JP6812448B2 - 情報処理装置、支払仲介サーバ、支払仲介システム、情報処理方法、および支払仲介方法 - Google Patents

情報処理装置、支払仲介サーバ、支払仲介システム、情報処理方法、および支払仲介方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、支払仲介サーバ、支払仲介システム、情報処理方法、および支払仲介方法に関するものであり、具体的には、電子商取引での商品等の購入者における、支払いの利便性を向上させる技術に関する。
近年、パーソナルコンピュータやモバイル端末を利用した、ネット上の電子商取引(Electronic Commerce、以下、ECとする。)が拡大している。また、そうした電子商取引の場であるECサイトでは、その利用者が購入対象となる商品やサービスを選択し、EC事業者への支払手続を行っている。この利用者は、前述の支払手続に際し、EC事業者指定の幾つかの支払方法(例えば、クレジットカードや電子マネー)の中から、自身で支払可能なものを選択することになる。例えばその利用者が、クレジットカードでの支払いを選択した場合、ECサイトでは、カード番号の入力画面を表示して、当該利用者からのカード番号入力を受け付ける。そして、このカード番号に基づいて適切にカード決済がなされた場合、EC事業者は、決済対象の商品等を利用者に対し発送する。
上述した支払手続の流れにおいて、EC事業者の指定する支払方法がクレジットカードのみである一方、利用者はクレジットカードを保有していない状況も生じうる。その場合、利用者はそのECサイトで買い物ができないことになる。
このような問題を解決する従来技術として、例えば、クレジットカードの代わりに、バーチャルプリペイドカードの一回限り利用可能な番号を、利用者が用いて取引を行う技術(特許文献1参照)が開示されている。
特開第5740050号公報
上述した従来技術では、クレジットカードを所有していない利用者でも、バーチャルプリペイドカードを用いることにより、商品等の購入が可能となる。しかしながら、そのバーチャルプリペイドカードの購入に、利用者にとって好適な支払方法を適用出来ない場合があり、結局のところ、利用者にとっての利便性は限定的となっている。
そこで本発明の目的は、電子商取引での商品等の購入者における、支払いの利便性を向上させる技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の情報処理装置は、電子商取引に伴い支払人から指定された支払方法による、支払金額及び手数料の支払処理を、所定の支払仲介者宛てに行う支払処理部と、前記電子商取引での支払の受取人が受取可能であり、前記指定された支払方法とは異なる支払方法での、前記受取人に対する前記支払金額の支払処理の実行を、前記支払仲介者の所定装置に対して指示する支払指示部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電子商取引での商品等の購入者における、支払いの利便性を向上させることができる。
本実施形態の支払仲介システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における端末のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態のカード支払アプリによって端末に実現される機能ブロックを示す図である。 本実施形態の支払仲介アプリによって端末に実現される機能ブロックを示す図である。 本実施形態においてカードで支払処理が行われる際のフロー例を示す図である。 本実施形態におけるショッピングカート画面の一例を示す図である。 本実施形態における支払方法選択画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるカード支払認証画面の一例を示す図である。 本実施形態における支払結果通知画面の一例を示す図である。 本実施形態において電子マネーで支払処理が行われる際のフロー例を示す図である。 本実施形態における評価情報の詳細を示す図である。 本実施形態における支払仲介システムを用いて支払処理が行われる際のフロー例を示す図である。 本実施形態における支払アプリの選択画面の一例を示す図である。 本実施形態における支払方法選択画面の一例を示す図である。 本実施形態における電子マネー支払確認画面の一例を示す図である。
−−−ネットワーク構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の支払仲介システム10を含むネットワーク構成図である。本実施形態における支払仲介システム10は、図1にて示すように、ネットワーク190を介して、ECサーバ140、カードアクワイアラサーバ150、カードイシュアサーバ160、電子マネーサーバ170、および、銀行サーバ180、と結ばれている。また、支払仲介システム10を含む上述のネットワーク構成は、電子商取引を行う利用者がEC事業者等に商品等の代金を支払を行うための支払システム100を構成している。なお、本実施形態の支払仲介システム10は、端末110及び支払仲介サーバ130を含んで構成される。
こうしたネットワーク構成のうち、端末110(情報処理装置)は、ECサイトを利用してEC事業者に支払を行う支払人が利用する、スマートフォンやパーソナルコンピュータ等である。なお、端末110の詳細については後述する。
また、支払仲介サーバ130(所定装置)は、利用者である支払人が利用できる支払方法と、EC事業者である受取人が利用できる支払方法とが異なる場合、支払いに関して支払人と受取人との間を仲介するサーバである。本実施形態において、支払仲介サーバ130は、支払仲介サービスを提供する仲介業者が運営するものとする。ただし、クレジットカードや銀行等の支払サービスを提供する者や、EC事業者が支払仲介サーバ130を設置・運営するとしても良い。
また、ECサーバ140は、EC事業者が運営するサーバである。このECサーバ140は、端末110のウェブブラウザにて所定URL(Uniform Resource Locator)が参照されたことを受けて、当該端末110にEC事業者の買い物サイト等の情報を表示させるWEBサーバである。
また、カードアクワイアラサーバ150は、一般に、あるクレジットカードの加盟店に対し、所定のサービスを提供する会社(アクワイアラ。以下同様)が管理・運営するサーバである。カードアクワイアラサーバ150は、例えば、アクワイアラから、上述の加盟店であるEC事業者への支払業務(入金業務)がなされる際に、支払処理を実行するサーバである。
また、カードイシュアサーバ160は、一般に、クレジットカードの発行会社(イシュア。以下同様)が管理・運営するサーバである。カードイシュアサーバ160は、例えば、クレジットカードの契約者が、そのクレジットカードを利用して買物等をした後に、イシュアがその買物代金を上述の契約者の口座から引き落とす処理を実行するサーバである。
また、電子マネーサーバ170は、例えば、電子マネーの決済に伴う処理を実行するサーバである。また、銀行サーバ180は、金融機関が管理・運営するサーバであって、例えば、当該金融機関の顧客間での送金処理を実行するサーバである。
なお、ネットワーク190は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)であり、端末110と各種サーバとの間を通信可能に接続する。
−−−ハードウェア構成−−−
図2は、端末110のハードウェア構成例を示す図である。端末110は、演算装置201、メモリ202、記憶装置203、入力装置204、出力装置205、及び通信制御装置206を含んで構成される。
演算装置201は、メモリ202や記憶装置203に格納されたプログラムや、端末110用のアプリケーションプログラム(以下、適宜アプリと称する。)を実行することにより、端末110を統括制御し、端末110における様々機能を実現する。
メモリ202は、例えばRAM(Random-Access Memory)等であり、プログラムやデータ等の一時的な記憶領域として用いられる。
記憶装置203は、例えばハードディスク等の不揮発性の記憶手段であり、プログラムや様々なデータが格納される。
入力装置204は、例えばタッチパネルやキーボードであり、利用者の入力を受け付ける装置である。また、出力装置205は、例えばディスプレイであり、処理結果を出力する装置である。
通信制御装置206は、ネットワークインターフェイスなどの適宜な通信手段であって、ネットワーク190を介してネットワーク190上のサーバ等とデータの送受信を行う。
なお、ここでは端末110のハードウェア構成を説明したが、図1における支払い仲介サーバ130等の他のサーバも、図2と同様のハードウェアを含んで構成される。
−−−各構成に実現される機能ブロック−−−
つぎに、端末110やサーバ等に実現される機能ブロックについて、図1及び2を適宜参照しつつ説明する。
端末110の記憶装置203には、ウェブブラウザ111、カード支払アプリ112、電子マネー支払アプリ113、銀行支払アプリ114、および支払仲介アプリ115がインストールされ、格納されている。
このうちウェブブラウザ111は、利用者が買い物をする際に、EC事業者の買い物サイト等の情報を表示する。具体的には、ウェブブラウザ111は、ネットワーク190を介してECサーバ140から送信されてくるHTML(Hyper Text Markup Language)やプログラムを HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等の所定の手順に沿って取得し、端末110の出力装置205(ディスプレイ等)に表示する。
また、ウェブブラウザ111には、ウェブブラウザの一般的な機能(例えば、Webページの表示、再読み込み等)に加え、支払アプリを選択する支払アプリ選択部120および支払アプリを呼び出す支払アプリ呼出部121が実現されている。
支払アプリ選択部120は、EC事業者の買い物サイトから支払いの指示が送信されると、端末110にインストール済みの複数のアプリ(支払いを実行するアプリ)から、利用者が選択したアプリを選択する。なお、こうした支払用のアプリとして、端末110には、カード支払アプリ112、電子マネー支払アプリ113、銀行支払アプリ114、および支払仲介アプリ115がインストールされ、登録されている。
また、支払アプリ呼出部121は、上述の支払アプリ選択部120で選択されたアプリを呼び出して実行する。さらに、支払アプリ呼出部121は、支払の結果を取得して、EC事業者の買い物サイトへと送信する。
また、カード支払アプリ112は、利用者がクレジットカードまたはデビットカードを用いて支払いを行う際に用いるアプリケーションである。また、電子マネー支払アプリ113は、利用者が電子マネーを用いて支払いを行う際に用いるアプリケーションである。なお、カード支払アプリ112は、複数のブランドのカードに対応するアプリであるが、例えば、カードのブランド毎に異なるアプリが複数インストールされていても良い。また、電子マネー支払アプリ113についても、カード支払アプリ112と同様に、複数の電子マネーに対応するアプリであるが、種類の異なる電子マネーごとにインストールされていても良い。
また、銀行支払アプリ114は、利用者の銀行口座から送金等を行う際に用いるアプリケーションである。なお、端末110がスマートフォン等の携帯機器である場合、いわゆるモバイルバンキング用のアプリケーションであっても良い。
また、支払仲介アプリ115は、利用者の利用可能な支払方法と、EC事業者が支払の受け取り可能な支払方法とが異なる場合に、利用者の利用可能な支払方法にてEC事業者への支払いを可能とするアプリである。なお、図1では、支払仲介アプリ115は、便宜上1つだけ記載している。しかしながら、支払仲介アプリ115は、上述の仲介業者から受取人に対する様々な支払方法に対応できるよう、例えば、支払仲介アプリ(銀行口座送金用)115a、支払仲介アプリ(電子マネーX用)115b、支払仲介アプリ(クレジットカード用)115c等種々のアプリを含んでいることとする。なお、支払仲介アプリ115の詳細については後述する。
また、カード支払アプリ112、電子マネー支払アプリ113、銀行支払アプリ114、および支払仲介アプリ115のそれぞれのアプリケーションは、予め利用者が、一般的なアプリケーション配布サイトにアクセスして取得し、端末110にインストールを実施しているものとする。これらのアプリケーションは、それぞれの支払い方法を提供する会社等が開発し、配布する一般的なものであるため、インストール方法等についての詳細は省略する。
ウェブブラウザ111は、汎用のブラウザであり、EC事業者の買い物サイト等からの情報を受信して表示するものとしたが、これに限られるものではない。具体的には、買い物サイトの機能と同様の機能を持つ専用のアプリケーションソフト、つまり、オペレーティングシステム上で動作し、ブラウザとは異なる独立したソフトウェアであっても良い。この場合、前述した独立したソフトウェアが、買い物サイトが有する機能を持つことになるため、ウェブブラウザ111がEC事業者の買い物サイトから受信する情報は限定的であっても良い。
また、前述のように、支払仲介サーバ130、ECサーバ140、カードアクワイアラサーバ150等も図2と同様のハードウェアで構成されている。このため、各サーバには、サーバの記憶装置毎に格納されたプログラムが実行されることにより種々の機能が実現される。
このうち支払仲介サーバ130では、支払方法評価部131および支払実行部132が実現されている。
上述の支払方法評価部131(計算部,送信部)は、利用者の利用可能な支払方法の評価や手数料の計算を、支払金額の支払までの日数や送金の信頼性等に基づいて行う。
また、支払実行部132は、支払の指示に基づいて、EC事業者に対して支払を実行する。また、支払仲介サーバ130の記憶装置(不図示)には、支払方法評価部131が支払方法を評価する際に用いる評価情報133が格納されている。なお、評価情報133の詳細については後述する。
また、ECサーバ140には、電子商取引部141が実現されている。電子商取引部141は、端末110のウェブブラウザ111との間で、EC事業者の買い物サイト等の情報をやりとりする。
また、カードアクワイアラサーバ150には、カード支払機能受付部151が実現されている。カード支払機能受付部151は、カード番号や金額、支払先の情報に基づいて、支払処理を実行する。
また、カードイシュアサーバ160には、一時カード番号発行部161が実現されている。一時カード番号発行部161は、カード決済の際に用いられる一時的なカード番号(以下、一時カード番号)を発行して、支払情報としてカード支払アプリ112に送信する。
また、電子マネーサーバ170には、電子マネー支払部171が実現されている。電子マネー支払部171は、支払人からEC事業者等の受取人へ、電子マネーの送金を指示する。
また、銀行サーバ180には、インターネットバンク部181が実現されている。インターネットバンク部181は、利用者の銀行口座からの送金等を指示に基づいて実行する。
−−−カード支払アプリによって端末110に実現される機能−−−
図3は、カード支払アプリ112によって端末110に実現される機能ブロックを示す図である。端末110には、支払条件受信部310および支払実行部311が実現される。
支払条件受信部310は、ウェブブラウザ111の支払アプリ呼出部121からの呼出しに基づいて、カード支払アプリ112を実行させる機能ブロックである。また、支払実行部311は、カードでの支払処理を行う機能ブロックである。なお、電子マネー支払アプリ113及び銀行支払アプリ114によっても、支払条件受信部310及び支払実行部311と同様の機能が端末110に実現される。
図4は、支払仲介アプリ115によって端末110に実現される機能ブロックを示す図である。
支払条件受信部320は、ウェブブラウザ111の支払アプリ呼出部121からの呼出しに基づいて、支払仲介支払アプリ115を実行する機能ブロックである。また、支払仲介部321は、支払仲介アプリ115を統括制御する機能ブロックである。
また、支払アプリ選択部322は、利用者が、EC事業者等の最終的な受取人ではなく、支払仲介業者に対して支払を可能とする支払アプリを選択する機能ブロックである。
また、支払アプリ呼出部323は、支払アプリ選択部322で選択された支払方法のアプリを呼び出す機能ブロックである。
なお、カード支払アプリ112や支払仲介アプリ115の動作の詳細については後述する。
−−−カードで支払処理が行われる際のフロー例−−−
図5は、利用者がクレジットカードを用いて支払いを行う際に実行される処理の一例を示す図である。
まず、端末110のウェブブラウザ111は、ECサーバ140から送信されてくるHTML等を受信し、EC事業者の買い物サイト等の情報を表示し、利用者による当該買物サイト等でのショッピングに伴う各種処理を実行する(S100)。この場合、利用者は、端末110のディスプレイ等に表示された買い物サイトの内容を確認し、キーボードやタッチパネル等の入力装置204を操作することにより商品・サービスを選択することができる。
利用者が商品等を選択すると、ウェブブラウザ111は、利用者に商品等の購入方法を選択させるべく、図6に示すショッピングカート画面500を表示する。なお、ショッピングカート画面500では、購入される商品として、ミネラルウォーターを1個、ワイングラスを2個が選択されている。
ショッピングカート画面500には、代金引換ボタン550、及び共通仕様支払ボタン551が表示される。代金引換ボタン550は、利用者に代金引換で支払いを行わせるためのボタンであり、共通仕様支払ボタン551は、EC事業者が受取り可能な支払方法を一覧で表示させるためのボタンである。なお、これらのボタンは、EC事業者が料金の受取りが可能な支払方法を示すものであり、他の支払方法も可能であれば、EC事業者が他の支払い方法を実行させるボタンを設けても良い。
ここで、共通仕様支払ボタン551が押されると、ウェブブラウザ111における支払アプリ選択部120が起動される。支払アプリ選択部120は、EC事業者の買い物サイトを表示するウェブブラウザ111から、EC事業者が受取り可能な支払方法の一覧と、支払先に関する情報と、金額に関する情報と、を受け取る。なお、EC事業者が受取り可能な支払方法の一覧とは、例えば、「クレジットカードA」、「クレジットカードB」、「電子マネーF」を示す文字列を含むデータであり、支払先に関する情報とは、EC事業者の名称、インターネット上のアドレス等、EC事業者を特定するために必要な文字列を含むデータである。
支払アプリ選択部120は、ウェブブラウザ111からの前述の情報に基づいて、端末110の利用者が利用可能な支払方法を特定し、支払アプリを選択する(S101)。具体的には、支払アプリ選択部120は、受信した情報で特定される支払方法の支払アプリが、端末110に登録されているか否かに基づいて選択する。なお、端末110に予め登録されている支払アプリに関する情報は、支払アプリがインストールされる際に、記憶装置203に格納されることとする。このため、支払アプリ選択部120は、記憶装置203に格納された情報と、ウェブブラウザ111から受信する情報とに基づいて、適切な支払アプリを選択することができる。
ここで、本実施形態の端末110には、例えば、「クレジットカードA」に対応するカード支払アプリ112と、「電子マネーF」に対応する電子マネー支払アプリ113と、「銀行A社からの銀行送金」による支払に対応する銀行支払アプリ114と、が登録されていることとする。そして、EC事業者が受取り可能な支払方法が、例えば、「クレジットカードA」、「クレジットカードB」、「電子マネーF」である場合、支払アプリ選択部120は、端末110に格納されたアプリと、EC事業者が受取り可能な支払方法とを比較し、「クレジットカードA」及び「電子マネーF」が支払可能な方法であることを判定し、カード支払アプリ112及び電子マネー支払アプリ113を選択する。
そして、支払アプリ選択部120は、端末110のディスプレイに、図7に示す支払方法選択画面600を表示する。支払方法選択画面600には、支払先や金額の情報と、対応している支払方法の支払ボタンとが表示される。ここでは、「クレジットカードA」及び「電子マネーF」が支払可能な方法であるため、「クレジットカードA」で支払うための支払ボタン650と、「電子マネーF」で支払うための支払ボタン651とが表示される。
利用者が、端末110のタッチパネル等を操作し、例えば「クレジットカードA」で支払うための支払ボタン650を押すと、支払アプリ呼出部121は、端末110に登録された支払アプリから、支払アプリ選択部120が選択したカード支払アプリ112を呼出す(S102)。
呼び出されたカード支払アプリ112は、上述のウェブブラウザ111から、利用者が選択した支払方法を特定する情報と、支払先および金額に関する情報とを受信する(S103)。このため、一旦ある支払アプリが呼び出されると、それ以降は、その支払アプリ固有の方法により支払がなされることになる。
「クレジットカードA」が選択されている場合、カード支払アプリ112は、例えば図8に示すカード支払認証画面700を表示する。利用者が、端末110を操作してパスワードを入力し、"OK"ボタンを押すと、カード支払アプリ112は端末110の利用者の認証処理を行う。ここで、認証処理とは、例えば、カード支払アプリ112が、予め記憶装置203に記憶されたパスワードと、支払認証画面700で入力されたパスワードとを比較し、一致した場合に認証を付与する処理である。
認証処理に成功した場合、カード支払アプリ112は、支払先や金額に関する情報を、カードイシュアサーバ160に送信する(S104)。
カードイシュアサーバ160における一時カード番号発行部161は、一時的に用いられる一時カード番号を発行し、カード支払アプリ112へ送信する(S105)。なお、一時カード番号とは、支払に利用できる利用回数をたとえば一回に限定したカード番号であり、カード番号漏洩時の影響を抑制し、セキュリティの向上させるためのものである。
ここでは、一時カード番号発行部161が一時カード番号を発行することとしたが、例えば、カード支払アプリ112を端末110の記憶装置203にカード番号を記憶させ、カードイシュアサーバ160とやりとりせずにカード支払アプリ112がカード番号を処理しても良い。
つぎに、カード支払アプリ112は、カードイシュアサーバ160から受信した一時カード番号(若しくは記憶装置203に記憶されているカード番号)を、支払情報としてウェブブラウザ111に送信する(S106)。
一方、ウェブブラウザ111は、上述の支払情報を受信し(S107)、ECサーバ140の電子商取引部141から送信された、買い物サイト等のコンテンツ(スクリプト等のプログラム)の指示に基づいて、カード支払指示を行う(S108)。
ここで、カード支払指示とは、EC事業者が利用しているカードのアクワイアラ等が管理・運営しているカードアクワイアラサーバ150のカード支払受付部151に対し、カード番号や金額、支払先の情報を送信することである。
カード支払受付部151は、上述のカード支払指示を受信し、カード支払処理、つまり、クレジットカード(若しくはデビットカード)により支払を行う処理(S109)を実行する。なお、この処理は、外部のカード決済を行うネットワークを介して行っても良い。
また、カード支払受付部151は、カードでの支払が許可されたか否かを示す情報に対し、情報の改ざんを防止するための電子署名を付与したうえで、ウェブブラウザ111に対して送信する。
ウェブブラウザ111は、上述のカードアクワイアラサーバ150から電子署名を付与された情報を受信し(S110)、これをECサーバ140の電子商取引部141に送信する。
一方、電子商取引部141は、電子署名が正当なものであるか否かを判定し(S111)、その判定結果をウェブブラウザ111に対して送信する。ウェブブラウザ111は、支払が完了したか否かの支払結果を、例えば図9に示す支払結果通知画面750で表示する。その後、一連の電子商取引が正常になされたことが判明した場合、EC事業者は、利用者に対し、商品の発送やサービスの提供を開始する。
−−−電子マネーで支払処理が行われる際のフロー例−−−
上述した例では、利用者が「クレジットカード」を用いて支払を行う際の処理を説明した。クレジットカードが利用される際には、商品代金の受取人であるEC事業者やアクワイアラが主体となって代金決済を行う。一方、電子マネーのように、受取人ではなく、支払人側の処理で支払が行われる場合、つまり、受取人は電子マネーの入金を待つのみの場合、クレジットカードが利用される際とは異なる処理が行われる。ここで、図10のフロー例を適宜参照しつつ、「電子マネー」での支払が選択される際の処理を説明する。
この場合、端末110のウェブブラウザ111は、ECサーバ140から送信されてくるHTML等の受信し、EC事業者の買い物サイト等の情報をウェブブラウザ111に表示し、利用者による当該買物サイト等でのショッピングに伴う各種処理を実行する(S200)。
買い物が終了し、利用者が図6の「共通仕様支払ボタン551」を押した後、さらにウェブブラウザ111を操作して「電子マネー」での支払を選択すると、支払アプリ選択部120は、電子マネー支払アプリ113を選択する(S201)。そして、支払アプリ呼出部121は、電子マネー支払アプリ113を呼び出す(S202)。
呼び出された電子マネー支払アプリ113は、ウェブブラウザ111から送信される、支払条件(支払先および金額に関する情報)を受信する(S203)。電子マネー支払アプリ113は、この支払条件に基づいて、電子マネーサーバ170の電子マネー支払部171に対し、受取人であるEC事業者への電子マネーの送金を指示する(S204)。
一方、電子マネー支払部171は、上述の電子マネーの送金の指示に基づいて、所定の処理を行うことにより指示に応じた支払(送金)を実行する(S205)。そして、電子マネー支払部171は、支払が完了したことを示す情報である支払情報を、電子マネー支払アプリ113に通知する。なお、この際、電子マネー支払部171は、電子マネーサーバ170が発行する電子署名を付しても良い。
また、電子マネー支払アプリ113は、上述の電子マネーサーバ170から受信した支払情報をウェブブラウザ111に対して送信する(S206)。
ウェブブラウザ111は、上述の支払情報を受信し(S207)、その支払情報をECサーバ140の電子商取引部141に対し送信する。電子商取引部141は、支払が完了したか否かを確認し(S208)、ウェブブラウザ111に支払結果を表示させる(S209)。
このように、一連の電子商取引が終了すると、EC事業者は、利用者に対し、商品の発送やサービスの提供を開始する。なお、電子マネーの支払の場合、クレジットカードの支払の場合と異なり、支払が完了したか否かの確認のために、カードアクワイアラサーバ150が用いられることはない。
電子マネーで支払処理を行う際であっても、クレジットカードで支払処理を行う場合であっても、本実施形態では、「共通仕様支払ボタン551」が押されれば処理を行うことができる。したがって、本実施形態では、支払方法によって別途ウェブブラウザ111等を変更する必要はない。
−−−支払仲介システム10において用いられる評価情報について−−−
つぎに、支払仲介システム10において用いられる評価情報133について、図11に基づき説明する。評価情報133は、仲介業者が支払人に対して請求する手数料を計算するために用いる情報であり、予め支払仲介サーバ130の記憶装置(不図示)に格納されている。
具体的には、評価情報133は、支払方法ごとの、「資金出金日」、「資金入金日」、「入金確定日」、及び「受取時リスク」に関する情報を含むデータベースである。なお、図11の評価情報133で例示する、「クレジットカードA」、「クレジットカードB」、「電子マネーC」等は、利用者または仲介業者が用いることができる支払方法である。
また、「資金出金日」とは、支払人が支払の処理を行ってから、外部(例えば、クレジットカード会社や銀行)へ実際に資金が移転(支払)されるまでの日数であり、例えば、"0"の場合は即日、"1"の場合は翌日を示す。
また、「資金入金日」とは、支払人が支払の処理を行ってから、外部から受取人に資金が移転(回収)されるまでの日数である。
また、「入金確定日」は、支払人が支払の処理を行ってから、受取人に資金が移動されることが確実となるまでの日数である。
また、「受取時リスク」とは、支払方法ごとの送金のリスクを示す値であり、支払金額に対して付加的に課される手数料の利率である。例えば、銀行送金のような信頼性の高い送金方法においては、「受取時リスク」の値は低くなる。
なお、利用者が支払可能な支払方法における「資金出金日」、「資金入金日」、「入金確定日」及び「受け取時リスク」は、本発明の第1情報に相当する。また、受取人が受取り可能であり、利用者の支払方法と異なる支払方法における「資金出金日」等は、本発明の第2情報に相当する。
ここで、図11に示した支払方法のうち「クレジットカードA」を例に、「資金出金日」等について説明する。まず、ECサイトの利用者である支払人が、クレジットカードでの支払処理を行うと、当該支払処理の対象となった支払人の資金は、15日後に、支払人から外部へと移動する。そして、支払処理から30日後には、外部から受取人に入金される。なお、この例では、受取人への入金は、支払処理から30日後までは確定しない。
なお、上述の支払方法のうち「電子マネーC」については、上述の「資金出金日」、「資金入金日」、及び「入金確定日」のそれぞれが即日である。このため、原則、支払人の支払処理が行われると、即日で受取人が支払を受け取ることになる。
また、上述の支払方法のうち「銀行口座送金」では、「資金出金日」が"0"であるため、支払人から銀行への資金の移動が即日であり、「資金入金日」は"1"であるため、外部から、受取人への資金の移動は翌日である。また、ここでは「入金確定日」が"0"で即日である。このため、支払人が資金を入金すると、翌日には確実に受取人の口座等に資金が移動されることになる。
このように、支払方式のそれぞれには、固有の「資金出金日」、「資金入金日」、及び「入金確定日」が定められている。このため、EC事業者である受取人が利用者である支払人から資金を受け取れない可能性は、支払方式によって異なる。そこで、支払仲介サービスを提供する事業者は、受取人が資金を受け取ることができないリスクを考慮することにより、支払方法を評価し、利用者に課す手数料を決定している。
本実施形態における支払仲介サーバ130は、利用者が選択可能な支払方法と、受取人が選択可能な支払方法と、の組み合わせごとにリスクを考慮した手数料を計算する。ここで、EC事業者の買い物サイトを利用する利用者から仲介業者への支払いを「支払A」とし、仲介業者から受取人であるEC事業者への支払いを「支払B」とする。
支払仲介サーバ130の支払方法評価部131は、「支払A」と、「支払B」とを組み合させる場合に、支払仲介業者が負担する資金負担額および期間の長さに基づいて定まるコストと、リスクを負う期間とを計算する。
ここで、「支払A」が「クレジットカードA」であり、「支払B」が「銀行口座送金」である場合を例に説明する。まず、「クレジットカードA」の「資金入金日」は "30"であるため、仲介業者に「クレジットカードA」に基づいて資金が入金されるのは、利用者の支払処理がなされてから30日後である。また、「クレジットカードA」の「入金確定日」も"30"であるため、利用者の支払処理がなされてから30日後(第1期間)まで入金が確定することはない。
一方、「銀行口座送金」の「資金出金日」は"0"であるため、仲介業者は、支払処理がなされた即日(第2期間)に銀行口座から資金を送金する必要がある。このため、「支払A」が「クレジットカードA」であり、「支払B」が「銀行口座送金」である場合、仲介業者は、利用者の支払処理がなされてから、「クレジットカードA」により入金が確定する30日後まで、「支払A」の支払いが受けられないリスクを負うことになる。
支払方法評価部131は、上述した、資金負担の日数(「支払B」の「資金出金日」から、「支払A」の「入金確定日」までの日数)と、リスクを負っている日数(「支払B」の「資金出金日」から、「支払A」の「入金確定日」までの日数)とのそれぞれに、1日あたりの所定の手数料率を乗算して手数料を決定する。
例えば、資金負担およびリスクに対する1日あたりの手数料のそれぞれが0.01%、0.02%である場合、30日分の資金負担、リスクのそれぞれの手数料率は、0.3%(=30×0.01)、0.6%(=30×0.02)となり、合計0.9%となる。
支払方法評価部131は、上述の手数料率0.9%に対し、支払金額を乗じて手数料とする。例えば、支払金額が3,200円である場合、支払方法評価部131は、3,200×(0.9÷100)を計算し、手数料を28円と算出する。
なお、支払方法評価部131は、計算した手数料に対し、さらに別の手数料を加算しても良いし、割引を行っても良い。例えば、「支払A」が「クレジットカードA」であり、「支払B」が「銀行口座送金」である場合、計算されたそれぞれの手数料率に対し、受取時リスクを加算しても良い。ただし、「支払A」の「クレジットカードA」では、受取時リスクは"0"(第1信頼性)であり、「支払B」の「銀行口座送金」も、受取時リスクは"0"(第2信頼性)である。このため、この場合には、受取時リスクを考慮しても、日時をもとに計算された手数料率と同じになる。
上述したように、本実施形態の支払方法評価部131は、利用者が選択可能な支払方法と、受取人が選択可能な支払方法と、の組み合わせごとにリスクを考慮した手数料を計算する。また、支払方法評価部131は、計算した複数の手数料の中から、手数料の低い組み合わせを利用者へ推奨する組み合わせとして選択する。そして、支払方法評価部131は、選択した組み合わせを支払仲介アプリ115の支払仲介部321へと送信する。なお、この際、送信する組み合わせの数は、最も手数料の低い組み合わせ一つであっても良いし、手数料の低い順に選択された所定の数であっても良い。また、例えば、組み合わせごとにリスクを考慮した手数料の平均値(所定基準)以下の組み合わせを推奨することとしても良い。
−−−支払仲介システム10を用いて支払処理が行われる際のフロー例−−−
つぎに、支払仲介システム10を用いて支払処理が行われる際の処理の一例を、図12を参照しつつ説明する。なお、図12も、図5と同様に、EC事業者の買い物サイトでの買い物の支払いを実行する際のフローであるが、図5の場合の異なり、ECサイトの利用者と、EC授業者である受取人との間を、支払いに関して仲介する支払仲介システム10が用いられる。
なお、ここでは、EC事業者の受取り可能な支払方法が、「銀行口座送金」および「電子マネーE」2個(m個)のみであるが、端末110には、「銀行口座送金」、「電子マネーE」のそれぞれに対応する支払アプリがインストールされていない状態を想定する。つまり、この利用者は、受取人が受取り可能な支払方法での支払いを行うことができない状態を想定する。
ただし、端末110には、支払仲介アプリ115として、前述のように、支払仲介アプリ(銀行口座送金用)115a、支払仲介アプリ(電子マネーE用)115b、支払仲介アプリ(クレジットカードP用)115c等種々のアプリがインストールされていることとする。
まず、端末110のウェブブラウザ111は、ECサーバ140から送信されてくるHTML等の受信し、EC事業者の買い物サイト等の情報を表示し、利用者による当該買物サイト等でのショッピングに伴う各種処理を実行する(S300)。この場合、利用者は、EC事業者の買い物サイトに掲載された商品・サービスを選択することができる。
また、ウェブブラウザ111は、図6で示したショッピングカート画面500を表示し、共通支払ボタン551が押されることを受けて、支払アプリの選択を行う(S301)。
なお、上述したように、EC事業者の資金の受け取り可能な方法は、「銀行口座送金」と「電子マネーE」である。従って、支払アプリ選択部120は、「銀行口座送金」と「電子マネーE」に対応する支払アプリを選択する。そして、支払アプリ呼出部121は、「銀行口座送金」と「電子マネーE」に対応する支払アプリの呼び出しを行う(S302)。
しかしながら、上述のように、端末110には、「銀行口座送金」、「電子マネーE」のそれぞれに対応する支払アプリはインストールされていない。このため、「銀行口座送金」用の支払アプリと、「電子マネーE」用の支払アプリが呼び出されることはない。
ただし、端末110には、支払仲介アプリ(銀行口座送金用)115a、支払仲介アプリ(電子マネーE用)115bがインストールされている。この結果、上述のS302による呼び出しに対し、それぞれの支払仲介アプリ115a,115bが呼び出される。これより、図13に示すような支払アプリの選択画面800が端末110で表示されることになる。
つまり、仮に、受取人の支払方法に対応するアプリがインストールされていない場合であっても、支払方法に対応する支払仲介アプリ115が端末110にインストールされていれば、支払仲介処理が実行されることになる。このため、支払仲介システム10がより多くの支払方法に対応できるよう、利用者は予め多くの支払方法に対応する支払仲介アプリをインストールしておくことが望ましい。
ここで、利用者は、支払アプリ選択画面800の銀行口座送金用の支払仲介ボタン801と、電子マネーE用の支払仲介ボタン802とのうち、例えば銀行口座送金用の支払仲介ボタン801を押し、「銀行口座送金」を選択したとする。
この結果、ウェブブラウザ111は、「銀行口座送金」が選択されたことと、支払金額と、支払先に関する情報と、を支払仲介アプリ115aに送信する。さらに、ウェブブラウザ111は、利用者が選択可能な支払方法に関する情報を、支払仲介アプリ115aに送信する。
支払仲介アプリ115aの支払仲介部321は、ウェブブラウザ111から送信される上述の情報を支払条件として受信する(S303)。そして、支払仲介部321は、受信した支払条件を、支払仲介サーバ130へ送信する(S304)。
一方、支払仲介サーバ130の支払方法評価部131は、利用者が支払可能な支払方法と、端末110の支払仲介部321から受信した支払条件とに基づいて、支払方法の評価処理を行う(S305)。なお、このステップS305で実行される支払方法の評価の処理は、上述した評価情報133を用いて、支払方法に応じた手数料の計算等を行う処理である。これにより、支払方法評価部131は、仲介業者と受取人との間の支払方法が「電子マネーE」の際に、支払人に対して推奨される支払方法(手数料の安価な支払方法)を選択する。また、支払方法評価部131は、例えば2つの選択した支払方法を、及び支払条件を支払仲介アプリ115aに送信する。
この場合、支払仲介部321は、推奨される支払方法等に関する情報を受信し(S306)、図4に示した支払仲介アプリ115aにおける支払アプリ選択部322を呼び出す。
支払アプリ選択部322は、利用者が、EC事業者等の最終的な受取人ではなく、支払仲介業者に対して支払を可能とする支払アプリを選択する。このため、例えば、支払仲介業者が受取り可能な支払方法が、「クレジットカードA」、「クレジットカードB」、「電子マネーF」、「電子マネーG」、「電子マネーX」のn=5個である場合、それらの5つの方法がウェブブラウザ111から支払アプリ選択部322へ送信される。
なお、ここでは、「銀行口座送金」方法に対し、5個の支払方法の組み合わせを考慮した。しかしながら、支払方法評価部131は、例えば、「銀行口座送金」および「電子マネーE」の2個(m個)の支払方法と、上述の5個(n個)の支払方法との組み合わせごとに手数料を求め、支払方法の評価を行っても良い。これにより、手数料を安くすることができる。
また、支払アプリ選択部322は、最終的な支払先であるEC事業者等の名称に関する情報と、仲介業者が直接の支払先であることを示す情報とを、支払アプリ選択部322が認識可能な文字列等の情報としてウェブブラウザ111から取得する。さらに、支払アプリ選択部322は、推奨される支払方法に関する情報や、支払条件のうち支払に必要な情報(例えば、買い物の料金)に関する情報も支払仲介部321から受信する。
そして、支払アプリ選択部322は、受信した情報に基づいて、図14に示す支払方法選択画面850を表示する。図14で例示した支払方法選択画面850には、推奨される支払方法として、「電子マネーX」(金額:3,296円、手数料:96円)と、「クレジットカードA」(金額:3,328円、手数料:128円)とが表示されている。なお、両方の支払方法において、商品の代金は、3,200円であるが、手数料が異なる。このため、各支払方法での合計の金額が異なっている。
ここで、支払アプリ選択部322は、上述の支払方法選択画面850を介して、例えば、利用者による「電子マネーX」の選択を受け付ける(S307)。また、支払アプリ呼出部323は、S307の結果を受けて「電子マネーX」に対応する支払アプリ113(すなわち、電子マネー支払アプリ113)を呼び出す(S308)。そして、例えば支払仲介部321は、支払条件等をこの電子マネー支払アプリ113に送信する。
この結果、電子マネー支払アプリ113は、受取人に支払をするために必要な情報を受信する(S309)。また、電子マネー支払アプリ113の支払実行部(不図示)は、受信した情報に基づいて、仲介業者に対して支払の処理を実行する(S310)。なお、電子マネー支払アプリ113は、この支払の際に、例えば図15に示す電子マネー支払確認画面900を出力して、支払先と手数料が加算された支払金額を表示しつつ、電子マネーの仕組みに応じたパスワード入力を上述の利用者から受け付けて、支払の処理を実行する。
支払の処理が実行されると、電子マネー支払アプリ113は、支払が実行できたか否かを示す支払結果に対し電子署名を付した情報を、支払仲介アプリ115aの支払仲介部321に送信する。
一方、支払仲介部321は、上述の支払結果を示す情報を受信し、支払が実行できたか否かと、電子証明が適正か否かと、を確認(判定)する(S311)。そして、支払仲介部321は、支払が実行できていない場合、または、電子署名の検証が正常に行えなかった場合には、支払が行われなかったものとして処理を中断する。他方、支払が正常に行われ、かつ、電子署名の検証が正常に行われた場合、支払仲介部321は、支払指示の処理を行う(S312)。この場合、支払仲介部321は、選択された支払方法、支払結果、支払指示に関する情報を支払仲介サーバ130に送信する。
支払仲介サーバ130の支払実行部132は、支払仲介部321からの上述の情報を受信し、支払を実行する(S313)。具体的には、上述の支払結果が正常の場合には、指定されたEC事業者等の受取人に対し、買い物によって定まる支払金額の支払を実行する。
そして、支払仲介サーバ130は、EC事業者等への支払を行ったことを示す支払結果を、電子署名とともに支払仲介部321へ送信する(S314)。
この場合、支払仲介部321は、この支払結果をウェブブラウザ111に送信し、この支払結果を出力させる(S315)。
この支払結果の情報に基づき、商取引が正常になされたことを認識したEC事業者は、利用者に対し、商品の発送やサービスの提供を開始する。なお、便宜上、ここでは省略しているが、ウェブブラウザ111は、EC事業者のECサーバ140との間で、図4で示した処理S110,S111と同様の処理を、処理S314の後に実行する。支払仲介アプリ113を用いた際のウェブブラウザ111と、EC事業者のECサーバ140との間の処理は、一般的な支払アプリを用いた場合の処理と同様である。このため、支払仲介アプリ113を用いる場合であっても、ECサーバ140において、電子商取引部141に加えて新な機能を追加する必要はない。
なお、本実施形態において、例えば、処理S307〜S310を実行する機能ブロック(支払仲介部321、支払アプリ選択部322、支払呼出部323、及び電子マネー支払アプリ113)は、支払処理部に相当する。また、例えば、処理S311,S312を実行する機能ブロックである支払仲介部321は、支払指示部に相当する
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、電子商取引での商品等の購入者における、支払いの利便性を向上させることができる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の情報処理装置において、前記支払処理部及び前記支払指示部は、ウェブブラウザの操作に基づいて呼び出されて実行されるものであること、としてもよい。
これによれば、既存のウェブブラウザを用いて支払仲介アプリを実行させることができるため、開発負担を減らしつつ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態における支払人と受取人との間で電子商取引の支払を仲介する支払仲介サーバであって、前記支払人の支払可能な支払方法に応じて定まる第1情報と、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない支払方法に応じて定まる第2情報と、前記支払仲介サーバが実行する処理を介して前記支払人から前記受取人に支払われる支払金額と、に基づいて、前記支払人の前記支払可能な支払方法に関する手数料を計算する計算部と、前記手数料及び前記支払金額に関する情報を、前記支払人が前記電子商取引の支払をする際に用いる情報処理装置に送信する送信部と、を備えるとしても良い。
これにより、支払人の支払可能な支払方法と、受取人の受取り可能な支払方法との特性を考慮しつつ、支払金額に対する手数料を適切に定めることができる。
また、本実施形態の支払仲介サーバにおいて、前記第1情報は、前記支払人の前記支払可能な支払方法に応じて定まる、前記支払金額の回収及び支払に応じた第1期間を示す情報を含み、前記第2情報は、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない方法に応じて定まる、前記支払金額の回収及び支払に応じた第2期間を示す情報を含み、前記計算部は、前記第1及び第2期間と、前記支払金額と、に基づいて前記手数料を計算するものである、としても良い。
これにより、支払金額の回収及び支払の期間に応じて定まり、かつ、受取人が資金を受け取ることができないリスクを考慮した手数料を決定することが可能となる。
また、本実施形態の支払仲介サーバにおいて、前記第1情報は、前記支払人の前記支払可能な支払方法に応じて定まる、送金の第1信頼性を示す情報を含み、前記第2情報は、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない支払方法に応じて定まる、送金の第2信頼性を示す情報を含み、前記計算部は、前記第1及び第2信頼性と、前記支払金額と、に基づいて前記手数料を計算するものである、としても良い。
これにより、電子商取引の際の送金システムの信頼性を考慮した手数料を決定することができる。
また、本実施形態の支払仲介サーバにおいて、前記第1情報は、前記支払人の支払可能なn個の支払方法のそれぞれに応じて定まる情報を含み、前記第2情報は、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではないm個の支払方法のそれぞれに応じて定まる情報を含み、前記計算部は、前記n個の支払方法のそれぞれに応じて定まる情報と、前記m個の支払方法のそれぞれに応じて定まる情報と、前記支払金額とに基づいて、前記n個及び前記m個の支払方法の各組み合わせごとに前記手数料を計算するものであり、前記送信部は、前記計算部で計算された前記手数料のうち、所定基準以下の金額のものを特定し、当該特定した手数料に関する情報を、前記情報処理装置に送信するものである、としても良い。
これにより、利用者は、複数の支払方法の組み合わせの中から、手数料の安価な支払方法を選択することができる。
また、本実施形態の支払仲介サーバにおいて、前記情報処理装置による前記手数料及び前記支払金額の支払処理が、所定の支払仲介者に宛てて実行されたことに応じて、前記受取人に対して前記支払金額の支払処理を行う支払処理実行部を更に備える、としても良い。
これにより、受取人は確実に支払いを受けることが可能となる。
また、支払人と受取人との間で電子商取引の支払を仲介する支払仲介サーバと、前記支払人が前記電子商取引の支払をする際に用いられる情報処理装置と、を備える本実施形態の支払仲介システムであって、前記支払仲介サーバは、前記支払人の支払可能な支払方法に応じて定まる第1情報と、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない支払方法に応じて定まる第2情報と、前記支払仲介サーバが実行する処理を介して前記支払人から前記受取人に支払われる支払金額と、に基づいて、前記支払人の前記支払可能な支払方法に関する手数料を計算する計算部と、前記手数料及び前記支払金額に関する第3情報を、前記情報処理装置に送信する送信部と、を備え、前記情報処理装置は、前記第3情報に基づいて前記支払人から指定された支払方法による、前記支払金額及び前記手数料の支払処理を、所定の支払仲介者宛に行う支払処理部と、前記受取人が受取可能であり、前記指定された支払方法とは異なる支払方法での、前記受取人に対する前記支払金額の支払処理の実行を、前記支払仲介者サーバに対して指示する支払指示部とを備える、ことを特徴としても良い。
また、本実施形態の情報処理方法において、情報処理装置が、電子商取引に伴い支払人から指定された支払方法による、支払金額及び手数料の支払処理を、所定の支払仲介者宛てに行う支払処理と、前記電子商取引での支払の受取人が受取可能であり、前記指定された支払方法とは異なる支払方法での、前記受取人に対する前記支払金額の支払処理の実行を、前記支払仲介者の所定装置に対して指示する支払指示と、を実行することを特徴としても良い。
また、本実施形態の支払仲介方法において、支払人と受取人との間で電子商取引の支払を仲介する支払仲介サーバが、前記支払人の支払可能な支払方法に応じて定まる第1情報と、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない支払方法に応じて定まる第2情報と、前記支払仲介サーバが実行する処理を介して前記支払人から前記受取人に支払われる支払金額と、に基づいて、前記支払人の前記支払可能な支払方法に関する手数料を計算し、前記手数料及び前記支払金額に関する情報を、前記支払人が前記電子商取引の支払をする際に用いる情報処理装置に送信する、ことを特徴としても良い。
10 支払仲介システム
100 支払システム
110 端末
111 ウェブブラウザ
112 カード支払アプリ
113 電子マネー支払アプリ
114 銀行支払アプリ
115 支払仲介アプリ
130 支払仲介サーバ
131 支払方法評価部
132 支払実行部
133 評価情報
140 ECサーバ
150 カードアクワイアラサーバ
160 カードイシュアサーバ
170 電子マネーサーバ
180 銀行サーバ
310 支払条件受信部
311 支払実行部
320 支払条件受信部
321 支払仲介部
322 支払アプリ選択部
323 支払呼出部

Claims (6)

  1. 支払人と受取人との間で電子商取引の支払を仲介する支払仲介サーバであって、
    前記支払人の支払可能な支払方法に応じて定まる第1情報と、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない支払方法に応じて定まる第2情報と、 前記支払仲介サーバが実行する処理を介して前記支払人から前記受取人に支払われる支払金額と、に基づいて、前記支払人の前記支払可能な支払方法に関する手数料を計算する計算部と、
    前記手数料及び前記支払金額に関する情報を、前記支払人が前記電子商取引の支払をする際に用いる情報処理装置に送信する送信部と、
    を備え、
    前記第1情報は、前記支払人の前記支払可能な支払方法に応じて定まる、送金の第1信頼性を示す情報を含み、
    前記第2情報は、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない支払方法に応じて定まる、送金の第2信頼性を示す情報を含み、
    前記計算部は、
    前記第1及び第2信頼性と、前記支払金額と、に基づいて前記手数料を計算するものであり、
    前記第1情報は、支払方法ごとの送金のリスクを示す受取時リスクを含み、
    これによって、前記手数料は、少なくとも、前記第1情報の前記支払方法ごとの送金のリスクを示す受取時リスクと、前記第2情報の前記受取人が受取可能な支払方法の組み合わせに応じて決定される、ことを特徴とする支払仲介サーバ。
  2. 前記第1情報は、前記支払人の前記支払可能な支払方法に応じて定まる、前記支払金額の回収及び支払に応じた第1期間を示す情報を含み、
    前記第2情報は、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない方法に応じて定まる、前記支払金額の回収及び支払に応じた第2期間を示す情報を含み、
    前記計算部は、
    前記第1及び第2期間と、前記支払金額と、に基づいて前記手数料を計算するものである、
    ことを特徴とする請求項に記載の支払仲介サーバ。
  3. 前記第1情報は、前記支払人の支払可能なn個の支払方法のそれぞれに応じて定まる情報を含み、
    前記第2情報は、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではないm個の支払方法のそれぞれに応じて定まる情報を含み、
    前記計算部は、
    前記n個の支払方法のそれぞれに応じて定まる情報と、前記m個の支払方法のそれぞれに応じて定まる情報と、前記支払金額とに基づいて、前記n個及び前記m個の支払方法の各組み合わせごとに前記手数料を計算するものであり、
    前記送信部は、
    前記計算部で計算された前記手数料のうち、所定基準以下の金額のものを特定し、当該特定した手数料に関する情報を、前記情報処理装置に送信するものである、
    ことを特徴とする請求項に記載の支払仲介サーバ。
  4. 前記情報処理装置による前記手数料及び前記支払金額の支払処理が、所定の支払仲介者に宛てて実行されたことに応じて、前記受取人に対して前記支払金額の支払処理を行う支払処理実行部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の支払仲介サーバ。
  5. 支払人と受取人との間で電子商取引の支払を仲介する支払仲介サーバと、前記支払人が前記電子商取引の支払をする際に用いられる情報処理装置と、を備える支払仲介システムであって、
    前記支払仲介サーバは、
    前記支払人の支払可能な支払方法に応じて定まる第1情報と、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない支払方法に応じて定まる第2情報と、前記支払仲介サーバが実行する処理を介して前記支払人から前記受取人に支払われる支払金額と、に基づいて、前記支払人の前記支払可能な支払方法に関する手数料を計算する計算部と、
    前記手数料及び前記支払金額に関する第3情報を、前記情報処理装置に送信する送信部と、を備え、
    前記第1情報は、前記支払人の前記支払可能な支払方法に応じて定まる、送金の第1信頼性を示す情報を含み、
    前記第2情報は、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない支払方法に応じて定まる、送金の第2信頼性を示す情報を含み、
    前記計算部は、
    前記第1及び第2信頼性と、前記支払金額と、に基づいて前記手数料を計算するものであり、
    前記第1情報は、支払方法ごとの送金のリスクを示す受取時リスクを含み、
    これによって、前記手数料は、少なくとも、前記第1情報の前記支払方法ごとの送金のリスクを示す受取時リスクと、前記第2情報の前記受取人が受取可能な支払方法の組み合わせに応じて決定され、
    前記情報処理装置は、
    前記第3情報に基づいて前記支払人から指定された支払方法による、前記支払金額及び前記手数料の支払処理を、所定の支払仲介者宛に行う支払処理部と、
    前記受取人が受取可能であり、前記指定された支払方法とは異なる支払方法での、前記受取人に対する前記支払金額の支払処理の実行を、前記支払仲介サーバに対して指示する支払指示部とを備える、
    ことを特徴とする支払仲介システム。
  6. 支払人と受取人との間で電子商取引の支払を仲介する支払仲介サーバが、
    前記支払人の支払可能な支払方法に応じて定まる第1情報と、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない支払方法に応じて定まる第2情報と、前記支払仲介サーバが実行する処理を介して前記支払人から前記受取人に支払われる支払金額と、に基づいて、前記支払人の前記支払可能な支払方法に関する手数料を計算し、
    前記手数料及び前記支払金額に関する情報を、前記支払人が前記電子商取引の支払をする際に用いる情報処理装置に送信する、支払仲介方法であって、
    前記手数料は、前記支払人の前記支払可能な支払方法に応じて定まる、送金の第1信頼性を示す情報である第1情報と、前記受取人が受取可能であり、前記支払人の前記支払可能な支払方法ではない支払方法に応じて定まる、送金の第2信頼性を示す情報である第2情報と、前記支払人から前記受取人に支払われる支払金額と、に基づいて計算され、
    前記第1情報は、支払方法ごとの送金のリスクを示す受取時リスクを含み、
    これによって、前記手数料は、少なくとも、前記第1情報の前記支払方法ごとの送金のリスクを示す受取時リスクと、前記第2情報の前記受取人が受取可能な支払方法の組み合わせに応じて決定される、支払仲介方法。
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