JP6807346B2 - 嵌合コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、嵌合コネクタに関する。
従来、雌端子が設けられた雌コネクタと雄端子が設けられた雄コネクタとを備え、その相互間を嵌合させることで雌端子と雄端子とを物理的且つ電気的に接続させる嵌合コネクタが知られている。嵌合コネクタにおいて、雌コネクタは、筒状の雌端子と、この雌端子の内方に配置された雌側絶縁部材と、を備えている。その雌側絶縁部材は、雌端子に手指を触れさせないように設けられたものであり、例えば柱状に形成して配置される。また、この嵌合コネクタにおいて、雄コネクタは、雌端子の内方に挿入嵌合される雄端子と、この雄端子の先端面を覆う雄側絶縁部材と、を備えている。その雄側絶縁部材は、雄端子の先端に手指を触れさせないように設けられたものである。雄端子と雄側絶縁部材には、雌コネクタと雄コネクタとが嵌合状態のときに雌側絶縁部材を挿入させる空間部が形成されている。この種の嵌合コネクタについては、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
特開平8−78079号公報
ところで、従来の嵌合コネクタにおいては、雌コネクタと雄コネクタとを互いに抜き差しする際に雄端子と雌側絶縁部材とが接触し、合成樹脂材料等から成る雌側絶縁部材が金属の雄端子で削られてしまう可能性がある。雌側絶縁部材の削りかすは、雌端子と雄端子との間の嵌合部分に入り込んでしまうことによって、その間での導通不良の要因となり得る。
そこで、本発明は、雌雄間での導通性能の低下を抑えることが可能な嵌合コネクタを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、雌端子、前記雌端子を内方に収容して外方から覆う筒状で且つ絶縁性の雌側嵌合部及び絶縁性の雌側絶縁部材が設けられた雌コネクタと、雄端子、前記雄端子を内方に収容して外方から間隔を空けて覆い、その間隔から成る筒状の空間部に前記雌端子及び前記雌側嵌合部を同一軸線上で挿入させる筒状で且つ絶縁性の雄側嵌合部及び絶縁性の雄側絶縁部材が設けられた雄コネクタと、を備え、前記雌端子は、内方に雌側空間部が形成された筒状の雌側接続体を有し、前記雄端子は、同一筒軸上で前記雌側空間部に挿入嵌合させる筒状の雄側接続体を有し、前記雄側絶縁部材は、同一筒軸上で前記雄側接続体におけるコネクタ挿入方向側の先端面を覆う筒状の外方筒体を有し、前記雄側接続体は、同一筒軸上で絶縁性の筒状の内方筒体が挿入された雄側空間部を内方に有し、前記雌側絶縁部材は、前記雌側空間部の筒軸と同一の軸線上で前記雌側空間部に配置され、前記雌側接続体と前記雄側接続体とが挿入嵌合状態のときに、前記外方筒体の内方の第1空間部と前記内方筒体の内方の第2空間部とに挿入される柱状又は筒状の触指防止体を有し、前記触指防止体は、軸線方向にて、前記雌側接続体におけるコネクタ挿入方向側の先端面よりも突出させ、前記雌側嵌合部は、筒軸方向にて、前記雌側接続体の前記先端面よりも突出させた環状体を有し、前記触指防止体と前記雌側嵌合部と前記外方筒体と前記雄側嵌合部は、前記触指防止体と前記外方筒体との間の挿入と、前記雌側嵌合部と前記雄側嵌合部との間の挿入と、が同等の時期に始まるように形成することを特徴としている。
ここで、前記内方筒体は、前記外方筒体に一体化させることが望ましい。
また、前記内方筒体の筒軸方向の長さは、前記雌側接続体と前記雄側接続体とが挿入嵌合状態のときに、前記触指防止体におけるコネクタ挿入方向側の先端が前記第2空間部の中に配置される長さであることが望ましい。
本発明に係る嵌合コネクタは、触指防止体と雄側接続体との間に内方筒体を介在させているので、雌端子と雄端子とを挿抜する際にも、そして、雌端子と雄端子とが挿入嵌合状態のときにも、触指防止体と雄側接続体との間の接触を抑えることができる。これにより、この嵌合コネクタにおいては、触指防止体の削りかすの発生を抑え、その触指防止体の耐久性を向上させることができるので、雌端子と雄端子との間の導通性能の低下を抑えることができる。
図1は、実施形態における抜去状態の嵌合コネクタを示す斜視図である。 図2は、実施形態における抜去状態の嵌合コネクタを別角度から見た斜視図である。 図3は、実施形態における挿入嵌合状態の嵌合コネクタを示す斜視図である。 図4は、雌コネクタの分解斜視図である。 図5は、雄コネクタの分解斜視図である。 図6は、図1のX1−X1線断面図である。 図7は、図3のX2−X2線断面図である。 図8は、触指防止体の変形形態を示す斜視図である。 図9は、固定構造が設けられた雌コネクタを示す斜視図である。 図10は、固定構造が設けられた雌コネクタを別角度から見た斜視図である。 図11は、固定構造が設けられた雌コネクタを示す分解斜視図である。 図12は、固定構造が設けられた雌コネクタを別角度から見た分解斜視図である。 図13は、図9のX3−X3線断面図である。 図14は、固定構造の変形形態を示す断面図である。 図15は、雌コネクタの変形形態を示す断面図である。
以下に、本発明に係る嵌合コネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係る嵌合コネクタの実施形態の1つを図1から図15に基づいて説明する。
図1から図3の符号1は、本実施形態の嵌合コネクタを示す。この嵌合コネクタ1は、所謂雌雄コネクタであり、雌端子20及び絶縁性の雌側絶縁部材30が設けられた雌コネクタ10(図1から図4)と、雄端子120及び絶縁性の雄側絶縁部材130が設けられた雄コネクタ110(図1から図3及び図5)と、を備える。尚、その各図では、説明の便宜上、後述する雌ハウジング40と雄ハウジング140を省略している。
この嵌合コネクタ1においては、雌コネクタ10と雄コネクタ110とが相互間での挿入動作に伴い嵌合し、その挿入嵌合と共に雌端子20と雄端子120とを挿入嵌合させることによって、その雌端子20と雄端子120とを物理的且つ電気的に接続させる(図3)。一方、この嵌合コネクタにおいて1は、雌コネクタ10と雄コネクタ110とが相互間での抜去動作に伴い引き離され、これに伴い、雌端子20と雄端子120との間の物理的且つ電気的な接続が解消される(図1及び図2)。その挿入嵌合方向と抜去方向は、互いに逆向きになっている。以下においては、その挿入嵌合方向が「コネクタ挿入方向」となり、その抜去方向が「コネクタ抜去方向」となる。これらの各方向は、自らを主体とし、自身の相手方コネクタに対するコネクタ挿抜時の向きを示すものとする。
最初に、雌コネクタ10について説明する。
雌コネクタ10は、雌端子20と雌側絶縁部材30の他に、これらを収容する雌ハウジング40を備える(図6及び図7)。
雌端子20は、金属等の導電性材料で成形する。この雌端子20は、内方に雌側空間部21aが形成された筒状の雌側接続体21を有する(図2、図4、図6及び図7)。更に、この雌端子20は、雌側絶縁部材30を内方の収容空間部22aに収容及び保持させる筒状の収容体22を有する(図6及び図7)。この雌端子20は、その雌側接続体21と収容体22とを同一筒軸上で並列配置する。ここでは、雌側接続体21と収容体22とを同一筒軸上で隣接させている。この例示では、その雌側接続体21と収容体22とを円筒状に形成している。
雌側接続体21の雌側空間部21aには、同一筒軸上で雄端子120の後述する雄側接続体121が挿入嵌合される。雌端子20と雄端子120は、挿入嵌合状態にある雌側接続体21と雄側接続体121とによって物理的且つ電気的に接続される。
この例示では、雌側接続体21と雄側接続体121との間に接点部材50(図2、図4、図6及び図7)を介在させ、その接点部材50を介して雌側接続体21と雄側接続体121とを物理的且つ電気的に接続させる。接点部材50は、同一軸線上で互いに間隔を空けて配置した2つの環状部51と、その2つの環状部51を連結させる複数の接点部52と、を有する(図4)。この接点部材50は、その2つの環状部51を雌側空間部21aの内周面に接触させつつ保持させることによって、雌側接続体21に対して物理的且つ電気的に接続させる。この例示の環状部51は、円環状に形成されている。それぞれの接点部52は、軸周りに並べて配置されている。それぞれの接点部52は、バネ性を有しており、挿入されてきた雄側接続体121に押圧されることよって反力としての弾発力を発生させる。この接点部材50は、それぞれの接点部52のバネ性を利用して、雄側接続体121に対して物理的且つ電気的に接続させる。
雌側絶縁部材30は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形する。この雌側絶縁部材30は、雌ハウジング40と相俟って手指を雌端子20に触れさせないようにするための部材である。この雌側絶縁部材30は、雌端子20の内方の雌側空間部21aと収容空間部22aとに収容する。雌側絶縁部材30は、雌側空間部21aの筒軸と同一の軸線上で当該雌側空間部21aに配置された柱状又は筒状の触指防止体31を有する(図2、図4、図6及び図7)。更に、この雌側絶縁部材30は、収容空間部22aの筒軸と同一の軸線上で当該収容空間部22aに収容された柱状又は筒状の被収容体32を有する(図4、図6及び図7)。この例示では、その触指防止体31と被収容体32とを円柱状に形成している。
触指防止体31は、その外径が雌側空間部21aの内径よりも小さくなるように形成する。これにより、この触指防止体31は、雌側空間部21aの内周面との間に筒状の空間を形成する。雄側接続体121は、その筒状の空間に挿入される。よって、触指防止体31は、雌側接続体21と雄側接続体121とが挿入嵌合状態のときに、その雄側接続体121の内方の後述する雄側空間部121aに挿入される。
具体的に、この例示の触指防止体31は、雌側接続体21と雄側接続体121とが挿入嵌合状態のときに、後述する外方筒体131の内方の第1空間部131bと後述する内方筒体132の内方の第2空間部132aとに挿入される。触指防止体31は、コネクタ挿入方向側の先端から第1空間部131bに挿入されて、第2空間部132aに到達する。よって、この触指防止体31は、周方向に亘る環状の面取り部31aをコネクタ挿入方向側の先端に設けることによって、第1空間部131bへの挿入を容易ならしめることが望ましい(図8)。面取り部31aは、曲面であっても平面であってもよい。この例示の面取り部31aは、テーパ状に形成している。
例えば、この雌側絶縁部材30は、金型内に設置した雌端子20に対して一体成形(例えば、インサート成形)されたものであってもよい。ここまでの各図に示す雌側絶縁部材30は、この一体成形によって形作られている。
一方、雌側絶縁部材30については、雌端子20と別々に成形し、触指防止体31を雌側接続体21の雌側空間部21aに挿入すると共に、被収容体32を収容体22の収容空間部22aに挿入することによって、雌端子20に対する組付けを行ってもよい。その組付けに際しては、例えば、被収容体32を収容空間部22aに嵌合させる。図9から図13には、この場合の雌コネクタ10を示している。ここで、この雌コネクタ10においては、別々に成形された雌端子20と雌側絶縁部材30とを組み付ける際に、雌側絶縁部材30を収容体22側から雌端子20の内方に挿入する。その収容体22においては、雌側接続体21とは逆側の開口を雌側絶縁部材30の挿入口22bとして利用する(図9から図13)。雌側絶縁部材30は、その挿入口22bに対して触指防止体31側から挿入していく。
別々に成形された雌端子20と雌側絶縁部材30とを組み付ける際には、その相互間の相対的な位置関係が雌側絶縁部材30の挿入後に所期の収容完了位置となるように組み付ける。所期の収容完了位置とは、雌側絶縁部材30に求められる機能(少なくとも触手防止機能)を担保することのできる雌端子20に対する雌側絶縁部材30の収容位置のことである。そのような組付けを可能にするべく、この雌コネクタ10には、収容体22と被収容体32との間に、これら相互間を収容完了位置で固定させる固定構造60を設ければよい(図9から図13)。
例えば、その固定構造60は、収容体22に設けた第1固定部61と被収容体32に設けた第2固定部62とを備えるものとして構成する(図10から図13)。この固定構造60は、その第1固定部61と第2固定部62とを互いに係合させることによって、収容体22と被収容体32とを収容完了位置で互いに固定させる。例えば、第1固定部61と第2固定部62の内の一方は、収容体22及び被収容体32の軸線方向に対する直交方向に突出させた固定突出部として形成する。そして、その内の他方は、その固定突出部が挿入され、この固定突出部を収容体22及び被収容体32の軸線方向と周方向とで各々係止する貫通孔状又は凹状の係止部として形成する。この例示では、第1固定部61を係止部として形成し、第2固定部62を固定突出部として形成している。
この例示の第2固定部62は、可撓性を有する可撓片部63の自由端に設けている(図12及び図13)。その可撓片部63は、固定端と自由端とを被収容体32の軸線方向に設けている。被収容体32は、可撓片部63が径方向の内側へと撓んだときに第2固定部62を退避させる退避空間64を有している。第2固定部62は、収容空間部22aの内周面に押動されながら可撓片部63の撓みと共に退避空間64に退避し、収容完了位置で可撓片部63の撓みの解消と共に第1固定部61に挿入される。
この雌コネクタ10においては、第1固定部61と第2固定部62とを収容完了位置で互いに係合させるように、収容体22の挿入口22bから雌側絶縁部材30を挿入していく。この固定構造60においては、雌側絶縁部材30が収容完了位置に到達した際に、固定突出部としての第1固定部61が貫通孔状又は凹状の係止部としての第2固定部62に挿入される。
この固定構造60の固定機能により、この雌コネクタ10においては、別々に成形された雌端子20と雌側絶縁部材30とを相対的な位置関係が所期の収容完了位置となるように組み付けることができる。よって、本実施形態の雌コネクタ10は、雌端子20に対する触手防止機能を確保することができる。また、この雌コネクタ10は、雌側絶縁部材30を収容完了位置で雌端子20に組み付けることができるので、後述する調芯機能を確保することもできる。更に、この雌コネクタ10は、雌端子20と雌側絶縁部材30との相対的な位置関係を固定構造60で保ち続けることができるので、コネクタ嵌合後(雄コネクタ110を取り付けた後)も、コネクタ抜去後(雄コネクタ110を取り外した後)も、雌端子20に対する触手防止機能や調芯機能を維持し続けることができる。
また、この雌コネクタ10は、別々に成形された雌端子20と雌側絶縁部材30とを相対的な位置関係が所期の収容完了位置となるように組み付けることができるので、その組付け作業性を向上させることができる。これにより、この雌コネクタ10においては、例えば、雌側絶縁部材30が収容完了位置に到達する前に雌端子20と雌側絶縁部材30との組付けが終了した、との誤認を回避することができる。また、この雌コネクタ10においては、雌側絶縁部材30が収容完了位置を越えて更に奥まで挿入されてしまうことも回避できる。
固定構造60は、そのような第1固定部61と第2固定部62とによるものに替えて、次の構成のものを用いてもよい。この固定構造60は、収容体22に設けた固定貫通孔65と、被収容体32に設け、収容完了位置で固定貫通孔65に対向配置される固定空間部66と、固定貫通孔65及び固定空間部66に挿入嵌合される固定部材67と、を備えるものとして構成する(図14)。例えば、収容体22には、収容空間部22aを間に挟んで径方向で対向配置させた2つの円形の固定貫通孔65を形成する。そして、被収容体32には、2つの固定貫通孔65に各々開口を対向配置させた円柱状の貫通孔を固定空間部66として形成する。固定部材67は、合成樹脂等の絶縁性材料で円柱状のピン部材の如く成形し、一端から一方の固定貫通孔65に挿入し、この一端が他方の固定貫通孔65に至るまで固定空間部66に差し込んでいく。この固定部材67は、2つの固定貫通孔65と固定空間部66とに嵌合させる。この雌コネクタ10は、このような構成のものに固定構造60を替えたとしても、先の例示と同様の効果を得ることができる。尚、ここでは合成樹脂等の絶縁性材料で成形した固定部材67を例示しているが、固定部材67は、金属等の導電性材料で円柱状のピン部材の如く成形されたものであってもよい。
ところで、この雌コネクタ10は、収容体22と被収容体32との間に、その収容体22の挿入口22bから軸線方向に沿って挿入された被収容体32を収容完了位置まで案内するガイド構造70を設けることが望ましい(図9から図13)。そのガイド構造70は、収容体22に設けた第1ガイド部71と被収容体32に設けた第2ガイド部72とを備える。例えば、第1ガイド部71と第2ガイド部72の内の一方は、収容体22及び被収容体32の軸線方向に対する直交方向に突出させたガイド突出部として形成する。そして、その内の他方は、被収容体32が挿入口22bから軸線方向に沿って挿入された際に、そのガイド突出部を収容完了位置まで案内するガイド溝部として形成する。この例示では、第1ガイド部71をガイド溝部として形成し、第2ガイド部72をガイド突出部として形成している。ここでは、矩形状の平板を円筒状に曲げ加工することによって雌側接続体21と収容体22とが形成される。よって、この例示では、その矩形状の平板における曲げ加工後に収容体22となる側の2つの隅部を矩形に切り欠いておき、その2箇所の矩形の切欠きを平板の曲げ加工後に周方向で対向配置させる。この例示の第1ガイド部71は、その対向配置された2箇所の矩形の切欠きによって形成されている。
この雌コネクタ10においては、第1ガイド部71と第2ガイド部72とを互いに係合させるように(つまり、ガイド突出部としての第2ガイド部72をガイド溝部としての第1ガイド部71に挿入させるように)、収容体22の挿入口22bから雌側絶縁部材30を挿入していく。これにより、この雌コネクタ10においては、固定構造60が何れの構成のものであったとしても、別々に成形された雌端子20と雌側絶縁部材30とを相対的な位置関係が所期の収容完了位置となるように容易に組み付けることができる。従って、この雌コネクタ10は、雌端子20と雌側絶縁部材30の組付け作業性を更に向上させることができる。
ここで、この雌コネクタ10には、雌側空間部21aよりも雌側接続体21の筒軸方向に対する直交方向で外方に、同一筒軸上で雌側接続体21におけるコネクタ挿入方向側の先端面21bよりも突出させた絶縁性の環状体42を設ける(図6及び図7)。この雌コネクタ10は、その環状体42の内径が基準手指の大きさよりも小さければ、雌端子20への手指の接触抑制機能を環状体42に担わせてもよい。基準手指とは、例えば、保護等級IPXXBの関節試験指のことをいう。但し、本実施形態の雌コネクタ10においては、径方向の体格の大型化に伴い環状体42で雌端子20への手指の接触を抑制することが難しくなった場合を考慮して、触指防止体31と環状体42とによって、雌端子20に手指を触れさせないように構成する。
そこで、触指防止体31は、軸線方向にて、雌側接続体21におけるコネクタ挿入方向側の先端面21bよりも突出させる(図6及び図7)。この触指防止体31においては、その先端面21bよりもコネクタ挿入方向側の先端を突出させている。この雌コネクタ10においては、触指防止体31と環状体42とで手指が雌端子20に届かないように構成することによって、例えば大電流化に伴い体格を径方向に大型化させたとしても、雌端子20への手指の接触を抑えることができる。ここでは、触指防止体31と環状体42との間の直交方向(雌側接続体21の筒軸方向に対する直交方向)における間隔S1(図6)を基準手指の大きさよりも狭くする。例えば、この雌コネクタ10においては、そのような間隔S1となるように、触指防止体31の外径を定める。また、触指防止体31の外径の大型化に制限が設けられている場合には、触指防止体31と環状体42とで手指が雌端子20に届かないように、触指防止体31の先端の突出量の増加を図ってもよい(図15)。この場合には、環状体42の先端面21bからの突出量についても増加させる。例えば、環状体42については、触指防止体31の先端と同等の突出量の増加を図る。
更に、この雌コネクタ10は、触指防止体31におけるコネクタ挿入方向側の先端を雌側接続体21の先端面21bよりも突出させることで、雄コネクタ110との間で挿入嵌合を行う際に、雌端子20と雄端子120との間の挿入嵌合が始まるよりも先に、触指防止体31が先端から雄側絶縁部材130における外方筒体131の第1空間部131bに挿入されていく。従って、この雌コネクタ10は、その先端を突出させた触指防止体31によって、雄コネクタ110との間で挿入嵌合を行う際の調芯機能を備えることになる。雌コネクタ10は、その調芯機能を得るために、他の挿入対象間の挿入が始まるよりも先に触指防止体31と外方筒体131との間の挿入が始まるように、例えば、触指防止体31の先端を軸線方向で環状体42より突出させてもよい。また、この雌コネクタ10は、その調芯機能を得るために、例えば、触指防止体31と外方筒体131との間の挿入と、後述する雌側嵌合部41と雄側嵌合部141との間の挿入と、が同等の時期に始まるようにしてもよい。
この例示の環状体42は、雌ハウジング40の後述する雌側嵌合部41に設けている。
雌ハウジング40は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形する。この雌ハウジング40には、雌端子20を内方に収容して外方から覆う筒状の雌側嵌合部41が形成されている(図6及び図7)。その雌側嵌合部41は、雄ハウジング140の後述する雄側嵌合部141の内方に同一筒軸上で挿入嵌合される。この雌側嵌合部41においては、コネクタ挿入方向側の環状の先端(コネクタ挿入方向側における端部)を環状体42として利用する。よって、この雌側嵌合部41は、筒軸方向にて、雌側接続体21におけるコネクタ挿入方向側の先端面21bよりも先端を突出させている。
次に、雄コネクタ110について説明する。
雄コネクタ110は、雄端子120と雄側絶縁部材130の他に、これらを収容する雄ハウジング140を備える(図6及び図7)。
雄端子120は、金属等の導電性材料で成形する。この雄端子120は、同一筒軸上で雌側接続体21の雌側空間部21aに挿入嵌合させる筒状の雄側接続体121を有する(図5から図7)。その雄側接続体121は、内方に雄側空間部121aを有している。この例示では、その雄側接続体121を円筒状に形成している。
雄側絶縁部材130は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形する。この雄側絶縁部材130は、手指を雄端子120におけるコネクタ挿入方向側の先端に触れさせないようにするための部材である。この雄側絶縁部材130は、雄ハウジング140と相俟って手指を雄端子120に触れさせないようにしている。雄側絶縁部材130は、同一筒軸上で雄側接続体121におけるコネクタ挿入方向側の環状の先端面121bを覆う筒状の外方筒体131を有する(図1及び図5から図7)。この例示では、その外方筒体131を円筒状に形成している。
外方筒体131は、雄側接続体121と共に雌側接続体21の雌側空間部21aに挿入される。よって、外方筒体131は、その挿入動作を阻害せぬように、例えば雄側接続体121と同等の外径に形成する。この外方筒体131は、周方向に亘る環状の面取り部131a(図1、図2、図5及び図6)をコネクタ挿入方向側の先端に設けることによって、雌側空間部21aへの挿入を容易ならしめることが望ましい。面取り部131aは、曲面であっても平面であってもよい。この例示の面取り部131aは、テーパ状に形成している。
また、この外方筒体131の内方の第1空間部131b(図1及び図5から図7)には、触指防止体31が挿入される。よって、外方筒体131は、その挿入動作を阻害せぬように第1空間部131bを形成する。
ここで、触指防止体31は、先に示したように、雄側接続体121の雄側空間部121aにも挿入される。従来の嵌合コネクタにおいては、雄側接続体121の内径と外方筒体131の内径とが同等の大きさになっており、触指防止体31が雄側接続体121に接触する可能性がある。本実施形態の嵌合コネクタ1は、その触指防止体31と雄側接続体121との間の接触が起こらないように構成する。尚、ここでは、説明の便宜上、従来の嵌合コネクタについても、本実施形態の嵌合コネクタ1の構成と同じ符号を付して説明している。
ここでは、雄側空間部121aに絶縁性の筒状の内方筒体132を挿入し(図2及び図5から図7)、触指防止体31と雄側接続体121との間に内方筒体132を介在させることによって、その間の接触を抑える。雄側空間部121aには、同一筒軸上で内方筒体132が挿入される。触指防止体31は、外方筒体131の第1空間部131bを経た後、内方筒体132の内方の第2空間部132a(図2、図6及び図7)に挿入される。この例示では、その内方筒体132を円筒状に形成している。
この嵌合コネクタ1は、そのように触指防止体31と雄側接続体121との間に内方筒体132を介在させているので、雌端子20と雄端子120とを挿抜する際にも、そして、雌端子20と雄端子120とが挿入嵌合状態のときにも、触指防止体31と雄側接続体121との間の接触を抑えることができる。
例えば、従来の嵌合コネクタにおいては、雄側接続体121と比較して軟質の触指防止体31が雄側空間部121aへと挿入される際に、雄側接続体121における内周面側で且つ外方筒体131側の隅部に触指防止体31が接触してしまうと、その隅部で触指防止体31が削られてしまう可能性がある。そして、この従来の嵌合コネクタにおいては、使用中の振動等に伴って、触指防止体31の削りかすが雌端子20と雄端子120との間に入り込んでしまうと、その間での導通不良を引き起こしてしまう可能性がある。しかしながら、本実施形態の嵌合コネクタ1は、そのような触指防止体31の削りかすの発生を抑え、その触指防止体31の耐久性を向上させることができる。そして、これに伴い、本実施形態の嵌合コネクタ1は、雌端子20と雄端子120との間の導通性能の低下を抑えることができるので、雌雄間を電気的に繋ぐコネクタとしての性能を保ち続けることができる。
このような機能を持つ内方筒体132は、外方筒体131とは別の部品として用意してもよい。しかしながら、部品点数の削減、これに伴う組付け作業性の向上や原価の低減等を図るならば、内方筒体132は、外方筒体131に一体化させることが望ましい。つまり、内方筒体132は、雄側絶縁部材130の一部分として設けることが望ましい。よって、本実施形態の雄側絶縁部材130は、内方筒体132を同一筒軸上で外方筒体131から突出させている。
例えば、雄側絶縁部材130は、金型内に設置した雄端子120に対して一体成形(例えば、インサート成形)されたものであってもよい。また、この雄側絶縁部材130については、雄端子120と別々に成形し、内方筒体132を雄側接続体121の雄側空間部121aに挿入することによって、雄端子120に対して組み付けてもよい。その組付けに際しては、例えば、内方筒体132を雄側空間部121aに嵌合させる。
また、内方筒体132の筒軸方向の長さは、雌側接続体21と雄側接続体121とが挿入嵌合状態のときに、触指防止体31におけるコネクタ挿入方向側の先端が第2空間部132aの中に配置される長さとすることが望ましい。これにより、この嵌合コネクタ1は、内方筒体132が雄側絶縁部材130とは別の部品として用意されていたとしても、また、内方筒体132が雄側絶縁部材130の一部分として用意されていたとしても、触指防止体31の先端の振れを抑えることができるので、触指防止体31と雄側接続体121との間の接触抑制効果を高めることができる。
この雄コネクタ110には、外方筒体131よりも当該外方筒体131の筒軸方向に対する直交方向で外方に間隔を空けて、その外方筒体131と同一筒軸上に絶縁性の環状体142を設ける(図6及び図7)。雄コネクタ110においては、その外方筒体131と環状体142とによって、雄端子120に手指を触れさせないように構成する。ここでは、外方筒体131と環状体142との間の間隔(筒軸方向に対する直交方向における間隔)S2(図6)を基準手指の大きさよりも狭くすることによって、雄端子120に手指を触れさせないようにしている。基準手指とは、例えば、先に示した保護等級IPXXBの関節試験指のことをいう。
この例示の環状体142は、雄ハウジング140の後述する雄側嵌合部141に設けている。
雄ハウジング140は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形する。この雄ハウジング140には、雄端子120を内方に収容して外方から間隔を空けて覆う筒状の雄側嵌合部141が形成されている(図6及び図7)。この雄コネクタ110においては、その雄端子120と雄側嵌合部141との間に筒状の空間部が形成される。その筒状の空間部には、雌端子20の雌側接続体21と雌ハウジング40の雌側嵌合部41とが同一筒軸上で挿入される。その雄側嵌合部141においては、コネクタ挿入方向側の環状の先端(コネクタ挿入方向側における端部)を環状体142として利用する。よって、この雄側嵌合部141は、筒軸方向にて、雄側接続体121におけるコネクタ挿入方向側の先端面121bよりも突出させている。
以上示したように、本実施形態の嵌合コネクタ1は、雌端子20や雄端子120への手指の接触を抑えることができる。例えば、本実施形態の雌コネクタ10は、径方向の体格が如何様な大きさであったとしても、雌側接続体21の先端面21bよりも突出させている触指防止体31と環状体42とによって、雌端子20への手指の接触を抑えることができる。また、本実施形態の雌コネクタ10は、雌端子20と雌側絶縁部材30とが別々の部材として成形されたとしても、その雌端子20の収容体22と雌側絶縁部材30の被収容体32との間に固定構造60を設けることによって、雌端子20と雌側絶縁部材30とを相対的な位置関係が所期の収容完了位置となるように組み付けることができる。これにより、この雌コネクタ10は、雌端子20に対する触手防止機能を確保することができる。
更に、本実施形態の嵌合コネクタ1は、雌端子20や雄端子120への手指の接触を抑えることができるのみならず、その触手防止機能を確保しながらも、内方筒体132による触指防止体31と雄側接続体121との間の接触抑制機能で、雌端子20と雄端子120との間の導通性能の低下を抑えることができる。
更に、本実施形態の雌コネクタ10は、雌端子20に対する触手防止機能を確保しながらも、触指防止体31によって、雄コネクタ110との間で挿入嵌合を行う際の調芯機能を得ることができる。つまり、この雌コネクタ10は、雌端子20に対する触手防止機能とコネクタ嵌合させる際の調芯機能とを触指防止体31に兼務させることができる。その調芯機能については、触指防止体31の先端を雌側接続体21の先端面21bよりも突出させることによって、より有効なものとなる。また、その調芯機能については、固定構造60の固定機能による効果と相俟って、より有効なものとなる。本実施形態の嵌合コネクタ1は、その雌コネクタ10を具備しているので、この雌コネクタ10が奏するこれらの効果を得ることができる。
更に、本実施形態の雌コネクタ10は、雌端子20と雌側絶縁部材30とが別々の部材として成形されたとしても、その雌端子20の収容体22と雌側絶縁部材30の被収容体32との間に固定構造60を設けることによって、雌端子20と雌側絶縁部材30の組付け作業性を向上させることができる。本実施形態の嵌合コネクタ1は、その雌コネクタ10を具備しているので、この雌コネクタ10が奏する効果を得ることができる。
1 嵌合コネクタ
10 雌コネクタ
20 雌端子
21 雌側接続体
21a 雌側空間部
21b 先端面
30 雌側絶縁部材
31 触指防止体
40 雌ハウジング
41 雌側嵌合部
42 環状体
110 雄コネクタ
120 雄端子
121 雄側接続体
121a 雄側空間部
121b 先端面
130 雄側絶縁部材
131 外方筒体
131b 第1空間部
132 内方筒体
132a 第2空間部
S1 間隔

Claims (3)

  1. 雌端子、前記雌端子を内方に収容して外方から覆う筒状で且つ絶縁性の雌側嵌合部及び絶縁性の雌側絶縁部材が設けられた雌コネクタと、
    雄端子、前記雄端子を内方に収容して外方から間隔を空けて覆い、その間隔から成る筒状の空間部に前記雌端子及び前記雌側嵌合部を同一軸線上で挿入させる筒状で且つ絶縁性の雄側嵌合部及び絶縁性の雄側絶縁部材が設けられた雄コネクタと、
    を備え、
    前記雌端子は、内方に雌側空間部が形成された筒状の雌側接続体を有し、
    前記雄端子は、同一筒軸上で前記雌側空間部に挿入嵌合させる筒状の雄側接続体を有し、
    前記雄側絶縁部材は、同一筒軸上で前記雄側接続体におけるコネクタ挿入方向側の先端面を覆う筒状の外方筒体を有し、
    前記雄側接続体は、同一筒軸上で絶縁性の筒状の内方筒体が挿入された雄側空間部を内方に有し、
    前記雌側絶縁部材は、前記雌側空間部の筒軸と同一の軸線上で前記雌側空間部に配置され、前記雌側接続体と前記雄側接続体とが挿入嵌合状態のときに、前記外方筒体の内方の第1空間部と前記内方筒体の内方の第2空間部とに挿入される柱状又は筒状の触指防止体を有し、
    前記触指防止体は、軸線方向にて、前記雌側接続体におけるコネクタ挿入方向側の先端面よりも突出させ、
    前記雌側嵌合部は、筒軸方向にて、前記雌側接続体の前記先端面よりも突出させた環状体を有し、
    前記触指防止体と前記雌側嵌合部と前記外方筒体と前記雄側嵌合部は、前記触指防止体と前記外方筒体との間の挿入と、前記雌側嵌合部と前記雄側嵌合部との間の挿入と、が同等の時期に始まるように形成することを特徴とした嵌合コネクタ。
  2. 前記内方筒体は、前記外方筒体に一体化させることを特徴とした請求項1に記載の嵌合コネクタ。
  3. 前記内方筒体の筒軸方向の長さは、前記雌側接続体と前記雄側接続体とが挿入嵌合状態のときに、前記触指防止体におけるコネクタ挿入方向側の先端が前記第2空間部の中に配置される長さであることを特徴とした請求項1又は2に記載の嵌合コネクタ。
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