JP6801555B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
従来から、窒化ガリウム(GaN)などのIII族窒化物半導体にイオン注入によりp型半導体領域を形成する技術が知られている。特許文献1から3において、p型半導体領域を形成する方法として、半導体層にp型不純物をイオン注入した後、ホール濃度を向上させるために熱処理を行う方法が記載されている。
特開2004−356257号公報 特開2016−181580号公報 特許第5358955号
しかし、イオン注入によりp型半導体領域を形成する場合、イオン注入がなされた半導体層の表面が荒れることにより、半導体層の表面における原子ステップがなくなる虞があり、これに起因して、この半導体層の上に形成する半導体層の結晶性が劣化する虞があった。また、熱処理を行うことによって、半導体層の表面において半導体層の構成原子が離脱することにより、半導体層において孔(以下、「ピット」とも呼ぶ)が発生する虞があり、これに起因して、半導体層の表面の荒れと、ホール濃度の減少とが起きる虞があった。このため、ホール濃度を向上させつつ、半導体層の表面における原子ステップがなくなることを抑制し、かつ、半導体層におけるピットの発生を抑制させる方法が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
[形態1]半導体装置の製造方法であって、
基板に、n型不純物を含有しIII属窒化物半導体から形成されるn型半導体層と、前記n型半導体層におけるドナーとなる元素を主成分としない元素から形成されるスルー膜と、をこの順に形成する工程と、
前記スルー膜が形成された状態で前記n型半導体層に、p型不純物をイオン注入するイオン注入工程と、
前記イオン注入後において、前記スルー膜上にキャップ層を形成する工程と、
前記p型不純物がイオン注入されたイオン注入領域を前記スルー膜と前記キャップ層とからなる被覆層で被覆した状態において、窒素を含む雰囲気下で熱処理する第1熱処理工程と、
前記第1熱処理工程の後に、前記イオン注入領域を露出した状態において、アンモニアとヒドラジンとの少なくとも一方と、水素とを含む雰囲気下で熱処理する第2熱処理工程と、を備え、
前記イオン注入工程における積算ドーズ量は、1.0×10 13 cm −2 以上5.0×10 15 cm −2 以下であり、
前記第1熱処理工程における熱処理温度は、1150℃以上1250℃以下である、半導体装置の製造方法。
(1)本発明の一形態によれば、半導体装置の製造方法が提供される。この半導体装置の製造方法は、n型不純物を含有するn型半導体層に、p型不純物をイオン注入するイオン注入工程と、前記p型不純物がイオン注入されたイオン注入領域を被覆層で被覆した状態において、窒素を含む雰囲気下で熱処理する第1熱処理工程と、前記第1熱処理工程の後に、前記イオン注入領域を露出した状態において、アンモニアとヒドラジンとの少なくとも一方と、水素とを含む雰囲気下で熱処理する第2熱処理工程と、を備え、前記イオン注入工程における積算ドーズ量は、1.0×1013cm−2以上5.0×1015cm−2以下であり、前記第1熱処理工程における熱処理温度は、1150℃以上1250℃以下である。この形態の半導体装置の製造方法によれば、ホール濃度を向上させつつ、半導体層の表面における原子ステップがなくなることを抑制し、かつ、半導体層におけるピットの発生を抑制させることができる。
(2)上述の製造方法において、前記第1熱処理工程における熱処理時間は、1秒以上10分以下であってもよい。
(3)上述の製造方法において、前記第1熱処理工程における圧力は、10kPa以上110kPa以下であってもよい。
(4)上述の製造方法において、前記第2熱処理工程における熱処理温度は、850℃以上1000℃以下であってもよい。
(5)上述の製造方法において、前記第2熱処理工程における熱処理時間は、30分以上90分以下であってもよい。
(6)上述の製造方法において、前記第2熱処理工程における圧力は、10kPa以上110kPa以下であってもよい。
(7)上述の製造方法において、前記第1熱処理工程において前記イオン注入領域を被覆する層は、窒化アルミニウムと、窒化ケイ素と、二酸化ケイ素と、酸化アルミニウムとからなる群より選ばれる少なくとも一つにより形成されていてもよい。
(8)上述の製造方法において、前記イオン注入工程において、前記p型不純物は、マグネシウムと、カルシウムと、ベリリウムとの少なくとも一方を含んでもよい。
(9)上述の製造方法において、前記イオン注入工程における注入温度は、20℃以上900℃以下であってもよい。
(10)上述の製造方法において、前記イオン注入工程における注入角度は、0°以上15°以下であってもよい。
(11)上述の製造方法において、さらに、前記第2熱処理工程の後、前記イオン注入領域の上に、有機金属気相成長法と分子線エピタキシー法との少なくとも一方により、p型不純物を含有するp型半導体層を形成する工程を備えてもよい。
本発明は、半導体装置の製造方法以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、上述の製造方法を用いて製造された半導体装置や、上述の製造方法を用いて半導体装置を製造する装置などの形態で実現することができる。
本願発明の半導体装置の製造方法によれば、ホール濃度を向上させつつ、半導体層の表面における原子ステップがなくなることを抑制し、かつ、半導体層におけるピットの発生を抑制させることができる。
第1実施形態における半導体装置の構成を模式的に示す断面図。 第1実施形態における半導体装置の製造方法を示す工程図。 キャップ層が形成された後の状態を示す模式図。 エッチング用マスクを除去した後の状態を示す模式図。 評価試験の結果を示す図。 評価試験の結果を示す図。
A.第1実施形態
A−1.半導体装置の構成
図1は、第1実施形態における半導体装置100の構成を模式的に示す断面図である。図1には、相互に直交するXYZ軸が図示されている。図1のXYZ軸のうち、X軸は、図1の紙面左から紙面右に向かう軸である。+X軸方向は、紙面右に向かう方向であり、−X軸方向は、紙面左に向かう方向である。図1のXYZ軸のうち、Y軸は、図1の紙面手前から紙面奥に向かう軸である。+Y軸方向は、紙面奥に向かう方向であり、−Y軸方向は、紙面手前に向かう方向である。図1のXYZ軸のうち、Z軸は、図1の紙面下から紙面上に向かう軸である。+Z軸方向は、紙面上に向かう方向であり、−Z軸方向は、紙面下に向かう方向である。図1のXYZ軸は、他の図のXYZ軸に対応する。
本実施形態では、半導体装置100は、窒化ガリウム(GaN)を用いて形成されたGaN系の半導体装置である。本実施形態では、半導体装置100は、縦型トレンチMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)である。本実施形態では、半導体装置100は、電力制御に用いられ、パワーデバイスとも呼ばれる。
半導体装置100は、基板110と、n型半導体層112と、p型半導体領域113と、p型半導体層114と、n型半導体層116とを備える。半導体装置100は、これらの半導体層に形成された構造として、トレンチ122と、リセス124とを有する。半導体装置100は、更に、絶縁膜130と、ゲート電極142と、ボディ電極144と、ソース電極146と、ドレイン電極148とを備える。
半導体装置100の基板110、n型半導体層112、p型半導体層114、及びn型半導体層116は、X軸及びY軸に沿って広がる板状の半導体である。本実施形態では、基板110、n型半導体層112、p型半導体層114、及びn型半導体層116は、III族窒化物半導体から形成されている。III族窒化物半導体としては、例えば、窒化ガリウム(GaN)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)、窒化インジウムガリウム(InGaN)、窒化インジウムアルミニウムガリウム(InAlGaN)などが例示できる。なお、電力制御用の半導体装置に用いる観点から、III族窒化物半導体としては、窒化ガリウム(GaN)、窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)が好ましい。本実施形態では、III族窒化物半導体として、窒化ガリウム(GaN)を用いる。なお、本実施形態の効果を奏する範囲において、窒化ガリウム(GaN)の一部をアルミニウム(Al)やインジウム(In)などの他のIII族元素に置換してもよく、他の不純物を含んでいてもよい。
半導体装置100の基板110は、n型の特性を有する半導体である。本実施形態では、基板110に含まれるケイ素(Si)濃度は、1×1018cm−3以上である。本実施形態において、基板110の厚さ(Z軸方向の長さ)は、100μm以上500μm以下である。
半導体装置100のn型半導体層112は、n型の特性を有する半導体である。本実施形態では、n型半導体層112は、基板110の+Z軸方向側に位置する。本実施形態では、n型半導体層112に含まれるケイ素(Si)濃度は、1×1016cm−3である。本実施形態では、n型半導体層112の厚さ(Z軸方向の長さ)は、10μm以上20μm以下である。
半導体装置100のp型半導体領域113は、n型半導体層112の一部に対するイオン注入によって形成された領域である。p型半導体領域113をイオン注入領域113とも呼ぶ。p型半導体領域113における半導体は、p型の特性を有する。p型半導体領域113の表面(+Z軸方向側の面)には、ピットがなく、原子ステップを有する。本実施形態では、p型半導体領域113は、トレンチ122から離れた位置に形成され、n型半導体層112およびp型半導体層114に隣接する。本実施形態では、p型半導体領域113は、マグネシウム(Mg)をアクセプタ元素(p型不純物)として含有する。本実施形態では、p型半導体領域113におけるマグネシウム(Mg)の濃度は、1×1018cm−3以上5×1019cm−3以下である。本実施形態では、p型半導体領域113の厚さは、0.1μm以上1μm以下である。
半導体装置100のp型半導体層114は、p型の特性を有する半導体である。本実施形態では、p型半導体層114は、n型半導体層112およびp型半導体領域113の+Z軸方向側に位置する。本実施形態では、p型半導体層114は、マグネシウム(Mg)をアクセプタ元素として含有する。本実施形態では、p型半導体層114に含まれるマグネシウム(Mg)濃度は、4×1018cm−3以下である。本実施形態では、p型半導体層114の厚さ(Z軸方向の長さ)は、1μm以下である。
半導体装置100のn型半導体層116は、n型の特性を有する半導体である。本実施形態では、n型半導体層116は、p型半導体層114の+Z軸方向側に位置する。本実施形態では、n型半導体層116は、ケイ素(Si)をドナー元素として含有する。本実施形態では、n型半導体層116に含まれるケイ素(Si)濃度は、1×1018cm−3以上であり、n型半導体層116の厚さ(Z軸方向の長さ)は、0.4μm以下である。
半導体装置100のトレンチ122は、n型半導体層116の+Z軸方向側の面からn型半導体層116及びp型半導体層114を貫通し、n型半導体層112にまで落ち込んだ溝部である。本実施形態では、トレンチ122は、n型半導体層116,p型半導体層114,及びn型半導体層112に対するドライエッチングによって形成された構造である。
半導体装置100のリセス124は、n型半導体層116の+Z軸方向側の面からn型半導体層116を貫通し、p型半導体層114にわたって窪んだ凹部である。本実施形態では、リセス124は、n型半導体層116及びp型半導体層114に対するドライエッチングによって形成された構造である。
半導体装置100の絶縁膜130は、トレンチ122の内側に形成され、電気絶縁性を有する膜である。本実施形態では、絶縁膜130は、トレンチ122の内側からn型半導体層116の+Z軸方向側の表面の一部にわたって形成されている。本実施形態では、絶縁膜130は、二酸化ケイ素(SiO)から形成されている。
半導体装置100のゲート電極142は、絶縁膜130を介してトレンチ122の内側に形成された電極である。本実施形態では、ゲート電極142は、トレンチ122の内側に加え、トレンチ122の外側である絶縁膜130の+Z軸方向側の面の一部にわたって形成されている。本実施形態では、ゲート電極142は、アルミニウム(Al)から形成されている。ゲート電極142に電圧が印加された場合、p型半導体層114に反転層が形成され、この反転層がチャネルとして機能することによって、ソース電極146とドレイン電極148との間に導通経路が形成される。
半導体装置100のボディ電極144は、リセス124に形成され、p型半導体層114に対してオーミック接触する電極である。本実施形態では、ボディ電極144は、パラジウム(Pd)から形成された層に熱処理が加えられることにより形成された電極である。
半導体装置100のソース電極146は、n型半導体層116に対してオーミック接触する電極である。本実施形態では、ソース電極146は、ボディ電極144の上からn型半導体層116の+Z軸方向側の面の一部にわたって形成されている。ソース電極146は、ボディ電極144から離れた部位に形成されていてもよい。
半導体装置100のドレイン電極148は、基板110の−Z軸方向側の裏面に対してオーミック接触する電極である。本実施形態では、ドレイン電極148は、チタン(Ti)から形成された層に、アルミニウム(Al)から形成された層を積層した後に熱処理が加えられることによって形成された電極である。
A−2.半導体装置の製造方法
半導体装置の製造方法を、図2から図4を用いて説明する。図2は、第1実施形態における半導体装置100の製造方法を示す工程図である。まず、工程P101において、製造者は、基板110を用意した後、基板110の上にn型半導体層112およびスルー膜を、この順に、連続して形成する。スルー膜は、後述するイオン注入工程において、n型半導体層112に注入されるp型不純物の濃度分布を調整するために用いられる。n型半導体層112およびスルー膜は、有機金属気相成長法(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)により形成される。n型半導体層112およびスルー膜を、連続して形成することにより、n型半導体層112とスルー膜との間における不純物汚染を防止できる。スルー膜は、III族窒化物系半導体においてドナーとなる元素を主成分としない元素から形成されている。このようにすることにより、後述するイオン注入工程において、スルー膜の成分元素がn型半導体層112に注入されることを防止できる。本実施形態では、スルー膜は、非晶質窒化アルミニウム(AlN)から形成され、スルー膜の厚さは30nmである。
工程P102において、製造者は、スルー膜の一部の上(+Z軸方向側)にイオン注入用マスクを形成する。本実施形態では、イオン注入用マスクは、フォトレジストにより形成されており、イオン注入が行われる領域に相当する部分に開口部が設けられている。なお、フォトレジストに代えて、例えば、絶縁膜や、金属膜や、絶縁膜と金属膜との積層構造を用いてもよい。
次に、工程P103において、製造者は、n型不純物を含有するn型半導体層112に、p型不純物をイオン注入する。工程P103を、イオン注入工程とも呼ぶ。イオン注入に用いるp型不純物は、マグネシウム(Mg)とカルシウム(Ca)とベリリウム(Be)との少なくとも一方を含むことが好ましい。本実施形態では、p型不純物として、マグネシウム(Mg)を用いる。n型半導体層112の表面側(+Z軸方向側の面)の一部の領域であって、p型不純物が注入された領域をイオン注入領域とも呼び、この領域が後述する熱処理を経ることにより、p型半導体領域113となる。
イオン注入工程における積算ドーズ量は、1.0×1013cm−2以上5.0×1015cm−2以下である。イオン注入工程における注入温度は、20℃以上900℃以下が好ましい。また、イオン注入工程における注入角度は、0°以上15°以下が好ましい。
スルー膜が形成されている状態でn型半導体層112を対象としてイオン注入が行われることにより、n型半導体層112に注入されるp型不純物の濃度の分布を適切に調整することができる。イオン注入された領域において、注入された不純物の濃度分布は、深さ方向(Z軸方向)について、正規分布を二つ以上合算させた分布となっている。ここで、濃度分布が正規分布となっているとは、深さ方向(Z軸方向)について、露出している表面から所定の距離にある位置において、注入された不純物の濃度が最も高くなり、そこから表面側および裏面側に離れるにつれて、不純物の濃度が低くなることをいう。n型半導体層112内であってn型半導体層112の表面近傍の所定の位置において最もマグネシウム原子(Mg)の濃度が高くなるように設計されたスルー膜を配した状態で、イオン注入を行うことにより、不純物の濃度のピークをn型半導体層112の表面近傍に設定することができる。
工程P104において、製造者は、イオン注入用マスクを除去する。より具体的には、フォトレジストマスクであるイオン注入用マスクが、有機溶剤によって除去される。なお、イオン注入用マスクとして絶縁膜を用いた場合、例えば、フッ化水素(HF)や、フッ化水素アンモニウム(NHF)をイオン注入用マスクの除去に用いてもよく、イオン注入用マスクとして金属膜を用いた場合、例えば、塩酸(HCl)や、硝酸(HNO)、王水をイオン注入用マスクの除去に用いてもよい。
工程P105において、製造者は、スルー膜上にキャップ層を形成する。
図3は、キャップ層が形成された後の状態を示す模式図である。図3において、スルー膜152の上に形成されたキャップ層154は、本実施形態では、非晶質の窒化アルミニウム(AlN)により形成されている。本実施形態では、キャップ層154は、有機金属気相成長法(MOCVD)により形成されているが、スパッタ法により形成されてもよい。
スルー膜152及びキャップ層154は、後述する第1熱処理工程において、イオン注入領域113を被覆する被覆層150である。被覆層150は、窒化アルミニウム(AlN)と、窒化ケイ素(Si)と、二酸化ケイ素(SiO)と、酸化アルミニウム(Al)とからなる群より選ばれる少なくとも一つにより形成されていることが好ましい。本実施形態において、被覆層150は非晶質の窒化アルミニウム(AlN)により形成されている。本実施形態では、キャップ層154の厚さは、1nm以上1000nm以下である。
次に、工程P106において、製造者は、p型不純物がイオン注入されたイオン注入領域113を被覆層150で被覆した状態において、窒素(N)を含む雰囲気下で熱処理する。工程P106を第1熱処理工程とも呼ぶ。なお、図3に示す状態において、第1熱処理工程が実施される。
第1熱処理工程における熱処理温度は、1150℃以上1250℃以下である。また、第1熱処理工程における熱処理時間は、1秒以上10分以下が好ましく、1秒以上1分未満がさらに好ましい。第1熱処理工程における圧力は、10kPa以上110kPa以下が好ましい。本実施形態では、熱処理温度は1250℃であり、熱処理時間は30秒であり、圧力は100kPaである。第1熱処理工程を経ることによって、イオン注入領域113におけるp型不純物が活性化されて、高いホール濃度が得られる。
次に、工程P107において、製造者は、被覆層150の上にエッチング用マスクを形成する。本実施形態において、エッチング用マスクはフォトレジストにより形成されており、被覆層150におけるイオン注入領域113の上方の部分が露出するように開口部が設けられている。なお、フォトレジストに代えて、例えば、絶縁膜や、金属膜や、絶縁膜と金属膜との積層構造を用いてもよい。
工程P108において、製造者は、被覆層150の一部を除去する。具体的には、製造者は、被覆層150におけるイオン注入領域113の上方の部分を除去する。本実施形態では、製造者は、65℃以上85℃以下でありpH12の水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)を用いて、ウェットエッチングを行う。なお、ウェットエッチングに代えて、ドライエッチングを用いてもよい。工程P108により、イオン注入領域113の表面(+Z軸方向側の面)が露出する。
工程P109において、製造者は、エッチング用マスクを除去する。
図4は、エッチング用マスクを除去した後の状態を示す模式図である。本実施形態では、フォトレジストマスクであるエッチング用マスクが、有機溶剤によって除去される。なお、エッチング用マスクとして絶縁膜を用いた場合、例えば、フッ化水素(HF)や、フッ化水素アンモニウム(NHF)をエッチング用マスクの除去に用いてもよく、イオン注入用マスクとして金属膜を用いた場合、例えば、塩酸(HCl)や、硝酸(HNO)、王水をエッチング用マスクの除去に用いてもよい。
工程P110において、製造者は、イオン注入されたイオン注入領域113を露出した状態において、アンモニア(NH)とヒドラジン(N)との少なくととも一方と、水素(H)とを含む雰囲気下で熱処理する。工程P110を第2熱処理工程とも呼ぶ。なお、図4に示す状態において、第2熱処理工程が実施される。
第2熱処理工程における熱処理温度は、第1熱処理工程における熱処理温度より低いほうが好ましく、850℃以上1000℃以下が好ましい。また、第2熱処理工程における熱処理時間は、第1熱処理工程における熱処理時間より長いほうが好ましく、30分以上90分以下が好ましく、第2熱処理工程における圧力は、10kPa以上110kPa以下が好ましい。本実施形態では、熱処理温度は900℃であり、熱処理時間は60分であり、圧力は100kPaである。第2熱処理工程を経ることによって、イオン注入領域113の表面(+Z軸方向側の面)において、ピットが消失抑制され、原子ステップが形成される。
工程P111において、製造者は、残りの被覆層150を除去する。本実施形態では、製造者は、65℃以上85℃以下でありpH12の水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)を用いて、ウェットエッチングを行う。なお、ウェットエッチングに代えて、ドライエッチングを用いてもよい。工程P111により、イオン注入がされていないn型半導体層112が露出する。
工程P112において、製造者は、イオン注入領域113の上に、p型不純物を含有するp型半導体層114と、n型不純物を含有するn型半導体層116とを、この順に形成する。具体的には、製造者は、n型半導体層112及びイオン注入領域113の上に、p型半導体層114と、n型半導体層116とを、この順に形成する。p型半導体層114は、有機金属気相成長法(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)と、分子線エピタキシー法(MBE:Molecular Beam Epitaxy)との少なくとも一方により形成されることが好ましい。本実施形態では、p型半導体層114及びn型半導体層116は、有機金属気相成長法により形成される。
工程P113において、製造者は、ドライエッチングによりトレンチ122及びリセス124を形成する。その後、工程P114において、製造者は、原子層堆積法(ALD:Atomic Layer Deposition)によって絶縁膜130を形成する。なお、原子層堆積法の変わりに、スパッタ法を用いてもよい。
そして、工程P115において、製造者は、ゲート電極142、ボディ電極144、ソース電極146およびドレイン電極148を形成する。これらの工程を経て、半導体装置100が完成する。
A−3.効果
以上説明した第1実施形態の製造方法は、イオン注入工程(工程P103)と、第1熱処理工程(工程P106)と、第2熱処理工程(工程P110)とを備えることにより、イオン注入領域113におけるホール濃度を向上させつつ、イオン注入領域113の表面における原子ステップが形成され、かつ、イオン注入領域113の表面におけるピットの発生が抑制される。このメカニズムとしては、以下が考えられる。つまり、イオン注入工程における積算ドーズ量が、従来の積算ドーズ量と比べて小さい1.0×1013cm−2以上5.0×1015cm−2以下であるため、イオン注入領域の表面へのイオン注入によるダメージを低減すると考えられる。また、第1熱処理工程における熱処理温度が1150℃以上1250℃以下であることにより、イオン注入領域113におけるホール濃度が向上すると考えられる。また、第2熱処理工程を備えることにより、イオン注入領域113の表面における原子ステップが形成され、かつ、イオン注入領域113の表面におけるピットの発生が抑制されると考えられる。このような効果が得られることを裏付ける評価試験の結果を示す。
A−4.試験結果
図5は、評価試験の結果を示す図である。評価試験には、以下の試料を用いた。具体的には、試験者は、試作例1から試作例4として、イオン注入における積算ドーズ量及び第1熱処理工程における条件を異なる条件とした試作例を上述の製造方法に沿って作製した。試作例1から試作例4の条件を以下に示す。なお、第2熱処理工程における条件は、熱処理温度が900℃であり、熱処理時間が60分である。
・試作例1
積算ドーズ量:2.3×1015cm−2
熱処理温度:1200℃
熱処理時間:1秒
・試作例2
積算ドーズ量:2.3×1014cm−2
熱処理温度:1250℃
熱処理時間:30秒
・試作例3
積算ドーズ量:2.3×1015cm−2
熱処理温度:1300℃
熱処理時間:1秒
・試作例4
積算ドーズ量:2.3×1015cm−2
熱処理温度:1300℃
熱処理時間:30秒
図5において、各試作例における(i)第1熱処理工程後の原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscope)像と、(ii)第1熱処理工程後のホール濃度及びピット密度と、(iii)第2熱処理工程後の原子間力顕微鏡像と、(iv)第2熱処理工程後のホール濃度及びピット密度とを示す。試験者は、ホール効果測定法によりホール濃度の測定を行った。また、試験者は、原子間力顕微鏡によって得られた画像から黒い点を数えることにより、ピット密度を算出した。
図5の結果から、以下のことが分かった。つまり、第1熱処理工程後のホール濃度及び第2熱処理工程後のホール濃度において、試作例1から4を比較した場合、ホール濃度は、第1熱処理の熱処理温度を高くするほど、もしくは低くするほど高くなるものではないことが分かった。また、試作例2の場合(1250℃、30秒)において、最もホール濃度が大きくなることが分かった。
一方、ピット密度については、第1熱処理工程後のピット密度はいずれの試作例においても大きいのに対し、第2熱処理工程を行うことによって、ピット密度が減少することが分かった。また、第1熱処理温度を1150℃以上1250℃以下とした試作例1及び2において、イオン注入領域におけるホール濃度が向上しつつ、ピットがなくなることが分かった。また、第1熱処理温度を1150℃以上1250℃以下とした試作例1及び2において、第2熱処理工程後の原子間力顕微鏡像に、波線状の原子ステップが確認されたのに対し、試作例3及び4においては確認されなかった。
図6は、評価試験の結果を示す図である。評価試験には、以下の試料を用いた。具体的には、試験者は、図6において用いた試作例2と、第1熱処理工程を行わない点以外は試作例2と同じ方法で作製した試作例6とを用いた。
図6において、各試作例における(i)第1熱処理工程後の原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscope)像と、(ii)第1熱処理工程後のホール濃度及びピット密度と、(iii)第2熱処理工程後の原子間力顕微鏡像と、(iv)第2熱処理工程後のホール濃度及びピット密度とを示す。図6の結果から、第1熱処理を行わない場合、ホール濃度が向上しないことが分かった。
B.その他の実施形態
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
上述の実施形態において、基板及び半導体層の材料は、窒化ガリウム(GaN)に限らず、サファイア(Al)上に形成された窒化ガリウム(GaN)であってもよい。また、基板及び半導体層の材料は、例えば、窒化アルミニウム(AlN)などの他のIII族窒化物であってもよく、ケイ素(Si)、炭化ケイ素(SiC)、酸化ガリウム(Ga)、ガリウム砒素(GaAs)、ダイヤモンド(C)などであってもよい。
本発明が適用される半導体装置は、上述の実施形態で説明した縦型トレンチMOSFETや縦型ショットキーバリアダイオードに限られず、例えば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)、MESFET(metal-semiconductor field effect transistor)などであってもよい。
100…半導体装置
110…基板
112…n型半導体層
113…p型半導体領域(イオン注入領域)
114…p型半導体層
116…n型半導体層
122…トレンチ
124…リセス
130…絶縁膜
142…ゲート電極
144…ボディ電極
146…ソース電極
148…ドレイン電極
150…被覆層
152…スルー膜
154…キャップ層

Claims (11)

  1. 半導体装置の製造方法であって、
    基板に、n型不純物を含有しIII属窒化物半導体から形成されるn型半導体層と、前記n型半導体層におけるドナーとなる元素を主成分としない元素から形成されるスルー膜と、をこの順に形成する工程と、
    前記スルー膜が形成された状態で前記n型半導体層に、p型不純物をイオン注入するイオン注入工程と、
    前記イオン注入後において、前記スルー膜上にキャップ層を形成する工程と、
    前記p型不純物がイオン注入されたイオン注入領域を前記スルー膜と前記キャップ層とからなる被覆層で被覆した状態において、窒素を含む雰囲気下で熱処理する第1熱処理工程と、
    前記第1熱処理工程の後に、前記イオン注入領域を露出した状態において、アンモニアとヒドラジンとの少なくとも一方と、水素とを含む雰囲気下で熱処理する第2熱処理工程と、を備え、
    前記イオン注入工程における積算ドーズ量は、1.0×1013cm−2以上5.0×1015cm−2以下であり、
    前記第1熱処理工程における熱処理温度は、1150℃以上1250℃以下である、半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記第1熱処理工程における熱処理時間は、1秒以上10分以下である、半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記第1熱処理工程における圧力は、10kPa以上110kPa以下である、半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記第2熱処理工程における熱処理温度は、850℃以上1000℃以下である、半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記第2熱処理工程における熱処理時間は、30分以上90分以下である、半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記第2熱処理工程における圧力は、10kPa以上110kPa以下である、半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記被覆層は、窒化アルミニウムと、窒化ケイ素と、二酸化ケイ素と、酸化アルミニウムとからなる群より選ばれる少なくとも一つにより形成されている、半導体装置の製造方法。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記イオン注入工程において、前記p型不純物は、マグネシウムと、カルシウムと、ベリリウムとの少なくとも一方を含む、半導体装置の製造方法。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記イオン注入工程における注入温度は、20℃以上900℃以下である、半導体装置の製造方法。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
    前記イオン注入工程における注入角度は、0°以上15°以下である、半導体装置の製造方法。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、さらに、
    前記第2熱処理工程の後、前記イオン注入領域の上に、有機金属気相成長法と分子線エピタキシー法との少なくとも一方により、p型不純物を含有するp型半導体層を形成する工程を備える、半導体装置の製造方法。
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