JP6801574B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造装置に関する。
特許文献1および特許文献2には、複数の真空チャンバーを備えた半導体製造装置が開示されている。特許文献2において、複数の真空チャンバーは、試料をエッチング処理するチャンバーと、試料を検査するチャンバーを含む。
特開2004−304116号公報 特開2005−286102号公報
特許文献1に示される真空処理装置は、表面検査機構を備えない。このため、製品出来栄え検査として、成膜後に製品表面の目視検査を行い、膜ムラ等の異常を検出することが必要となる場合がある。従って、異常発見までにタイムラグが発生し、製品処理前に異常が発見できない可能性がある。また、作業者によって検出感度にバラつきが生じる可能性がある。
また、特許文献2に示される半導体製造装置では、試料を検査するためにチャンバーを増設する必要がある。また、検査モジュールとしてレーザーまたはSEM(Scanning Electron Microscope)を用いた装置が搭載される。このため、半導体製造装置が大型化し、製造コストが高額となる場合がある。また、レーザー等の部品が高額となり、ランニングコストが高くなる場合がある。また、検査モジュールが真空チャンバーに組み込まれているため、メンテナンスが複雑となり、長時間のメンテナンスが必要となる可能性がある。
また、検査専用のチャンバー内でレーザーまたは電子線照射による測定を行うため、検査時間が長くなる可能性がある。さらに、ウエハ表面の膜ムラ等の異常を検出するために、別途作業者による目視検査が必要となる場合がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、ウエハ表面の異常の早期発見が可能となる半導体製造装置を得ることを目的とする。
本発明に係る半導体製造装置は、ウエハの表面を処理するチャンバー部と、該チャンバー部の外に設けられたカメラと、該カメラに隣接して設けられ、モニタウエハを収納するモニタウエハストッカーと、該チャンバー部で処理された該モニタウエハを、該カメラの下部を通るように該モニタウエハストッカーまで搬送するアーム駆動部と、を備え、該カメラは、該アーム駆動部に搭載された該モニタウエハの表面を撮影し、該モニタウエハストッカーに設けられている
本発明に係る半導体製造装置では、チャンバー部で処理されたモニタウエハは、アーム駆動部によってモニタウエハストッカーまで搬送される。この際、モニタウエハは、アーム駆動部に搭載された状態でカメラにより撮影される。従って、ウエハ表面の異常の早期発見が可能となる。
実施の形態1に係る半導体製造装置の平面図である。 実施の形態1に係る半導体製造装置の正面図である。 実施の形態1のモニタウエハストッカーおよび画像処理ユニットの構成を示す斜視図である。
本発明の実施の形態に係る半導体製造装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る半導体製造装置100の平面図である。半導体製造装置100は、ウエハの表面を処理するチャンバー部10を備える。チャンバー部10は、2つのデポチャンバー12を備える。デポチャンバー12は、高温および真空状態においてガスを反応させてウエハ上に成膜を行う。
チャンバー部10は、エッチングチャンバー14を備える。エッチングチャンバー14は、ウエハをエッチングするチャンバーである。また、デポチャンバー12およびエッチングチャンバー14に囲まれるように、搬送チャンバー13が設けられている。搬送チャンバー13は、デポチャンバー12およびエッチングチャンバー14にウエハを搬送する。デポチャンバー12、エッチングチャンバー14および搬送チャンバー13において、高真空状態が形成されている。
また、チャンバー部10は、搬送チャンバー13に隣接する2つのロックチャンバー15を備える。ロックチャンバー15は、チャンバー部10の外部から高真空状態の搬送チャンバー13にウエハをロードする。また、ロックチャンバー15は、高真空状態の搬送チャンバー13からチャンバー部10の外部にウエハをアンロードする。ここで、チャンバー部10の外は大気圧である。ここで、大気圧にはクリーンルーム内の室内気圧も含まれる。本実施の形態では、チャンバー部10は、枚葉式CVD(Chemical Vapor Deposition)装置である。
半導体製造装置100には、チャンバー部10と隣接して、搬送機構部50が設けられている。また、搬送機構部50に対してチャンバー部10と反対側には、ローダー部11が設けられる。ローダー部11において、台座部分44の上に複数のウエハストッカー18とモニタウエハストッカー20が設置されている。各々のウエハストッカー18には製品ウエハが収納されたウエハカセットが載置される。また、モニタウエハストッカー20にはモニタウエハが収納されたモニタウエハカセットが載置される。ここで、モニタウエハはダミーウエハまたはテストウエハとも呼ばれる。また、上述のとおり、ウエハストッカーはウエハが収納されたウエハカセットを載置するものであるが、以降では、便宜上、ウエハストッカーにウエハが収納されるといった表現を用いている。
搬送機構部50は、ウエハストッカー18に収納された製品ウエハをチャンバー部10に搬送する。また、チャンバー部10によって処理された製品ウエハは、搬送機構部50によってウエハストッカー18に収納される。また、搬送機構部50は、モニタウエハストッカー20に収納されたモニタウエハをチャンバー部10に搬送する。また、チャンバー部10によって処理されたモニタウエハは、搬送機構部50によってモニタウエハストッカー20に収納される。
搬送機構部50はレール17と、レール17の上を移動するアーム駆動部16を備える。搬送機構部50は、複数のウエハストッカー18およびモニタウエハストッカー20とチャンバー部10との間でウエハおよびモニタウエハを搬送できる。ここで、半導体製造装置100が備えるウエハストッカー18およびモニタウエハストッカー20の数は、図1に示される数に限定されず、各々1つ以上であれば良い。
半導体製造装置100には、モニタウエハストッカー20に隣接して、カメラ30が設けられている。カメラ30は、モニタウエハストッカー20と搬送機構部50との間に設けられる。つまりは、カメラ30はチャンバー部10の外側にある。
図2は、実施の形態1に係る半導体製造装置100の正面図である。アーム駆動部16は、チャンバー部10で処理されたモニタウエハ26を、カメラ30の下部を通るようにモニタウエハストッカー20まで搬送する。この時、図2に示されるように、カメラ30は、アーム駆動部16に搭載されたモニタウエハ26の表面を撮影する。この際、カメラ30は、大気中でモニタウエハ26を撮影する。
モニタウエハストッカー20は、収納部32を備える。収納部32は、複数のモニタウエハが収納されたモニタウエハカセット52を取り囲む。収納部32の上部にはクリーンユニット42が設けられている。クリーンユニット42はHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルターおよびファンを備える。これにより、矢印24aに示されるようにクリーンエアーを収納部32内へ流すことができる。
さらに、収納部32は、収納部32内から、ローダー部11の台座部分44の内部に向かって、矢印24bに示される方向に空気が流れる構造を備える。台座部分44の上面および収納部32の底面部には、例えばローダー部11の空間を経てローダー部11の裏面側に空気の流れを生じさせる複数の貫通穴が形成されている。
従って、モニタウエハカセット52を囲む収納部32の内部において、モニタウエハストッカー20はダウンフロー構造を備える。これにより、クリーンユニット42から流れるクリーンエアーがアンダーフロアへ抜ける。従って、モニタウエハストッカー20の清浄度を向上できる。これにより、モニタウエハへの異物または不純物の付着を防止でき、モニタウエハからチャンバー部10への異物または不純物の持ち込みを防止できる。
図3は、実施の形態1のモニタウエハストッカー20および画像処理ユニット22の構成を示す斜視図である。半導体製造装置100は画像処理ユニット22を備える。画像処理ユニット22は、カメラ30と判定部36とを備える。画像処理ユニット22はチャンバー部10の外側にある。画像処理ユニット22はカメラ30によってモニタウエハ26を撮影する。また、モニタウエハ26はアーム駆動部16のアーム部分28に搭載される。アーム部分28は水平方向に伸縮しても良い。
カメラ30は、モニタウエハ26がモニタウエハストッカー20に収容される際に、その表面を撮影する。このため、平面視において、カメラ30はモニタウエハストッカー20と搬送機構部50との間に設置されている。カメラ30は、アーム駆動部16の動作を妨げない位置に設けられる。つまり、カメラ30は、アーム部分28の可動範囲を避けて設けられる。本実施の形態では、カメラ30は、収納部32に隣接する領域が開放されるように、収納部32よりも上に配置される。これにより、アーム駆動部16にモニタウエハ26が搭載された状態で、カメラ30によってモニタウエハ26を撮影できる。さらに、アーム駆動部16は、カメラ30の下部を通って、モニタウエハ26をモニタウエハストッカー20に収納できる。
また、モニタウエハストッカー20には、モニタウエハ26の収納部32の側面において開閉可能な扉34が設けられている。扉34は、カメラ30が設置された位置とは反対側に設けられている。つまり、扉34は、モニタウエハストッカー20のウエハ取り出し口側に設けられている。ここで、ウエハ取り出し口は、作業者がモニタウエハストッカー20からモニタウエハ26を取り出す部分である。扉34により、作業者の通路側からの異物混入を防止できる。扉34は、外側に向かって開く。
判定部36は、カメラ30によって撮影された画像を処理し、モニタウエハ26の表面の異常を検出する。判定部36は、画像認識ソフトを実行し、カメラ30によって撮影されたモニタウエハ26の表面の画像を処理する。これにより、判定部36はモニタウエハ26の表面の膜ムラ等を検出する。判定部36は、モニタウエハ26の表面の異常が検出されなかった場合にOKの判定をする。また、判定部36は、モニタウエハ26の表面の異常が検出された場合にNGの判定をする。
また、判定部36は、モニタウエハ26の表面の状態を表示する表示部38を備える。表示部38には、モニタウエハ26の表面の異常の有無の判定結果が表示される。表示部38は、モニタウエハ26の表面の画像を、異常が検出された部分と異常が検出されなかった部分の色を変えて表示するものとしても良い。
判定部36は、モニタウエハ26の表面の異常を検出した場合にアラームを発する。また、判定部36は、例えば、比較画像とモニタウエハ26の表面の画像を比較し、モニタウエハ26の表面の異常を検出するものとしても良い。
モニタウエハストッカー20にはウエハカウンター40が設けられている。ウエハカウンター40は、モニタウエハストッカー20に収納されたモニタウエハ26の数をカウントする。また、ウエハカウンター40は、モニタウエハストッカー20に収納された成膜済みのモニタウエハ26の数をカウントする。
ここで、成膜されていないモニタウエハ26は、ダミーラン用ウエハとして使用できる。ウエハカウンター40は、成膜済みのモニタウエハ26の数を、チャンバー部10で実行される製品処理レシピにおいて必要となるダミーラン用ウエハの数と比較する。ウエハカウンター40は、成膜されていないモニタウエハ26の数が、製品処理レシピにおいて必要となるダミーラン用ウエハの数よりも少ない場合に、アラームを発する。つまり、ウエハカウンター40は、チャンバー部10で実行される製品処理レシピに対してダミーラン用ウエハが不足する場合にアラームを発する。
ウエハカウンター40において、モニタウエハ26の処理枚数は、製品処理レシピ毎に細分化して管理される。また、ウエハカウンター40において、モニタウエハ26の処理枚数は、製品処理レシピと組み合わせて管理される。ウエハカウンター40が発するアラーム等の信号は製品処理レシピに反映させる。例えば、製品処理レシピに対して、ダミーラン用ウエハの数が不足する場合は、成膜済みのモニタウエハ26をエッチングする等して、ダミーラン用ウエハを補充するように製品処理レシピを変更する。
以上から、ウエハカウンター40は、モニタウエハストッカー20に収納されているモニタウエハ26の枚数およびモニタウエハ26の状態を管理する。これにより、ダミーラン用ウエハとして使用できるモニタウエハ26の残数を管理できる。従って、ダミーラン抜けを防止できる。また、成膜済みのモニタウエハ26によるダミーランを防止できる。従って、成膜済みのモニタウエハ26の使用による表面異常の誤検出を防止できる。
また、ウエハカウンター40は、モニタウエハストッカー20が成膜済みのモニタウエハ26で満杯となった場合に、アラームを発するものとしても良い。
次に、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を説明する。まず、作業者は扉34を開け、モニタウエハストッカー20にモニタウエハ26を収納する。次に、製品処理レシピに従い、ダミーランが実行される。まず、アーム駆動部16はモニタウエハストッカー20からモニタウエハ26を取り出し、チャンバー部10に搬送する。モニタウエハ26はチャンバー部10にロードされる。
チャンバー部10において、モニタウエハ26は、例えばデポチャンバー12にロードされ、成膜される。次に、成膜されたモニタウエハ26は、搬送チャンバー13およびロックチャンバー15を介してチャンバー部10からアンロードされる。アーム駆動部16は、モニタウエハ26をモニタウエハストッカー20まで搬送する。
この際、アーム駆動部16は、モニタウエハ26が画像処理ユニット22を構成するカメラ30の下部を通るようにモニタウエハ26を搬送する。モニタウエハ26は、カメラ30の下部において、アーム駆動部16のアーム部分28に搭載された状態でカメラ30によって撮影される。撮影された画像は、画像処理ユニット22を構成する判定部36において解析され、表面の異常の有無が判定される。この変形例として、表示部38に表示されたモニタウエハ26の表面の画像から、作業者が表面観察を行い、表面の異常の有無を判定しても良い。
この際、デポチャンバー12にて成膜されたモニタウエハ26の場合、膜ムラ等の有無が判定される。また、エッチングチャンバー14にてエッチングされたモニタウエハ26の場合、エッチングにより形成されたパターンの異常等の有無が判定される。次に、モニタウエハ26の表面の異常の判定結果に応じて、成膜またはエッチングの条件が調整される。
カメラ30による撮影後、モニタウエハ26はアーム駆動部16によってモニタウエハストッカー20に収納される。ウエハカウンター40は、成膜されたモニタウエハ26をカウントする。このとき、チャンバー部10で実行される製品処理レシピに対してダミーラン用ウエハが不足する場合は、ウエハカウンター40はアラームを発する。
製品処理レシピに対してダミーラン用ウエハが不足する場合、ウエハカウンター40は、モニタウエハ26をエッチングして除膜するように製品処理レシピを変更する。これに応じて、アーム駆動部16は、成膜されたモニタウエハ26をチャンバー部10に搬送する。チャンバー部10は、モニタウエハ26を除膜する。このとき、モニタウエハ26は、エッチングチャンバー14にて除膜される。この変形例として、デポチャンバー12にチャンバーエッチング機能が設けられ、モニタウエハ26はデポチャンバー12にて除膜されるものとしても良い。
除膜されたモニタウエハ26は、再びアーム駆動部16によってモニタウエハストッカー20に収納される。これにより、モニタウエハ26を再びダミーラン用ウエハとして使用できる。従って、作業者によるモニタウエハ26の交換頻度を低減できる。
このとき、画像処理ユニット22によって除膜されたモニタウエハ26の表面検査を行っても良い。これにより、エッチング残などの除膜時の異常について検出できる。よって、除膜時の異常に起因する膜ムラ等の異常の発生を抑制できる。従って、モニタウエハ26の表面の異常の判定精度を向上できる。
また、ウエハカウンター40が発するアラームに応じて、作業者が、ダミーラン用ウエハとして使用可能なモニタウエハ26をモニタウエハストッカー20に追加するものとしても良い。
一般に、半導体製品には様々なパターンが形成されている。このため、一般にパターンの異常または膜ムラ等を判定するウエハ表面検査が必要となる。本実施の形態に係る半導体製造装置100では、ウエハ表面を処理するチャンバー部10と表面検査をする画像処理ユニット22が一体となっている。このため、装置単体で表面処理および表面検査ができる。これにより、外部に表面検査用の専用装置を設ける場合と比較して、異常の早期発見が可能となる。従って、モニタウエハ26の処理から異常発見までのタイムラグを抑制でき、異常の発見前に製品が処理されることを防止できる。また、作業者による目視検査で発生する可能性のある検出感度のバラつきを解消できる。
また、モニタウエハ26はチャンバー部10で除膜されるため、モニタウエハ26を装置内で再利用できる。これにより、作業者によるモニタウエハ26の交換頻度を低減できる。また、モニタウエハ26専用のストッカーであるモニタウエハストッカー20が設けられることで、製品ウエハとモニタウエハ26の入れ替えの手間を省ける。
また、本実施の形態では、画像処理ユニット22がチャンバー部10の外部に設けられる。このため、チャンバー部10に表面検査用のチャンバーを増設する必要がない。従って、表面検査機構がチャンバー部10内に設けられる場合と比較して、チャンバー部10を小型化できる。また、カメラ30をはじめ画像処理ユニット22を構成する全てがチャンバー部10の外部に設けられることで、半導体製造装置100のメンテナンスを容易にできる。
また、本実施の形態において表面検査は、簡易な構造の画像処理ユニット22によって実施される。従って、レーザーまたはSEMなどで表面検査を実施する場合と比較して、半導体製造装置100をシンプルに構成できる。このため、半導体製造装置100の製造コストを低減できる。また、画像処理ユニット22はレーザー装置などと比較して交換が必要となる部品が少ないため、ランニングコストを抑制できる。
また、本実施の形態ではモニタウエハ26がアーム駆動部16に搭載されたまま、表面検査が実施される。このため、モニタウエハ26を検査用のステージに載せ変えて検査する場合と比較して、検査時間を短縮できる。また、本実施の形態ではカメラ30による撮影で表面検査が実施される。このため、レーザーまたは電子線の照射による表面検査と比較して、検査時間を短縮できる。従って、表面の異常の早期発見が可能となる。
本実施の形態の変形例として、画像処理ユニット22はモニタウエハストッカー20と一体化されていても良い。つまり、モニタウエハストッカー20は、画像処理ユニット22付きのモニタウエハストッカー20であるものとしても良い。また、枚葉式CVD装置のローダー部に、変形例に係る画像処理ユニット22付きのモニタウエハストッカー20を設置することで、半導体製造装置100を構成しても良い。これにより、表面検査機構を備えない枚葉式CVD装置を用いて、表面検査を実施できる半導体製造装置100を容易に構成できる。
本実施の形態では、チャンバー部10は枚葉式CVD装置であるものとした。この変形例として、チャンバー部10はエッチング装置またはPVD(Physical Vapor Deposition)装置でもよい。また、画像処理ユニット22は、図3に示される構造に限定されず、モニタウエハ26をアーム駆動部16に搭載した状態で撮影できる構造であれば良い。また、本実施の形態では、モニタウエハ26はカメラ30の下部を通るように、搬送されるものとした。これに対し、アーム駆動部16は、モニタウエハ26の表面がカメラ30の撮影方向と対向する様に、モニタウエハ26を搬送するものとしても良い。
100 半導体製造装置、10 チャンバー部、16 アーム駆動部、20 モニタウエハストッカー、22 画像処理ユニット、26 モニタウエハ、34 扉、36 判定部、38 表示部、40 ウエハカウンター

Claims (11)

  1. ウエハの表面を処理するチャンバー部と、
    前記チャンバー部の外に設けられたカメラと、
    前記カメラに隣接して設けられ、モニタウエハを収納するモニタウエハストッカーと、
    前記チャンバー部で処理された前記モニタウエハを、前記カメラの下部を通るように前記モニタウエハストッカーまで搬送するアーム駆動部と、
    を備え、
    前記カメラは、前記アーム駆動部に搭載された前記モニタウエハの表面を撮影し、前記モニタウエハストッカーに設けられていることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 前記カメラは、大気中で前記モニタウエハを撮影することを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  3. 前記カメラによって撮影された画像を処理し、前記モニタウエハの表面の異常を検出する判定部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体製造装置。
  4. 前記判定部は、前記モニタウエハの表面の状態を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体製造装置。
  5. 前記判定部は、前記モニタウエハの表面の異常を検出した場合にアラームを発することを特徴とする請求項3または4に記載の半導体製造装置。
  6. 前記モニタウエハストッカーにはウエハカウンターが設けられ、
    前記ウエハカウンターは、前記モニタウエハストッカーに収納された成膜済みのモニタウエハの数をカウントし、前記チャンバー部で実行される製品処理レシピに対してダミーラン用ウエハが不足する場合にアラームを発することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の半導体製造装置。
  7. 前記モニタウエハストッカーにはウエハカウンターが設けられ、
    前記ウエハカウンターは、前記モニタウエハストッカーが成膜済みのモニタウエハで満杯となった場合にアラームを発することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の半導体製造装置。
  8. 前記チャンバー部は、前記モニタウエハを除膜することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の半導体製造装置。
  9. 前記チャンバー部は、枚葉式CVD装置であることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の半導体製造装置。
  10. 前記モニタウエハストッカーはダウンフロー構造を備えることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の半導体製造装置。
  11. 前記モニタウエハストッカーには、前記モニタウエハの収納部の側面において開閉可能な扉が設けられていることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の半導体製造装置。
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