JP6810595B2 - 研削装置及び研削方法 - Google Patents

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ここに開示する技術は、研削装置及び研削方法に関する。
特許文献1には、研削装置の一例が開示されている。具体的に、特許文献1に係る研削装置(内面研削装置)は、先端に砥石が取り付けられたクイル(砥石軸)と、クイルを回転駆動する砥石軸装置(ホイールヘッド)と、ワークを保持して回転させる主軸装置(主軸部)と、主軸装置に対して砥石軸装置を相対移動させる送り手段(第2サーボモータ)と、粗研削送り(粗研削工程)から仕上送り(仕上げ研削工程)へ切り替えるよう構成された制御装置と、を備えて構成されている。この研削装置は、砥石軸装置を所定の送り速度で相対移動させることによって、複数のワークのうち研削対象としたワークに対して砥石を切り込ませるようになっている。
また、特許文献2には、そうした研削装置の別例が開示されている。詳しくは、特許文献2に係る研削装置は、モータの負荷電力(研削電力)に基づいて、砥石とワークとの相対的な移動速度(研削速度)を制御するよう構成されている。
特開2012−143843号公報 特開2004−268183号公報
ところで、前記特許文献1のように複数のワークを研削する場合、砥石の切れ味は、各ワークに対して研削を行っていくうちに悪化する。そうすると、砥石がワークを切り進んでいく速度(以下、「切込速度」という)が、砥石軸装置の送り速度よりも小さくなってしまい、クイルが撓む虞がある。クイルの撓みは、研削精度を確保する上で不都合である。
そこで、クイルの撓みを低減するべく、砥石軸装置の送り速度を調整することが考えられる。そのための方策としては、前記特許文献2のように、モータの負荷電力に基づいた制御が考えられる。この場合、例えば、切込速度が小さくなった分だけ送り速度を小さくすれば、クイルの撓みを低減することが可能となる。
しかし、負荷電力に基づいた制御は、一般に、ソフト面での複雑化を招くことから、誰でも簡単に扱えるとは言い難く、装置の扱い易さという点では改良の余地がある。
ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置の扱い易さを損なうことなく、研削精度を安定させることにある。
ここに開示する技術は、クイルに取り付けられた砥石によって、複数のワークそれぞれの内周面又は外周面を順次研削するように構成された研削装置に係る。この研削装置は、前記クイルを回転駆動する砥石軸装置と、前記複数のワークのうち研削対象とされたワークを保持しかつ回転させる主軸装置と、前記砥石軸装置を前記主軸装置に対して所定の送り速度で相対移動させることによって、前記砥石を前記ワークに切り込ませるよう構成された送り手段と、前記砥石軸装置、前記主軸装置、及び、前記送り手段を制御することにより、所定の研削送り工程を実行するように構成された制御装置と、を備える。
そして、前記制御装置は、前記研削送り工程における相対的な送り量を取得すると共に、該送り量に基づいて、次の研削対象に対する送り速度を調整するよう構成されている。
ここで、「送り量」は、砥石軸装置と主軸装置の間の相対的な移動量を示す。例えば砥石軸装置を移動させた場合には、砥石軸装置の移動量が送り量に相当し、主軸装置を移動させた場合には、主軸装置の移動量が送り量に相当する。
砥石の切れ味が悪化すると、ワークを研削する際に、クイルが受ける抵抗が増大する。この抵抗が増大すると、砥石軸装置の送り速度よりも、砥石がワークを切り進んでいく速度(切込速度)が小さくなって、その結果、クイルが撓む。クイルが撓むと、砥石軸装置の送り量と、実際に砥石がワークを切り進んだ量(切込量)との間にズレが生じる。
換言すれば、研削装置が前記の研削送り工程を完了したとき、つまり、切込量が所定の目標値に達したとき、クイルの撓みの影響は、砥石軸装置の送り量に反映されることになる。
そこで、前記の構成によると、制御装置は、研削送り工程における送り量に基づいて、砥石軸装置の送り速度を調整する。そうすることで、クイルの撓みを低減し、ひいては研削精度を確保することが可能となる。
また、送り量に基づいた制御は、負荷電力に基づいた制御と比較すると、ソフト面での複雑化を招くことが無いという点で、装置の扱い易さを保つことが可能となる。
かくして、前記の構成によると、装置の扱い易さを損なうことなく、研削精度を安定させることができる。
また、前記制御装置は、黒皮送りと、該黒皮送りよりも送り速度が小さい粗研削送りと、該粗研削送り工程よりも送り速度が小さい仕上送りと、スパークアウト工程と、を順番に行うように構成され、前記制御装置は、前記研削送り工程としての前記仕上送りにおける相対的な送り量を取得すると共に、該送り量に基づいて、次の研削対象に対する送り速度を調整するよう構成されている、としてもよい。
また、前記制御装置には、前記仕上送りにおける前記砥石の切込量の目標値よりも小さく設定された第1基準値が記憶され、前記制御装置は、前記送り量が前記第1基準値よりも小さい場合には、次の研削対象に対する送り速度を、現時点よりも小さく変更するよう構成されている、としてもよい。
仕上送りは、粗研削送りよりも送り速度が小さい。よって、粗研削送りから仕上送りへ切り替わると、送り速度が小さくなった分、送り速度と切込速度との間の差が小さくなって、クイルの撓みが低減されると考えられる。しかし、この場合、クイルが撓んだ状態から戻ろうとしたときの変形速度に起因して、仕上送りにおける切込速度が、同工程における送り速度よりも大きくなってしまう。これにより、例えば仕上送りを完了したとき、つまり、砥石の切込量が所定の目標値に至ったとき、その目標値よりも、送り量が小さくなる虞がある。こうした状況は、特に、送り量と目標値との間の差が大きくなるにつれて、研削精度を確保する上で不都合となる。
クイルの変形速度は、粗研削送りにおいてクイルが撓んだ分だけ大きくなる。そこで、制御装置は、送り量が第1基準値よりも小さいときには、次の研削対象に対する送り速度を小さく変更する。具体的に、制御装置は、黒皮送り、粗研削送り、及び、仕上送りに係る送り速度を全て小さくするか、黒皮送りに係る送り速度は変更せずに、粗研削送り、及び、仕上送りに係る送り速度を変更してもよい。送り速度を小さくした分、クイルの撓みが小さくなるため、粗研削送りから仕上送りへ切り替わったときの変形速度も小さくなる。そのため、研削精度を確保する上で有利になる。
また、前記制御装置には、前記目標値よりも小さくかつ、前記第1基準値よりも大きく設定された第2基準値が記憶され、前記制御装置は、前記送り量が前記第2基準値よりも大きい場合には、次の研削対象に対する送り速度を、現時点よりも大きく変更するよう構成されている、としてもよい。
例えば、送り量が目標値よりも小さい場合であっても、その差が、例えば前記の第1基準値と目標値との間の差に対して十分に小さい場合には、研削精度に与える影響は少ないものと考えられる。そこで、制御装置は、送り量が第2基準値よりも大きいときには、次の研削対象に対する送り速度を大きく変更する。送り速度を大きくした分、サイクルタイムを短くすることが可能になる。
また、前記砥石に対してドレスを行うよう構成されたドレス装置を備え、前記制御装置は、前記ドレス装置がドレスを行ったときには、送り速度をリセットするよう構成されている、としてもよい。
ドレスを行うと、砥石の切れ味が回復する。
よって、前記の構成によると、制御装置は、砥石に対してドレスを行ったときには、送り速度をリセットする。そうすることで、砥石の切れ味に対応した送り速度に設定することが可能となる。
ここに開示する別の技術は、クイルに取り付けられた砥石によって、複数のワークそれぞれの内周面又は外周面を順次研削するように構成された研削方法に係る。この研削方法は、砥石軸装置によってクイルを回転駆動する工程と、主軸装置によって、前記複数のワークのうち研削対象とされたワークを保持しかつ回転させる工程と、前記砥石軸装置を前記主軸装置に対して所定の送り速度で相対移動させることによって、前記砥石を前記ワークに切り込ませる研削送り工程と、を有するステップと、前記研削送り工程における相対的な送り量を取得するステップと、前記送り量に基づいて、次の研削対象に対する送り速度を調整するステップと、を備える。
この方法によると、装置の扱い易さを損なうことなく、研削精度を安定させることができる。
以上説明したように、前記の構成によると、装置の扱い易さを損なうことなく、研削精度を安定させることができる。
研削装置の概略構成図である。 研削装置のシステム構成を示すブロック図である。 研削サイクルに関する処理を示したフローチャートである。 クイルの撓みを説明するための図である。 仕上送り量に応じた速度変更率を示したイメージ図である。
以下、実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の説明は例示である。
〈研削装置の概略構成〉
図1は、研削装置1の概略構成を示している。研削装置1は、いわゆる内面研削盤であって、回転駆動した砥石21によって、複数のワークWそれぞれの内周面Wsを順次研削するよう構成されている。
図1に示すように、研削装置1は、種々の機構が配設されたベッド3を備えており、ベッド3上には、砥石21を支持する砥石台4と、ワークWを支持する主軸台5と、研削装置1全体を制御する制御装置100とが設置されている。
砥石台4は、ベッド3上に設定された縦送り台41と、縦送り台41上に配設された横送り台42と、横送り台42上に配設された砥石軸装置43とを備えている。
縦送り台41及び横送り台42は、砥石軸装置43を後述の主軸装置52に対して所定の送り速度で相対移動させることによって、砥石21をワークWに切り込ませるよう構成されている。縦送り台41及び横送り台42は、“送り手段”を例示している。
具体的に、縦送り台41及び横送り台42は、制御装置100から入力された信号に従って動作する。縦送り台41は、ベッド3上面に設けられたガイドレール6、6に沿って、ベッド3の長手方向(図1のY方向)に往復移動する一方、横送り台42は、縦送り台41上面に設けられたガイドレール7、7に沿って、ベッド3の短手方向(図1のX方向)に往復移動する。
尚、縦送り台41及び横送り台42は、それぞれ、ガイドレール6〜7を用いた機構に限らず、他の機構によって移動させてもよい。
砥石軸装置43は、クイル22を回転駆動するよう構成されている。本実施形態に係る砥石軸装置43は、不図示の工具主軸を収容している。この工具主軸は、Y方向に沿って延びる回転軸R1まわりに回転自在に設けられている。工具主軸の一端側(主軸台5側)にはクイル22の基端部が装着されている一方、他端側には砥石駆動モータ44が連結されている。
クイル22は、工具主軸に対して同軸に配置された軸状に形成されており、その先端部(ワークW側の端部)には砥石21が取り付けられている。
砥石駆動モータ44は、制御装置100から入力された信号に従って、工具主軸を回転駆動する。工具主軸の回転駆動に伴って、クイル22と砥石21とが一体的に回転する。
一方で、主軸台5は、ベッド3上に固定された主軸台本体51と、主軸台本体51上に配設された主軸装置52とを備えている。
主軸台本体51は、ベッド3上に固定されており、その上面には、主軸装置52と、ドレス装置8とが配設されている。
主軸装置52は、複数のワークWのうち研削対象とされたワークを保持しかつ、回転させるよう構成されている。本実施形態に係る主軸装置52は、ワーク主軸53を回転自在に支持している。このワーク主軸53は、Y方向に沿って延びる回転軸R2まわりに回転自在に設けられている。ワーク主軸53における砥石21側の端部にはチャック装置54が装着されている一方、砥石21に対して反対側の端部にはワーク駆動モータ55が連結されている。
チャック装置54は、ワークWを把持するよう構成されている。このワークWは、その中心軸がY方向に沿って延びる円環状に形成されており、その先端を砥石21側に向けた姿勢で、クイル22に対して同軸となるように把持されている。
ワーク駆動モータ55は、制御装置100から入力された信号に従って、ワーク主軸53を回転駆動する。ワーク主軸53の回転駆動に伴って、チャック装置54とワークWとが一体的に回転する。
ドレス装置8は、砥石21に対してドレスを行うように構成されている。本実施形態に係るドレス装置8は、主軸台本体51の上に配設されている。ドレス装置8は、砥石台4に向かって延びるアーム81と、アーム81の先端に設けられたドレスダイヤ82とを備えており、制御装置100から入力された信号に従って動作するよう構成されている。
また、研削装置1には定寸装置114が設けられている。定寸装置114は、所謂インプロセスゲージとして構成されており、ワークWの寸法、特にその内径を監視するようになっている。定寸装置114は、例えばワークWの研削前寸法や、研削中の寸法の変化を測定し、その測定結果に対応した信号を制御装置100へ出力する。
さらに、研削装置1にはブザー115が設けられている(図2にのみ図示)。ブザー115の鳴動は、制御装置100によって制御される。
〈研削装置のシステム構成〉
図2は、研削装置1のシステム構成を示すブロック図である。
制御装置100は、例えば周知のコンピュータをベースとしている。
制御装置100には、前述の縦送り台41、横送り台42、砥石駆動モータ44、ワーク駆動モータ55、ドレス装置8、定寸装置114、及び、ブザー115が、信号の送受信可能に接続されている。また、制御装置100には、砥石駆動モータ44における駆動電力を検出する電力モニタ111が接続され、その検出信号が入力されるように構成されている。さらに、制御装置100は、各種の情報を記憶する記憶部101を有している。
その上、制御装置100には、研削装置1へ情報を入力するための操作部112と、研削装置1の情報を表示するための表示部113とが接続されており、それぞれが、制御装置100との間で信号の送受信可能に構成されている。
制御装置100は、電力モニタ111等から入力された信号に基づいて制御信号を生成し、縦送り台41等へ出力する。縦送り台41等は、その制御信号に従い動作する。
制御装置100は、制御信号の生成及び出力を通じて、ワークWに対して、一連の工程から成る研削サイクルSを行う。具体的に、本実施形態に係る制御装置100は、研削サイクルSにおいて、早送りと、準急送りと、黒皮送りと、粗研削送りと、仕上送り(研削送り工程)と、スパークアウトと、砥石後退とを順番に行うように構成されている。スパークアウト及び砥石後退以外の各工程は、砥石21及びワークWをそれぞれ回転駆動させつつ、前記の砥石軸装置43を、回転軸R1に対して直交する方向(本実施形態ではX方向)に所定の送り速度で移動させることによって実行される。尚、各工程における送り速度は、早送り、準急送り、黒皮送り、粗研削送り、仕上送り、及び、スパークアウトの順で、次第に小さくなる。スパークアウトにおいて、送り速度はゼロになる。
本実施形態に係る研削装置1は、複数のワークW、例えば、計N個のワークWの1つ1つに対して研削サイクルSを行うよう構成されている。以下、N個のワークWのうち、n番目(1≦n≦N)のワークWを“ワークWn”という場合がある。他の符号についても、n番目のワークWnに関するものについては、適宜、“n”又は(n)”を付す。
以下で詳述するように、本実施形態に係る制御装置100は、研削対象とされたワークWnに対する仕上送りを完了したとき、その仕上送りにおける仕上送り量X3を取得する。そして、制御装置100は、その仕上送り量X3に基づいて、次の研削対象Wn+1に対する送り速度(具体的には、黒皮送り以降の送り速度)を調整するように構成されている。ここで、仕上送り量X3は、砥石軸装置43と主軸装置52との間の相対的な移動量(送り量)を示している。
以下、ワークWnに係る研削サイクルSnについて詳細に説明する。
〈研削サイクルに関する処理〉
図3は、研削サイクルSに関する処理を示したフローチャートである。このフローは、ロット数がNに設定されたロット処理のうち、特に、n番目のワークWn(1≦n≦N)に対する研削サイクルSnを示す。また、図4は、研削サイクルSにおいてクイル22に生じる撓みを説明する図である。
ステップT1に示すように、制御装置100は、早送りと、準急送りと、黒皮送りと、粗研削送りとを順番に行う。ここで、早送りは、砥石21を初期位置から移動させて、ワークWに接近させる工程である。準急送りは、砥石21をさらに移動させて、ワークWに接触させる工程である。そして、黒皮送りは、ワークWの表面(いわゆる“黒皮”)を削り取る工程である。
最初に、早送りによって、砥石21とワークWとが接近する。砥石21を所定の位置まで移動させると、早送りを完了して準急送りを開始する。
続いて、準急送りによって、砥石21とワークWの内周面Wsとが接触する。準急送りにおける送り速度V2は、早送りにおける送り速度V1よりも小さい(V2<V1)。砥石21とワークWの内周面Wsとの接触が検知されると、準急送りを完了して黒皮送りを開始する。
黒皮送りによって、ワークWの黒皮が削り取られる。黒皮送りにおける送り速度V3は、準急送りにおける送り速度V2よりも小さい(V3<V2)。尚、準急送りから黒皮送りへの切り替えは、例えば、電力モニタ111による検出結果に基づいて行われる。
ここで、図4の(1)に示すように、早送りから黒皮送りにかけて、砥石21がワークWを実際に切り進んでいく速度(切込速度)v1〜v3は、それぞれ、砥石軸装置43の送り速度V1〜V3付近の値となる。具体的に、早送りは砥石21とワークWとが接触しない工程であるため、早送りにおける切込速度v1は、同工程における送り速度V1と同じになる(v1=V1)。また、準急送りは、砥石21とワークWとの接触が検知され次第、直ちに完了する工程である。そのため、準急送りにおける切込速度v2は、同工程における送り速度V2と同じになる(v2=V2)。そして、黒皮送りは、ワークWの黒皮を削り取る工程であり、ワークWの研削面(内周面Ws)と砥石21が全面当たりしないため、研削負荷が小さい。よって、後述の粗研削送りとは異なりクイル22が撓まないため、黒皮送りにおける切込速度v3は、同工程における送り速度V3に近くなる(v3≒V3)。
黒皮送りの最中、ワークWの内径が所定の値に至ったとき、定寸装置114は、制御装置100へ信号を出力する。制御装置100は、定寸装置114から信号を受けると、黒皮送りを完了して粗研削送りを開始する。粗研削送りは、ワークWの内周面Wsに対して粗研削を行う工程である。粗研削送りにおける送り速度V4は、黒皮送りにおける送り速度V3よりも小さい(V4<V3)。
例えばドレス直後のように、砥石21の切れ味が十分に確保されていた場合、砥石21の切込速度v4は、砥石軸装置43の送り速度V4と実質的に同じになる(v4≒V4)。ところが、砥石21の切れ味は、複数のワークWに対して研削を行っていくうちに悪化する。そうすると、切込速度v4が送り速度V4よりも小さくなって(v4<V4)、クイル22に撓みが生じる(図4の(2)を参照)。
粗研削送りの最中、ワークWの内径が所定の値に至ると、定寸装置114は、制御装置100へ信号を出力する。制御装置100は、定寸装置114から信号を受けると、粗研削送りを完了する。
ステップT2において、制御装置100は、粗研削送りを完了した時点における砥石軸装置43の位置X1を取得する。位置X1は、主軸装置52ひいてはワークWに対する、砥石軸装置43の相対的な位置を示している。位置X1は、例えば図4の(2)に示すように、粗研削送りが完了した時点における回転軸R2と回転軸R1との間隔としてもよい。
ステップT3において、制御装置100は、仕上送りを実行する。仕上送りは、ワークWの内周面Wsに対して仕上研削を行う工程である。仕上送りにおける送り速度V5は、粗研削送りにおける送り速度V4よりも小さい(V5<V4)。
ここで、図4の(2)のように、砥石21の切れ味が悪化した結果、クイル22に撓みが生じていた場合、粗研削送りから仕上送りへ切り替わると、送り速度が小さくなった分、送り速度と切込速度との間の差が小さくなって、クイル22の撓みが低減されると考えられる。しかし、この場合、図4の(3)に示すように、クイル22が撓んだ状態から戻ろうとしたときの変形速度に起因して、仕上送りにおける切込速度v5が、同工程における送り速度V5よりも大きくなる(v5>V5)。
仕上送りの最中、ワークWの内径が所定の値に至ると、定寸装置114は、制御装置100へ信号を出力する。制御装置100は、定寸装置114から信号を受けると、仕上送りを完了する。
ステップT4において、制御装置100は、仕上送りを完了した時点における砥石軸装置43の位置X2を取得する。位置X2は、前述の位置X1と同様に定義されており、例えば図4の(3)に示すように、仕上送りを完了した時点における回転軸R2と回転軸R1との間隔としてもよい。
ステップT5において、制御装置100はスパークアウトを実行する。スパークアウトは、砥石21の送り込みを停止させつつ、砥石21の回転駆動を行う工程である。スパークアウトにおいて、砥石軸装置43の送り速度はゼロに設定される。スパークアウトが完了すると、制御装置100は砥石後退を実行する。
尚、スパークアウトの実行時間が、所定の設定時間よりも短くなった場合、制御装置100は、クイル22の撓み、又は、クイル22が撓んだ状態から戻ろうとしたときの変形に起因して、装置に異常が発生したものと判定する。この場合、制御装置100は、表示部113やブザー115を介して警告したり、研削サイクルSを停止したり、砥石21のドレスを行ったりする。
ここで、図4の説明に戻ると、仕上送りにおける切込速度v5が、同工程における送り速度V5よりも大きくなる(v5>V5)と、仕上送りにおいて定寸装置114が信号を出力したとき、すなわち、仕上送りにおいて砥石21の切込量(仕上送りにおいて砥石21が実際に切り進んだ量)が所定の目標値U(定寸装置114の設定値に相当)に達したとき、そのときの仕上送り量X3は、切込速度v5が大きくなった分だけ目標値Uよりも小さくなる。
つまり、クイル22の撓みが大きくなるにつれて、粗研削送りから仕上送りへ切り替わったときのクイル22の変形速度が大きくなり、砥石21の切込速度v5が大きくなる。この切込速度v5が大きくなると、仕上送り量X3は目標値Uよりも小さくなる。
従って、仕上送り量X3と目標値Uとの間に差が生じると、クイル22に撓みが生じていたことが判る。クイル22の撓み、及び、そうした撓みに起因したクイル22の変形は、研削精度を安定させる上で好ましくない。
そこで、本願発明者等は、仕上送り量X3に応じて送り速度を調整すれば、クイル22の撓みを低減し、ひいては粗研削送りから仕上送りへ切り替わったときのクイル22の変形を抑制することができる、ということを見出した。
具体的に、前述のステップT5から続くステップT6において、制御装置100は、位置X1、X2に基づいて仕上送り量X3を算出する。n番目のワークWnに係る仕上送り量X3(n)は、以下の式(1)から求められる。
X3(n)=X2(n)−X1(n) ・・・(1)
式(1)において、X2(n)は、ワークWnに係る位置X2を示し、X1(n)は、ワークWnに係る位置X1を示す。仕上送り量X3は、研削送り工程としての仕上送りを開始してから仕上送りを完了するまでの期間における、砥石軸装置43の主軸装置52及びワークWに対する移動量であって、特に、回転軸R1に対して直交する方向の相対的な移動量を示す。
続いて、ステップT7において、制御装置100は、仕上送り量X3に応じた速度変更率rを取得する。具体的に、制御装置100の記憶部101には、仕上送り量X3の値に応じた速度変更率rの値が予め記憶されている。その記憶内容に基づいて、制御装置100は、ステップT6で算出した仕上送り量X3に対応する速度変更率rを取得する。
そして、ステップT8において、制御装置100は、速度変更率rを現時点(今回)の送り速度に乗算すると共に、その乗算結果を次回の送り速度に設定する。本実施形態に係る制御装置100は、こうした設定を、黒皮送り以降の送り速度に対して行うよう構成されている。よって、現時点(ワークWnを研削するとき)の送り速度をV3(n)〜V5(n)とすると、次回(ワークWn+1を研削するとき)の送り速度V3(n+1)〜V5(n+1)は、以下の式(2)〜(4)から求められる。
V3(n+1)=r・V3(n) ・・・(2)
V4(n+1)=r・V4(n) ・・・(3)
V5(n+1)=r・V5(n) ・・・(4)
図5は、仕上送り量X3に応じた速度変更率rの値を示したイメージ図である。仕上送り量X3と速度変更率rとの関係は、例えば、ワークWのサイズや材質などに応じて変更してもよい。
記憶部101には、前述の目標値Uよりも小さく設定された第0基準値U0が記憶されている。制御装置100は、仕上送り量X3が第0基準値U0を下回った場合(X3<U0)には、クイル22に異常が発生したものとして、研削サイクルSを停止する。図5に示すように、第0基準値は、ゼロよりも若干大きい値に設定されている。仕上送り量X3が第0基準値を下回ったということは、仕上送りの最中、砥石軸装置43が殆ど移動しなかったことを示す。
また、記憶部101には、前述の第0基準値U0よりも大きくかつ、切込量の目標値Uよりも小さく設定された第1基準値U1が記憶されている。第1基準値U1は、ワークWの寸法や材質等に応じて設定されている。第1基準値U1は、研削精度の悪化を招き得る閾値として規定されている。
そして、制御装置100は、仕上送り量X3が第0基準値U0以上でありかつ、第1基準値U1よりも小さかった場合(U0≦X3<U1)には、次の研削対象Wn+1に対する送り速度V3(n+1)〜V5(n+1)を、現時点の送り速度V3(n)〜V5(n)よりも小さく変更する。
この場合、速度変更率rは100%未満に設定されており、仕上送り量X3が第1基準値U1よりも小さくなるに従って階段状に減少するようになっている。そうした速度変更率rを乗算すると、次回の送り速度V3(n+1)〜V5(n+1)は、速度変更率rが減少した分だけ小さく変更される。尚、図5に示す例では、速度変更率rの下限値は85%である。
また、制御装置100の記憶部101には、前述の第1基準値U1よりも大きくかつ、切込量の目標値Uよりも小さく設定された第2基準値U2が記憶されている。第2基準値U2は、ワークWの寸法や材質等に応じて設定されている。第2基準値U2は、研削精度が確保される閾値として規定されている。
制御装置100は、仕上送り量X3が第1基準値U1以上でありかつ、第2基準値U2よりも小さかった場合(U1≦X3<U2)には、次の研削対象Wn+1に対する送り速度V3(n+1)〜V5(n+1)を、現時点の送り速度V3(n)〜V5(n)と同じに設定する。
この場合、速度変更率rは一律100%となり、仕上送り量X3の増減に関わらず一定に保たれるようになっている。
制御装置100は、仕上送り量X3が第2基準値U2以上であった場合(U2≦X3)には、次の研削対象Wn+1に対する送り速度V3(n+1)〜V5(n+1)を、現時点の送り速度V3(n)〜V5(n)よりも大きく変更する。
この場合、速度変更率rは100%を上回るよう設定されており、仕上送り量X3が第2基準値U2よりも大きくなるに従って階段状に増加するようになっている。そうした速度変更率rを乗算すると、次回の送り速度V3(n+1)〜V5(n+1)は、速度変更率rが増加した分だけ大きく変更される。尚、図5に示す例では、速度変更率rの上限値は120%である。
ステップT8から続くステップT9において、制御装置100は、砥石21に対してドレスを実行するか否かを判定する。この判定は、ワークWの加工個数が所定のドレスサイクルに達しているか否かに基づいて行われる。加工個数がドレスサイクルに達していた場合には、砥石21に対してドレスを実行し、ステップT10へ進む。その一方で、加工個数がドレスサイクルに達していなかった場合には、ステップT10をスキップしてリターンする。
ステップT10において、制御装置100は、送り速度をリセットする。具体的に、制御装置100は、次の研削対象に対する送り速度V3(n+1)〜V5(n+1)を、それぞれ、最初の研削対象(つまり、1番目のワーク)に対して用いた送り速度V3(1)〜V5(1)に戻す。制御装置100は、送り速度をリセットした後にリターンする。
図3に係るフローをリターンすると、研削サイクルSnが完了する。研削サイクルSnが完了すると、制御装置100は、次のワークWn+1に係る研削サイクルSn+1を開始する。その際には、前述のステップT8にて更新した送り速度、又は、ステップT10にてリセットした送り速度が使用される。
〈まとめ〉
以上説明したように、制御装置100は、仕上送り量X3に基づいて、砥石軸装置43の送り速度V3〜V5を調整する。そうすることで、クイル22の撓みを低減し、ひいては研削精度を確保することが可能となる。
仕上送り量X3に基づいた制御は、負荷電力に基づいた制御と比較すると、ソフト面での複雑化を招くことが無いという点で、装置の扱い易さを保つことが可能となる。
かくして、装置の扱い易さを損なうことなく、研削精度を安定させることができる。
また、制御装置100は、仕上送り量X3が第1基準値U1よりも小さいときには、次の研削対象に対する送り速度を小さく変更する。送り速度を小さくした分、クイル22の撓み、ひいては、その変形速度が低減されるため、研削精度を確保する上で有利になる。
また、制御装置100は、仕上送り量X3が第2基準値U2よりも大きいときには、次の研削対象に対する送り速度を大きく変更する。送り速度を大きくした分、サイクルタイムを短くすることが可能になる。
また、制御装置100は、砥石21に対してドレスを行ったときには、送り速度をリセットする。そうすることで、砥石21の切れ味に対応した送り速度に設定することが可能となる。
また、速度変更率rの上限値と下限値とを設けることで、サイクルタイムが極端に変化しないようにすることが可能となる。
《他の実施形態》
前記実施形態では、複数のワークWを1つずつ研削するように構成された研削装置1を例示したが、この構成には限られない。主軸台5の上に複数のワークWを並べ、それらを同時に研削してもよい。
また、前記実施形態では、研削装置1としての内面研削盤を開示したが、この構成には限られない。ここに開示する技術は、外周研削にも適用可能である。
砥石台4及び主軸台5の構成は、前記のものには限られない。例えば、砥石21側(砥石軸装置43)をX方向及びY方向へ移動させる代わりに、ワークW側(主軸台本体51)をX方向やY方向に移動させてもよい。その場合、ワークW側の移動機構が送り手段を例示することになる。
また、図3に示すフローは一例であり、ステップの順番を可能な範囲で適宜入れ替えたり、複数のステップを並行して処理したりしてもよい。例えば、ステップT5とステップT6〜T9との順番を入れ替えたり、ステップT5とステップT6〜T9とを並行して実行してもよい。
以下に説明するように、各ステップの内容を、適宜、変更してもよい。
前記実施形態では、1つの研削サイクルSにつき、粗研削送りを1回行うよう構成されていたが、この構成には限られない。例えば、粗研削送りを2回行ってもよい。その場合、1回目の粗研削送りと、2回目の粗研削送りとの間で送り速度を異ならせてもよい。このように構成した場合、仕上送り量X3を算出するための位置X1は、2回目の粗研削送りが完了したときに取得すればよい。
1 研削装置
21 砥石
22 クイル
41 縦送り台(送り手段)
42 横送り台(送り手段)
43 砥石軸装置
52 主軸装置
8 ドレス装置
100 制御装置
X3 送り量(仕上送り量)
U 切込量の目標値
U1 第1基準値
U2 第2基準値
W ワーク
Ws ワークの内周面

Claims (5)

  1. クイルに取り付けられた砥石によって、複数のワークそれぞれの内周面又は外周面を順次研削するように構成された研削装置であって、
    前記クイルを回転駆動する砥石軸装置と、
    前記複数のワークのうち研削対象とされたワークを保持しかつ回転させる主軸装置と、
    前記砥石軸装置を前記主軸装置に対して所定の送り速度で相対移動させることによって、前記砥石を前記ワークに切り込ませるよう構成された送り手段と、
    前記砥石軸装置、前記主軸装置、及び、前記送り手段を制御することにより、所定の研削送り工程を実行するように構成された制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記研削送り工程における前記砥石軸装置と前記主軸装置の間の相対的な送り量を取得すると共に、該送り量に基づいて、次の研削対象に対する送り速度を調整するよう構成され、
    前記制御装置は、黒皮送りと、該黒皮送りよりも送り速度が小さい粗研削送りと、該粗研削送りよりも送り速度が小さい仕上送りと、スパークアウトと、を順番に行うように構成され、
    前記制御装置は、前記研削送り工程としての前記仕上送りにおける前記相対的な送り量を取得すると共に、該送り量に基づいて、次の研削対象に対する前記黒皮送り、前記粗研削送り及び前記仕上送りにおける送り速度を調整するよう構成されている研削装置。
  2. 請求項に記載の研削装置において、
    前記制御装置には、前記仕上送りにおける前記砥石の切込量の目標値よりも小さく設定された第1基準値が記憶され、
    前記制御装置は、前記送り量が前記第1基準値よりも小さい場合には、次の研削対象に対する送り速度を、現時点よりも小さく変更するよう構成されている研削装置。
  3. 請求項に記載の研削装置において、
    前記制御装置には、前記目標値よりも小さくかつ、前記第1基準値よりも大きく設定された第2基準値が記憶され、
    前記制御装置は、前記送り量が前記第2基準値よりも大きい場合には、次の研削対象に対する送り速度を、現時点よりも大きく変更するよう構成されている研削装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の研削装置において、
    前記砥石に対してドレスを行うよう構成されたドレス装置を備え、
    前記制御装置は、前記ドレス装置がドレスを行ったときには、送り速度をリセットするよう構成されている研削装置。
  5. クイルに取り付けられた砥石によって、複数のワークそれぞれの内周面又は外周面を順次研削するように構成された研削方法であって、
    砥石軸装置によってクイルを回転駆動する工程と、主軸装置によって、前記複数のワークのうち研削対象とされたワークを保持しかつ回転させる工程と、前記砥石軸装置を前記主軸装置に対して所定の送り速度で相対移動させることによって、前記砥石を前記ワークに切り込ませる研削送り工程と、を有するステップと、
    前記研削送り工程における前記砥石軸装置と前記主軸装置の間の相対的な送り量を取得するステップと、
    前記送り量に基づいて、次の研削対象に対する送り速度を調整するステップと、を備え、
    前記研削送り工程は、黒皮送りと、該黒皮送りよりも送り速度が小さい粗研削送りと、該粗研削送りよりも送り速度が小さい仕上送りと、スパークアウトと、が順番に行われた場合の前記仕上送りであり、
    前記送り速度を調整するステップでは、前記研削送り工程としての前記仕上送りにおける前記相対的な送り量を取得すると共に、該送り量に基づいて、次の研削対象に対する前記黒皮送り、前記粗研削送り及び前記仕上送りにおける送り速度を調整する研削方法。
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