JP6802288B2 - 通気口 - Google Patents

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Description

通気口に多くの用途を見出す。例えば、自動車産業において、通気口は、電気的構成部分のハウジング、ギアハウジング、ブレーキハウジングおよび車両本体においてさえ使用されて、ハウジングまたは本体内部と周囲環境との間の圧力を同じにする。他の用途において、通気口の機能は、均圧のためのバルク流ではなく、媒体を通した選択した構成部分の輸送の目的のための拡散、例えば湿気制御のための媒体を通した水の拡散である。これらの種類の用途において、原動力は、圧力ではなく、温度、浸透圧、静電気引力もしくは反発、またはなんらかの他の原動力である。通気口はまた、多くの他の用途、例えば電気的および機械的装置ハウジング、または化学的容器において使用される。
多くの用途において、通気口は、均圧を可能にするガス浸透性であるだけでなく、また内部装置または構成部分を損傷しおよびハウジングを腐食させる場合がある、湿気、液体、または汚染物質からハウジングの内部を密閉するための液体不浸透性であるべきである。この目的のために、通気口は、ガス浸透性であるが液体に不浸透性である多孔質膜を含むことができる。
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリプロピレンまたはポリエチレンで形成された成形ポリマーまたはプラスチック体および多孔質膜を含む通気口は、例えば、日本国特許公開平01−269766号公報で知られている。公知のポリマー通気口は、例えば、ブリーザー値、フィルター、隔膜機器など中で空気通気口機器として使用される。それらは、典型的には、周囲に配置された穴を通して共に結合された剛体樹脂部分の間に配置された膜を含む。多くの他の配置の成形ポリマーまたはプラスチック通気口は知られている。
ポリマーおよびプラスチック通気口に充分な耐久力、耐熱性および/または耐薬品性のない場合、金属通気口が用いられる。金属体を有する、例えばステンレススチールでできた通気口は、通気口が耐薬品性であることを必要とする環境において使用でき、低い腐食電位を有し、高温および/または温度範囲、および紫外(UV)照射に耐えるか、または機械的に堅牢であることができる。公知の金属通気口がいくつかの用途において改善された耐久力を提供することは、例えば、米国特許第5,353,949号明細書で知られている。さらに、金属通気口は、それが組み込まれているハウジングの開口(through opening)にわたって電磁気シールドを提供する。
しかし、公知の金属通気口は、膜を通気口に密閉するためのいくつかの形態のシーリング材、接着剤またはガスケットに依存する。これらのシーリング材およびガスケットはまた、劣化にさらされ、および高温で有用であることができない場合がある。また、糊または他の結合技術を使用したそうした通気口の金属体への膜の固定は、多くの場合常に容易に入手できるわけではない高レベルのノウハウを必要とする。これは、特注の膜が膜を通気口体に固定する通気口メーカーに提供される場合の特有な問題である。
付着性、溶着、ろう付け(brazing)およびその同類のもの、またはコーキング材料、圧縮ガスケット、ばねおよびその同類のものの使用なしで、外郭と通気口本体との間の圧縮された膜を用いた締まりばめのみを使用して外郭を通気口本体に取り付けることは、欧州特許第1740861Bl号明細書において提案されている。
むしろ、締まりばめは、部品内の内力の凝集および部品間の摩擦によって維持される。締まりばめは、例えば、圧入、および特に、定位置にカチッと止めるスナップリングの使用を含むことができる。隆起または他の突起は、膜接触を最小化しおよび単位面積当たりの圧縮力を増加させる表面を有する膜において提供されることができる。
これらの通気口は、ポリマー通気口にわたって改善された特性を提供するが、通気口の機械的、化学的および熱的耐久力に関するさらなる改善および長い間の漏れに対する気密性(leak tightness)は、通気口の適用可能性をさらに高めるのに望ましい。したがって、上記の欠点を克服する、通気口、特に金属体を有する通気口へのニーズが有る。
本発明の第1の形態によれば、独立請求項1に記載の特徴を有する通気口が提供される。それらの好ましい態様は、各従属項に規定されている。
本発明の第2の形態によれば、通気口集成体での使用のための多孔質膜およびばね要素を含むキットが提供される。それらの好ましい態様は、各従属項に規定されている。
本発明の第1の形態による通気口は、流体、例えば気体の通路のための開口、開口の周囲のシーリング表面、開口を被覆しおよびシーリング表面に対して横たわっている多孔質膜、および膜のクランプ範囲においてシーリング表面に対して膜を押し付けるクランプ配置を有する本体を含むことができる。
多孔質膜の目的は、例えば、均圧のために、気体が膜を通過するのを可能にするが、液体が膜を通過するのを防ぐことである。したがって、多孔質膜は、概して液体不浸透性である。特に、膜は、容器の外側から膜に接触することができる水または水溶液の進入を防ぐ。膜をシーリング表面に押し付けるクランプ配置の目的は、液体が開口に向かってシーリング表面と膜の間を通過することおよびその逆を防ぐことである。
本発明の第1の形態によれば、膜は、標準状態でクランプ範囲においてある厚さを有し、すなわち、その圧縮状態において、標準状態は、20℃、70%相対湿度および1,013バールの周囲圧力と規定され、それにより膜のクランプ範囲における単位面積当たりの圧縮力は、50%でのクランプ範囲における膜の厚さの変化により50%超で変化しない。そうした変化は、厚さの減少となる場合がある。代わりに、そうした変化は、厚さの増加となることができる。さらに代わりに、通気口は、それが膜厚の減少および増加の変化を可能にするようになっていることができる。
すなわち、ある膜、特にポリマー膜は、圧縮力によって生じる機械的応力の影響下でゆっくりと動くかまたは恒久的に変形する傾向を有する。この現象は、「クリープ」と呼ばれ、および時々「コールドフロー(cold flow)」とも呼ばれる。クリープは、長期間高温にさらされた材料において特に過酷である。典型的には、クリープは、実質的に50%未満であろうが、クリープが50%に達した場合、そこで本発明により、圧縮力は、元の圧縮力の50%以下で減少するであろう。したがって、圧縮された膜の厚さがその元の圧縮された値の50%に減少した場合に、単位面積当たりの圧縮力が長期間で最小の必要圧縮力より小さくならないように、初期圧縮力は、最小の必要圧縮力の少なくとも2倍高いレベルで調整されるであろう。クリープが厚さの50%超、例えば75%の量であると期待される場合、初期圧縮力は、もちろん、それにしたがって追加のクリープを同様に補うために、より高いレベルに調整される必要があるであろう。
好ましくは、膜の厚さの50%減少で、単位面積当たりの圧縮力は、20%超、さらに好ましくは10%超、そして最も好ましくは5%超で変化しない。これは、圧縮力の実質的な損失なしで、長い間に関連するなんらかのクリープの補いを可能にするであろう。
好ましくは、クランプ配置は、膜厚の減少を補うだけでなく、同様に好ましくは少なくとも50%でクランプ範囲における膜厚の増加を可能にする。膜が使用中に、例えば、湿気吸収により膨らむ場合、膜への損傷を避けるためにこれは好都合である。
必ずしも厳格に排除されないが、クランプ配置は、通気口本体に膜を取り付けるために糊または他の結合技術を必要としない。好ましくは、膜は、締まりばめのみによって通気孔本体の開口の周囲において、クランプ配置とシーリング表面との間で圧縮されている。本明細書中で使用される場合、「締まりばめ」は、集成体が部品内での内力の集合におよび付着物、例えば、接着剤、または溶着、ろう付けおよびその同類のものの使用なしで部品間の摩擦によって維持されるすべての様式の嵌合部を包含することを意図する。
本発明は、好ましくは、金属通気口、すなわち、金属でできた、好ましくはステンレススチールでできた本体を有する通気口において使用される。しかし、本発明は、同様にプラスチックおよびポリマーの通気口に用いることができる。これは、作業条件がその能力を試す程ではないが、通気口本体のプラスチックまたはポリマーの種類が付着物、溶着またはろう付けによって通気口本体に膜を取り付けることを難しくしている用途において、特に有用である。同様に、膜およびシーリングリング、例えばO−リング以外の通気口の残りの部分は、好ましくは金属で、さらに好ましくはステンレススチールでできている。
好ましくは、クランプ配置は、少なくとも1つのばね要素を含み、このばね要素は、前記圧縮力を提供するように張力を掛けられている。圧縮力の変化は、ばねの長さの変化に依存する:
式中、ΔFは、圧縮力の変化であり、Cは、ばね定数であり、およびΔlは、ばね長の変化である。したがって、例えば1mmの厚さまで最初に圧縮された、膜の厚さが、クリープによって0.5mmの厚さに50%(Δl=0.5mm)減少するか、または1.5mmの厚さに50%(Δl=0.5mm)増加する場合、圧縮力の変化、したがって、圧縮された単位面積当たり力の変化は下記式により変化する。
または
式中、Δpは単位面積当たりの圧縮力の変化であり、およびAは膜の圧縮された範囲のサイズであり、以下「クランプ範囲」といい、これは通常クランプ配置が膜に接触する接触表面積に相当する。
したがって、「柔らかい」ばね、すなわち、低いばね定数Cを有するばねを選択することによって、例えば、クリープまたは膨潤による、圧縮力Fへの膜厚の変化の影響は、小さいままに保たれることができる。ばね材料は、種々の材料、例えばプラスチックおよびポリマー、シリコン、セラミック、および好ましくは金属からなるか、またはこれらを含むことができる。低いばね定数を有するばねを用いて、膜厚がクリープにより低下しても、単位面積当たりの圧縮力はあまり影響されず、および膜が湿気吸収により膨らんでも同様にあまり影響されない。むしろ、ばね要素によって提供される圧縮力は、式
(式中、xは、ばね要素の初期圧縮である)
によるばねの初期圧縮に主に依存するであろう。
好ましくは、表面積当たりの最小の圧縮力または表面圧力p
は、特にeFTFE膜を用いて、充分な漏れに対する気密性を達成するために、1N/mm以上である。表面圧力pの上限は、膜材料の耐久力に依存し、および好ましくは、ePTFE膜の場合に70N/mm以下である。典型的には、膜が気体に不浸透性となるように、ePTFE膜の孔は約30N/mmの表面圧力で閉じるが、本発明の脈絡において、より低い表面圧力pが好ましいように、それは液体の気密性を達成するのに充分である。好ましい表面圧力pは、1〜30N/mm、さらに好ましくは1〜10N/mm、そして最も好ましくは1〜2N/mmの範囲である。
好ましくは、ばね定数Cとクランプ範囲Aとの間の比R
は、確実に0超かつ好ましくは50,000N/m/mm以下、さらに好ましくは15,000N/m/mm以下、そして最も好ましくは1,500N/m/mm以下である。比Rの高い値、すなわち、比較的小さい接触面積Aまたは高いばね定数Cを有する比較的強いばね要素は、初期圧縮力Fから生じる表面圧力pが高い、例えばp=30N/mmの場合に、選択されることができる。しかし、より低い比Rは、好ましい。
例えば、クランプ範囲Aが、15.9mmの中央直径および0.9mmの幅を有する円形である、すなわち、約45mmのサイズを有する場合、ばね定数Cは、58,000N/mであるように選択されることができ、約1.65N/mmの表面圧力pおよび1,290N/m/mmの比Rを生じる。この比は、0.5〜1.5mmの厚さを有する延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)でできた膜に特に適する。しかし、好ましい膜厚は、2mmの範囲までであることができる。
クランプ配置による接触表面、例えばばね要素がクランプ範囲における膜に接する接触表面は、好ましくはクランプ配置が膜の中に切り込むことを避けるように比較的大きい。典型的な最小の接触幅は、0.5〜1.5mmの範囲である。
第1の好ましい態様により、クランプ配置は、通気口の本体に取り付けられた締め具を含み、およびばね要素の張力は通気口の本体に締め具を取り付けることから生じる。言い換えれば、ばね要素は、シーリング表面に対して横たわっている膜と締め具、例えばキャップとの間で圧縮されており、締め具は、例えば、スナップフィット、協働するねじ山、接着、または他の手段によって、通気口の本体に取り付けられている。好ましくは、締め具は、締まりばめ、例えば、クリッピング(clipping)によって通気口の本体に取り付けられている。
上記で説明したように、ばね要素は締め具から分離されることができ、および締め具と膜との間にクランプされているか、または一体部品、例えばキャップを形成できる。ばね要素は、1つ以上のばね板を含むことができる。最も好ましくは、ばね要素は、1つまたは2つ以上のばね板を統合できる円錐形ディスクばねタイプであることができる。例えば、締め具、例えばキャップが膜にわたっておよび膜に向かって配置されるにつれてばね板が張力を掛けられているように、円錐形ディスクばねタイプのばね要素の1つまたは2つ以上のばね板は、締め具と接触または一体化した終端を有することができ、それによって膜に対してばね要素を押し付けている。
前記初期圧縮力Fを提供するように、圧縮された状態で通気口本体に組み込まれることができる前提で、ばね要素は、任意の第2締め付け構成部分、例えばキャップと完全に独立してさえいることができる。したがって、第2の好ましい態様により、ばね要素の張力は、通気口の本体に直接取り付けられたばね要素から、すなわち、上記の締め具なしで生じる。好ましくは、ばね要素は、締まりばめによって通気口の本体に取り付けられている。例えば、ばね要素は、C形またはS形の断面図を有する円形の圧縮部材を含むことができる。
膜それ自体は、種々の材料でできているか、または種々の材料を含むことができる。クリープに苦しむ材料は、ePTFE、PU、PP、POM、PA、セルロース系およびセラミック系材料を含む。ポリマー材料は、本発明に好ましい。これらの材料は、異なる形態、例えば、織物、不織物、発泡体またはその同類のもので提供されることができる。特に好ましくは、膜は、フルオロポリマー、さらに好ましくはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、そして最も好ましくは延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)でできているか、またはこれらを含む。例示的なePTFE材料は、米国特許第3,953,566号明細書、米国特許第3,962,153号明細書、米国特許第4,096,227号明細書、米国特許第4,187,390号明細書、米国特許第4,902,423号明細書または米国特許第4,478,665号明細書に記載された方法により調製されることができる。多孔質ePTFE膜はまた、他の方法によって調製されることができる。多孔質ePTFEは、ポリマーのノードおよび小線維を相互に接続する多孔質ネットワークを含み、およびW.L.Gore & Associates,Inc.,Newtork、Delaware,U.S.A.から広範な種類の形態で市販されている。
用語「ePTFE」は、本明細書中で使用される場合、ポリマー材料の比較的大きいノードから伸びる小線維を有するわずかに延伸した構造から、節点で相互にほとんど交差する小線維を有する極度の延伸構造にわたるノードおよび小線維構造を有する任意のPTFE材料を含むことを意図する。構造の小線維の特徴は、顕微鏡によって確認できる。ノードは、いくらかの構造を容易に確認されることができるが、多くの極度の延伸構造は、小線維の交差点のみとしてあらわれるノードを有する小線維のみからほとんど構成される。生じたマイクロ孔またはボイドは、水への抵抗を提供しながら、良好なガスまたは空気の流れを可能にする。
多孔質ポリマー膜は、任意選択的に、添加物とも呼ばれる、1種または2種以上のフィラーまたは被膜を含むことができる。例えば、添加物は、ePTFEそれ自体のマトリックス中に含まれることができる。代わりに、多孔質ポリマー膜は、フィルムの多孔度の中への添加物の良好な浸透を可能にする添加物/溶媒混合物を吸収することができる。吸収は、添加物/溶媒溶液を最初に調製すること、そして次にこの溶液を多孔質フィルム、例えば延伸PTFEと組み合わせることによって、達成される。添加物はまた、膜の1つまたは2つ以上の側上に、好ましくは疎油性の被膜として、被覆されることができる。望ましい添加物は、吸収剤、吸着剤、表面エネルギー改質剤、着色剤、顔料、抗菌剤、抗生物質、抗真菌剤、およびそれらの混合物を含むことができる。
任意選択的に、多孔質ポリマー膜は、支持層、例えば織物または非織布または繊維スクリムを含むことができる。支持層は、膜にラミネート加工されるか、結合されるか、または隣接して配置されただけであることができる。
多孔質ポリマー膜の厚さは、重要ではないが、多孔質ポリマー膜は、クランプ配置の締まりばめによって通気口本体の密閉を維持するのに充分な厚さであることが必要である。薄い膜は、さらに正確な機械加工および部品の適合を必要とする。効果的な通気のために充分に浸透性であるという前提で、より厚い膜を使用できる。好ましくは、膜は、少なくとも約76μm(3mils)または少なくとも約127μm、254μm、または330μm(5mils、10milsまたは13mils)厚である。
本発明の第2の形態によれば、通気口集成体での使用のためのキットが提供され、このキットは、上記の多孔質膜、および上記のばね要素を含む。ばね要素は、ばね定数Cおよび多孔質膜の中央領域の周りの範囲の膜の表面と接するように適合された接触表面積を有し、ばね定数Cの比Rおよび接触表面積Aの合計は、上記で特定した範囲、すなわち、好ましくは50,000N/m/mm以下、さらに好ましくは15,000N/m/mm以下、そして最も好ましくは1,500N/m/mm以下である。
図1は、本発明による通気口の立体分解図である。 図2は、組み立てられた状態での図1の通気口の断面図である。 図3は、ばねのモデルである。 図4は、本発明による通気口の別の態様の断面図である。 図5は、図4の通気口の斜視図である。 図6は、本発明による通気口の別の態様の断面図である。
図1に示すように、通気口は、流体、例えば気体または蒸気の通路のための開口24を有する本体10を含む。シーリング表面11は、開口24を取り囲む。多孔質膜50は、シーリング表面11に対して横たわっておよび開口24を覆って提供される。ばね要素30およびキャップ40の形態で、クランプ配置は、膜のクランプ範囲Aでシーリング表面11に対して膜50を押し付けるように提供されている。膜のクランプ範囲Aは、膜50がクランプ配置、この態様においては、ばね要素30と、シーリング表面11との間で圧縮されている範囲である。キャップ40を本体10に取り付けることは、ばね要素30が膜50とキャップ40との間で挟まれるようにし、それによって圧縮力を生成しおよびばね要素30を圧縮する。
これは、図2に記載された断面図にさらに示されている。図に示すように、キャップ40は、周囲の溝13中にスナップフィットしている。クランプ配置のキャップ40を通気口の本体10に取り付けるための他の手段は、以下の:螺合(threaded engagement)、バヨネットカップリング、圧入および他の純粋な締まりばめであるが、同様に結合、はんだ、溶着およびその同類のものを含むことができるがこれらに限られない。
図に示すように、ばね要素30の高さは、キャップ40によって低くなり、それによって通気口本体10の開口24の開口方向での軸上の力を生成し、この力は、クランプ範囲において単位面積当たりの圧縮力となる。クランプ範囲は、この場合は実質的にシーリング表面11のサイズに相当する。しかし、膜50および/またはばね要素30の形状によって、クランプ範囲は、シーリング表面11より小さいことができる。図2の態様では、膜50の中央領域が底部15から離れているように、シーリング表面11は、底部15の内周を超えてわずかに突き出す外周の肩によって形成されている。したがって、多孔質膜50の孔を通る気体および蒸気輸送のための有効面積は、開口24および底部15を覆う。
ばね要素30は、概してコーン形であり、および皿ばねタイプのばね要素を形成する。ばね要素30の外側の範囲31は平面でありおよびワッシャーに似ている。これは、膜の全周囲の周りのシーリング表面11に対して膜50を密閉するために、連続した線に沿って膜50の中央領域を取り囲むことができる。ばね要素30の内側の領域は、複数のばね板33を含み、態様で示された数は8であるがより大きいか、またはより小さいことができる。ばね板33の自由終端34は、キャップ40の底側41と接触しており、および開口24の下方向に曲がっており、それによって圧縮力を生成する。圧縮力はばね要素30の接触表面積を介して膜50に向けられ、それによってばね要素30は膜50の表面に接する。
示されていない他の態様では、ばね要素30は、キャップ40と統合して形成されることができる。例えば、ばね要素30は、キャップ40の底41に依存することができる。通気口本体10に取り付けられたキャップ40によって圧縮されるにつれてばね要素30がバネ力を高めるように、ばね要素30は放射状、らせんまたは異なる方向でのスリットであることができる。
上記のように、膜のクランプ範囲における単位面積当たりの圧縮力は、液体がシーリング表面11と膜50との間を通ることを妨げる程充分高い。圧縮力により、膜は、クランプ範囲においてある厚さを有する。この厚さは、種々の影響、例えばクリープおよび膨潤により使用の間に変化できる。図1および図2に示すように通気口の配置は、クランプ範囲における膜の厚さの50%の減少により、単位面積当たりの圧縮力が、50%超で、好ましくは20%超で、またさらに好ましくは10%超で、そして最も好ましくは5%超で変化しないようになっている。これは、低ばね定数Cを有するように選択されているばね要素30によって、およびさらに具体的に言うと、50,000N/m/mmより小さいクランプ範囲Aに対するばね定数Cの比Rを選択することによって、達成される。さらに好ましくは、比Rは、15,000N/m/mmより小さく、およびまたさらに好ましくは1,500N/m/mmより小さい。
したがって、異なるばね要素30、例えば、比較的高いばね定数Cを有するばね要素が用いられる場合、クランプ範囲Aは、それにしたがって比Rを満たすようにより大きく選択されるべきである。
図3は、図式的に通気口の原理を示す。したがって、キャップ40は、膜50に対してばね要素30を圧縮するように使用される。ばね要素30のばね板33をxの量で圧縮することは、生成されるばね力F=C・xを生じ、ばね力Fは膜50のクランプ範囲Aの上へばね要素30の外側の範囲31を介して向けられる。それによりばね要素30の外側の範囲31が膜50に接触する接触表面積のサイズによって、単位面積当たりの圧縮力は変化できる。
通気口の構成部分は、好ましくは、金属、さらに好ましくは、ステンレススチール、例えばV4A/1.4404/316L、すなわち、通気口本体10、キャップ40および/またはばね要素30でできている。
通気口本体10は、細長いルート(root)12および多孔質膜50を保持するための広がったヘッド16を含む。開口24は、通気口本体を通ってルート12からヘッド16へ伸び、ハウジングと雰囲気との間の流体伝達を提供する。ルート12は、任意の形であることができるが、典型的にはハウジング中にドリルされたかまたは形成された通気口の穴と適合するように円筒型である。ルート12は、挿入を促進するようにまたは通気口がハウジング中に入ることができるように、その終端においてテーパーとなっていることができる。代わりに、ねじ山は、ハウジング中のねじ穴と協働するルート12の外側に切られるかまたは丸められることができる。種々の他の取り付けメカニズムはまた、通気口を保持するようにルート中に取り込まれることができる。例えば、溝は、ルート中に取り込まれて、スナップリングを受けて、通気口を保持できる。代わりに、中ナットは、ハウジング中への挿入後にルート上に押し付けられることができるであろう。好ましくは、ルートはねじ山14を切られて、ハウジング中のねじ穴と適合する。
シーリング表面11は、典型的には円形であって円筒型の開口24と適合するが、任意の形およびサイズであることができる。通気口本体のヘッド16の形は重要ではない。これは、用途によって、円筒型または任意の形であることができる。例えば、レンチがねじ穴を切ったハウジング中にねじ山を切った通気口を入れるために使用されることができるように、ヘッドは、示されているように、六角形の部分を含むことができる。例えば、ルート上のねじ山14はM12×1.5であることができ、およびレンチのサイズは、18mmであることができる。
開口24は、機械加工されるかまたは通気口本体10中に形成されることができ、およびまっすぐ、テーパーまたは任意の他の配置であることができる。例えば、開口24は、テーパーの穴であることができ、これは、ルートにおいて狭く、および先端方向において直径が徐々に増加している。代わりに、穴の直径は、徐々に増加し、典型的には先端においてよりシャフトにおいて直径が小さいことができる。ヘッド近傍でのより大きい面積は、大きい多孔質膜が使用されることを可能にし、これは、いくつかの用途において通気を改善できる。
キャップは、好ましくは、上記の様に、締まりばめによって通気口に取り付けられており、およびその外側周囲に提供されることができる通気通路44を含む。6より多いかまたは少ない通気通路44があることができる。例えば、単一の通気通路44は、充分であることができる。通気通路は、キャップ40中の穴としてまたは示されているようにキャップ40の周囲表面上のくぼみとして、通気口本体10と協働する穴を形成するように、形成されることができる。通気通路44は、多くの異なる様式で、例えば、図2に示すような切り抜きによって、または図1に示すような材料の変形によって形成されることができ、通気通路44は複数の場所においてキャップ40の外縁の下向きに曲がった領域によって形成される。
同様に上記に記載されたばね要素30は、ばね板33の間に提供されることができる通気通路35を有する。キャップ40中の通気通路44からばね要素上へ下向きに滴る液体が、ばね要素30の通気通路35の中に滴らないように、ばね要素30の通気通路35は、相互に対してずらされている。さらに具体的に言うと、キャップ40の通気通路44は、ばね要素30の円錐形部分の外側に放射状に位置しており、およびばね要素30の通気通路35は、ばね要素30の円錐形部分上に位置している。
接触表面積が図1および2に示された態様において膜50のクランプ範囲Aに相当する、ばね要素30の接触表面積の幅は、膜の破壊となることができるであろうばね要素が膜の中に切り入ることを防ぐ程充分大きい。好ましくは、ばね要素30の接触表面積の最小幅は、0.1mm、好ましくは0.5〜1.5mmである。
膜の膨潤を可能にするために、例えば、膜が湿気吸収により膨らむ場合、クランプ範囲において膜の少なくとも50%の厚さの増加が可能であるように、ばね要素30の外側の範囲31は、非拘束の様式で、通気口本体10のヘッド16中で保持されている。
膜50のための好ましい材料を上記で特定した。70ミリバールの圧力低下あたり典型的には1600ml/分の均圧が標準状態下の膜を通して達成されるように、膜50の中央の範囲のサイズおよび膜50の特性は、選択されている。他の選択は、具体的境界要求によってなされることができる。
いったん組み立てられると、通気口は、任意の公知の手段によってハウジングに設置されおよび密閉されることができる。そうした手段は、フレア成形(flaring)、スエージング(swaging)、シャフトのねじ山をシーリング材で被膜すること、またはシャフトの周りにO−リングを提供することを含むことができる。O−リングを使用する場合、通気口本体10のヘッド16のより低い表面とハウジングとの間で圧縮される。好ましくは、シリコンのO−リングが使用される。典型的なO−リングは、10mmの内径および2mmの材料を通して断面直径を有することができる。シリコンは、−40℃〜125℃超の典型的な用途を網羅するその広い温度範囲により、シーリング材料として好ましい。
好ましくは、通気口は、環境因子、例えば液体および固体、好ましくはIP69Kに対する保護に関する標準IPレーティングシステムによる進入保護を提供する。したがって、通気口は、高温蒸気の進入および高い水の圧力に対して耐性があることができる。上記の構造の金属通気口および75N〜150Nのばね力での荷重によって達成される破壊圧力は、それぞれ、1.3〜2.5バールおよび3.3〜3.6バールであり、すなわち、それぞれ、膜50とシーリング表面11との間で漏れた水の圧力より上であった。
図4および図5は、断面図および斜視図での異なる、第2の態様の通気口を示す。その組立は、欧州特許第1740861Bl号明細書の図1および図2に関して示されおよび記載されているような、組み立てと同じであり、およびその程度で欧州特許第1740861Bl号明細書の内容は、参照により本明細書中に取り込まれる。この第2の態様による通気口は、実質的に上記の態様による通気口に相当し、したがって、類似の参照番号は、類似の要素で使用される。2つの態様間の相違は、クランプ配置にある。すなわち、この第2の態様において、それによってばね要素30が通気口本体10のヘッド16に対して膜50を押し付ける、圧縮力に寄与しないので、キャップ40は、クランプ配置の一部を形成しない。その代わりに、ばね要素30の張力は通気口の本体10に直接取り付けられたばね要素から生じる。この特定の態様において、ばね要素30の上に形成されたスナップリング38は、通気口本体10のヘッド16中の溝22と協働して、通気口本体10にばね要素30を取り付ける。ばね要素は、概してキャップ40に向かって伸びるバッフル32を含むS形の断面を有する。バッフル32のただ一つの目的は、通気通路44からばね要素30へと下に向かって滴る液体が膜50に到達することを防ぐことである。異なる配置において、ばね要素の断面は、そうしたバッフル32なしでは概してC形であろう。
ばね要素30は、図式的にのみ示される。しかし、ばね要素30のばね定数C、およびそれによってばね要素30が通気口本体10のヘッド16に対して膜50を押し付ける接触表面積のサイズ(=クランプ範囲)は、クランプ範囲における50%の膜50の厚さの減少で、単位面積当たりの圧縮力が50%超変化しないように、選択される。
図6は、図4に示された第2の態様と類似する、断面図としての通気口の第3の態様を示す。この第3の態様において、ばね要素30はC形である。膜50の上部表面に接触しているばね要素30の中央の範囲31は、図4の第2の態様と比較して、実質的により大きい幅を有する。したがって、このばね要素30のばね定数Cは、第2の態様におけるのと同じ比Rを与えるより高く選択されることができる。比較的大きいクランプ範囲Aにより、ばねの圧縮力による膜の破裂の危険性は減少している。
異なるばね定数Cを有する4つのばね要素と組み合わせた約45mmの接触表面積を有するばね要素の比較例は、1mmの通常厚さを有するePTFE膜について表1中に記載されている。初期のクランプ力は、4つの例のうちの3つにおいて、約0.6mmによって初期のばね圧縮を達成するように選択されている。これは、異なる表面圧力値pおよび異なる比Rを、それぞれ与えた。表に示すように、たった57742N/mの低いばね定数C、したがって低い比比Rを与える比較的柔軟なばね要素は、1N/mm超、ここで約1.65N/mmの表面圧力を達成するのに充分である。しかし、この場合初期のばね圧縮を、他の比較例の値の2倍超、すなわち、1.275mmに設定して、充分に高い初期の力Fを提供することが必要であった。

(態様)
(態様1)
(a)流体の通路のための開口を有する本体と、
(b)前記開口の周囲のシーリング表面と、
(c)前記開口を被覆しおよび前記シーリング表面に対して横たわっている多孔質膜と、
(d)液体が前記開口から前記シーリング表面と前記膜との間を通って通過することを防ぐように、単位面積当たりの圧縮力で前記膜のクランプ範囲において前記シーリング表面に対して前記膜を押し付けるクランプ配置と、
を含む、通気口であって、
前記膜は、標準状態で前記クランプ範囲においてある厚さを有し、および前記単位面積当たりの圧縮力は、50%での前記クランプ範囲における前記膜の前記厚さの変化、特に減少により、50%超変化しない、通気口。
(態様2)
前記クランプ配置は、少なくとも50%の前記圧縮力に対する前記クランプ範囲における前記膜の前記厚さの増加を可能にする、態様1に記載の通気口。
(態様3)
前記本体は、金属でできている、態様1または2に記載の通気口。
(態様4)
前記クランプ配置の少なくとも一部は、金属でできている、態様1〜3のいずれか一項に記載の通気口。
(態様5)
前記クランプ配置は、少なくとも1つのばね要素を含み、前記ばね要素は前記圧縮力を提供するように張力を掛けられている、態様1〜4のいずれか一項に記載の通気口。
(態様6)
前記クランプ配置は前記通気口の前記本体に取り付けられた締め具を含み、前記ばね要素の前記張力は前記通気口の前記本体に取り付けられた前記締め具から生じる、態様5に記載の通気口。
(態様7)
前記締め具は、締まりばめによって前記通気口の前記本体に取り付けられている、態様6に記載の通気口。
(態様8)
前記締め具は、前記通気口の前記本体にクリップで留められている、態様7に記載の通気口。
(態様9)
前記締め具は、金属でできている、態様6〜8のいずれか一項に記載の通気口。
(態様10)
前記ばね要素は、前記締め具と別個であり、および前記締め具と前記膜との間にクランプされている、態様6〜9のいずれか一項に記載の通気口。
(態様11)
前記ばね要素は、前記締め具の一体部品を形成する、態様6〜9のいずれか一項に記載の通気口。
(態様12)
前記ばね要素は、少なくとも1つのばね板を含む、態様5〜11のいずれか一項に記載の通気口。
(態様13)
前記ばね要素は、皿ばねタイプである、態様5〜12のいずれか一項に記載の通気口。
(態様14)
前記本体は全身軸(genearal axis)を有し、および前記ばね要素は少なくとも1つの第1の通気通路を有し、および前記締め具はキャップの形態でありかつ少なくとも1つの第2の通気通路を有し、前記全身軸の方向で前記キャップの前記少なくとも1つの第2の通気通路から前記ばね要素に向かって滴る液体が前記ばね要素の前記少なくとも1つの第1の通気通路の中に滴らないように、前記第1の通気通路および第2の通気通路は、相互に対してずらされている、態様5〜13のいずれか一項に記載の通気口。
(態様15)
前記キャップの前記少なくとも1つの第2の通気通路は、前記キャップの周囲表面上のくぼみとして形成されており、および前記本体と共に通気孔を形成する、態様14に記載の通気口。
(態様16)
前記ばね要素の前記張力は、前記通気口の前記本体に直接取り付けられている前記ばね要素から生じる、態様5に記載の通気口。
(態様17)
前記ばね要素は、締まりばめによって前記通気口の前記本体に取り付けられている、態様16に記載の通気口。
(態様18)
前記ばね要素は、C形またはS形の断面を有する、態様16または17に記載の通気口。
(態様19)
前記ばね要素は、金属でできている、態様5〜18のいずれか一項に記載の通気口。
(態様20)
前記ばね要素は、ばね定数(C)を有し、前記ばね定数(C)と前記クランプ範囲(A)との間の比(R)は、50,000N/m/mm 以下、好ましくは15,000N/m/mm 以下、さらに好ましくは1,500N/m/mm 以下である、態様5〜19のいずれか一項に記載の通気口。
(態様21)
前記クランプ配置は、前記シーリング表面と反対側において接触表面積を提供し、および前記クランプ範囲において前記膜と接しており、前記接触表面積は0.5〜1.5mmの最小幅を有する、態様1〜20のいずれか一項に記載の通気口。
(態様22)
前記クランプ配置は、前記シーリング表面と反対側において接触表面積を提供し、および前記クランプ範囲において前記膜と接しており、前記クランプ範囲における表面圧力は、1〜30N/mm 、好ましくは1〜10N/mm 、さらに好ましくは1〜2N/mm の範囲にある、態様1〜21のいずれか一項に記載の通気口。
(態様23)
前記多孔質膜は、ポリマー膜である、態様1〜22のいずれか一項に記載の通気口。
(態様24)
前記多孔質ポリマー膜は、フルオロポリマーでできているか、またはフルオロポリマーを含む、態様23に記載の通気口。
(態様25)
前記多孔質ポリマー膜は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)でできているか、またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含む、態様23に記載の通気口。
(態様26)
前記多孔質ポリマー膜は、延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)でできているか、または延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)を含む、態様23に記載の通気口。
(態様27)
前記膜は、疎油性に被覆されている、態様1〜26のいずれか一項に記載の通気口。
(態様28)
前記単位面積当たりの圧縮力は、前記クランプ範囲における前記膜の前記厚さの50%の減少で、20%超変化しない、態様1〜27のいずれか一項に記載の通気口。
(態様29)
前記単位面積当たりの圧縮力は、前記クランプ範囲における前記膜の前記厚さの50%の減少で10%超変化しない、態様28に記載の通気口。
(態様30)
前記単位面積当たりの圧縮力は、前記クランプ範囲における前記膜の前記厚さの50%の減少で、5%超変化しない、態様29に記載の通気口。
(態様31)
前記膜は、締まりばめのみによって前記通気口の前記本体に直接または間接的に取り付けられている、態様1〜30のいずれか一項に記載の通気口。
(態様32)
(a)多孔質膜の孔を通る流体の通路のための中央領域を有する表面および前記中央領域の周りの範囲を有する多孔質膜と、
(b)ばね定数(C)および前記中央領域の周りの前記範囲における連続した線に沿って前記膜の前記表面に接するように適合された接触表面積(A)を有するばね要素と、
を含む、通気口集成体での使用のためのキットであって、
前記ばね定数(C)と接触表面積(A)との間の比(R)は50,000N/m/mm 以下、好ましくは15,000N/m/mm 以下、さらに好ましくは1,500N/m/mm 以下である、キット。
(態様33)
前記ばね要素は、金属でできている、態様32に記載のキット。
(態様34)
前記ばね要素の前記接触表面積(A)は、0.5〜1.5mmの最小幅を有する、態様32または33に記載のキット。
(態様35)
前記ばね要素は、少なくとも1つのばね板を含む、態様32〜34のいずれか一項に記載のキット。
(態様36)
前記ばね要素は、皿ばねタイプである、態様32〜35のいずれか一項に記載のキット。
(態様37)
前記多孔質膜は、ポリマー膜である、態様32〜36のいずれか一項に記載のキット。
(態様38)
前記多孔質ポリマー膜は、フルオロポリマーでできているか、またはフルオロポリマーを含む、態様37に記載のキット。
(態様39)
前記多孔質ポリマー膜は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)でできているか、またはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含む、態様37に記載のキット。
(態様40)
前記多孔質ポリマー膜は、延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)でできているか、または延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)を含む、態様37に記載のキット。
(態様41)
前記膜は、疎油性に被覆されている、態様32〜40のいずれか一項に記載のキット。

Claims (16)

  1. (a)流体の通路のための開口を有する本体と、
    (b)前記開口の周囲のシーリング表面と、
    (c)前記開口を被覆しおよび前記シーリング表面に対して横たわっている多孔質膜と、
    (d)液体が前記開口から前記シーリング表面と前記膜との間を通って通過することを防ぐように、単位面積当たりの圧縮力で前記膜のクランプ範囲において前記シーリング表面に対して前記膜を押し付けるクランプ配置と、
    を含む、通気口であって、
    前記クランプ配置は、少なくとも1つのばね要素を含み、前記ばね要素は、少なくとも1つのばね板を含み、
    前記膜は、標準状態で前記クランプ範囲においてある厚さを有し、および前記単位面積当たりの圧縮力は、前記標準状態での前記ある厚さと比較して前記クランプ範囲における膜の厚さが50%変化した場合に、50%超変化しない、通気口。
  2. 前記クランプ配置は、前記圧縮力に対する前記クランプ範囲における前記膜の前記厚さの少なくとも50%の減少を可能にする、請求項1に記載の通気口。
  3. 記ばね要素は前記圧縮力を提供するように張力を掛けられている、請求項1または2に記載の通気口。
  4. 前記クランプ配置は前記通気口の前記本体に取り付けられた締め具を含み、前記ばね要素の前記張力は前記通気口の前記本体に取り付けられた(i)前記締め具または(ii)前記ばね要素の少なくとも1つから生じる、請求項3に記載の通気口。
  5. 前記ばね要素は、前記締め具と別個であり、および前記締め具と前記膜との間にクランプされている、請求項4に記載の通気口。
  6. 前記ばね要素は、前記締め具の一体部品を形成する、請求項4に記載の通気口。
  7. 前記本体は全身軸(genearal axis)を有し、および前記ばね要素は少なくとも1つの第1の通気通路を有し、および前記締め具はキャップの形態でありかつ少なくとも1つの第2の通気通路を有し、前記全身軸の方向で前記キャップの前記少なくとも1つの第2の通気通路から前記ばね要素に向かって滴る液体が前記ばね要素の前記少なくとも1つの第1の通気通路の中に滴らないように、前記第1の通気通路および第2の通気通路は、相互に対してずらされている、請求項のいずれか一項に記載の通気口。
  8. (i)前記本体、(ii)前記クランプ配置の少なくとも一部、(iii)前記締め具、または(iv)前記ばね要素の少なくとも1つは、金属でできている、請求項のいずれか一項に記載の通気口。
  9. 前記ばね要素は、ばね定数(C)を有し、前記ばね定数(C)と前記クランプ範囲(A)との間の比(R)は、50,000N/m/mm以下である、請求項3〜のいずれか一項に記載の通気口。
  10. 前記クランプ配置は、前記シーリング表面と反対側において接触表面を提供し、および前記クランプ範囲において前記膜と接しており、前記接触表面は0.5〜1.5mmの最小幅を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の通気口。
  11. 前記クランプ配置は、前記シーリング表面と反対側において接触表面積を提供し、および前記クランプ範囲において前記膜と接しており、前記クランプ範囲における表面圧力は、1〜30N/mmの範囲にある、請求項1〜10のいずれか一項に記載の通気口。
  12. 前記多孔質膜は、フルオロポリマーを含むポリマー膜である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の通気口。
  13. 前記膜は、締まりばめのみによって前記通気口の前記本体に直接または間接的に取り付けられている、請求項1〜12のいずれか一項に記載の通気口。
  14. (a)多孔質膜の孔を通る流体の通路のための中央領域を有する表面および前記中央領域の周りの範囲を有する多孔質膜と、
    (b)ばね定数(C)および前記中央領域の周りの前記範囲における連続した線に沿って前記膜の前記表面に接するように適合された接触表面積(A)を有するばね要素と、
    を含む、通気口集成体での使用のためのキットであって、
    前記ばね要素は、少なくとも1つのばね板をさらに含み、
    前記ばね定数(C)と接触表面積(A)との間の比(R)は50,000N/m/mm以下である、キット。
  15. 前記ばね要素の接触表面は、0.5〜1.5mmの最小幅を有する、請求項14に記載のキット。
  16. 前記多孔質膜は、フルオロポリマーを含むポリマー膜である、請求項1415のいずれか一項に記載のキット。
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