JP2012182635A - 中継装置、方法、および装置のプログラム - Google Patents

中継装置、方法、および装置のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光電気(O/E)変換と電気光(E/O)変換とを用いた再生中継を可能にすると共に、各ポートについて現用系と予備系を備え、運用効率を高める。
【解決手段】局側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、第1の光電気変換手段により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、宅側装置に接続されるポートから出力する第1の電気光変換手段と、第1のマトリクススイッチ手段と、経路接続の制御を行う制御手段と、を備える。局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートは、現用系ポートと予備系ポートとを1対1に配置するよう予め設定されて用いられ、制御手段は、第1のマトリクススイッチ手段に予備系ポートからの信号経路を閉じさせるよう制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばPON(Passive Optical Network)システムなどに用いられ、光通信を中継する中継装置、方法、および装置のプログラムに関する。
一般に、PONシステムでは、光加入者線局側装置OLT(Optical Line Terminal:以下「局側装置」という)と、複数の光加入者線終端装置ONU(Optical Network Unit:以下「宅側装置」という)との間が、光ファイバ通信ネットワークを介して接続され、双方向通信できるようになっている。
ここで、一般的な光通信システムとして、局側装置OLTと各宅側装置ONUとの間を、それぞれ1本の光ファイバで放射状に結ぶ(Single Star)構成を有する光ファイバ通信ネットワークが構築,実用化されている。
こうしたネットワーク構成では、システムや通信機器などの構成は簡単になるが、1つの宅側装置ONUが、一本の光ファイバを占有しており、局側装置OLTにこの光ファイバを直接配線接続しなければならない。
よって、宅側装置ONUがN局あれば、局側装置OLTから直接配線接続される光ファイバがN本必要となり、光通信システムの低価格化を図るのが困難である。
これに対し、局側装置OLTから配線接続される1本の光ファイバを、複数の宅側装置ONUで共有する光通信システムとしてのPONシステムが実用化されている。
このPONシステムは、FTTH(Fiber To The Home)やFTTB(Fiber To The Building)などのFTTxに適用されている低価格の光加入者用アクセス方式の1つである。
このPONシステムでは、特に外部からの電源供給を必要とせずに受動的に入力された信号を分岐・多重する受動型光分岐器(以下、単に「光カプラ」ともいう)と、局側装置OLTとが、伝搬モードを単一とするシングルモードファイバ(Single Mode Fiber)などの光ファイバを介して接続されている。
1つの光通信システムには、宅側装置ONUは通常、複数設置され、光カプラで分岐された光ファイバが、宅側装置ONUの数に合わせて備えられている。このため、局側装置OLTとN局の宅側装置ONUとは、光ファイバ及び光カプラを介して接続された1対Nの伝送を基本としている。
これにより、1つの局側装置OLTに対して、多くの宅側装置ONUを割り当て、全体的な設備コストを抑えるようになっている。
このようなPONシステムを初めとする光通信システムでは、高速データ伝送のため、多数の0と1とを含むひとかたまりの信号(光バースト信号という)を局側装置OLTと宅側装置ONUとの間で伝送している。
また、こうしたOLTと、複数のONUとの間に設置される光スイッチ装置として、光電気(O/E)変換部と電気光(E/O)変換部とを備え、光信号についてのスイッチングを電気信号で行い、OLTとONUとの伝送距離を延ばそうとするものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の入力ポートと複数の出力ポートとを備えた光スイッチとして、入力光を2分岐して一方を光マトリクススイッチに供給し、他方をフォトダイオードにより光電気(O/E)変換し、変換された電気信号を用いて光マトリクススイッチにおける入力ポートと出力ポートの接続関係を決定するものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、波長多重伝送装置として、装置外から接続された管理端末によりマトリクススイッチを制御し、異なる波長の光に割り当てられた各通信回線からの光信号を、そのマトリクススイッチからWDM(wavelength division multiplexing)用光送受信モジュールに入力させることにより、WDMによる接続経路を切り換えるようにしたものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2007−174123号公報 特開2006−295772号公報 特開2002−164849号公報
しかしながら、上述した一般的なPONシステムで用いられる中継装置では、次のような課題があった。
第1の課題は、中継装置におけるOLTのポートとONUの接続が通常、一定であるため、OLTのあるポートが故障した際に、ケーブルを接続するOLTのポートを変更しなければならなかった。
第2の課題は、中継装置におけるOLTのポートとONUの接続を変更する場合に、ケーブルを繋ぎかえる必要があった。
このため、OLT、ONUそれぞれに接続される中継装置の運用において、運用効率をより高めていくことが求められていた。
また、上述した特許文献1のものは、1つのOLTと複数のONUとの間を接続したツリー状の光アクセスネットワークでの光スイッチ装置として、2×1光スプリッタを不要として、OLTとONUとの伝送距離を延ばそうとするものであり、OLT側、ONU側それぞれについて多数のポートを備えて現用系と予備系とした構成で運用効率を高めることについてまで考慮されたものではなかった。
また、上述した特許文献2のものは、光マトリクススイッチにおける入力ポートと出力ポートの接続関係を、2分岐した一方の光信号に基づく電気信号を用いて決定しようとするものであり、OLT、ONUそれぞれに接続したポートについて現用系と予備系を備え、運用効率を高めることについてまで考慮されたものではなかった。
また、光電気(O/E)変換部と電気光(E/O)変換部とを備えて再生中継を行うことについても考慮されたものでなかった。
また、上述した特許文献3のものは、異なる波長の光に割り当てられた各通信回線からの光信号を波長多重して一本の光ファイバから出力しようとするものであり、OLT、ONUそれぞれに接続される各ポートについて現用系と予備系を備え、運用効率を高めることについてまで考慮されたものではなかった。
また、光電気(O/E)変換部と電気光(E/O)変換部とを備えて再生中継を行うことについても考慮されたものでなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、光電気(O/E)変換と電気光(E/O)変換とを用いた再生中継を可能にすると共に、各ポートについて現用系と予備系を備え、運用効率を高めることができる中継装置、方法、および装置のプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係る中継装置は、局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、宅側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、局側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、第1の光電気変換手段により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、宅側装置に接続されるポートから出力する第1の電気光変換手段と、第1の光電気変換手段から送出された電気信号のポートおよび第1の電気光変換手段に送出する電気信号のポートの接続経路を切り替える第1のマトリクススイッチ手段と、第1のマトリクススイッチ手段による経路接続の制御を行う制御手段と、を備え、局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートは、現用系ポートと予備系ポートとを1対1に配置するよう予め設定されて用いられ、制御手段は、第1のマトリクススイッチ手段に予備系ポートからの信号経路を閉じさせるよう制御することを特徴とする。
また、本発明に係る中継方法は、局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、宅側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、を備えた中継装置における中継方法であって、局側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第1の光電気変換工程と、第1の光電気変換工程により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、宅側装置に接続されるポートから出力する第1の電気光変換工程と、第1の光電気変換工程で送出された電気信号のポートおよび第1の電気光変換工程で変換される電気信号のポートの接続経路を切り替える第1のマトリクススイッチング工程と、を備え、局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートは、現用系ポートと予備系ポートとを1対1に配置するよう予め設定されて用いられ、第1のマトリクススイッチング工程および第1の電気光変換工程では、予備系ポートからの信号経路を閉じることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、宅側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、を備えた中継装置のプログラムであって、局側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第1の光電気変換手順と、第1の光電気変換手順により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、宅側装置に接続されるポートから出力する第1の電気光変換手順と、第1の光電気変換手順で送出された電気信号のポートおよび第1の電気光変換手順で変換される電気信号のポートの接続経路を切り替える第1のマトリクススイッチング手順と、を中継装置のコンピュータに実行させ、局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートは、現用系ポートと予備系ポートとを1対1に配置するよう予め設定されて用いられ、第1のマトリクススイッチング手順および第1の電気光変換手順では、予備系ポートからの信号経路を閉じることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、光電気(O/E)変換と電気光(E/O)変換とを用いた再生中継ができると共に、各ポートについて現用系と予備系を備え、運用効率を高めることができる。
本発明の各実施形態としての8×8マトリクススイッチの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態としての8×8マトリクススイッチの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態としての光信号中継装置を備えた光通信システムの構成例を示す概略図である。
次に、本発明に係る中継装置、方法、および装置のプログラムを適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態としての光信号中継装置は、局側装置OLTと宅側装置ONUとの間の光信号を、光電気変換モジュールで電気信号に変換した後に、再び電気光変換モジュールで光信号に変換して中継する再生中継機能を備える。
また、光電気変換モジュールで変換された電気信号の接続経路をマトリクススイッチにより切り換えることができるように構成され、各ポートについて現用系と予備系を備えた構成で、運用効率を高めることができるようになっている。
ここで、本発明の実施形態におけるマトリクススイッチについて、概略的に説明する。
本発明の各実施形態は、光信号の回線交換に用いられる光マトリクススイッチにおいて、1ポートにつき最大8分岐まで自在にデータ経路を切り替えられるようにすることで、配線を変えることなく通信範囲を増減できるようにしている。
図1に示すように、制御部3から送られる経路情報に従い、データ経路・クロック選択部4は、各出力ポートがどの入力ポートから信号を受け取るかを排他的に1つ選択することで、任意の出力ポートへ出力する。
このようにして、本発明の各実施形態では、データ経路を自在に切り替えられるため、配線の変更が不要となり、保守管理を容易とすることができる。
従来の光マトリクススイッチにおいては、入力ポート数および出力ポート数が増大すると、各入力ポートおよび各出力ポートにおける伝搬路の配線の分岐数が増加してしまう。その結果、伝搬路の配線が複雑になるという問題点があった。
これに対し、本発明の各実施形態では、光信号を電気信号に変換し、8×8マトリクススイッチにより電気的に経路を制御した信号を再び光信号に変換することで、光信号の経路切り替えを行う。
〔マトリクススイッチの構成例〕
次に、本発明の第1の実施形態として、マトリクススイッチの構成について説明する。
図2を参照すると、本発明の第1の実施形態としてのマトリクススイッチ10周りの構成例が示されている。
図2において、Traffic Tester5は光信号の送受信を行う。O/E変換部1aは、各ポートから受信された光信号をそのポートについての電気信号に変換する。ゲート2は、各ポートからの電気信号の入力について、信号入力の許可/遮断を切り換える。
データ経路・クロック選択部4は、各出力ポートがどの入力ポートからの電気信号を受け取るかを排他的に1つ選択し、任意の1つのポートから出力する。また、1ポートあたり最大8分岐可能となっている。制御部3は、データ経路選択部4に経路情報を指示し、マトリクススイッチ10による接続経路の切替制御を行う。
E/O変換部1bは、各出力ポートへの電気信号をその出力ポートへの光信号に変換する。
次に、図2の構成例による動作について説明する。
図2において、制御部3は経路変更情報を受け取ると、不定信号が誤動作を引き起こす事を防ぐために、ゲート2を閉じ、マトリクススイッチ10に入ってくる電気信号を遮断する。
制御部3が経路情報をデータ経路・クロック選択部4に与え、データ経路選択部4は経路を設定する。
制御部3が設定が変更されたことを認識すると、ゲート2を開き、電気信号が伝搬される。
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、光信号の経路を自在に変更できるので、配線の変更が不要となることである。
第2の効果は、1ポートあたり最大8分岐まで可能なため、光スプリッタを削減できることである。
このため、遠隔制御可能、かつ高集積化された8×8マトリクススイッチを提供することができる。
こうした高集積化により、トータルとしてのコスト削減が可能となる。また、高集積化により、マトリクススイッチの収容体積が削減できる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態として、上述した8×8マトリクススイッチを備えた光信号中継装置について説明する。
この第2の実施形態としての光信号中継装置は、特に、イーサネット(Ethernet)(登録商標)フレームを用いたGE(Gigabit Ethernet)−PONなどの光通信システムで好適に使用され、GE−PONシステムにおける信号の同期を崩さずに経路を変更し伝搬できるものである。
図3は、局側装置OLTと複数の宅側装置ONUとGE−PON信号を中継する中継装置とを、光ファイバで接続したGE−PONシステムの構成例を示す概略図である。
本実施形態のGE−PONシステムは、図3に示すように、8つのポートを備える制御局側装置OLT6と、複数の加入者宅に備えられる宅側装置ONU8と、局側装置OLT6に接続された幹線光ファイバ及び各宅側装置ONU8に接続された支線光ファイバと、幹線光ファイバと複数の支線光ファイバとを接続するための光カプラ7と、幹線光ファイバの途中に挿入された光信号中継装置12をと備えて構成される。
宅側装置ONU8は光ネットワークサービスを享受するための装置であり、加入者宅内などに設置されている。宅側装置ONU8は、パーソナルコンピュータ(以下、単にPCという)などの端末装置に接続される。
光カプラ7は、外部からの電源供給を特に必要とせず、一方に接続された光ファイバから入力される信号を、受動的に分岐・多重化して、他方に接続された光ファイバに出力することができるスターカプラで構成される。
光信号中継装置12は、光信号を電気信号に変換し、光信号に戻すことで、上述した局側装置OLT6と宅側装置ONU8との間の光通信を再生中継する装置である。
本実施形態としての光信号中継装置12は、双方向の光信号中継装置であって、一方が宅側装置ONU8から局側装置OLT6への上りの光バースト信号を中継し、他方が局側装置OLT6から宅側装置ONU8への下りの光連続信号を中継する。
光信号を中継する光信号中継装置12は、図3に示すように、光信号を電気信号に変換するO/E変換部1a、1cと、電気信号を光信号に変換するE/O変換部1b、1dと、マトリクススイッチ10の切り替えを命令する制御部3と、8×8マトリクススイッチ10と、CDR(Clock And Data Recovery)部9と、バッファ部11とを有する。
マトリクススイッチ10は、第1の実施形態により上述のように、データ経路を切り替えることができるデータ経路選択部4、およびデータ経路に対応した信号からクロックを抽出することができるクロック選択部4と、不定信号の入力を防ぐゲート2とを備えている。
CDR部9は、送信されたフレームからクロックおよびデータ情報を抽出して復元する。
バッファ部11は、伝送路からCDR部9へのクロックにより書き込まれたデータを、中継装置12内のクロックにより読み出せるようにする。このことにより、伝送路上のクロックから中継装置12内のクロックにのせ換えられるようにする。
中継装置12は、OLT側、ONU側それぞれについて8つのポートを備え、特にOLT6に接続される8つのポートについて、現用系のポートと予備系のポートを対にした偶数個のポートとして用いられる。また、マトリクススイッチ10は、制御部3の制御により、第1の実施形態で上述したゲート2を閉じておく。このことにより、現用系のポートで通信可能な場合には、予備系のポートをシャットダウンしておくようにする。
また、第1の実施形態により上述したマトリクススイッチ10を備えることで、あるポートからの信号を8つ以内の任意の数に分岐することができる。
このように、中継装置12は、OLT6に接続される各ポートについて冗長的に使用できるようにしている。このため、OLT6のあるポートが故障した場合であっても、そのポートに対する予備系のポートとして予め設定されたポートに繋ぎかえて運用を継続することができる。
こうしてOLTのポートの冗長性を確保することで、保守性を高めることができるようになっている。
また、中継装置12は、ONU側にも8つのポートを備え、各ポートは、配下にONUを64台以下の任意の数で配置することができる。
この本実施形態によるGE−PONシステムでは、局側装置OLT6と宅側装置ONU8とは、可変長なフレームを単位として、相互の通信を行う。このフレームは、サンプリング・データを含む同期ビット部と、64バイト以上のデータ部とを有している。
次に、宅側装置ONU8と局側装置OLT6との信号の、下り方向と上り方向との信号の送受信手順を説明する。
まず、インターネット網などの上位のネットワークから宅側装置ONU8へ向けて送られる下り方向の信号の流れを説明する。
インターネット網から信号を受け取った局側装置OLT6において、中継されるべき論理リンクを特定するために、所定のブリッジ処理が行われる。
このとき、局側装置OLT6は、フレーム信号に、論理リンク識別子を含む同期ビット部やGE−PONヘッダなどの情報を付加し、光信号に変換して、幹線光ファイバに送る。
この下りの光信号は、特定の宅側装置ONU8を指定した送信信号と、宅側装置ONU8を指定しないアイドル信号との組み合わせで構成されており、途絶えることのない連続信号となっている。
幹線光ファイバに送られた光信号は、光信号中継装置を通り、光カプラ7で分岐され、各支線光ファイバを介して、各宅側装置ONU8に送られる。
このとき、当該論理リンクを含んでいる宅側装置ONU8のみが、所定の光信号を取り込むことができる。
そして、当該フレーム信号を取り込んだ宅側装置ONU8は、宅内ネットワークインタフェースを中継し、PCなどの端末装置にデータを送る。
次に、各宅側装置ONU8からインターネット網などの上位のネットワークへ向けて送られる上り方向の信号の流れを説明する。
各PCからのデータは、各宅側装置ONU8を介して、光バースト信号に変換される。
光バースト信号を構成するビットの伝送レートは、例えばGE−PONの場合1.25Gbpsである。
これらの光バースト信号は各支線光ファイバを介して送信され、各宅側装置ONU8からの光バースト信号が含まれている。
そして、光カプラ7を介して、幹線光ファイバ上をそれぞれの光バースト信号が、多重化されて送られる。
このとき、これらの光バースト信号は、互いに時間的に競合しないように送信されるよう、OLT6による制御を受けている。
このOLT6による制御は、局側装置OLT6から各宅側装置ONU8へデータを送信するとき、各宅側装置ONU8に対して、上り光信号を送信してもよい。
このOLT6による制御は、期間ウインドウ(以下、単にウインドウともいう)が割り当てられ、制御フレームとして通知されることで行われる。したがって、同一のGE−PONシステムにおいて、各宅側装置ONU8から送られる上り光信号は、競合を回避することができる。
このようにして、宅側装置ONU8と局側装置OLT6との相互の通信が行われる。
次に、マトリクススイッチ10切り替え時の動作について説明する。
OLT6の上位装置(不図示)からOLT6を介した遠隔制御により、データ経路情報(経路接続情報)が制御部3に供給される。制御部3は、受信したデータ経路情報を不図示の記憶部に記憶する。
制御部3は、こうしてデータ経路情報を受信した後、データ経路の切り替えを行う間、不定信号による誤動作を防ぐために、全てのポートにおけるゲート2を閉じる。制御部3はデータ経路情報をもとに、データ経路・クロック選択部4に指示を出す。
データ経路・クロック選択部4は、制御部3からの指示に従い、データ経路を設定する。データ経路選択部4は、各ONU8側のポートについて、そのポートがどのOLT6側のポートから信号を受け取るかを排他的に1つ選択する。
データ経路・クロック選択部4は、制御部3からの指示に従い、クロックを参照するデータを選択する。この時、データ経路・クロック選択部4は、GE−PONシステムにおける信号の同期を崩さないように、データ経路選択部とクロック選択部について、必ず同じポートを選択する。
制御部3は、設定が完了したことを認識すると、各ポートのゲート2を開く。なお、OLT側の予備系ポートについては閉じたままとする。
こうした動作により、OLT6側のポートとONU8側のポートとについて、配線を作業員がつなぎ直す必要なく、組み替えることができる。
以上のように、上述した第2の実施形態によれば、OLT6のあるポートが故障した場合であっても、マトリクススイッチ10を切り替えることで、配線を差し直してのつなぎ換えを必要とせず、OLT6の他のポートに繋ぎかえ、OLT6のポートを冗長的に使用することができる。
このように、上述した第2の実施形態によれば、接続経路の切り替えをOLT6の上位装置から遠隔制御可能、かつ高集積化されたマトリクススイッチ10による8×8中継装置を提供することができる。
こうした高集積化により、トータルとしてのコスト削減が可能となる。また、高集積化により、マトリクススイッチの収容体積が削減できる。
さらに、長距離通信においても8ポートの信号を任意の出力ポートに出力することができ、LTU(Line Terminal Unit)のポートを冗長的に使用することが可能である。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、図3に示す接続例は一例であり、ONUの接続数や光カプラの有無は、所定の上限数までの範囲内で任意であってよい。
また、マトリクススイッチ10および中継装置12は、8×8として説明したが、OLT側、ONU側それぞれについて偶数個のポートを備え、現用系ポートと予備系ポートとを1対1に配置するよう予め設定されて用いられる構成であれば、ポート数は8つに限定されない。
マトリクススイッチのポートの数が多いほど、ポートの多いOLTに対応できる。また、分岐できる数が多いほどサービスの提供範囲を拡大することができる。
また、上述した各実施形態としての中継装置を実現するための処理手順をプログラムとして記録媒体に記録することにより、本発明の各実施形態による上述した各機能を、その記録媒体から供給されるプログラムによって、システムを構成するコンピュータのCPUに処理を行わせて実現させることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
この本発明に係るプログラムによれば、当該プログラムによって制御される中継装置に、上述した各実施形態における各機能を実現させることができる。
〔付記〕
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限定されるものではない。
〔付記1〕
局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、
宅側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、
前記局側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、
前記第1の光電気変換手段により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、前記宅側装置に接続されるポートから出力する第1の電気光変換手段と、
前記第1の光電気変換手段から送出された電気信号のポートおよび前記第1の電気光変換手段に送出する電気信号のポートの接続経路を切り替える第1のマトリクススイッチ手段と、
前記第1のマトリクススイッチ手段による経路接続の制御を行う制御手段と、
を備え、
前記局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートは、現用系ポートと予備系ポートとを1対1に配置するよう予め設定されて用いられ、
前記制御手段は、前記第1のマトリクススイッチ手段に前記予備系ポートからの信号経路を閉じさせるよう制御することを特徴とする中継装置。
〔付記2〕
前記第1のマトリクススイッチ手段は、前記第1の電気光変換手段に送出する電気信号のポートそれぞれについて、前記第1の光電気変換手段から送出された電気信号のポートの何れから信号を受信するかを排他的に1つ選択すると共に、当該選択されたポートの電気信号からクロックを抽出し、当該抽出されたクロックにより該選択されたポートの電気信号を前記第1の電気光変換手段に送出することを特徴とする付記1記載の中継装置。
〔付記3〕
前記制御手段は、前記局側装置からの光信号により受信された経路接続情報に基づいて前記第1のマトリクススイッチ手段による経路接続の制御を行うことを特徴とする付記1または2記載の中継装置。
〔付記4〕
前記第1のマトリクススイッチ手段は、信号入力の許可/遮断を切り換えるゲート部を備え、
前記制御手段は、前記ゲート部により前記予備系ポートからの信号経路を遮断させることを特徴とする付記3記載の中継装置。
〔付記5〕
前記制御手段は、前記局側装置から前記経路接続情報を受信した後、前記第1のマトリクススイッチ手段による経路接続の切り替えを行う間、前記ゲート部を全てのポートについて遮断させることを特徴とする付記4記載の中継装置。
〔付記6〕
前記宅側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第2の光電気変換手段と、
前記第2の光電気変換手段により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、前記局側装置に接続されるポートから出力する第2の電気光変換手段と、
前記第2の光電気変換手段から送出された電気信号のポートおよび前記第2の電気光変換手段に送出する電気信号のポートの接続経路を切り替える第2のマトリクススイッチ手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記第1および前記第2のマトリクススイッチ手段による経路接続の制御を行うことを特徴とする付記1から5の何れか1項に記載の中継装置。
〔付記7〕
局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、
宅側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、を備えた中継装置における中継方法であって、
前記局側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第1の光電気変換工程と、
前記第1の光電気変換工程により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、前記宅側装置に接続されるポートから出力する第1の電気光変換工程と、
前記第1の光電気変換工程で送出された電気信号のポートおよび前記第1の電気光変換工程で変換される電気信号のポートの接続経路を切り替える第1のマトリクススイッチング工程と、
を備え、
前記局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートは、現用系ポートと予備系ポートとを1対1に配置するよう予め設定されて用いられ、
前記第1のマトリクススイッチング工程および前記第1の電気光変換工程では、前記予備系ポートからの信号経路を閉じることを特徴とする中継方法。
〔付記8〕
前記第1のマトリクススイッチング工程では、前記第1の電気光変換工程で変換される電気信号のポートそれぞれについて、前記第1の光電気変換工程で送出された電気信号のポートの何れから信号を受信するかを排他的に1つ選択すると共に、当該選択されたポートの電気信号からクロックを抽出し、当該抽出されたクロックにより該選択されたポートの電気信号を前記第1の電気光変換工程で変換することを特徴とする付記7記載の中継方法。
〔付記9〕
前記第1のマトリクススイッチング工程では、前記局側装置からの光信号により受信された経路接続情報に基づいて経路接続の制御を行うことを特徴とする付記7または8記載の中継方法。
〔付記10〕
前記第1のマトリクススイッチング工程および前記第1の電気光変換工程では、前記第1の光電気変換工程の後、ゲート部により前記予備系ポートからの信号経路を遮断させることを特徴とする付記9記載の中継方法。
〔付記11〕
前記第1のマトリクススイッチング工程では、前記局側装置から前記経路接続情報を受信した後、経路接続の切り替えを行う間、前記ゲート部を全てのポートについて遮断させることを特徴とする付記10記載の中継方法。
〔付記12〕
前記宅側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第2の光電気変換工程と、
前記第2の光電気変換工程により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、前記局側装置に接続されるポートから出力する第2の電気光変換工程と、
前記第2の光電気変換工程で送出された電気信号のポートおよび前記第2の電気光変換工程で変換される電気信号のポートの接続経路を切り替える第2のマトリクススイッチング工程と、を備えたことを特徴とする付記7から11の何れか1項に記載の中継方法。
〔付記13〕
局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、
宅側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、を備えた中継装置のプログラムであって、
前記局側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第1の光電気変換手順と、
前記第1の光電気変換手順により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、前記宅側装置に接続されるポートから出力する第1の電気光変換手順と、
前記第1の光電気変換手順で送出された電気信号のポートおよび前記第1の電気光変換手順で変換される電気信号のポートの接続経路を切り替える第1のマトリクススイッチング手順と、
を前記中継装置のコンピュータに実行させ、
前記局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートは、現用系ポートと予備系ポートとを1対1に配置するよう予め設定されて用いられ、
前記第1のマトリクススイッチング手順および前記第1の電気光変換手順では、前記予備系ポートからの信号経路を閉じることを特徴とするプログラム。
〔付記14〕
前記第1のマトリクススイッチング手順では、前記第1の電気光変換手順で変換される電気信号のポートそれぞれについて、前記第1の光電気変換手順で送出された電気信号のポートの何れから信号を受信するかを排他的に1つ選択すると共に、当該選択されたポートの電気信号からクロックを抽出し、当該抽出されたクロックにより該選択されたポートの電気信号を前記第1の電気光変換手順で変換することを特徴とする付記13記載のプログラム。
〔付記15〕
前記第1のマトリクススイッチング手順では、前記局側装置からの光信号により受信された経路接続情報に基づいて経路接続の制御を行うことを特徴とする付記13または14記載のプログラム。
〔付記16〕
前記第1のマトリクススイッチング手順および前記第1の電気光変換手順では、前記第1の光電気変換手順の後、ゲート部により前記予備系ポートからの信号経路を遮断させることを特徴とする付記15記載のプログラム。
〔付記17〕
前記第1のマトリクススイッチング手順では、前記局側装置から前記経路接続情報を受信した後、経路接続の切り替えを行う間、前記ゲート部を全てのポートについて遮断させることを特徴とする付記16記載のプログラム。
〔付記18〕
前記宅側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第2の光電気変換手順と、
前記第2の光電気変換手順により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、前記局側装置に接続されるポートから出力する第2の電気光変換手順と、
前記第2の光電気変換手順で送出された電気信号のポートおよび前記第2の電気光変換手順で変換される電気信号のポートの接続経路を切り替える第2のマトリクススイッチング手順と、を前記中継装置のコンピュータに実行させることを特徴とする付記13から17の何れか1項に記載のプログラム。
1a、1c O/E変換部
1b、1d E/O変換部
2 ゲート
3 制御部
4 データ経路・クロック選択部
6 OLT
7 光カプラ
8 ONU
9 CDR部
10 マトリクススイッチ
11 バッファ部
12 中継装置

Claims (8)

  1. 局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、
    宅側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、
    前記局側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、
    前記第1の光電気変換手段により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、前記宅側装置に接続されるポートから出力する第1の電気光変換手段と、
    前記第1の光電気変換手段から送出された電気信号のポートおよび前記第1の電気光変換手段に送出する電気信号のポートの接続経路を切り替える第1のマトリクススイッチ手段と、
    前記第1のマトリクススイッチ手段による経路接続の制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートは、現用系ポートと予備系ポートとを1対1に配置するよう予め設定されて用いられ、
    前記制御手段は、前記第1のマトリクススイッチ手段に前記予備系ポートからの信号経路を閉じさせるよう制御することを特徴とする中継装置。
  2. 前記第1のマトリクススイッチ手段は、前記第1の電気光変換手段に送出する電気信号のポートそれぞれについて、前記第1の光電気変換手段から送出された電気信号のポートの何れから信号を受信するかを排他的に1つ選択すると共に、当該選択されたポートの電気信号からクロックを抽出し、当該抽出されたクロックにより該選択されたポートの電気信号を前記第1の電気光変換手段に送出することを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  3. 前記制御手段は、前記局側装置からの光信号により受信された経路接続情報に基づいて前記第1のマトリクススイッチ手段による経路接続の制御を行うことを特徴とする請求項1または2記載の中継装置。
  4. 前記第1のマトリクススイッチ手段は、信号入力の許可/遮断を切り換えるゲート部を備え、
    前記制御手段は、前記ゲート部により前記予備系ポートからの信号経路を遮断させることを特徴とする請求項3記載の中継装置。
  5. 前記制御手段は、前記局側装置から前記経路接続情報を受信した後、前記第1のマトリクススイッチ手段による経路接続の切り替えを行う間、前記ゲート部を全てのポートについて遮断させることを特徴とする請求項4記載の中継装置。
  6. 前記宅側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第2の光電気変換手段と、
    前記第2の光電気変換手段により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、前記局側装置に接続されるポートから出力する第2の電気光変換手段と、
    前記第2の光電気変換手段から送出された電気信号のポートおよび前記第2の電気光変換手段に送出する電気信号のポートの接続経路を切り替える第2のマトリクススイッチ手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記第1および前記第2のマトリクススイッチ手段による経路接続の制御を行うことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の中継装置。
  7. 局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、
    宅側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、を備えた中継装置における中継方法であって、
    前記局側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第1の光電気変換工程と、
    前記第1の光電気変換工程により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、前記宅側装置に接続されるポートから出力する第1の電気光変換工程と、
    前記第1の光電気変換工程で送出された電気信号のポートおよび前記第1の電気光変換工程で変換される電気信号のポートの接続経路を切り替える第1のマトリクススイッチング工程と、
    を備え、
    前記局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートは、現用系ポートと予備系ポートとを1対1に配置するよう予め設定されて用いられ、
    前記第1のマトリクススイッチング工程および前記第1の電気光変換工程では、前記予備系ポートからの信号経路を閉じることを特徴とする中継方法。
  8. 局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、
    宅側装置に接続されて用いられる偶数個のポートと、を備えた中継装置のプログラムであって、
    前記局側装置に接続されるポートから受信された光信号を各ポート毎に電気信号に変換する第1の光電気変換手順と、
    前記第1の光電気変換手順により変換された電気信号を各ポート毎に光信号に変換し、前記宅側装置に接続されるポートから出力する第1の電気光変換手順と、
    前記第1の光電気変換手順で送出された電気信号のポートおよび前記第1の電気光変換手順で変換される電気信号のポートの接続経路を切り替える第1のマトリクススイッチング手順と、
    を前記中継装置のコンピュータに実行させ、
    前記局側装置に接続されて用いられる偶数個のポートは、現用系ポートと予備系ポートとを1対1に配置するよう予め設定されて用いられ、
    前記第1のマトリクススイッチング手順および前記第1の電気光変換手順では、前記予備系ポートからの信号経路を閉じることを特徴とするプログラム。
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