JP6800244B2 - 自律型放射パターン生成アンテナ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアンテナを用いてアンテナの放射パターンを形成するアンテナ制御装 置に係り、特に、無線環境に応じて放射パターンを適応的に制御する自律型放射パターン 生成アンテナ制御装置に関する。
[従来の技術]
従来、複数のアンテナを用いて無線信号の通信を行う送受信装置において、複数のアン テナで受信した受信信号にそれぞれ重み付けを行うと共に、送信する信号を複数のアンテ ナ用に分離してそれぞれに重み付けを行って、アンテナ全体の指向性を制御するものがあ る。
[従来のアンテナ制御装置:図7]
次に、従来のアンテナ制御装置について図7を参照しながら説明する。図7は、従来の アンテナ制御装置の構成ブロック図である。
従来のアンテナ制御装置は、図7に示すように、空中線10と、無線部11と、アンテ ナ制御部100とを備え、アンテナ制御部100は変復調部12を含む上位装置に接続し ている。
空中線10は、複数のアンテナで構成されている。
無線部11は、複数のアンテナに接続し、信号の送受信を行う。
アンテナ制御部100は、ウェイト部101と、ウェイト合成部102と、信号結合・ 分割部103とを備えている。
ウェイト部101は、受信信号又は送信信号に重畳するウェイト値がウェイト情報とし て設定され、ウェイト合成部102にウェイト値を出力する。ウェイト情報については、 事前に設定されるか、上位装置から指定される。
ウェイト情報は、信号の振幅と位相を制御するものである。
ウェイト合成部102は、ウェイト部101からのウェイト値を受信信号又は送信信号 に重畳する。
信号結合・分割部103は、ウェイト値が重畳された受信信号を結合する合成を行い、 また、送信信号を複数のアンテナ用に分割(分離)する。
変復調部12は、アンテナ制御部100からの受信信号を復調し、外部から入力される 送信信号を変調する。
[従来のアンテナ制御装置の一部構成:図8]
次に、従来のアンテナ装置制御装置の回路構成について図8を参照しながら説明する。 図8は、従来のアンテナ制御装置の一部構成図である。
従来のアンテナ制御装置の回路は、図8に示すように、空中線10が複数のアンテナ1 0aを備え、無線部11が複数の送受信部(TRX)11aと複数のAD/DA変換部( AD/DA:Analog Digital / Digital Analog Converter)11bを備え、ウェイト合 成部102が複数の乗算器102aを備えている。
図8の回路の動作を受信処理と送信処理に分けて説明する。
まず、受信処理では、空中線10に到来した電波を各アンテナ10aに入力し、無線部 11のTRX11aで受信し、AD/DA11bでアナログ信号からデジタル信号に変換 してアンテナ制御部100に出力する。
アンテナ制御部100では、無線部11からのそれぞれの出力信号に対してウェイト合 成部102の乗算器102aでウェイト部101からのそれぞれのウェイト値を乗算(重 畳)し、信号結合・分割部103で結合(合成)して変復調部12に出力する。
また、送信処理では、変復調部12から変調された信号を信号結合・分離部103で分 割し、ウェイト合成部102の各乗算器102aに出力する。乗算器102aではウェイ ト部101からのそれぞれのウェイト値を乗算(重畳)し、無線部11のAD/DA11 bに出力してデジタル信号をアナログ信号に変換し、TRX11aで放射信号に変換・増 幅し、空中線10の各アンテナ10aから出力する。
図8に示すアンテナ制御装置では、基地局などの1つの上位装置に対して1つの放射パ ターンを担う構成であり、通信品質を改善することや、周辺エリアとの干渉を防ぐことを 目的として用いられているものである。
近年では、移動体に効率的に追従するためにビーム制御技術の開発が盛んに行われてい るが、1つの放射パターンで生成できるビーム本数がアンテナ数に依存して限定されるた め、移動体が多い通信環境では、従来通りの固定的なビーム制御となっている。
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開2004−048753号公報「セクタアンテナ装 置」(株式会社日立国際電気)[特許文献1]がある。
特許文献1には、指向性を有するセクタを形成して当該セクタの移動局と無線通信を行 うセクタアンテナ装置において、移動局との通信状況に応じてセクタの指向性を変化させ ることが示されている。
特開2004−048753号公報
しかしながら、上記従来のアンテナ制御装置では、以下の事情により、アンテナの放射 パターンを設定するのが容易ではないという問題点があった。
従来のアンテナ制御装置では、アンテナの放射パターンを複数のエリアに固定的に向け る場合に、無線環境毎に事前調査等によって適正なウェイト量を決める必要があり、放射 パターンの設定が容易でないという問題点があった。
また、モバイルシステムのようにエリア内に多くの移動体無線機が存在している場合に は、基地局側はエリア毎の移動体無線機の存在比率に応じた放射パターンを形成すること が好ましいが、存在比率は基地局の設置環境毎に千差万別であり、従来のアンテナ制御装 置では、それらに対応した放射パターンを設定することが容易ではないという問題点があ った。
また、モバイルシステムにおいて、時間の経過により周辺環境が変化し、存在比率が変 化することが想定され、最初に設定されたウェイト量では、長い期間において適正な放射 パターンとして継続しておくことができないため、定期的に上位装置から調整する必要が あり、放射パターンの再設定の問題があった。
また、放射パターンでビームを生成するような無線環境では、多くのユーザを抱えてい るため、複数のエリアにビームを向けて無線側の収容能力を高めても、上位装置での収容 能力が限界になって、システムとしては効率的な通信品質が得られないという問題点があ った。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、無線環境に応じて適正な放射パターンを生 成できるようウェイト量を設定できる自律型放射パターン生成アンテナ制御装置を提供す ることを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、複数のアンテナを用いて放射パターンを形成するために送受信信号に重畳するウェイト値が設定されるウェイト部と、送受信信号にウェイト部のウェイト値を重畳するウェイト合成部とを備えるアンテナ制御装置であって、接続する複数の上位装置に応じてウェイト部とウェイト合成部を複数備え、受信信号の到来方向を検出する到来方向検出部と、検出した到来方向の分布情報を算出する分布情報算出部と、分布情報に基づいて上位装置の数に応じたビーム数となるよう制御された放射パターンを選択し、選択した放射パターンに従って上位装置毎に対応したウェイト値をウェイト部に設定する放射パターン選択部とを有することを特徴とする。
本発明は、上記アンテナ制御装置において、複数のアンテナで受信された受信信号につ いて、異なる到来方向の指向性パターンを生成するようウェイト値を重畳する処理を放射 方向全体に行い、各到来方向の受信レベルを出力するヌルスキャン部を備え、到来方向検 出部が、ヌルスキャン部から出力された受信レベルに基づいて到来方向を検出することを 特徴とする。
本発明は、上記アンテナ制御装置において、分布情報算出部が、ヌルスキャン部から出 力された受信レベルの出現頻度を算出して分布情報とすることを特徴とする。
本発明は、上記アンテナ制御装置において、放射パターン選択部が、特定のタイミング でウェイト値をウェイト部に設定して放射パターンを変更することを特徴とする。
本発明は、上記アンテナ制御装置において、到来方向検出部が、受信信号の相互相関を 取って、マルチパス信号については受信レベルが最大となるパスの信号の到来方向を選択 することを特徴とする。
本発明によれば、複数のアンテナを用いて放射パターンを形成するために送受信信号に重畳するウェイト値が設定されるウェイト部と、送受信信号にウェイト部のウェイト値を重畳するウェイト合成部とを備えるアンテナ制御装置であって、接続する複数の上位装置に応じてウェイト部とウェイト合成部を複数備え、受信信号の到来方向を検出する到来方向検出部と、検出した到来方向の分布情報を算出する分布情報算出部と、分布情報に基づいて上位装置の数に応じたビーム数となるよう制御された放射パターンを選択し、選択した放射パターンに従って上位装置毎に対応したウェイト値をウェイト部に設定する放射パターン選択部とを有するアンテナ制御装置としているので、無線環境に応じて適正な放射パターンを生成できるようウェイト量を容易に設定でき、到来方向に応じて各上位装置に対応した細やかな放射パターンを形成でき、各上位装置に応じた無線品質を向上させることができる効果がある。
本アンテナ制御装置の構成ブロック図である。 ヌルスキャン部の構成ブロック図である。 上位装置が複数である場合の本アンテナ制御装置の一部回路構成図である。 ヌルスキャンのイメージ図である。 到来方向推定の統計情報の例を示す図である。 ビームパターンの例を示す図である。 従来のアンテナ制御装置の構成ブロック図である。 従来のアンテナ制御装置の一部構成図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る自律型放射パターン生成アンテナ制御装置は、複数のアンテ ナを用いて放射パターンを形成するために送受信信号に重畳するウェイト値が設定される ウェイト部と、送受信信号にウェイト部のウェイト値を重畳するウェイト合成部と、受信 信号の到来方向の受信レベルを出力するヌルスキャン部と、当該受信レベルから受信信号 の到来方向を検出する到来方向検出部と、検出した到来方向の分布情報を算出する分布情 報算出部と、分布情報に基づいて放射パターンを選択し、選択した放射パターンに対応し たウェイト値をウェイト部に設定する放射パターン選択部とを有するものとしているので 、無線環境に応じて適正な放射パターンを生成できるようウェイト量を容易に設定できる ものである。
[本アンテナ制御装置:図1]
本発明の実施の形態に係る自律型放射パターン生成アンテナ制御装置(本アンテナ制御 装置)について図1を参照しながら説明する。図1は、本アンテナ制御装置の構成ブロッ ク図である。
本アンテナ制御装置は、図1に示すように、空中線10と、無線部11と、アンテナ制 御部200と、変復調部12と、到来方向推定部300とを基本的に有している。アンテ ナ制御部200は、変復調部12を含む上位装置が接続される。
尚、空中線10、無線部11、変復調部12は、図7,8に示した従来の構成と同様で あるので、以下では説明を省略する。
[本アンテナ制御装置の各部]
本アンテナ制御装置の各部について具体的に説明する。
アンテナ制御部200は、無線部11からの各アンテナからの受信信号を入力し、以下 に説明するヌルスキャンを行い、電波の到来方向に関する情報を到来方向推定部300に 出力し、到来方向推定部300からのウェイト値を送受信信号に重畳する。
また、アンテナ制御部200は、無線部11から入力された受信信号については、ウェ イト値を重畳して結合(合成)して変復調部12に出力し、変復調部12から入力された 送信信号については、分割(分離)してウェイト値を重畳して無線部11に出力する。
到来方向推定部300は、アンテナ制御部200からの電波の到来方向に関する情報を 入力し、到来方向を検出して到来方向の分布情報を取得し、その分布情報から放射パター ンを選択して対応するウェイト値をアンテナ制御部200に出力する。
[アンテナ制御部200]
次に、アンテナ制御部200の構成について説明する。
アンテナ制御部200は、ウェイト部101と、ウェイト合成部102と、信号結合・ 分割部103と、ヌルスキャン部400とを備えている。
[ウェイト部101]
ウェイト部101は、到来方向推定部300から指定されたウェイト値を設定してウェ イト合成部102に出力する。
[ウェイト合成部102]
ウェイト合成部102は、無線部11から入力される各アンテナでの受信信号にウェイ ト値を重畳して信号結合・分割部103に出力し、また、信号結合・分割部103からの 送信信号にウェイト値を重畳して無線部11に出力する。
つまり、ウェイト合成部102は、受信信号及び送信信号に対してウェイト値を重畳す るものである。
[信号結合・分割部103]
信号結合・分割部103は、ウェイト合成部102でウェイト値が重畳された受信信号 を結合して変復調部12に出力し、変復調部12からの送信信号を分割してウェイト合成 部102に出力する。
[ヌルスキャン部400]
ヌルスキャン部400は、受信信号についてのみ以下に説明するヌルスキャンを実施し て、信号の到来方向に関する情報を到来方向推定部300に出力する。
ヌルスキャンとは、信号の到来方向を検出するために、特定の到来方向からの信号を受 信するビームパターンを形成するようウェイト量の制御が為されるものである。
具体的には、ヌル形成前の受信電力を基準に、ヌル形成後にヌル点に到来波がいなけれ ば、受信電力は変化しないが、ヌル点に到来波があれば、その分受信電力が小さくなると いう原理を利用して、到来波の到来方向を特定するものである。
つまり、到来波が無線機で受信するために十分な電力で到来しているのであれば、その 電力レベルは検出されることになる。
例えば、全到来波が2つで等しい電力レベルであるとすると、ヌル形成前後で、受信電 力は半分になる。全到来波が1つしかなければ、ノイズを除いてほぼゼロになる。同時到 来波が多い場合には、受信電力の差分の誤差が大きくなるので、ヌル形成前後の受信電力 比の変化が小さい場合は、統計情報から省く処理を実施するなどして、精度を保つように する。
また、特定の到来方向に対して大きな指向性を持つ指向性パターンを形成し、また、同 じ到来方向をヌル点としたパターンを形成し、両者を合成(指向性パターンからヌル点の パターンを除去)して、特定方向に対して鋭い指向性パターンを形成し、その指向性パタ ーンで受信された信号の受信レベルを検出することで、到来方向の信号の強さを測定する 方法もある。
鋭い指向性パターンを生成する技術としては、特願2016−042254「受信装置 及び送受信装置」(株式会社日立国際電気)に詳しく記載されている。
ヌルスキャン部400は、無線部11からのアンテナ毎の受信信号を入力して複数(N 個)に分割し、それぞれにウェイト値を重畳して対象とするアンテナの到来方向の角度に ヌル点を形成する指向性パターン又は鋭い指向性パターンを形成して信号を結合して受信 レベルを検出し、到来方向推定部300に出力する。
そして、ヌルスキャン部400におけるヌルスキャンは、特定時間間隔で行われるもの である。
ここで、信号をN個に分割しているのは、Nは到来方向の角度の分解能に対応している 。つまり、N個分の角度(方向)についてヌル点を形成した指向性パターン又は鋭い指向 性パターンを形成し、ヌル形成のパターンではヌル形成前後の受信電力の差分を受信レベ ルとして出力し、鋭い指向性パターンでは受信された信号の受信レベルを出力している。
[到来方向推定部300]
次に、到来方向推定部300の構成について説明する。
到来方向推定部300は、到来方向検出部310と、分布情報算出部320と、放射パ ターン選択部330とを備えている。
[到来方向検出部310]
到来方向検出部310は、ヌルスキャン部400から入力された到来方向の角度(到来 角度)における受信信号の受信レベル(到来方向に関する情報)を入力し、それぞれの角 度における受信レベルを検出し、各角度の受信レベルの情報を分布情報算出部320に出 力する。
尚、到来方向検出部310は、ヌルスキャン部400から入力される受信レベルに対し て受信レベルの高い信号のみを採用するように、しきい値を設定し、そのしきい値より受 信レベルが高い信号を分布情報算出部320に出力するようにしてもよい。
具体的には、受信レベルの情報は、到来角度毎にしきい値より受信レベルが高い信号を 「1」とし、しきい値以下の受信レベルの信号を「0」として分布情報算出部320に出 力されるものである。
[分布情報算出部320]
分布情報算出部320は、到来方向検出部310から各角度の受信レベルの情報を入力 し、複数繰り返し行われるヌルスキャンの特定回数分の受信レベルの情報を蓄積(加算) し、その蓄積情報(統計情報)から電波の到来方向を推定して放射パターン選択部330 に推定した到来方向の情報(到来方向推定情報)を出力する。
ヌルスキャン部400でのヌルスキャンは特定の時間間隔で行われており、特定回数分 の受信レベルの情報(上記の「1」又は「0」の情報)を到来角度毎に加算することで受 信信号の到来方向を推定するものである。
つまり、受信レベルの情報の数値が高いということは、到来角度で受信される頻度が高 く、受信レベルの情報の数値が低いということは、到来角度で受信される頻度が低いこと を意味している。
分布情報算出部320は、到来角度で受信される頻度を統計情報として算出し、その統 計情報を基に到来方向推定情報を得ている。
また、分布情報算出部320は、無線環境の変化に追従するために、特定のタイミング で、蓄積される受信レベルの情報をリセットして最新の無線環境に対応した到来方向を推 定するようにしている。
特定のタイミングとは、ヌルスキャンの時間間隔より長い時間間隔、または、到来の頻 度が高い部分(到来の頻度のピーク)が特定角度(例えば、5度)ずれた時である。
また、屋内環境のように反射が多く、同一波源からのパスが多く受信されるマルチパス 環境においては、分布情報算出部320で、到来方向の分布状況を把握する過程で、同じ タイミングで受信されるパス間の相互相関を行って相関性を確認し、相関性が高い信号に 関しては、同一波源からのマルチパス信号と判断して、マルチパスから最大となるパスの みを到来方向として統計情報に記憶するようにしてもよい。
[放射パターン選択部330]
放射パターン選択部330は、分布情報算出部320から到来方向推定情報を入力し、 推定した到来方向に対応した放射パターンを選択し、その放射パターンを形成するための ウェイト値をアンテナ制御部200のウェイト部101に出力する。
選択された放射パターンに基づくウェイト値は、ウェイト演算のアルゴリズムにて算出 する。または、予め放射パターンに対応してアンテナ毎のウェイト量の組み合わせを放射 パターン選択部330内の記憶部に保存(記憶)しておき、推定した到来方向に対応した 放射パターンと照合してウェイと値を選択してもよい。
[ヌルスキャン部:図2]
次に、アンテナ制御部200のヌルスキャン部400について図2を参照しながら説明 する。図2は、ヌルスキャン部の構成ブロック図である。
ヌルスキャン部400は、図2に示すように、複数(1〜N)のヌルユニット410で 構成され、各ヌルユニット410は、ウェイト合成器411と、信号結合器412と、受 信レベル検出器413とを備えている。
上述したように、Nは到来角度の分解能を示すもので、N個の到来角度での受信レベル を検出できるものとなる。
ウェイト合成器411は、図7,8のウェイト部101とウェイト合成部102に相当 し、信号結合器412は、図7,8の信号結合・分割部103の信号結合の構成が相当し ている。
つまり、無線部11から入力される各アンテナでの受信信号が全てのヌルユニット41 0のウェイト合成器411に入力され、ウェイト合成器411では、到来角度毎に鋭いビ ームパターンを形成するようウェイト値を重畳して重み付けを行う。
信号結合器412では、重畳した各アンテナからの受信信号を結合し、受信レベル検出 器413に出力する。
受信レベル検出器413は、信号結合器412からの信号に対して受信レベルを検出し 、到来方向推定部300の到来方向検出部310に出力する。
[上位装置が複数である場合の本アンテナ制御装置の回路構成:図3]
次に、上位装置が複数である場合の本アンテナ制御装置の一部回路構成について図3を 参照しながら説明する。図3は、上位装置が複数である場合の本アンテナ制御装置の一部 回路構成図である。
尚、上位装置が一つの場合については、図3の構成で上位装置が一つであれば、アンテ ナ制御部510において、アンテナ制御ユニット511が一つとなる。
図3の構成であれば、ユーザが多くて上位装置の収容能力が先に限界を迎えてしまう無 線環境においても、ビーム毎に異なる上位装置につながるため、収容能力に余裕を持つこ とができ、通信品質の劣化を抑えることができる。
本アンテナ制御装置は、図3に示すように、空中線10と、無線部11と、利得正規化 部501と、上位装置結合・分割部502と、アンテナ制御部510とを備えている。
尚、アンテナ制御部510にはヌルスキャン部400と到来方向推定部300を備える が、紙面の関係で利得正規化部501の上側にヌルスキャン部400と到来方向推定部3 00を描いている。
図3では省略しているが、到来方向推定部300は、アンテナ制御部510の各ウェイ ト部511bに接続され、選択された放射パターンに応じたウェイト値を出力する。
空中線10、無線部11は、図7,8及び図1で説明したものと同様である。
空中線10の複数のアンテナ10aに無線部11のTRX11aが接続し、TRX11 aがAD/DA11bを介してヌルスキャン部400と利得正規化部501に接続してい る。
ヌルスキャン部400は、無線部11のそれぞれのAD/DA11bからの出力が入力 されるようになっており、それぞれの出力が全てのウェイト合成部411に入力される。
利得正規化部501は、送受信信号を適正レベルに調整するものであり、AD/DA1 1bに接続する複数の乗算器501aと、乗算器501aに利得を提供する利得提供部5 01bとを備え、利得提供部501bからの利得を乗算器501aで重畳(乗算)する。
上位装置結合・分割部502は、受信信号については、複数の上位装置のそれぞれに対 応したアンテナ制御ユニット511に受信信号を分割して出力し、送信信号については、 複数のアンテナ制御ユニット511からの送信信号を結合して利得正規化部501に出力 する。
アンテナ制御部510は、上位装置の数に応じて複数のアンテナ制御ユニット511を 備えており、アンテナ制御ユニット511は、複数の乗算器511aと、ウェイト部51 1bと、結合・分割部511cとを備えている。
乗算器511aと、ウェイト部511bと、結合・分割部511cは、図1のウェイト 合成部102と、ウェイト部101と、信号結合・分割部103に相当している。
アンテナ制御ユニット511は、上位装置結合・分割部502からの複数の受信信号を 入力すると共に、分割された複数の送信信号を上位装置結合・分割部502に出力する。
乗算器511aは、ウェイト部511bからのウェイト値を送受信信号に重畳する。
ウェイト部511bは、到来方向推定部300の放射パターン選択部330からのウェ イト値が設定され、乗算器511aにそのウェイト値を出力する。
結合・分割部511cは、ウェイト値が重畳された受信信号を結合して各上位装置に対 応した変復調部に出力し、その変復調部から変調された送信信号を分割して各乗算器51 1aに出力する。
図3の構成において、到来方向推定部300で推定された到来方向に対して選択された アンテナ放射パターンに従って生成されるビーム数は、接続される上位装置の数と同数と なるよう調整してもよい。
その場合、アンテナ制御部510の中のアンテナ制御ユニット511がビーム数分並ぶ 構成となる。その場合のビームパターンの例は、後述する図6に示すが、接続される上位 装置の数に応じて、ビーム数が同数になるよう制御する。
尚、接続される複数の上位装置は、1つの基地局のセクタであってもよい。
図3の構成によれば、ユーザ数が多くても、到来方向に応じて、各上位装置に対応した 細やかな放射パターンをアンテナ制御ユニット511で形成でき、各上位装置に応じた無 線品質を向上させることができるものである。
[ヌルスキャンのイメージ:図4]
次に、本アンテナ制御装置におけるヌルスキャンのイメージについて図4を参照しなが ら説明する。図4は、ヌルスキャンのイメージ図である。
本アンテナ制御装置のヌルスキャン部400では、受信信号を分割してウェイト値を重 畳できるので、図4の(a)〜(c)のビームパターンを一度に形成する。図4では、イ メージしやすいように、ビームパターンをスキャンさせている図としている。
尚、同時に図4(a)〜(c)を形成せず、時間的にずらして、まさにスキャンさせる ようにしてもよい。
[到来方向推定の統計情報の例:図5]
次に、到来方向推定の統計情報の例について図5を参照しながら説明する。図5は、到 来方向推定の統計情報の例を示す図である。
到来方向推定部300の分布情報算出部320で、到来角度毎に受信の頻度を加算して 合計したものが到来方向推定の統計情報となる。
統計情報は、図5に示すように、横軸が角度で縦軸が頻度となっている。角度はN個に 分割され、受信レベルが特定のしきい値を越えた回数を頻度として表している。
図5における頻度の高い角度が受信信号の到来方向となる。
尚、分布情報算出部320は、この統計情報を放射パターン選択部330に出力しても よいし、統計情報を基に到来波のピークの角度と高さを特定し、その情報を放射パターン 選択部330に出力してもよい。
[ビームパターンの例:図6]
次に、本アンテナ制御装置におけるアンテナ放射パターン(ビームパターン)の例につ いて図6を参照しながら説明する。図6は、ビームパターンの例を示す図である。
図6に示すように、上位装置の接続数に応じてビームパターンのビームの数も同じにし た例であり、初期ビームパターンは、到来方向推定部300で到来方向の分布情報が積算 される前に用いられるものであり、上位装置の接続数が1の場合には、単一指向性であり 、上位装置の接続数が複数になれば、その数に応じて等分のビームとなる。
また、本アンテナ制御装置によって制御されるアンテナ放射パターンは、上位装置の接 続数に応じて適応制御ビームパターンが形成されるものである。上位装置の接続数が複数 である場合には、その数に対応して適応配分されたビームパターンとなる。
[実施の形態の効果]
本アンテナ制御装置によれば、複数のアンテナ10aを用いて放射パターンを形成する ために送受信信号に重畳するウェイト値が設定されるウェイト部101と、送受信信号に ウェイト部101のウェイト値を重畳するウェイト合成部102と、受信信号の到来方向 の受信レベルを出力するヌルスキャン部400と、当該受信レベルから受信信号の到来方 向を検出する到来方向検出部310と、検出した到来方向の分布情報を算出する分布情報 算出部320と、分布情報に基づいて放射パターンを選択し、選択した放射パターンに対 応したウェイト値をウェイト部101に設定する放射パターン選択部330とを有するも のとしているので、無線環境に応じて適正な放射パターンを生成できるようウェイト量を 容易に設定できる効果がある。
また、本アンテナ制御装置によれば、ユーザが多い環境で、効率的なエリア構成するた めのアンテナ放射パターンを生成するシステムにおいて、事前に環境調査を実施すること や、環境変化に合わせて上位装置からの調整を実施することなく、自律的にユーザ分布状 態を把握し、最適なアンテナ放射パターンを生成することができる効果がある。
また、本アンテナ制御装置によれば、1つのアンテナ制御装置にて、ビーム毎に異なる 上位装置と接続した形態での運用が可能であり、ユーザが多く1つの上位装置では収容能 力が不足する環境においても、通信品質を確保することができる効果がある。
更に、本アンテナ制御装置によれば、屋内環境のように反射が多くマルチパスが形成さ れる環境においては、ヌルスキャンでユーザ分布状況を把握する過程で、パス間の相互相 関性を確認して、マルチパスの中から最大となるパスのみ到来方向として統計情報に記録 することで、適切な分布状況を把握することができる効果がある。
また、本アンテナ制御装置によれば、複数の基地局、または基地局の複数セクタに対し 、それぞれ独立にビームを制御して、全体として調和した放射パターンを生成することが 可能となるため、無線領域のエリア分割による通信品質改善とともに、それぞれの分割さ れたエリアの基地局側の収容能力拡大を図ることができる効果がある。
その際、接続される基地局またはセクタの数に応じて、自律的に同数のビームが生成さ れるように制御することで、効率的な運用が可能になる。
この出願は、2016年12月20日に出願された日本出願特願2016−246108を基礎として優先権の利益を主張するものであり、その開示の全てを引用によってここに取り込む。
本発明は、無線環境に応じて適正な放射パターンを生成できるようウェイト量を設定で きる自律型放射パターン生成アンテナ制御装置に好適である。
10...空中線、 10a...アンテナ、 11...無線部、 11a...送受信部(TR X)、 11b...AD/DA変換部(AD/DA)、 12...変復調部、 100... アンテナ制御部、 101...ウェイト部、 102...ウェイト合成部、 102a... 乗算器、 103...信号結合・分離部、 200...アンテナ制御部、 300...到来 方向推定部、 310...到来方向検出部、 320...分布情報算出部、 330...放 射パターン選択部、 400...ヌルスキャン部、 410...ヌルユニット、 411.. .ウェイト合成器、 412...信号結合器、 413...受信レベル検出器、 501... 利得正規化部、 501a...乗算器、 501b...利得提供部、 502...上位装置 結合・分割部、 510...アンテナ制御部、 511アンテナ制御ユニット、 511 a...乗算器、 511b...ウェイト部、 511c...結合・分割部

Claims (5)

  1. 複数のアンテナを用いて放射パターンを形成するために送受信信号に重畳するウェイト値が設定されるウェイト部と、前記送受信信号に前記ウェイト部のウェイト値を重畳するウェイト合成部とを備えるアンテナ制御装置であって、
    接続する複数の上位装置に応じて前記ウェイト部と前記ウェイト合成部を複数備え、
    受信信号の到来方向を検出する到来方向検出部と、
    検出した到来方向の分布情報を算出する分布情報算出部と、
    前記分布情報に基づいて前記上位装置の数に応じたビーム数となるよう制御された放射パターンを選択し、前記選択した放射パターンに従って前記上位装置毎に対応したウェイト値を前記ウェイト部に設定する放射パターン選択部とを有することを特徴とするアンテナ制御装置。
  2. 複数のアンテナで受信された受信信号について、異なる到来方向の指向性パターンを生成するようウェイト値を重畳する処理を放射方向全体に行い、各到来方向の受信レベルを出力するヌルスキャン部を備え、
    前記到来方向検出部は、前記ヌルスキャン部から出力された受信レベルに基づいて到来方向を検出することを特徴とする請求項1記載のアンテナ制御装置。
  3. 分布情報算出部は、ヌルスキャン部から出力された受信レベルの出現頻度を算出して分布情報とすることを特徴とする請求項2記載のアンテナ制御装置。
  4. 放射パターン選択部は、特定のタイミングでウェイト値をウェイト部に設定して放射パターンを変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のアンテナ制御装置。
  5. 到来方向検出部は、受信信号の相互相関を取って、マルチパス信号については受信レベルが最大となるパスの信号の到来方向を選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のアンテナ制御装置。
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