JP6809125B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
OLEDはLEDと比べて、黒レベルが低く、色表現力が高く、消費電力が低く、小型/薄型/軽量化が容易である点で有利である。しかし、OLEDはLEDよりも発光量が弱い。したがって、OLEDの利用にはGRINレンズのF値の増大が必要である。F値の増大は焦点深度を狭めるので、感光体表面に対する光書込装置の位置決めを更に高精度化しなければならない。たとえば、焦点深度が100μm程度に抑えられる場合、感光体の回転に伴う感光体表面と回転軸との振動に対する余裕を除くと、位置決めには±15μm程度の誤差しか許されない。位置決めに利用可能な部品の成形精度がたとえば±25μm程度である場合、部品の加工を高精度化するだけでは必要な位置決め精度を達成することができない。それ故、特許文献3に開示されたネジ留め構造のように、感光体表面に対する光書込装置の位置を製品の組み立て時において調整可能にする機能を位置決め部材に持たせる工夫が不可欠である。
本発明のさらに別の観点における画像形成装置は、電子写真式の画像形成装置であって、感光体と、感光体の表面を露光する発光素子配列方式の光書込部と、感光体の表面を処理する処理部と、感光体を回転可能に支持するフレームと、感光体の回転軸のまわりにその回転軸とは独立して回転可能であるようにその回転軸によって支持され、光書込部と処理部との両方を感光体に対して位置決めした状態で感光体の回転軸のまわりの回転が不能となるようにフレームに固定された位置決め部材と、感光体の表面の接線方向において接近する光書込部の動きを直に、または間接的に阻むことにより光書込部を位置決めする接線方向位置決め部材とを備え、位置決め部材は、感光体の表面へ接近する処理部の動きを直に、または間接的に阻むことにより感光体の表面から処理部までの距離を規制する第1面と、感光体の表面へ接近する光書込部の動きを直に、または間接的に阻むことにより感光体の表面から光書込部までの距離を規制する第2面とを一体的に含み、第1面は、感光体の回転軸に対して垂直な仮想平面へ投影された輪郭が、その回転軸と同軸の円弧であり、第2面は、感光体の回転軸に対して垂直な仮想平面へ投影された輪郭が、その回転軸のまわりの角度に依存してその回転軸からの距離を変化させる曲線であり、光書込部に対して接線方向位置決め部材が位置する側の端部が反対側の端部よりも感光体の回転軸に近いことを特徴とする。
[画像形成装置の外観]
図1の(a)は、本発明の実施形態による画像形成装置100の外観を示す斜視図である。この画像形成装置100はプリンターである。その筐体の上面には排紙トレイ41が設けられ、その奥に開いた排紙口42から排紙されたシートを収容する。排紙トレイ41の前方には操作パネル51が埋め込まれている。プリンター100の底部には給紙カセット11が引き出し可能に取り付けられている。
図1の(b)は、図1の(a)の示す直線b−bに沿ったプリンター100の模式的な断面図である。プリンター100は電子写真式のカラープリンターであり、給送部10、作像部20、定着部30、および排紙部40を含む。
給送部10は、まずピックアップローラー12を用いて、給紙カセット11に収容されたシートの束からシートSH1を1枚ずつ分離する。給送部10は次にタイミングローラー13を用いて、分離したシートを作像部20へ、その動作にタイミングを合わせて送出する。「シート」とは、紙製もしくは樹脂製の薄膜状もしくは薄板状の材料、物品、または印刷物をいう。給紙カセット11に収容可能なシートの種類すなわち紙種はたとえば、普通紙、上質紙、カラー用紙、または塗工紙であり、サイズはたとえば、A3、A4、A5、またはB4である。さらに、シートの姿勢は縦置きと横置きとのいずれにも設定可能である。
[感光体ユニットの構造とそれによる画像形成処理]
図1の(c)は、図1の(b)の示す感光体ユニットの1つ20Kの拡大図である。この感光体ユニット20Kは感光体ドラム24Kに加え、帯電部201、光書込部202、現像部203、クリーニングブレード204、およびイレーサー205を含む。これらは感光体ドラム22の周囲に配置され、その外周面に対して電子写真方式による画像形成処理のうち定着以外、すなわち、帯電、露光、現像、転写、清掃、および除電を行う。他の感光体ユニット20Y、20M、20Cも共通の構造を含む。
クリーニングブレード204は、たとえばポリウレタンゴム等の熱硬化性樹脂から形成された薄い矩形板状の部材であり、その長さが感光体ドラム24Kの外周面241のうち感光体で覆われた部分とほぼ等しい。ブレード204の板面のうち感光体ドラム24Kの外周面241に面した方は、その長辺の1つ(エッジ)が感光体ドラム24Kの軸方向に対して平行な状態でその外周面241に接触し、その外周面241からトナー像の転写跡に残るトナーを掻き取る。こうして、その外周面が清掃される。
[光書込部の構造]
図2の(a)は光書込部202の斜視図であり、(b)は、(a)の示す直線b−bに沿った光書込部202の断面図である。光書込部202は発光素子配列方式であり、光源基板221、レンズアレイ222、およびホルダー223を含む。光源基板221は長尺形状のガラス基板または樹脂基板であり、片側の板面(図2の(b)では上面)224から光を出射させる。レンズアレイ222は光源基板221と同方向に長く透明なガラス製または樹脂製の矩形板であり、2枚の板面の間にGRINレンズの配列を封止している。各GRINレンズは、レンズアレイ222の板面の短辺に対して平行に伸びる円柱形状であり、一方の端面(図2の(b)では下面)225を光源基板221の光出射面224に対向させ、他方の端面(図2の(b)では上面)226を感光体ドラム24Kの外周面に向けている。各GRINレンズは光源基板221から一方の端面225へ入射する光を他方の端面226から出射し、感光体ドラム24Kの外周面に結像させる。ホルダー223は光源基板221と同方向に長い板状の樹脂製部材であり、片側の板面(図2の(b)では下面)には凹部227を含み、反対側の板面(図2の(b)では上面)にはスリット228を含む。凹部227の内側の空間とスリット228の内側の空間とは連通している。凹部227の内面のうち、スリット228に繋がる部分には光源基板221が固定され、スリット228の中にはレンズアレイ222が挟まれている。このようにホルダー223は光源基板221とレンズアレイ222とを保持している。
図2の(c)は光源基板221のブロック図である。光源基板221は、発光素子アレイ251、選択回路252、およびドライバー集積回路(IC)253を含む。発光素子アレイ251は、光源基板221上に直に形成された、LED、OLED等の固体発光素子の配列である。図2の(c)が示す例では、発光素子260が3列、光源基板221の長手方向に沿って千鳥形状に配置されている。各列には数千個の発光素子が数十μmのピッチで並んでいる。各発光素子は外部からの輝度信号に応じて駆動電流量を変化させる。この駆動電流量が多いほど発光素子からの出射光量が高い。選択回路252は、光源基板221上に直に形成された薄膜トランジスタ(TFT)回路であり、発光素子を順番にドライバーIC253に接続する。ドライバーIC253は、光源基板221に実装された特定用途向け集積回路(ASIC)またはプログラム可能な集積回路(FPGA)等のチップである。このチップはたとえば、発光素子アレイ251と選択回路252とが形成された板面とは反対側の板面の長手方向における片端に配置されている。ドライバーIC253はフレキシブル印刷回路基板(FPC)254を通してプリンター100内の光源制御部255に接続されており、そこからデジタルの画像データを受信する。この画像データをドライバーIC253はアナログの輝度信号に変換し、選択回路252により接続された発光素子へ送信する。
図2の(d)は、レンズアレイ222が含むGRINレンズの1つ280における光路を示す模式図である。GRINレンズ280は、直径が数百μm〜数mmの透明なガラス製または樹脂製の円柱形状であり、屈折率が中心軸から外周面に向かって放物線状に低下するように分布している。この屈折率分布により、GRINレンズ280の一方の端面281から入射した光は、軸方向に沿って正弦波状の軌跡を描きながら伝搬し、一定の距離(たとえば数mm〜十数mm)を進むごとに結像を繰り返す。したがって、GRINレンズ280の他方の端面282から出射した光は、GRINレンズ280の軸方向の長さAXLに合わせて正立像または倒立像を結ぶ。図2の(d)では白抜きの矢印が示すように倒立像である。この像のぼけは、結像点PBFの前後、GRINレンズ280の焦点深度DOF(=数百μm)の範囲内では許容レベルに抑えられる。
図3の(a)は、プリンター100の中間転写ユニット300を示す模式的な斜視図であり、(b)は、(a)の示す破線で囲まれた部分310の拡大図である。(b)はこの部分310の前後に位置する部分が取り除かれたように描かれている。中間転写ユニット300は、図1の(b)が示す、中間転写ベルト21、従動プーリー21L、駆動プーリー21R、1次転写ローラー22Y、22M、22C、22K、および2次転写ローラー23に加え、フレーム301を含む。このフレーム301はたとえば矩形状であり、プリンター100のシャーシ(図は示していない。)に固定されている。その矩形の4辺に相当するフレーム301の側面302、303、304、305のうち対向する2枚(図3の(b)では左右方向に位置する2枚)302、303はそれぞれ、従動プーリー21Lと駆動プーリー21Rとを支持している。2次転写ローラー23はフレーム301の中心に対して駆動プーリー21Rよりも外側に配置され、両端がフレーム301の側面303に支持されている。中間転写ベルト21は、別の対向する2枚の側面(図3の(b)では奥行方向に位置する2枚)304、305で挟まれた空間を内側に閉じ込めるように伸びている。各1次転写ローラー22Y、…の両端には支持部材311が1つずつ固定されている。この支持部材311は実質的に矩形板状であり、板面が1次転写ローラー22Y、…の中心軸311に対して垂直であり、フレーム301の側面304、305により、それらの開口部306の中で摺動可能であるように支持されている。1次転写ローラー22Y、…は、フレーム301の内側の空間に面した中間転写ベルト21の表面(図3の(b)では中間転写ベルト21のうち、フレーム301の下側を伸びる部分の上面)21Aに接触する。フレーム301の側面304、305の各開口部306は更に第1バネ312を1つずつ含む。第1バネ312はたとえばコイルバネであり、同じ開口部306内の支持部材311に対して弾性力を加える。この弾性力が支持部材311を通して1次転写ローラー22Y、…に作用し、そのローラーの外周面を中間転写ベルト21の表面21Aに押し付ける。
図4の(a)は、感光体ユニットの1つ20Kが含む感光体ドラム24Kの支持構造の外観を示す斜視図である。この図は、感光体ドラム24Kの中心軸242の延長線上よりも少し上方に位置する視点から描かれている。他の感光体ユニット20Y、20M、20Cも共通の支持構造を含む。
図5の(a)は、位置決め部材410の端面412、413に接触する中間転写ユニット300の支持部材311と光書込部202との感光体ドラム24Kに対する位置を示す斜視図である。図5の(b)は(a)の示す部材24K、410、311、202の部分正面図であり、(c)は位置決め部材410の側面図である。位置決め部材410の第1端面412は感光体ドラム24Kの中心軸242と同軸の円弧面である。すなわち、図5の(c)が示すように、その中心軸242に対して垂直な仮想平面へ投影された第1端面412の輪郭が、その中心軸242と中心CT1が等しい円弧である。したがって、第1端面412はいずれの部分もその中心CT1から同じ距離R1に位置する。位置決め部材410の第2端面413は、図5の(c)が示すように、感光体ドラム24Kの中心軸242に対して垂直な仮想平面へ投影された輪郭が、その中心軸242の中心CT1まわりの角度θに依存してその中心軸242からの距離RAを変化させる曲線である。それ故、第2端面413では感光体ドラム24Kの周方向における位置の異なる部分が、その中心軸242の中心CT1から異なる距離に位置する。
本発明の実施形態によるプリンター100では上記のとおり、位置決め部材410が単独で光書込部202と1次転写ローラー22Kとの両方を、感光体ドラム24Kの径方向において位置決めする。特に位置決め部材410の第1端面412は支持部材311に接触して、感光体ドラム24Kへ接近する1次転写ローラー22Kの動きを間接的に阻み、第2端面413は光書込部202に接触して、感光体ドラム24Kへ接近する光書込部202の動きを直に阻む。第1端面412は感光体ドラム24Kの中心軸242と同軸の円弧面であり、第2端面413は、その中心軸242のまわりの角度に依存してその中心軸242からの距離RAが異なる曲面である。したがって、位置決め部材410を感光体ドラム24Kの中心軸242のまわりに回転させることにより、その中心軸242から支持部材311までの距離R1を一定に維持したまま、その中心軸242から光書込部202までの距離RAを調整することができる。特に、位置決め部材410は第1端面412と第2端面413とがそれらの間を繋ぐ部分と共に一体成形されているので、感光体ドラム24Kの中心軸242のまわりに回転する際のガタがない。その結果、1次転写ローラー22Kに対する位置決め精度が第1端面412の成形精度に維持されたままで、光書込部202に対する位置決め精度が第2端面413の成形精度以上に向上する。こうして、光書込部202に対する位置決め部材が1次転写ローラー22Kに対する位置決め部材と、それぞれの位置決め精度を損なうことなく一体化される。それ故、プリンター100は、光書込部202の位置決め構造への調整機能の実装とその位置決め構造における部品点数/工程数の削減とが両立可能である。
(A)図1の示す電子写真式の画像形成装置100は、タンデム配置の感光体ユニット20Y、…と中間転写ベルト21とを備えた中間体転写方式のカラープリンターである。本発明の実施形態による画像形成装置はその他に、直接転写方式のカラープリンター、モノクロプリンター、ファクシミリ機、コピー機、または複合機(MFP)であってもよい。
(C)図1の(c)ではドラム24Kの外周面が感光体で覆われている。その他に、ドラム24Kに代えてベルトの外周面が感光体で覆われていてもよい。このベルトはドラム24Kと同様、帯電部、現像部、クリーニングブレード、およびイレーサーに囲まれるように配置される。ベルトが1回転すると、これらの処理部に順番に感光体の各表面部分が対向して、帯電、露光、現像、転写、清掃、および除電の各処理を受ける。この場合、位置決め部材410はドラム24Kの中心軸242に代えて、ベルトを駆動するプーリーの回転軸に支持されてもよい。
固体発光素子は特にOLEDであってもよい。OLEDはLEDよりも発光量が弱いので、レンズアレイ222ではGRINレンズのF値が大きく設計される。これに伴うGRINレンズの焦点深度の狭化にも対応可能な程度に、位置決め部材410による光書込部202の位置決め精度は十分に高い。
図8の(b)は、このような第2端面823、833を持つ位置決め部材810、820を示す模式的な斜視図である。これらの第2端面の一方(図8の(b)が実線で示す方)823は他方(図8の(b)が破線で示す方)833よりも傾きが緩く、すなわち、感光体ドラム24Kの中心軸242まわりの回転角に対する径方向の変位率が低い。傾きの差は、故意に設計されたものであっても、一方823の成形精度が他方833よりも高いことに伴う表面粗さの差によって結果的に生じたものであってもよい。
20Y、20M、20C、20K 感光体ユニット
21 中間転写ベルト
21L 従動プーリー
21R 駆動プーリー
22Y、22M、22C、22K 1次転写ローラー
23 2次転写ローラー
24Y、24M、24C、24K 感光体ドラム
202 光書込部
221 光源基板
222 レンズアレイ
223 ホルダー
241 感光体ドラムの外周面
242 感光体ドラムの中心軸
243 感光体ドラムの端面
271 ピン
300 中間転写ユニット
301 中間転写ユニットのフレーム
302、303、304、305 フレームの側面
311 支持部材
312 第1バネ
401 感光体ユニットのフレーム
404 板金
405 第2バネ
410 位置決め部材
411 位置決め部材の中央部の穴
412 位置決め部材の第1端面
413 位置決め部材の第2端面
414 位置決め部材の中間部分
601、602 感光体ドラムの周方向における第2端面の端部
Claims (10)
- 電子写真式の画像形成装置であって、
感光体と、
前記感光体の表面を露光する発光素子配列方式の光書込部と、
前記感光体の表面を処理する処理部と、
前記感光体を回転可能に支持するフレームと、
前記感光体の回転軸のまわりに当該回転軸とは独立して回転可能であるように当該回転軸によって支持され、前記光書込部と前記処理部との両方を前記感光体に対して位置決めした状態で前記感光体の回転軸のまわりの回転が不能となるように前記フレームに固定された位置決め部材と
を備え、
前記位置決め部材は、
前記感光体の表面へ接近する前記処理部の動きを直に、または間接的に阻むことにより前記感光体の表面から前記処理部までの距離を規制する第1面と、
前記感光体の表面へ接近する前記光書込部の動きを直に、または間接的に阻むことにより前記感光体の表面から前記光書込部までの距離を規制する第2面と
を一体的に含み、
前記第1面は、前記感光体の回転軸に対して垂直な仮想平面へ投影された輪郭が、当該回転軸と同軸の円弧であり、
前記第2面は、前記感光体の回転軸に対して垂直な仮想平面へ投影された輪郭が、当該回転軸のまわりの角度に依存して当該回転軸からの距離を変化させる曲線であり、
前記光書込部は、先端面で前記位置決め部材の第2面に接触する突起部材を含み、
前記第2面は、前記突起部材の先端面との接点における接平面が、前記感光体の回転軸のまわりの角度にかかわらず一定となる形状である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記突起部材は、突出方向が前記第2面との接点における接平面に対して垂直であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 電子写真式の画像形成装置であって、
感光体と、
前記感光体の表面を露光する発光素子配列方式の光書込部と、
前記感光体の表面を処理する処理部と、
前記感光体を回転可能に支持するフレームと、
前記感光体の回転軸のまわりに当該回転軸とは独立して回転可能であるように当該回転軸によって支持され、前記光書込部と前記処理部との両方を前記感光体に対して位置決めした状態で前記感光体の回転軸のまわりの回転が不能となるように前記フレームに固定された位置決め部材と、
前記感光体の回転軸のまわりに当該回転軸とは独立して回転可能であるように当該回転軸によって支持され、前記光書込部を前記感光体に対して位置決めした状態で前記感光体の回転軸のまわりの回転が不能となるように前記フレームに固定された補助位置決め部材と
を備え、
前記位置決め部材は、
前記感光体の表面へ接近する前記処理部の動きを直に、または間接的に阻むことにより前記感光体の表面から前記処理部までの距離を規制する第1面と、
前記感光体の表面へ接近する前記光書込部の動きを直に、または間接的に阻むことにより前記感光体の表面から前記光書込部までの距離を規制する第2面と
を一体的に含み、
前記第1面は、前記感光体の回転軸に対して垂直な仮想平面へ投影された輪郭が、当該回転軸と同軸の円弧であり、
前記第2面は、前記感光体の回転軸に対して垂直な仮想平面へ投影された輪郭が、当該回転軸のまわりの角度に依存して当該回転軸からの距離を変化させる曲線であり、
前記光書込部は、
前記感光体の回転軸の方向に並ぶ発光素子の配列と、
前記感光体の回転軸の方向に並ぶ屈折率分布レンズの配列と、
前記感光体の回転軸の方向に長尺の形状であり、前記発光素子の配列と前記屈折率分布レンズの配列とを保持する保持部材と
を含み、
前記位置決め部材の第2面は、前記保持部材の長手方向の一端と直に、または間接的に接触して、前記感光体の表面へ接近する前記光書込部の動きを阻むことにより、前記感光体の表面から前記光書込部までの距離を規制し、
前記補助位置決め部材は、
前記保持部材の長手方向の他端と直に、または間接的に接触して、前記感光体の表面へ接近する前記光書込部の動きを阻むことにより、前記感光体の表面から前記光書込部までの距離を規制する第3面
を含み、
前記第3面は、前記感光体の回転軸に対して垂直な仮想平面へ投影された輪郭が、当該回転軸のまわりの角度に依存して当該回転軸からの距離を変化させる曲線であり、当該角度に対する当該距離の変化率、または当該変化率の誤差が、前記位置決め部材の第2面よりも大きい
ことを特徴とする画像形成装置。 - 電子写真式の画像形成装置であって、
感光体と、
前記感光体の表面を露光する発光素子配列方式の光書込部と、
前記感光体の表面を処理する処理部と、
前記感光体を回転可能に支持するフレームと、
前記感光体の回転軸のまわりに当該回転軸とは独立して回転可能であるように当該回転軸によって支持され、前記光書込部と前記処理部との両方を前記感光体に対して位置決めした状態で前記感光体の回転軸のまわりの回転が不能となるように前記フレームに固定された位置決め部材と、
前記感光体の表面の接線方向において接近する前記光書込部の動きを直に、または間接的に阻むことにより前記光書込部を位置決めする接線方向位置決め部材と
を備え、
前記位置決め部材は、
前記感光体の表面へ接近する前記処理部の動きを直に、または間接的に阻むことにより前記感光体の表面から前記処理部までの距離を規制する第1面と、
前記感光体の表面へ接近する前記光書込部の動きを直に、または間接的に阻むことにより前記感光体の表面から前記光書込部までの距離を規制する第2面と
を一体的に含み、
前記第1面は、前記感光体の回転軸に対して垂直な仮想平面へ投影された輪郭が、当該回転軸と同軸の円弧であり、
前記第2面は、前記感光体の回転軸に対して垂直な仮想平面へ投影された輪郭が、当該回転軸のまわりの角度に依存して当該回転軸からの距離を変化させる曲線であり、前記光書込部に対して前記接線方向位置決め部材が位置する側の端部が反対側の端部よりも前記感光体の回転軸に近い
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記第2面は、前記感光体の回転軸に対して垂直な仮想平面へ投影された輪郭が、前記感光体の回転軸とは中心の異なる円弧であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記第1面と前記第2面とは前記感光体の回転軸に対して対称的に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記処理部が前記感光体の表面に対して行う処理は、帯電、現像、転写、清掃、および除電のうちの少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記処理部は、前記感光体の表面に形成されたトナー像を当該表面から中間転写体またはシートへ転写する転写部であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記位置決め部材は、前記第1面と前記第2面との間に伸びる棒状または板状であり、他の部位よりも幅の狭い部位で前記フレームに固定されていることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記光書込部は、発光素子として有機発光ダイオードを含む、請求項1から請求項9までのいずれかに記載の画像形成装置。
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