JP6808785B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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JP6808785B2
JP6808785B2 JP2019143753A JP2019143753A JP6808785B2 JP 6808785 B2 JP6808785 B2 JP 6808785B2 JP 2019143753 A JP2019143753 A JP 2019143753A JP 2019143753 A JP2019143753 A JP 2019143753A JP 6808785 B2 JP6808785 B2 JP 6808785B2
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小林 正利
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榊原 啓之
啓之 榊原
貞克 鳥居
貞克 鳥居
鵬飛 王
鵬飛 王
貴章 吉川
貴章 吉川
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Dxアンテナ株式会社
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Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、ブースタ装置と接続可能なアンテナ装置に関する。
アンテナ装置で受信したテレビ信号などを増幅して受信機に供給するブースタ装置の構成を開示した先行文献として、特開2001−168749号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載されたブースタ装置は、電源部と増幅部とを分離可能に設けられている。電源部と増幅部とが互いに分離して使用される際には、電源部は屋内に設置され、増幅部は、屋外のアンテナ装置の近辺に取り付けられている。
特開2001−168749号公報
ブースタ装置の増幅部をアンテナ装置の近辺に取り付けるためには、取付金具などの部材が別途必要となる。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、ブースタ装置を取り付けるための取付部材を不要にすることができるアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明に基づくアンテナ装置は、ブースタ装置と接続可能なアンテナ装置である。アンテナ装置は、アンテナ本体と、アンテナ本体を収容し、外周面および外周面に囲まれた背面を有する筐体とを備える。筐体の背面には、ブースタ装置が取り付けられる領域に、ブースタ装置を固定するためのねじ孔と、ブースタ装置をねじ孔にねじ止めされる位置に位置決めするための、背面から突出して設けられた位置決め部とを含む
本発明の一形態においては、筐体は長手の略直方体の外形を有し、背面は平坦な部分を含む
本発明の一形態においては、背面のブースタ装置が取付けられる領域は、筐体の長手方向の一方端近傍に設けられている
本発明の一形態においては、位置決め部は、ブースタ装置を取付け位置に案内するための、筐体の長手方向に対して傾斜する部分と、ねじ孔の近傍において、ねじ孔の、長手方向の他方端側を包囲するように湾曲する凹部とを含む
本発明の一形態においては、ブースタ装置を取り付ける領域よりも、筐体の長手方向中央寄りの背面に、ケーブル接続用端子を覆う端子カバーが設けられている。この端子カバーは、筐体と一体的に設けられている
本発明の一形態においては、筐体の背面の、長手方向の他方端近傍に、アンテナ装置を取付対象物に固定して支持する支持金具と連結される、突出部を備える。この突出部は、筐体と一体的に設けられている
本発明によれば、ブースタ装置を取り付けるための取付部材を不要にすることができる
本発明の実施形態1に係るアンテナ装置にブースタ装置が接続されている状態を示す背面斜視図である。 本発明の実施形態1に係るアンテナ装置とブースタ装置とを分離して示す分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係るアンテナ装置のブースタ装置固定部を拡大して示す背面図である。 本発明の実施形態1に係るアンテナ装置に接続されるブースタ装置の外観を示す側面図である。 本発明の実施形態1に係るアンテナ装置にブースタ装置が接続されている状態のブースタ装置固定部を拡大して示す背面図である。 本発明の実施形態1に係るアンテナ装置にブースタ装置が接続されている状態を図2と同じ方向から見た背面斜視図である。 本発明の実施形態2に係るアンテナ装置にブースタ装置が接続されている状態を示す背面斜視図である。 本発明の実施形態2に係るアンテナ装置に接続されるブースタ装置を図7の矢印VIII方向から見た平面図である。 本発明の実施形態2に係るアンテナ装置のブースタ装置固定部を拡大して示す背面図である。
以下、本発明の各実施形態に係るアンテナ装置について図面を参照して説明する。以下
の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説
明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るアンテナ装置にブースタ装置が接続されている状態
を示す背面斜視図である。図2は、本発明の実施形態1に係るアンテナ装置とブースタ装
置とを分離して示す分解斜視図である。図3は、本発明の実施形態1に係るアンテナ装置
のブースタ装置固定部を拡大して示す背面図である。図4は、本発明の実施形態1に係る
アンテナ装置に接続されるブースタ装置の外観を示す側面図である。
図1〜4に示すように、本発明の実施形態1に係るアンテナ装置100は、ブースタ装
置10と接続可能なアンテナ装置である。アンテナ装置100は、平面型のアンテナ装置
であり、略直方体状の外形を有する。アンテナ装置100は、アンテナ本体110と筐体
120とを備える。筐体120は、アンテナ本体110を収容し、外周面121および外
周面121に囲まれた背面122を有する。アンテナ本体110は、筐体120の内部の
中央に配置されている。
筐体120は、筐体120の背面122と直交する方向から見て、長手方向X、および
、長手方向Xと直交する短手方向Yを有する。筐体120は、長手方向Xおよび短手方向
Yの両方に直交する厚さ方向Zをさらに有する。筐体120は、樹脂の射出成形により形
成されている。
筐体120の背面122には、ブースタ装置10が取り付けられるブースタ装置固定部
130が筐体120と一体的に設けられている。ブースタ装置固定部130は、筐体12
0の背面122と直交する方向から見て、アンテナ本体110と重ならない位置でブース
タ装置10を支持する位置に設けられている。具体的には、ブースタ装置固定部130は
、筐体120の背面122における長手方向Xの一方寄りに設けられている。
筐体120の背面122には、突出部140が筐体120と一体的に設けられている。
突出部140は、筐体120の背面122における長手方向Xの他方寄りに設けられてい
る。突出部140は、支持金具2と連結される。
支持金具2は、アンテナ装置100の取付対象物1に固定されてアンテナ装置100を
支持する。図1においては、取付対象物1としてポールを図示しているが、取付対象物1
は、ポールに限られず、壁面などであってもよい。取付対象物1がポールである場合には
、支持金具2は、2本の頭付ボルト4によって挟み板3と組み付けられることにより、取
付対象物1に固定される。
筐体120の背面122には、端子カバー150が筐体120と一体的に設けられてい
る。端子カバー150は、筐体120の背面122における長手方向Xの略中央に設けら
れている。端子カバー150は、図示しない2つのケーブル接続用端子を覆っている。2
つのケーブル接続用端子の各々には、ケーブル151が接続される。ケーブル接続用端子
に接続されたケーブル151の接栓の向きは、本実施形態においては長手方向Xに沿って
いるが、これに限られず、任意の向きであってよい。
図1,2,4に示すように、ブースタ装置10は、略直方体状の外形を有している。ブ
ースタ装置10は、高さ方向、高さ方向と直交する幅方向、および、高さ方向および幅方
向の両方に直交する厚さ方向をさらに有する。
ブースタ装置10は、2本の脚部11を含む。2本の脚部11の各々は、ブースタ装置
10の背面から突出している。2本の脚部11は、互いに上記幅方向において間隔をあけ
て、上記高さ方向に平行に延在している。2本の脚部11の各々には、ブースタ装置10
の固定用の木ねじ20が挿通される貫通孔11hが設けられている。
ブースタ装置10は、上記高さ方向の一方側から突出した3つの端子をさらに含む。3
つの端子は、第1入力端子12、第2入力端子13および出力端子14からなる。第1入
力端子12は、UHF(Ultra High Frequency)用の入力端子である。第2入力端子13は
、CS(Communication Satellite)用およびBS(Broadcasting Satellite)用の入力端子
である。第1入力端子12および第2入力端子13の少なくとも一方に、ケーブル151
が接続される。出力端子には、受信機に接続されたケーブルが接続される。なお、ブース
タ装置10が含む端子の数は、3つに限られず、入力端子と出力端子との少なくとも2つ
以上であればよい。
図5は、本発明の実施形態1に係るアンテナ装置にブースタ装置が接続されている状態
のブースタ装置固定部を拡大して示す背面図である。図6は、本発明の実施形態1に係る
アンテナ装置にブースタ装置が接続されている状態を図2と同じ方向から見た背面斜視図
である。
図2,3,5に示すように、ブースタ装置固定部130は、ブースタ装置10の脚部1
1と係合してブースタ装置10を保持する係合部131を含む。ブースタ装置固定部13
0は、筐体120の背面122と直交する方向から見て、背面122の外周側から内周側
に向けて延在する第1壁面部132と、背面122と直交する方向から見て、第1壁面部
132の延在方向と交差する方向に延在する第2壁面部133とをさらに含む。
本実施形態においては、係合部131、第1壁面部132および第2壁面部133の各
々は、背面122から突出した位置に設けられているが、これに限られず、背面122か
ら凹んだ位置に設けられていてもよい。
ブースタ装置固定部130は、ブースタ装置10の2本の脚部11に対応して、2つの
係合部131、2つの第1壁面部132、および、2つの第2壁面部133を含んでいる
。すなわち、1つの係合部131、1つの第1壁面部132、および、1つの第2壁面部
133が、1つの脚部11に対応している。よって、ブースタ装置10の1つの脚部11
のみと係合してブースタ装置10を保持する場合には、ブースタ装置固定部130が、1
つの係合部131と1つの第1壁面部132と1つの第2壁面部133とから構成されて
いてもよい。
第1壁面部132は、直線状に延在している。第1壁面部132は、長手方向Xに延在
している。第2壁面部133が短手方向Yに延在している。第1壁面部132の背面12
2の外周側に位置する端部は、背面122の外縁に位置している。第2壁面部133は、
第1壁面部132の上記端部より背面122の内周側に位置している。
第1壁面部132の上記端部は、ブースタ装置10をブースタ装置固定部130内に案
内する第3壁面部134と繋がっている。第3壁面部134は、長手方向Xにおいて背面
122の外周側に行くに従って、短手方向Yにおいて第1壁面部132から離れるように
延在している。
係合部131は、第1壁面部132と面している。係合部131の長手方向Xの他方寄
りの端部131bは、背面122に固定されている。係合部131の長手方向Xの一方寄
りの端部には、第1壁面部132側に突出した突起131pが設けられている。係合部1
31は、長手方向Xの他方寄りの端部131bを基点にして、短手方向Yに弾性変形可能
に設けられている。
係合部131は、ブースタ装置10を筐体120の背面122に沿ってスライド移動さ
せてブースタ装置固定部130に対して脱着する際に弾性変形しつつブースタ装置10と
摺接する。具体的には、ブースタ装置10の脚部11を第1壁面部132に沿ってスライ
ド移動させることにより、脚部11によって押圧された突起131pが第1壁面部132
から離れるように係合部131が弾性変形する。この状態において、脚部11と突起13
1pとが摺接する。
図5に示すように、係合部131は、ブースタ装置10がブースタ装置固定部130に
取り付けられている状態において、第1壁面部132および第2壁面部133とともにブ
ースタ装置10の脚部11を囲い込んでブースタ装置10を保持する。この状態において
は、突起131pが元の位置に戻るように係合部131が弾性変形し、突起131pはブ
ースタ装置10の脚部11の長手方向Xの一方寄りの端部と接触している。
図2,3,5に示すように、筐体120の背面122には、ブースタ装置10がブース
タ装置固定部130に取り付けられている状態における脚部11の貫通孔11hの位置に
対応する位置に、ねじ孔139が設けられている。
図6に示すように、ブースタ装置10がブースタ装置固定部130に取り付けられてい
る状態において、木ねじ20を貫通孔11hに挿通してねじ孔139と螺合させることに
より、ブースタ装置10を筐体120の背面122に固定することができる。
本実施形態に係るアンテナ装置100においては、筐体120の背面122に設けられ
ているブースタ装置固定部130にブースタ装置10を取り付けることができるため、ブ
ースタ装置10を取り付けるための取付部材を不要にすることができる。
また、ブースタ装置10をブースタ装置固定部130に取り付けることにより、ケーブ
ル接続用端子とブースタ装置10の入力端子との間の距離を短くして、ケーブル151の
必要な長さを短縮することができる。その結果、アンテナ装置100の受信品質を向上す
ることができる。さらに、ケーブル151の接続作業を簡易にすることができる。
さらに、ブースタ装置固定部130が、筐体120の背面122と直交する方向から見
て、アンテナ本体110と重ならない位置でブースタ装置10を支持する位置に設けられ
ていることにより、ブースタ装置10にて発生するノイズがアンテナ本体110に影響を
及ぼすことを抑制できる。その結果、アンテナ装置100の受信品質を高く維持すること
ができる。
また、第1壁面部132の背面122の外周側に位置する端部が、背面122の外縁に
位置していることにより、ブースタ装置10を筐体120の外側からブースタ装置固定部
130に容易に取り付けることができる。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2に係るアンテナ装置について図面を参照して説明する。なお
、本発明の実施形態2に係るアンテナ装置200は、ブースタ装置固定部の向きのみ本発
明の実施形態1に係るアンテナ装置100と異なるため、本発明の実施形態1に係るアン
テナ装置100と同様の構成については説明を繰り返さない。
図7は、本発明の実施形態2に係るアンテナ装置にブースタ装置が接続されている状態
を示す背面斜視図である。図8は、本発明の実施形態2に係るアンテナ装置に接続される
ブースタ装置を図7の矢印VIII方向から見た平面図である。図9は、本発明の実施形
態2に係るアンテナ装置のブースタ装置固定部を拡大して示す背面図である。
図7〜9に示すように、本発明の実施形態2に係るアンテナ装置200は、ブースタ装
置30と接続可能なアンテナ装置である。筐体120の背面122には、ブースタ装置3
0が取り付けられるブースタ装置固定部230が筐体120と一体的に設けられている。
図8に示すように、ブースタ装置30は、略直方体状の外形を有している。ブースタ装
置30は、高さ方向、高さ方向と直交する幅方向、および、高さ方向および幅方向の両方
に直交する厚さ方向をさらに有する。
ブースタ装置30は、2本の脚部31を含む。2本の脚部31の各々は、ブースタ装置
30の背面から突出している。2本の脚部31は、互いに上記高さ方向において間隔をあ
けて、上記幅方向に平行に延在している。2本の脚部31の各々には、ブースタ装置30
の固定用の木ねじ20が挿通される図示しない貫通孔が設けられている。
図9に示すように、ブースタ装置固定部230は、ブースタ装置30の脚部31と係合
してブースタ装置30を保持する係合部231を含む。ブースタ装置固定部230は、筐
体120の背面122と直交する方向から見て、背面122の外周側から内周側に向けて
延在する第1壁面部232と、背面122と直交する方向から見て、第1壁面部232の
延在方向と交差する方向に延在する第2壁面部233とをさらに含む。
本実施形態においては、係合部231、第1壁面部232および第2壁面部233の各
々は、背面122から突出した位置に設けられているが、これに限られず、背面122か
ら凹んだ位置に設けられていてもよい。
ブースタ装置固定部230は、ブースタ装置30の2本の脚部31に対応して、2つの
係合部231、2つの第1壁面部232、および、2つの第2壁面部233を含んでいる
。すなわち、1つの係合部231、1つの第1壁面部232、および、1つの第2壁面部
233が、1つの脚部31に対応している。よって、ブースタ装置30の1つの脚部31
のみと係合してブースタ装置30を保持する場合には、ブースタ装置固定部230が、1
つの係合部231と1つの第1壁面部232と1つの第2壁面部233とから構成されて
いてもよい。
第1壁面部232は、直線状に延在している。第1壁面部232は、短手方向Yに延在
している。第2壁面部233が長手方向Xに延在している。第1壁面部232の背面12
2の外周側に位置する端部は、背面122の外縁に位置している。第2壁面部233は、
第1壁面部232の上記端部より背面122の内周側に位置している。
第1壁面部232の上記端部は、ブースタ装置30をブースタ装置固定部230内に案
内する第3壁面部234と繋がっている。第3壁面部234は、短手方向Yにおいて背面
122の外周側に行くに従って、長手方向Xにおいて第1壁面部232から離れるように
延在している。
係合部231は、第1壁面部232と面している。係合部231の短手方向Yの他方寄
りの端部231bは、背面122に固定されている。係合部231の短手方向Yの一方寄
りの端部には、第1壁面部232側に突出した突起231pが設けられている。係合部2
31は、短手方向Yの他方寄りの端部231bを基点にして、長手方向Xに弾性変形可能
に設けられている。
係合部231は、ブースタ装置30を筐体120の背面122に沿ってスライド移動さ
せてブースタ装置固定部230に対して脱着する際に弾性変形しつつブースタ装置30と
摺接する。具体的には、ブースタ装置30の脚部31を第1壁面部232に沿ってスライ
ド移動させることにより、脚部31によって押圧された突起231pが第1壁面部232
から離れるように係合部231が弾性変形する。この状態において、脚部31と突起23
1pとが摺接する。
係合部231は、ブースタ装置30がブースタ装置固定部230に取り付けられている
状態において、第1壁面部232および第2壁面部233とともにブースタ装置30の脚
部31を囲い込んでブースタ装置30を保持する。この状態においては、突起231pが
元の位置に戻るように係合部231が弾性変形し、突起231pはブースタ装置30の脚
部31の短手方向Yの一方寄りの端部と接触している。
図9に示すように、筐体120の背面122には、ブースタ装置30がブースタ装置固
定部230に取り付けられている状態における脚部31の貫通孔の位置に対応する位置に
、ねじ孔239が設けられている。
図7に示すように、ブースタ装置30がブースタ装置固定部230に取り付けられてい
る状態において、木ねじ20を貫通孔に挿通してねじ孔239と螺合させることにより、
ブースタ装置30を筐体120の背面122に固定することができる。
本実施形態に係るアンテナ装置200においては、筐体120の背面122に設けられ
ているブースタ装置固定部230にブースタ装置30を取り付けることができるため、ブ
ースタ装置30を取り付けるための取付部材を不要にすることができる。
また、ブースタ装置30をブースタ装置固定部230に取り付けることにより、ケーブ
ル接続用端子とブースタ装置30の入力端子との間の距離を短くして、ケーブルの必要な
長さを短縮することができる。その結果、アンテナ装置300の受信品質を向上すること
ができる。さらに、ケーブルの接続作業を簡易にすることができる。
さらに、ブースタ装置固定部230が、筐体120の背面122と直交する方向から見
て、アンテナ本体110と重ならない位置でブースタ装置30を支持する位置に設けられ
ていることにより、ブースタ装置30にて発生するノイズがアンテナ本体110に影響を
及ぼすことを抑制できる。その結果、アンテナ装置200の受信品質を高く維持すること
ができる。
また、第1壁面部232の背面122の外周側に位置する端部が、背面122の外縁に
位置していることにより、ブースタ装置30を筐体120の外側からブースタ装置固定部
230に容易に取り付けることができる。
なお、今回開示した上記実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
本明細書は、以下の発明をも開示している。
[1]ブースタ装置と接続可能なアンテナ装置であって、
アンテナ本体と、
前記アンテナ本体を収容し、外周面および該外周面に囲まれた背面を有する筐体とを備え、
前記筐体の前記背面には、ブースタ装置が取り付けられるブースタ装置固定部が前記筐体と一体的に設けられており、
前記ブースタ装置固定部は、ブースタ装置の一部と係合してブースタ装置を保持する係合部を含み、
前記係合部は、ブースタ装置を前記筐体の前記背面に沿ってスライド移動させて前記ブースタ装置固定部に対して脱着する際に弾性変形しつつブースタ装置と摺接する、アンテナ装置。
[2]前記ブースタ装置固定部は、
前記背面と直交する方向から見て、前記背面の外周側から内周側に向けて延在する第1壁面部と、
前記背面と直交する方向から見て、前記第1壁面部の延在方向と交差する方向に延在する第2壁面部とをさらに含み、
前記係合部は、前記第1壁面部と面しており、かつ、ブースタ装置が前記ブースタ装置固定部に取り付けられている状態において、前記第1壁面部および前記第2壁面部とともにブースタ装置の少なくとも一部を囲い込んでブースタ装置を保持する、請求項1に記載のアンテナ装置。
[3]前記第1壁面部が直線状に延在している、請求項2に記載のアンテナ装置。
[4]前記筐体は、前記背面と直交する方向から見て、長手方向および該長手方向と直交する短手方向を有し、
前記第1壁面部が前記長手方向に延在し、
前記第2壁面部が前記短手方向に延在している、請求項2または請求項3に記載のアンテナ装置。
[5]前記筐体は、前記背面と直交する方向から見て、長手方向および該長手方向と直交する短手方向を有し、
前記第1壁面部が前記短手方向に延在し、
前記第2壁面部が前記長手方向に延在している、請求項2または請求項3に記載のアンテナ装置。
[6]前記第1壁面部の前記背面の外周側に位置する端部は、前記背面の外縁に位置し、
前記第2壁面部は、前記第1壁面部の前記端部より前記背面の内周側に位置している、請求項4または請求項5に記載のアンテナ装置。
[7]前記アンテナ本体は、前記筐体の内部の中央に配置されており、
前記ブースタ装置固定部は、前記背面と直交する方向から見て、前記アンテナ本体と重ならない位置でブースタ装置を支持する位置に設けられている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
1 取付対象物、2 支持金具、3 挟み板、4 頭付ボルト、10,30 ブースタ
装置、11,31 脚部、11h 貫通孔、12 第1入力端子、13 第2入力端子、
14 出力端子、20 木ねじ、100,200,300 アンテナ装置、110 アン
テナ本体、120 筐体、121 外周面、122 背面、130,230 ブースタ装
置固定部、131,231 係合部、131b,231b 端部、131p,231p
突起、132,232 第1壁面部、133,233 第2壁面部、134,234 第
3壁面部、139,239 ねじ孔、140 突出部、150 端子カバー、151 ケ
ーブル、X 長手方向、Y 短手方向、Z 厚さ方向。

Claims (6)

  1. ブースタ装置と接続可能なアンテナ装置であって、
    アンテナ本体と、
    前記アンテナ本体を収容し、外周面および該外周面に囲まれた背面を有する筐体とを備え、
    前記筐体の前記背面には、ブースタ装置が取り付けられる領域に、ブースタ装置を固定するためのねじ孔と、ブースタ装置を前記ねじ孔にねじ止めされる取付け位置に位置決めするための、前記背面から突出して設けられた位置決め部とを含み、
    前記背面のブースタ装置が取付けられる前記領域は、前記筐体の長手方向の一方端近傍に設けられており、
    前記位置決め部は、ブースタ装置を前記取付け位置に案内するための、前記筐体の長手方向に対して傾斜する部分と、前記ねじ孔の近傍において、前記ねじ孔の、前記長手方向の他方端側を包囲するように湾曲する凹部とを含む、アンテナ装置。
  2. 前記筐体は長手の略直方体の外形を有し、前記背面は平坦な部分を含む、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. ブースタ装置を取り付ける前記領域よりも、前記筐体の長手方向中央寄りの前記背面に、ケーブル接続用端子を覆う端子カバーが設けられた、請求項に記載のアンテナ装置。
  4. 前記端子カバーは、前記筐体と一体的に設けられている、請求項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記筐体の前記背面の、前記長手方向の他方端近傍に、前記アンテナ装置を取付対象物に固定して支持する支持金具と連結される、突出部を備える、請求項からのいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記突出部は、前記筐体と一体的に設けられている、請求項に記載のアンテナ装置。
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