JP6813207B1 - 電子レシートシステム、電子レシート管理方法及びプログラム - Google Patents

電子レシートシステム、電子レシート管理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6813207B1
JP6813207B1 JP2019218073A JP2019218073A JP6813207B1 JP 6813207 B1 JP6813207 B1 JP 6813207B1 JP 2019218073 A JP2019218073 A JP 2019218073A JP 2019218073 A JP2019218073 A JP 2019218073A JP 6813207 B1 JP6813207 B1 JP 6813207B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
electronic receipt
mobile terminal
receipt information
issuing server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019218073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021089475A (ja
Inventor
典彦 島津
典彦 島津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2019218073A priority Critical patent/JP6813207B1/ja
Priority to US17/778,542 priority patent/US20220414620A1/en
Priority to PCT/JP2020/044191 priority patent/WO2021111998A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6813207B1 publication Critical patent/JP6813207B1/ja
Publication of JP2021089475A publication Critical patent/JP2021089475A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/04Payment circuits
    • G06Q20/047Payment circuits using payment protocols involving electronic receipts
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/20Point-of-sale [POS] network systems
    • G06Q20/209Specified transaction journal output feature, e.g. printed receipt or voice output
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/30Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks
    • G06Q20/32Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks using wireless devices
    • G06Q20/327Short range or proximity payments by means of M-devices
    • G06Q20/3274Short range or proximity payments by means of M-devices using a pictured code, e.g. barcode or QR-code, being displayed on the M-device
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】個人情報の漏洩を防止し、レシート情報を消費者に直接受け渡し可能とする。【解決手段】実施の形態に係る電子レシートシステムは、消費者が所有する携帯端末Mからの要求に応じて、コードを発行して携帯端末Mに送信するコード発行サーバ1と、電子レシート発行対象の取引処理を実行するときに、携帯端末Mの画面に表示されたコードを読み取り、該コードをコード発行サーバ1に送信して照会し、該コードがコード発行サーバ1により発行されたコードであることを確認すると、コードと取引処理実行時に生成される電子レシート情報とを対応付けるPOS端末2と、POS端末2から受信した、対応付けられたコードと電子レシート情報とを保存し、携帯端末Mがコードを送信すると、コードと対応付けられた電子レシート情報を携帯端末に送信する電子レシート管理サーバ3とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、電子レシートシステム、電子レシート管理方法及びプログラムに関する。
近年、飲食店や小売店における会計の簡略化及び省資源(ペーパーレス)の観点から、会計時に紙媒体によるレシート授受を行わず、電子化されたレシート情報をスマートフォン等の携帯端末で表示可能とする、電子レシートの導入、普及が進んでいる。消費者にとっては、紙レシートが溜まることによる煩わしさからの解放、電子レシート情報に基づいた支出管理といったメリットがある。
また、店舗側にはレシート印刷するためのロール紙のコスト削減、レシート授受やロール紙交換の手間削減による作業の簡略化などのメリットがある。一方で、消費者にとってのデメリット、すなわち普及の妨げとして、自身の個人情報と紐づいた購買データが第三者に漏洩することへの不安が考えられる。
特許文献1には、識別番号やメールアドレス等の個人情報を登録することなしに、携帯端末で電子レシート情報を受信することができる電子レシートシステムが開示されている。この電子レシートシステムでは、販売データ処理装置と携帯端末との間で無線接続が確立したときに、販売データ処理装置の電子レシート情報生成部が、販売データ処理により売上登録された商品の決済に関わる決済情報に基づいて生成した電子レシート情報を、電子レシート情報送信部が、近距離無線通信部を介して、携帯端末に直接送信する。
特開2017−117319号公報
電子レシートを利用することで、各種メリットを享受する一方で、電子化されたレシート情報が蓄積されたサーバへの攻撃、あるいは通信経路への侵入等により、悪意を持った第三者に自身の商品購入履歴や飲食店での注文履歴といった趣味、嗜好に関する個人情報が漏洩することへの不安がある。
本開示の目的は、上述した問題を鑑み、個人情報の漏洩を防止し、レシート情報を消費者に直接受け渡し可能とする電子レシートシステム、電子レシート処理方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様に係る電子レシートシステムは、消費者が所有する携帯端末からの要求に応じて、コードを発行して該携帯端末に送信するコード発行サーバと、電子レシート発行対象の取引処理を実行するときに、前記携帯端末の画面に表示された前記コードを読み取り、該コードを前記コード発行サーバに送信して照会し、該コードが前記コード発行サーバにより発行されたコードであることを確認すると、前記コードと取引処理実行時に生成される電子レシート情報とを対応付けるPOS端末と、前記POS端末から受信した、対応付けられた前記コードと前記電子レシート情報とを保存し、前記携帯端末が前記コードを送信すると、前記コードと対応付けられた前記電子レシート情報を前記携帯端末に送信する電子レシート管理サーバとを含むものである。
本発明の一態様に係る電子レシート管理方法は、消費者が所有する携帯端末からの要求に応じて、コード発行サーバからコードを発行して該携帯端末に送信し、電子レシート発行対象の取引処理を実行するときに、前記携帯端末の画面に表示された前記コードを読み取り、該コードを前記コード発行サーバに送信して照会し、該コードが前記コード発行サーバにより発行されたコードであることを確認すると、前記コードと取引処理実行時に生成される電子レシート情報とを対応付け、対応付けられた前記コードと前記電子レシート情報とを保存し、前記携帯端末が前記コードを送信すると、前記コードと対応付けられた前記電子レシート情報を前記携帯端末に送信する。
本発明によれば、個人情報の漏洩を防止し、レシート情報を消費者に直接受け渡し可能とする電子レシートシステム、電子レシート処理方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態に係る電子レシートシステムの概略的な構成を示す図である。 実施の形態に係る電子レシートシステムの構成例を示す図である。 実施の形態に係る電子レシート管理方法における二次元コード発行フローを説明する図である。 実施の形態に係る電子レシート管理方法における電子レシート授受フローを説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回線で構成することができる。
実施の形態は、電子レシートシステム及び電子レシート管理方法に関する。図1は、実施の形態に係る電子レシートシステムの概略的な構成を示す図である。図1に示すように、電子レシートシステム10は、ネットワークNを介して通信可能であるコード発行サーバ1、POS(Point of sale)端末2、電子レシート管理サーバ3を含む。
コード発行サーバ1は、消費者が所有する携帯端末Mからの要求に応じて、コードを発行して携帯端末Mに送信する。POS端末2は、電子レシート発行対象の取引処理を実行するときに、携帯端末Mの画面に表示されたコードを読み取り、該コードをコード発行サーバ1に送信して照会し、該コードがコード発行サーバ1により発行されたコードであることを確認すると、該コードと取引処理実行時に生成される電子レシート情報とを対応付ける。電子レシート管理サーバ3は、POS端末2から受信した、対応付けられたコードと電子レシート情報とを保存し、携帯端末Mがコードを送信すると、コードと対応付けられた電子レシート情報を携帯端末Mに送信する。これにより、個人情報の漏洩を防止し、レシート情報を消費者に直接受け渡しすることができる。
以下、本発明の具体的な構成例について説明する。図2は、実施の形態に係る電子レシートシステムの構成例を示す図である。図2に示すように、電子レシートシステム10は、二次元コード発行サーバ11、POS端末12、電子レシート管理サーバ13、スキャナ14、コード管理DB15、電子レシート管理DB16を含む。二次元コード発行サーバ11、POS端末12、電子レシート管理サーバ13、及び携帯端末Mは、それぞれインターネット等のネットワークNに有線又は無線で接続され、通信可能である。なお、図2において、データのやり取りは、太線矢印で示されている。
二次元コード発行サーバ11は、二次元コードの発行と管理を行う。なお、二次元コードの代わりにバーコードであってもよい。二次元コード発行サーバ11は、消費者のスマートフォン等の携帯端末Mにインストールされた二次元コード管理用の専用アプリケーション経由で二次元コード発行の要求を受け付け、二次元コードの発行を行う。発行された二次元コードは、携帯端末Mに送信される。コード管理DB15は、二次元コードと、該二次元コードの有効期限が保存される。なお、有効期限内に、該二次元コードが使用されなかった場合には、該二次元コードはコード管理DB15から削除される。
POS端末12は、店舗に設置され、消費者との取引処理を行う。消費者が現金又はカード等による決済処理を行い、一連の取引処理が終了すると、POS端末12は、決済対象の商品等の取引内容を含む、電子レシート情報を生成する。
POS端末12には、二次元コードを読み取るためのスキャナ14が設けられている。電子レシート発行対象の取引時に消費者から二次元コードの提示を受けた場合、店舗側ではスキャナ14を用いて携帯端末Mの画面に表示された二次元コードを読み取る。スキャナ14により読み取られた二次元コードは二次元コード発行サーバ11に送信され、該二次元コードが二次元コード発行サーバ11により発行されたものであるか否かが照会される。
POS端末12は、該二次元コードが二次元コード発行サーバ11により発行されたものであることを確認すると、該二次元コードと取引処理実行時に生成される電子レシート情報とを対応付けて、ネットワークNを介して電子レシート管理サーバ13に送信する(二次元コードと電子レシート情報のセットのアップロード)。
この場合、店舗側では、紙レシートは発行されず、代わりに、商品等を購入した消費者の個人情報とは紐づかない電子レシート情報が二次元コードとともに電子レシート管理サーバ13にアップロードされる。なお、消費者から二次元コードが提示されない場合には、取引後に、取引内容をレシート用紙に印字し、紙レシートを発行してもよい。
電子レシート管理サーバ13は、その二次元コード及び電子レシート情報を電子レシート管理DB16に格納して管理する。なお、電子レシート情報の送信方法は、特に限定されず、HTTPやHTTPS等の汎用プロトコルを用いてもよい。また、店舗に設けられるPOS端末12の個数は1つであってもよく、複数であってもよい。
電子レシート管理サーバ13は、POS端末12から受信した、対応付けられた二次元コードと電子レシート情報とを保存する。携帯端末Mから電子レシート管理サーバ13に二次元コードが送信されると、電子レシート管理サーバ13は、該二次元コードと対応付けられた電子レシート情報を携帯端末Mに送信する。電子レシート情報は、要求元の携帯端末Mに電子レシートとして表示される。このように、実施の形態では、消費者が電子レシート管理サーバ13から直接電子レシート情報を取得することができ、個人情報の漏洩の不安なく、電子レシートの利用が可能となる。
なお、二次元コードは特定の店舗やチェーン店にも紐づかない。このため、ファミリーレストラン(店舗A)、カフェ(店舗B)、コンビニ(店舗)に連続して来店して、それぞれ同一の二次元コードを用いて電子レシート情報を発行し、まとめて電子レシートをダウンロードする、といった利用も可能である。
ここで、図3を参照して、実施の形態に係る電子レシート管理方法における二次元コード発行フローについて説明する。図3に示すように、電子レシートのサービスを利用したい消費者は、事前に二次元コード管理用の専用アプリケーションを自身が保持する携帯端末Mにインストールし(S10)、当該アプリケーション経由で二次元コードの取得を行う。専用アプリケーションを使用することで、不正なサーバではない、正しいサーバへの接続性が確保される。また、PCの自動プログラム等を用いた多量の二次元コードの取得といった悪用に繋がる行為を是正できる。
そして、消費者は、アプリケーションを用いて、二次元コード発行サーバ11に二次元コードの発行要求を行う(S11)。二次元コードの発行要求に際しては、氏名、住所、電話番号、メールアドレスといった個人情報の入力は必要とせず、二次元コードの有効期限の設定のみが行われる。有効期限は店舗にて電子レシート発行対象の取引処理を終了した後、当該電子レシートをダウンロードするまでの猶予期間を指定するもので、例えば、数時間〜最長で一か月程度を指定することができる。この有効期限は、携帯端末Mを保持する消費者が任意に設定することができる。
二次元コード発行サーバ11は、携帯端末Mからの二次元コード発行要求に応じて、二次元コードを発行する(S12)。消費者は、発行された二次元コードを携帯端末Mに保存する(S13)。なお、二次元コードが未使用のまま有効期限が経過すると、当該二次元コードは、二次元コード発行サーバ11から削除される(S14)。また、有効期限が経過した場合、該二次元コードは、携帯端末Mから削除されてもよい。消費者は、二次元コードの発行要求を行う度に新たな有効期限を設定して二次元コード発行サーバ11に通知し、二次元コードの発行を要求することができる。
次に、図4を参照して、実施の形態に係る電子レシート管理方法における電子レシート授受フローについて説明する。図4に示すように、POS端末12が設置された店舗は、商品の販売、飲食物の提供、あるいはサービスの提供などを行う店舗である。電子レシートを利用したい消費者は、電子レシートを提供可能な店舗にて、電子レシート発行対象の取引時に、予め取得しておいた二次元コードを携帯端末Mにて提示する(S20)。
そして、店舗側では、POS端末12に設けられたスキャナ14を用いて、提示された二次元コードが読み取られる(S21)。読み取られた二次元コードは、二次元コード発行サーバ11に送信され、該二次元コードが二次元コード発行サーバ11により発行されたものであるか否かが照会される(S22)。二次元コード発行サーバ11は、該二次元コードが不正なコードで無いこと、有効期限内のものであること、コード管理DB15保存されているコードと一致することをチェックし(S23)、これらを満たす場合、POS端末12に照会結果を送信する(S24)。
POS端末12は、消費者が決済処理を行うと(S25)、電子レシート情報を生成する(S26)。POS端末12は、S24の照会結果から、該二次元コードが二次元コード発行サーバ11により発行されたものであることを確認すると、該二次元コードと電子レシート情報とを対応付けて、電子レシート管理サーバ13にアップロード(UL)する(S27)。
電子レシート管理サーバ13は、POS端末12から受信した、電子レシート情報を二次元コードと対応付けて保存する(S28)。その後、設定された有効期限内に、携帯端末Mから専用アプリケーション経由で電子レシート管理サーバ13に取引時に使用した二次元コードを送信することで、電子レシート情報が要求される(S29)。これに応じて、該二次元コードと対応付けられた電子レシート情報が電子レシート管理サーバ13から携帯端末Mにダウンロードされる(S30)。電子レシート情報をダウンロードした時点で、電子レシート情報は電子レシート管理サーバ13から削除される(S31)。
このように、実施の形態によれば、店舗側にとっては、紙媒体によるレシート発行を行わないことでロール紙のコスト削減に繋がる。また、レシート授受やロール紙交換といった手間が削減されることで作業簡略化を図ることができる。
また、消費者にとっては、財布に紙レシートが溜まっていくことによる煩わしさが解消される。電子レシートのダウンロードにより、支出情報がすぐさま電子化されることで、支出管理のアプリケーション等との連動により支出管理が行いやすくなる。
二次元コードの発行から、電子レシートのダウンロードまで、一切の個人情報の入力を必要とせず、電子レシートと個人情報との紐づけを行わない。このため、情報漏洩による個人情報の流出の懸念なく、電子レシートのサービスを利用することができる。また、個人情報漏洩の不安がなくなることから、電子レシートサービスの普及促進に繋がり、社会全体としてもペーパレス化による省資源、すなわち環境保全に繋がる。
さらに、二次元コードは、特定の店舗やチェーン店にも紐づかず、また個人情報も取得・保持しないため、二次元コード発行サーバや電子レシート管理サーバといったインフラは、データベースも含め、あらゆる店舗、チェーン店、業種で共有することができる。店舗毎やチェーン店単位で個々にシステム構築する必要が無いため、システム導入への初期投資が抑えられる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。上述した例では、サーバ側に電話番号やメールアドレスといった個人情報を保持しないため、電子レシート発行後にeメールやSMS等によるプッシュ通知を行うことができない。そのため、電子レシート情報が生成されても、ダウンロードされないまま有効期限切れとなるケースが想定される。
そこで、携帯端末Mの専用アプリケーションが、二次元コードが携帯端末Mの画面に表示されたことを契機として、電子レシート管理サーバ13から携帯端末Mに電子レシート情報が送信されていない場合に報知する機能を、さらに備えるようにしてもよい。
例えば、携帯端末Mは、電子レシート発行対象の取引時の専用アプリケーションによる二次元コードの提示を契機として、所定時間経過後、電子レシートダウンロード用の専用URL(Uniform Resource Locator)にアクセスし、電子レシート情報が存在するか否かを報知し、リマインドする。これにより、電子レシートのダウンロードを促すことが可能となる。
また、携帯端末Mは、電子レシート発行対象の取引時の専用アプリケーションによる二次元コードの提示を契機に、専用アプリケーションが上記URLに定期的にアクセスし、電子レシート情報の有無をチェックし、電子レシート情報が存在する場合には報知するか、又は自動的にダウンロードしてもよい。
以上説明したように、実施の形態によれば、電子レシートを利用したい消費者は、事前に有効期限を設定した二次元コードを保持し、各店舗における取引時に同コードを提示する。店舗側は取引処理を行う際、同コードをPOS端末12にて読み込むことで紙レシートを発行せず、代わりに同コードと電子レシート情報とのセットをPOS端末12から電子レシート管理サーバ13上にアップロードする。その後、消費者は、有効期限内に、二次元コードを電子レシート管理サーバ13に送信することで電子レシート情報をダウンロードすることができる。このように、電子レシート管理サーバ13上には個人情報と紐づかない電子レシート情報のみが蓄積され、仮に漏洩したとしても個人情報の漏洩には繋がらない。
実施の形態に係る電子レシートシステムは、中規模(数十店舗)又は大規模(数百店舗〜)にチェーン展開を行うファミリーレストランやカフェ等の飲食店、コンビニやスーパーなどの小売店等、POS端末がネットワークと接続可能な環境を有する(あるいは同環境を整備可能な)店舗を対象とする。
1 コード発行サーバ
2 POS端末
3 電子レシート管理サーバ
10 電子レシートシステム
11 二次元コード発行サーバ
12 POS端末
13 電子レシート管理サーバ
14 スキャナ
15 コード管理DB
16 電子レシート管理DB
M 携帯端末
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 消費者が所有する携帯端末からの要求に応じて、コードを発行して該携帯端末に送信するコード発行サーバと、
    電子レシート発行対象の取引処理を実行するときに、前記携帯端末の画面に表示された前記コードを読み取り、該コードを前記コード発行サーバに送信して照会し、該コードが前記コード発行サーバにより発行されたコードであることを確認すると、前記コードと取引処理実行時に生成される電子レシート情報とを対応付けるPOS端末と、
    前記POS端末から受信した、対応付けられた前記コードと前記電子レシート情報とを保存し、前記携帯端末が前記コードを送信すると、前記コードと対応付けられた前記電子レシート情報を前記携帯端末に送信する電子レシート管理サーバと、
    を含む、
    電子レシートシステム。
  2. 前記コード発行サーバは、発行した前記コードが未照会のまま所定時間が経過すると該コードを削除する、
    請求項1に記載の電子レシートシステム。
  3. 前記所定時間は、前記携帯端末で任意に設定可能である、
    請求項2に記載の電子レシートシステム。
  4. 前記電子レシート管理サーバは、前記携帯端末から受信した前記コードに対応付けられた前記電子レシート情報を送信すると、保存していた前記コードと前記電子レシート情報とを削除する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子レシートシステム。
  5. 前記携帯端末は、前記コードが前記携帯端末の画面に表示されたことを契機として、前記電子レシート管理サーバから前記携帯端末に前記電子レシート情報が送信されていない場合に報知する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子レシートシステム。
  6. 前記携帯端末は、電子レシートダウンロード用のURLにアクセスし、電子レシート情報が存在するか否かを報知する、
    請求項5に記載の電子レシートシステム。
  7. 前記携帯端末は、電子レシートダウンロード用のURLに定期的にアクセスし、前記電子レシート情報が存在する場合には報知するか、又は自動的にダウンロードする、
    請求項5に記載の電子レシートシステム。
  8. 消費者が所有する携帯端末からの要求に応じて、コード発行サーバコードを発行して該携帯端末に送信し、
    POS端末が、電子レシート発行対象の取引処理を実行するときに、前記携帯端末の画面に表示された前記コードを読み取り、該コードを前記コード発行サーバに送信して照会し、該コードが前記コード発行サーバにより発行されたコードであることを確認すると、前記コードと取引処理実行時に生成される電子レシート情報とを対応付け、
    電子レシート管理サーバが、前記POS端末から受信した、対応付けられた前記コードと前記電子レシート情報とを保存し、前記携帯端末が前記コードを送信すると、前記コードと対応付けられた前記電子レシート情報を前記携帯端末に送信する、
    電子レシート管理方法。
  9. 消費者が所有する携帯端末からの要求に応じて、コード発行サーバに、コードを発行して該携帯端末に送信する処理を実行させ
    POS端末に、電子レシート発行対象の取引処理を実行するときに読み取った前記携帯端末の画面に表示された前記コードを前記コード発行サーバに送信して照会し、該コードが前記コード発行サーバにより発行されたコードであることを確認すると、前記コードと取引処理実行時に生成される電子レシート情報とを対応付ける処理を実行させ、
    電子レシート管理サーバに、前記POS端末から受信した、対応付けられた前記コードと前記電子レシート情報とを保存し、前記携帯端末が前記コードを送信すると、前記コードと対応付けられた前記電子レシート情報を前記携帯端末に送信する処理を実行させる、
    プログラム。
JP2019218073A 2019-12-02 2019-12-02 電子レシートシステム、電子レシート管理方法及びプログラム Active JP6813207B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019218073A JP6813207B1 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 電子レシートシステム、電子レシート管理方法及びプログラム
US17/778,542 US20220414620A1 (en) 2019-12-02 2020-11-27 Electronic receipt system, electronic receipt management method, and non-transitory computer-readable medium
PCT/JP2020/044191 WO2021111998A1 (ja) 2019-12-02 2020-11-27 電子レシートシステム、電子レシート管理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019218073A JP6813207B1 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 電子レシートシステム、電子レシート管理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6813207B1 true JP6813207B1 (ja) 2021-01-13
JP2021089475A JP2021089475A (ja) 2021-06-10

Family

ID=74096352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019218073A Active JP6813207B1 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 電子レシートシステム、電子レシート管理方法及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20220414620A1 (ja)
JP (1) JP6813207B1 (ja)
WO (1) WO2021111998A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220098637A (ko) * 2021-01-04 2022-07-12 주식회사 올링크 영수증 정보 전달 방법 및 시스템

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5620565B1 (ja) * 2013-12-11 2014-11-05 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置およびプログラム
JP6558078B2 (ja) * 2015-05-29 2019-08-14 カシオ計算機株式会社 電子レシート発行システム、電子レシート発行方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20220414620A1 (en) 2022-12-29
WO2021111998A1 (ja) 2021-06-10
JP2021089475A (ja) 2021-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230079643A1 (en) Systems and methods to implement point of sale (pos) terminals, process orders and manage order fulfillment
US20220253887A1 (en) Merchandise sales data processing apparatus
KR102052932B1 (ko) 모바일 디바이스를 사용하는 제품 정보 시스템 및 방법
US20120253958A1 (en) System for generating digital receipts
AU2015253381B2 (en) Mobile loyalty and payment system using temporary short codes
JP2014139840A (ja) 割引の提案を交渉するための装置および方法
JP2022022269A (ja) サーバ装置、プログラムおよび電子レシートシステム
JP2015084162A (ja) 決済支援システム、決済支援装置、決済支援プログラム、決済支援方法
US20140222539A1 (en) Customer loyalty system
JP2019525368A (ja) 販売時点情報管理取引関連データを捕捉し管理するためのシステム、デバイス、及び方法
JP5266807B2 (ja) 情報処理装置、決済システム、決済方法及びプログラム
JP6175201B1 (ja) ショッピング支援システム、方法及びプログラム
JP6813207B1 (ja) 電子レシートシステム、電子レシート管理方法及びプログラム
JP2014002682A (ja) 電子クーポンの使用方法およびクーポン配布サーバ、コンピュータプログラム
KR101593275B1 (ko) 가맹점정보 송수신 장치 및 그 방법
EP3392821A1 (en) Server device and service method
JP2004227364A (ja) 家計簿登録支援システム及びクライアント端末及び家計簿登録支援サーバ及びプログラム
JP6925382B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7350109B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP7489035B2 (ja) 電子レシート発行方法
TWI811797B (zh) 使用移動終端發送收據資訊的系統和方法
KR100985204B1 (ko) 가맹점 로열티 서비스를 제공하는 가맹점 로열티 카드 및 그 동적 데이터 관리방법
WO2021084624A1 (ja) 商品購入支援装置、商品購入支援システム、および商品購入支援プログラム
KR20220114941A (ko) 비대면 방식의 리워드 적립 서비스를 위한 시스템 및 방법
JP2020109690A (ja) サーバ、プログラムおよび商品情報出力方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6813207

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150