JP6818436B2 - 記録素子基板、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 - Google Patents

記録素子基板、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 Download PDF

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Description

本発明は、記録素子基板、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置に関する。
液体を吐出して記録などの処理を行う液体吐出装置において、吐出口から吐出された液体は、主滴と、それに付随するサテライト滴やミストに分離する。サテライト滴は記録媒体上で所望の位置からずれた位置に着弾し、さらに微小のミストは、記録媒体まで到達せず、液体吐出ヘッドや液体吐出装置に付着したりする場合があり、記録画質の低下や装置の故障の原因となる場合がある。そのため、サテライト滴やミストの発生を低減することが好ましい。
特許文献1に記載の液体吐出ヘッドは、液体を吐出する吐出口の内側面に突起を設けることによって、突起間のメニスカス力を高めて吐出された液滴の尾引を短くし、ミストの発生を低減している。
特開2013−914号公報
しかしながら特許文献1に記載の液体吐出ヘッドでは、吐出口形成部材の表面に付着した液滴や異物をブレード等のワイプ部材で拭きとるワイプ動作を行うと、突起にワイプ部材が接触することで突起が変形したり折れてしまう恐れがあった。
特許文献1には、吐出口形成部材の表面から窪んだ凹部内に吐出口を形成することも記載されている。この場合、ワイプ部材が突起に接触し難いため、突起が折れ難い。しかしながら、吐出口が凹部内に形成される場合、突起だけでなく吐出口の外縁部にワイプ部材が接触し難くなるため、吐出口近傍に付着した液滴や異物を除去することが困難であるという課題があった。
本発明の目的は、ミストの発生を抑制する突起を有する記録素子基板において、突起の折れにくくし、且つ、吐出口の外縁部に付着した液滴や異物を除去することが可能な記録素子基板、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置を提供することである。
本発明による記録素子基板は、基板と、前記基板の一面に配設され、液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、液体を吐出する吐出口が形成された吐出口形成部材と、を備え、前記吐出口の内側面には、当該吐出口の内側に向かって突出する突起が形成されており、前記吐出口形成部材および前記突起は、硬化収縮の特性が異なる2種類以上の材料の層からなり、前記吐出口形成部材の前記基板から遠い側の表面において、前記突起の先端部分は、前記吐出口の外縁部よりも前記基板に近い側に位置することを特徴とする。
また、本発明による液体吐出ヘッドは、上記の記録素子基板を備える。
本発明による液体吐出装置は、上記の液体吐出ヘッドを備える。
本発明によれば、ミストの発生を抑制する突起を有する記録素子基板において、突起の折れを抑制し、且つ、吐出口の外縁部に付着した液滴や異物を除去することが可能である。
液体吐出ヘッドの構成を示す斜視図である。 第1の実施形態を説明するための図である。 図2の吐出口の詳細な構成を示す図である。 記録素子基板の製造方法を説明するための図である。 本発明の効果について説明するための図である。 第2の実施形態を説明するための図である。 第3の実施形態を説明するための図である。 第4の実施形態を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して説明する。なお、本明細書および図面において、同一の機能を有する構成要素については同じ符号を付することにより重複説明を省略する場合がある。
<第1の実施形態>
(液体吐出ヘッドの構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る記録素子基板100を備える液体吐出ヘッドの概略的な構成を示す斜視図である。
液体吐出ヘッド20は、記録素子基板100と、ヘッド本体21と、接続部材22とを有する。記録素子基板100は、基板1と、吐出口形成部材8とを有し、吐出口形成部材9には、複数の吐出口9が形成されている。記録素子基板100は、接続部材22を介してヘッド本体21に取り付けられている。液体吐出ヘッド20は、図示しない液体吐出装置に搭載されて、吐出口9からインクなどの液体を吐出することにより、図示しない記録媒体に対して記録などの各種の処理を行う。
(記録素子基板の構成)
図2は、記録素子基板100の構成を説明するための図である。図2(a)は、記録素子基板100の平面構成を模式的に示す透過図であり、図2(b)は、図2(a)のd−d断面図である。
基板1上には、流路形成部材5と吐出口形成部材8とが積層して配置されている。基板1上には、吐出口形成部材8に設けられた複数の吐出口9のそれぞれと対応する位置にエネルギー発生素子2が配設されている。エネルギー発生素子2は、液体を吐出するための利用されるエネルギーを発生する。流路形成部材5は、流路壁を形成する流路壁部材5aと、隣接するエネルギー発生素子2の間を隔てる隔壁を形成する隔壁部材5bとを有する。隣接する隔壁部材5bの間には、エネルギー発生素子2を内部に備える圧力室7と、圧力室7に液体を供給する流路6とが形成される。流路壁部材5aと隔壁部材5bとの間には、流路6と連通する共通液室3が形成される。エネルギー発生素子2が並ぶ方向、すなわち吐出口9が並ぶ方向をy方向とし、基板の一面と平行な面内方向であって、y方向と直交する方向をx方向とする。この場合、流路6は圧力室7を挟んで両側にx方向に延びて1つずつ形成されており、各流路6と連通する共通液室3が流路6のx方向で外側に設けられている。基板1には、厚み方向に貫通する供給路4が設けられている。供給路4は、共通液室3と連通する。本実施形態では、共通液室3は、2つの流路6と連通している。図1には示していないが、供給路4から圧力室7に液体が流れる経路、例えば流路6には圧力室7へゴミなどが入るのを防ぐためにフィルタ部材を配置してもよい。基板1の一面において、供給路4は、開口がy方向に並ぶように設けられており、y方向で隣接する供給路4の開口の間には、吐出口形成部材8を支持する支持部材10が設けられている。
上記の構成により、記録素子基板100は、圧力室7の両側から液体を供給することができる。このため、液体の供給速度を向上させることができ、高速な記録を実現することができる。液体を圧力室7の両側から供給することで、吐出口9の周辺における液体の流れの対称性が向上するため、吐出する液体の直進性が向上し、吐出した液体を記録媒体上の所望の位置に着弾させることが容易となる。
吐出口9は、y方向に600dpiの間隔で配置されている。供給路4は、基板1の一面における開口が、y方向すなわち吐出口9と平行に300dpiの間隔で配置されている。供給路4の開口は、x方向およびy方向の長さが共に40μmである。吐出口9の大きさは、y方向の長さが20.5μm、x方向の長さが20μmである。吐出口形成部材8の厚みは、薄いほど液体が受ける粘性抵抗が小さくなり、吐出口9から液体中の水分が蒸発して液体が増粘し粘性抵抗が上昇しても液滴を吐出しやすくなる。吐出口形成部材8の厚みは、好ましくは、10μm以下3μm以上であり、この範囲内の厚みとすることで吐出しやすさと吐出口形成部材8の強度とを両立することができる。圧力室7の高さは、液滴のまとまりを向上させるためには、16μm以下程度であることが好ましい。本実施形態では、吐出口形成部材8の厚みは4.5μm、圧力室7の基板1から吐出口形成部材8の基板1側の表面までの高さは5.0μmである。したがって、基板1のエネルギー発生素子2が設けられた面から吐出口形成部材8の基板1から遠い側の表面までの距離は9.5μmである。圧力室7の高さが低いと液体の圧力室7への供給速度が低下する場合があるが、本実施形態では、上記の通り圧力室7の両側から液体を供給することで供給速度の低下を抑制している。
(吐出口の構成)
図3は、図2の吐出口9の詳細な構成を示している。図3(a)は、吐出口9の平面構成を示す図であり、図3(b)は、図3(a)のm−m断面図であり、図3(c)は、図3(a)のk−k断面図である。
吐出口9は、吐出口形成部材8を貫通する貫通孔である。吐出口9の内側面には、吐出口9の内側に向かって突出する突起11が形成されている。吐出口9の外縁部12は、外縁部12は、吐出口9の開口を囲う部分であり、吐出口形成部材8の基板1から遠い側の表面8aは平面であるため、外縁部12は吐出口形成部材8の表面8aと同一の平面内に位置している。突起11の先端部分は、吐出口形成部材8よりも基板1に近い側に位置している。したがって突起11の先端部分は、吐出口9の外縁部12よりも基板1に近い側に一している。突起11が吐出口9の内側面に接する根本部分は、外縁部12と同一の平面内に位置しており、根本部分から先端部分に向かうにつれて、突起11は、吐出口形成部材8の表面8aよりも基板1に近づく側に傾斜している。
突起11は、図2(a)に示すx方向と平行に、すなわち吐出口9が並ぶ方向と直交する方向に延びている。本実施形態では、突起11の幅は2μmであり、突起11の間隔は3μmである。吐出口9の両側には一対の突起11が設けられており、1つの突起11の長さは8.5μmである。この構成により、突起11の間隔が狭くなり、吐出する液滴のまとまりを向上させることができるため、飛散するミストの量を低減することができる。
(記録素子基板の製造方法)
図4は、記録素子基板100の製造方法を説明するための図である。図4(a)〜図4(h)は、記録素子基板100の製造工程を順に示している。
まず図4(a)に示すように、エネルギー発生素子2が配設された基板1上に第1のネガ型感光性レジスト31の膜を形成する。第1のネガ型感光性レジスト31は、化学増幅型レジストであってよい。第1のネガ型感光性レジスト31に含まれる樹脂成分としては、エポキシ樹脂、シリコン系高分子化合物、α−位に水素原子を有するビニル系高分子化合物等を用いることができる。上記の樹脂成分の中でも、エポキシ樹脂を用いることが好ましい。第1のネガ型感光性レジスト31は、光酸発生材を含むことができる。光酸発生材は、例えば、トリアリールスルホニウム塩、オニウム塩等である。第1のネガ型感光性レジスト31は、溶媒を含んでもよい。溶媒としては、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(以下、PGMEAと示す)、γ−ブチロラクトン等を用いることができる。第1のネガ型感光性レジスト31の膜を形成する方法としては、例えばソルベントコート法、ドライフィルムを作製して基板上に転写する方法などを用いることができる。第一のネガ型感光性レジスト31の膜厚は特に限定されないが、例えば5μm以上、30μm以下とすることができる。
続いて図4(b)に示すように、マスク41を介して第1のネガ型感光性レジスト32を選択的に露光して液体流路パターンを潜像させて、露光後ベーク(以下、PEB(Post Exposure Bake)と示す)を行う。本実施形態ではネガ型のレジストを用いているため、マスク41は、流路壁として残す部分のみを露光することができるように流路形成部材5および支持部材10の形状に合わせてパターニングされている。この工程により、第1のネガ型感光性レジストの硬化部31aが形成される。露光には、例えば紫外線や電離放射線等を用いることができる。露光量は、例えば3000J/m以上、10000J/m以下とすることができる。PEBの温度は、例えば40℃以上105度以下であり、PEBの時間は、例えば3分以上15分以下とすることができる。なおここで示した各条件は一例であり、所望のパターンを形成することができれば特に限定されるものではない。
第1のネガ型感光性レジストの硬化部31aが形成されると、図4(c)に示すように、その上層に第2のネガ型感光性レジスト32の膜を形成する。第2のネガ型感光性レジスト32は、化学増幅型レジストであってよい。第2のネガ型感光性レジスト32に含まれる樹脂成分としては、エポキシ樹脂、シリコン系高分子化合物、α−位に水素原子を有するビニル系高分子化合物等、第1のネガ型感光性レジスト31と同様のものを用いることができる。第2のネガ型感光性レジスト32は、光酸発生材を含むことができる。光酸発生材としては、例えば、トリアリールスルホニウム塩、オニウム塩等、第1のネガ型感光性レジスト31と同様のものを用いることができる。第2のネガ型感光性レジスト32は、溶媒を含むことができる。溶媒は、PGMEA、γ−ブチロラクトン等、第1のネガ型感光性レジスト31と同様のものを用いることができる。
第1のネガ型感光性レジストの硬化部31aによって形成される流路パターンを潜像させるために、第2のネガ型感光性レジスト32の露光に対する感度は、第1のネガ型感光性レジスト31の露光に対する感度よりも高いことが好ましい。このため、第2のネガ型感光性レジスト32は、第1のネガ型感光性レジスト31よりも光酸発生材を多く含むことが好ましい。第2のネガ型感光性レジスト32の膜を作製する方法としては、ソルベントコート法、ドライフィルムを作製して基板上に転写する方法などが挙げられる。このうち、第2のネガ型感光性レジスト32の膜は、ドライフィルムを作製して基板上に転写する方法を用いて形成することが好ましい。ソルベントコート法を用いる場合、第2のネガ型感光性レジスト32に含まれる溶媒が第1のネガ型感光性レジスト31を溶解してしまう場合があるためである。第2のネガ型感光性レジスト32の膜厚は特に限定されないが、例えば、3μm以上60μm以下とすることができる。
第2のネガ型感光性レジスト32の膜を形成した後、図4(d)に示すように、第2のネガ型感光性レジスト32の膜の上に、第3のネガ型感光性レジスト33の膜を撥水層として形成する。第3のネガ型感光性レジスト33としては、化学増幅型レジストを用いることができる。第3のネガ型感光性レジスト33に含まれる樹脂成分としては、第1のネガ型感光性レジスト31および第2のネガ型感光性レジスト32に含まれる樹脂成分と異なるものを用いることができる。第3のネガ型感光性レジスト33は、光酸発生材を含むことができる。光酸発生材としては、所望のパターンを形成することができるものであれば特に限定されず、第1のネガ型感光性レジスト31および第2のネガ型感光性レジスト32と同様のものを用いることができる。さらに第3のネガ型感光性レジスト33は溶媒を含むことができる。溶媒は、1種類を用いてもよく、2種類以上を用いてもよい。溶媒としては、エタノールやブタノールなどを用いることができる。溶媒が第1のネガ型感光性レジスト31まで浸透しないように、溶媒(2種類以上を用いる場合には混合溶媒)の沸点は150℃以下であることが好ましい。第3のネガ型感光性レジスト33に含まれる溶媒は、第1のネガ型感光性レジスト31および第2のネガ型感光性レジスト32に含まれる溶媒と同一であってもよい。第3のネガ型感光性レジスト33の膜を形成する方法としては、ソルベントコート法、ドライフィルムを作製して基板上に転写する方法などが挙げられる。第3のネガ型感光性レジスト33の膜厚は特に限定されないが、例えば0.1μm以上3μm以下とすることができる。
続いて、図4(e)に示すように、マスク42を介して第2のネガ型感光性レジスト32および第3のネガ型感光性レジスト33の膜を選択的に一括露光して、吐出口9(図2参照)の形状に沿ったパターンを潜像させ、その後PEBを行う。露光には、例えば紫外線や電離放射線などを用いることができる。露光量は、例えば400J/m以上、3000J/m以下とすることができる。PEBの温度は例えば70℃以上105℃以下とすることができ、PEBの時間は例えば3分以上10分以下とすることができる。なお、ここで挙げた露光条件およびPEB条件は一例であり、所望の吐出口パターンが形成できれば特に限定されない。
さらに、図4(f)に示すように、第1のネガ型感光性レジスト31、第2のネガ型感光性レジスト32および第3のネガ型感光性レジスト33を一括現像して液体の流路(図2の共通液室3、流路6および圧力室7など)および吐出口9を形成する。現像は、例えばPGMEAなどを用いて行うことができる。
現像が行われた後、図4(g)に示すように、液体の流路および吐出口9を露光する。この露光処理は、第2のネガ型感光性レジスト32と第3のネガ型感光性レジスト33のエポキシ基の開環させるために行われる。露光には、例えば紫外線や電離放射線などを用いることができる。露光量は、例えば400J/m以上3000J/m以下とすることができる。
続いて図4(h)に示すように、熱処理が行われる。熱処理によって、第2のネガ型感光性レジスト32と第3のネガ型感光性レジスト33との間の硬化収縮の差に起因して吐出口形成部材8の突起11が変形する。例えば、第2のネガ型感光性レジスト32よりも第3のネガ型感光性レジスト33の方が硬化収縮が小さい場合、熱処理を行った後、吐出口形成部材8の突起11部分は基板1側に向かって変形する。図4(g)に示した露光処理の露光量によって、第2のネガ型感光性レジスト32と第3のネガ型感光性レジスト33のエポキシ基の開環を制御することができ、突起11の変形量を制御することができる。熱処理の温度は例えば160℃以上250℃以下とすることができ、熱処理の時間は例えば30分以上5時間以下とすることができる。一括現像後の露光処理と熱処理の条件を変えることにより、突起11の形状を制御することができる。
以上、記録素子基板100の製造方法の一例について説明した。この方法によれば、硬化収縮の特性が異なる2種類以上の材料の層からなる吐出口形成部材8を形成し、露光処理および熱処理を用いて変形させることで、突起11の先端部分を吐出口形成部材8よりも基板1に近い側に位置させることができる。
上記の例では、第2のネガ型感光性レジスト32および第3のネガ型感光性レジスト33を用いて吐出口形成部材8を形成したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、第3のネガ型感光性レジスト33の代わりに、撥水性を有する溶媒を第2のネガ型感光性レジスト32に塗布して図4(f)の一括現像を行い、第2のネガ型感光性レジスト32の表層に撥水層を形成してもよい。撥水層の厚みは例えば0.1μm以上3μm以下とすることができる。
(効果)
記録素子基板100では、突起11の先端部分が吐出口形成部材8の表面8aに対して、基板1に近い側に位置している。このため、吐出口形成部材8の表面8aをブレードなどのワイプ部材で拭くワイプ動作を行ったとしても、ワイプ部材が突起11に接触し難くなり、突起11が折れるなどの破損が生じる可能性を低減することができる。特に記録素子基板100は、吐出口形成部材8の厚みが4.5μmと薄く、外力に対する強度は吐出口形成部材8の厚みが薄いほど低下する。このため、突起11をワイプ部材に触れにくくして突起11を破損し難くすることが特に効果的である。さらに、突起11の部分だけが吐出口形成部材8の表面8aよりも基板1に近い側に位置していて、吐出口9の外縁部12は吐出口形成部材8の表面8aと同一面上に位置している。このため、ワイプ動作の際に、外縁部12に付着した液滴などの付着物を除去することができる。近年、液体吐出装置の分野では、より発色が良く安定性の高い高画質な画像を形成するために、固形分を多く含むインクを使用することがある。例えば固形分の濃度(色材濃度)が8.0重量%以上のインクを使用した場合、付着物が発生しやすくなる。
図5は、吐出口9周辺の付着物12の付着位置とそのときの液滴が着弾する位置のズレ量とを示している。図5(a)は、吐出口9の突起11の突出する方向、および付着物12の付着位置の組合せが異なる例(1)〜(4)を示している。図5(b)は、図5(a)の例(1)〜(4)の液滴の着弾位置の理想着弾位置からのずれ量であるYズレ値の液体の飛翔距離に対する変化を示している。ここでYズレ値は、例(1)において液体飛翔距離が1mmのときの値が1となるように規格化されている。また図5(a)の表には、Yズレ値として、液体飛翔距離が1mmのときの値が数値で示されている。
図5(a)の例(1)および例(2)は、吐出口9の突起11がx方向に突出しており、例(3)および例(4)は、突起11がy方向に突出している。例(1)および例(3)では、付着物13は外縁部12に付着しており、例(2)および例(4)では、付着物13は突起11に付着している。図5(a)の吐出口模式図には、付着物13の付着位置が示されている。この模式図に示された状態において、液体を吐出させたときのシミュレーションを行い、吐出した液滴の着弾位置の理想着弾位置からのずれ量を示すYズレ値を求めた。このYズレ値は、液体飛翔距離が1mmのとき、例(1)が1、例(2)が0.6、例(3)が2.1、例(4)が0.8となっている。突起11の突出している方向が同じ場合を比較すると、Yズレ値は、付着物13の付着位置が吐出口9の外縁部12の場合、付着位置が突起11の場合よりも大きくなっている。さらに付着物13の付着位置が同じ場合を比較すると、Yズレ値は、突起11の方向がx方向よりもy方向の方が大きくなっている。突起11の方向は、Yズレ値が小さくなるように、図2に示したとおり、x方向とすることが好ましい。記録素子基板100では、着弾位置の理想着弾位置からのずれが大きくなる外縁部12の付着物13はワイプ動作によって取り除くことができる。このため、記録する画像への影響を小さくすることができ、安定的に高精細高画質の画像を提供することができる。
<第2の実施形態>
図6は、本発明の第2の実施形態に係る記録素子基板200(図示せず)の備える吐出口9の形状を説明するための模式図である。記録素子基板200の基本的な構成は第1の実施形態に係る記録素子基板100と同様であるため、ここでは説明を省略し、記録素子基板100と異なる点について主に説明する。
記録素子基板200は、記録素子基板100と吐出口9の形状が異なる。本実施形態では、吐出口9は、突起11の先端部分の幅D1よりも、突起11の吐出口9の内側面と接する根本部分の幅D2が大きくなっている。突起11の根本部分は湾曲している。外力に対する応力は、突起11の根本部分に集中しやすい。このため、根本部分の幅D2を大きくすることで、突起11の強度を向上させることができる。ここで突起11の先端部分の幅D1をD2よりも狭くすることで、吐出する液滴のまとまりを向上させることができる。
第1の実施形態と同様に、吐出口9の並ぶ方向をy方向、基板1の一面と平行な面内方向であってy方向と直交する方向をx方向とする。記録素子基板200においても突起11は、x方向に突出している。突起11の先端部分の幅D1は2μmであり、突起の根本の幅D2は4μmである。突起11の根本部分の曲率半径Rは4μmである。同じ吐出口9に設けられた一対の突起11の間の間隔は3μmである。吐出口9の長径(y方向の長さ)は20.5μm、短径(x方向の長さ)は20μmである。各突起11の長さは8.5μmである。突起11の根本部分を太くすることで、外力に対する強度を向上させることができるが、突起の長さLの根元部分の幅D2に対する比L/D2は2以上となり、アスペクト比は高い。このため、突起11の形状だけではまだワイプ部材などから外力が突起11にかかった場合、破損してしまう恐れがある。このため本実施形態においても第1の実施形態と同様に、突起11の先端部分が吐出口形成部材8よりも基板1側に位置している。これにより、ワイプ部材が突起11に接触することを抑制しつつ、突起11の根本部分を太くすることで応力の集中を防ぎ、突起11の破損をより確実に抑制することが可能になる。したがって、安定的に高精細、高画質の画像を提供することができる。
<第3の実施形態>
図7は、本発明の第3の実施形態に係る記録素子基板300を備える液体吐出装置について説明するための図である。図7(a)には、記録素子基板300の模式的な構成と、記録素子基板300の吐出口形成部材8の表面8aを拭き取るワイプ部材14が示されている。図7(b)は、図7(a)のp−p断面の拡大図である。ワイプ部材14は、吐出口形成部材8の表面8aに接した状態でこの表面8a上を、図7(a)で矢印に示す方向に移動する。これにより、吐出口形成部材8の表面8aに付着した液体などの付着物を取り除くことができる。ワイプ部材14は、ゴムなどの弾性部材である。ワイプ部材14のヤング率がE、ワイプ部材14の断面二次モーメントがI、ワイプ部材14にかかる荷重がw(N/m)、吐出口9の長径がLであるとする。このときワイプ部材14が吐出口9の開口内に進入する距離δは、等分布荷重の単純な両端支持部材の撓みとして算出すると、以下の式(1)で表すことができる。
Figure 0006818436
突起11がワイプ部材14に接触することを抑制するためには、吐出口形成部材8の表面8aから突起11の先端部分までの距離kを、上記の距離δよりも大きくすることが好ましい。このとき距離kは以下の式(2)を満たす。
Figure 0006818436
距離δの値は、ワイプ部材14の材料や形状によって異なるため、ワイプ部材14の材料や形状に応じて、上記の式(2)を用いて、突起11の形状を決定することが好ましい。或いは、突起11の形状が定まった後、上記の式(2)を満たすようにワイプ部材14の材料や形状を決定することもできる。
例えば、ワイプ部材14のヤング率E=40MPa、吐出口形成部材8に接触するワイプ部材14の断面の各辺の長さ50μm、ワイプ部材14が吐出口形成部材8に対してかける荷重w=2MPaとする。また、ワイプ部材14の全長20mm、吐出口径L=24μmとする。このとき、ワイプ部材14の最大侵入距離δ=0.21μmとなる。したがって、この場合、突起11が吐出口形成部材8の表面8aよりも0.21μm以上基板1の側に位置していれば、突起11の破損が生じ難くなる。
<第4の実施形態>
図8は、本発明の第4の実施形態に係る記録素子基板400(図示せず)の構成について説明するための図である。記録素子基板400の全体構成は第1の実施形態に係る記録素子基板100と同様であるためここでは説明を省略し、記録素子基板100との差異を主に説明する。
図8(a)は、記録素子基板400の吐出口9の拡大図である。図8(b)は、図8(a)のs−s断面図であり、図8(c)は図8(a)のt−t断面図である。第1〜第3の実施形態では突起11の根本部分は吐出口形成部材8の表面8aと同一面上に位置していたのに対して、本実施形態では、突起11の基板1から遠い側の表面の全体が吐出口形成部材8の表面8aと異なる面内に位置している。この例では、突起11の基板1から遠い側の表面は、吐出口形成部材8の表面8aと平行な面内に位置しており、この面は吐出口形成部材8の表面8aよりも1μm基板1に近い側に位置している。本実施形態のように、突起11の全体を吐出口形成部材8の表面8aよりも基板1に近い面内に設けることで、突起11の全体がワイプ部材14に接触することを抑制することができる。このため、突起11の根本部分にはワイプ部材14が接触する第1〜第3の実施形態と比較して、より突起11の形状の自由度が向上する。例えば液滴のまとまりを重視して突起11をより長くしたり、根本部分を含めて突起11の幅を細くすることもできる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の技術的思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、上記実施形態では、記録素子基板100を備える液体吐出ヘッド20の構成を示したが、液体吐出ヘッド20は、記録素子基板100の代わりに記録素子基板200,300,400のいずれかを搭載してもよい。
上記実施形態では、吐出口9の両側から圧力室7に液体を供給する構造の記録素子基板について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。吐出口9以外の構成については一例であり、例示した以外の様々な構成の記録素子基板について、本発明を適用することができる。例えば、吐出口9の両側に形成された供給路4の一方は圧力室7に液体を供給し、他方は圧力室7から液体を回収するために用いられてもよい。この場合、回収した液体を循環させてもよい。つまり圧力室内の液体は、圧力室の外部との間で循環される構成の液体吐出ヘッドに適用可能である。このように液体が循環される液体吐出ヘッドの場合、複数の突起11の間の間隔を比較的小さくでき、サテライト滴やミストの抑制に特に効果的である。
例えば、上記実施形態では、突起11は、各吐出口9の内側面に一対ずつ形成されていることとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、突起11は吐出口9ごとに少なくとも1つ形成されていればよい。
1 基板
2 エネルギー発生素子
3 共通液室
4 供給路
5 流路形成部材
6 流路
7 圧力室
8 吐出口形成部材
9 吐出口
10 支持部材
11 突起
12 外縁部
14 ワイプ部材
100 記録素子基板

Claims (12)

  1. 基板と、
    前記基板の一面に配設され、液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、
    液体を吐出する吐出口が形成された吐出口形成部材と、を備え、
    前記吐出口の内側面には、当該吐出口の内側に向かって突出する突起が形成されており、
    前記吐出口形成部材および前記突起は、硬化収縮の特性が異なる2種類以上の材料の層からなり、
    前記吐出口形成部材の前記基板から遠い側の表面において、前記突起の先端部分は、前記吐出口の外縁部よりも前記基板に近い側に位置することを特徴とする記録素子基板。
  2. 前記吐出口形成部材の厚みは10μm以下である、請求項1に記載の記録素子基板。
  3. 前記突起が前記内側面に接する根本部分は、前記外縁部と同一の平面内に位置する、請求項1または2に記載の記録素子基板。
  4. 前記突起は、全長に渡って前記外縁部よりも基板に近い側に位置する、請求項1または2に記載の記録素子基板。
  5. 前記突起の長さ前記突起が延びる方向と直交する方向における前記突起の根本部分の幅Dとしたとき、L/Dは2以上である、請求項1からのいずれか1項に記載の記録素子基板。
  6. 前記突起が延びる方向は、前記吐出口が並ぶ方向と直交する、請求項1からのいずれか1項に記載の記録素子基板。
  7. 前記突起は、前記内側面に接する根本部分の幅よりも前記先端部分の幅の方が狭い、請求項1からのいずれか1項に記載の記録素子基板。
  8. 前記エネルギー発生素子を内部に備える圧力室をさらに備え、前記圧力室内の液体は当該圧力室の外部との間で循環される、請求項1からのいずれか1項に記載の記録素子基板。
  9. 請求項1からのいずれか1項に記載の記録素子基板を備える液体吐出ヘッド。
  10. 請求項に記載の液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置。
  11. 前記液体として、色材濃度が8.0重量%以上のインクを使用する、請求項1に記載の液体吐出装置。
  12. 前記吐出口形成部材の前記基板から遠い側の表面に接した状態で当該表面の上を移動するワイプ部材をさらに備え、
    前記ワイプ部材の断面二次モーメントをI、前記ワイプ部材にかかる荷重をw、前記ワイプ部材のヤング率をE、前記吐出口の長径をLとした場合、前記突起の先端部分と前記表面との間の距離kは、
    Figure 0006818436
    を満たす、請求項1または1に記載の液体吐出装置。
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