JP6803526B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータを制御するモータ制御装置に関するものであり、特に、回生逆流防止機能を有したモータ制御装置に関する。
例えば、インバータ回路を介して駆動されているモータが同一回転方向に向かって外部から回転力が加えられると、回生領域で運転されることになる。すなわち、その加えられた回転力によってモータが発電機としても動作する。このため、モータからインバータ回路を通って平滑キャパシタを充電するとともに、電源へ流れ込む回生電流が発生する。この回生電流は、回生エネルギーとしてモータから電源に電力が逆流することとなる。
従来、直流電源を使用したインバータ回路を備えるモータ制御装置において、この種の回生電流を防止する回路としては、アノード側が直流電源の正極側、カソード側を負荷回路側になるよう接続したダイオードでなされることが知られている。
あるいは、上記ダイオードの代りにPチャンネル型MOSFET(MOS電界効果トランジスタ、以下、単にFETと表す)を用いた回路が提案されている。この回路では、負荷回路に接続したソース側の電圧が閾値より低い場合にFETをオンにし、ソース側の電圧が閾値を超えた場合にFETをオフするように構成している(例えば、特許文献1参照)。
また、FETの代わりにスイッチ手段を用いるとともに、電圧検出手段と電流方向検出器を備えた回路も提案されている。この回路では、負荷回路側の電圧が直流電源側の電圧より低い場合にスイッチ手段をオンにし、電流方向検出器で直流電源方向に電流が流れたことを検出した場合にスイッチ手段をオフするようにしている(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−21883号公報 特開2004−254386号公報
本発明のモータ制御装置は、モータにより生じた回生電力が電源側へ逆流することを防止する機能を備え、モータの回転動作を制御する。本モータ制御装置は、モータが所定の回転動作をするように、モータを駆動制御するための駆動制御信号を生成する回転制御部と、直流電源から供給された直流電力を駆動制御信号に応じた駆動電力に変換し、変換した駆動電力をモータに供給するインバータと、直流電源とインバータを含む負荷回路との間の電源接続をオンオフするスイッチ素子と、直流電源と負荷回路との間に流れる電流に基づいて、直流電源と負荷回路との間の電力の向きを検出する電力方向検出回路とを備える。そして、スイッチ素子は、電力方向検出回路が検出した電力の向きに応じてオンオフ制御される。
これによって、力行領域と回生領域が頻繁に繰り返されたり、パルス幅変調を利用したインバータ制御に起因する電源電圧変動を繰り返したりするブラシレスモータの制御装置のような場合であっても、回生エネルギーの電源側への逆流を電力として検出するため、電圧変動に影響されず、その向きも正確に検出できる。したがって、電圧検出手段を必要とすることなく、外部直流電源の出力電圧の大きさや負荷回路側の電圧レベルに関わらず、安定して、回生エネルギーがモータから電源に逆流する現象を防止することができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるモータ制御装置のブロック図である。 図2は、本実施の形態のモータ制御装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図3は、本発明の実施の形態におけるモータ制御装置の具体的な構成例のブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態におけるモータ制御装置の他の具体的な構成例のブロック図である。 図5は、図4の電源保護回路のヒステリシス特性を示す図である。 図6は、ヒステリシス特性を有した電源保護回路において、電力が力行方向から回生方向に切り替わるタイミングでの動作を説明するためのタイミングチャートである。 図7は、ヒステリシス特性を有した電源保護回路において、電力が回生方向から力行方向に切り替わるタイミングでの動作を説明するためのタイミングチャートである。
本発明の実施の形態にかかるモータ制御装置は、後述する構成により、電源電圧の電圧変動に影響されることなく、安定性を十分に確保しながら、回生エネルギーから電源を保護できる。
つまり、上述のような従来の電源保護手段をモータ制御装置に適用する場合、次のような改善すべき点があった。すなわち、モータ制御装置の場合、特許文献1のような電源逆接続保護回路や特許文献2の太陽電池等を対象とした逆流防止回路と比べて、上述したように、負荷側においてモータにより回生電流が発生する。さらに、その回生電流は、負荷側の電源ラインに接続された平滑キャパシタに流れ込み、これによってモータ制御装置の負荷側の電源電圧が変動することになる。
このようなモータ制御装置に対し、特許文献1や特許文献2の構成では、明暗で電圧が変化する太陽電池や、電圧の正負が逆になる電源逆接続というような、電源側の電圧変動に起因する逆流を対象としている。そして、特許文献1では負荷側の電圧をモニタし、特許文献2では電源側と負荷側との双方の電圧をモニタして、FETのオンオフを制御している。
このため、特許文献1や特許文献2のような電源保護手段をモータ制御装置に適用した場合には、負荷側の電圧変動が回生の検出に悪影響を及ぼし、その結果、回生電力の電源側への逆流を精度よく防止できなくなる。
そこで、本発明の実施の形態にかかるモータ制御装置は、電圧検出に代えて、まず電流量を検出し、さらに検出した電流量に基づいて電力量を求め、その電力量に基づいて、回生エネルギーの電源側への逆流を防止している。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態におけるモータ制御装置のブロック図である。図1では、外部の直流電源20から本実施の形態のモータ制御装置10に対して直流電力が供給され、モータ制御装置10がモータ30を駆動制御する構成例を示している。
まず、モータ30は、永久磁石(図示せず)と鉄心等に巻回された巻線32とを有している。より具体的には、永久磁石を保持したロータと巻線32が巻回されたステータとを備え、巻線32に交流の駆動電力を印加することでロータが回転するブラシレスモータが好適である。本実施の形態では、このようなブラシレスモータであるモータ30を駆動制御するように構成されたモータ制御装置10の例を挙げて説明する。
また、図1において、モータ制御装置10には、直流電圧Vaの直流電源20が電源接続端子11を介して接続されている。図1では、直流電源20の高電位側に電源接続端子11の正極側端子111が接続され、直流電源20の低電位側には負極側端子112が接続された例を示している。モータ制御装置10は、この直流電源20から供給された直流電力を駆動電力に変換し、変換した駆動電力をモータ30に供給している。これによって、モータ制御装置10は、所望の位置、速度やトルクとなるように回転動作を制御しながら、モータ30を駆動している。
モータ制御装置10は、モータ30をこのように駆動制御するために、回転制御部12とPWM回路13とインバータ14とを備えている。そして、本実施の形態では、モータ制御装置10は、さらに、モータ30による回生電力から直流電源20を保護するために、電源保護回路70を備えている。本実施の形態では、このような電源保護回路70を備えた構成であるため、電源接続としては、図1に示すように、両極の電源接続端子11からまず電源保護回路70に接続される。そして、電源保護回路70からは、正極側としての電源ラインVDD、および負極側としてのグランドGNDとして、電圧Vbとなる装置内部の電源が負荷回路40に接続される。ここでは、負荷回路40が、PWM回路13と、インバータ14と、インバータ14で駆動されるモータ30の巻線32とで構成されている例を挙げている。また、電源保護回路70の出力において、電源ラインVDDとグランドGNDとの間には、電源電圧の変動などを抑制するために平滑キャパシタ15を接続している。さらに、電源保護回路70用として、電源ラインVDDを流れる電流量を検出するための電流センサ16を備えている。なお、図1では、電源ラインVDDに電流センサ16を配置した例を示しているが、例えばグランドGNDに配置してもよい。また、以下、電源保護回路70の出力側の電圧Vbを、平滑キャパシタ15の両端の電圧である両端電圧Vbとして、適宜、説明する。
以上のように構成されたモータ制御装置10において、まず、回転制御部12は、外部からの指令情報、およびセンサ等で検出した検出信号に基づき、位置、速度、あるいはトルクなどを制御するための駆動制御信号Ddを生成し、その駆動制御信号DdをPWM回路13に出力する。例えば、モータ30を正弦波駆動する場合、その正弦波の振幅や周波数は指令情報や検出信号に基づき決定され、その振幅や周波数の正弦波波形の駆動制御信号Ddが回転制御部12からPWM回路13へと出力される。
PWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)回路13は、この駆動制御信号Ddに基づき、インバータ14を駆動制御するためのPWM駆動信号Dpを生成する。具体的には、PWM回路13は、駆動制御信号Ddの波形に応じてパルス幅変調されたパルス列で構成される信号を生成し、この信号をPWM駆動信号Dpとしてインバータ14に出力している。なお、図1では、3相の巻線32を備えたモータ30の例を示しており、互いに位相が異なる相ごとのPWM駆動信号DpをPWM回路13が生成し、インバータ14がそれぞれの巻線32を駆動する。
このようなインバータ14は、正極側のスイッチ素子と負極側のスイッチ素子とを相ごとに備えている。この正極側のスイッチ素子の一方は電源ラインVDDに接続され、負極側のスイッチ素子の一方はグランドGNDに接続される。さらに、正極側のスイッチ素子の他方と負極側のスイッチ素子の他方とが接続されて、その接続点から巻線32を駆動する駆動電圧Vdrが出力される。また、スイッチ素子のそれぞれは、PWM駆動信号Dpによってオンオフ制御される。インバータ14は、このような構成により、電源ラインVDDおよびグランドGNDを介して供給された直流電力を、PWM駆動信号Dpに応じた駆動電圧Vdrの駆動電力に変換する。そして、インバータ14は、変換したその駆動電力をモータ30の巻線32に供給する。なお、駆動電圧Vdrは、瞬時的には正極側電圧Vb(V)と負極側電圧0(V)との間を交互に変化するパルス状の電圧であるが、パルス幅変調の原理から平均値的には駆動制御信号Ddに応じた波形の電圧となる。したがって、巻線32には、等価的に、波形としては駆動制御信号Ddと同様となる電圧として、駆動電圧Vdrが印加されることになる。すなわち、駆動制御信号Ddが正弦波状の波形の場合、駆動電圧Vdrも平均値的には正弦波状の波形となり、モータ30が正弦波駆動されることになる。
ところで、以上のような構成において、駆動電圧Vdrを巻線32に印加することにより、巻線32に駆動電流が流れてモータ30が回転する。その一方で、この回転によってロータの磁極が移動し、巻線32に対する磁束も変化するため、その変化に応じた誘起電圧が巻線32から生じている。そして、この誘起電圧の電圧値が駆動電圧Vdrの電圧値を超える状態になると、誘起電圧による電流が、巻線32からインバータ14のスイッチ素子を介して、電源ラインVDDやグランドGNDに向けて流れ出すことになる。誘起電圧の電圧値が駆動電圧の電圧値よりも大きくなるこのような状態は、例えばモータを減速制御するような場合に生じることが知られている。
このように、本来、モータ30を駆動するためには、巻線32の誘起電圧に向かって電流を供給しなければならないのが、逆に誘起電圧から電流が供給される現象が生じる。このような現象が継続されると、インバータ14のスイッチ素子を介して、誘起電圧による逆起電力が電源側へと伝送されることになる。つまり、モータ30が発電機として作用し、本来はモータ30に電力を供給するための直流電源20に対して、逆にモータ30が電力を供給してしまう、いわゆる回生現象が発生することになる。ちなみに、このようにモータ側から電源側に電力が供給される状態を回生と呼ぶのに対して、電源側からモータ側に電力が供給される通常の状態は、力行(りっこう)と呼ばれている。
本実施の形態では、このような回生現象から直流電源20を保護するために、モータ30により生じた回生電力が電源側へと逆流することを防止する機能によって電源を保護する電源保護回路70を備えている。
電源保護回路70は、このような逆流防止機能を実現するため、図1に示すように、直流電源20からの正極側端子111と電源ラインVDDとの間に配置されるスイッチ素子18と、電流センサ16およびスイッチ素子18に接続される電力方向検出回路17とを備えている。
スイッチ素子18は、このように配置することで、直流電源20とインバータ14を含む負荷回路40との間の電源接続を、電力方向検出回路17からの信号に従ってオンオフする。
また、電力方向検出回路17は、このような接続とすることで、まず、電流センサ16からのセンサ信号Isに基づいて、直流電源20と負荷回路40との間に流れる供給電流IDの電流量を検出し、次に、検出した電流量に基づいて、電力量を検出している。そして、その検出した電力量を基準値と比較することで、直流電源20と負荷回路40との間の電力の向きを検出している。
ここで、一般的には電圧と電流との積によって電力を算出することが多いが、基本的には、電力とは単位時間に電流がする仕事量である。そこで、本実施の形態では、このような後者の電力の定義に基づいて、検出した電流量を積分し、その積分における所定の期間あたりの積分量を求め、その積分量を電力量とすることで、電力量を検出している。
また、上述したように、力行状態では、電源側から負荷側へと電力が供給されるのに対して、回生状態では、負荷側に供給される直流電力よりもモータからの逆起電力が大きくなって、負荷側から電源側へと電力が供給されることになる。
これらの点に注目し、電力方向検出回路17は、まず、検出した電流量を積分することで電力量を検出している。そして、電力方向検出回路17は、そのように検出した電力量に基づき、電力の向きとして、力行状態での直流電源20から負荷回路40への向きであるのか、回生状態での負荷回路40から直流電源20への向きであるのかを検出している。
本実施の形態では、電力方向検出回路17がこのように検出した電力の向きに応じたスイッチ制御信号Sfを出力し、このスイッチ制御信号Sfによってスイッチ素子18がオンオフ制御される。すなわち、力行状態での向きであると判定している場合は、通常の駆動制御状態であり、電力方向検出回路17は、オンとなるようにスイッチ素子18を制御している。これによって、直流電源20と負荷回路40とが導通状態となり、直流電力がインバータ14に供給されてモータ30が駆動される。逆に、回生状態での向きであると判定した場合には、電力方向検出回路17は、オフとなるようにスイッチ素子18を制御する。これによって、直流電源20と負荷回路40とを非導通状態にして、モータ30からの回生電力が直流電源20まで流れ込むような逆流を防止している。また、特に、スイッチ素子を開閉するような逆流防止機能として、本実施の形態では上述したように、検出した電流量に基づく電力量を利用した構成としている。これによって、本実施の形態では、検出した電圧値を利用した構成において電圧変動などが影響してスイッチ素子の開閉を誤動作させるような弊害をも防止している。
また、図1では、スイッチ素子18として、Pチャンネル型MOSFET(MOS電界効果トランジスタ)を用いた一例を示している。図1に示すように、Pチャンネル型MOSFET(以下、適宜、単にFETと表す)のドレインDが、直流電源20側となる正極側端子111に接続され、ソースSが、負荷回路40側となる電源ラインVDDに接続され、ゲートGが、電力方向検出回路17の出力であるスイッチ制御信号Sfに接続されている。すなわち、電力方向検出回路17が出力するスイッチ制御信号SfによりゲートGを制御することで、ドレインDとソースSとの間がオンオフするように構成されている。また、図1に示すように、このようなPチャンネル型MOSFETは、通常、アノードがドレインD側となり、カソードがソースS側となるような寄生ダイオード18Dを有している。
さらに、図1では、電力方向検出回路17が、電流検出回路71と、積分回路75と、電力方向判定回路77とで構成された一例を示している。電流検出回路71は、電流センサ16からのセンサ信号Isに基づいて、直流電源20と負荷回路40との間に流れる供給電流IDの電流量を検出し、検出した電流量を示す電流検出信号Idとして出力する。さらに、積分回路75は、上述した原理に基づき、電流検出回路71から得られる電流検出信号Idを積分することで電力量を求めている。積分回路75は、電流検出信号Idを積分することで生成した電流積分信号を、求めた電力量を示す検出電力信号Pdとして、電力方向判定回路77に出力する。また、電力方向判定回路77には、電力の向きを判定するための判定基準とする電力判定値Prefを保持している。電力方向判定回路77は、供給された検出電力信号Pdとこの電力判定値Prefとを比較することで、直流電源20と負荷回路40との間で授受される電力の向きを判定し、その判定結果を示すスイッチ制御信号Sfを出力している。例えば、電力供給の方向が直流電源20から負荷回路40へとなる力行状態を正方向、その逆の回生状態を負方向とした場合、電力方向判定回路77は、検出電力信号Pdが電力判定値Prefを超えている状態のとき力行状態と判定する。逆に、電力方向判定回路77は、検出電力信号Pdが電力判定値Pref以下になると回生状態になったと判定し、スイッチ制御信号Sfによりスイッチ素子18がオフとなるように制御する。
電力方向検出回路17は、このような構成により、検出した電力の向きが力行状態時と同じ向きの場合に、スイッチ素子18であるFETをオンさせる信号をゲートGに与える。逆に、電力方向検出回路17は、電力の向きが回生状態時と同じ場合、もしくは力行状態から回生状態への移行時に、FETをオフさせる信号をゲートGに与える。
なお、上述したように電力とは単位時間に電流がする仕事量であることより、積分回路75について、より具体的には、単位時間に対応する所定期間を設定し、その期間ごとに期間中の電流検出信号Idを積分することで電力量を求めている。すなわち、例えば、電流検出信号Idを積分するための積分用のキャパシタを設けた回路構成の場合、定期的にそのキャパシタをリセットし、キャパシタの蓄積電荷をゼロにするような構成とすればよい。また、このような所定期間ごとにリセットを行う構成の場合、電力量を示す検出電力信号Pdは、所定期間ごとの離散的な値を示す信号となり、電力方向判定回路77の電力判定が遅延するなどの影響がある。そこで、本実施の形態では、検出電力信号Pdが連続した値を示す信号となるように、積分回路75に対して、所定の時定数を与えることで、等価的に単位時間あたりの電流量を求めるような構成としている。すなわち、本実施の形態では、積分回路75の時定数を0.1〜0.001としている。
以上のように構成された本実施の形態のモータ制御装置10について、次にその動作を説明する。
図2は、本実施の形態のモータ制御装置10の動作を説明するためのタイミングチャートである。図2において、上から順に、電流変化タイミング、電圧変化タイミング、電力変化タイミング、スイッチ状態のタイミングを示している。具体的には、電流変化タイミングでは、直流電源20と負荷回路40との間に流れる供給電流IDを示す。電圧変化タイミングでは、電源保護回路70の負荷側となる平滑キャパシタ15の両端電圧Vbを示す。電力変化タイミングでは、電力方向検出回路17における検出電力信号Pdが示す電力量を示す。そして、スイッチ状態のタイミングでは、スイッチ素子18のオンオフ状態を示している。
モータ制御装置10は、上述したようにPWM駆動信号Dpによってインバータ14のスイッチ素子をスイッチングして巻線32を駆動する構成である。このため、図2の電流変化タイミングで模式的に示すように、直流電源20からの供給電流IDは、このスイッチングにより大きく矩形波状に変動している。さらに、このようなモータ制御装置10では、モータ30の速度やトルクなどを変えながら駆動するという利用方法が一般的である。このため、供給電流IDのピーク電流も駆動状態に合わせて大きく変動する。図2の電流変化タイミングでは、このような状況での供給電流IDを示しており、具体的には、巻線32への駆動電圧Vdrを徐々に減らすような場合を示している。すなわち、初期段階では、電力の供給方向として、直流電源20から負荷回路40への力行状態での向き(力行方向)であり、供給電流IDも同様に直流電源20から負荷回路40へと流れる。次に、中間段階になると、巻線32への駆動電圧Vdrが減るとともに、モータ30は回転し続けているため、巻線32からの逆起電力も発生し続けている。このため、電力の供給方向として、力行方向に加えて、負荷回路40から直流電源20への回生状態での向き(回生方向)も強くなり、インバータ14のスイッチングに応じて両方向へと流れるようになる。そして、最終段階として、巻線32を駆動しない状態でモータ30が回転し続けている場合、電力の供給方向として、回生方向のみとなり、電源保護回路70を設けない場合には、供給電流IDも同様に直流電源20へと流れ込むことになる。
また、図2の電圧変化タイミングでは、このような動作時における平滑キャパシタ15の両端電圧Vbの変化を示している。特に、回生方向が優勢状態になると、巻線32で生じた誘起電圧による電流が平滑キャパシタ15に流れ込み、平滑キャパシタ15の両端電圧Vbが上昇する。すなわち、この電圧変化タイミングに示すように、平滑キャパシタ15の両端電圧Vbは、直流電源20の電圧Vaにさらに回生による電圧が加算されるように重畳し、直流電源20の電圧Va以上となるように増加する。また、回生による電圧の発生には、巻線32に加えて、PWM回路13やインバータ14のような高周波のパルスを利用したスイッチング回路も影響する。このため、回生状態が優勢になると、変動の激しい電圧が重畳することになり、平滑キャパシタ15の両端電圧Vbであっても、電圧変動を含みやすくなる。
次に、図2の電力変化タイミングでは、電力方向検出回路17での積分回路75によって生成した検出電力信号Pdについて、供給電流IDの変化に応じて、検出電力信号Pdの示す電力量が変化する様子を示している。なお、この電力変化タイミングで、正の電力は、力行方向への電力供給を示し、負の電力は、回生方向への電力供給を示している。ここで、電流検出回路71が検出した電流検出信号Idは、供給電流IDとほぼ同一の波形である。このため、検出電力信号Pdの変化も、供給電流IDを積分した変化と等しくなり、初期段階には、力行方向への電力供給が徐々に減り、中間段階で、力行方向と回生方向との電力が釣り合った状態(すなわち、電力が0)となり、最終段階では、回生方向の電力のみとなる。
また、電力方向検出回路17での構成で説明したように、電力方向判定回路77には、図2の電力変化タイミングに示すような検出電力信号Pdが供給される。さらに、電力方向判定回路77は、電力判定値Prefを保持しており、検出電力信号Pdと電力判定値Prefとを比較する。図2の電力変化タイミングでは、検出電力信号Pdが電力判定値Prefを超えている状態のとき、電力方向判定回路77は力行状態と判定しており、スイッチ素子18はオンの状態となっている。そして、回生状態が優勢となるにしたがって、検出電力信号Pdは小さくなり、検出電力信号Pdが電力判定値Pref以下になった時点で、回生状態になったと判定し、スイッチ素子18をオフしている。なお、本実施の形態では、図2の電力変化タイミングに示すように、電力判定値Prefについては、力行方向と回生方向とのバランス点よりも力行方向寄りとしている。本実施の形態では、これによって、電源保護の感度を上げ安全性を高めている。
以上のように、モータ制御装置では、速度やトルクを頻繁の変化させることが多いため、この変化によって、力行領域と回生領域が頻繁に繰り返される。さらに、PWM制御されるインバータを備えたモータ制御装置では、PWMのキャリア周波数でのオンオフ繰り返しが回生による電圧として重畳するため、回生状態が優勢になると、電圧変動が激しくなる。これに対し、本実施の形態では、このように変動する電圧に基づいて回生状態を検出するのではなく、供給する電流量を積分することで求めた電力量を利用して、回生状態を検出している。すなわち、図2での電圧変化タイミングと電力変化タイミングとの比較でも判るように、この安定した電力量に基づいて、回生状態を検出している。このため、回生エネルギーがモータから電源に逆流する現象を安定して防止でき、安定した電源保護を実施することができる。
なお、電流センサ16は、平滑キャパシタ15に対して電源保護回路70側、または負荷回路40側のどちらにあってもよく、直流電源20と負荷回路40との間に流れる電流量を検出できればよい。さらに、詳細には、図1のように、電流センサ16を平滑キャパシタ15に対して負荷回路40側に配置したほうが、回生電流に関しては、平滑キャパシタ15に流れ込む回生電流を含めて検出でき、回生電流をより正確に検出できる。このため、本実施の形態のような回生エネルギーから電源を保護する場合には、電流センサ16は、平滑キャパシタ15に対して負荷回路40側に配置したほうがより好適である。
図3は、本発明の実施の形態におけるモータ制御装置の具体的な構成例のブロック図である。図3では、直流電源VCCで動作する電源保護回路70の具体的な回路構成を示している。
まず、直流電源20と負荷回路40との間に流れる電流量を検出するため、図3の構成では、電流センサとして、いわゆるシャント抵抗72をグランドGNDに配置している。すなわち、図3のように、シャント抵抗72を負極側端子112と負荷回路40との間に配置し、その両端電圧を電流検出信号Idとしている。
また、積分回路75としては、演算増幅器OP1を用いて、その反転入力と出力との間にキャパシタC1を接続することで構成している。この演算増幅器OP1の反転入力と非反転入力とに、シャント抵抗72の両端を接続することで、積分回路75に電流検出信号Idが供給される。また、演算増幅器OP1の反転入力と出力との間に抵抗R1を接続し、時定数が0.1〜0.001の範囲の積分回路75を構成している。
また、電力方向判定回路77としては、演算増幅器OP2を用いたコンパレータとして構成している。上記構成の積分回路75により電流検出信号Idを積分した電流積分信号は、検出電力信号Pdとして、演算増幅器OP2の非反転入力に供給される。また、演算増幅器OP2の反転入力には、抵抗R21と抵抗R22とで分圧した電圧が、電力判定値Prefとして供給される。すなわち、演算増幅器OP2によって検出電力信号Pdと電力判定値Prefとの電圧が比較され、その大小関係に応じた電圧がスイッチ制御信号Sfとして、スイッチ素子18としてのPチャンネル型MOSFETのゲートGに出力される。
図4は、本発明の実施の形態におけるモータ制御装置の他の具体的な構成例を示すブロック図である。図4での電源保護回路70は、図3の電力方向判定回路77がさらにヒステリシス特性を有するような電力方向判定回路79を備えている。また、図5は、図4の電源保護回路70のヒステリシス特性を示す図である。図5に示すように、スイッチ素子18をオンする信号を出力するときの検出電力の値をPon、スイッチ素子18をオフする信号を出力するときの検出電力の値をPoffとしたとき、少なくとも「0≦Poff<Pon」の関係にある。
図6は、ヒステリシス特性を有した本電源保護回路70の動作を説明するためのタイミングチャートであり、電力が力行方向から回生方向に切り替わるタイミングにおける動作を示している。また、図7は、同タイミングチャートであり、逆に、電力が回生方向から力行方向に切り替わるタイミングにおける動作を示している。
ここで、図4に示す積分回路75は、図3と同様に、電流センサとしてのシャント抵抗72から得られる電圧信号を電流検出信号Idとして取り込み、所定の時定数で積分して出力する。積分回路75で得られる出力電圧は、検出電力信号Pdとして、ヒステリシス特性を有した電力方向判定回路79に供給される。すなわち、電力方向判定回路79は、演算増幅器OP2を用いてヒステリシス特性を持つコンパレータとして構成している。具体的には、演算増幅器OP2の非反転入力に、積分回路75からの検出電力信号Pdが供給される。また、演算増幅器OP2の反転入力には、抵抗R21と抵抗R22とで分圧した電圧が、電力判定値Prefとして供給される。さらに、演算増幅器OP2の非反転入力と出力との間に抵抗R23を接続することで、ヒステリシス特性を持たせている。このような電力方向判定回路79の構成において、供給された検出電力信号Pdは、ヒステリシスを持つしきい値と比較されるように動作する。そして、その比較での大小関係に応じた電圧がスイッチ制御信号Sfとして、スイッチ素子18としてのPチャンネル型MOSFETのゲートGに出力される。
このようなヒステリシス特性として、電力方向判定回路79では、図6、図7に示すように、値が低い一方のしきい値としての電力判定値Pref1と、高い他方のしきい値としての電力判定値Pref2とを等価的に設定している。
例えば、電力が力行方向から回生方向に切り替わるように動作している場合には、図6に示すように、検出電力信号Pdが電力判定値Pref1を下回ると、演算増幅器OP2の出力を反転して、スイッチ素子18をOFFする。この動作は、図5に示すように、検出電力信号Pdが回生領域に入る前にスイッチ素子18がOFFするレベルPoffに電力判定値Pref1を設定しておけばよい。これにより、「0≦Poff」であることから、外部の直流電源20に電力がわずかでも逆流しないように保護することが可能となり、回生現象による電力の逆流をより確実に防止できる。
逆に、電流が回生方向から力行方向に切り替わるように動作している場合には、図7に示すように、検出電力信号Pdが電力判定値Pref2を上回ると、演算増幅器OP2の出力を反転して、スイッチ素子18をONする。この動作は、図5に示すように、検出電力信号Pdが力行領域に入って十分経った後にFET4がONするレベルPonに電力判定値Pref2を設定しておけばよい。これにより、力行領域に入る手前の時間帯などにおいて、力行領域と回生領域とが交互に繰り返されることで引き起こされる不安定な電源保護の動作をも抑制している。
以上のように、本発明にかかるモータ制御装置は、力行領域と回生領域が頻繁に繰り返されたり、回生電流がPWM制御に起因した変動を繰り返したりするブラシレスモータの制御装置のような場合であっても、回生エネルギーの電源側への逆流を電力として検出しているため、電圧変動に影響されず、その向きも正確に検出することが可能になる。このため、安定性を十分に確保しながら、回生エネルギーがモータから電源に逆流する現象を防止することができる。
本発明にかかるモータ制御装置は、回生エネルギーがモータから電源に逆流する現象を安定に防止することが可能となる。このため、モータ制御装置以外の負荷側から直流電源側に電流が逆流するのを防止する逆流防止回路を備えた直流電源装置や、車両に搭載される装置等の用途にも適用できる。また、電力の逆流を防止するものであるため電源の逆接続保護用途にも適用できることは言うまでもない。
10 モータ制御装置
11 電源接続端子
12 回転制御部
13 PWM回路
14 インバータ
15 平滑キャパシタ
16 電流センサ
17 電力方向検出回路
18 スイッチ素子
18D 寄生ダイオード
20 直流電源
30 モータ
32 巻線
40 負荷回路
70 電源保護回路
71 電流検出回路
72 シャント抵抗
75 積分回路
77,79 電力方向判定回路
111 正極側端子
112 負極側端子

Claims (5)

  1. モータにより生じた回生電力が電源側へ逆流することを防止する機能を備え、前記モータの回転動作を制御するモータ制御装置であって、
    前記モータが所定の回転動作をするように、前記モータを駆動制御するための駆動制御信号を生成する回転制御部と、
    直流電源から供給された直流電力を、前記駆動制御信号に応じた駆動電力に変換し、変換した前記駆動電力を前記モータに供給するインバータと、
    前記直流電源と前記インバータを含む負荷回路との間の電源接続をオンオフするスイッチ素子と、
    前記直流電源と前記負荷回路との間に流れる電流に基づいて、前記直流電源と前記負荷回路との間の電力の向きを検出する電力方向検出回路とを備え、
    前記スイッチ素子は、前記電力方向検出回路が検出した電力の向きに応じてオンオフ制御され
    前記電力方向検出回路は、
    前記直流電源と前記負荷回路との間に流れる電流量を検出し、電流検出信号として出力する電流検出回路と、
    前記電流検出回路からの前記電流検出信号を積分し、電流積分信号として出力する積分回路と、
    電力の向きを判定するための電力判定値と前記電流積分信号の値との比較に基づき、前記直流電源と前記負荷回路との間で授受される電力の向きを判定する電力方向判定回路とを備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記スイッチ素子は、Pチャンネル型MOSFETであり、
    前記Pチャンネル型MOSFETのドレインは前記直流電源に接続され、ソースは前記負荷回路に接続され、ゲートは前記電力方向検出回路に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記電力方向判定回路は、前記電力判定値と前記電流積分信号の値との比較に基づく判定結果において、力行時と同じ判定結果の場合に、前記スイッチ素子をオンさせる信号を出力し、力行時と異なる判定結果の場合に、前記スイッチ素子をオフさせる信号を出力することを特徴とする請求項に記載のモータ制御装置。
  4. 前記積分回路の時定数が0.1〜0.001であることを特徴とする請求項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記電力方向判定回路は、ヒステリシス特性を有した回路であって、前記スイッチ素子をオンする信号を出力するときの前記電流積分信号の値をPon、前記スイッチ素子をオフする信号を出力するときの前記電流積分信号の値をPoffとしたとき、0≦Poff<Ponの関係を有することを特徴とする請求項に記載のモータ制御装置。
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