JPH11513546A - 分散回路交換電気通信回路網 - Google Patents

分散回路交換電気通信回路網

Info

Publication number
JPH11513546A
JPH11513546A JP9514056A JP51405697A JPH11513546A JP H11513546 A JPH11513546 A JP H11513546A JP 9514056 A JP9514056 A JP 9514056A JP 51405697 A JP51405697 A JP 51405697A JP H11513546 A JPH11513546 A JP H11513546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
call
signal
stations
receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9514056A
Other languages
English (en)
Inventor
スティーヴン アントニー ジェラード チャンドラー
スティーヴン ジョン ブレイスウェイト
Original Assignee
ルーラル レイディオ システムズ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ルーラル レイディオ システムズ リミテッド filed Critical ルーラル レイディオ システムズ リミテッド
Publication of JPH11513546A publication Critical patent/JPH11513546A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/14WLL [Wireless Local Loop]; RLL [Radio Local Loop]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2603Arrangements for wireless physical layer control
    • H04B7/2609Arrangements for range control, e.g. by using remote antennas

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 複数の送受信局が電気通信回路網内にランダムに分散された位置に設けられ、切り換え回路が局自体の中に設けられていて、回路網内の局の間で呼出しを経路指定し、必要な場合には回路網内の他の局を使用してこれらの呼出しを中継する。この目的のために、各局(20)は、発信局Sから宛先局Dまでの呼出しが送信される別の局をその呼出しを中継させる目的で選択するように動作する呼出し経路指定制御ユニットを組み入れている。呼出し経路指定制御ユニットは、回路網の中のその送信局(20)の範囲内の他の局によって受信される問合せ信号を送信し、各他の局(21)の呼出し経路指定制御ユニットは、上記局(20)から受信した問合せ信号に応答して呼出しを中継するために使用可能である時は、承認信号を送信する。承認信号は、呼出しをその意図された宛先に向けて中継するためのその局(20)の適合性を表す遅延の後に送信される。次いで局(20)の呼出し経路指定制御ユニットは、最小の遅延の後にある局(21)から承認信号を受信したことに基づいてその呼出しを中継する局(21)を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】 分散回路交換電気通信回路網 本発明は、分散回路交換(switched)電気通信回路網に関し、詳しく述べれば、 限定するものではないが、複数の送受信局がランダムに分散された位置に設けら れており、局自体内には、回路網内の局間の呼出し(または、通話:calls)を 経路指定(routing)し、必要な場合には回路網内の他の局を使用してこれらの呼 出しを中継するためのスイッチング回路が設けられているような回路網のための 送受信局に関する。 多くの国においては、町及び若干の主要な村への電話サービスは存在している かも知れないが、大部分の人々は電話機への効果的なアクセスを有していない。 これらの国においては、実質的に全ての人々が公衆電話機から数キロメートル以 内に住むような密度で電話機の回路網を設ける要望が存在している。しかしなが ら、このようにするためには広範囲に離間した多数の電話機を設置する必要があ り、もし普通の有線電話システムを使用すれば莫大な費用を必要とする。1993年 4月の Fourth IEE Conference on Telecommunications,IEE Conference Publi cation No.371 に所載の S.A.G.Chandler、S.J.Braithwait 、H.R.Mgombelo らの論文“ A Distributed Rural Radio System for Developing Countries ” には田舎の無線電話システムが記述されており、この無線電話システムは、理想 的には、その無交換回路網構造の故に広く離間したサイトに基本的な電話サービ スを提供するのに適している。 この無線電話システムは協同無線ノードを使用しており、これは中央交換また は相互接続インフラストラクチャを必要としない。各ノードは、2つの単一チャ ネルディジタルトランシーバ、少なくとも1つの電話機インタフェース、及び必 要な通信制御を行うためのプロトコルを実施するソフトウェアを含むコントロー ラを備えた送受信局からなる。ノード間のリンクは、パケット交換または統計的 に多重化されたリンクとは対照的に、電話トラフィックにおける双方向スピーチ のために必要な固定容量リンクである。各送受信局は、太陽給電ディジタル無線 ユニットからなり、それに1台またはそれ以上の電話機が接続されている。妥当 な距離(適度に好ましい地形では 50 キロメートル程度)以内の呼出しは、局間 直接通信によって行われる。しかしながら、この距離を超える呼出しは、回路網 内のその呼出しが行われている時点には使用されていない他の局によって中継さ れなければならない。回路網によってサービスされる領域外の呼出し、または過 大な数の中継ホップを必要とする呼出しは、ゲートウェイノードを通して公衆サ ービス電話機回路網内へ経路指定することができる。 現在使用されている最も類似したシステムは、パケット無線システムである。 しかしながら、これらのシステムは、典型的に、統計的に多重化された、通常は 遙かに低い情報レートからもたらされた、そして常に双方向スピーチには受入れ 難い遅延変動を有している単一無線チャネルを使用している。 本発明の目的は、分散回路交換電気通信回路網のための改良された送受信局を 提供することである。 本発明は、請求の範囲によって限定される。 本発明をより完全に理解するために、以下に添付図面を参照して本発明の実施 例を説明する。 図1は、分散回路交換電気通信回路網の例を示す図である。 図2は、この回路網内の送受信局のブロック線図である。 図3及び4は、本発明によるこの回路網における呼出しの経路指定方法の例を 示す図である。 図5、6、7、及び8は、本発明によるこの回路網における呼出しの中断方法 の例を示す図である。 図9、10、10a、11、及び12は、本発明による送受信局に使用される 好ましい回路機能の例を示す図である。 図1は、一連のランダムに配置され、送受信局が配置されている固定ノード1 からなる仮説分散回路交換無線電気通信回路網内のノードの位置を示す図である 。回路網ノード1に加えて幾つかのゲートウェイノード2が示されており、集中 型交換制御の下に有線リンクによる普通の技法で電話機通信が行われる公衆サー ビス電話機回路網への呼出しアクセスを提供する。図に鎖線4で示されているよ うに、呼出しは、回路網ノード1の間で、または回路網ノード1とゲートウェイ ノード2との間で、ノードが互いに充分接近している場合には直接的に、または その呼出しを中継する他のノード1によって行うことができる。 図2は、送受信局6のブロック線図であって、2つの送/受信アンテナ7、8 、2つの単一チャネルディジタルトランシーバ9、10、少なくとも1つの電話 機インタフェース11、12及びそれらに組合されている電話機13、14、ト ランシーバインタフェース15、及び回路網内の局の間の通信の制御を行う制御 ユニット16を備えている。各局6は2つまでの呼出しを終端するために使用す ることができる。即ち2つの呼出しは、電話機13及び14を同時に使用して行 うか、または代替として2つのトランシーバ9及び10を同時に使用し、呼出し 情報を受信して2つの方向に再送信することによって単一の呼出しを中継する。 トランシーバ9及び10は、典型的には分離した周波数チャネルを使用するが、 タイムスキューイングが問題にならないような充分に小さい領域においては、時 分割マルチプレックスを使用することもできる。典型的には使用可能な1組 200 チャネルから2つのチャネルが選択されるが、若干の状況ではより多くのチャネ ル数を使用することができる。 回路網内の呼出しの経路指定は、局内に経路指定表を記憶させておくのではな く、回路網内のノードの地理的位置に基づく。それは、集中化交換局が存在しな い場合には、この方が遙かに良好な性能を与えるからである。経路指定の実施及 び初期呼出し準備は、この目的に専用の、非同期パケットを使用して情報を輸送 する特定呼出しチャネルを使用して遂行される。システムのプロトコル及びユー ザの要求に依存して、スピーチ情報を受信し、送信する分離したトラフィック担 持チャネルを、非同期パケットまたは固定フレーム回路交換送信フォーマットの 何れかのために使用することができる。呼出し経路指定 呼出しを行った発信局Sから、その呼出しが宛てられた宛先局Dへの呼出しの 経路指定は、発信局及び宛先局と、呼出しを中継するために使用される他の局と の間の制御ユニット間の協同によって実現される適切な経路指定アルゴリズムに よって制御される。経路指定アルゴリズムは、もし宛先局Dが発信局Sの単一ホ ップ距離内になければ、繰り返しプロセスを使用して発信局Sから発して宛先局 Dで終端する一連の通信リンクを確立する。図3に示す最も簡単な経路指定方法 は、繰り返しの各段階において、宛先局Dに最も近い先行局の無線距離内の局を 決定することを含む。もし最も近い局が、経路内で使用される先行局よりも近く なければ、その経路は閉塞される。図3は、2つの局20及び21によって呼出 しを中継するために適用されるこの方法を示しており、発信局S及び局20、2 1に関連する無線エリアは円23、24、及び25によって示されている。 以下に、各局の制御ユニットによってこの経路指定アルゴリズムを実施する手 法を説明する。先行局の制御ユニットはCQLメッセージの形状の問合せ信号を 放送し、この信号はエリア内の中継に使用可能な全ての局によって受信される。 もしこの問合せ信号が宛先局Dによって受信されれば、宛先局の制御ユニットは 直ちに承認信号を発生して、その呼出しを先行局から宛先局へ直接中継できるこ とを指示する。問合せ信号を受信した他の局は承認信号を発生し、宛先局Dから その局までの距離と共に増加する遅延の後に、承認信号を送信する。この遅延の 量は、他の局内に記憶されているその局の位置のリストから、または局の格子参 照を表す局番号を使用しての何れかによって決定された宛先局からその局までの 距離に基づいて、各局において計算される。もし局がCSMAプロトコルで動作 していて、そのチャネルが既に使用中であれば、これらの局は承認信号を発生し ないので殆どの衝突を避けることができる。先行局は、別の局から承認信号を受 信すると直ちに確認信号を選択された局へ送る。距離内の(しかしながら、宛先 局Dからより遠い距離にあって、承認までにより大きい遅延を暗示している)他 の局もこの確認信号を受信し、それによって問合せ信号を承認することを禁止さ れ、それによって呼出しチャネル上での不要な輻輳が防がれる。 この経路指定アルゴリズムは、それが、考え得る全ての経路を見出さず、従っ て呼出しが不要に閉塞され得るという欠点を有している。例えば、図4に示すよ うに山のような妨害物26が存在することによって、または単にその呼出しを中 継するために使用できる局が存在しないような領域の場合、局21において呼出 しが閉塞されることがあり得る。この状況を改善する一つの方法は、経路指定ア ルゴリズムを少々一般化することである。各段階において呼出しを中継するため に、宛先局に最も近い局を選択する代わりに、宛先局への経路を完成させる確率 を最高にするように各段において次の中継局を選択することができる。何れかの 局からの経路を完成させる確率は、その経路が閉塞されていることが知られてい ない場合には、その局からの距離とは逆に変化する。しかしながら、もし図4の 局21においてその経路が閉塞されていると決定されていれば、元のアルゴリズ ムに従って中継局として働く適当な位置に使用可能な局は存在しないから、局2 0へ1ステップ後戻りさせ、局21が閉塞されているという知識を用いて確率分 布を変更するために変更したアルゴリズムを使用することができる。これによっ て、局21または局21に近い局が選択される可能性は少なくなり、従って、障 害物26をバイパスして宛先局への経路を確立するために、その呼出しを中継す る別の局25を選択できるようになる。 もし潜在的に呼出しの中継に含まれる局25のような他の局に、局21の位置 が知られていれば(これらの他の局が、局21からの後戻りを確認する信号を傍 聴した場合のように)、何れかの局からの経路指定を完成させる確率、または少 なくともそれへの接近(approximation)をこの基準で各局によって計算すること ができ、従って、前述した方法と同じように経路指定を実施するために、先行局 からの問合せ信号に応答するための適切な遅延を決定することができる。呼出し中断 回路網内の他の局の間の呼出しをある局が中継していれば、その局の両トラン シーバは使用中であり、従ってその局は、現存呼出しの経路再指定ができて新し い呼出しを行うことを可能にする特別な呼出し機能が使用できなければ、この中 継中にその局で終端する新しい呼出しを送信または受信するために使用すること ができなくなる。 図5は、2つのトラフィックチャネル27、28と、2つの他の局間の呼出し を中継している局の呼出しチャネル29とによって輸送される情報を図式的に示 している。通話中には、通常は2つの電話機の間に全二重伝送経路が設けられる が、普通はある時点には一方の側だけが話し、また例えば語間及び音節間の間隙 中に、伝送時間の認知できる一部分にわたって両方向に沈黙が存在する。これら の沈黙期間中に、沈黙の持続時間に関する情報を除いて、情報を送信する必要は ない。説明中のシステムでは、スピーチ情報は 10 msフレームに分割されてい る。これは実際には約4msのパケットで送信され、両方向における情報を交互 に送信できるようにしている。 ある局が1つの呼出しを中継している(または、2つの呼出しを同時に終端し ている)時には、2つのトランシーバは異なる周波数を使用して他の2つの局と 通信するのに使用されている。図5に示すように、両トランシーバの送信機は同 時に送信するように同期されており、従って、スピーチ情報が第1のトラフィッ クチャネル上で一方の局へ1方向に送信されている時に、スピーチ情報が第2の トラフィックチャネル上で他方の局へ逆方向に送信されている。2つのトランシ ーバは、連続する送信期間31の間の中間期間30に情報を受信するように使用 可能であり、送信期間と受信期間との間には保護間隔32が設けられていてこれ らの期間の重なりを防いでいる。もし受信期間中に、両トランシーバが一方向の 、または他方向の信号を受信するために占有されていれば、中継局はそれに宛て られた呼出しを受信することが可能である。しかしながら、各期間30中の、各 トランシーバは極く一部の時間33の間に実際にスピーチ情報を受信しており、 沈黙の期間が存在する。これらの沈黙期間中に短い空白スピーチパケットが受信 され、その受信機がその局を呼出すことを望んでいる局から中断信号を受信する のに使用することができるので、その局は新しい呼出しを受け入れるために、現 存呼出しの中継を中断することが可能になる。先行の中継された呼出しの経路再 指定は自動的に実行することができるので、呼出しの送信に重大な間隙は存在し なくなる。 中継中の呼出しを中断する一つの考え得る方法を、図6を参照して説明する。 図6は、呼出しの中継に使用中の局が、呼出しチャネルによって中断パケット 34を送信中の別の局から呼出されていることを示している。送信期間31、及 びスピーチ情報を受信している期間33の間は、何れのトランシーバも中断パケ ット34を受信するために使用することはできない。しかしながら、トラフィッ クチャネルの1つから空白スピーチパケット35を受信すると、沈黙期間はトラ ンシーバを呼出しチャネルから情報を受信するように高速で切り換えさせて、呼 出しチャネル上に中断パケット34が存在することを検出できるようにし、また 呼出しチャネル上に承認信号36を送信することによって承認できるようにする 。ある局への呼出しは、現在その局によって中継されている呼出しよりも優先権 を有しているので、承認信号36は被呼局の電話機の呼鈴を意味しており、また もし受話器を外したことによってその呼出しが取り上げられれば、トラフィック チャネルの1つを使用して呼出局はスピーチの送信を開始する。これにより、現 存する中継リンクはブレークされ、現存呼出しの代替経路指定が実施される。同 様に、もしその受話器が外されて別の局への呼出しが行われれば、中継している 呼出しを中断することができる。この方法における現存呼出しの送信の短時間の ブレークは重大ではないが、現存する呼出しがブレークされる可能性はある。 この方法では、ある呼出しを現在中継している局への新しい呼出しの経路指定 は、最後から2番目の局に到達するまで、経路指定アルゴリズムに従って進めら れる。この最後から2番目の局には、他の局と同様に、保証された無線距離内に ある局を指示する近隣表(これらの局の地理的距離と、これらの局からの信号を ピックアップすることによって決定される)が組み込まれており、この最後から 2番目の局の近隣リストは宛先局を含んでいる。最後から2番目の局は、呼出し チャネル上で繰り返し呼出すことによって宛先局へ到達することを試み、もしそ の呼出しが宛先局によって受入れられれば、宛先局の呼鈴を開始させる承認信号 が戻される。そうでなければ、宛先局が話し中であることを指示する信号が宛先 局から戻される。 この方法は、チャネルの極めて高速な切り換えを必要とする困難さを有してお り、そのために必要な周波数切り換えを行う回路の複雑さが増加し、復調器レベ ルの整定時間に起因する困難さに遭遇する。 図7は、局によって保持されている上述した近隣表を、現存する呼出しのため の経路を確立する時に局間で送られるチャネル割当て信号の記録表に置換するこ とによって、高速チャネル切り換えの必要性を排除する代替中断方法を示してい る。即ち、現在そのトラフィックチャネル上で1つの呼出しを中継中の宛先局へ 別の呼出しを経路指定する場合に、最後から2番目の局は、聴取した他の局の記 録、及びその聴取した局のトランシーバが割当てられているチャネルの周波数の 記録を参照する。これらの記録は、それらの周波数準備命令がその局によって傍 聴された時に入力され、爾後にそのチャネルでの対応局の呼出しの試みが失敗し た時か、または対応局が呼出しチャネル上で別の局を呼出すのを聞いた時に削除 される。次いで最後から2番目の局は、先に記録されたチャネル割当て情報に従 って、宛先局のトラフィックチャネル上で、または各トラフィックチャネル上で 繰り返して呼出すことによって宛先局へ到達することを試みる。CSMAプロト コルによれば、スピーチ情報を送信または受信するために被呼チャネルを使用し ている間は、呼出し信号の受信は禁止されている。しかしながら、被呼チャネル の沈黙期間を指示している空白スピーチパケット35を受信すると、そのチャネ ルは呼出局から中断パケット37を受信できるようになる。これにより、前述し たような手法で、被呼チャネルを通して承認信号38を送信して被呼局の呼鈴、 及び呼出しの準備を開始させることができる。この方法では最後から2番目のチ ャネル上での周波数整定時間要求は必要とされない。しかしながら、それでも現 在中継中の呼出しがブレークされる可能性は存在している。 以下に、上述した中断方法の変形を図8を参照して説明する。この方法は、現 在中継されている呼出しが中断中にブレークされる可能性を実質的に除去する。 図8は、発信局Sから宛先局Dまで、局Rを含む複数の他の局によって中継され た呼出しを図式的に表している。局Rには、最後から2番目の局Iを含む中継局 によって局41から新しい呼出しが行われている。前述したように、沈黙期間即 ちデータ伝送間隙が端末局によって認識されると、通常の信号を輸送するために 使用される普通のスピーチパケットよりも短い特別な空白スピーチパケットが送 信される。空白スピーチパケットは、傍聴している局が、どの局がその空白スピ ーチパケットを送信したのかを識別してその空白スピーチパケットに同期するこ とができるようにする情報を含み、また通常の受信局に、そのタイムスロットの 残余の空白の間中断を聴取するように準備させる。最後から2番目の局Iは、局 Rからの信号を確実に聞くだけでよく、局Rの両側に近接する局Aまたは局Bか らの信号は聞く必要はなく、局Iからの中断パケットのタイミングは、局Rから の信号によってのみ決定できるようにしなければならない。 これを達成する良い方法は、局Rからの空白スピーチパケットを使用して局I を同期させることであるが、局Iの場合には、局Rが空白スピーチパケットの送 信を停止するまで中断パケットを送信しない。これは、一方の端の加入者が話し 始めて他方の加入者が話しを停止させたらしいことを意味する。局Iは、接続が なされるまで試行を続ける。もし、局Aからの空白スピーチバーストを聞けば、 この問題は発生せず、中断パケットが直ちに送信される。 局Rが最後から2番目の局Iから呼出し要求を受信するか、または局Rの受話 器が外されて呼出しを開始すると、発信局Sと宛先局Dとの間の呼出し経路上の 隣接局Aに、その呼出しの経路再指定を命令するメッセージが渡される。これに よって、局Aのトランシーバの一方は局Rへの送信を一時的に中断し、その呼出 しのための代替経路を準備する目的をもってCQLメッセージを送信する。次い で局Aは、前述した通常の経路指定手順を使用して(但し、局Aのトランシーバ はCQLを送り出した後にそのトラフィックチャネルを通して局Rへの送信に復 帰するので、通常は呼出しチャネルで行われる潜在的な置換中継局とのさらなる 通信をトラフィックチャネルで行わなければならないことが通常とは異なる)潜 在的な置換中継局からの返答を待機する。この経路指定手順は、宛先局Dとの接 続、またはもし宛先局Dの両トランシーバが使用中であれば最後から2番目の局 45との接続がなされるまで、通常の手法で続行される。このような接続がなさ れたことの確認を局Rが受信した時に限って、局Rによる呼出しの中継が中断さ れ、局Rにおける呼鈴が開始される(または、もし呼出しが局Rから行われれば 、呼出し経路指定が開始される)。 この方法は、現存する被中継呼出しが失われるのを防ぐが、もしこれらの局だ けが現存する呼出しの中継局として働くことができるものとすればこれらの局は 呼出しを行ったり、または呼出しを受信するために使用できないから、現在呼出 しを中継している同一の局が呼出されると、その局の可用性(availability)が 僅かに不都合な効果を受ける。この方法によれば、現存する被中継呼出しは、1 方向に、周波数整定時間の2倍、プラス、CQLメッセージを送り、それへの応 答を受信する時間に等しい送信ブレークを受け得る。それにも拘わらず、これは 上述した他の方法における呼出し中断によってもたらされる送信ブレークよりも 短い。移動局 回路網内で移動送受信局が使用される場合には、各移動局は、通常の固定送受 信局が配置されているホーム基地局に関係付けられる。電源が投入されると、移 動局は登録パケットを規則的な間隔で(例えば、10分に1回)そのホーム局へ送 信し、これらの登録パケットは必要な場合に回路網内の通常の固定局を通して中 継される。送信された登録パケットは、他の局によって中継された時、この中継 を行うのに使用された第1の局を識別する情報を含み、従ってその移動局のおお よその位置を、即ち第1の中継局の距離内にあることをホーム局に指示する。移 動局の位置の登録は、ホーム局による登録信号の受信によって規則的に更新され る。 移動局への全ての呼出し要求は始めにホーム局へ向けられ、ホーム局は必要な らば第1の中継局(登録情報によって移動局に近いことが指示されている)、及 び多分移動局へ呼出し要求を中継する他の局を使用して、通常のパケット無線モ ードで移動局にこれらの呼出し要求を中継する。移動局がこのようにして中継さ れた呼出し要求を受信すると移動局が呼鈴され、そして移動局の受話器が外され てその呼出しを受け入れると呼出局へ戻される呼出しの経路指定が上述した経路 指定アルゴリズムに従って実行される。もし呼出局がホーム局よりも移動局に近 ければ、この経路指定により、その呼出しがホーム局によって中継されないこと が多くなる。 呼出しを受け入れるために受話器を外したことに応答するこの経路指定は、全 体としては回路網内で使用される好ましい機能であるが、もしその呼出しが開始 された時にその呼出しを中継するのに使用される局の容量を保存するように呼出 し経路指定が開始されれば、被呼局の電話機が呼鈴されてもこれらの局の使用が 保留されて返答しないままになることから、回路網が不要に輻輳するようになる ことに注目されたい。送信/受信切り換え 説明中のシステムでは、各トランシーバは同一周波数で送受信するので、送信 信号がトランシーバによって受信される信号の受信に干渉しないようにするため に、送信信号を多量に抑圧することが不可欠である。従って、送信機出力は無線 伝送経路損失より遙かに大きく減衰(例えば、140dB程度)させなければなら ない。送信モードから受信モードへの切り換えは高速でなければならない(即ち 、1ミリ秒より遙かに短くする)場合には、プレス・トゥ・トークトランシーバ において普通に行われているように、発振器をターンオンまたはオフさせるか、 またはそれらの周波数をシフトさせることは不可能ではないにしても、困難であ る。従って、これは、これらのトランシーバにおいて送信モードと受信モードと の間を切り換えるために使用される切り換え回路に厳格な要求を賦課する。 従って図9のブロック線図に示すように、送信搬送波周波数信号を発生させる ために混合される周波数信号の1つ、またはFM送信機の場合には搬送波周波数 信号自体を、ディジタル双安定回路(フリップフロップ)からなる分周器50か ら導出させる。これらのディジタル双安定回路は、論理ゲートを使用して瞬時に ターンオフさせることができる。送信モードでは、周波数源51からの周波数信 号は分周器50によって 1/2に分周され、変調器52へ供給される。変調器52 においては送信のためのベースバンド信号を使用して分周器50からの搬送波信 号出力を変調し、被変調信号を発生させる。この被変調信号は増幅器53によっ て増幅され、送信/受信スイッチ54及びアンテナ55によって送信される。 トランシーバが受信モードで使用される場合には、適切な制御信号を印加する ことによって送信/受信スイッチ54を図9に示すように受信位置に切り換えさ せ、同時に、分周器50内の論理ゲートに接続されている禁止入力にその制御信 号を印加して搬送波周波数信号が送信されるのを禁止させる。搬送波周波数が回 路への入力信号の何れの中にも存在せず、フリップフロップの非線形双安定動作 によってのみ生成されるということは、この動作によって搬送波信号が完全にタ ーンオフされることを意味する。送信増幅器53はターンオフさせなければ雑音 を増幅してしまうので、送信増幅器53をターンオフさせる必要性を排除するも のではないが、送信増幅器53をターンオフさせる要求は、ターンオフさせない 場合よりも遙かに厳格さが低い。同一周波数の受信された信号が、スイッチ54 によって受信増幅器56へ、従ってトランシーバの受信区分へ供給される。送信機変調ランピング このようなシステムでは、情報は短いバーストで送信されるから、各バースト の始まりにおける過渡的な包絡線が、隣接チャネルのユーザに干渉を与えるスペ クトルの広がりを生じさせないように、測定を行わなければならない。この目的 のために、システムは搬送波周波数の直線変調を使用して最適帯域幅効率を得る と共に、送信バーストの始まり及び終わりにおいて極めて短いランプ(ramp)アッ プ時間及びランプダウン時間を有するランピングアップ及びダウンを設け、スペ クトルの広がりを最小にしている。 より一層確立されている定包絡線計画とは対照的に、公知の直線変調システム は、帯域幅効率の理論的限界に接近するために、可能化された直交変調(各記号 波形を他の全ての記号波形から独立して受信することができる)を有している。 しかしながら、これらのシステムに周波数変調型の包絡線成形を使用すると、直 線変調バーストモード信号のスペクトルが実質的に広がることが分かっている。 ランピングアップ及びダウンに関連する直線変調された信号の総合振幅変調は、 必然的に若干のスペクトルの広がりを生じさせるように見えるが、これらの公知 システムは問題に対して正しくないアプローチを使用しており、定包絡線計画を 採用しなければならないアプローチに強く頼り過ぎている。 本発明による変調システムは、原理的にはスペクトルの広がりを全く生じない 極めて短いランプアップ及びダウンを生じさせるアプローチを使用する。ランピ ングアップ及びダウンが直線変調された信号の総合振幅変調によって遂行される ような公知システムとは対照的に、本システムは、送信すべきデータの各記号毎 に、限定された持続時間のランプアップ及びランプダウン部分を有する関連記号 波形の生成を含む。図10aに示すディジタル記号シーケンス“1101”を表 す波形61、62、63、及び64のような時間的に重なる一連のこれらの記号 波形は、図10に示す横断フィルタ(transversal filter)70において組合され 、限定された持続時間のランプアップ及びランプダウン部分65及び66を有す る組合された波形60を発生する。個々の記号波形を有するデータシーケンスを 表すインパルスのストリームを畳込むことによる組合された波形の生成は、予め 計算され記憶されている波形を使用して実現するか、またはディジタル信号プロ セッサを使用して実時間で計算した後にアンチ・エイリアシングフィルタを通し て実現することができる。横断フィルタ70の出力は変調器71に供給されて周 波数fcの搬送波を変調し、送信するために必要な直線変調された信号を発生さ せる。 記号波形は、理論的には無限の持続時間を有しているので、各波形を短縮する ことによって近似を行い、限定された持続時間のランプアップ及びランプダウン 部分を発生させる。しかしながら、ランプアップ及びランプダウン部分に関連す る電力は、数記号期間の長さを切捨てるだけで極めて小さくすることができる。 この切捨ては、通常は波形が対称であるから因果関係を考えて賦課される。 相関していないデータのシーケンスから得られる信号の電力スペクトルは、個 々の記号パルスのエネルギスペクトルと同一である。データのシーケンスを相関 させると若干の周波数においてある減衰がもたされるが、信号のスペクトルの広 がりはもたらさない。もし送信される各バーストが本発明のシーケンスに従って 記号波形を有する有限長データシーケンスを畳込むことによって生成されるので あれば、バーストのスペクトルは連続信号と同一のスペクトルになる。記号波形 の長さは、実際の最初の記号瞬間(パルスの中心)の前の数記号にわたって送信 される電力をもたらすが、これは全て必要なランピングである。実際には、これ は2つまたは3つの記号の先駆を必要とするだけであり、従来の計画に必要とさ れるよりも遙かに少ない。受信機同期 全てのディジタル受信機の性能は、濾波された受信信号のサンプリングのタイ ミングを決定するために使用されるクロック信号の同期に臨界的に依存する。ク ロック信号を制御するための普通の技術は、受信波形の0交差を使用し、フェー ズロックドループ回路を使用して局部タイミング発振器を同期させる。この場合 帯域幅は、0交差のランダムなタイミング変動の平滑化と、フェーズロックドル ープがロックを得ることができる速さとの間の妥協である。ランダムなタイミン グ変動は、雑音の効果によってだけではなく、0交差が送信中のデータシーケン スに依存して時々発生することによってももたらされる。従って、このようなシ ーケンスにおける性能は、雑音が存在しない場合であっても制限される。 送信された信号が直交変調されていることは、濾波された後の受信信号から得 られる記号波形が、各記号波形が規則的なサンプリング点のシーケンス内の1つ の、そして1つだけのサンプリング点における信号値を決定するようになってい ることを意味する。記号波形は重なってはいるが、各サンプリング点においては 1つを除く他の全ての記号波形は0である。このようなことが言える変調フォー マットの例は、QAM、QPSK、及び pi/4 DQPSKである。FMまたはP Mで送られる適切にベースバンド濾波された信号も含むことができる。 もしQAM変調と共に使用される直交PSK信号、または修正振幅スケーリン グ(AGC)信号の何れかの形状の受信にリミタ・弁別器・積分器技術が使用さ れていれば、雑音がない時の信号xは、値(1,1)、(1,0)、(0,1) 、及び(0,0)の有限セットの中から選択された各サンプリング点において値 (x0,x1)を有し、特定の値(x0,x1)が受信した記号を決定する。図11 は信号xと時間tとの関係を示すグラフであり、2つのサンプリング点の間のx の値の変化を示している。図示のように、もし実際のサンプリング時間taが正 しいサンプリング時間cに対して量dtだけ誤っていれば、信号xは量dvだけ 誤る。もし誤差v及びその時間導関数dv/dt(これは信号の時間導関数dx /dtと同じ)を測定すれば、タイミング誤差をdv/(dv/dt)として推 定することができ、この量を使用してタイミングクロック信号の位相を調整する ことができる。しかしながら、雑音が存在する場合には、もしdv/dtが小さ ければ不相応な誤差が発生する。従って、ある係数|dv/dt|、即ち信号の 勾配の大きさによって調整量をスケールすることが好ましく、それによってk・ dv/sgn(dv/dt)(但し、kは勾配より大きいか、または小さい 重み付け係数とし、sgn(dv/dt)はdv/dtの符号を表すものとする )の調整量が得られるので、この調整量はk・dv・sgn(dv/dt)と書 くこともできる。このような位相調整に基づくクロック信号のタイミングは、こ の調整が加法的な雑音によって退化するが、受信信号内のデータシーケンスによ って影響されることがなく、タイミングジッタの主因が排除されるから、普通の 0交差技術よりも優れている。 図12は、サンプリングタイミングを制御するためのこのような位相調整を使 用した pi/4 DQPSK受信機のブロック線図である。この受信機では、受信信 号xは、アンテナ80、局部発振器を備えた同調回路81、マッチド(matched) フィルタ82、リミタ83、弁別器84、及び記号積分器85からなる受信区分 によって供給される。信号xは、アナログ・デジタル変換器86と、コンパレー タ88を伴う微分器87とに供給される。変換器86の出力はディジタル語であ り、その最上位ビット(x0,x1)は(スケーリングが正しければ)受信記号の 値を表し、一方変換器86の出力の最下位ビットは誤差量dvの2の補数を構成 している。微分器87の出力は、信号誤差の時間導関数dv/dtであり、これ は信号の時間導関数dx/dtに等しい。コンパレータ88の出力は、sgn( dv/dt)を表すディジタル信号である。信号誤差dvとsgn(dv/dt )との乗算プロセスは、もしdv/dtが負であれば、dvの2の補数を取るこ とに対応する。従って、dv×sgn(dv/dt)の乗算は、変換器86の出 力の最下位ビットと、コンパレータ88の出力とを1組の排他的ORゲート89 に供給してdvの1の補数に対応する出力を求める(これは最下位ビットの誤差 だけを有するが、2の補数を近似する)ことによって近似することができる。ゲ ート89の出力は、周波数参照水晶発振器91を備えたカウンタ90に供給され 、カウンタ90は発振器91から供給される高い周波数参照をカウントダウンす ることによってアナログ・デジタル変換器86へクロック信号を供給する。カウ ンタは、クロック信号を制御する変換器86からの複数の最下位ビット出力の1 つの最上位ビットに関連付けられたゲート89から入力を受けているインバータ 92からリセット信号が印加されるとリセットされる。 信号x中の利得及びオフセット誤差も、 pi/4 DQPSKのリミタ弁別器受信 を使用する場合、並びに多重レベルQAM計画の場合に問題の主因であり得る。 受信機回路のさらなる部分が、これらの誤差を補償するために設けられている。 オフセット誤差は、アナログ・デジタル変換器86の出力の最下位ビット、即ち データビット以外のこれらのビットによって近似することができるので、これら のビットを使用してオフセットレベルを再帰的に調整することによりオフセット 誤差を補償することができる。これは、最下位ビットを累算器、即ちアップ/ダ ウンカウンタ93へ供給し、オフセット推定が低い時にはカウンタ93にカウン トアップさせ、オフセット推定が高い時にはカウンタ93にカウントダウンさせ ることによって、また得られた信号を、信号xのオフセットを制御するディジタ ル・アナログ変換器94とポテンショメータ95とに供給することによって行う ことができる。より精緻なシステムは、全ての誤差ビットを使用し、誤差に比例 する量によってオフセットを調整することであろう。 利得補償を行うために、利得誤差がアナログ・デジタル変換器86の出力の最 下位ビットを当該記号に対応する電圧で除算することによって与えられる誤差に よって近似することができること、及びもし代わりに記号電圧の符号だけが使用 されていれば、性能が殆ど異ならないということを利用する。この近似は、図示 のように変換器86の出力の最上位ビットを最下位ビットと共に1組の排他的O Rゲート96を通過させることによって、記号の符号の除算を達成することがで きるので実施が容易である。ゲート96の出力v・sgnx=v・x0は、ポテ ンショメータ98に接続されている累算器、即ちアップ/ダウンカウンタ97に 供給され、必要な利得誤差補償が遂行される。しかしながら、もしパラメータの 許容範囲が大き過ぎれば、このシステムをファルスヌル(false null)点に適用で きるということを勘酌しなければならないであろう。 サンプリング時点における誤差を最小にするこの原理は、ディジタル信号処理 差動復調器の出力が極座標ではなく直交座標内にあるので、この差を伴うディジ タル信号処理に基づいて復調器内で使用することができる。不要に長い計算を回 避するために、ある形状の近似が必要であろう。しかしながら、一定の大きさの 調整を使用する最も簡単な近似であってさえ、実際的には充分に動作することが 分かった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 ブレイスウェイト スティーヴン ジョン イギリス サウザンプトン エスオー17 1エスビー ハイフィールド シャフツバ リー アベニュー 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 電気通信回路網のための送受信局において、複数のこれらの局がランダムに 分散した位置に設けられ、回路網内のこれらの局の間の呼出しを経路指定するた めに、及び必要な場合にはこれらの呼出しを回路網内の他の局を使用して中継す るために、これらの局自体内には切り換え回路が設けられており、ある局はある 呼出しを中継する目的で、その呼出しを送信すべき別の局を選択するように動作 する呼出し経路指定制御手段を組み入れており、そして、 (a)その送信局の範囲内の上記回路網内の他の複数の局によって受信され る問合せ信号を送信する問合せ手段と、 (b)その局が、別の局から受信した問合せ信号に応答してある呼出しを中 継するために使用可能である場合には、上記呼出しをその意図された宛先へ向け て中継するためのその局の適合性を表す遅延の後に承認信号を送信する承認手段 と、 (c)ある局から最小の遅延の後に承認信号を受信したことに基づいて、あ る呼出しを中継するためにその局を選択する局選択手段と、 を備えていることを特徴とする送受信局。 (2) 回路網内の他の複数の局から上記局までの距離を指示するために局位置手段 が設けられており、また上記局位置手段によって決定された、上記呼出しの意図 された宛先局から上記局までの距離に依存する量だけ上記承認信号の送信を遅延 させる遅延手段が設けられている請求項(1)に記載の局。 (3) 閉塞されていなければある呼出しのために使用可能な複数の局において閉塞 されている考え得る呼出し経路を指示する障害物位置手段と、上記障害物位置手 段及び上記局位置手段によって供給されるデータから上記呼出しを中継するその 局の適合性を決定し、且つこの適合性に依存して上記遅延手段によって適用され る遅延の量を決定する適合性決定手段とが設けられている請求項(2)に記載の局 。 (4) 電気通信回路網のための送受信局において、複数のこれらの局がランダムに 分散した位置に設けられ、回路網内のこれらの局の間の呼出しを経路指定するた めに、及び必要な場合にはこれらの呼出しを回路網内の他の局を使用して中継す るために、これらの局自体内には切り換え回路が設けられており、ある局は上記 回路網内の別の局からその局に宛てた新しい呼出しを受信する目的のために、そ の局によって中継されている現存呼出しを中断するように動作する呼出し中断手 段を組み入れており、そして、 (a)上記現存呼出し内のスピーチまたはデータ信号の中継の間の時間間隔 の間に、上記別の局からのその局への呼出し要求を指示する中断信号を受信する 呼出し監視手段と、 (b)上記中断信号に応答してその局による上記現存呼出しの中継を中断し 、上記別の局からの上記新しい呼出しを受信できるようにする呼出し受入れ手段 と、 を備えていることを特徴とする送受信局。 (5) 上記呼出し中断手段は、上記中断信号の受信に応答して上記現存呼出しを中 継するための代替経路を選択し、且つある代替経路が使用可能である場合には上 記現存呼出しを経路再指定して上記別の局からの上記新しい呼出しを受信できる ようにする経路再指定手段を組み入れている請求項(4)に記載の局。 (6) 上記呼出し中断手段は、現存呼出しの中で送信されるスピーチまたはデータ 信号内の間隙を表す複数の空白パケットを送信する空白送信手段を含み、上記呼 出し監視手段は、上記空白パケットの送信中に上記中断信号を受信するようにな っている請求項(4)または(5)に記載の局。 (7) 上記呼出し監視手段は、空白パケットのシーケンスの送信が終了した後に限 って上記中断信号を受信するようになっている請求項(6)に記載の局。 (8) 移動局に関係付けられている移動送受信局において、基地局が、登録信号を 中継するために使用される第1の固定局の位置からの上記移動局のおおよその位 置の指示を受信するように、必要ならば、上記登録信号を中継するために回路網 内の他の固定局を使用するようになっており、 (b)上記基地局によって中継され、且つ上記登録信号によって指示されて いる上記移動局のおおよその位置に基づいて上記基地局によって上記移動局へ向 けて経路指定された上記回路網内の別の局からの呼出しを受信し、そして上記呼 出しの受入れに続いて上記別の局へ戻す上記呼出しの経路指定を開始する呼出し 受信手段 を備えていることを特徴とする移動送受信局。 (9) 電気通信回路網内で使用するための送受信局において、同一周波数上で信号 を送信し、受信する信号手段と、上記信号手段によって信号を送信する送信手段 と、上記信号手段によって信号を受信する受信手段と、制御信号に応答して上記 信号手段を上記送信手段と上記受信手段との間に切り換える切り換え手段とを備 え、上記送信手段は、周波数信号を供給する周波数源と、上記周波数信号を分周 することによって送信される信号のための搬送波周波数を発生する双安定回路手 段と、上記制御信号に応答して上記双安定回路をターンオフさせて上記搬送波周 波数を禁止する禁止手段とを組み入れていることを特徴とする送受信局。 (10)ディジタル変調された信号を短いバーストで送信するためのディジタル送信 機において、送信される上記ディジタルデータの各記号毎に限定された持続時間 の記号波形を生成する記号波形生成手段と、各波形が先行波形に対して遅延し、 且つ先行波形と重なるように一連の記号波形を組合せ、送信されるディジタルデ ータの記号のシーケンスを表す組合された波形を発生する波形畳込み手段と、上 記組合された波形で搬送波波形を線形に変調し、スペクトルの広がりを実質的に 発生させずに、しかも分離したランプアップ及びランプダウン波形を使用しない で、短いバーストで送信するための変調された信号を発生する信 号変調手段を備えていることを特徴とするディジタル送信機。 (11)ディジタル変調された信号を受信するためのディジタル受信機において、上 記ディジタル変調された信号を受信し、それらから送信されたディジタルデータ 内の記号を表す記号信号を発生する受信手段と、上記記号信号をクロック信号に よって決定されたサンプリング点においてサンプリングし、送信されたディジタ ルデータに対応する受信されたデータ出力信号及び誤差出力信号を発生するサン プリング手段と、上記クロック信号のタイミングを調整することによって上記サ ンプリング手段による上記記号信号のサンプリングを同期させて上記誤差出力信 号を最小にするサンプリング同期手段とを備えていることを特徴とするディジタ ル受信機。
JP9514056A 1995-09-30 1996-09-27 分散回路交換電気通信回路網 Pending JPH11513546A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9520010.1A GB9520010D0 (en) 1995-09-30 1995-09-30 Distributed circuit switched telecommunication networks
GB9520010.1 1995-09-30
PCT/GB1996/002380 WO1997013333A2 (en) 1995-09-30 1996-09-27 Distributed circuit switched radiocommunications network

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11513546A true JPH11513546A (ja) 1999-11-16

Family

ID=10781576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9514056A Pending JPH11513546A (ja) 1995-09-30 1996-09-27 分散回路交換電気通信回路網

Country Status (20)

Country Link
US (1) US20010012776A1 (ja)
EP (2) EP0853845B1 (ja)
JP (1) JPH11513546A (ja)
KR (1) KR19990063885A (ja)
CN (1) CN1202284A (ja)
AP (1) AP9801211A0 (ja)
AT (1) ATE199467T1 (ja)
AU (1) AU7137096A (ja)
BR (1) BR9611337A (ja)
CA (1) CA2232634A1 (ja)
CZ (1) CZ90498A3 (ja)
DE (1) DE69611928D1 (ja)
EA (1) EA000791B1 (ja)
EE (1) EE9800095A (ja)
GB (2) GB9520010D0 (ja)
GE (1) GEP20012352B (ja)
OA (1) OA10790A (ja)
PL (1) PL181926B1 (ja)
WO (1) WO1997013333A2 (ja)
ZA (1) ZA968213B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542069A (ja) * 2006-06-20 2009-11-26 フランス・テレコム 通信方法、発信及び受信局並びに関連するコンピュータプログラム

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11243354A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Omron Corp 通信経路の決定方法および無線データ通信装置
SE9903082L (sv) * 1999-08-31 2001-03-01 Ericsson Telefon Ab L M Sätt och anordningar i ett telekommunikationssystem
SE522377C2 (sv) * 2000-03-31 2004-02-03 Kvaser Consultant Ab Anordning för att överföra data- och styrkommandon via radioförbindelser i distribuerat styrsystem för en eller flera maskiner och/eller processer
US6950413B1 (en) * 2000-07-20 2005-09-27 Jenn-Chorng Liou Mutually-assisted proximity informer system and method with wireless devices
ATE293268T1 (de) * 2000-07-31 2005-04-15 Koninkl Philips Electronics Nv Kommunikationsstation und datenträger mit verbessertem quittierungsprotokoll
GB2369532A (en) * 2000-11-28 2002-05-29 Stephen Anthony Gerar Chandler Routing algorithm for distributed telecommunication networks
US6785513B1 (en) * 2001-04-05 2004-08-31 Cowave Networks, Inc. Method and system for clustered wireless networks
GB2386800B (en) * 2001-06-25 2004-03-10 Empower Interactive Group Ltd Message transmission system and method
DE10157573B4 (de) * 2001-11-23 2004-05-06 Siemens Ag Verfahren zur Inbetriebnahme eines Funkkommunikationssystems
TW200303690A (en) * 2002-02-18 2003-09-01 Empower Interactive Group Ltd Distributed message transmission system and method
EP1398910A1 (de) * 2002-09-13 2004-03-17 Siemens Aktiengesellschaft Positionsabhängiges Routing einer Verbindung zwischen zwei Mobilstationen über eine oder mehrere zwischengeschaltete Mobilstationen
JP4283587B2 (ja) * 2003-04-22 2009-06-24 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線端末、通信システムおよび位置登録先切替え方法
US7092713B2 (en) * 2003-04-29 2006-08-15 Microsoft Corporation Establishing call paths between source wireless computing systems and remote wireless computing systems using intermediary computing systems
GB2405290B (en) * 2003-08-21 2006-04-26 Motorola Inc Wireless communication system and wireless communication repeater for use therein
FR2863809B1 (fr) * 2003-12-11 2006-03-31 Wavecom Dispositif de radiocommunication capable de fonctionner selon deux standards de communication
FR2872976B1 (fr) 2004-07-08 2006-09-22 Alcatel Sa Reseau de communication a relayage de signaux radio par des terminaux relais
US7676195B2 (en) * 2004-09-10 2010-03-09 Nivis, Llc System and method for communicating messages in a mesh network
DE102004055494B4 (de) 2004-11-17 2007-11-08 Siemens Ag Verfahren zur Weiterleitung eines Rufes in einem der direkt kommunizierenden Kommunikationsnetzwerk und Kommunikationskomponente für ein direkt kommunizierendes Kommunikationsnetzwerk
KR100943601B1 (ko) * 2005-12-27 2010-02-24 삼성전자주식회사 멀티 홉 릴레이 방식을 사용하는 통신 시스템에서 중계국선택 방법 및 시스템
US20090116419A1 (en) * 2007-11-05 2009-05-07 Chia-Chin Chong Method and system of threshold selection for reliable relay stations grouping for downlink transmission

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4284848A (en) * 1979-08-01 1981-08-18 Frost Edward G Switched network telephone subscriber distribution system
GB2132455A (en) * 1982-12-08 1984-07-04 Racal Res Ltd Communications systems
EP0241565B1 (de) * 1986-04-11 1990-08-22 ANT Nachrichtentechnik GmbH Verfahren zum Ermitteln der Aufenthaltsfunkzelle einer Mobilstation innerhalb eines Mobilfunknetzes
EP1331778B1 (en) * 1993-06-25 2005-06-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Waveform shaping method and equipment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542069A (ja) * 2006-06-20 2009-11-26 フランス・テレコム 通信方法、発信及び受信局並びに関連するコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CZ90498A3 (cs) 1999-02-17
OA10790A (en) 2002-12-24
GB2305823A (en) 1997-04-16
KR19990063885A (ko) 1999-07-26
DE69611928D1 (de) 2001-04-05
EP0853845A2 (en) 1998-07-22
MX9802470A (es) 1998-10-31
GB9520010D0 (en) 1995-12-06
ATE199467T1 (de) 2001-03-15
EP0971514A2 (en) 2000-01-12
GB2305823B (en) 2000-06-28
EP0853845B1 (en) 2001-02-28
CA2232634A1 (en) 1997-04-10
BR9611337A (pt) 1999-07-27
GB9620140D0 (en) 1996-11-13
PL325831A1 (en) 1998-08-03
WO1997013333A3 (en) 1997-05-01
ZA968213B (en) 1997-05-13
EA000791B1 (ru) 2000-04-24
US20010012776A1 (en) 2001-08-09
CN1202284A (zh) 1998-12-16
AU7137096A (en) 1997-04-28
EE9800095A (et) 1998-10-15
WO1997013333A2 (en) 1997-04-10
EP0971514A3 (en) 2000-06-28
GEP20012352B (en) 2001-01-25
AP9801211A0 (en) 1998-03-31
PL181926B1 (pl) 2001-10-31
EA199800237A1 (ru) 1998-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11513546A (ja) 分散回路交換電気通信回路網
US5943326A (en) Synchronizing a telecommunication connection in a mobile communication system
EP0809897B1 (en) Picking up of mobile stations from a direct mode channel
US5553074A (en) Transmission format in packet based communications
US6011788A (en) S-CDMA fixed wireless loop system employing subscriber unit/radio base unit super-frame alignment
JPH09233034A (ja) 時分割マルチプルアクセス通信システムおよび時分割マルチプルアクセス通信方法
JP2003530044A (ja) ブロードバンドアクセスポイントを用いた頑健なトポロジーの無線通信
EP0752190B1 (en) Assigning of transmission turns to radio units
JP2002529983A (ja) Vsat衛星遠距離通信システム
EP0762671B1 (en) High-speed radiocommunication system
GB2342542A (en) Inhibiting transmitter carrier frequency by turning off bistable circuit used in carrier generation
EP1509051B1 (en) Wireless communication system and wireless communication repeater for use therein
MXPA98002470A (en) Switched radio communications networks distribute
US7558242B1 (en) Method of building flexible and effective transmission systems for two-way communications
AU687663C (en) Synchronizing a telecommunication connection in a mobile communication system
JPH0918437A (ja) 双方向通信装置