JP6806293B1 - エレベーターの乗場操作盤装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の目的は、エレベーターの操作盤が表示される機器を別途必要とせずに、乗場の壁面の有無を問わず呼びの登録ができる乗場操作盤装置を提供することである。乗場操作盤装置(12)は、投射部(14)と、検出部(15)と、送信部(16)と、を備える。投射部(14)および検出部(15)は、エレベーター(1)の乗場(8)に設けられる。投射部(14)は、乗場扉(11)の表面に映像を投射する。検出部(15)は、乗場扉(11)への検出物(21)の非接触の近接を検出する。検出部(15)は、映像において呼び登録ボタン(17)が表示されている乗場扉(11)の部分に検出物(21)が近接しているときに、呼び登録ボタン(17)に対する操作を検出する。送信部(16)は、エレベーター(1)の呼びを登録する登録部に、検出部(15)により操作が検出された呼び登録ボタン(17)に対応する呼びを登録させる信号を送信する。

Description

本発明は、エレベーターの乗場操作盤装置に関する。
特許文献1は、エレベーターの操作盤装置の例を開示する。この例において、操作検知部は、映像投射器により表示された操作盤に対する利用者の操作を検知する。操作情報送信部は、操作検知部により検知された操作を示す操作情報をエレベーターの制御装置に送信する。
国際公開第2018/042618号
しかしながら、特許文献1の操作盤は、乗場の壁面に投射される。このため、乗場の壁面の用途が制限される。
本発明は、このような課題を解決するためになされた。本発明の目的は、エレベーターの操作盤が表示される機器を別途必要とせずに、乗場の壁面の有無を問わず呼びの登録ができる乗場操作盤装置を提供することである。
本発明に係るエレベーターの乗場操作盤装置は、エレベーターの乗場に設けられ、乗場扉の表面に映像を投射する投射部と、前記乗場に設けられ、前記乗場扉への検出物の非接触の近接を検出し、前記映像において呼び登録ボタンが表示されている前記乗場扉の部分に前記検出物が近接しているときに前記呼び登録ボタンに対する操作を検出する検出部と、エレベーターの呼びを登録する登録部に、前記検出部により前記操作が検出された前記呼び登録ボタンに対応する呼びを登録させる信号を送信する送信部と、を備え、投射部は、乗場扉の上方に設けられ、投射範囲を可変とする機構を有し、乗場扉が開いているときに映像を床面に投射する。

本発明によれば、乗場操作盤装置は、投射部と、検出部と、送信部と、を備える。投射部は、エレベーターの乗場に設けられる。投射部は、乗場扉の表面に映像を投射する。検出部は、乗場に設けられる。検出部は、乗場扉への検出物の非接触の近接を検出する。検出部は、映像において呼び登録ボタンが表示されている乗場扉の部分に検出物が近接しているときに、呼び登録ボタンに対する操作を検出する。送信部は、エレベーターの呼びを登録する登録部に、検出部により操作が検出された呼び登録ボタンに対応する呼びを登録させる信号を送信する。これにより、エレベーターの操作盤が表示される機器を別途必要とせずに、乗場の壁面の有無を問わず呼びの登録ができる。
実施の形態1に係るエレベーターの構成図である。 実施の形態1に係る乗場操作盤装置の構成図である。 実施の形態1に係る乗場を示す図である。 実施の形態1に係る乗場を示す図である。 実施の形態1に係る乗場を示す図である。 実施の形態1に係るエレベーターの構成図である。 実施の形態1に係る乗場を示す図である。 実施の形態1に係る乗場を示す図である。 実施の形態1に係る乗場を示す図である。 実施の形態1に係る乗場を示す図である。 実施の形態1に係る乗場操作盤装置の動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る乗場操作盤装置の動作の例を示すフローチャートである。 実施の形態1の変形例に係るエレベーターの構成図である。 実施の形態1に係る乗場操作盤装置の主要部のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態2に係る乗場を示す図である。 実施の形態2に係る乗場を示す図である。 実施の形態3に係る乗場を示す図である。
本発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るエレベーターの構成図である。
エレベーター1は、複数の階床を有する建築物に適用される。建築物は、エレベーター1の昇降路2を有する。昇降路2は、複数の階床を貫く。
エレベーター1は、複数のかご3と、制御装置4と、を備える。複数のかご3の各々は、昇降路2に設けられる。この例において、複数のかご3は、A号機、B号機またはC号機の3台のかごである。複数のかご3の各々は、登録されている呼びに従って建築物の複数の階床の間を昇降することで、乗車している利用者などを輸送する装置である。かご3は、図示されないかご扉を備える。かご扉は、かご3が複数の階床のいずれかに停止しているときに、利用者が乗降しうるように開閉する装置である。制御装置4は、群管理部5と、複数の各台制御部6と、通信部7と、を備える。群管理部5は、エレベーター1の呼びを登録する機能を有する。群管理部5は、登録部の例である。複数の各台制御部6は、登録されている呼びなどに応じて、複数のかご3の各々の動作を制御する部分である。かご3の動作は、例えばかご3の昇降およびかご扉の開閉を含む。複数の各台制御部6の各々は、群管理部5と通信する。通信部7は、制御信号を通信しうるように、有線または無線によって、直接的または間接的に、制御装置4の外部の機器に接続される。通信部7は、群管理部5との間で制御信号を通信する。通信部7は、複数の各台制御部6の各々と直接通信してもよい。制御装置4は、例えば、群管理部5と、複数の各台制御部6と、通信部7とを一体に含む単一のハードウェアによって構成される。
エレベーター1において、複数の乗場8が設けられる。複数の乗場8の各々は、建築物の複数の階床の各々に設けられる。1つの乗場8において、複数の乗場出入口9が設けられる。1つの乗場8において、複数の乗場出入口9の各々は、複数のかご3の各々に対応する。乗場出入口9は、昇降路2に通じる開口である。複数の乗場出入口9の各々において、三方枠10が設けられる。三方枠10は、乗場出入口9を上方、左方、および右方から囲う枠である。エレベーター1の乗場扉11は、乗場出入口9に設けられる。乗場扉11の表面は、乗場8に向けられる。乗場扉11は、かご扉の開閉に追従して開閉する装置である。乗場扉11の開閉は、かご扉の開閉の制御を通じて、制御装置4の各台制御部6に制御される。各台制御部6は、扉制御部の例である。この例において、乗場扉11の例えば側方に乗場8の壁面が設けられる。乗場8の壁面は、光に対する透過性を有する例えば樹脂壁であってもよい。乗場8の壁面は、例えば乗場8の外部からの光を透過させるガラス窓Wなどを有してもよい。
エレベーター1は、複数の乗場操作盤装置12を備える。複数の乗場操作盤装置12の各々は、複数の乗場扉11の各々に対応する。
図2は、実施の形態1に係る乗場操作盤装置の構成図である。
乗場操作盤装置12は、受信部13と、投射部14と、検出部15と、送信部16と、を備える。
受信部13は、投射映像を表す信号を受信しうるように、制御装置4の通信部7に接続される。投射映像は、例えば操作盤の映像である。操作盤の映像は、例えば、複数の呼び登録ボタン17と、インジケーター18と、を含む。複数の呼び登録ボタン17は、例えば、上り呼び登録ボタン19と、下り呼び登録ボタン20と、を含む。上り呼び登録ボタン19は、上方向に移動するかご3についての乗場呼びに対応する。下り呼び登録ボタン20は、下方向に移動するかご3についての乗場呼びに対応する。インジケーター18は、例えば、かご3の現在位置に対応する階数の表示と、かご3の運転方向の表示とを含む。
投射部14は、投射映像を投射する部分である。投射映像が投射される投射範囲は、乗場扉11の表面を含む。また、投射範囲は、床面を含む。ここで、投射範囲に含まれる床面は、乗場8の床面および当該乗場8の階床に停止しているかご3の床面である。投射部14は、可動ミラーまたは可動レンズなどによって投射範囲を可変とする機構を備えてもよい。
検出部15は、乗場扉11への検出物21の近接を検出する機能を有する。ここで、検出物21は、利用者の体の一部、衣服、および所持品を含む。検出部15は、呼び登録ボタン17に対する利用者の操作を検出する部分である。ここで、利用者の操作は、投射映像において操作対象の呼び登録ボタン17が表示されている乗場扉11の部分に、指示体を非接触で近づけることによって行われる。ここで、指示体は、操作対象の呼び登録ボタン17を指し示す検出物21である。指示体は、例えば利用者の手、掌、または指、もしくは利用者が所持している杖または傘などである。検出部15は、例えば、距離センサー22を備える。
距離センサー22は、検出物21との距離を非接触で測定する装置である。距離センサー22は、例えば、発振部22aと、受振部22bと、を備える。発振部22aは、乗場扉11の表面に沿って超音波を発する部分である。受振部22bは、発振部22aが発した超音波の検出物21による反射波を測定する部分である。距離センサー22は、例えば発振部22aが超音波を発してから反射波が受振部22bに到達するまでの飛行時間などによって、検出物21との距離を測定する。検出部15は、距離センサー22が測定した距離に基づいて、乗場扉11への検出物21の近接を判定する。
送信部16は、検出部15によって操作が検出された呼び登録ボタン17に対応する呼びを登録させる信号を送信しうるように、制御装置4の通信部7に接続される。
図3は、実施の形態1に係る乗場操作盤装置12が設けられる乗場8を示す図である。
乗場操作盤装置12は、乗場8において、対応する乗場扉11の上方に設けられる。乗場操作盤装置12は、例えば三方枠10の上部に設けられる。このとき、投射部14は、乗場扉11の上方に設けられる。また、検出部15は、乗場扉11の上方に設けられる。検出部15の距離センサー22は、例えば投射部14が呼び登録ボタン17の映像を投射する乗場扉11の部分の上方に設けられる。
この例に示す乗場8において、エレベーター1の乗場機器は、乗場扉11の側方および前方の壁面に設けられないことが望ましい。ここで、乗場機器は、例えば押しボタンまたは接触ボタンなどのハードウェアボタンによる乗場操作盤、インジケーター、およびホールランタンを含む。
続いて、図4から図10を用いて、乗場操作盤装置12の機能を説明する。
図4、図5、および図7から図10は、実施の形態1に係る乗場を示す図である。図6は、実施の形態1に係るエレベーターの構成図である。
図4において、乗場扉11が閉じている状態の乗場8が示される。
この例において、利用者は、建築物の2階から上方の階に移動するためにエレベーター1を利用する。利用者は、C号機に対応する乗場扉11において操作を行う。
制御装置4は、閉じている乗場扉11に対応する乗場操作盤装置12の受信部13に、操作盤の映像である投射映像を表す信号を送信する。投射部14は、受信部13に送信された信号が表す投射映像を乗場扉11の表面に投射する。投射部14は、投射映像を図4におけるXY平面上に投射する。この例において、投射部14の投射範囲は、乗場8の壁面を含まない。投射映像は、利用者への操作方法を案内する案内表示を含む。案内表示は、例えば「手をかざしてください」などのように、非接触による操作方法の案内を含む。
図5に示されるように、利用者は、案内表示に従って、呼び登録ボタン17に対して例えば手をかざす操作を行う。このとき、案内表示は、「手をかざしたままにしてください」などのように、利用者に非接触の状態を維持するように案内する表示に変化してもよい。利用者は、例えば案内表示にしたがって、呼び登録ボタン17にかざした手を静止させる。
検出部15は、例えば次のように利用者の操作を検出する。
利用者による操作が行われていないときに、距離センサー22は、例えば床面までの距離を測定している。利用者による操作が例えば手をかざすことによって行われるときに、距離センサー22は、利用者の手までの距離を測定する。検出部15は、距離センサー22が測定している距離の値の変化によって、検出物21である手の乗場扉11への近接を検出する。検出部15は、例えば距離センサー22が測定している距離の値が予め設定された範囲内にあるときに検出物21の近接を検出する。
その後、検出部15は、変化した距離の値が呼び登録ボタン17について予め設定された範囲内であるかに基づいて、近接を検出した検出物21が当該呼び登録ボタン17の前で静止しているかを判定する。この例において、上り呼び登録ボタン19および下り呼び登録ボタン20は、上下に並んでいる。距離センサー22は、上り呼び登録ボタン19および下り呼び登録ボタン20の映像が投射される乗場扉11の部分の上方に設けられる。検出部15は、距離センサー22の距離の値に基づいて、上り呼び登録ボタン19または下り呼び登録ボタン20のうちのいずれの呼び登録ボタン17の前で検出物21が静止しているかを特定する。検出部15は、予め設定された検出時間より長く検出物21が静止しているときに、検出物21が近づけられた呼び登録ボタン17に対する操作を検出する。
送信部16は、検出部15が操作を検出した呼び登録ボタン17に対応する乗場呼びを登録させる信号を、制御装置4の通信部7に送信する。
群管理部5は、通信部7が受信した信号に基づいて、乗場呼びを登録する。群管理部5は、複数のかご3の中から登録された乗場呼びを割り当てるかご3を選択する。
図6に示されるようにB号機が2階に早く到着する場合に、群管理部5は、登録された乗場呼びを割り当てるかご3として例えばB号機を選択する。このとき、制御装置4は、乗場呼びを割り当てたかご3を案内する映像を表す信号を受信部13に送信する。
図7に示されるように、投射部14は、乗場扉11の表面に、乗場呼びが割り当てられたかご3を案内する映像を投射する。利用者が操作を行ったC号機に対応する乗場操作盤装置12の投射部14は、例えば「B号機にお乗りください」などのように乗場呼びが割り当てられたかご3を案内する表示を乗場扉11の表面に投射する。乗場呼びが割り当てられたB号機に対応する乗場操作盤装置12の投射部14は、例えば「到着までお待ちください」などのように待機を案内する表示を乗場扉11の表面に投射する。
利用者は、乗場扉11の表面に投射された表示を見て、乗場呼びが割り当てられたB号機の前で待機する。利用者は、2階に到着したかご3に乗車し、上方の階床に移動する。
また、図8において、乗場扉11の閉動作時の乗場8が示される。
乗場扉11の閉動作時に、制御装置4は、操作盤の投射映像に替えて注意喚起の投射映像を表す信号を受信部13に送信する。乗場扉11の閉動作時は、例えば乗場扉11が全開の状態から全閉の状態に至るまでである。
投射部14は、受信部13に送信された信号が表す投射映像を床面に投射する。投射部14は、乗場8の床面に投射映像を投射する。投射部14は、乗場出入口9を通じてかご3の床面に投射映像を投射する。投射部14は、閉動作をしている乗場扉11の表面に投射映像を投射してもよい。このとき、操作盤の映像は表示されない。投射映像において、例えば「閉まるドアにご注意ください」などの注意喚起の案内が表示される。投射映像において、例えば「上に参ります」などのかご3の運転方向の案内があわせて表示されてもよい。
図9に示されるように、乗場扉11の閉動作時に検出物21が乗場扉11に近接するときに、検出部15は、当該検出物21の近接を検出する。検出部15は、例えば距離センサー22が測定している距離の値が変化したとき直ちに近接を検出する。このとき、送信部16は、通信部7を通じて各台制御部6に乗場扉11の開動作をさせる信号を送信する。ここで、乗場扉11の開動作をさせる信号は、例えば各台制御部6が対応しているかご3のかご扉の開動作をさせる信号である。
検出物21の近接が検出された乗場扉11を追従させて閉動作をしていたかご扉は、各台制御部6からの制御信号に基づいて、閉動作から反転して開動作を行う。乗場扉11は、かご扉に追従して開動作を行う。
このとき、制御装置4は、注意喚起の投射映像を表す信号を受信部13に送信する。投射部14は、床面などに投射映像を投射する。投射映像において、例えば「物を挟まないでください。ドアが閉まります。」などの注意喚起の案内が表示される。
その後、乗場扉11に検出物21が近接していない場合に、乗場扉11は、かご扉に追従して閉動作を行う。乗場扉11が全閉の状態になった後に、制御装置4は、操作盤の投射映像を表す信号を受信部13に送信する。
また、図9において、乗場扉11の開動作時の乗場8が示される。
乗場扉11の開動作時に、制御装置4は、操作盤の投射映像に替えて注意喚起の投射映像を表す信号を受信部13に送信する。乗場扉11の開動作時は、例えば乗場扉11が全閉の状態から全開の状態に至るまでである。制御装置4は、乗場扉11が開動作を開始する前から注意喚起の投射映像を表す信号を受信部13に送信してもよい。
投射部14は、受信部13に送信された信号が表す投射映像を床面に投射する。投射部14は、乗場8の床面に投射映像を投射する。投射部14は、乗場出入口9を通じてかご3の床面に投射映像を投射する。投射部14は、開動作をする乗場扉11の表面に投射映像を投射してもよい。このとき、操作盤の映像は表示されない。投射映像において、例えば「開くドアにご注意ください」などの注意喚起の案内が表示される。投射映像において、例えば「上に参ります」などのかご3の運転方向の案内があわせて表示されてもよい。
続いて、図11および図12を用いて、乗場操作盤装置12の動作の例を説明する。
図11および図12は、実施の形態1に係る乗場操作盤装置の動作の例を示すフローチャートである。
図11において、呼びの登録に係る乗場操作盤装置12の動作の例が示される。
ステップS11において、投射部14は、操作盤の映像を乗場扉11の表面に投射する。その後、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS12に進む。
ステップS12において、検出部15は、呼び登録ボタン17が表示されている乗場扉11の部分に検出物21が近接したかを判定する。判定結果がNoの場合に、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS11に進む。判定結果がYesの場合に、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS13に進む。
ステップS13において、検出部15は、検出物21が検出時間継続して近接しているかを判定する。判定結果がNoの場合に、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS11に進む。判定結果がYesの場合に、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS14に進む。
ステップS14において、検出部15は、利用者の呼び登録ボタン17に対する操作を検出する。その後、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS15に進む。
ステップS15において、送信部16は、利用者の操作が検出された呼び登録ボタン17に対応する乗場呼びを登録させる信号を制御装置4に送信する。その後、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS16に進む。
ステップS16において、受信部13は、登録された乗場呼びが割り当てられたかご3を案内する映像を表す信号を制御装置4から受信する。その後、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS17に進む。
ステップS17において、投射部14は、乗場呼びが割り当てられたかご3を案内する映像を乗場扉11の表面に投射する。その後、呼びの登録に係る乗場操作盤装置12の動作は、終了する。
図12において、乗場扉11の閉動作時における動作の例が示される。
ステップS21において、乗場操作盤装置12は、乗場扉11の閉動作が完了したかを判定する。判定結果がNoの場合に、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS22に進む。判定結果がYesの場合に、乗場扉11の閉動作時における乗場操作盤装置12の動作は、終了する。
ステップS22において、受信部13は、注意喚起の映像を表す信号を制御装置4から受信する。その後、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS23に進む。
ステップS23において、投射部14は、操作盤の映像に替えて注意喚起を案内する映像を床面に投射する。その後、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS24に進む。
ステップS24において、検出部15は、検出物21が乗場扉11に近接しているかを判定する。判定結果がNoの場合に、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS21に進む。判定結果がYesの場合に、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS25に進む。
ステップS25において、送信部16は、乗場扉11の開動作をさせる信号を制御装置4に送信する。その後、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS26に進む。
ステップS26において、受信部13は、注意喚起の映像を表す信号を制御装置4から受信する。その後、乗場操作盤装置12の動作は、ステップS27に進む。
ステップS27において、投射部14は、注意喚起の映像を案内する映像を床面に投射する。その後、呼びの登録に係る乗場操作盤装置12の動作は、終了する。
続いて、図13を用いて実施の形態1の他の例について説明する。
図13は、実施の形態1の変形例に係るエレベーターの構成図である。
この例のエレベーター1において、昇降路2は、建築物の壁面の外部に設けられる。すなわち、昇降路2の四方の側面の少なくともいずれかは、建築物の屋内または屋外などに露出する。昇降路2は、例えば鉛直方向に延びて直立する構造物の内部の空間として形成される。昇降路2の側面の少なくともいずれかは、例えばガラスなどの透過性を有する材料によって形成されてもよい。昇降路2は、ガラスシャフトであってもよい。
この例の乗場8において、壁面は設けられない。
制御装置4は、例えば、群管理部5と、複数の各台制御部6と、通信部7との各々に対応する複数のハードウェアを含む。
以上に説明したように、実施の形態1に係る乗場操作盤装置12は、投射部14と、検出部15と、送信部16と、を備える。投射部14は、エレベーター1の乗場8に設けられる。投射部14は、乗場扉11の表面に映像を投射する。検出部15は、乗場8に設けられる。検出部15は、乗場扉11への検出物21の非接触の近接を検出する。検出部15は、映像において呼び登録ボタン17が表示されている乗場扉11の部分に検出物21が近接しているときに、呼び登録ボタン17に対する操作を検出する。送信部16は、エレベーター1の呼びを登録する登録部に、検出部15により操作が検出された呼び登録ボタン17に対応する呼びを登録させる信号を送信する。
映像は、乗場扉11の表面に投射される。乗場操作盤装置12は、乗場扉11の表面に表示された映像に対してされた利用者の操作を受け付ける。これにより、ハードウェアボタンによる乗場操作盤、インジケーター、およびホールランタンなどの乗場機器を、別途乗場8に設ける必要がない。このため、これらの乗場機器によって乗場8の面積が占有されない。また、乗場出入口9の側方の壁面などにおいても、これらの乗場機器によって当該壁面の面積が占有されない。これにより、乗場8の設計上の自由度、および乗場8の用途の自由度が制限されない。乗場8の壁面の用途は、例えば掲示またはサイネージなどによる広告または案内などの表示である。このように、乗場操作盤装置12は、エレベーター1の操作盤が表示される機器を別途必要とせずに、乗場8の壁面の有無を問わず呼びの登録ができる。また、乗場8に壁面がある場合においても、乗場8の用途が制限されない。
押しボタンまたは接触ボタンなどのハードウェアボタンにおいて、操作の繰返しによって例えば可動部の疲労、磨耗および傷などが生じうる。また、ハードウェアボタンにおいて、異物の混入などによる故障または破壊などが生じうる。ここで、乗場操作盤装置12は、ハードウェアボタンによる利用者の操作を必要としない。乗場操作盤装置12は、利用者による非接触の操作を検出する。このため、利用者の操作を受け付ける呼び登録ボタン17の物理的な故障が回避される。
乗場機器が乗場8の壁面の面積を占有しないため、複数のかご3を有するエレベーター1において、複数のかご3の間の間隔を小さくすることができる。これにより、エレベーター1が建築物において占有する面積を小さくすることができる。
また、投射部14は、乗場扉11の上方に設けられる。
投射部14は、利用者の上方から投射映像を投射する。このため、投射映像が利用者によって遮られにくくなる。
また、検出部15は、乗場扉11の上方に設けられる。
検出部15は、利用者の上方から検出物21を検出する。このため、利用者による呼び登録ボタン17の操作の検出部15による検出が、他の利用者によって遮られにくくなる。特に、投射部14および検出部15を乗場扉11の上方に設ける場合に、投射部14および検出部15を一体にモジュール化することで既設のエレベーターへの乗場操作盤装置12の設置がしやすくなる。
また、投射部14は、乗場扉11が開いているときに映像を床面に投射する。
乗場扉11の開閉状態によらずに、投射部14は、映像によって利用者に表示をすることができる。投射部14は、乗場出入口9に設けられた乗場扉11または乗場出入口9の前後の床面に映像を投射する。このため、エレベーター1が複数のかご3を備える場合においても、利用者は、いずれの乗場出入口9から乗車すればよいかを明確に把握できる。
また、送信部16は、乗場扉11の閉動作時に検出部15が検出物21の近接を検出する場合に、乗場扉11の開閉を制御する扉制御部に乗場扉11の開動作をさせる信号を送信する。
検出部15は、乗場扉11の閉動作時に挟まる可能性のある検出物21を検出するセンサーを兼ねる。このため、当該検出物21を検知する専用のセンサーに替えて乗場操作盤装置12を設けることができる。したがって、エレベーター1における機器の数を増大させずに乗場操作盤装置12を導入することができる。
また、投射部14は、乗場扉11の開閉動作時に、呼び登録ボタン17を表示する映像に替えて注意喚起する映像を投射する。
乗場扉11の開閉動作時に検出物21が接触すると、乗場扉11の開閉動作の妨げになることがある。このため、乗場扉11の開閉動作時に、検出物21は近接していないことが好ましい。利用者に対して検出物21を近接させないように注意喚起がされるので、検出物21の接触が予防される。注意喚起の映像は呼び登録ボタン17の映像に替えて行われるので、乗場扉11の開閉時に利用者が呼び登録ボタン17の操作をしようとして検出物21が乗場扉11に接触することが予防される。
また、検出部15は、距離センサー22を備える。距離センサー22は、検出物21との距離を非接触で測定する。検出部15は、距離センサー22が測定した距離に基づいて検出物21の近接を検出する。
検出部15は、距離センサー22により、利用者が操作のために乗場扉11に近づけている検出物21の位置を精度よく特定できる。これにより、検出部15は、利用者が操作する呼び登録ボタン17を非接触で精度よく特定できる。なお、検出部15は、複数の距離センサー22を備えてもよい。複数の距離センサー22の種類は、互いに異なる種類であってもよい。
また、距離センサー22は、乗場扉11の表面に沿って超音波を発する。距離センサー22は、超音波の反射波を測定することによって検出物21との距離を測定する。
距離センサー22は、超音波により距離を測定するので、投射部14が投射した映像による影響を受けにくい。また、距離センサー22は、利用者の服装などによる色彩の影響を受けにくい。また、距離センサー22は、太陽光などの外乱光に干渉されない。このため、乗場8に壁面がある場合においても、乗場操作盤装置12は、壁面の可視光に対する透過性を問わずに呼びの登録ができる。乗場操作盤装置12は、屋内、半屋外、および屋内のいずれに設けられるエレベーター1においても適用できる。乗場操作盤装置12は、乗場8の壁面にガラス窓Wが設けられる場合、および乗場8の壁面が透過性のある例えば樹脂壁である場合においても適用できる。乗場操作盤装置12は、ガラスシャフトのエレベーター1においても適用できる。
また、投射映像を表す信号は、例えば映像データそのものであってもよい。あるいは、当該信号は、投射映像を生成するための表示情報であってもよい。当該信号は、例えば乗場操作盤装置12が記憶している映像を特定するコードを表す信号であってもよい。
続いて、図14を用いて乗場操作盤装置12のハードウェア構成の例について説明する。
図14は、実施の形態1に係る乗場操作盤装置の主要部のハードウェア構成を示す図である。
乗場操作盤装置12の各機能は、処理回路により実現し得る。処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ12bと少なくとも1つのメモリ12cとを備える。処理回路は、プロセッサ12bおよびメモリ12cと共に、あるいはそれらの代用として、少なくとも1つの専用のハードウェア12aを備えてもよい。
処理回路がプロセッサ12bとメモリ12cとを備える場合、乗場操作盤装置12の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。そのプログラムはメモリ12cに格納される。プロセッサ12bは、メモリ12cに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、乗場操作盤装置12の各機能を実現する。
プロセッサ12bは、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。メモリ12cは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等により構成される。
処理回路が専用のハードウェア12aを備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。
乗場操作盤装置12の各機能は、それぞれ処理回路で実現することができる。あるいは、乗場操作盤装置12の各機能は、まとめて処理回路で実現することもできる。乗場操作盤装置12の各機能について、一部を専用のハードウェア12aで実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。このように、処理回路は、ハードウェア12a、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで乗場操作盤装置12の各機能を実現する。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態2で説明しない特徴については、実施の形態1で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図15および図16は、実施の形態2に係る乗場を示す図である。
図15において、乗場扉11が閉じている状態の乗場8が示される。
この例において、複数の呼び登録ボタン17は、例えば、行先階を指定した乗場呼びに対応する。呼び登録ボタン17は、例えば行先階の数だけ表示される。呼び登録ボタン17は、例えばテンキーによって行先階を指定するボタンであってもよい。
検出部15の距離センサー22は、例えば、発光部22cと、受光部22dと、を備える。発光部22cは、乗場扉11の表面に沿って光を発する部分である。発光部22cが発する光は、例えばレーザー光である。発光部22cが発する光は、例えば不可視光である。発光部22cが発する光は、例えば赤外線である。受光部22dは、発光部22cが発した光の検出物21による反射光を測定する部分である。距離センサー22は、例えば発光部22cが発した光と受光部22dが測定した反射光との位相差などによって、検出物21との距離を測定する。あるいは、距離センサー22は、例えば発光部22cが光を発する点から受光部22dが反射光を測定する点までの距離などによって、検出物21との距離を測定してもよい。検出部15は、距離センサー22が測定した距離に基づいて、乗場扉11への検出物21の近接を判定する。
この例において、検出部15は、距離センサー22が距離を測定する方向を走査する機能を有する。検出部15は、例えばスキャンLIDAR(Light Detection and Ranging)である。検出部15は、距離センサー22の走査によって、3次元空間における検出物21の位置および形状を特定する。
図16に示されるように、利用者は、呼び登録ボタン17に対して手をかざす操作を行う。
利用者による操作が例えば手をかざすことによって行われるときに、検出部15は、利用者の手の位置および形状を特定する。検出部15は、距離センサー22が測定している距離の値の変化によって、検出物21である手の乗場扉11への近接を検出する。検出部15は、例えば近接を検出した検出物21の大きさが予め定められた大きさより大きい場合に、当該検出物21を指示体として判定する。検出物21の大きさは、例えば検出物21の床面への投影面積である。あるいは、検出部15は、検出物21の大きさに関わらず検出物21を指示体として判定してもよい。
その後、検出部15は、指示体の位置が呼び登録ボタン17について予め設定された範囲内であるかに基づいて、近接を検出した指示体が当該呼び登録ボタン17の前で静止しているかを判定する。検出部15は、予め設定された検出時間より長く指示体が静止しているときに、指示体が近づけられた呼び登録ボタン17に対する操作を検出する。
送信部16は、検出部15が操作を検出した呼び登録ボタン17に対応する乗場呼びを登録させる信号を、制御装置4の通信部7に送信する。
以上に説明したように、実施の形態2に係る乗場操作盤装置12の距離センサー22は、乗場扉11の表面に沿って光を発する。距離センサー22は、光の反射光を測定することによって検出物21との距離を測定する。
距離センサー22は、光により距離を測定するので、高い応答速度で検出物21の近接を検出できる。また、光の伝播速度は空気の温度によらないので、距離センサー22は、乗場8の気温によらずに安定して距離を測定できる。特に、距離センサー22が不可視光によって距離を測定する場合に、距離センサー22は、発する光によって利用者に不快感を与えない。
なお、かご扉の開閉を制御する装置が例えばかご3の上部に設けられる場合に、送信部16は、かご扉を開かせることにより乗場扉11を追従させて開かせる制御信号を当該装置に直接送信してもよい。この場合において、当該装置は、扉制御部の例である。
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態1および実施の形態2で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態3で説明しない特徴については、実施の形態1または実施の形態2で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図17は、実施の形態3に係る乗場を示す図である。
この例において、エレベーター1は、単一のかご3を備える。制御装置4は、例えばエレベーター1の図示されない制御盤である。登録部および扉制御部は、例えばエレベーター1の制御盤に設けられる。
乗場出入口9は、乗場8の正面の全体に設けられる。すなわち、乗場8の正面において、乗場出入口9に平行な壁面が設けられない。乗場操作盤装置12は、乗場8の正面に壁面を必要としない。このように、乗場操作盤装置12は、乗場8の設計上の自由度を高めることができる。
検出部15は、例えば、投光部15aと、受光部15bと、を備える。投光部15aは、例えば三方枠10の左右の一方に設けられる。受光部15bは、例えば三方枠10の左右の他方に設けられる。受光部15bは、乗場扉11の表側において、投光部15aに対向する。
投光部15aは、乗場扉11の表面に沿うように受光部15bに向けて光を発する部分である。投光部15aが発する光は、例えば赤外線である。投光部15aが発する光は、例えば複数の光線を含む。受光部15bは、投光部15aが発した光を測定する部分である。検出部15は、例えば投光部15aが発した光を検出物21が遮ることで受光部15bが光を測定しない場合に、乗場扉11への当該検出物21の近接を判定する。検出部15は、例えば投光部15aが発する光に含まれる複数の光線のうち検出物21に遮られた光線を特定することによって、利用者が操作した呼び登録ボタン17を特定する。これにより、検出部15が簡易な構成によって実現される。
本発明に係る乗場操作盤装置は、エレベーターに適用できる。
1 エレベーター、 2 昇降路、 3 かご、 4 制御装置、 5 群管理部、 6 各台制御部、 7 通信部、 8 乗場、 9 乗場出入口、 10 三方枠、 11 乗場扉、 12 乗場操作盤装置、 13 受信部、 14 投射部、 15 検出部、 16 送信部、 17 呼び登録ボタン、 18 インジケーター、 19 上り呼び登録ボタン、 20 下り呼び登録ボタン、 21 検出物、 22 距離センサー、 22a 発振部、 22b 受振部、 22c 発光部、 22d 受光部、 15a 投光部、 15b 受光部、 12a ハードウェア、 12b プロセッサ、 12c メモリ

Claims (7)

  1. エレベーターの乗場に設けられ、乗場扉の表面に映像を投射する投射部と、
    前記乗場に設けられ、前記乗場扉への検出物の非接触の近接を検出し、前記映像において呼び登録ボタンが表示されている前記乗場扉の部分に前記検出物が近接しているときに前記呼び登録ボタンに対する操作を検出する検出部と、
    エレベーターの呼びを登録する登録部に、前記検出部により前記操作が検出された前記呼び登録ボタンに対応する呼びを登録させる信号を送信する送信部と、
    を備え
    前記投射部は、前記乗場扉の上方に設けられ、投射範囲を可変とする機構を有し、前記乗場扉が開いているときに前記映像を床面に投射する
    エレベーターの乗場操作盤装置。
  2. 前記検出部は、前記乗場扉の上方に設けられる
    請求項に記載のエレベーターの乗場操作盤装置。
  3. 前記送信部は、前記乗場扉の閉動作時に前記検出部が前記検出物の近接を検出する場合に、前記乗場扉の開閉を制御する扉制御部に前記乗場扉の開動作をさせる信号を送信する
    請求項1または請求項2に記載のエレベーターの乗場操作盤装置。
  4. 前記投射部は、前記乗場扉の開閉動作時に、前記呼び登録ボタンを表示する映像に替えて注意喚起する映像を投射する
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載のエレベーターの乗場操作盤装置。
  5. 前記検出部は、前記検出物との距離を非接触で測定する距離センサーを備え、前記距離センサーが測定した距離に基づいて前記検出物の近接を検出する
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載のエレベーターの乗場操作盤装置。
  6. 前記距離センサーは、前記乗場扉の表面に沿って超音波を発し、前記超音波の反射波を測定することによって前記検出物との距離を測定する
    請求項に記載のエレベーターの乗場操作盤装置。
  7. 前記距離センサーは、前記乗場扉の表面に沿って光を発し、前記光の反射光を測定することによって前記検出物との距離を測定する
    請求項に記載のエレベーターの乗場操作盤装置。
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