JP6809155B2 - 摺動部材ならびにその製造方法および使用方法 - Google Patents
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前記基材の表面に形成された、Moおよび/またはWからなる金属皮膜と、
前記金属皮膜上に形成された、MoS2および/またはWS2からなる金属硫化物皮膜と、を備える、
摺動部材。
前記摺動部材は、基材と、前記基材の表面に形成された、Moおよび/またはWからなる金属皮膜とを備える、
摺動部材。
上記(1)に記載の摺動部材。
前記金属硫化物皮膜は、MoS2およびWS2からなる、
上記(1)に記載の摺動部材。
上記(2)に記載の摺動部材。
上記(2)または(5)に記載の摺動部材。
上記(1)から(6)までのいずれかに記載の摺動部材。
上記(1)から(7)までのいずれかに記載の摺動部材。
前記金属皮膜上に、Sを含有する潤滑剤を塗布する工程と、
前記潤滑剤が塗布された面を他の部材と接触させることによって、前記金属皮膜上に、MoS2および/またはWS2からなる金属硫化物皮膜を形成する工程と、を備える、
摺動部材の製造方法。
上記(9)に記載の摺動部材の製造方法。
上記(9)または(10)に記載の摺動部材の製造方法。
上記(9)から(11)までのいずれかに記載の摺動部材の製造方法。
上記(9)から(12)までのいずれかに記載の摺動部材の製造方法。
上記(9)から(13)までのいずれかに記載の摺動部材の製造方法。
上記(14)に記載の摺動部材の製造方法。
上記(9)から(15)までのいずれかに記載の摺動部材の製造方法。
前記摺動部材は、基材と、前記基材の表面に形成された、Moおよび/またはWからなる金属皮膜とを備える、摺動部材の使用方法。
Claims (13)
- 基材と、
前記基材の表面に形成された、Moおよび/またはWからなる金属皮膜と、
前記金属皮膜上に形成された、MoS2および/またはWS2からなる金属硫化物皮膜と、を備え、
前記金属皮膜の膜厚が5〜200nmである、
摺動部材。 - 基材と、前記基材の表面に形成された、Moおよび/またはWからなる金属皮膜とを備え、
前記金属皮膜の表面における算術平均粗さRaが20nm以下であり、
前記金属皮膜の膜厚が5〜200nmであり、
前記金属皮膜の表面にSを含有する潤滑剤を塗布した状態で、前記金属皮膜の表面を他の部材に接触させて使用される、
摺動部材。 - 前記金属皮膜は、Moからなる皮膜、Wからなる皮膜、ならびに、MoおよびWからなる皮膜から選択される1種が、複数積層されてなる、
請求項1に記載の摺動部材。 - 前記金属皮膜は、Moからなる皮膜、Wからなる皮膜、ならびに、MoおよびWからなる皮膜から選択される2種以上が、複数積層されてなり、
前記金属硫化物皮膜は、MoS2およびWS2からなる、
請求項1に記載の摺動部材。 - 前記金属皮膜は、Moからなる皮膜、Wからなる皮膜、ならびに、MoおよびWからなる皮膜から選択される1種以上が、複数積層されてなる、
請求項2に記載の摺動部材。 - 前記基材が炭素鋼である、
請求項1から請求項5までのいずれかに記載の摺動部材。 - 基材の表面に、Moおよび/またはWからなる金属皮膜を形成し、前記金属皮膜の表面における算術平均粗さRaを20nm以下とする工程と、
前記金属皮膜上に、Sを含有する潤滑剤を塗布する工程と、
前記潤滑剤が塗布された面を他の部材と接触させることによって、前記金属皮膜上に、MoS2および/またはWS2からなる金属硫化物皮膜を形成する工程と、を備え、
前記金属皮膜の膜厚を5〜200nmとする、
摺動部材の製造方法。 - 前記金属皮膜を形成する工程において、Moからなる皮膜、Wからなる皮膜、ならびに、MoおよびWからなる皮膜から選択される1種以上を、複数積層させる、
請求項7に記載の摺動部材の製造方法。 - 前記金属皮膜をPVD法によって形成する、
請求項7または請求項8に記載の摺動部材の製造方法。 - 前記潤滑剤が硫黄系極圧添加剤を含む、
請求項7から請求項9までのいずれかに記載の摺動部材の製造方法。 - 前記硫黄系極圧添加剤がポリサルファイドである、
請求項10に記載の摺動部材の製造方法。 - 前記基材が炭素鋼である、
請求項7から請求項11までのいずれかに記載の摺動部材の製造方法。 - 摺動部材の使用方法であって、
前記摺動部材は、基材と、前記基材の表面に形成された、Moおよび/またはWからなる金属皮膜とを備え、
前記金属皮膜の表面における算術平均粗さRaが20nm以下であり、
前記金属皮膜の膜厚が5〜200nmであり、
前記金属皮膜の表面にSを含有する潤滑剤を塗布した状態で、前記金属皮膜の表面を他の部材に接触させて使用する、
摺動部材の使用方法。
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