JP6810016B2 - 光通信機器および光通信システム - Google Patents
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Description
本実施の形態に係る光リピータ2は、上位通信装置1とクライアント機器群3とが光ファイバを通じて接続される光ネットワークNWの中継点に設置されている。すなわち、光ファイバを通じて1対多で接続構成される上位通信装置1とクライアント機器群3との間に縦続接続されている。
まず、主信号再生部21の構成を述べる。主信号再生部21は、クライアント機器群3側から送られてくる光信号S1を電気信号に変換する第1の光電変換部(O/E)2111と、上位通信装置1側から送られてくる光信号S2を電気信号に変換する第2の光電変換部(O/E)2112と、第1の光電変換部2111で変換された電気信号を上位通信装置1側への再生増幅された光信号S1に変換する第1の電光変換部(E/O)2121と、第2の光電変換部2112で変換された電気信号をクライアント機器群3側への再生増幅された光信号S2に変換する第2の電光変換部(E/O)2122と、第1の光電変換部2111と第1の電光変換部2121との間の電気信号の通路に設けられた第1の電気スイッチ部2131と、第2の光電変換部2112と第2の電光変換部2122との間の電気信号の伝送路中に設けられた第2の電気スイッチ部2132とを備えている。
次に、制御部22の構成を述べる。制御部22は、電気信号に対して遅延を調整する電気バッファ部2211,2212と、電気信号のレートを変換するためのレート変換部222と、電気信号のアナログ/デジタル信号を相互に変換するためのアナログ/デジタル相互変換部223と、登録クライアント情報を格納するデータベース(DB)224と、コントローラ225とを備えている。
アナログフロントエンド部23は、制御部22から入力されるRF信号を送信し、また近接する光リピータ2Bの制御部22から出力されるRF信号を受信し、近接する光リピータ2Bと無線リンクを確立させる機能を有する。この機能によって、有線で接続されていない近接する光リピータ2Bとの間での冗長リンクが形成されることになる。
ここでは、具体的な冗長経路接続シーケンスを述べる。図2A〜図2Eは隣接する光リピータが接続されたネットワークの状態を図示したものであり、図3は接続シーケンス図である。
図2Aは初期状態を示している。ネットワークには0系と1系の2系統が並列して存在することとし、ネットワークはスター型のネットワークを想定する。それぞれのネットワークは、上位通信装置1、光リピータ2、クライアント機器群3、光分岐4で構成される。上位通信装置1と光リピータ2はトランク区間光リンク5で接続され、光リピータ2とクライアント機器群3は、光分岐4を介してアクセス区間光リンク6で接続されている。初期の状態では、両系ともに障害無くトラヒックを流通できているものとする。
図2Bにおいて、1系側に通信断が発生したこととする。障害発生箇所は、トランク区間光リンク5−1とする。この際、上位通信装置1−1からの下り光信号S2は、光リピータ2−1に流入しない状態となる。また、光リピータ2−1からの上り光信号S1は、上位通信装置1へ流入しない状態となる。
図2Cでは復旧要求を近接する全ての光リピータ2に対してブロードキャスト送信している。このフェーズは図3のシーケンス図における「(b)復旧要求」に相当する。この場合、近隣に存在する全ての光リピータ2で復旧要求が受信される。
図2Dでは、復旧要求を受け取った0系の光リピータ2−0が、障害が発生した側の1系の光リピータ2−1と無線リンクを確立し、1系の光リピータ2−1と0系の光リピータ2−0との間に冗長経路Lが形成されている。0系の光リピータ2−0は1系の光リピータ2−1からの接続要求およびクライアント登録テーブルを受け取った後、データベース224に格納されている自身のクライアント登録テーブルを更新する。これは、図3のシーケンス図における「(f)クライアント登録テーブル更新」に相当する。
図2Eでは、1系の光リピータ2−1が無線リンクを介して0系の光リピータ2−0に対しトラヒックを疎通開始している。トラヒックは、コントローラ225による送信タイミング制御、リンクレート制御によって、0系の上位通信装置1−0と0系と1系のクライアント機器群3(3−0,3−1)からのトラヒックが、衝突せず、かつ複層しないように制御され流通される。これは図3のシーケンス図における「」(k)トラヒック疎通開始」に相当する。
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
Claims (6)
- 上位通信装置とクライアント機器群とが光ファイバを通じて接続される光ネットワークの中継点に設置される光通信機器において、
主信号再生部と制御部とアナログフロントエンド部とを備え、
前記主信号再生部は、
前記クライアント機器群側から送られてくる光信号および前記上位通信装置側から送られてくる光信号を前記上位通信装置側への電気信号および前記クライアント機器群側への電気信号に変換する光電変換部と、
前記光電変換部で変換された前記上位通信装置側への電気信号および前記クライアント機器群側への電気信号を前記上位通信装置側への再生増幅された光信号および前記クライアント機器群側への再生増幅された光信号に変換する電光変換部と、
前記光電変換部から前記電光変換部への前記電気信号の通路に設けられた電気スイッチ部とを備え、
前記制御部は、
前記光ネットワークで障害が発生した場合、前記電気スイッチ部を制御し、前記光電変換部から前記上位通信装置側への電気信号の流出経路、および前記電光変換部への前記クライアント機器群側への電気信号の流入経路を前記アナログフロントエンド部側へ切り替えるコントローラを備え、
前記アナログフロントエンド部は、
近接する他の光通信機器との無線リンクを確立するための機能を備える
ことを特徴とする光通信機器。 - 請求項1に記載された光通信機器において、
前記コントローラは、
前記光ネットワークで障害が発生した場合、前記アナログフロントエンド部と前記近接する他の光通信機器との間の無線リンクを確立させ、
この確立させた無線リンクを冗長経路として、前記障害が発生した側の光ネットワークのトラヒックを、前記近接する他の光通信機器が所属する光ネットワークへ流通させる
ことを特徴とする光通信機器。 - 請求項2に記載された光通信機器において、
前記コントローラは、
前記アナログフロントエンド部と前記近接する他の光通信機器との間の冗長経路を形成する場合、
その冗長経路の形成先の候補として複数存在する前記近接する他の光通信機器に接続されているクライアント機器の数、トラヒック流通状況、もしくは優先度別トラヒック状況をもとに、前記冗長経路の形成先の光通信機器を決定する
ことを特徴とする光通信機器。 - 請求項2に記載された光通信機器において、
前記コントローラは、
前記光ネットワークで障害が発生した場合、前記冗長経路の形成先の候補として複数存在する前記近接する他の光通信機器に前記アナログフロントエンド部を介して復旧要求を送り、
この復旧要求を受けた前記冗長経路の形成先の候補の光通信機器から送られてくる肯定応答および接続状況データを受信して前記冗長経路の形成先の光通信機器を決定し、
この決定した冗長経路の形成先の光通信機器に接続要求およびクライアント登録テーブルを送り、
前記接続要求およびクライアント登録テーブルを受けた前記冗長経路の形成先の光通信機器でのクライアント登録テーブルの更新完了および前記冗長経路の形成先の光通信機器が接続されている上位通信装置での登録テーブルの更新完了を知らせる完了応答と送信条件とを受信して、前記冗長経路の形成先の光通信機器との間のトラヒックの疎通を開始する
ことを特徴とする光通信機器。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載された光通信機器において、
前記制御部は、
電気信号に対して遅延を調整する電気バッファ部と、
電気信号のレートを変換するためのレート変換部と、
電気信号のアナログ/デジタル信号を相互に変換するためのアナログ/デジタル相互変換部と、
登録クライアント情報を格納するデータベースと、
前記コントローラとを備え、
前記コントローラは、
前記電気スイッチ部、前記電気バッファ部、前記レート変換部、前記アナログ/デジタル相互変換部および前記データベースを集中制御する
ことを特徴とする光通信機器。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載された光通信機器が設置された光ネットワークを複数備え、
近接する光通信機器同士が前記アナログフロントエンド部を介して無線リンクを確立し、この確立された無線リンクを冗長経路として、障害が発生した側の光ネットワークから正常な通信を継続している光ネットワークへトラヒックの流通が行われる
ことを特徴とする光通信システム。
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