JP6815339B2 - プログラム、家電製品システム及び家電製品 - Google Patents

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Description

本発明は、プログラム、家電製品システム及び家電製品に関する。
近年、掃除機や洗濯機、冷蔵庫、エアコン、加熱調理器等の家電製品がインターネット等の広域ネットワークに接続可能になってきており、宅外から家電製品の情報を取得したり操作したりすることが可能である。
LANLAN 特許文献1は、無効な表示部の視認性を低下させるGUIを開示している(0079−0088)。
また、特許文献2には、サーバを使用し家電製品を操作することが例示されている。
特開2016−42654号公報
特開2015−82778号公報
家電製品は、製品に応じてさまざまな機能を発現可能であるが、家電製品に対する指令が行われる場所に応じて、その指令の実行が好ましくない場合が想定される。例えば、家電製品をマニュアル指令で移動させようとする場合、家電製品を知覚(例えば目視)できない遠隔の場所からの指令をも可能にすると、指令者(使用者)は通常、家電製品の状態を想像しながら指令を行うことになる。この場合、使用者の想定とは異なる動作がされてしまう虞がある。このため、家電製品が例えば想定外の動作をしてしまうといった事態を抑制すべく、指令が行われた場所を検知するとともに、その場所に応じて家電製品に実行させることが可能な指令、困難又は不可能な指令を分類することが望まれる。
特許文献1、2では、操作情報端末が同一宅内の無線LAN環境にある場合と宅外にある場合での接続システムについては言及されているが、上記のような課題に係る技術的思想は何ら開示していない。
上記事情に鑑みてなされた本発明のプログラムは、
操作端末を介して家電製品に対する指令を送信可能なプログラムであって、
前記操作端末にインストールされた場合、前記操作端末の前記家電製品に対する位置又は前記操作端末が通信に利用している通信プロトコルに応じて、送信可能な指令の組合せが変動することを特徴とする。
また、上記事情に鑑みてなされた本発明の家電製品システムは、
宅内に設けられた無線LANルータと、
該無線LANルータと無線通信プロトコルを利用して通信可能な家電製品と、
無線通信プロトコル及び広域通信ネットワークプロトコル何れかを選択して前記無線LANルータと通信可能な操作端末と、
上記プログラムと、を有する家電製品システムであって、
前記操作端末が宅内に在ると判断される場合に、該操作端末が送信可能な指令の組合せと、
前記操作端末が宅外に在ると判断される場合に、該操作端末が送信可能な指令の組合せとが異なることを特徴とする。
実施例1の機器制御システムの模式図 実施例1が適用される自走式電気掃除機の外観斜視図 実施例1が適用される自走式電気掃除機の底面図 図2aのB−B断面図 図2aのC−C断面図 宅外で操作する場合の実施例1の操作端末のリモコン操作画面 宅内で操作する場合の実施例1の操作端末のリモコン操作画面 実施例1の操作端末のリモコン操作画面でおこのみを選択した際の操作画面 実施例1の操作端末の予約操作画面 実施例1の操作端末の予約操作画面で予約設定ボタンを押下した際の操作画面 実施例1の操作端末の履歴表示画面 実施例1の操作端末の履歴表示画面で詳細表示ボタンを押下した際の画面 実施例1の操作端末のその他のメニュー画面 宅外で操作する場合の参考例の操作端末のリモコン操作画面の例 実施例2の機器制御システムの模式図
以下、本発明の実施例について添付の図面を参照しつつ説明する。本明細書では便宜的に家電製品と操作端末とが同一の無線LANルータ環境内にある場合を宅内、同一の無線LANルータ環境内にない場合を宅外と呼称する。
図1は、本実施例の機器制御システムの一例としての家電製品システムの模式図である。機器制御システムは、広域ネットワーク2、操作端末3,5、宅内(例えば家庭内)に配された無線LANルータ4と家電製品6で構成されている。
[操作端末3,5]
操作端末3,5は、例えば家電製品6の使用者それぞれが所有する好ましくは可搬の端末である。操作端末3,5は、広域ネットワークプロトコル及び無線通信プロトコルを利用して家電製品6と通信可能な機器である。広域ネットワークプロトコルを利用した通信の場合、広域ネットワーク2と無線LANルータ4を介することで家電製品6と通信可能である。無線通信プロトコルを利用した通信の場合も、家電製品6との間では無線LANルータ4を介することで通信可能である。
本実施例では、操作端末3,5のうち、無線LANルータ4との無線通信プロトコルによる無線通信圏内にない(すなわち、宅外の)端末を第1操作端末3と、無線通信圏内にある(すなわち、宅内の)端末を第2操作端末5と呼称する。LAN操作端末3,5は便宜上分けて説明するものであり、或る端末が宅内に在る場合には第2操作端末5となり、宅外に在る場合には第1操作端末3となると考えることができる。
[無線LANルータ4]
無線LANルータ4は、広域ネットワークプロトコル及び無線通信プロトコルを利用して、無線LANルータ4に送信されてきた情報を、送信先である他の機器(操作端末3,5、家電製品6)に転送する機器である。
[家電製品6]
家電製品6は、無線通信プロトコルを利用した無線LANルータ4との通信を介して、操作端末3,5と通信可能な機器である。家電製品6としては、例えば、掃除機や洗濯機、冷蔵庫、エアコン、加熱調理器などを例示できるが、家庭内で用いられる電気機器であれば特に制限されない。
詳細は後述するが、家電製品6は、家電製品6に配されたスイッチ又はボタン等の操作や、通信を介した操作端末3,5からの操作を通じて、駆動、駆動終了、駆動の予約、また、駆動中の動作の調整等の指令を受付けることができる。
家電製品6は、送受信部61、指令の受付許否を許否条件に基づいて判定する判定部63、受付を許可した指令を解釈して実行処理する処理部62、操作権情報を記憶する端末情報記憶部64、及び、判定部63等の最新の動作からの経過時間を計測する計時部65を備える。
送受信部61は、操作端末3,5からの指令(要求)や操作端末3,5固有の情報(操作端末情報)を受信するとともに、判定部63の判断結果や処理部62の処理結果といった応答を、無線LANルータ4を介して操作端末3,5に送信する。
判定部63は、予め設定された許否条件に基づいて、送受信部61が受信した指令の受付許否を判定する。本実施例の判定部63は、或る操作端末の指令を受付けているのと同時期に別の操作端末が指令を行おうとすることで家電製品6が思わぬ動作をすることを抑制するように構成されている。具体的には、或る操作端末が家電製品6に指令を送信している場合、判定部63は、この操作端末に固有の操作端末情報を端末情報記憶部64に記憶させておき、この操作端末からの指令のみを一定時間受付けるようにする。このとき、端末情報記憶部64に記憶された操作端末は、「操作権を有する」ことになる。
処理部62は、判定部63が受付を許可した指令を解釈し、指令に対応した処理を家電製品6に実行させる。例えば、指令が家電製品6の自律駆動の開始である場合は、それに従って家電製品6を駆動させる。その他、家電製品6に取付けられている撮像部による撮像及び撮像データの返信等、種々の指令に従うことができる。
端末情報記憶部64は、判定部63の指令に応じて端末情報を記憶することができる。記憶端末情報は、計時部65の計時に応じて消去されることができる。記憶端末情報が設定されていない場合に送受信部61が操作端末情報を受信すると、判定部63は、この操作端末情報を記憶端末情報に設定させる。
計時部65は、家電製品6、例えばより詳細には、送受信部61、判定部63、又は処理部62の最後の動作時点(例えば、処理部62が最後に処理を実行した時点)からの経過時間を測定する。所定時間が経過した場合、記憶端末情報を消去することで操作権を消去する。
このように本実施例では、記憶端末情報が設定されていない場合に何れかの操作端末3,5からの要求を送受信部61が受信すると、その操作端末の操作端末情報が記憶端末情報として設定される(操作権が付与される)。操作権が付与された操作端末からの要求が判定部63によって受付許可される。
なお、送受信部61は例えば無線通信基板であり、判定部63及び処理部62は例えばプロセッサであり、端末情報記憶部64は例えば半導体メモリ媒体であり、計時部65は例えばクロックカウンタで構成できる。
[操作端末3,5からの指令]
操作端末3,5には、家電製品6への指令を行うことを可能にするプログラム(アプリケーション)がインストールされている。アプリケーションは、宅外から家電製品6に指令しようとする場合は、広域ネットワークプロトコルを利用して無線LANルータ4を経由して指令が送られるように構成されており、宅内から指令しようとする場合は、無線通信プロトコルにより無線LANルータ4を経由して指令が送られるように構成されている。尤も、宅内に在る場合は、使用者の選択により広域ネットワークプロトコルを利用した通信に切替えることもできる。この場合、この操作端末は宅外から通信されているのと同様の状態になる。
[宅内外で可能な指令の組合せの設定(家電製品6に対する位置を判定し、可能な指令の組合せを変動させる)]
本実施例の判定部63は、操作端末3,5が宅内と宅外どちらから要求を送信しているかの情報を取得して、これを利用した判定を行うことができる。
宅外の場合に家電製品6に対して可能な指令の組合せ(種類)は、宅内の場合に可能な指令の種類と異ならせることができる。指令としては、例えば、家電製品6の起動予約、起動指令、終了予約、終了指令、オートでの(自律での)駆動指令、マニュアルでの駆動指令、予約状況等の情報の閲覧、が挙げられる。このうち、例えばマニュアルでの駆動指令(例えば、現在位置から前進せよとかジャンプせよといった移動指令、設定温度を下げよといった目標値指令)は、指令者による自由度が高いため、セキュリティの観点から宅内モードでのみ可能にしても良い。本実施例での詳細は後述する。
また、例えば、情報の閲覧は宅内及び宅外両方から可能にしても良い。このように指令の種類によっては宅内モードでのみ実行可能にすることで、家電製品6の使用者以外の者が不正に指令を実行させる虞を低減できる。
このように宅内または宅外それぞれから可能な指令の種類は、例えばセキュリティの観点から、操作端末3,5が宅内に在る場合に限って変更可能にしたり、家電製品6に配されたスイッチ等を直接操作することによって変更可能に構成しても良い。
本実施例では上述のように、操作端末が利用するプロトコルによってその位置を判定しているが、例えば操作端末3,5及び家電製品6のGPS情報などを利用して具体的な位置を特定することで判定しても良い。
[家電製品6の一例としての自走式電気掃除機400]
次に本実施例の家電製品6の一例としての自走式電気掃除機400について説明する。自走式電気掃除機400が進行する向きのうち、サイドブラシ401を設けた側を前方、鉛直上向きを上方、駆動輪409が対向する方向を左方及び右方とする。
図2aは自走式電気掃除機400の上方からの外観斜視図であり、図2bは底面図である。自走式電気掃除機400は、上壁(及び一部の側壁)である上ケース402と、底壁(及び一部の側壁)である下ケース403と、前部に設置されるバンパ404とを含んで構成される。バンパ404後方には水平障害物センサ(不図示)が設けられており、水平方向の壁や障害物を検知することができる。自走式電気掃除機400の上面には、集塵室405とこれを取り外すためのハンドル406が設けられている。上ケース402には、本体操作ボタン407と掃除モード等を表示する表示パネル(表示部)408が配置されている。下ケース403の中央付近の左右両側に駆動輪409と、駆動輪409を駆動するための駆動機構部410が形成されている。下ケース403の前側には、サイドブラシ401と、補助輪411が形成されている。また、下ケース403の後側には、吸口部412が形成されている。
サイドブラシ401は、自走式電気掃除機400の本体よりも外側にある部屋の隅などの塵埃を吸口部412に導くブラシであり、その一部が平面視で自走式電気掃除機400の本体から露出している。サイドブラシ401は、平面視において120°間隔で放射状に延びる3束の刷毛を有し、下ケース403の前方左右に配置されている。サイドブラシ401は、サイドブラシモータ(図示せず)が駆動することで、サイドブラシ401が内側に向けて(図2bに付した矢印の方向)回転し、吸引部412に塵埃を掻き集めるようになっている。吸引部412と集塵室405との間にはごみセンサ(不図示)が設けられており、集塵室405に回収される塵埃量を検知できる。
下ケース403の中心より後側には、吸口部412が形成されている。吸口部412は、吸引口413が形成されるとともに、掻取りブラシ414、回転ブラシ415を収容する部材である。
回転ブラシ415は円筒形であり、回転ブラシモータ(図示せず)により回転可能で、かつ取り外しが可能に吸口部412に支持されている。回転ブラシ415は、複数の植毛を備えている。電動送風機450からの排気空気の一部は、制御装置421、電池ユニット419(図4)を冷却し、排気口416と、駆動機構部410から外部に排気される。
下ケースに403の前後左右4カ所に、床面用測距センサ417が設置されている。床面用測距センサ417によって階段等の大きな段差を検知することで、自走式電気掃除機400の落下(階段などからの)を防止することができる。
また、下ケース403に床面に向けた排気口416を設けているため、電動送風機450から発生する騒音が床面側に放出されるので、室内に居る使用者にとって騒音を抑制できる。電動送風機450の開口部A456a、開口部B456bを側面に配置しているため、開口部A456a、開口部B456bから放射される騒音は電動送風機収納ケース422、上ケース402との2重の壁で覆われているので、電動送風機450から放射する騒音が遮音される。また、電動送風機450の開口部6から下ケース403の排気口416までの流路長さを長くすることができるので音のエネルギーが減衰するため騒音を低減できる。
[操作画面]
操作端末3,5にインストールされた、自走式電気掃除機400を制御するためのプログラム(アプリケーション)の起動後に表示することができる画面として本実施例では、リモコン操作画面表示ボタン80によって遷移するリモコン操作画面、予約操作画面表示ボタン90によって遷移する予約操作画面、及び履歴表示画面表示ボタン100によって遷移する履歴表示画面が、また、取扱説明画面表示ボタン110によって遷移する取扱説明画面、メニュー画面表示ボタン120によって遷移するメニュー画面が用意されている。以下、理解を容易にするため、各表示ボタンの符号を各表示ボタンによって遷移する画面にも付することがある。
本実施例では、操作画面に含まれる操作ボタンの種類や配置(レイアウト)は、宅内宅外どちらからの操作かに拘らず同一(略同一でもよい)としている。操作画面の1つとして表示されるリモコン操作画面80に表示される各種ボタン等は、操作端末3,5の例えばタッチパネルに表示される仮想のボタンにすることができる。これら仮想のボタンに触れることでボタンに対応する機能や指令を家電製品6に送信等させるよう操作端末3,5等に処理させることを、便宜的にボタンを「押下」する等と表現する。本実施例では、押下可能な状態のボタンを、図5bのスポットボタン85に例示されるように比較的濃い色で表示し、また、押下不能な状態のボタンを、図5aのスポットボタン85に例示されるように比較的薄い色で表示する。すなわち、押下可能な状態か不能な状態かは、視覚的に区別できる態様で表示される。このように押下不能なボタンであってもこれを表示しておくことで操作画面のレイアウトが変動することを抑制している。
(リモコン操作画面80)
図5aは本実施例の第1操作端末3(宅外)のリモコン操作画面80、図5bは本実施例の第2操作端末5(宅内)のリモコン操作画面80である。本実施例では、操作端末3,5が宅内に在ると判断される場合にのみ可能になる指令(「第1種指令」と呼ぶ。)と、宅内又は宅外何れに在ると判断される場合でも可能な指令(「第2種指令」と呼ぶ。)とを持つ。
リモコン操作画面80には、スタート・ストップボタン81、ホームボタン82、並びに前進ボタン831、右回転ボタン832、ちょっと戻るボタン833、及び左回転ボタン834で構成される移動ボタン83、並びにさがすボタン84、スポットボタン85、コース選択部86、が表示される。各ボタンの押下によって送信されて家電製品6が実行する動作や機能については後述するが、ボタンの一部によって実現される動作や機能は、使用者が家電製品6の近くにいてその動作や機能が行われていることを知覚できる状態で行われるのが好ましいもの(すなわち、第1種指令で実現される動作や機能。以下、要知覚性の動作や機能とも呼称する。)がある。
要知覚性の動作や機能としては、例えば、家電製品6を知覚できる環境下で行われるのが好ましいもの(例えば、マニュアル操作は目視できる環境下が好ましいし、音を生じさせる場合は同一宅内など周囲に居る場合が好ましい。)、その動作や機能を発揮するときに家電製品6が特定の位置や状況にあることが好ましいもの、が挙げられる。
また、要知覚性ではない動作や機能(すなわち、第2種指令で実現される動作や機能。)としては、例えば、家電製品6に、周囲を自律的に動き回らせたり、所定の目的地(例えば充電台)を探索するよう自律的に移動させるもの、そのような自律駆動のモードやコースを指定するもの、家電製品6の状態を操作端末3,5が出力可能な態様で出力させることが挙げられる。
本実施例の要知覚性の(第1種の)動作や機能に対応するボタンとしては、移動ボタン83、さがすボタン84、スポットボタン85、が挙げられ、要知覚性のものについては、宅外に在る第1操作端末3によっては押下不能に表示される。また、要知覚性でない(第2種の)動作や機能に対応するボタンについては、宅内宅外に拘らず押下可能に表示される。
なお、操作端末3,5が宅内に在る場合の操作画面(図5b)の背景89の色と宅外に在る場合の操作画面(図5a)の背景89の色とを互いに異ならせてもよい。このようにすると、操作端末3,5が宅内と宅外どちらのプロトコル又はネットワーク等で家電製品6にアクセスしようとしているのかを使用者に容易に判断可能に報知することができる。
スタート・ストップボタン81は、操作端末3,5が宅内及び宅外どちらに在る場合でも押下可能に表示される。スタート・ストップボタン81を押下すると、自走式電気掃除機400を自律駆動(掃除)させる指令が送信される。この指令が送受信部61に達し、判定部63が受付許可した場合、処理部62によって指令の内容である自律駆動による掃除が開始される。その他のボタンの押下でも、送受信部61の指令受信から処理部62の実行までの流れは同様である。スタート・ストップボタン81は、自走式電気掃除機400の運転中は「ストップ」の表示に切り替わり、再度スタート・ストップボタン81を押下することで、自走式電気掃除機400の運転が停止する。
ホームボタン82は、操作端末3,5が宅内及び宅外どちらに在る場合でも押下可能に表示される。ホームボタン82を押下すると、自走式電気掃除機400は、予めホームと設定された場所、例えば充電台に戻ろうとする自律走行を開始する。本実施例では、充電台が発する信号を探索するとともにこの信号を辿って充電台に接続しようと走行する。なお、ホームと設定可能な場所を複数登録しておき、ホームボタンによる指令を送信するときにどの場所をホームとして設定するかを選択可能に構成しても良い。ホームボタン82は、自走式電気掃除機400が充電台に接続されている場合は操作不可能となる。ホームにいるかどうかは後述する状態表示部121に表示可能である。
移動ボタン83は、宅内に在る第2操作端末5では押下可能に表示され、宅外に在る第1操作端末3では押下不能に表示される。移動ボタン83のうち、前進ボタン831を押下すると自走式電気掃除機400は前進を開始し、右回転ボタン832を押下すると右回転を開始し、ちょっと戻るボタン833を押下すると後退を開始し、左回転ボタン834を押下すると左回転を開始する。移動ボタン83は、使用者が自走式電気掃除機400の位置や状態を確認できる状態で操作されることが望ましいため、宅内(第2操作端末5)でのみ操作可能としている。ちょっと戻るボタン833は、運転中の自走式電気掃除機400に対して、直前の位置(例えば本体1台分)に戻る機能である。宅内であっても、自走式電気掃除機400の運転中のみ操作可能になる。
さがすボタン84は、宅内に在る第2操作端末5では押下可能に表示され、宅外に在る第1操作端末3では押下不能に表示される。さがすボタン84を押下すると、自走式電気掃除機400が音や光を発する。これにより、宅内にいる使用者は、自走式電気掃除機400がどこにあるか探しやすくなる。
スポットボタン85は、宅内に在る第2操作端末5では押下可能に表示され、宅外に在る第1操作端末3では押下不能に表示される。スポットボタン85を押下すると、自走式電気掃除機400が現在位置近傍を集中的に清掃する動きを行う。
コース選択部86は、自走式電気掃除機400の掃除動作時の態様(コース)を択一で選択するスライドである(便宜上、スライドもボタンと呼称することがある)。本実施例では、通常コースとマナーコースとを選択可能に構成されており、通常コースでは、自走式電気掃除機400の駆動輪409を駆動させる駆動機構部410(駆動輪のモータ)や、掃除に用いられるブラシ401,415を駆動させるブラシモータ、塵埃の吸引に用いられる電動送風機450の駆動音がマナーコースに比して大きくなることを許容するコースである。使用者のうち、駆動音の低減よりも掃除性能や駆動時間の短縮を重視する者は、本コースを選択することが多いと考えられる。一方、マナーコースでは、これらモータの駆動音が比較的小さくなるように掃除が実行されるコースである。使用者のうち、駆動音を小さくすることを望む者は、本コースを選択することが多いと考えられる。
コースは、後述のモードボタン130,140,150それぞれから選択可能なモードについて選択可能である。例えば、自動モードの通常コース、自動モードのマナーコース、念入りモードの通常コース、念入りモードのマナーコース、お好みモードの通常コース、お好みモードのマナーコースを設定することができる。
第1操作端末3又は第2操作端末5の使用者は、自動モードボタン130、念入りモードボタン140、及びお好みモードボタン150から1種を選択して押下できる。これらのボタンは、スタートボタン81等による操作で自走式電気掃除機400の駆動を開始させた場合、どのように自律駆動するかのパラメータを指定するものである。
自動運転モードボタン130の押下によって自動モードを選択した場合、床面の状態(例えば材質。床面の種類の判定は種々公知の方法を採用できる)。や、上述のごみセンサが検知するごみの量によって、自走式電気掃除機400の電動送風機450の駆動強さを「標準」及び「強」どちらかに自律的に切り替える。また、駆動輪409を「速い」速度で回転させる。清掃時間はセンサによって検知した清掃する空間の広さとごみセンサで検知したごみの残量によって、例えば約30分から約60分を自動で判断する。
念入り運転モードボタン140の押下によって念入りモードを選択した場合、運転時間を自動モードより長くする。例えば約70分固定にする。
お好みモード設定ボタン150を押下した場合、図5cに例示する画面に遷移する。お好みモードとして調整可能に設定されたパラメータとして本実施例では、壁近くを走行する「壁際走行」、壁や障害物から離れる方向に走行する「反射走行」、椅子の脚などの細い障害物の周囲を回るように走行する「脚周り走行」の実行しやすさ(実行確率)を用意している。本実施例では、これら3種のパラメータのうち何れを重視するかを選択可能なボタン151,152,153を使用者に提示する。壁際走行重視モードボタン151による場合、その他のお好みモード152,153に比べて壁際走行を実行する確率を高くする。反射走行重視モードボタン152による場合は、その他のお好みモードに比べて反射走行を実行する確率を高くする。脚周り走行重視モードボタン153による場合は、その他のお好みモードに比べて脚周り走行を実行する確率を高くする。
リモコン操作画面80には他に、状態表示部121、おしらせ表示部122が表示される。状態表示部121には、「運転中」、「停止中」、「ホーム」、又は「未接続」の4種類何れかの旨が表示される。「運転中」は、家電製品6が駆動していること(本実施例では清掃中であること)を示す。「停止中」は、家電製品6が駆動を停止していることを示す(「ホーム」の状態である場合は「ホーム」が優先して表示される)。「ホーム」は、家電製品6が充電台に接続していることを示す。「未接続」である場合は、家電製品6との通信が確立できていないことを示す。このように家電製品6の状態を表示する領域を設けることによって、家電製品6が使用者の知覚できない場所にある場合でも、使用者は家電製品6の状態を知ることができる。また、「運転中」の場合は状態表示部121を押下することができるように構成されており、後述する履歴画面と同様の画面により現在の運転状況の詳細を確認することができる。なお、図5aでは「未接続」である旨が、図5bでは停止中である旨が表示されている。
おしらせ表示部122は、家電製品6に対するメンテナンスなど、使用者に何らかの行為を求める必要が発生した場合(おしらせが発生した場合)に、その旨を使用者に知らせることができる。おしらせがある場合、おしらせ表示部122は押下可能になる。この状態でおしらせ表示部122を押下すると、例えば、「本体を移動してください」、「ブラシに絡みついたものを取り除いてください」といった、使用者に求める行為の内容が表示される。この内容については、文字だけでなく、例えば図解や動画を使用して説明してもよい。図解や動画は、予めアプリケーションとともにインストールされていても良いし、サーバにアクセスしてサーバに図解や動画を要求するようにしても良い。
(予約操作画面90)
図6aは本実施例の操作端末3,5に表示される予約操作画面90である。本実施例での予約操作は、曜日ごとに1回分の運転予約が可能である。予約操作画面90は、予約状態表示部91、曜日表示部92、運転開始時刻指定部93、モード指定部93、コース指定部94を含んでいる。曜日表示部92に示された曜日ごとに、例えば月曜日の予約設定を希望する使用者は、例えば「月」と表示された曜日表示部92が属する行の予約設定ボタン95を押下する。すると、月曜日の運手開始時刻、モード、コースを指定する画面に遷移する。具体的な運転開始時刻等の指定は、種々公知の指定方法で行うことができる。また、予約状態表示部91を押下すると、予約のON/OFFを切替できる。
図6bは、予約設定ボタン95を押下したときに遷移する予約設定画面である。予約設定画面には、押下された予約設定ボタン95と同じ行の曜日表示部92aの内容が表示される(符号92a)。また、運転開始時刻は、時間単位指定部93aと分単位指定部93bをスクロールすることで1時間刻み及び5分刻みに設定できる。また、モード及びコースはそれぞれモード指定部94a及びコース指定部95aから選択可能である。
この機能は、使用者知覚の必要がないため、操作端末3,5が宅内及び宅外どちらに在る場合でも使用可能である。
(履歴表示画面100)
図7aは本実施例の操作端末3、5に表示される履歴表示画面100である。履歴表示画面100は、家電製品6の運転が行われた運転日表示101、運転開始時刻表示102、運転開始から終了までの時間103、運転開始から終了までの走行距離104を表示することができ、例えば運転日の新しいものから順に表示することができる。また、運転日ごとに詳細表示ボタン105が設定されており、これを押下することで、履歴詳細画面(図7b)に遷移する。この画面では、運転したモード106および運転したコース107を含んで確認することができる。
この機能は、使用者知覚の必要がないため、操作端末3,5が宅内及び宅外どちらに在る場合でも使用可能である。
(取扱説明画面110)
取扱説明画面表示ボタン110を押下すると、あらかじめWEB上(例えばサーバ上)にアップロードしたコンテンツにリンクし、使用者が家電製品6の使用方法を確認することができる。このコンテンツは文章でもよいし、図象や動画でもよい。この機能は、使用者知覚の必要がないため、操作端末3,5が宅内及び宅外どちらに在る場合でも使用可能である。
(メニュー画面120)
図8はメニュー画面表示ボタン120を押下した際のメニュー画面である。この画面120より、詳細の内容設定を行うことができる。例えば、本実施例では、1つの操作端末3,5にインストールされたアプリケーションから家電製品6を5台まで操作することができるように構成されている。
「機器選択」、「機器の追加」、「機器の削除」といった機能がある。「機器の追加」からは、公知のペアリングによって1台の家電製品6を操作端末3,5に関連付けることができる。これにより、操作端末3,5はペアリングされた家電製品を操作できるようになる。「機器選択」からは、ペアリング済の家電製品6のうち何れに対する操作を行うのかを選択することができる。すなわち、操作端末3,5は、1の操作で1の家電製品6を操作する。「機器の削除」からは、ペアリングした家電製品6の情報の削除を行うことができる。
また、逆に1つの家電製品6は、最大5つの操作端末3、5から操作要求を受付可能に構成されている。複数の操作端末3、5からの操作詳細については後述する。
また、「バージョン情報」を選択することで家電製品6のソフトウエアおよび操作端末3、5のアプリケーションの確認を行うことができる。これにより、例えば、使用者は家電製品6のソフトウエアが最新であるかどうかを確認でき、ソフトウエアの更新が可能である。その他、メニュー120からは、各種情報を閲覧することが可能である。
[操作端末が複数ある場合/本体表示と画面の一致性]
本実施例では、前述のとおり1台の家電製品6を最大5台の操作端末3、5によって操作することができる。また、操作端末3(宅外)が複数ある場合、複数の使用者がそれぞれを知覚できない距離で家電製品6を操作することになる可能性がある。その場合、複数の操作端末3、5からの要求情報を同時に適用してしまうと、使用者の意図しない動作をしてしまう虞がある。そこで本実施例の端末情報記憶部64は、操作端末3,5の優先順位情報を記憶可能に構成されても良い。例えば、家電製品6の使用者が家電製品6又は操作端末3,5の操作を通じて、操作端末3,5のうち1つが他方に優先するという設定を予めしておくことができる。本実施例では操作端末Aが優先されるように設定されたとして説明する。
この場合、端末情報記憶部64に操作端末Bの操作端末情報が格納されている(操作端末Bが操作権を有する)間に、操作端末Aが家電製品6への要求を送信したとする。このとき、判定部63は、操作権を有する操作端末Bよりも現在要求を受信した操作端末Aの優先順位が高いことを検知し、例えば、操作端末Aに次の情報(1)〜(3)の一部又は全部を、操作端末Bに次の情報(4)又は(5)を報知する。
(1)現在他の端末に記憶端末情報が設定されている。
(2)現在操作端末Bに記憶端末情報が設定されている。
(3)記憶端末情報消去部の情報。例えば計時部65の測定時間。
(4)自己より高い優先順位の他の操作端末が要求を送信している。
(5)自己より高い優先順位の操作端末である操作端末Aが要求を送信している。
次に、操作端末Aは、操作権を取得するか否かの問合せを家電製品6から受信する。操作権の(強制的な)取得を望む場合は、望む旨を家電製品6に返信することで、判定部63は操作端末Bの操作権を消去するとともに第1操作端末Aに操作権を付与する。
この操作優先権は、予め設定しておかなくとも、ある1つの操作端末Cが要求情報を送信した場合、その操作端末Cが一定時間(例えば5秒)他の操作端末3、5よりも優先権を得ることで、複数の操作端末3、5が同時に要求情報を送信することを防ぐことができる。
また、家電製品6を複数の操作端末3、5が操作できる状態である場合、家電製品6で例えば選択されているコース86の情報や、モード130、140、150の情報、および予約操作画面90履歴表示画面100の情報は共有できることが望ましい。そのため、これらの情報は家電製品6の端末情報記憶部64に記憶され、定期的(例えば宅内の情報端末5は0.3秒ごと、宅外の情報端末3は1分ごと)に無線LANルータ4を通じて他の操作端末3、5に反映される。
家電製品6は、操作端末3,5以外に本体400の本体操作ボタン407でも操作可能である。また、選択されているコース86の情報や、モード設定ボタン130、140、150による設定の情報、および予約操作画面90の一部を表示パネル408に表示することが可能である。これにより、本体400も操作端末の1つとして扱うことができ、無線ルータ4を通じて、表示パネル408の表示を情報端末3,5と共有することが可能である。操作ボタン407での操作も無線ルータ4を通じて、操作端末3、5に反映される。すなわち、表示パネル408は、操作端末3,5にインストールされたアプリケーションによって確認可能な情報の好ましくは全部が表示可能に構成される。例えば本体操作ボタン407として、リモコン操作画面表示ボタン80、予約操作画面表示ボタン90、履歴表示画面表示ボタン100、取扱説明表示ボタン110と同様の機能の本体ボタンを含んで構成されることができる。
表示パネル408は、これら本体ボタンの操作に応じて、リモコン操作画面80、予約操作画面90、履歴表示画面100、取扱説明表示画面110を表示可能に構成されることができる。また、表示パネル408がリモコン操作画面80を表示する場合、操作権を有する操作端末からの要求内容(例えば、前進ボタン831が押下されていること)を合わせて表示することが好ましい。
この場合、本体400を操作する使用者が最も本体400に近く、正確に知覚できていると考えられるため、操作の優先度は操作端末3,5よりも本体操作ボタン407が高いことが望ましい。例えば、宅外から使用者Aが操作端末3を操作して家電製品6を動かしており、本体400が動作してほしくない場所に向かってしまった場合、本体400と同じ場所にいる使用者Bが本体操作ボタン407を操作することで、優先して本体6の動きを変えることができる。本体操作ボタン407による操作内容は、操作端末3,5のリモコン操作画面80や予約操作画面90にも表示されるべく、家電製品6から送信される。
[参考例]
参考例の構成は、次の点を除き実施例1と同様にできる。図9は参考例の機器制御システムの模式図である。
実施例1では、第1操作端末3(宅外)と第2操作端末5(宅内)とで、操作画面80に表示される操作ボタンのレイアウトを同一又は略同一にすることで、操作端末の位置が変わってもレイアウトを維持できるため、使用者が習得すべき操作方法の種類が増加することを抑制できる。
参考例では、操作端末3(宅外)と操作端末5(宅内)の操作画面を全く別のものにしている。例えば、宅内のリモコン操作画面(図5b)に対して、宅外のリモコン操作画面を図9のようにして、操作できるボタンのみに絞ったレイアウトにしている。このようにすることにより、操作端末3、5の違いを使用者がより判別できるようになる。また、操作端末3、5によって同じ位置のボタンで違う機能を持たせると使用者が混乱するため、レイアウトを変更することで機能の違いを判別できるようになる。
本実施例の構成は、次の点を除き実施例1又は参考例と同様にできる。
[サーバ1]
サーバ1は、広域ネットワークプロトコルを利用して他の機器と通信可能な機器である。サーバ1は、例えば予め、家電製品6から無線通信プロトコル及び広域ネットワークプロトコルを利用した通信により、他の機器と通信できる。
本実施例では、無線通信プロトコルを利用した通信ができない(宅外の)第1操作端末3が家電製品6への要求を送信しようとする場合、要求がサーバ1に送られるように構成されている。この要求には、対象となる家電製品6に固有の番号(家電番号)が含まれている。家電番号は、操作端末3,5が家電製品6と認証処理を行うことで取得されている。
一方、家電製品6は、定期的にサーバ1に要求が存在しないか問合せるように構成されているか、サーバ1と常時接続しサーバ1に到達した要求を即時受信することができるように構成されている。問合せの際には、サーバ1に自己の家電番号を通知し、サーバ1は一致する家電番号への要求が存在するかを確認する。対応する要求が見つかれば、サーバ1が家電製品6に要求を送信する。このように構成することで、セキュリティ性を向上させることができる。
本発明は、家電製品に限らず通信機能を有する機器に適用することができる。
1 サーバ
2 広域ネットワーク
3 第1操作端末
4 無線LANルータ
5 第2操作端末
6 家電製品
61 送受信部
62 処理部
63 判定部
64 端末情報記憶部
65 計時部(記憶端末情報消去部)
80 リモコン操作画面
81 スタートボタン
82 ホームボタン
83 移動ボタン
831 前進ボタン
832 右回転ボタン
833 戻るボタン
834 左回転ボタン
84 さがすボタン
85 スポットボタン
86 コース選択部
90 予約操作画面
100 履歴表示画面
110 取扱説明ボタン
120 メニューボタン
121 状態表示部
122 おしらせ表示部
130 自動モード選択部
140 念入りモード選択部
150 お好みモード選択部

Claims (11)

  1. 操作端末を介して家電製品に対する指令を送信可能なプログラムであって、
    前記操作端末にインストールされた場合、前記家電製品と前記操作端末の通信プロトコルによって、前記操作端末が宅内に存在するか否かを判定し、
    前記家電製品と前記操作端末が通信に利用している通信プロトコルに応じて、送信可能な指令の組合せが変動し、
    前記指令の送信は、前記操作端末に表示される操作ボタンの押下によって可能であり、 前記操作ボタンを複数含むリモコン操作画面を前記操作端末に表示させることが可能であり、
    前記操作端末が宅内に存在する場合に押下可能な状態の前記操作ボタンのうち、前記操作端末が宅内に存在しない場合に押下不能な状態となる前記操作ボタンがあり、
    前記操作端末が宅内に存在する場合はオート制御およびマニュアル制御が押下可能な状態であって、
    前記操作端末が宅外に存在する場合は前記オート制御は押下可能な状態であるが、前記マニュアル制御は押下不能な状態であって、
    押下可能な状態の前記操作ボタンの色と、押下不能な状態の前記操作ボタンの色は、異
    なり、
    前記リモコン操作画面は前記家電製品の状態を表示できる状態表示部を備えることを特徴とするプログラム。
  2. 前記操作端末が通信に利用している通信プロトコルが変動しても、前記リモコン操作画面における前記操作ボタンのレイアウトが略同一に維持されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記操作端末が通信に利用している通信プロトコルに応じて、前記操作端末の背景の色が変化することを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記家電製品の動作中若しくは停止中、又は前記家電製品と前記操作端末との接続の確立若しくは不確立を報知する状態表示部と、
    前記家電製品が使用者に求める行為を報知するおしらせ表示部と、を前記操作端末に表示させることが可能な請求項1乃至3何れか一項に記載のプログラム。
  5. 宅内に設けられた無線LANルータと、
    該無線LANルータと無線通信プロトコルを利用して通信可能な家電製品と、
    無線通信プロトコル及び広域通信ネットワークプロトコル何れかを選択して前記無線LANルータと通信可能な操作端末と、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載のプログラムと、を有する家電製品システムであって、
    前記操作端末が宅内に在ると判断される場合に、該操作端末が送信可能な指令の組合せと、
    前記操作端末が宅外に在ると判断される場合に、該操作端末が送信可能な指令の組合せとが異なることを特徴とする家電製品システム。
  6. 前記送信可能な指令の種類として、第1種指令と第2種指令とを含み、
    前記操作端末が宅内に在ると判断される場合、該操作端末は、前記第1種指令及び前記第2種指令の両者を送信可能であり、
    前記操作端末が宅外に在ると判断される場合、該操作端末は、前記第2種指令のみを送信可能であることを特徴とする請求項5に記載の家電製品システム。
  7. 前記第1種指令は、要知覚性の動作や機能を実現させるものであり、
    前記第2種指令は、要知覚性でない動作や機能を実現させるものであることを特徴とする請求項6に記載の家電製品システム。
  8. 前記家電製品は、自走式電気掃除機であり、
    前記第1種指令は、前記自走式電気掃除機を移動させる移動指令、音又は光を出力させるさがす指令、及び、現在位置近傍を集中的に清掃するスポット清掃指令、の一部若しくは全部を含む、又は全部から成り、
    前記第2種指令は、前記自走式電気掃除機を自律駆動させるスタート指令であることを特徴とすることを特徴とする請求項7に記載の家電製品システム。
  9. 前記家電製品は、前記操作端末を複数登録可能とし、前記操作端末のひとつから前記家電製品への指令を送信することで前記家電製品の状態が変化すると、前記複数の操作端末ひとつ及び少なくとも別の一つの表示部が、前記家電製品の状態を表示することを特徴とする請求項5乃至8何れか一項に記載の家電製品システム。
  10. 前記家電製品は、該家電製品への指令を受付ける本体操作ボタンと、前記操作端末からの指令及び該本体操作ボタンからの指令に応じた表示を行う表示部と、を有し、
    前記本体操作ボタンによる指令の内容は、前記操作端末へ送信されて該操作端末に表示され、
    前記家電製品は、前記操作端末からの指令よりも前記本体操作ボタンからの指令を優先して受付ることを特徴とする請求項5乃至9何れか一項に記載の家電製品システム。
  11. 請求項9又は10に記載の家電製品システムに含まれる家電製品。
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