternを指定できる。
D2DのためのDCIとして従来のUL grant用DCIを再使用する場合、DCI fieldのうち、使用されないフィールドを利用して変更されたsubframe patternを指定するsubframe pattern変更情報として使用することができる。
前記DCI fieldのうち、使用されないフィールドには、DCI format 0/1Aを区別するindicator、CQI request field、NDI fieldなどが存在する。
複数のbitを使用するDM RS cyclic shift fieldまたはMCS/RV fieldのうち、一部を使用することもできる。
万一、単一のPDCCHまたはEPDCCHでUEにscheduling assignment送信のための資源とD2D data送信のための資源を同時に指定する場合には、前記説明したDCI内のフィールド(field)として指定される各stateにscheduling assignmentのためのsubframe patternとD2D dataのためのsubframe patternが各々付与できる。
図32の場合、UEは、D2D subframe pattern候補群のうち、実際に使用するD2D subframe pattern(SF pattern #0)3220をUE IDなどを利用してランダムに選択し、UEは、それに応じて動作できる。
ここで、eNBは、PDCCH等を介して(または他の制御情報または他のメッセージまたはRRCシグナリング)D2D subframe patternが変更されたことを指示するD2D subframe pattern(change) indicatorをD2D端末に送信できる。
この場合、D2D端末は、UE IDなどPseudo-random selection parameter(seed、D2D UE identification parameter)を利用して、ランダムにD2D subframe pattern(SF pattern #1)3230を再度選択できる。
ここで、UE IDなどは、eNBがD2D端末にRRCシグナリングなどを介して予め知らせることができる。
すなわち、UEが擬似ランダムにsubframe patternを選択または再選択する場合、eNBは、擬似ランダム値を決定するパラメータ(parameter)またはseed値をD2D端末に予め伝達できる。
また、パターン無しでUEが擬似ランダム値を利用して、D2D送信サブフレーム(subframe)のindexを決定することもできる。
この場合も、擬似ランダム値を決定するパラメータ(parameter)またはseed値は、基地局から伝達されることができる。
また、このような擬似ランダム値を決定するsignaling情報だけに基づいて、subframe patternまたはsubframe indexをUEが決定することもできるが、ここに端末が有する固有の値も含めてsubframe patternまたはsubframe indexを決定することもできる。
さらに他の一例として、D2D受信UEがD2D送信UEから送信されるSAを検出するために、SAの送信帯域幅を獲得する方法について説明する。
この場合、D2D受信UEがSAの送信帯域幅を知るために、前記SAの送信帯域幅が予め固定されることができる。
この場合、SGに含まれる資源割り当てフィールド(resource allocation field)のうち、割り当てられたRBsの数(number of allocated RBs)に該当する部分は、「0」のように予め決まった値に固定されるか、または予め固定されたSAの送信帯域幅と定義されることができる。
前記SAの送信帯域幅と関連したSGに含まれるフィールド(bit)は、SA送信帯域幅の用途以外の他の用途(例えば、SA SF group内の実際のSA SFの位置を指定する用途)のために使用されることもできる。
以下、D2D送信のためのeNB-to-D2D Tx(and/or D2D Rx)のUE schedulingについて、述べることにする。
図33は、本明細書で提案するD2D送信のためのUE scheduling方法の一例を示したフローチャートである。
まず、eNBは、D2D送信(Tx)UEまたはD2D受信(Rx)UEとscheduling grant(SG)手順を行う(Step#1、S3310)。
すなわち、eNBは、D2D Tx UEまたはD2D Rx UEにD2D送信と関連したSGを送信する。
前記SG手順(Step#1)は、下記のように2とおりの方法に区分されることができる。
(1)第1の方法(Method#1)は、RRC signalingを介してD2D送信関連資源を割り当て、以後に追加的に、physical/MAC control channel(例えば、PDCCH)を介して前記割り当てられた資源のactivation/releaseのような細部動作を動的に(dynamic)制御する方法である。
(2)第2番目の方法(Method#2)は、D2D送信関連資源割り当て及び/またはD2D送信と関連したscheduling informationをphysical/MAC control channelを介して送信することによって、D2D動作を制御する方法である。
前記(1)及び(2)の方法において、D2D端末は、D2D通信と関連したscheduling information(MCS、RV、DM RS parameters、…)をeNBから受信して決定するか、またはD2D UEが自ら決定できる。
前記scheduling informationに資源割り当て情報が含まれることもでき、scheduling informationと資源割り当て情報が別に区分されて解析されることもできる。
D2D UEがeNBからD2D送信と関連したscheduling informationを前記(1)の方法により受信する場合、前記scheduling informationをRRC signal及び/またはPDCCHなどのようなcontrol channelを介して受信することができる。
ここで、D2D UEがeNBからRRC signalingで前記scheduling informationを受信する場合、PDCCHのDCI formatにD2D送信と関連したMCS、RV、DM RS parameterなどのようなフィールドは要らなくなる。
したがって、PDCCHのDCI formatにD2D送信と関連したフィールドを含むことができるように定義された場合、前記不必要なフィールドをなくしてDCI formatの総長を減らすか、またはzero padding等の技術を適用して同じ長さのDCI formatに作って送信できる。
同様に、UEがMCS、RV等スケジューリング情報を直接決定する場合、(1)または(2)の方法で送信されるPDCCH内のMCS、RV等スケジューリング情報と関連したcontentsフィールドは要らなくなる。
したがって、前記不必要なフィールドをなくすか、またはzero paddingする方法を適用できる。
(1)の方法は、後述する図34において、(2)の方法は、後述する図32においてさらに具体的に述べることにする。
以後、D2D送信端末は、D2D受信端末とD2D data送受信のためにD2D data送信関連スケジューリング手順を行う(Step#2、S3320)。すなわち、SA送信手順を行う。
Step#2は、前記Step#1に使用された方法と共に使用されることができる。
ここで、SAに含まれることができる情報は、以下のとおりでありえ、特にD2D data受信のための資源と関連した情報が前記SAに含まれることができる。
SA送信と関連したスケジューリング情報(資源割り当て情報を含む)は、基地局からD2D送信端末に(SGを介して)送信され、SA送信は、D2D送信端末からD2D受信端末に送信されると解析されることができる。
-Information related to resources for data reception:D2D data受信のための資源と関連した情報
-RB assignment:RB割り当て情報
-Number and pattern of retransmissions:再送信回数及びパターン情報
-Frequency hopping pattern:周波数跳躍パターン情報
-SPS(incl.periodicity)of data:dataの周期性情報
-Target ID:D2D受信端末のID情報
-MCS/RV of data
-Timing advance of data
次に、D2D送信端末がeNBからSGを受信し、D2D受信端末にSAを送信する時点を決定するための方法について説明する。
前記受信されたSGには、SAと関連したスケジューリング情報(資源割り当て情報を含む)が含まれることができる。
まず、基地局は、D2D Tx端末がSAを送信できるD2D送信サブフレーム(subframe)を知っていると仮定する。
基地局は、SA送信subframe(n)のn-k1(k1は、整数)subframeにD2D送信端末にSGを送信することによって、D2D送信端末がD2D受信端末にSAを送信できる。
LTE(-A)システムにおいて端末の受信機(receiver)処理能力を考慮すると、k1値は、4内外になることができる。
技術の進化により、前記k1値は、2または3も可能でありうる。
前記SGを受信したD2D送信端末は、前記受信されたSGを介して同時にD2D data送信subframeの位置も共に把握できる。
すなわち、SGの用途は、SA schedulingだけでなく、D2D data送信に関与してD2D data送信時点(subframe)、周波数資源割り当てなどまでも使用されることができる。
次に、D2D送信端末が基地局からSGを受信し、一定時間後にSA送信有効資源においてD2D受信端末にSAを送信する方法について述べることにする。
前記受信されたSGは、SA送信関連スケジューリング情報を含むことができる。
eNBは、SA送信有効subframeを具体的に把握せずに、D2D送信端末からD2D送信資源に対する要求時点に基づいて、前記D2D送信端末にSGを送信する。
すなわち、D2D送信端末は、基地局からSGを受信すると、前記受信されたSGに基づいてSAを生成する。
以後、D2D送信端末は、生成されたSAをSAが送信されることができるSA available subframeを把握して、availableまたはvalid D2D subframe(SA送信側面においてvalidなsubframe)においてD2D受信端末に前記生成されたSAを送信する。
ここで、D2D送信端末は、基地局からSGを受信し、次のサブフレーム(subframe)が利用可能(available)であるとしてSAをD2D受信端末に直に送信することができないときがある。
それは、D2D送信端末がSを受けて受信処理し、受信されたSAと関連した情報であるSGを利用してSAを生成し、D2D dataに対する送信準備のためにn+k2だけの時間が必要であるからである。
ここで、k2は、整数値を有する。技術の発展によって前記k2値は、2または3までも可能でありうる。すなわち、端末の受信能力によってk2は、1、2、3、4等、多様な値を有することができる。
仮に、k2=4の場合、D2D送信端末は、基地局からSGを受信し、4 subframe以後にD2D受信端末にSAを送信する。
ただし、D2D送信端末は、4 subframe直後にSA送信のためのavailable subframeが存在しないと、その次のサブフレーム(subframe)においてSAをD2D受信端末に送信する。
仮に、その次のavailable subframeが存在しない場合、またその次のサブフレーム(subframe)においてSAが送信されることができる。
すなわち、n+4以後のサブフレーム(subframe)のうち、最も先のSA available subframeにおいてSAが送信されると解析されることができる。
ここで、SA送信が不可能なサブフレーム(subframe)は、D2D送信で指定されないすべてのサブフレーム(subframe)が該当することができる。
または、subframe 0及び5のようにsynchronization signalが送信されるサブフレーム(subframe)は、前記SA available subframeから除かれることができる。
または、subframe 0、4、5、9のようにpaging subframeが送信されるサブフレーム(subframe)も、前記SA available subframeから除かれることができる。
ここで、D2D subframeと指定されたとしても、D2D必須情報を伝達するためのチャネルが(前記WAN synchronization signal、BCH channelと類似のチャネル)特定D2D subframeに決められると、前記特定D2D subframeは、前記SA available subframeから除かれることができる。
または、SA送信のための専用サブフレーム(subframe)を設定(configure)しておき、このようなSA専用サブフレーム(subframe)においてのみSAを送信するようにすることができる。
すなわち、D2D送信端末は、基地局からSGを受信し(subframe n)、n+k3 subframe以後にSA(送信)available subframeにおいてSAをD2D受信端末に送信できる。
ここで、SGを受信したD2D端末は、同時にdata送信subframe位置も共に把握できる。すなわち、SGは、SA schedulingを超えてdata送信に関与してdata送信時点(subframe)、周波数資源割り当てなどにも使用されることができる。
以後、D2D送信端末は、SAに基づいてD2D受信端末にD2D dataを送信する(Step#3、S3330)。
このとき、D2D送信端末は、D2D dataと共に必要な制御情報を送信できる。
前記制御情報は、D2D dataにpiggyback形態で送信されることができる。
次に、SGの有効性について説明する。
D2D端末がSG1を基地局から受信し、その以後にSG2を基地局から受信する場合、D2D端末は、前記受信されたSG1は、もうこれ以上有効でないと判断できる。
SGに対した有効性判断時点は、以後に送信されるSG、すなわち、SG2を受信してから(subframen)n+k4 subframe以後に適用されることができる。
ここで、k4値は整数であり、実質的にSG2が適用されることができる時点を考慮すると、2、3、4などの値を有する。
また、基地局は、SG1とSG2を同一時間に共にD2D端末に送信することもできる。
この場合、前記SG1と前記SG2は、一つのDCI formatで併合されて送信されることができる。
各SGに対して別のchannel codingを行う場合、D2D端末は、各SGに対した受信成功確率が高まることができる。
上述のように、D2D端末は、各SGに対した受信有無の結果をeNBにfeedbackでき、SG受信有無の結果をフィードバック(feedback)するチャネルとしてPUCCHを利用できる。
また、D2D端末の送信電力制御は、SGを介して具現可能でありうる。
この場合、基地局は、TPC fieldを活用するか、DCI format 3/3Aを活用してTPC commandをD2D端末に送信して、D2D端末の送信電力を制御できる。
DCI format 3/3Aを使用する場合には、該当フォーマットの特定fieldをD2D power controlとして予約(reserved)して使用することもできる。
これは、予めRRC signalingを介してD2D電力制御用途であるか、またはLTE(-A)電力制御用途であるかを分割(partitioning)できる。
また、前記SGは、使用可能な有効時間が決まることができる。
すなわち、D2D端末が基地局からSGを受信し、一定時間(または、一定数のsubframe)が過ぎるか、または一定数のD2D subframeが過ぎると、自動的に前記受信されたSGを廃棄(discard)できる。
または、SG timerを新しく定義することによって、SG timerがexpiredされる場合、SGは、無効化(invalid)されたと見なされるように具現することもできる。
または、D2D端末が次のSGを受信するまで以前SGが有効であると定義することもできる。
または、D2D端末は、SG受信後、一定時間、または、一定数のサブフレーム(subframe)が過ぎると、該当SGを廃棄するが、その前にさらに他のSGを基地局から受信する場合、一定時間が過ぎなくても以前に送信されたSGを廃棄することもできる。
図34は、本明細書で提案するRRC signalingを利用して、D2D送信のためのUE scheduling方法の一例を示した図である。
すなわち、図34は、図33においてステップS3310を具体化した方法を示す。
ステップS3420及びS3430は、図33のステップS3320及びS3330と同一なので、差のある部分についてのみ述べることにする。
まず、eNBは、D2D Tx UEまたはD2D Rx UEとscheduling grant procedureを行う(Step#1、S3410)。
図33において述べたように、ステップS3410は、2とおりの方法により具現化されることができる。
(1)第1の方法(Method#1)は、RRC signalingを介してD2D送信関連資源を割り当て、追加的にphysical/MAC control channel(例えば、PDCCH)を介して前記割り当てられた資源に対するactivation/releaseのような細部動的(dynamic)な動作を制御する方法である。
(2)第2の方法(Method#2)は、D2D送信関連資源割り当て及び/またはscheduling informationをphysical/MAC control channelを介して送信してD2D動作を制御する方法である。
(1)の方法(Method#1)、すなわち、RRC signal and dynamic control signal(例えば、(E)PDCCH、PHICH)based scheduling(例えば、semi-static scheduling)for SA(and data)について、さらに具体的に述べることにする。
(1)の方法は、1)SA(and/or data)送信のための全体資源構成/割り当てのためのRRC signaling送信(S3411)と2)1)を介して割り当てられたSA(and data)資源の活性化/解除(activation/release)のための動的制御情報送信(S3412)方法に区分できる。
まず、RRC signaling送信について説明する。
RRC signaling:overall resource configuration/allocation for SA(and data)。
eNBは、LTE SPS(Semi-Persistent Scheduling)scheduling方法と類似するように、RRC signalingを介してD2D送信関連特定資源(または特定資源set/group)をD2D端末に割り当てる。
また、類似の方法により、eNBは、D2D受信のためのモニタリング(monitoring)資源もD2D端末に割り当てることができる。
前記特定資源領域は、subframe(s)、a set of resource blocksなどでありうる。
したがって、D2D端末は、前記特定資源領域をモニタリング(monitoring)して、D2D dataまたはSAをblind demodulation(またはブラインド復号(blind decoding))できる。
モニタリング(Monitoring)資源とは、SA及び/またはD2D Data(Tx-to-Rx for D2D)をD2D端末でブラインド復号(blind decoding)するようにするためにモニタリング(monitoring)しろと知らせた資源を意味できる。
本明細書で使用する「A及び/またはB」の意味は、AまたはBのうち、少なくとも一つ(A、B、A&B)を含む概念と同じ意味として解析できる。
前記(1)の方法は、SA schedulingだけでなくdata資源領域を知らせる、すなわちD2D data scheduling用としても使用されることができる。
すなわち、(1)の方法は、semi-persistent scheduling(SPS)と類似するように、D2D送信関連資源をRRCに割り当て、物理層及びMAC層制御チャネルを活用して動的(dynamic)に資源を活性化するか、または解除する動作を示す。
これと関連したさらに具体的な内容は、上述の図28ないし図32を参照してほしい。
以後、ステップS3420及びS3430を行う。
図35は、本明細書で提案する物理層チャネルを利用して、D2D送信のためのUE scheduling方法の一例を示した図である。
すなわち、図35は、図33においてステップS3310を具体化した方法を示す。
ステップS3520及びS3530は、図33のステップS3320及びS3330と同一なので、差のある部分についてのみ述べることにする。
まず、eNBは、D2D Tx UEまたはD2D Rx UEとscheduling grant procedureを行う(Step#1、S3510)。
同様に、前記Step#1は、2とおりの方法により具現化されることができる。
(1)第1の方法(Method#1)は、RRC signalingを介してD2D送信関連資源を割り当て、追加的にphysical/MAC control channel(例えば、PDCCH)を介して前記割り当てられた資源に対するactivation/releaseのような細部動的(dynamic)な動作を制御する方法である。
(2)第2の方法(Method#2)は、D2D送信関連資源割り当て及び/またはscheduling informationをphysical/MAC control channelを介して送信して、D2D動作を制御する方法である。
本明細書で使用する「A及び/またはB」の意味は、AまたはBのうち、少なくとも一つを含む概念と同じ意味として解析できる。
図35を参照して、(2)の方法、すなわち、動的スケジューリング(dynamic scheduling)に基づいた(Enhanced)PDCCH送信方法について述べることにする。
(2)の方法は、RRCによったD2D送信関連スケジューリング情報(資源割り当てを含む)送信の代わりに、物理層(または、MAC層を含む)で制御情報伝達チャネル(例えば、EPDCCH、PDCCH、PHICH、new channel)を利用して、D2D Tx UE(and/or D2D Rx UE)にresource allocationだけでなくD2D data demodulationのためMCS、RV、NDI、power control、PMI等も共に知らせる方法のことをいう(S3511)。
前記resource allocation、MCS、RV、NDI、power control、PMIなどをD2D送信と関連したスケジューリング情報ということができる。
また、SGの用途は、前記言及された用途の他にも多様に定義できる。
一例として、SGは、D2D送信関連scheduling informationのコンテンツ(contents)が変化したという事実を知らせるための用途として使用されることができる。
前記変化の意味は、変更、削除、追加などの意味を含む。
この場合、前記SGと同じsignaling formatを使用する場合と他のsignaling formatを使用する場合とに区分できる。
前記SGに含まれるScheduling informationは、RRC signalingを指定したD2D送信関連資源領域の変化または該当資源領域でD2D Tx(and/or Rx)UEが使用しなければならない資源の変化を意味するか、SGによって実質的に割り当てられた資源領域の変化または資源領域グループの変化を意味するか、またはSA contentsの一部または全体の変化を意味できる。
前記SA contentsには、RAをはじめとして様々なscheduling informationが含まれており、この中で一つまたはそれ以上の内容が変化したことをSGを介して知らせるようになる。
eNBは、SGのbit fieldを減らしてコンパクト(compact)な形態の新しいSGを作って使用することもできる。
また、D2D送信関連resource re-allocationのように、SG/SA updateを具現する方法には、PDCCH、EPDCCHだけでなくPHICHを使用することも可能である。
すなわち、eNBは、PHICH資源を利用してD2D端末にSG/SAに変化があるかどうかを知らせる用途として使用することができる。
D2D端末は、SG/SAに変化があることを表す情報を含むPHICHをモニタリング(monitoring)して、前記変化されたSG/SAを受信することができる。
D2D端末は、予めSG/SA modification notificationをeNBから指定時間後、または指定時間区間にmodified SG/SAを受信するようになる。
ここで、前記Modification notificationは、2とおりの意味を有することができる。
第1の意味は、D2D端末にSAが変更されなければならないことをを知らせ、前記変更されたSAを知るために、 SGのモニタリング(monitoring)を介して前記変更されたSAを受信することを意味する。
第2の意味は、D2D端末に特定の決まった時点にSGが変更されたか、または変更される予定であるから、前記変更されたか、または変更される予定のSGを受信することを知らせる意味である。
上述のように、SGは、SA schedulingだけでなくdata scheduling用途として使用されることができる。
以後、ステップS3520及びS3530を行う。
図36は、本明細書で提案するSGに対したHARQ手順を行う方法の一例を示したフローチャートである。
ステップS3610、S3630及びS3640は、図33のステップS3310ないしS3330と同一なので、差のある部分についてのみ述べることにする。
ステップS3610以後、D2D端末と基地局は、SG HARQ(Hybrid Automatic Retransmission reQuest)手順を行う(S3620)。
すなわち、D2D端末が基地局からSGを受信し、他のD2D端末にSAを送信する時点の間に、D2D端末は、基地局に前記受信されたSGに対した応答を回答(または送信)できる。前記応答は、AckまたはNackでありうる。
前記SGは、上述のように、SPSでの割り当てられた資源のactivation/de-activationのように、SA及び/またはD2D Data送信と関連した制御情報であるか、またはresource allocation情報でありうる。
前記SA及び/またはD2D Data送信と関連した制御情報であるか、またはresource allocation情報は、D2D送信と関連したscheduling informationとして表すことができる。
ステップS3620のSG HARQ手順は、D2D端末が基地局からSGを受信できなくなる場合、他のD2D端末にSA送信をすることができないか、または既に送信されたSA内容に対する変更事項を適用できなくなって、変更以前のSAを持続的に送信することにより発生できる性能劣化または通信が不可能な状況がもたらされるのを防止するようにすることができる。
したがって、前記SG受信有無に対する確認(confirmation)が必要であり、これは、UL ACK/NACK mechanismを活用できる。
すなわち、既存のPUCCH structureまたはembedded PUCCH to PUSCH形態(UCI Piggyback)でSGに対した応答(ACK/NACK)をD2D端末が基地局に送信できる。
ここで、SGがPDCCHまたはEPDCCH formatなどのメカニズム(mechanism)に従うようになると、前記SGに対した応答は、前記PDCCHまたはEPDCCHの各DCI indexに接続したPUCCH資源を利用して容易に活用できる。
ここで、SGに含まれた情報がSA scheduling用とD2D datascheduling用とに分離されて、D2D端末にそれぞれ受信される場合、D2D端末は、各SGの受信有無に対する応答をそれぞれフィードバック(feedback)することができる。
また、前記SGに対した応答は、最大4とおりのケースが発生できるので、その大きさは、1bitないし2bitと表現されることができる。
ここで、前記SGに対した応答は、PUCCHを介してフィードバック(feedback)されることができる。
以下、本明細書で提案するSA及び/またはD2D dataを送受信するための方法について、図37ないし図41を参照して具体的に述べることにする。
図37は、本明細書で提案するD2D動作手順及びこれと関連したシグナリング(signaling)送受信方法の一例を示した図である。
図37の場合、基地局の制御によるD2D動作手順(D2D communication Mode 1)でのD2D動作手順とこれと関連した情報を送受信することによって、D2D通信を行う方法を示す。
図37に示すように、D2D通信と関連したSA(Scheduling Assginment)資源プール(resource pool)3710及び/またはdata資源プール(resource pool)3720が予め構成されることができ、前記予め構成された資源プールは、上位層シグナリング(high layer signaling)を介して基地局からD2D端末に送信されることができる。
前記上位層シグナリングは、RRC signalingでありうる。
本明細書で使用する「A及び/またはB」の表現は、AまたはBのうち、少なくとも一つ(A、BまたはA&Bを表す)を意味する概念として解釈できる。
前記SA資源プール及び/またはdata資源プールは、端末間リンク(D2D:UE-to-UE)またはD2D通信のために予約された資源を意味する。
前記UE-to-UEリンクは、サイドリンク(sidelink)で表現されることもできる。
具体的には、SA資源プールは、SAを送信できる資源領域を意味し、data資源プールは、D2D dataを送信できる資源領域を意味する。
前記SAは、SA周期3730に応じて送信されることができ、D2D dataは、data送信周期3740に応じて送信されることができる。
前記SA周期及び/または前記data送信周期は、D2D grantを介して基地局からD2D端末に送信されることができる。
または、前記SA周期は、D2D grantを介して、前記data送信周期は、SAを介して送信されることができる。
また、D2D grantは、D2D通信に必要なSA(Scheduling Assignment)を基地局からD2D端末に送信する制御情報を示す。
前記D2D grantは、DCI format 5で表現されることができ、PDCCH、EPDCCHなどのような物理層チャネルまたはMAC layer channelを介して送信されることができる。
また、前記D2D grantは、SA送信と関連した情報だけでなく、data送信と関連した情報を含むこともできる。
前記SAは、一例として、RA(Resource Allocation)、MCS、NDI(New Data Indicator)、RV(Redundancy Version)などを含むことができる。
上述のように、前記SA送信のためのSA資源プールは、RRC signalingを介して送信されることができる。
また、前記SAは、PSCCH(Physical Sidelink Control Channel)を介して送信されることができ、前記D2D dataは、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介して送信されることができる。
D2D送信端末は、基地局からD2D grantを介してSA情報、特にSAが送信されることができる資源割り当て(resource allocation:RA)情報(以下、「SA RA」情報という。)を受信することができる。
このとき、前記D2D送信端末は、基地局から受信されたSA RA情報をそのままD2D受信端末に送信するか、または前記受信されたSA RA情報を参考にして新しいSA RA情報を生成した後、前記新しく生成されたSA RA情報をD2D受信端末に送信することもできる。
ここで、D2D送信端末がSA RAを新しく生成する場合、D2D送信端末はD2D grant RAが指示する資源領域(resource pool)内においてのみSAの資源割り当てを行わなければならない。
すなわち、eNBが使用するように許可してくれた資源領域(D2D grant RA)の中で一部資源領域(SA RA)だけを選択してSAを送信できることを示す。
またはこれと反対に、D2D送信端末は、eNBが割り当てたD2D grant RAをそのまま使用することもできる。
ただし、この場合、D2D送信端末は、送信するD2D dataがなくても、dummy dataを送信するか、またはD2D data送信無しでD2D SF(subframe)だけを占有しているから、D2D SFを浪費する状況が発生することもできる。
D2D通信と関連した資源プール(Resource pool)は、以下のような関係が成立することができる。
1.RRC configured D2D resource pool(A)
2.D2D grant RA indicating resource pool(B)
3.SAのRA indicating resource pool(C)
前記資源プールの含み関係がA>=B>=Cを満たす場合、無分別にD2D送信のためにD2D SFが占有されることを防止でき、結果的にWAN data送信のための資源を保護するようになる。
図38は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報送信方法の一例を示したフローチャートである。
まず、D2D通信と関連したSA資源プール及び/またはD2D data資源プールが上位層により構成される(S3810)。
以後、基地局は、前記SA資源プール及び/またはD2D data資源プールを上位層シグナリングを介してD2D端末に送信する(S3820)。
以後、基地局は、D2D grantを介してD2D送信端末にSAと関連した制御情報及び/またはD2D dataと関連した制御情報を各々または共に送信する(S3830)。前記制御情報は、前記SA資源プール及び/またはD2D data資源プールにおいてSA及び/またはD2D dataのスケジューリング情報を含む。一例として、RA、MCS、NDI、RVなどが含まれることができる。
以後、前記D2D送信端末は、ステップS3830にて受信された情報に基づいて、D2D受信端末にSA及び/またはD2D dataを送信する(S3840)。
前記SA送信と前記D2D dataの送信は共に行われることもでき、前記SA送信後に前記D2D dataの送信が行われることもできる。
次に、D2D関連資源が半永続スケジューリング(SPS:semi-persistent scheduling)方式で割り当てられる場合について説明する。
この場合、D2D端末は、RRC signalingを介してD2D通信関連資源(SA資源プール及び/またはdata資源プール)を図37及び図38のように予め予約割り当てられることができる。
以後、D2D端末は、前記予約割り当てられたD2D通信関連資源に対して使用できるかどうかを基地局からD2D grantを介して受信することができる。
すなわち、基地局は、(E)PDCCHを介してD2D端末に前記予約割り当てられた資源の使用を活性化(activation)するか、または資源使用の中止または解除(release)を指示できる。
ここで、基地局は、SA RAを全部「0」に設定して、D2D端末に送信することによって、D2D通信関連資源使用のreleaseを指示できる。
さらに他の方法として、TPC及びMCSフィールド(field)に特定値(例えば、「0」)を設定して、様々なfieldの組み合わせを介して特定条件が満たされる場合、D2D通信関連資源使用のreleaseを指示するようにすることができる。
さらに他の方法として、MCSを「10000…0000」のようにMSB(Most Significant Bit)だけを「1」に設定し、残りのbitは、「0」に設定することによって、D2D通信関連資源使用のreleaseを指示(indication)できる。
次に、SA資源情報とD2D data資源情報とが分離されて各々送信される場合、各資源使用有無に対する活性化/解除方法について説明する。
一例として、特定フィールド内のSA資源と関連した部分とdata資源と関連した部分が分離されている場合、基地局は、各々の資源使用有無に対する活性化(activation)及びreleaseをD2D端末に別に指示することもできる。
前記特定フィールドは、TPCフィールドでありえ、TPCフィールドを例に挙げて説明する。
また、基地局は、SA送信周期及びdata送信周期を考慮して、互いに異なる位置で資源使用のreleaseを指示することもできる。
前記方法は、互いに異なるTPCに各々互いに異なる情報(SA資源情報、data資源情報)を送信することによって具現化することもでき、二つのTPCに互いに異なるbit sequenceを割り当てて具現化することもできる。
または、SA資源のrelease時点から何番目のdata資源部からreleaseされるかを知らせる方法によっても、資源使用のreleaseを指示することができる。
次に、SA RAをアップデートする方法について説明する。
D2D端末が基地局からD2D grantを介してSA RA情報を受信する場合、前記D2D端末が実際SAを伝達する時点は、SAが送信されるSA周期(periodicity)に合わせられている。
ここで、基地局は、D2D端末がSAを送信する時点にD2D grantを介してSA RA情報をD2D端末に送信するから、SA RA情報に対するアップデート時期は、SA送信周期と噛み合われているようになる。
具体的に、SA RA情報に対するアップデート時点の最小周期は、SA周期と同じでありうる。
すなわち、SA RA情報に対するアップデートがない場合にも、SAを送信する場合を考慮する場合、SA RA情報のアップデート周期とSA周期とは一致すると解析されることができる。
これとは異なり、送信電力制御情報に該当するTPC情報のアップデートは、前記SA RA情報と異なるように設計されることができる。
基地局がD2D grantを介してTPC情報をSA周期ごとにD2D送信端末に送信する場合、SA周期ごとにTPC情報はアップデートされることができる。
しかしながら、D2D端末がSA周期の間に多数のSAまたはdataを送信できるのを考慮する場合、前記SAまたはdata送信に対する電力制御をさらに最適化または效率的に行うためには、前記TPC情報のアップデート周期は、SA周期よりさらに小さく設定されなければならない。
このために、TPC情報だけを別に送信できるDCI formatを新しく定義することができ、前記新しく定義されるDCI formatは、SA周期の間でも送信されうるようにすることができる。
前記新しく定義されるDCI formatは、TPC情報を含む。
例えば、SA(送信)周期が100msである場合、TPC情報周期を10msに設定することによって、TPC情報をチャネル状況に合うようにアップデートするようにすることができる。
しかしながら、前記方法でTPC情報だけを送信する場合、資源を效率的に使用できない場合がありうるから、基地局は、TPC情報と共にチャネル状況を反映する制御情報(例えば、HARQ情報)も共にD2D端末に送信できる。
すなわち、基地局は、チャネル状況を反映するTPC、HARQ、MCS、RV、PMI等に対してはSA周期より小さな周期を設定して、より頻繁に送信されるようにして、チャネル状況を適切に反映できるように該当情報をアップデートできる。
ここで、前記説明した方法は、異なるように解析されることもできる。
例えば、SA周期は10msであるが、実際的にSA RA情報の送信(またはアップデート)は、100ms周期で発生し、チャネル状況を反映する制御情報(TPC、HARQ情報など)は、10ms周期(または単位)で発生したかの様に説明することもできる。
すなわち、SA周期が設定される場合、前記SA周期の定数倍でSA RA update周期(periodicity)、TPC update周期、HARQ update周期が(各々)設定されることができる。
ここで、SA RA update周期は、TPC、HARQ update周期より頻繁に発生する。
したがって、前記SA RAアップデート周期、TPCアップデート周期、HARQアップデート周期は予め決まることができ、これは、RRC signalingを介してD2D端末に送信されることができる。
または、基地局は、D2D grantを介して前記SA RAアップデート周期、TPCアップデート周期、HARQアップデート周期などと関連した情報をD2D端末に明示的にまたは暗黙的に(または暗示的に)送信できる。
ここで、SA周期は、RRC signalingでconfigureし、TPC周期及び/またはHARQ周期は、D2D grantでconfigureできる。
または、SA周期、TPC周期、HARQ周期は、default値として設定されることもできる。すなわち、すべての周期が同じdefault値を有することができる。
上述のように、TPC情報は、D2D送信端末の送信電力を制御するための情報のことを意味する。
ここで、D2D送信端末は、一つのTPC情報を介してSA及びdataの送信電力を共に制御できる。
または、D2D端末は、SA及びdata各々に対する特性を考慮して、各信号の特性に合うように送信電力を制御することもできる。
この場合、基地局は、D2D grantにSAのTPC情報及びDataのTPC情報を別に含んで送信するか、または各々のTPCに対したD2D grantを別にD2D端末に送信できる。
すなわち、前記D2D grantは、SAのTPC情報及びdataのTPC情報を別の領域に割り当てることができる。
前記SAのTPC情報は、SAの送信電力制御を指示し、前記dataのTPC情報は、dataの送信電力制御を指示するために使用される。
ここで、各々のTPC情報は、絶対的な送信電力(absolute Tx power)値を指示するか、または以前送信電力値に対する相対的な送信電力(delta Tx power)値を指示できる。
さらに他の方法として、SA送信電力及びdata送信電力を各々制御するために、二つのTPCフィールド(SA TPCフィールド、data TPCフィールド)を使用する場合、一つのTPCフィールド値とオフセット値を介して他の一つのTPCフィールド値を指示することもできる。
例えば、第1TPCフィールドは、SAの(絶対的な)送信電力値を指示し、第2TPCフィールドは、データ(data)の(絶対的な)送信電力値を指示する場合、前記第2TPCフィールド値は、別に送信されず、前記第1TPCフィールドの絶対的な送信電力値との相対的な値(offset)を介して獲得されるようにすることもできる。
すなわち、第1TPCフィールドは、SAまたはdataの送信電力の絶対値を表し、第2TPCフィールドは、前記第1TPCフィールド値のoffsetで表現されることができる。
すなわち、該当方法は、SAとdataとの間の相対的な電力差を知らせる方式に該当する。
該当方法は、SA及びdata間の送信電力値の変化がほぼ同じ方向で発生する可能性が大きいから、offsetを利用して電力値を設定する場合、少ない数のbitを利用してSA及びdataに対した送信電力を制御できる。
一般に、SA電力制御パラメータセット(power control parameter set)とdata電力制御パラメータセット(power control parameter set)とは、独立に設定されることができる。
すなわち、SA及びD2D dataの送信電力情報は、互いに異なるパラメータ(parameter)として設定されるから、それぞれ異なる電力で送信されることができる。
特に、SAの場合、D2D dataより重要な情報であるから、SA送信電力をdata送信電力よりさらに高い電力に設定するか、またはより多くの資源を使用して送信できる。
また、D2D dataの場合もchannel codingだけでなく、HARQ動作を考慮して送信しなければならないから、SAとは異なる送信電力で制御することが好ましくありうる。
しかしながら、たとえ互いに異なる送信電力設定値(初期値等)で電力値が計算されるとしても、D2D grantを介して送信されるTPCは、一つの値を使用してSAとdataの送信電力を制御できる。
この場合は、D2D端末が基地局から同じTPC情報を受信するとしても、D2D端末で互いに異なるように解釈する基準を適用することによって、実質的にSA及びdataに対した送信電力計算を互いに異なるように適用するようにすることができる。
この場合、D2D端末が一つのTPCに対してSA及びdataに対した送信電力を互いに異なるように解釈する基準に対しては予め設定されることができる。
例えば、SAの送信電力調節範囲が2bit TPC tableにおいてX_SA(dB)からY_SA(dB)である場合、D2D dataの送信電力調節範囲は、X_dataからY_dataに解析されるように設定できる。
ここではTPC bit field値が意味する送信電力調節範囲だけを例に挙げて説明したが、他の電力制御parameterも、前記例のように互いに異なる定義、互いに異なる初期値、互いに異なるデフォールト(default)値などを利用して各々に対する最終送信電力を計算することもできる。
次に、D2D grant RA情報とSA RA情報の構成についても、さらに具体的に述べることにする。
ここで、D2D grant RAは、D2D通信に使用されるSAと関連した情報、特に、資源割り当て情報を意味でき、SG(Scheduling Grant)またはDCI format 5と表現されることができる。
また、前記SA RA情報は、実際的にSAの送信と関連した資源割り当て情報を意味でき、PSCCHと表現されることもできる。
具体的には、D2D grantを介して送信される(D2Dと関連した)RA情報をD2D送信端末がSA RA情報を構成する際に、どのような方式で前記D2D grant RAを反映してSAを送信するかに対する方法を示す。
上述のように、RRCから構成される資源プール(RRC configured resource pool)が存在すると仮定し、基地局は、前記RRCから構成される資源プールのうちの一部(a restricted set selected from the original RRC configured resource pool)を選択して、D2D grantを介してRAをD2D端末に送信する。
D2D送信端末は、基地局から前記選択されたD2D grant RA setを受信して、これをそのままD2D受信端末に送信するか、または前記選択されたD2D grant RA setのうちの一部の資源を再度選択して(または生成して)、前記一部の資源に対する情報をD2D受信端末に送信できる。
以下、D2D送信端末が基地局からD2D grantを介して受信されたRA setのうちの一部を選択し、前記選択された資源を介してSAをD2D受信端末に送信する方法について、図36を参照して具体的に述べることにする。
図39は、本明細書で提案するダウンリンク制御情報送信方法の一例を示したフローチャートである。
すなわち、図39の場合、D2D送信端末が自身が選択した資源からD2D関連パケット(packet)をD2D受信端末に送信し、同様に、自身が選択した資源でD2D受信端末からD2D関連packetを受信する方法を説明する。
まず、D2D送信端末は、基地局からD2D通信関連予約割り当てられた資源を受信する(S3910)。
前記D2D通信関連予約割り当てられた資源は、SA資源プール及び/またはdata資源プールでありえ、RRC signalingを介して送信されることができる。
以後、D2D送信端末は、前記受信されたD2D通信関連予約割り当てられた資源のうち、実際送信に使用される一部資源を選択または決定する(S3920)。
D2D端末は、一般に少ない量のD2D packetを送受信するから、基地局を介して受信される予約割り当てられた資源(またはD2D grant RA)より少ない資源だけを使用するようになる。
以後、D2D送信端末は、前記決定された一部資源を介してSA及び/またはD2D dataをD2D受信端末に送信する(S3930)。
上述のように、前記SA及び/またはD2D dataは共に送信されるか、またはSA送信後、D2D dataが送信されることができる。
ここで、D2D端末は、D2D通信に使用されない残りの資源区間では、Rx mode(他の信号を聞く)で動作するか、またはDTX(Discontinuous Transmission)状態に入って、energy savingまたはpower saving動作を行うことができる。
このような動作により、半二重(half-duplex)で動作するD2D送信端末は、受信できる資源領域を拡大でき、より多くのD2D端末から資源を受信するようになる。
また、D2D受信端末の場合、特定(または制限された)SF(subframe)においてのみD2D関連資源(D2D SF)をモニタリング(monitoring)して資源を受信することができる。
また、D2D受信端末は、残りのD2D SFではモニタリング(monitoring)せずに、DRX(Discontinuous Reception)を行うことによって、同様にenergy savingを行うことができる。
同様に、D2D受信端末の側面でも、他のD2D端末に送信できる資源をより多く確保できるから、D2D送信機会が増加してより多くのD2D関連packetを送るようになる。
図39のように、D2D端末が実際的に送信するD2D関連packetに該当する分だけの湾資源を使用する方法では、D2D送信端末とD2D受信端末は、互いに信号を送受信する交渉過程を介して、各自必要な送信資源大きさ及び受信資源大きさを調節できる。
これにより、全体的にメッシュ(mesh)形態から構成されたD2D networkでD2D端末間packet送信の効率を上げるようになる。
ここで、送信資源及び受信資源の大きさを調節するための過程でD2D端末間に送受信する信号は、物理層信号だけでなく上位層信号を利用して具現化できる。
次に、D2D送信端末がSA RAを介してSAをD2D受信端末に送信する方法について、図40を参照して具体的に述べることにする。
図40は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報送信方法の一例を示したフローチャートである。
図40の場合、SA周期の間に多数のD2D data送信資源(または機会)がある場合、前記SA周期の間にいくつかのD2D data送信資源を使用することができるかについて、D2D送信端末がD2D受信端末に知らせる方法に関する。
まず、上述のように、D2D送信端末は、基地局からD2D grant RAを介してSA及び/またはdata送信と関連した資源割り当て情報を受信する(S4010)。
以後、D2D送信端末は、D2D data送信資源と関連した構成情報をSAを介してD2D受信端末に送信する(S4020)。
以下、前記D2D data送信資源と関連した構成情報について、さらに具体的に述べることにする。
前記D2D dataの送信資源と関連した構成情報は、D2D dataが送信されうるD2D SF(またはD2D data SF)を指示する指示情報を含む。
前記指示情報は、D2D dataが送信される連続したD2D SFの数を指示することもでき、定数の倍数に該当するD2D SFを指示することもできる。
前記指示情報が連続したD2D SFを知らせる場合、D2D送信端末は、SA周期のすぐ次の連続したK個のSFにおいてD2D dataをD2D受信端末に送信する(S4030)。
以後、前記D2D送信端末は、前記連続したK個のSF以後のSFでは、D2D dataの送信を中断する(S4040)。
D2D dataを送信するさらに他の方法として、オフセット(offset)情報を利用することもできる。
すなわち、D2D送信端末は、D2D data送信と関連したoffset情報を利用してSA周期のすぐ次ではない、前記offset分だけ離れられたSFから連続的にK個のD2D SFでD2D dataをD2D受信端末に送信し、それ以後のSFでは、D2D dataの送信を中断できる。
仮に、前記Offset値があまり大きくてSA周期内で連続したD2D SFを確保することができない場合、確保されないSFでのD2D data送信は無視または無效化できる。
または、前記確保されていないSFでのD2D data送信は、次のSA周期に繰り越され、前記次のSA周期の最初のSFから確保されていないSF数分だけをD2D dataを送信するためのSFとして指定することもできる。
ここで、D2D dataが送信されるD2D SFを指示するための指示情報(またはindication bit)は、SA及びdata資源割り当て周期を考慮して設定されることが好ましい。
例えば、SA周期が最大100msで、data送信周期が10msである場合、前記SA周期の間に10回のdata送信機会が存在する。
10個のSFのうち、いくつかのSFを連続的に指定できるかに対するすべての場合の数(組み合わせ)を考慮しなければならず、前記指示情報は、前記すべての組み合わせを支援できるだけのbit数を有したフィールド(field)が必要である。
一例として、8通りの場合の数に対して表示(indication)をしなければならない場合、前記指示情報の大きさは3bitsでありえ、10通りの場合の数に対して表示(indication)しなければならない場合、前記指示情報の大きさは4bitsでありうる。
D2D data SFを指示するさらに他の方法として、D2D data送信と関連したSFの開始位置及び長さを知らせることもできる。この方法は、LTE(-A)のUL RA方法を利用して具現化されることができる。
上記のように、D2D data SFの開始位置及び長さを知らせる方法の場合、indication情報のbit数を減らすことができる側面で資源使用の効率性を高めるようになる。
次に、SA周期が増加する場合、D2D data SFの位置を指示する指示情報の使用方法について述べることにする。
具体的には、SA周期が増加する場合、前記D2D data SFの位置を知らせる指示情報を繰り返し送信することによって解決できる。
例えば、SA周期が400msに増加する場合、SA周期が100msで、data送信周期が10msである時に使用する4bit大きさの指示情報を4回繰り替えして再度使用できる。
ここで、基地局は、前記指示情報の繰り返し回数を調節しながら、D2D data SFの位置をD2D端末に知らせることもできる。
前記繰り返し回数の調節のために使用される信号またはD2D data SFの位置を知らせる指示情報の繰り返し使用回数は、予め決定されることもできる。
この場合、前記予め決定された値は、RRC signalingを介して送信されることができる。
D2D data SFの位置を知らせる指示情報としてビットマップパターン(bitmap pattern)を使用することもできる。
前記指示情報がbitmap patternである場合、D2D data SFは、非常に柔軟に指定されることができる。
例えば、SA周期100ms及びData送信周期10msを仮定する場合、dataの10回送信時期に対するすべての組み合わせを知らせるためには、上述のように、10bit大きさの指示情報が必要である。
仮に、SA周期が400msで、data周期が40msである場合、10bits大きさのビットマップ(bitmap)形態の指示情報が必要であり、data周期が10msである場合には、40bits大きさのビットマップ(bitmap)形態の指示情報が必要である。
しかしながら、前記指示情報の長さをSA及び/またはdata周期に応じて可変することは、制御情報を設計するにおいて困難さがある。
したがって、指示情報の大きさ、すなわち、ビットマップ(bitmap)の長さを固定することが好ましい。
このために、基準になるSA周期及びdata送信周期を選択し、前記選択されたSA周期及びdata送信周期に応じて、指示情報の大きさ、すなわち、bitmap長を決定する。
ここで、SA周期及びdata送信周期の変化によってD2D data SFの位置を指示するための場合の数が増える場合、基準になるbitmap形態の指示情報(基準bitmap)を繰り替えして使用することができる。
これと反対に、D2D data SFの位置を指示するための件数が減る場合には、一部の組み合わせを除去する(truncation)方式で使用することができる。
例えば、SA周期が400ms、data送信周期が10msである場合、SA周期100ms/data送信周期10msにおいて使用されるbitmap形態の指示情報を4回繰り返し使用することによって、400msのSA周期に合せてD2D data SFの位置を表示(indication)することができる。
前記SA周期100ms/data送信周期10msにおいて使用されるbitmap形態の指示情報を基準指示情報または基準bitmapといえる。
仮に、SA周期が400msで、data送信周期が20msである場合、400msに20回のdata送信機会があるから、基準bitmapの10bitを2回繰り替えして使用することによって、D2D data SFの位置を指示することができる。
これとは反対に、SA周期が50msに減少し、data送信周期は10msである場合、10bit大きさのD2D data SF指示bitmapの中で上位5bitだけを(有効な情報として)使用し、下位5bitsを無視または無効処理する方式により具現化できる。
それと反対に、10bit大きさのD2D data SF指示bitmapの中で下位5bitsだけを有効な情報として使用し、上位5bitsは無視または無効処理する方式により具現化することができる。
次に、D2D data SFの位置を表す指示情報(またはD2D data SF指示bitmap)のbit数を減らすための方法について、図38を参照して具体的に述べることにする。
図41は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報送信方法の一例を示したフローチャートである。
基地局は、D2D grant RAを介して予め定義された(D2D)subframe pattern setをD2D送信端末に送信する(S4110)。
以後、D2D送信端末は、前記受信されたsubframe pattern setの中で一つまたは一つ以上を選択する(S4120)。
具体的には、基地局がRRCから構成されたD2D資源プールのうち、8個のresource pattern(またはsubframe pattern)をD2D grant RAを介してD2D送信端末に送信する場合、D2D送信端末は、前記受信された8個のresource patternの中で一つまたは一つ以上を選択して、前記選択された資源を介してSA及び/またはdataを送信する。
ここで、前記8個のresource patternを表すためには、3bit大きさのフィールドまたは指示情報が定義される。
すなわち、基地局は、3bit大きさの指示情報を送信することによって、resource patternに対する情報をD2D送信端末に知らせることができる。
ここで、前記subframe patternを多様に構成することで(例:初期連続K個のsubframe、offset、interlacedされたSF pattern等)SA周期の間にdataが送信されるSFの数を多様に選択して使用することができる。
以後、D2D送信端末は、前記選択されたsubframe patternをSA及び/またはdataをD2D受信端末に送信する(S4130)。
さらに他の実施の形態として、D2D関連resource pattern(またはsubframe pattern)を階層的に構成して、これをD2D端末に送信することもできる。
例えば、RRCにおいて構成された資源プールは、最も高い層(layer)に存在し、その下の層(layer)にtree形態構造を有する多数のresource patternが存在し、またその下の層(layer)にtree形態構造を有するより多くの種類のresource patternが存在するように、資源形態を階層的に構成できる。
この場合、基地局は、RRC configured 1st layer情報を利用して、その下位2nd layer resource patternのうち、一つまたは一つ以上を選択してD2D grantを介して前記選択されたresource patternをD2D送信端末に送信する。
以後、D2D送信端末は、前記受信された2nd layer resource patternの下位にある3rd layer resource patternのうち、一つを選択して、前記選択されたresource patternを介してSA及び/またはdataをD2D受信端末に送信する。
このようなD2D資源の階層的(tree)構造及びその解釈方法は、予め基地局及びD2D端末に共有されなければならない。
次に、SAのアップデート時点に対して述べることにする。
上述のように、D2D送信端末は、基地局からD2D grantを受信する場合、前記受信されたD2D grantを参照して、SA周期に合せてSAをD2D受信端末に送信する。
D2D送信端末が基地局から新しいSA関連情報をSA周期の間で受信する場合、次のSA周期が渡来するまで既存のSA情報は有効である。
すなわち、D2D送信端末は、次のSA送信周期にSAをアップデートする。そして、D2D送信端末は、アップデートされたSAを該当SA送信周期にD2D受信端末に送信する。
このように、次の周期時点に新しい制御情報をアップデートする方法は、TPC情報などにも同様に適用されることができる。
上述のアップデート方法は、D2D資源の活性化(activation)と関連がある。
しかしながら、D2D資源をreleaseする場合は、上述のD2D資源のactivationの場合とは異なるように設定されることができる。
すなわち、D2D資源に対するreleaseの場合、D2D送信端末は、基地局からRelease関連情報を受信した時点で直ちに適用する。
したがって、D2D送信端末は、releaseが指示された資源でSA及び/またはdataの送信を中断する。
具体的に、D2D送信端末が基地局からSA周期の間にD2D資源のreleaseを指示する情報を受信する場合、D2D送信端末は、次のSA周期まで待たないで、直ちにD2D資源を開放(release)する。
または、SA周期が設定され、前記設定されたSA周期よりさらに大きな周期でSAのupdate周期が構成(configure)される場合に、以下のようにD2D動作を適用することもできる。
すなわち、SA update周期とSA周期が異なるように設定され、SA update周期がより大きな場合に、D2D資源activationは、SA update周期ごとに設定され、D2D資源releaseは、SAの送信時点、すなわち、SA周期ごとに設定されることができる。
D2DスケジューリングのためのDCIフォーマット
以下、本発明では、D2D grant(またはsidelink grant)のDCIフォーマット(format)構成方法を提案する。
換言すれば、本発明では、上述のD2D直接通信のための資源割り当て方法のうち、モード1(すなわち、基地局が端末にD2D直接通信のためのデータまたは制御情報を送信するために使用する資源をスケジューリングする方式)が使用される時に、D2D grantのDCIフォーマット(format)構成方法を提案する。
モード1方式について再度述べると、基地局は、D2D直接通信に必要な資源プール(pool)を設定する。ここで、D2D通信に必要な資源プール(pool)は、制御情報プールとD2Dデータプールとに区分されることができる。基地局は、PDCCHまたはePDCCHを利用して、D2D Tx UEに設定された資源プール内で制御情報及びD2Dデータ送信資源をスケジューリングすると、D2D Tx UEは、割り当てられた資源を利用して制御情報及びD2Dデータを送信する。
D2D Tx UEは、基地局にD2Dデータのための送信資源を要求し、基地局は、制御情報とD2D直接通信データの送信のための資源をスケジューリングする。送信端末は、スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)を基地局に送信し、続いて基地局が送信端末により要求される資源の量を決定できるように、BSR(Buffer Status Report)手順が進められる。
D2D Rx UEは、制御情報プールをモニタリングし、自分と関連した制御情報をデコードすると、該当制御情報と関連したD2Dデータ送信を選択的にデコードできる。
D2D grantは、上述のように、D2D Tx UEでSA及びデータ(data)送信に必要な資源割り当て、MCSなどのような制御情報、すなわち、スケジューリング(scheduling)情報を伝達する機能を果たす。
上述のように、D2D Tx UEがD2D Rx UEに送信するD2D制御情報は、サイドリンク制御情報(SCI:Sidelink Control Information)で表現されることができる。そして、SCIは、PSCCH(Physical Sidelink Control Channel)を介して送受信されることができる。したがって、本明細書においてSA(scheduling assignment)は、SCI及び/またはPSCCHと混用されて使用されることができる。
同様に、D2Dデータは、PSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)を介して送受信されることができる。したがって、本明細書においてD2D dataは、PSSCHと混用して使用されることができる。
本発明において提案するD2D grantのためのDCIフォーマットは、PSCCHのスケジューリング及びPSSCHのスケジューリングのために使用されることができる。
また、D2D Tx UEとD2D Rx UE側面でPSSCHのスケジューリングのためにSCIが利用されるので、本発明において提案するD2D grantのためのDCIフォーマットは、PSCCHのスケジューリングのために使用され、SCIのフィールド情報を含むことができる。
このように、D2D grantのためのDCIフォーマットでSA送信(すなわち、PSCCH)とdata送信(すなわち、PSSCH)を全部スケジューリングしなければならないから、制御情報量が多くて一つのDCIフォーマットで構成するのに困難さがある。
しかしながら、上記と反対に二つのDCIフォーマットで構成するにはシグナリング負担(signaling burden)が大きいという問題がある。換言すれば、SAとDataに対したスケジューリング情報を全部送信するためには、先の図7のようなDCIフォーマットが2個必要でありうる。すなわち、SA及びdataスケジューリング情報を運ぶための各々のDCIフォーマットが必要でありうる。
したがって、本発明では、これに対する折衷案としてフィールドを適切に構成して、一つのDCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット5)でSAとDataを全部スケジューリングする方法を提案する。
これを一つに統合するために、D2D送信の特徴を観察してSA送信とdata送信を制御する過程で相互連関性のあるフィールドは、一つの統合フィールドに取り替え、連関性のない部分は、別のフィールドとして構成できる。
以下、本明細書の図面で例示するD2D grantのためのDCIフォーマットで各フィールドのビットの大きさは、D2D SA及びデータが送信されるアップリンクバンド(または、キャリヤ、セル)が20MHzである場合を仮定して例示する。したがって、アップリンクバンドの帯域幅がこれと異なる場合、D2D grantのためのDCIフォーマットの各フィールドのビットの大きさは異なるように決めることができる。
また、以下、本明細書の図面で例示する各フィールドのビットの大きさは、説明の便宜のための一つの例示に過ぎず、本発明がこれに限定されるものではない。したがって、必要によって各フィールドのビットの大きさは異なるように定義することができる。
D2D grant(またはsidelink grant)のためのDCIフォーマットは、上述のようにSAとdataのためのスケジューリング情報を全部含むが、SAのための資源割り当て(RA:resource assignment/allocation)フィールド(または情報)とdataのためのRAフィールド(または情報)は、互いに区分されることができる。これに対して、以下の図42及び図43を参照して説明する。
図42は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。
図42を参照すると、D2D grantのためのDCIフォーマットは、周波数跳躍(hopping)フラグ(FH)フィールド4201、D2D SAのための資源割り当て(RA)フィールド4202、D2D dataのための第1RAフィールド4203、D2D dataのための第2RAフィールド4204及びTPCフィールド4205及びゼロパッディング(ZP)ビット(存在する場合)4206から構成されることができる。
FHフィールド4201は、SA及びデータ送信時に周波数跳躍(frequency hopping)が適用されるかどうかを指示する。FHフィールド4201は、SA送信とデータ送信に共通に適用されることができるから、一つのフィールドから構成されることができる。
例えば、FHフィールド4201値が「1」である場合、D2D Tx UEは、SA及びデータ送信時に周波数跳躍(frequency hopping)送信を行い、FHフィールド4201値が「0」である場合、D2D Tx UEはSA及びデータ送信時に周波数跳躍(frequency hopping)送信を行わない。
SA RAフィールド4202(または、PSCCH RAフィールド、PSCCHのための資源フィールド)は、SA送信のための資源情報を指示する。すなわち、PSCCH送信のためのスケジューリング情報(すなわち、資源情報)を指示する。したがって、D2D Tx UEは、SA RAフィールド4202で指示する資源からSA(すなわち、PSCCH)を送信する。
ここで、SA RAフィールド4202は、SA送信のための時間及び/または周波数資源領域の位置を導き出すための情報(またはインデックス)を含むこともできる。
例えば、SA RAフィールド4202は、SA送信のための資源の開始位置(すなわち、インデックス)を知らせることができる。換言すれば、SA RAフィールド4202は、SAが送信されるサブフレーム及び/または資源ブロックの開始インデックスを指示できる。
また、D2D Tx UEは、SA RAフィールド4202に含まれた情報に基づいて予め決まった関数(計算式)などを利用して、SA送信のための時間資源(例えば、サブフレームインデックス)及び/または周波数資源(例えば、資源ブロックインデックス)を導き出すことができる。
D2D data送信のための資源割り当て情報は、D2D data第1RAフィールド4203(または、第1PSSCH RAフィールド、資源ブロック割り当て及びホッピング資源割り当て(Resource block assignment and hopping resource allocation)フィールド)、D2D data第2RAフィールド4204(または、第2PSSCH RAフィールド、時間資源パターン(Time resource pattern)フィールド)から構成されることができる。
D2D data第1RAフィールド4203は、周波数領域でD2D data送信のための資源情報(例えば、資源ブロック)を指示する。すなわち、PSSCH送信のための周波数領域でのスケジューリング情報を指示する。したがって、D2D Tx UEは、D2D data第1RAフィールド4203で指示する周波数資源からD2D data(すなわち、PSSCH)を送信する。
例えば、D2D data第1RAフィールド4203は、UL RA方式のようにRIVの一つの値を利用してD2D data送信のための資源ブロックの開始位置(すなわち、開始資源ブロックインデックス)と割り当てられた資源ブロックの長さ(length)を指示できる。
また、D2D data第1RAフィールド4203は、D2D data送信のための資源ブロックの開始位置(すなわち、開始資源ブロックインデックス)と終わり位置(すなわち、最後の資源ブロックインデックス)を別のフィールド(または情報)に区分して知らせることもできる。この場合、追加的なビット(例えば、1ビット)がより必要でありうる。
D2D data第2RAフィールド4204は、時間領域でD2D data送信のために使用される資源情報(例えば、サブフレーム)を指示する。すなわち、PSSCH送信のための時間領域でのスケジューリング情報を指示する。したがって、D2D Tx UEは、D2D data第2RAフィールド4204で指示する時間資源からD2D data(すなわち、PSSCH)を送信する。
例えば、D2D data第2RAフィールド4204は、D2D data送信のために使用されるサブフレームパターン(すなわち、時間資源パターン(time resource pattern))を指示できる。すなわち、D2D data第2RAフィールド4204は、PSCCH送信のために使用される時間資源パターンを指示する情報を含むことができる。
ここで、D2D data第2RAフィールド4204は、予め決まった複数の時間資源パターンのうちのいずれか一つのパターンを指示できる。例えば、SF pattern #0(10001010)、SF pattern #1(00111001)、...、SF pattern #n(10011001)のように、n個のサブフレームパターン(ビットマップで表現)が予め定義され、定義されたn個のサブフレームパターンのうち、いずれか一つのサブフレームパターンを指示できる。ここで、ビットマップの「1」の値は、該当subframeでD2D dataが送信されることを意味し、「0」の値は、該当subframeでD2D dataが送信されないことを意味できる。また、これと反対の意味を有することもできる。
TPCフィールド4205は、D2D Tx UEでSA及びdata送信のための送信電力を指示する。すなわち、PSCCHとPSSCHの送信電力情報を指示する。
図42のように、TPCフィールド4205は、一つのフィールドから構成されることができる。このように、TPCフィールド4205が一つのフィールドから構成される場合、TPCフィールド4205値は、SA及びdata送信のための送信電力に共通的に適用される。
ZP4206は、必要によって制御情報で満たされるか、使用されないか、または存在しないこともできる。すなわち、必要としない場合には、省略しても良い。
上で例示したDCIフォーマットの各フィールド順序、各フィールドのビット数は、説明の便宜のための一つの例示に過ぎず、変更されても良い。
一方、上述の図7のDCIフォーマット0と比較すると、図39で例示するD2D grantのためのDCIフォーマットは、MCSフィールドを含まない。
MCS値をeNBがD2D Tx UEに知らせる場合には、D2D grantのためのDCIフォーマットにMCSフィールドが存在しなければならない。ただし、MCS値をD2D Tx UEが自ら決める場合であるか、または上位層シグナリング(例えば、RRCシグナリング)に伝達されるか、予め固定された値に決められることができる。したがって、図42のように、MCSフィールドが含まれなくても良い。
また、図42に例示するD2D grantのためのDCIフォーマットは、NDIフィールド、RVフィールドも含まない。上述した通りに、NDI、RV値は、D2D Tx UEが自ら決める場合であるか、または上位層シグナリング(例えば、RRCシグナリング)に伝達されるか、または予め固定された値に決められることができる。
一方、SA及びdata送信のためのTPCフィールドが別に構成されることもできる。これについて、以下の図43を参照して説明する。
図43は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。
図43を参照すると、D2D grantのためのDCIフォーマットは、周波数跳躍(hopping)フラグ(FH)フィールド4301、D2D SAのための資源割り当て(RA)フィールド4302、D2D dataのための第1RAフィールド4303、D2D dataのための第2RAフィールド4304及びTPCフィールド4305、4306及びゼロパッディング(ZP)ビット(存在する場合)4307から構成されることができる。
図43によるD2D grantのためのDCIフォーマットは、上述の図42の例示と比較してTPCフィールド4305、4306だけが異なり、他のフィールドは同様に定義されることができる。以下、図42の例示と差のある部分についてのみ説明する。
TPCの場合、SAとdataに互いに異なるように適用することが好ましくありうるので、図43のように、2個のTPCフィールド4305、4306から構成されることができる。すなわち、PSCCHの送信電力を指示する第1TPCフィールド(TPC 1)4305とPSSCHの送信電力を指示する第2TPCフィールド(TPC 2)4306から構成されることができる。
ここで、SA送信に対する送信電力を指示するTPCフィールドとdata送信に対する送信電力を指示するTPCフィールドの順序は、どのフィールドが先に位置しても良い。すなわち、先に位置したTPCフィールド4305がSA送信に対する送信電力を指示し、後に位置したTPCフィールド4306がdata送信に対する送信電力を指示でき、また、これと反対に構成されることもできる。
このとき、各TPCフィールド4305、4306は、各々のTPC情報を含むこともでき、TPCフィールド4305、4306のうちのいずれか一つのTPCフィールドは、TPC情報を含み、残りのTPCフィールドは、それに応じるオフセットTPC情報を含むことができる。
上で例示したDCIフォーマットの各フィールド順序、各フィールドのビット数は、説明の便宜のための一つの例示に過ぎず、変更されても良い。
一方、D2D grantのためのDCIフォーマットは、D2D特徴上、D2D Rx UE IDのような情報が追加されることができる。これについて、以下の図面を参照して説明する。
図44は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。
図44を参照すると、D2D grantのためのDCIフォーマットは、周波数跳躍(hopping)フラグ(FH)フィールド4401、D2D SAのための資源割り当て(RA)フィールド4402、D2D dataのための第1RAフィールド4403、D2D dataのための第2RAフィールド4404及びTPCフィールド4405、ゼロパッディング(ZP)ビット(存在する場合)4406及び受信端末ID(Rx_ID)フィールド4407から構成されることができる。
図44にかかるD2D grantのためのDCIフォーマットは、上述の図42の例示と比較してRx_IDフィールド4407だけがさらに追加され、他のフィールドは、同様に定義されることができる。以下、図42の例示と差のある部分についてのみ説明する。
D2D Tx UEは、D2D dataをユニキャスト(unicast)またはマルチキャスト(multicast)で送信できる。この場合、ターゲットUE(target UE)またはターゲットUEグループ(target UE group)を識別するための情報が必要である。
したがって、Rx_IDフィールド4407は、ターゲットUEを指定またはターゲットUEグループを指定するために使用される。すなわち、Rx_IDフィールド4407は、ターゲットUEを識別するための識別情報(すなわち、ターゲットUE ID)またはターゲットUEグループを識別するための識別情報(すなわち、ターゲットグループID)を含む。
上で例示したDCIフォーマットの各フィールド順序、各フィールドのビット数は、説明の便宜のための一つの例示に過ぎず、変更されても良い。
一方、D2D grantのためのDCIフォーマットは、MCS情報をさらに含むこともできる。これについては、以下の図面を参照して説明する。
図45は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。
図45を参照すると、D2D grantのためのDCIフォーマットは、周波数跳躍(hopping)フラグ(FH)フィールド4501、D2D SAのための資源割り当て(RA)フィールド4502、D2D dataのための第1RAフィールド4503、D2D dataのための第2RAフィールド4504及びTPCフィールド4505、ゼロパッディング(ZP)ビット(存在する場合)4506、MCSフィールド4507及び受信端末ID(Rx_ID)フィールド4508から構成されることができる。
図45にかかるD2D grantのためのDCIフォーマットは、上述の図42の例示と比較して、MCSフィールド4507及びRx_IDフィールド4508だけがさらに追加され、他のフィールドは、同様に定義されることができる。以下、図42の例示と差のある部分についてのみ説明する。
MCSフィールド4507は、D2D SA及び/またはdata送信のためのMCS情報(あるいはMCS値を指示するインデックス)を含む。すなわち、PSCCH及び/またはPSSCH送信のためのMCS情報を指示する。
eNBがD2D Tx UEよりD2Dリンク(すなわち、sidelink)に対してよりよく知っているという過程の下で、eNBが決定したMCS情報をDCIフォーマットに含めることができる。例えば、eNBは、D2D Tx UEから受信したバッファ状態報告(BSR)などに基づいて、D2Dリンクのチャネル状況を推定し、D2D Tx UEが送信するSA及び/またはdataのMCSを決定できる。
MCSフィールド4507情報は、D2D Tx UEがD2D Rx UEに送信するSA及び/またはdata送信時に利用されることができる。例えば、SA送信時にそしてdata送信時に全部同一にMCSフィールド4507情報を利用できる。また、SA送信のためのMCSは、予め固定されて決められ、data送信のためのMCSは、MCSフィールド4507で指示された情報で決定されることができる。
Rx_IDフィールド4508は、ターゲットUEを指定するか、またはターゲットUEグループを指定するために使用される。すなわち、Rx_IDフィールド4508は、ターゲットUEを識別するための識別情報(すなわち、ターゲットUE ID)またはターゲットUEグループを識別するための識別情報(すなわち、ターゲットグループID)を含む。
また、図45では、TPCフィールド4505が一つのフィールドから構成された場合を例示しているが、上述の図43の例示のように、SAに対したTPCフィールドとdataに対したTPCフィールドとに区分されて、DCIフォーマットに含まれることもできる。
上で例示したDCIフォーマットの各フィールド順序、各フィールドのビット数は、説明の便宜のための一つの例示に過ぎず、変更されても良い。
一方、D2D grantのためのDCIフォーマットは、SA資源領域を他の方式で指示することもできる。これについて、以下の図面を参照して説明する。
図46は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。
図46を参照すると、D2D grantのためのDCIフォーマットは、周波数跳躍(hopping)フラグ(FH)フィールド4601、D2D SAのための資源割り当て(RA)フィールド4602、D2D dataのための第1RAフィールド4603、D2D dataのための第2RAフィールド4604、受信端末ID(RX_ID)フィールド4605、TPCフィールド4606及びゼロパッディング(ZP)ビット(存在する場合)4607から構成されることができる。
図46にかかるD2D grantのためのDCIフォーマットは、上述の図42の例示と比較してRx_IDフィールド4607がさらに追加され、SAのための資源割り当て(RA)フィールド4602の長さが小さく調整され、他のフィールドは、同一に定義されることができる。以下、図42の例示と差のある部分についてのみ説明する。
SAのための資源割り当て(RA)フィールド4602では、SA資源領域を直接指定せずに予め指定されたサブフレームパターンセット(Subframe pattern set)のうち、いずれか一つを選択して、選択されたサブフレームパターンを指示する指示子を含むことができる。すなわち、PSCCH送信のために使用される時間資源(例えば、サブフレーム)パターンを指示する情報を含むことができる。
例えば、SF pattern #0(10001010)、SF pattern #1(00111001)、…、SF pattern #n(10011001)のようにn個のサブフレームパターン(ビットマップで表現)が予め定義され、定義されたn個のサブフレームパターンのうちのいずれか一つのサブフレームパターンを指示できる。ここで、ビットマップの「1」の値は、該当サブフレーム(subframe)でSAが送信されることを意味し、「0」の値は、該当サブフレーム(subframe)でSAが送信されないことを意味できる。また、これと反対の意味を有することもできる。
図46では、最大8個のサブフレームパターンのうちのいずれか一つのサブフレームパターンが選択される場合を例示し、この場合、SAのための資源割り当て(RA)フィールド4602は、3ビットから構成されることができる。ただし、本発明がこれに限定されるものではなく、総サブフレームパターンの数に応じてSAのための資源割り当て(RA)フィールド4602のビット数が決定されることができる。
この場合、D2D Tx UEは、SAのための資源割り当て(RA)フィールド4602で指示したサブフレームパターンに該当するサブフレームで任意にまたは予め決まった規則によりSAを送信する周波数資源(例えば、資源ブロック)を決定する。そして、決定された周波数資源(例えば、資源ブロック)からSAを送信する。
D2D Rx UEは、資源割り当て(RA)フィールド4602で指示したサブフレームパターンに該当するサブフレームに属するすべての資源ブロックをモニタリングしてSAを受信することもでき、予め決まった規則により決まった周波数資源(例えば、資源ブロック)をモニタリングして、SAを受信することもできる。
Rx_IDフィールド4605は、ターゲットUEを指定するか、またはターゲットUEグループを指定するために使用される。すなわち、Rx_IDフィールド4605は、ターゲットUEを識別するための識別情報(すなわち、ターゲットUE ID)またはターゲットUEグループを識別するための識別情報(すなわち、ターゲットグループID)を含む。
上で例示したDCIフォーマットの各フィールド順序、各フィールドのビット数は、説明の便宜のための一つの例示に過ぎず、変更されても良い。
一方、図46で示したDCIフォーマットでMCSフィールドがさらに追加されることができる。これについて、以下の図面を参照して説明する。
図47は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。
図47を参照すると、D2D grantのためのDCIフォーマットは、周波数跳躍(hopping)フラグ(FH)フィールド4701、D2D SAのための資源割り当て(RA)フィールド4702、D2D dataのための第1RAフィールド4703、D2D dataのための第2RAフィールド4704、MCSフィールド4705、TPCフィールド4706、ゼロパッディング(ZP)ビット(存在する場合)4707、及び受信端末ID(RX_ID)フィールド4708から構成されることができる。
図47にかかるD2D grantのためのDCIフォーマットは、上述の図46の例示と比較してMCSフィールド4705だけがさらに追加され、他のフィールドは、同一に定義されることができる。以下、図46の例示と差のある部分についてのみ説明する。
上述のように、eNBは、BSRなどに基づいてD2Dリンクのチャネル状況を推定し、D2D Tx UEが送信するSA及び/またはdataのMCSを決定できる。
MCSフィールド4705情報は、D2D Tx UEがD2D Rx UEに送信するSA及び/またはデータ(data)送信時に利用されることができる。例えば、SA送信のためのMCSは、予め固定されて決められ、データ(data)送信のためのMCSは、MCSフィールド4705で指示された情報で決定されることができる。
上で例示したDCIフォーマットの各フィールド順序、各フィールドのビット数は、説明の便宜のための一つの例示に過ぎず、変更されても良い。
一方、D2D grantのためのDCIフォーマットは、DMRS(demodulation reference signal)CS(cyclic shift)情報をさらに含むことができる。これについて、以下の図面を参照して説明する。
図48は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。
図48を参照すると、D2D grantのためのDCIフォーマットは、周波数跳躍(hopping)フラグ(FH)フィールド4801、D2D SAのための資源割り当て(RA)フィールド4802、D2D dataのための第1RAフィールド4803、D2D dataのための第2RAフィールド4804、MCSフィールド4805、TPCフィールド4806、ゼロパッディング(ZP)ビット(存在する場合)4807、DMRS CSフィールド4808、及び受信端末ID(RX_ID)フィールド4809から構成されることができる。
図48にかかるD2D grantのためのDCIフォーマットは、上述の図47の例示と比較してDMRS CSフィールド4808だけがさらに追加され、他のフィールドは、同一に定義されることができる。以下、図47の例示と差のある部分についてのみ説明する。
DMRS CSフィールド4808は、SA及び/またはdata復調のためのDMRSのCS情報を含む。すなわち、DMRS CSフィールド4808は、DMRSを区分するためのCS値(または、これを指示するインデックス)を含むことができる。また、DMRS CSフィールド4903は、CS値と共に直交カバーコード(OCC)情報を含むか、またはこれを指示するインデックスを含むことができる。
DMRSは、D2D Tx UEが送信するSA及び/またはdataの復調のための信号を意味する。循環シフトされたDMRSシーケンスは、基本シーケンス(base sequence)にDMRS CSフィールド4808で指示するCS値分だけ循環シフトさせて生成されることができる。そして、DMRSは、SA及び/またはdataが送信される同じ資源領域(例えば、資源ブロック)上にマッピングされて送信されることができる。
上で例示したDCIフォーマットの各フィールド順序、各フィールドのビット数は、説明の便宜のための一つの例示に過ぎず、変更されても良い。
一方、上述の図42ないし図48では、SAのためのRAフィールドとデータ(data)のためのRAが区分されて構成され、各々のRAフィールドに含まれた情報は、各々SAのための資源、データ(data)のための資源を指示する場合を例示した。
ただし、SA送信のためのRA情報とデータ(data)のためのRA情報との間に連関性があるように設定することもできる。
SAのためのRAフィールドを「RA 1」と、データ(data)のためのRAフィールド(図42ないし図48においてD2D dataのための第1RAフィールド及び/またはD2D dataのための第2RAフィールド)を「RA 2」と仮定するとき、RA 1は、SA資源領域の位置を知らせ、RA 1とRA2との組み合わせにより得られる情報がデータ(Data)資源領域の位置を知らせる形態で送信されることができる。
すなわち、SAとデータ(Data)との間の資源領域の間に相関関係が存在できることを考慮して、RAフィールド構成でこれを活用してRAフィールド情報間の相関関係を含めて指示ビット(indication bit)を構成することである。
この場合、D2D Tx UEは、RA 1フィールドに含まれた情報に基づいてSA資源領域を決定し、RA 1フィールドとRA 2フィールドとを組み合わせた情報に基づいて、データ(data)資源領域を決定できる。
また、これと反対にRA 2の情報に基づいてData資源領域の位置を知らせ、RA 2とRA 1との結合により得られる情報がSA資源領域の位置を知らせる形態で送信されることができる。
この場合、D2D Tx UEは、RA 2フィールドに含まれた情報に基づいてデータ(data)資源領域を決定し、RA 1フィールドとRA 2フィールドとを組み合わせた情報に基づいて、SA資源領域を決定できる。
さらに具体的に述べると、例えば、RA 2フィールドは、実質的に送信される資源領域(データ(data)送信のための時間/周波数資源位置)を指し、RA 1フィールドは、RA 2フィールドの時間/周波数資源位置に基づいていくらか離れた位置、すなわちオフセット情報でSA送信のための資源位置を指すことができる。また、これと反対にRA 1フィールドは、SA送信のための資源領域位置情報を指し、RA 2フィールドは、RA 1フィールドの資源位置からのオフセット情報でデータ(data)送信のための資源位置を指すことができる。
一方、D2D grantのためのDCIフォーマットでD2D SA送信のためのRAフィールドが省略されることもできる。これについて、以下の図面を参照して説明する。
図49は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。
図49を参照すると、D2D grantのためのDCIフォーマットは、周波数跳躍(hopping)フラグ(FH)フィールド4901、MCSフィールド4902、DMRS CSフィールド4903、D2D dataのための第1RAフィールド4904、D2D dataのための第2RAフィールド4905、TPCフィールド4906及びゼロパッディング(ZP)ビット(存在する場合)4907から構成されることができる。
FHフィールド4901は、SA及びデータ送信時に周波数跳躍(frequency hopping)が適用されるかどうかを指示する。FHフィールド4901は、SA送信とデータ送信に共通的に適用されることができるので、一つのフィールドから構成されることができる。
MCSフィールド4902は、D2D SA及び/またはデータ(data)送信のためのMCS値(あるいはMCS値を指示するインデックス)を含む。
MCSフィールド4902情報は、D2D Tx UEがD2D Rx UEに送信するSA及び/またはデータ(data)送信時に利用されることができる。例えば、SA送信時にそしてデータ(data)送信時に全部同一にMCSフィールド4902情報を利用できる。また、SA送信のためのMCSは、予め固定されて決定され、データ(data)送信のためのMCSは、MCSフィールド4902で指示された情報で決定されることができる。
DMRS CSフィールド4903は、DMRSを区分するためのCS値(またはこれを指示するインデックス)を含むことができる。また、DMRS CSフィールド4903は、CS値と共に直交カバーコード(OCC)情報を含むか、またはこれを指示するインデックスを含むことができる。
循環シフトされたDMRSシーケンスは、基本シーケンス(base sequence)にDMRS CSフィールド4903で指示するCS値分だけ循環シフトさせて生成されることができる。そして、DMRSは、SA及び/またはdataが送信される同じ資源領域(例えば、資源ブロック)上にマッピングされて送信されることができる。
D2D data送信のための資源割り当て情報は、D2D data第1RAフィールド4904(または第1PSSCH RAフィールド、資源ブロック割り当て及びホッピング資源割り当て(Resource block assignment and hopping resource allocation)フィールド)、D2D data第2RAフィールド4905(または第2PSSCH RAフィールド、時間資源パターン(Time resource pattern)フィールド)から構成されることができる。
D2D data第1RAフィールド4904は、周波数領域でD2D data送信のための資源情報(例えば、資源ブロック)を指示する。すなわち、PSSCH送信のための周波数領域でのスケジューリング情報を指示する。したがって、D2D Tx UEは、D2D data第1RAフィールド4904で指示する周波数資源からD2D data(すなわち、PSSCH)を送信する。
例えば、D2D data第1RAフィールド4904は、UL RA方式のようにRIV一つの値を利用してD2D data送信のための資源ブロックの開始位置(すなわち、開始資源ブロックインデックス)と割り当てられた資源ブロックの長さ(length)を指示できる。
また、D2D data第1RAフィールド4904は、D2D data送信のための資源ブロックの開始位置(すなわち、開始資源ブロックインデックス)と終わり位置(すなわち、最後の資源ブロックインデックス)を別のフィールド(または情報)に区分して知らせることもできる。
D2D data第2RAフィールド4905は、時間領域でD2D data送信のために使用される資源情報(例えば、サブフレーム)を指示する。すなわち、PSSCH送信のための時間領域でのスケジューリング情報を指示する。したがって、D2D Tx UEは、D2D data第2RAフィールド4905で指示する時間資源からD2D data(すなわち、PSSCH)を送信する。
例えば、D2D data第2RAフィールド4905は、D2D data送信のために使用されるサブフレーム時間パターン(すなわち、時間資源パターン(time resource pattern))を指示できる。すなわち、予め決まった複数の時間資源パターンのうちのいずれか一つのパターンを指示できる。
SA送信のための時間/周波数資源領域は設定されなくても良い。すなわち、D2D Tx UEは、上位層シグナリング(例えば、RRCシグナリング)を介して設定されたSA資源プールから任意の資源を選択してSAを送信できる。この場合、D2D Rx UEは、SA資源プールを全部モニタリングしてD2D Tx UEからSAを受信することができる。
また、SA送信のための時間/周波数資源領域の位置は、data送信のための時間/周波数資源から導き出されることができる。例えば、SA送信のための時間/周波数資源領域の位置は、予め決まった規則または予め決まったオフセット値を利用してデータ(data)送信のための時間/周波数資源から導き出されることができる。
TPCフィールド4906は、D2D Tx UEでSA及びデータ(data)送信のための送信電力を指示する。
ZP4907は、必要によって制御情報で満たされても、使用されなくても、または存在しなくても良い。すなわち、必要としない場合、省略しても良い。
上で例示したDCIフォーマットの各フィールド順序、各フィールドのビット数は、説明の便宜のための一つの例示に過ぎず、変更されても良い。
図50は、本発明の一実施の形態にかかるダウンリンク制御情報フォーマットを例示する図である。
図50を参照すると、D2D grantのためのDCIフォーマットは、周波数跳躍(hopping)フラグ(FH)フィールド5001、MCSフィールド5002、DMRS CSフィールド5003、D2D dataのための第1RAフィールド5004、D2D dataのための第2RAフィールド5005、TPCフィールド5006、ゼロパッディング(ZP)ビット(存在する場合)5007及び受信端末ID(Rx_ID)フィールド5008から構成されることができる。
図50にかかるD2D grantのためのDCIフォーマットは、上述の図49の例示と比較してRx_IDフィールド5008のみがさらに追加され、他のフィールドは、同一に定義されることができる。以下、図49の例示と差のある部分についてのみ説明する。
Rx_IDフィールド5008は、ターゲットUEを指定するか、またはターゲットUEグループを指定するために使用される。すなわち、Rx_IDフィールド5008は、ターゲットUEを識別するための識別情報(すなわち、ターゲットUE ID)またはターゲットUEグループを識別するための識別情報(すなわち、ターゲットグループID)を含む。
上で例示したDCIフォーマットの各フィールド順序、各フィールドのビット数は、説明の便宜のための一つの例示に過ぎず、変更されても良い。
本発明が適用されることができる装置一般
図51は、本発明の一実施の形態にかかる無線通信装置のブロック構成図を例示する。
図51を参照すると、無線通信システムは、基地局(eNB)5110と基地局5110領域内に位置した多数の端末(UE)5120を備える。
基地局5110は、プロセッサ(processor)5111、メモリ(memory)5112及びRF部(radio frequency unit)5113を備える。プロセッサ5111は、上述の図1ないし図50で提案された機能、過程及び/または方法を具現する。無線インタフェースプロトコルの階層は、プロセッサ5111により具現化されることができる。メモリ5112は、プロセッサ5111に接続されて、プロセッサ5111を駆動するための多様な情報を格納する。RF部5113は、プロセッサ5111に接続されて、無線信号を送信及び/または受信する。
端末5120は、プロセッサ5121、メモリ5122及びRF部5123を備える。プロセッサ5121は、上述の図1ないし図50において提案された機能、過程及び/または方法を具現する。無線インタフェースプロトコルの階層は、プロセッサ5121により具現化されることができる。メモリ5122は、プロセッサ5121に接続されて、プロセッサ5121を駆動するための多様な情報を格納する。RF部5123は、プロセッサ5121に接続されて、無線信号を送信及び/または受信する。
メモリ5112、5122は、プロセッサ5111、5121の内部または外部にあることができ、周知の多様な手段によりプロセッサ5111、5121に接続されることができる。また、基地局5110及び/または端末5120は、一個のアンテナ(single antenna)または多重アンテナ(multiple antenna)を有することができる。
以上説明された実施の形態は、本発明の構成要素と特徴が所定の形態で結合されたことである。各構成要素または特徴は、別の明示上言及がない限り選択的なものと考慮されなければならない。各構成要素または特徴は、他の構成要素または特徴と結合されない形態で実施されることができる。また、一部構成要素及び/または特徴を結合して本発明の実施の形態を構成することも可能である。本発明の実施の形態において説明される動作の順序は変更されることができる。ある実施の形態の一部構成または特徴は、他の実施の形態に含まれることができ、または他の実施の形態の対応する構成または特徴と交替されることができる。特許請求の範囲において明示的な引用関係がない請求項を結合して実施の形態を構成するか、または出願後の補正により新しい請求項として含めることができることは自明である。
本発明にかかる実施の形態は、多様な手段、例えば、ハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェアまたはそれらの結合などにより具現化されることができる。ハードウェアによる具現の場合、本発明の一実施の形態は、一つまたはそれ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロ・プロセッサなどにより具現化されることができる。
ファームウェアまたはソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施の形態は、以上説明された機能または動作を行うモジュール、手順、関数などの形態により具現化されることができる。ソフトウェアコードは、メモリに格納されてプロセッサにより駆動されることができる。前記メモリは、前記プロセッサの内部または外部に位置して、予め公知された多様な手段により前記プロセッサとデータをやり取りすることができる。
本発明は、本発明の必須の特徴から外れない範囲で他の特定の形態で具体化されうることは当業者にとって自明である。したがって、上述の詳細な説明は、すべての面において制限的に解析されてはならず、例示に過ぎないと考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付された請求項の合理的解析により決定されなければならず、本発明の等価的範囲内でのすべての変更は、本発明の範囲に含まれる。
本発明の無線通信システムにおいて、D2D通信での制御情報送信方案は、3GPP LTE/LTE-Aシステムに適用される例を重心に説明したが、3GPP LTE/LTE-Aシステムの他にも多様な無線通信システムに適用できる。

Claims (14)

  1. D2D(Device-to-Device)通信を支援する無線通信システムにおけるダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)を端末(UE)が受信する方法であって、
    基地局(BS)から、(i)D2Dスケジューリング承認(SA)送信のためのD2D SA送信電力を決定するための第1パラメータと、(ii)D2Dデータ送信のためのD2Dデータ送信電力を決定するための第2パラメータを含む構成情報を受信するステップと、
    前記第1パラメータと前記第2パラメータは、前記D2D SA送信電力と前記D2Dデータ送信電力を決定するための異なるパラメータを示し
    前記BSから前記D2D通信のための前記DCIを受信するステップと、
    前記DCIは、前記BSからn番目のサブフレームで受信され
    第2UEへ、前記DCIに基づき前記D2D通信に対する前記D2D SAを送信するステップと、
    前記D2D SAは、n+4番目のサブフレームの後で最初に利用可能なサブフレームで前記第2UEへ送信され
    前記第2UEへ、前記DCIに基づき前記D2D通信に対するD2Dデータを送信するステップとを含み、
    前記DCIは、
    前記D2Dデータを送信する時、周波数ホッピングが適用可能かを示すホッピングフラッグフィールドと前記D2D SAに対するスケジューリング情報を含む第1資源割当て(RA)フィールドと、前記D2Dデータ送信に対する開始資源ブロックインデックスと割り当てられた資源ブロックの期間(terms)での長さを示す資源指示値(RIV)を示す第2RAフィールドと、前記D2Dデータ送信に利用される時間資源パターンを示す情報を含む第3RAフィールドと、前記D2D SAに対する送信電力と前記D2Dデータに対する送信電力の両方に適用される単一送信電力制御(Transmission Power Control:TPC)フィールドを含み
    前記D2D SAに対する前記送信電力は前記第1パラメータと前記単一TPCフィールドに基づいて決定され
    前記D2Dデータに対する前記送信電力は前記第2パラメータと前記単一TPCフィールドに基づいて決定される、受信方法。
  2. 前記第1RAフィールドは、前記D2D SA送信のための資源領域の位置を導出するためのインデックス情報を含む、請求項1に記載の受信方法。
  3. 前記D2D SAは、前記n+4番目のサブフレームで前記第2UEへ送信される、請求項1に記載の受信方法
  4. 前記DCIは、前記第2UEのための識別情報を含むRX_IDフィールドをさらに含む、請求項1に記載の受信方法。
  5. 前記DCIは、前記D2D SAと前記D2Dデータ送信に対するMCS(Modulation Coding and Scheme)情報を示すMCSフィールドをさらに含む、請求項1に記載の受信方法。
  6. 前記第1RAフィールドは、前記D2D SA送信のために利用される時間資源パターンを示す情報を含む、請求項1に記載の受信方法。
  7. 前記D2D SAと前記D2Dデータを復調するためのDMRS CS情報を含む復調参照信号サイクルシフト(DMRS CS)フィールドをさらに含む、請求項1に記載の受信方法。
  8. D2D(Device-to-Device)通信を支援する無線通信システムにおけるダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)を受信する端末(UE)であって、
    無線信号を送受信するための送受信器と、
    前記送受信器を制御するプロセッサとを含み、
    前記プロセッサは、
    基地局(BS)から、(i)D2Dスケジューリング承認(SA)送信のためのD2D SA送信電力を決定するための第1パラメータと、(ii)D2Dデータ送信のためのD2Dデータ送信電力を決定するための第2パラメータを含む構成情報を受信し、
    前記第1パラメータと前記第2パラメータは、前記D2D SA送信電力と前記D2Dデータ送信電力を決定するための異なるパラメータを示し
    前記BSから前記D2D通信のための前記DCIを受信し、
    前記DCIは、前記BSからn番目のサブフレームで受信され、
    第2UEへ、前記DCIに基づき前記D2D通信に対する前記D2D SAを送信し、
    前記D2D SAは、n+4番目のサブフレームの後で最初に利用可能なサブフレームで前記第2UEへ送信され
    前記第2UEへ、前記DCIに基づき前記D2D通信に対するD2Dデータを送信するように構成され
    前記DCIは、
    前記D2Dデータを送信する時、周波数ホッピングが適用可能かを示すホッピングフラッグフィールドと前記D2D SAに対するスケジューリング情報を含む第1資源割当て(RA)フィールドと、前記D2Dデータ送信に対する開始資源ブロックインデックスと割り当てられた資源ブロックの期間(terms)での長さを示す資源指示値(RIV)を示す第2RAフィールドと、前記D2Dデータ送信に利用される時間資源パターンを示す情報を含む第3RAフィールドと、前記D2D SAに対する送信電力と前記D2Dデータに対する送信電力の両方に適用される単一送信電力制御(Transmission Power Control:TPC)フィールドを含み
    前記D2D SAに対する前記送信電力は前記第1パラメータと前記単一TPCフィールドに基づいて決定され
    前記D2Dデータに対する前記送信電力は前記第2パラメータと前記単一TPCフィールドに基づいて決定される、端末。
  9. 前記第1RAフィールドは、前記D2D SA送信のための資源領域の位置を導出するためのインデックス情報を含む、請求項8に記載の端末
  10. 前記D2D SAは、前記n+4番目のサブフレームで前記第2UEへ送信される、請求項8に記載の端末。
  11. 前記DCIは、前記第2UEのための識別情報を含むRX_IDフィールドをさらに含む、請求項8に記載の端末
  12. 前記DCIは、前記D2D SAと前記D2Dデータ送信に対するMCS(Modulation Coding and Scheme)情報を示すMCSフィールドをさらに含む、請求項8に記載の端末。
  13. 前記第1RAフィールドは、前記D2D SA送信のために利用される時間資源パターンを示す情報を含む、請求項8に記載の端末
  14. 前記D2D SAと前記D2Dデータを復調するためのDMRS CS情報を含む復調参照信号サイクルシフト(DMRS CS)フィールドをさらに含む、請求項8に記載の端末
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