JP6816868B2 - 固液分離装置 - Google Patents

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本発明は、固液分離装置に係り、特に、回転ドラムの開口部に付着した固形分を効率良く分離させることができる固液分離装置に関する。
従来、固液分離装置、例えば、回転ドラムの外から前記回転ドラムの開口部に向かって、液体を噴出させて、前記開口部に付着した異物等を分離させるようにしている(特許文献1参照)。
特開2001−248087号公報
しかしながら、上記固液分離装置にあっては、回転ドラムの外から前記回転ドラムの開口部に向かって、液体を噴出させているため、前記開口部に付着した異物等が分離できず、液体中から異物を効率良く分離させることができないという問題点が生じた。
本発明は、前記問題点を考慮したなされた液体を含む処理対象物から液体と固体を効
率良く分離することができる固液分離装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の固液分離装置は、処理する液体を受け入れる処理槽と、この処理槽内の液体に一部浸漬された状態で回転可能に配置され、外周壁が複数の開口部を有する回転ドラムと、前記処理槽に前記処理する液体を供給する供給通路と、前記回転ドラム内の水を前記処理槽の外へと導く排水通路と、前記回転ドラムの外周面に付着した固形分を剥離して、前記処理槽の外へと排出する固形分排出手段と、前記回転ドラムの内から前記回転ドラムの前記開口部に向かって、液体を噴出させて、前記開口部に付着した固形分を分離させる液体噴射手段とを備え、前記回転ドラムは、略水平方向に回転軸を有し、前記液体噴射手段は、前記回転ドラムの回転軸を貫通して設けられた水平管と、この水平管より分岐し、前記回転ドラムの開口部に向かうように設けられた分岐管とを備え、前記回転ドラム内の前記水平管には、前記水平管の外側を覆う中空シャフトがなく、前記分岐管の先端は、前記処理槽の前記回転ドラム内の前記液体の上方に位置し、前記分岐管の先端より液体を噴射させて、前記回転ドラムの前記開口部に付着した固形分を分離させるものである。

請求項1記載の固液分離装置によれば、回転ドラムの内から前記回転ドラムの開口部に向かって、液体を噴出させて、前記開口部に付着した固形分を分離させる液体噴射手段とを備えているため、回転ドラムの外から前記回転ドラムの開口部に向かって、液体を噴出させるようにした従来のものに比べ、開口部に付着した固形分を効率良く分離させることができる。
また、請求項記載の固液分離装置によれば、液体噴射手段は、回転ドラムの回転軸を貫通して設けられた水平管と、この水平管より分岐し、前記回転ドラムの開口部に向かうように設けられた分岐管とを備えているため、前記分岐管の先端より液体を噴射させて、前記回転ドラムの前記開口部に付着した固形分を分離させることができる。
図1は、本発明の一実施例の固液分離装置の概略的断面図である。 図2は、図1の概略的断面図である。 図3は、図2の一部の概略的拡大断面図である。
本発明の一実施例の固液分離装置を図面(図1乃至図3)を参照して説明する。
図1に示すKは、液体を含む処理対象物(液体を含む処理対象物は、例えば、白水、
汚水等である。)から液体と固形分とを分離する固液分離装置で、
固液分離装置Kは,処理する液体を受け入れる処理槽1と、外周壁21表面が酸化チ
タン薄膜で形成され、処理槽1内の液体に一部浸漬された状態で回転可能に配置され、外
周壁21が複数の開口部22を有する回転ドラム2と、処理槽1の液面より上にある回転
ドラム2の外周壁21表面に向かうように照射されるUVランプ3と、処理槽1に前記処
理する液体を供給する供給通路4と、回転ドラム2内の水を処理槽1の外へと導く排水通
路5と、回転ドラム2の外周壁21表面に付着した固形分10を剥離して、処理槽1の外
へと排出する固形分物排出手段6と、回転ドラム2の内から回転ドラム2の開口部22に
向かって、液体(例えば、水)を噴出させて、開口部22に付着した固形分10を分離さ
せる液体噴射手段7とを備えている。
上述した回転ドラム2は、略水平方向に回転軸23を有し、また、液体噴射手段7は、回転ドラム2の回転軸23を貫通して設けられた水平管71と、この水平管71より分岐し、回転ドラム2の処理槽1の液面より上にある開口部22に向かうように設けられた分岐管72とを備えている。分岐管72の先端は、処理槽1の液面より上にある。図2に示す73は、ポンプである。
なお、図2に示す分岐管72の先端は、処理槽1の液面より上にあるが、場合により、分岐管72の先端は、処理槽1の液面内にあっても良い。
図2に示すように、24、24は軸受、25、26はスプロケット、27はチェーン、28はモータ、29はロータリージョイントで、モータ28の回転は、水平管71はロータリージョイント29により固定されたまま、スプロケット26、チェーン27、スプロケット25を介して、回転軸23に伝達され、回転ドラム2が回転するようになっている。
なお、図2に示す100は第1の筒体、101は第1の筒体100と回転軸23(図2の回転軸23、23の内、左に位置する回転軸23)とを一体化するための溶接部位であり、102は、第1の筒体100とスプロケット25とを一体化するためのキー、201は第2の筒体200と回転軸23(図2の回転軸23、23の内、右に位置する回転軸23)とを一体化するための溶接部位である。
また、固形分物排出手段6は、例えば、回転ドラム2上の固形分10を移し替える転写ロール61と、転写ロール61上の固形分10を掻き取り除去するドクター62とを有する。
そして、回転ドラム2の外周壁21の開口部22の周縁部表面に付着した固形分10をUVランプ3によって照射し、照射後、付着した回転ドラム2の外周壁21の開口部22の周縁部表面が処理槽1内の液中に没して回転ドラム2の外周壁21の開口部22の周縁部表面に付着した固形分10を回転ドラム2の外周壁21表面から分離させるようにしている。
なお、開口部22は、例えば、回転ドラム2の側面に酸化チタンがコーティングされたステンレス網を張ることにより、形成することができる。
従って、上述した固液分離装置(固液分離方法)Kによれば、回転ドラム2の内から回転ドラム2の開口部22に向かって、液体を噴出させて、開口部22に付着した固形分10を分離させる液体噴射手段7とを備えているため、回転ドラム2の外から回転ドラム2の開口部22に向かって、液体を噴出させるようにした従来のものに比べ、開口部22に付着した固形分10を効率良く分離させることができる。
また、外周壁21の開口部22の周縁部表面が酸化チタン薄膜で形成された回転ドラム2とUVランプ3とによる光触媒効果による酸化力によって開口部22に付着した固形分(特に、汚水中の油分)10、を脱臭、殺菌等して処理することができる。
なお、特に、処理する液体が「油分が含まれた汚水」の場合、汚水中の固形分10をUVランプ3によって照射するため、固形分10中の油分が分離し、照射後、付着した回転ドラム2の外周壁21表面が処理槽1内の液中に没して回転ドラム2の外周壁21表面に付着した固形分10を回転ドラム2の外周壁21表面から容易に分離させることができる。
K 固液分離装置
1 処理槽
2 回転ドラム
4 供給通路
5 排水通路
6 固形分排出手段
21 外周壁
22 開口部

Claims (1)

  1. 処理する液体を受け入れる処理槽と、
    この処理槽内の液体に一部浸漬された状態で回転可能に配置され、外周壁が複数の開口部を有する回転ドラムと、
    前記処理槽に前記処理する液体を供給する供給通路と、
    前記回転ドラム内の水を前記処理槽の外へと導く排水通路と、
    前記回転ドラムの外周面に付着した固形分を剥離して、前記処理槽の外へと排出する固形分排出手段と、
    前記回転ドラムの内から前記回転ドラムの前記開口部に向かって、液体を噴出させて、前記開口部に付着した固形分を分離させる液体噴射手段とを備え、
    前記回転ドラムは、略水平方向に回転軸を有し、
    前記液体噴射手段は、前記回転ドラムの回転軸を貫通して設けられた水平管と、この水平管より分岐し、前記回転ドラムの開口部に向かうように設けられた分岐管とを備え、
    前記回転ドラム内の前記水平管には、前記水平管の外側を覆う中空シャフトがなく、
    前記分岐管の先端は、前記処理槽の前記回転ドラム内の前記液体の上方に位置し、
    前記分岐管の先端より液体を噴射させて、前記回転ドラムの前記開口部に付着した固形分を分離させる
    ことを特徴とする固液分離装置。
JP2016022591A 2016-02-09 2016-02-09 固液分離装置 Active JP6816868B2 (ja)

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