JP6796497B2 - 電動工具用集塵装置及び電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、電動ドリルやハンマードリル等の電動工具に装着される電動工具用集塵装置と、その集塵装置を装着した電動工具とに関する。
電動ドリルやハンマードリル等の電動工具には、穿孔作業等の際に被加工材から発生する粉塵を集塵して回収する集塵装置が装着される。この電動工具用集塵装置としては、特許文献1に開示のものが知られている。ここでは、電動工具のハウジングに装着されてモータ及び集塵ファンを有するケーシングに、電動工具のビットが貫通する吸込口を有するノズルと、吸込口から吸い込まれる粉塵を集塵するダストボックスとを備え、ノズルは、ダクトを介してダストボックスに接続されている。よって、集塵ファンが回転すると、吸込口から空気と共に吸引された粉塵は、ノズルからダクトを介してダストボックス内に排出され、ダストボックス内のフィルタに捕捉されて集塵される。
特開2011−189487号公報
上記従来の集塵装置においては、ダストボックス内の粉塵の量が多くなって空気の流量が減少してくると、ダストボックス内に吹き出すダクトの流路出口の流速が低下し、ダクト内に粉塵が貯留して集塵効率を低下させるおそれがある。特に、ダクトが上向きとなる作業の際には、流路出口が粉塵に塞がれやすくなって集塵効率の低下は顕著となる。
そこで、本発明は、ダストボックスへの流路出口での流速の低下を抑えて集塵効率を維持できる電動工具用集塵装置及び電動工具を提供すること目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、排気口を有して電動工具に装着可能な本体ケースと、本体ケースに設けられ、前端に吸込口を備えたノズルと、本体ケースに設けられ、フィルタを内設したダストボックスと、吸込口からフィルタを通過して排気口に至る集塵経路と、を有し、集塵経路は、フィルタの上流側でダストボックス内に突出する流路出口を含んでなる電動工具用集塵装置であって、
流路出口は、突出方向へ向かって先細り状に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、流路出口は筒状であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、流路出口の突出長さは、当該突出方向でのダストボックスの深さの1/3以上であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、ダストボックスにおける流路出口の突出方向の前方に当たる部分は、流路出口から排出される空気の向きを変える案内部であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかの構成において、ダストボックスは、粉塵が貯留するボックス本体と、そのボックス本体を開閉可能な蓋体とを有し、流路出口は、蓋体に設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5の構成において、ボックス本体と蓋体とはヒンジ結合され、流路出口は、少なくともヒンジ結合と反対側に位置する面が、先細り状を形成する傾斜面となっていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、電動工具であって、請求項1乃至6の何れかに記載の電動工具用集塵装置を装着してなることを特徴とする。
請求項1及び7に記載の発明によれば、集塵経路に含まれてダストボックス内に突出する流路出口を、突出方向へ向かって先細り状に形成したことで、ダストボックス内の粉塵の量が多くなって空気の流量が減少しても、流路出口での流速の低下を抑えて集塵効率を維持することができる。
請求項2に記載の発明によれば、上記効果に加えて、流路出口を筒状としたことで、作業時に流路出口が上向きになっても粉塵に塞がれにくくなり、集塵効率を確保できる。
請求項3に記載の発明によれば、上記効果に加えて、流路出口の突出長さを、当該突出方向でのダストボックスの深さの1/3以上としているので、流路出口を、粉塵に塞がれにくい好適な長さとすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、上記効果に加えて、ダストボックスにおける流路出口の突出方向の前方に当たる部分を、空気の向きを変える案内部としているので、流路出口をダストボックス内に突出させても粉塵の跳ね返りを抑えてスムーズに下流側へ案内することができる。
請求項5に記載の発明によれば、上記効果に加えて、ダストボックスを、粉塵が貯留するボックス本体と、そのボックス本体を開閉可能な蓋体とを有するものとして、流路出口を蓋体に設けたことで、蓋体によるボックス本体の閉塞と同時に流路出口をボックス本体内の適正位置で確実に突出させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、上記効果に加えて、ボックス本体と蓋体とをヒンジ結合して、流路出口におけるヒンジ結合と反対側に位置する面を、先細り状を形成する傾斜面としているので、流路出口の流路面積の絞りと共に、傾斜面を、ヒンジ結合した蓋体の開閉時に流路出口をボックス本体に干渉させない逃げ部とすることができる。
集塵システムの前方からの斜視図である。 集塵システムの側面図である。 集塵システムの平面図である。 集塵システムの正面図である。 ハンマードリルの斜視図である。 図2のA−A線部分断面図である。 図3のB−B線部分断面図である。 電動工具用集塵装置の結合部分の一部断面図である。 図8のC−C線断面図である。 電動工具用集塵装置の前方からの斜視図である。 電動工具用集塵装置の後方からの斜視図である。 本体ケースの前方からの斜視図である。 本体ケースの後方からの斜視図である。 ガイド金具の斜視図である。 ダストボックスの説明図で、(A)は前方からの斜視、(B)は後方からの斜視をそれぞれ示す。 ダストボックスの説明図で、(A)は背面、(B)はD−D線断面をそれぞれ示す。 ダストボックスの中央縦断面図である。 ボックス本体を透過させてダストボックス内の空気の流れを示す説明図で、(A)は左側前方からの斜視、(B)は右側前方からの斜視をそれぞれ示す。 スライド部が後退した状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3は、電動工具であるハンマードリル1に電動工具用集塵装置(以下単に「集塵装置」という。)40を装着した集塵システムSの一例を示すもので、図1は前方からの斜視図、図2は側面図、図3は平面図、図4は正面図である。
(ハンマードリルの説明)
ハンマードリル1は、図5及び8にも示すように、本体ハウジング2の前側下部に、出力軸5を上向きにしたモータ4を収容するモータハウジング3を上下方向に内設し、その上方に、クランク機構及び回転機構を収容したギヤハウジング6を内設して、その前方に、ツールホルダを前向きに収容する前ハウジング7を組み付けて、本体ハウジング2の後部に、側面視コ字状のハンドルハウジング8を連結している。ツールホルダの先端には、操作スリーブ9によって先端工具(図1〜3では、120mm以上の最大穿孔深さに対応できるドリルビット(以下「ロングビットLB」という。)を示す。)が装着可能となっている。10は、ハンドルハウジング8に内蔵したスイッチに設けたスイッチレバー、11は電源コードである。
ツールホルダには、クランク機構のコネクティングロッドによって往復動するピストンを含む打撃機構が設けられて、本体ハウジング2の側面に設けられたチェンジレバー12により、打撃機構を動作させて先端工具に打撃を付与するハンマモード、回転機構を動作させてツールホルダと共に先端工具を回転させるドリルモード、打撃機構と回転機構とを同時に動作させて先端工具に打撃と回転とを付与するハンマドリルモードとが選択可能となっている。
モータハウジング3内において、モータ4の出力軸5は、図8に示すように、ギヤハウジング6を貫通してクランク機構の図示しないギヤに噛合しており、ギヤハウジング6の下方に形成されるファン収容室13内で出力軸5には、それぞれ遠心ファンである上側ファン14と下側ファン15とが仕切盤16を介して上下に設けられている。本体ハウジング2の前面には、ファン収容室13と連通する開口17が形成される一方、モータハウジング3の下部背面には、下側吸気口18が形成されている。
また、上側ファン14の上方でファン収容室13内には、出力軸5の貫通孔21を有して上側ファン14の上方から本体ハウジング2の前面に延び、ファン収容室13よりも左右及び後方が一回り小さい下板20と、下板20の外周に沿って立設されてギヤハウジング6との間を閉塞する周板22とからなる皿部材19が設けられている。この皿部材19により、ファン収容室13内に、上側ファン14と連通して内部を仕切る分離室23を形成している。皿部材19の下板20の前部は、本体ハウジング2の前部内側で下方へ一段落ち込む深底部24となり、周板22も、深底部24と合わせて下方へ長くなって本体ハウジング2の前面に至り、開口17を閉塞している。この前面の閉塞部分に、開口17よりも一回り小さい縦長四角形状の3つの上側吸気口25,25・・が左右方向に並べて形成されている。そして、本体ハウジング2の右側面には、本体ハウジング2とギヤハウジング6との間を通ってファン収容室13と連通する本機側排気口26,26が形成されている。
上側吸気口25の後方で深底部24には、左右方向のピン28によって下端が回転可能に支持されるシャッタ部材27が収容されている。このシャッタ部材27は、常態では、ピン28に巻回されて深底部24とシャッタ部材27とに係止するトーションバネ29により、前方への起立位置に付勢されている。起立位置でのシャッタ部材27の前面には、各上側吸気口25に嵌合して各上側吸気口25を閉塞する3つの嵌合凸部30,30・・が突設されている。
さらに、本体ハウジング2の前面下側には、本体ハウジング2の前側周面に沿って突設される受けフランジ31と、その左右へ対称に設けられ、上方及び左右外向きに開放する半円状の下切欠き32,32とが設けられている。また、前ハウジング7の下面には、後方下向きに突出する爪33が形成されて、前ハウジング7には、サイドハンドル34が装着可能となっている。
(集塵装置の説明)
集塵装置40は、図9〜11にも示すように、ハンマードリル1へ装着される本体ケース41と、本体ケース41へ着脱可能に装着されるダストボックス42と、本体ケース41に連結されて先端にノズル44を備えたスライド部43とからなる。
まず本体ケース41は、左右の半割ケース41a,41bを組み合わせてなり、前面がダストボックス42の結合面、後面がハンマードリル1への装着面となる縦長の箱状体で、図12,13に示すように、ハンマードリル1の上側吸気口25に対応する位置には、四角穴45が貫通形成されている。また、本体ケース41の後面で四角穴45の下方には、ハンマードリル1のモータハウジング3の前面形状に沿って形成され、モータハウジング3への装着状態でその前面に当接する複数の当接リブ46,46・・が配置されている。
さらに、本体ケース41の上面には、ハンマードリル1への装着時に爪33を受け入れるガイド溝47が前後方向に凹設されており、ガイド溝47の下方で本体ケース41の内部に、揺動板48が横向きに設けられている。
この揺動板48は、図8に示すように、前端に設けた左右方向の軸49によって上下へ揺動可能に支持され、後端で左右方向の中央には、フック50が上向きに設けられて、本体ケース41に設けた透孔51を介してガイド溝47内に出没可能となっている。この揺動板48は、軸49に設けた図示しないトーションバネにより、フック50がガイド溝47内に突出する上方位置に付勢されている。揺動板48の中央部上面には、ボタン部52が設けられて、開口53を介して本体ケース41の上面に突出している。よって、ボタン部52の押し込み操作によって揺動板48を下方位置に揺動させれば、フック50をガイド溝47から下方へ退避させることができる。
さらに、本体ケース41の後面で左右両側には、ハンマードリル1のモータハウジング3の前面両側に当接可能な係止板54,54が、上下方向に設けられて、係止板54,54の下部には、互いの対向側へ突出する係止軸55,55が突設されている。当接リブ46は、係止板54,54の間に形成されて、係止軸55,55は、最下位置の当接リブ46を受けフランジ31に係止させた状態で、下切欠き32,32に係止可能となっている。
一方、本体ケース41の前面側で上側の内面には、ダストボックス42の後述する着脱用係止爪129が弾性係止する係止段部56が形成され、下側の内面には、ダストボックス42の受け凹部123が嵌合可能な軸部57が左右方向に形成されている。
また、本体ケース41の左側面上側には、中間筒58が設けられている。この中間筒58は、図9に示すように、本体ケース41の左側の半割ケース41aと、その半割ケース41aにネジ止めされる外カバー59とによって形成され、前方に開口して左側へ張り出す上端の受け筒部60と、受け筒部60と連通して本体ケース41の左側面に沿って下向きに形成された後、前方へ折曲し、下端が前向きに開口する案内筒部61とを備えている。
さらに、中間筒58の前方で本体ケース41の左側上部には、スライド部43を下方から支持する支持アーム62が設けられている。この支持アーム62は、本体ケース41から斜め前方へ突出し、上面に、図6,12にも示すように、本体ケース41寄りの上側受け面63と、その外側の下側受け面64との上下二段の水平な受け面を備えている。この両受け面63,64に跨がって固定されたガイド金具65を介して、後述する如くスライド部43が前後へスライド可能に保持されている。上側受け面63の前後端縁には、ガイド金具65の位置決め突起66,66が突設され、支持アーム62の左側には、スライド部43の左外側へ回り込む円弧状のストッパ67が突設されている。
スライド部43は、アルミ等の金属製である中空の筒状体で、右側面には、前後方向に長孔70が形成されている。左側面には、全長に亘って上下二本のレール71,71が平行に設けられて、両レール71,71に上下から係合してレール71,71に沿って摺動可能な前ストッパ72及び後ストッパ73が、支持アーム62のストッパ67を挟んで前後に設けられている。レール71,71の間には、複数の歯からなるラック74が設けられて、各前後ストッパ72,73には、ラック74に噛合した状態で上方へ突出付勢されるロックボタン75がそれぞれ設けられている。よって、ロックボタン75を押し込んでラック74との噛合を解除すると、前後ストッパ72,73はレール71,71に沿って摺動可能となり、ロックボタン75の押し込みを解除すると、ロックボタン75が上方への突出位置へ復帰してラック74と噛合し、前後ストッパ72,73の摺動を規制することになる。
ノズル44は、スライド部43の前端に連結されてスライド部43から右斜め上側へ略直角に突出する筒状体で、ノズル44の基端は、スライド部43の内部に突出している。ノズル44の先端には、ビットが貫通するリング状の吸込口76が形成されて、吸込口76の後側の開口には、中心の透孔から放射状に複数の切込みを形成したゴムキャップ77が嵌着され、前側の開口には、被加工面への当接状態で被加工面との間を閉塞するゴム製の閉塞リング78が着脱可能に嵌着されている。
また、スライド部43内で中間筒58の受け筒部60とノズル44の基端との間には、集塵経路の一部となる蛇腹状のフレキシブルホース79が接続されている。ここでのスライド部43の後端は開放されて、内部のフレキシブルホース79の後部が露出して受け筒部60に接続されている。
(スライド部のガイド構造の説明)
次に、ガイド金具65によるスライド部43のガイド構造について詳述する。
まず、ガイド金具65は、図14に示すように、支持アーム62の上側受け面63にネジ止めされる上板80と、下側受け面64上に載置される下板81と、上下板80,81同士を連結する連結部82とからなる。上板80は、平面視外形が前後方向に延びる矩形状で、前後両端に一対のネジ止め孔83,83と、その外側に一対の切欠き84,84が形成されている。下板81も、平面視外形が前後方向に延びる矩形状であるが、長手方向の中央部には、外側へ開放する逃げ凹部85が形成されている。
また、下板81には、左右の長手辺から立ち上がる一対の立ち上げ部86,86と、立ち上げ部86,86の上端から内側へ対向状に延びる一対の被り部87,87とが形成されている。外側の立ち上げ部86及び被り部87は、逃げ凹部85によって前後に分離している。
このガイド金具65は、上板80を上側受け面63に、下板81を下側受け面64にそれぞれ載置して上板80の切欠き84,84に上側受け面63の位置決め突起66,66をそれぞれ嵌合させて位置決めした状態で、ネジ止め孔83,83を介してネジ88,88によって上側受け面63に上板80をネジ止めすることで、支持アーム62に固定される。
一方、スライド部43の下面には、ガイドレール90が、長手方向に沿って同じ金属で一体に設けられている。このガイドレール90は、長孔70の下側の下縁に沿って下向きに形成される上レール91と、上レール91の下端へ直交状に連結される下レール92とからなる横断面逆T字状を有し、下レール92をガイド金具65の下板81に長手方向から嵌合させて上レール91を被り部87,87の間を通過させることで、ガイド金具65によって前後方向へスライド可能にガイドされる。下レール92は、下板81への嵌合状態で、底面に長手方向へ凹設した凹溝93を除いて下板81の底面に当接する下面92aと、左右の立ち上げ部86,86に当接する左右の側面92b,92bと、被り部87,87に当接する上面92cとの4面でガイドされることになる。
また、下板81とガイドレール90とは、図6に示すように、スライド部43の中心Oを通る水平方向の断面線Lより下側の領域で、且つスライド部43の左右幅Hよりも小さい幅内(下板81及びガイドレール90が、スライド部43の平面視から突出しない領域内)に配置されている。
よって、スライド部43は、ガイド金具65によって回転を規制された状態で、前後ストッパ72,73がストッパ67に当接する範囲で本体ケース41の上方左側で前後移動可能に保持される。このスライド部43の前後移動に伴い、フレキシブルホース79はノズル44の基端と中間筒58の受け筒部60との間で伸縮することになる。受け筒部60は、スライド部43の内径よりも小さくなっており、スライド部43が後退する際は、長孔70を介して受け筒部60がスライド部43内へ相対的に進入することでスライド部43の後退を許容することになる。
一方、支持アーム62内において、ガイド金具65の下板81の下方には、図7に示すように、渦巻きバネ94が、左右方向の支持ピン95によって回転可能に支持されている。この渦巻きバネ94の外周側の端部94aが、下側受け面64に設けた透孔96及び下板81の逃げ凹部85を介して下板81の上面に至り、そのまま下レール92の凹溝93内を通ってガイド金具65の後方へ引き出されて、下レール92の後端にネジ止めされて後ストッパ73の後退位置を規制する止めリング97に連結されている。従って、常態でのスライド部43は、渦巻きバネ94の引張力により、後ストッパ73がストッパ67に当接する前進位置(初期位置)へ付勢されることになる。
次に、ダストボックス42は、図15〜17にも示すように、深底箱状のボックス本体100と、そのボックス本体100の開口101側で且つ長手方向の一端側にヒンジ軸102によって回転可能に結合される蓋体103とを備えてなる。蓋体103には、ボックス本体100よりも一回り小さい四角筒状のフィルタ収納部104が一体形成されている。このフィルタ収納部104は、ボックス本体100の開口101を閉じた状態でボックス本体100内に突出するもので、内部には、蓋体103側の開口に嵌着される矩形状の枠体106に、枠体106の長手方向と平行な折り目で短手方向に折り畳まれた紙製のフィルタ107を取り付けたフィルタユニット105が収容されている。蓋体103側の開口には、キャップカバー108が被せられて、フィルタユニット105はキャップカバー108によって固定されている。蓋体103におけるヒンジ軸102と反対側の端部には、側面視がL字状となって先端がフィルタ収納部104の外側で平行に延びるループ部109が形成されている。
また、蓋体103の左側縁側には、本体ケース41への結合状態で案内筒部61と接続され、前後端が開口する流路出口としての四角筒110が、蓋体103と直交状に設けられてボックス本体100内に突出している。この四角筒110は、図16に示すように、蓋体103の内面からボックス本体100内への突出端までの長さL2が、当該突出方向での蓋体103の内面からボックス本体100の内面までのダストボックス42の深さL1の1/3以上となるように形成されている。そして、図18に示すように、四角筒110におけるヒンジ軸102と反対側に位置する上側の面は、突出端へ行くに従って下り傾斜する傾斜面110aとなって、四角筒110を、突出方向へ向けて開口面積が徐々に小さくなる先細り形状としている。
さらに、四角筒110の突出方向の前方に当たるボックス本体100の内面には、四角筒110が収容される湾曲形状で且つ溝状の案内部としての案内路111が、周方向に沿って外面に張り出す格好で形成されている。但し、この案内路111は、前方へ行くに従って徐々に浅く形成されて、フィルタ収納部104の前方では、ボックス本体100と連続状に繋がっている。また、ボックス本体100の内面には、案内路111の上下端でフィルタ収納部104側へ平行に突出し、フィルタ収納部104の四角筒110側の側面から周方向へ延び、フィルタ収納部104の反対側の側面まで回り込む上下一対の上リブ112及び下リブ113が形成されている。
フィルタ収納部104は、ボックス本体100内への突出端も閉塞されて、ヒンジ軸102と反対の短手面(上側の短手面)側の面で突出端寄りの領域にのみ横長の通気孔114が形成されている。
キャップカバー108の上側には、角筒状の装置側排気口115が形成されている。この装置側排気口115は、本体ケース41の四角穴45を貫通する筒体で、装置側排気口115の前端には、全周に亘ってシール部材116が設けられている。装置側排気口115内でダストボックス42の内部側には、内側へ凹む格好でコ字状の渡り片117が形成されて、渡り片117の底部に、斜め下向きの保持ボス118が形成されている。この保持ボス118には、別体の金属製である当接ピン119が差し込まれて、装置側排気口115及びシール部材116を貫通して斜め下向きに突出している。装置側排気口115は、渡り片117の下側に形成される出口120からフィルタ収納部104に連通している。121は、キャップカバー108の上面から前向きに設けられてループ部109の内側で蓋体103の上端に設けた係止突起122に係止する係止ループである。
一方、ボックス本体100において、ヒンジ軸102側の端部の短手面には、ヒンジ軸102と平行な受け凹部123が形成されている。さらに、ヒンジ軸102と反対側の端部の短手面で開口際には、蓋体103を閉じた状態でキャップカバー108のループ部109が弾性係止する蓋用係止爪124が形成されている。同じ短手面には、蓋用係止爪124の左右に突設した一対の保持部125,125によって二股状の基端部が保持され、先端がボックス本体100の短手面に設けた凹部128内に位置するL字状の弾性片127となる操作部材126が設けられている。この操作部材126における基端部側の外面には、蓋用係止爪124と略同形状の着脱用係止爪129が形成されている。
よって、蓋体103によってボックス本体100の開口101を閉じると、ボックス本体100の案内路111に蓋体103の四角筒110が嵌合して上下リブ112,113によってフィルタ収納部104との間で四角筒110の上下が仕切られる。このとき、四角筒110の上面には、突出側へ下り傾斜する傾斜面110aが形成されているので、ヒンジ軸102を中心に蓋体103をボックス本体100側へ回転させても、突出する四角筒110がボックス本体100と干渉することがなく、蓋体103をスムーズに閉じることができる。
こうしてダストボックス42内には、図16に示すように、四角筒110から吸い込まれた空気が案内路111から上下リブ112,113の間でボックス本体100の内周に沿って旋回し、フィルタ収納部104を挟んだ反対側の蓋体103の右側縁側に回り込む半円状の旋回流路131と、旋回流路131を旋回した空気がボックス本体100とフィルタ収納部104との間を通って衝突する蓋体103の内面部132とからなる粉塵分離部130が形成される。また、ボックス本体100内には、四角筒110と連通する第1集塵室D1が形成され、フィルタ収納部104内には、第1集塵室D1と区画される第2集塵室D2が形成される。133は、蓋体103の裏面で外周に沿って設けられ、フィルタ収納部104を囲んでボックス本体100の開口101との間をシールするシール材である。
このダストボックス42を本体ケース41の前方から、蓋体103を後側、受け凹部123を下側にした向きで、先に受け凹部123を軸部57に係止させ、そのまま軸部57を支点にして後方へ回転させるように本体ケース41内に押し込む。すると、着脱用係止爪129が本体ケース41の係止段部56に弾性係止してダストボックス42が本体ケース41に結合される。このとき本体ケース41の中間筒58は、ダストボックス42の四角筒110の前端に接続されて連通する。同時に、蓋体103に設けた装置側排気口115が、本体ケース41の四角穴45を貫通して後方へ突出する。この状態で当接ピン119も四角穴45から後方へ突出することとなる。
(ハンマードリルへの集塵装置の装着)
以上の如く構成された集塵システムSにおいては、ダストボックス42を装着した集塵装置40をハンマードリル1に装着する場合、まず本体ケース41の係止軸55,55を、ハンマードリル1に設けた下切欠き32,32にそれぞれ係止させる。次に、その傾斜姿勢から、集塵装置40の上側を後方へ押し上げるように回転させてハンマードリル1の前面に嵌合させると、揺動板48のフック50が前ハウジング7の爪33に当接して本体ケース41のガイド溝47に没入し、揺動板48を下方位置(解除位置)へ揺動させる。フック50が爪33を乗り越えると、図8に示すように、揺動板48が上方位置(係止位置)へ揺動してフック50を上方へ突出させて前ハウジング7の爪33に係止させる。これにより集塵装置40の装着が完了する。
この集塵装置40の装着に伴い、本体ケース41の四角穴45を貫通した装置側排気口115から突出した当接ピン119が、シャッタ部材27に当接し、トーションバネ29の付勢に抗してシャッタ部材27を後方へ倒伏させて、上側吸気口25を開放させる。これと同時に装置側排気口115のシール部材116が上側吸気口25の周囲に密着して、装置側排気口115と上側吸気口25とをシール状態で連通させる。よって、吸込口76から、ノズル44、スライド部43内のフレキシブルホース79、中間筒58、ダストボックス42の四角筒110から粉塵分離部130、通気孔114、フィルタ収納部104、出口120を介して装置側排気口115に至る集塵経路R1と、上側吸気口25からシャッタ部材27の上方を通って分離室23から上側ファン14に至る吸気経路R2とが接続されることになる。
(ビットによる穿孔)
そして、スライド部43と共に突出付勢される吸込口76にビット(ロングビット又はショートビット)の先端が位置するように、スライド部43のレール71,71上での後ストッパ73の初期位置を調整して、穿孔深さに合わせて前ストッパ72の位置を調整する。その後、吸込口76を被穿孔面に当接させて、ハンマードリル1のスイッチレバー10を押し込み操作してスイッチをONさせると、モータ4が駆動して出力軸5が回転する。このとき、チェンジレバー12によってドリルモード或いはハンマドリルモードが選択されていれば、ビットが回転して被穿孔面への穿孔が可能となり、穿孔が進むに連れて図19に示すようにビット(ここではロングビットLB)が吸込口76を貫通してスライド部43は渦巻きバネ94の付勢に抗して支持アーム62から相対的に後退する。このとき、受け筒部60はスライド部43内を相対的に前進し、フレキシブルホース79を収縮させる。
ここでスライド部43は、下側に設けたガイドレール90が、支持アーム62上のガイド金具65により案内された状態でスライドする。直接ガイドされるのはガイドレール90となるが、ガイドレール90の下レール92が前述のように上下左右の4面においてガイド金具65の下板81に支持されているため、ガイドレール90はがたつくことなくスムーズにスライドできる。特に、スライド部43の下側で左右幅内の狭い領域にガイドレール90と下板81とを配置しているので、スライドの際にガイドレール90がこじれにくくなり、スライドの精度が良好となる。また、外部からの損傷も受けにくくなる。
(集塵作用)
一方、出力軸5の回転によって下側ファン15が回転することで、モータハウジング3の下側吸気口18から外気が吸い込まれ、モータ4を通過して冷却した後、下側ファン15からファン収容室13を通って本機側排気口26から排出される。
同時に上側ファン14が回転することで、集塵装置40の吸込口76に吸引力が発生し、穿孔時に発生する粉塵と共に空気が吸込口76から吸い込まれ、ノズル44を介してフレキシブルホース79を通り、中間筒58からダストボックス42のボックス本体100の四角筒110内に入る。
そして、図16,18に実線矢印Aで示すように、四角筒110から出た空気は、案内路111及び上下リブ112,113に案内されて旋回流路131に沿って向きを変えて流れ、フィルタ収納部104の右側に回り込んで蓋体103の内面部132やボックス本体100の内面等に衝突する。すると空気は、点線矢印Bで示すように上側に向きを変えてフィルタ収納部104の側面から上面側に回り込み、通気孔114からフィルタ収納部104内に入る。よって、比較的大きな粉塵は、旋回流路131を空気が旋回する際や内面部132に衝突して向きを変える際に分離されてボックス本体100の第1集塵室D1内に落下する。上下リブ112,113は、フィルタ収納部104の右側では内面部132の手前で途切れているので、粉塵は下リブ113と内面部132との間の空間から落下できる。
フィルタ収納部104に入った空気は、フィルタ107を通過して出口120を介して装置側排気口115を通り、ダストボックス42の外部に排出される。そして、上側吸気口25を通って分離室23に至り、倒伏位置にあるシャッタ部材27の上側を通って皿部材19の貫通孔21から上側ファン14及びファン収容室13を通り、本機側排気口26から排出される。
よって、細かい粉塵はフィルタ107に捕捉されてフィルタ収納部104にとどまる。この状態でフィルタ収納部104は上側の通気孔114を除いて第1集塵室D1とは区画されているので、フィルタ収納部104内の細かい粉塵は、ボックス本体100内の大きい粉塵とは分離した状態で第2集塵室D2内に貯留される。
ここで、第1、第2集塵室D1,D2内に貯留した粉塵によって集塵経路R1での流量が低下することがあっても、四角筒110は、突出方向へ向かって先細り状に形成されて開口面積が徐々に絞られているので、四角筒110から吹き出す空気の流速を確保して集塵効率を維持することができる。また、上向きに穿孔作業を行う場合、ボックス本体100が上側となってその内部で四角筒110が上向きに突出するので、第1集塵室D1内に粉塵が貯留しても四角筒110が粉塵で塞がれることがなく、集塵機能を維持できる。さらに、このように四角筒110を突出させても、その前方には湾曲形状の案内路111が形成されているので、吹き出された空気及び粉塵は向きを変えてスムーズにフィルタ収納部104の右側へ案内され、ボックス本体100に当接した粉塵が四角筒110側へ跳ね返りにくくなっている。
(集塵装置の取り外し及び粉塵の排出)
作業終了後、集塵装置40を取り外す際には、ボタン部52を押し込んで揺動板48を下方の解除位置へ揺動させてフック50を爪33から外し、そのまま集塵装置40を前方へ倒すように回転させると、そのまま集塵装置40を取り外すことができる。この取り外しと同時に当接ピン119が前方へ移動してシャッタ部材27の押し込みを解除するため、シャッタ部材27は起立位置へ復帰して上側吸気口25を閉塞する。
ダストボックス42からの粉塵の排出は、本体ケース41の前方から、ボックス本体100の操作部材126の弾性片127を押し込んで係止段部56への着脱用係止爪129の係止を解除すると、軸部57を中心に前側へ傾動させてそのまま本体ケース41から取り外すことができる。次に、蓋体103のループ部109を蓋用係止爪124から外して蓋体103をボックス本体100から開放させれば、第1集塵室D1内に貯留した大きな粉塵を排出することができる。このとき、フィルタ収納部104の第2集塵室D2も通気孔114を介して同時に外部へ開放されるため、ダストボックス42を傾けたり下向きにしたりすることで、細かい粉塵も通気孔114から排出可能となる。
(四角筒に係る発明の効果)
このように、上記形態の集塵装置40及びこれを装着したハンマードリル1によれば、集塵経路R1に含まれてダストボックス42内に突出する四角筒110を、突出方向へ向かって先細り状に形成したことで、ダストボックス42内の粉塵の量が多くなって空気の流量が減少しても、四角筒110での流速の低下を抑えて集塵効率を維持することができる。
特にここでは、流路出口を四角筒110としているので、上向き作業の際等に四角筒110が上向きになっても粉塵に塞がれにくくなり、集塵効率を確保できる。
また、四角筒110の突出長さL2を、当該突出方向でのダストボックス42の深さL1の1/3以上としているので、四角筒110を、粉塵に塞がれにくい好適な長さにできる。
さらに、ダストボックス42における四角筒110の突出方向の前方に当たる部分は、四角筒110から排出される空気を横向きに変える案内路111となっているので、四角筒110をボックス本体100内に突出させても粉塵の跳ね返りを抑えてスムーズに下流側へ案内することができる。
一方、ダストボックス42は、粉塵が貯留するボックス本体100と、そのボックス本体100を開閉可能な蓋体103とを有し、四角筒110は、蓋体103に設けられているので、蓋体103によるボックス本体100の閉塞と同時に四角筒110をボックス本体100内の適正位置で確実に突出させることができる。
また、ボックス本体100と蓋体103とはヒンジ結合されて、四角筒110は、ヒンジ軸102と反対側に位置する面が、先細り状を形成する傾斜面110aとなっているので、四角筒110の開口面積の絞りと共に、傾斜面110aを、ヒンジ結合した蓋体103の開閉時に四角筒110をボックス本体100に干渉させない逃げ部とすることができる。
なお、流路出口は四角筒に限らず、他の角筒や円筒であってもよい。また、ボックス本体と蓋体とのヒンジ結合は下側に限らず、上側や横側であってもよいため、先細りとする傾斜面も、ヒンジ軸の位置に合わせてその反対側に設ければよい。但し、ヒンジ軸の反対側のみに限らず、他の面や全部の面も傾斜面や曲面として先細り形状を形成してもよい。勿論ボックス本体と蓋体とがヒンジ結合でなければ、傾斜面等の位置は適宜選択できる。
また、流路出口は筒状に限らず、半筒状等であっても差し支えないし、ダストボックス内の突出長さも、ダストボックス深さの1/3以上であれば、上記形態より長くしても短くしてもよい。流路出口の突出位置も、ダストボックス内の集塵経路の形態に合わせて適宜変更可能である。
さらに、上記形態では、流路出口となる四角筒を蓋体に設けているが、本体ケースに四角筒等の流路出口を設け、蓋体に、流路出口が貫通する貫通孔を設けるようにしても、ダストボックス内に突出する流路出口は形成できる。
一方、ダストボックスは本体ケースへ着脱可能としたものに限らず、本体ケースに一体化して蓋体の開閉によって粉塵を廃棄可能としたものであってもよい。また、上記形態の集塵装置は、ハンマードリル側のファンを利用して粉塵の吸引を行っているが、本体ケースに集塵用のモータ及びファンを設けて電動工具側から電力を供給させてもよい。本体ケースと電動工具との装着構造も適宜変更可能である。
さらに、上記形態では、ダストボックス内でフィルタ収納部を形成して、ボックス本体内に第1集塵室と第2集塵室とを仕切形成しているが、このような仕切のない構造であっても差し支えない。
そして、ハンマードリルの形態も、モータが横向きであったり、AC機でなく電源としてバッテリーパックを使用するDC機であったりしても差し支えない。勿論ハンマードリルに限らず、集塵装置を装着可能であれば、電動ドリル等の他の電動工具であっても本発明は適用可能である。
1・・ハンマードリル、2・・本体ハウジング、3・・モータハウジング、4・・モータ、5・・出力軸、6・・ギヤハウジング、7・・前ハウジング、13・・ファン収容室、14・・上側ファン、15・・下側ファン、18・・下側吸気口、19・・皿部材、23・・分離室、25・・上側吸気口、27・・シャッタ部材、26・・本機側排気口、40・・電動工具用集塵装置、41・・本体ケース、42・・ダストボックス、43・・スライド部、44・・ノズル、45・・四角穴、48・・揺動盤、58・・中間筒、60・・受け筒部、61・・案内筒部、62・・支持アーム、63・・上側受け面、64・・下側受け面、65・・ガイド金具(ガイド部)、76・・吸込口、80・・上板、81・・下板、82・・連結部、83・・ネジ止め孔、85・・逃げ凹部、86・・立ち上げ部、87・・被り部、90・・ガイドレール、91・・上レール、・・左レール、92・・下レール、92a・・下面、92b・・側面、92c・・上面、93・・凹溝、94・・渦巻きバネ、100・・ボックス本体、103・・蓋体、104・・フィルタ収納部、105・・フィルタユニット、107・・フィルタ、110・・四角筒、110a・・傾斜面、111・・案内路、115・・装置側排気口、116・・シール部材、119・・当接ピン、130・・粉塵分離部、S・・集塵システム、L1・・蓋体の内面からボックス本体の内面までのダストボックスの深さ、L2・・蓋体の内面から突出端までの四角筒の長さ、R1・・集塵経路、R2・・吸気経路、LB・・ロングビット、D1・・第1集塵室、D2・・第2集塵室。

Claims (7)

  1. 排気口を有して電動工具に装着可能な本体ケースと、前記本体ケースに設けられ、前端に吸込口を備えたノズルと、前記本体ケースに設けられ、フィルタを内設したダストボックスと、前記吸込口から前記フィルタを通過して前記排気口に至る集塵経路と、を有し、前記集塵経路は、前記フィルタの上流側で前記ダストボックス内に突出する流路出口を含んでなる電動工具用集塵装置であって、
    前記流路出口は、突出方向へ向かって先細り状に形成されていることを特徴とする電動工具用集塵装置。
  2. 前記流路出口は筒状であることを特徴とする請求項1に記載の電動工具用集塵装置。
  3. 前記流路出口の突出長さは、当該突出方向での前記ダストボックスの深さの1/3以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具用集塵装置。
  4. 前記ダストボックスにおける前記流路出口の突出方向の前方に当たる部分は、前記流路出口から排出される空気の向きを変える案内部であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電動工具用集塵装置。
  5. 前記ダストボックスは、粉塵が貯留するボックス本体と、そのボックス本体を開閉可能な蓋体とを有し、前記流路出口は、前記蓋体に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電動工具用集塵装置。
  6. 前記ボックス本体と前記蓋体とはヒンジ結合され、前記流路出口は、少なくとも前記ヒンジ結合と反対側に位置する面が、先細り状を形成する傾斜面となっていることを特徴とする請求項5に記載の電動工具用集塵装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の電動工具用集塵装置を装着してなる電動工具。
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