JP2005323730A - 掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 集塵された塵埃を圧縮することができ、かつ、旋回室なしに吸引力を維持することがて、集塵室の小型化の実現を図ることができる掃除機を提供する。
【解決手段】 吸気口6に吸気された塵埃交じりの流れAは、傾斜フィルタ7のフィルタ面7aを通過して、第1の流路8に流れる流れHと、傾斜フィルタ7のフィルタ面7aに沿って案内される第2の流路12に流れる流れEとに分散され、第2の流路12に入る流れにより、塵埃をダストカップ13まで導き、さらに、圧縮フィルタ14により集塵された塵埃を圧縮して堆積させる。第1の流路8に入る流れにより、吸引力の低下を抑制することができ、塵埃を吸引するために必要な吸引力を維持させて掃除機1を運転させることができる。さらに、従来例のような大きな旋回室を設けることなく吸引力を維持することができるため、集塵室5の小型化を実現できて、掃除機1全体の小型化が可能となる。
【選択図】 図2



Description

本発明は、集塵の構造に改良を加えた掃除機に関する。
掃除機例えばサイクロン掃除機としては、旋回室を設けることで、掃除機外部から塵埃を吸引する吸引力を維持し、さらに、掃除機内部のダストカップの容積を有効に利用するために、掃除機内部に堆積される塵埃を圧縮する構成のものがあった(例えば特許文献1参照)。
特開2003−325400号公報
従来のサイクロン掃除機の具体的な構成を、図5を参照しながら説明する。まず、外部からの塵埃の入口である図示しないヘッドは、ホースを介して、集塵室100の入口である吸気口101に接続される。この吸気口101は、螺旋状に形成された旋回室102に連結され、旋回室102の中心部付近には、適当な間隔で吸気用フィルタ103が配設され、旋回室102は、吸気用フィルタ103を介して、排気口104と連通されている。また、旋回室102の出口には、ダストカップ105が設けられ、ダストカップ105の下流側には、圧縮用フィルタ106が設けられる。そして、圧縮用フィルタ106よりさらに下流側には、排気口104と共に図示しないファンモータが具備されている。このファンモータが駆動されることにより、ヘッドより吸入された流れは、吸気口101を通過し、旋回室102で旋回しながら下流に流れる。ここで、吸入された流れが旋回室102を旋回すると、流れの中の塵埃は、旋回中の遠心力により、旋回室102の外周側に移動され、吸気用フィルタ103からは、塵埃が分離された流れの一部が通過して排気される。そして、残りの流れは、旋回室102に沿って旋回しながらダストカップ105に排出される。ダストカップ105に排出された流れは、ダストカップ105の内壁に沿って流れ、圧縮用フィルタ106により、流れの中の塵埃だけが捕獲されて集塵される。そして、捕獲された塵埃は、連続的に吸入される塵埃により圧縮されながら堆積する。
一般的な掃除機では、フィルタに塵埃が堆積することで、ヘッドからの吸引力が低下してしまうものであるが、サイクロン掃除機では、旋回室102の吸気用フィルタ103を通過する流れは、常に発生しているため、ヘッドからの吸引力が低下してしまうことを防止し、さらに、ダストカップ105内に設けられた圧縮用フィルタ106より塵埃を圧縮して堆積させるためダストカップの容積を有効できる。
しかしながら従来例によれば、吸引力を低下させることなく、塵埃を圧縮集塵する構成とするために旋回室102を設けているが、この構成では、吸引力を低下させないための流れが流れる円筒状をなす流路と、螺旋状に旋回した形状により塵埃の大半を含んだ流れが通過するための流路とが必要となるため、大型の構成となり、集塵室100全体の大きさが大きくなり、掃除機の小型化の障害となってしまうといった問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、集塵された塵埃を圧縮することができ、かつ、旋回室なしに吸引力を維持することができて、集塵室の小型化の実現を図ることができる掃除機を提供するにある。
請求項1記載の発明は、上流側に吸気口を有し且つ下流側に排気口を有する集塵室と、この集塵室内の前記吸気口側に位置して配設された傾斜フィルタと、この傾斜フィルタの下流側に位置し前記排気口に連通する第1の流路と、前記傾斜フィルタのフィルタ面に沿って形成された第2の流路と、この第2の流路の下流側に形成されたダストカップと、このダストカップに前記排気口の上流側に位置して配設され、塵埃を捕獲して圧縮する圧縮フィルタとを具備し、前記傾斜フィルタは、前記第1の流路に対して傾斜するように構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、吸気口からの流れが、傾斜フィルタを通過して流れる第1の流路と、フィルタに沿って流れる第2の流路との2つの流路を設けることで、第1の流路に進入する流れにより、旋回室なしに吸引力を維持することができ、第2の流路に進入する流れにより、塵埃をダストカップに導くと共に、集塵された塵埃を圧縮フィルタにて圧縮することができ、以って、集塵室の小型化の実現を図ることができる。
請求項2記載の発明は、上流側に吸気口を有し且つ下流側に排気口を有する集塵室と、この集塵室内の前記吸気口側に位置して配設された傾斜フィルタと、この傾斜フィルタの下流側に位置し前記排気口に連通する第1の流路と、前記傾斜フィルタのフィルタ面に沿って形成された第2の流路と、この第2の流路の下流側に形成されたダストカップと、このダストカップに配設され、流入した塵埃を捕獲して圧縮する集塵用紙パックとを具備し、前記傾斜フィルタは、前記第1の流路に対して傾斜するように構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、紙パック式の掃除機に適用しても、請求項1と同様の効果を得ることができる。
請求項3記載の発明は、上流側に吸気口を有し且つ下流側に排気口を有する集塵室と、この集塵室内に配設され、前記吸気口からの流れに対して傾斜する傾斜フィルタと、この傾斜フィルタを通過した流れを前記排気口に案内する第1の流路と、前記吸気口からの流れを前記傾斜フィルタのフィルタ面に沿って案内する第2の流路と、この第2の流路により案内された流れが流入するダストカップと、このダストカップに配設され、流入した流れから塵埃を捕獲して圧縮させながらその流れを前記排気口側に排出する圧縮フィルタとを具備してなることを特徴とする。
このような構成によれば、請求項1と同様の効果を得ることができる。
請求項4記載の発明によれば、上流側に吸気口を有し且つ下流側に排気口を有する集塵室と、この集塵室内に配設され、前記吸気口からの流れに対して傾斜する傾斜フィルタと、この傾斜フィルタを通過した流れを前記排気口に案内する第1の流路と、前記吸気口からの流れを前記傾斜フィルタのフィルタ面に沿って案内する第2の流路と、この第2の流路により案内された流れが流入するダストカップと、このダストカップに配設され、流入した流れから塵埃を捕獲した圧縮させながらその流れを前記排気口側に排出する集塵用紙パックとを具備してなることを特徴とする。
このような構成によれば、請求項2と同様の効果を得ることができる。
請求項5記載の発明は、前記第2の流路は、傾斜フィルタのフィルタ面と壁面とで構成され、そのフィルタ面と壁面との距離は、下流に行くほど狭まることを特徴とする。
このような構成によれば、傾斜フィルタから、下流に向かうにつれて流れが流出しても、流路が狭くなっているため、流れの速度低下を抑制することができる。
請求項6記載の発明によれば、前記圧縮フィルタは、塵埃の捕獲領域が予め設定された部位から順次移動するようになっていることを特徴とする。
このような構成によれば、あらかじめ設定された位置から塵埃を堆積させることで、圧縮フィルタが一度に目詰まりしてしまうことを抑制できる。
本発明によれば、集塵された塵埃を圧縮することができ、かつ、旋回室なしに吸引力を維持することができて、集塵室の小型化の実現を図ることができる。
(第1実施例)
以下本発明の第1実施例について、図1及び図2を参照しながら説明する。
まず、図1は掃除機1の全体図を示している。掃除機1は、塵埃を吸入するためのヘッド2がホース3を介して本体4に接続されて構成されている。尚、本体4には、本体4を移動可能にするための車輪4aが設けられていると共に、掃除機1に電源を供給するための電源コード4bが設けられ、さらに、ホース3は、使用者がヘッドの操作を行なうための操作部3aおよび電源のオン・オフや吸引力の調整に使用するスイッチを具備する。
図2は、掃除機1の本体4に設けられる集塵室5の縦断面図を示している。集塵室5は、矩形箱型状の容器で形成されている。吸気口6は、ホース3に接続されており、集塵室5への入口である。傾斜フィルタ7は、吸気口6からの流れに対して所定角度だけ傾斜して配置されており、集塵室5内には、この傾斜フィルタ7を通過した流れを案内するために、第1の流路8が形成されている。第1の流路8の下流側には、終段フィルタ9を介して、ファン装置10が設けられ、更に下流には、集塵室5からの最終的な出口である排気口11が設けられる。また、傾斜フィルタ7のフィルタ面(上流側面)7aと対向する集塵室5の壁5aとにより、第2の流路12が形成されており、第2の流路12は、フィルタ面7aに沿って流れを案内する流路であり、下流に行くほど壁5aとの幅が狭まる形状(要するに、第2の流路12の断面積は、上流から下流に渡って、次第に減少する形状)である。第2の流路12の出口12aには、塵埃を集めるための矩形状のダストカップ13が設けられ、ダストカップ13の下流側には、塵埃を捕獲し圧縮するための圧縮フィルタ14が配設され、圧縮フィルタ14の下流側は、第1の流路8と合流する構成となっている。
さらに、ダストカップ13の底面は蓋体13aになっており、蓋体13aは、集塵室5の壁部5aに枢設部5bにより回動且つ開閉可能に枢設されており、ダストカップ13に堆積した塵埃は、蓋体13aを開放することにより、廃棄することができる。
以下本実施例の作用・効果について説明する。
使用者により、電源コードが図示しない電源に繋がれた状態で、操作部3aの電源スイッチが操作されると、ファン装置10に電源が供給されて、掃除機1が駆動される。すると、ヘッド2からは、掃除を行なうための吸引力が発生する。そして、使用者により、掃除が行なわれると、ヘッド2より塵埃交じりの空気が吸入される。
そして、その吸入された塵埃交じりの流れは、ヘッド2からホース3を介して、吸気口6まで導かれる。吸気口6まで到達した流れAは、傾斜フィルタ7のフィルタ面7aにぶつかり、その流れの一部Bは、フィルタ面7aを通過して、第1の流路8に流れ、その流れの大半(塵埃を含む流れ)Cは、フィルタ面7aに沿って第2の流路12を案内されて流れ、さらに、その中の一部の流れDは、フィルタ面7aを通過し第1の流路8に流出されながら、流れEとなって第2の流路12の出口12aまで導かれる。ここで、第2の流路12の流れCは、第2の流路12を下流に行くに従って、フィルタ面7aより流れDが流出されて、総流量は減少していく。そのため、その流れCの流速は低下しようとするが、第2の流路12は、下流に行くほど狭まる構造のであるため、流路の断面積は下流に行くほど減少するので、流速は上昇しようとする。結果として、第2の流路12を通過する間に傾斜フィルタ7より第1の流路8に流れDが流出しても、第2の流路12の断面積減少により、流速の低下を招くことなく、第2の流路12の出口12aまで、流れEを導くことができる。
続いて、第2の流路12の出口12aまで導かれた塵埃交じりの流れEは、ダストカップ13内に分散して流れF,Fとなって流入し、ダストカップ13内の下流にある圧縮フィルタ14によって、塵埃だけが捕獲集塵され、残りの流れG,Gは圧縮フィルタ14を通り抜けていく。そして、連続的に吸気される塵埃が、ファン装置10の吸引力により、圧縮フィルタ14に圧縮されながら捕獲集塵されて堆積し、塵埃が捕獲された残りの流れG,Gは、圧縮フィルタ14を通過し、第1の流路8の流れHと合流する。
続いて、傾斜フィルタ7を通過した流れHは、圧縮フィルタ14からの流れG,Gと合流して、終段フィルタ9まで案内される。そして、合流した流れH,G,Gは、終段フィルタ9により、傾斜フィルタ7および圧縮フィルタ14を通過した細かな塵埃が最終的に捕獲集塵されて、排気口11より集塵室5(本体4)外に流れIとして排気される。この場合、吸入された流れA全体の1/3程度は、流れH(B+D)となって第1の流路8を流れ、流れA全体の2/3程度は、流れE(流れCから傾斜フィルタ7を通過した流れDだけ減少して流れEとなるため、流れE=流れB+流れDの関係が成立する)となって第2の流路12を流れる。さらに、最終的に合流した流れ(G+G+H)が、流れIとなって排出口11より排出される。尚、ダストカップ13内に堆積した塵埃を取り除く場合は、ダストカップ13の蓋体13aを開放させることにより取り除くことができる。
このような構成によれば、吸気口6より吸気された塵埃交じりの流れAは、傾斜フィルタ7を通過して、第1の流路8に流れる流れHと、傾斜フィルタ7のフィルタ面7aに沿って案内されて、第2の流路12に流れる流れEとに分散される。従って、第2の流路12に入る流れEにより、塵埃はダストカップ13まで導かれ、さらに、圧縮フィルタ14により、塵埃が圧縮されながら捕獲集塵されて堆積されるため、ダストカップ13中の容積を有効に利用することができる。また、ダストカップ13に塵埃が堆積することで、吸入抵抗が増加して吸引力が衰えてしまう場合でも、第1の流路8に入る流れB,Dにより塵埃を吸引するために必要な吸引力を維持させて掃除機1を運転させることができる。さらに、従来例のような大きな旋回室を設けることなく吸引力を維持することができる構成のため、集塵室5の小型化を実現できて、掃除機1全体を小型化することが可能となる。
さらに、第2の流路12は下流にいくにつれて狭まる形状(断面積が減少する形状)のため、第2の流路12の流れは流速低下招くことなく所定の流速にて流れるため、傾斜フィルタ7のフィルタ面7aあるいは第2の流路12中に塵埃が溜まってしまったりすることを防止し、ダストカップ13まで塵埃を導くことができる。
(第2実施例)
図3は本発明の第2実施例であり、第1の実施例と同一部分については同一の符号を付して説明を省略し、以下異なるところについて説明する。
上記第1実施例と異なるところは、圧縮フィルタ14に代わって、圧縮フィルタ15が用いられ、この圧縮フィルタ15は、下流側が基端部15aであり上流側が先端部15bとなる略円錐形状であることを特徴とし、それ以外の構成は、第1実施例と同様である。
このような構成によれば、略円錐形状に形成された圧縮フィルタ15の予め設定された部位たる基端部15aに塵埃が圧縮されながら堆積(捕獲集塵)され、順次の先端部15bの方向に塵埃の堆積する領域が移動していくので、一度に圧縮フィルタ15が目詰まりしてしまうのを防止でき、より長くダストカップ13内に塵埃を吸引する吸引力を維持することができる。
(第3実施例)
図4は本発明第3の実施例であり、第1の実施例と同一部分については同一の符号を付して説明を省略し、以下異なるところについて説明する。上記実施例と異なるところは、圧縮フィルタ14に代わって、ダストカップ13内に紙パック16を設けて塵埃を集塵する構成としたものである。この場合は、第2の流路12の出口12aと紙パック16の入口とが連結するように配置する。このような構成によれば、紙パック16を使用した掃除機に適用しても、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
(変形例)
上記第2実施例において、略円錐形状の圧縮フィルタ15を用いる構成としたが、一度に目詰まりしてしまう構成でないものなら、どんなもの(円筒形状あるいは円柱形状等)構成してもよい。
上記実施例において、傾斜フィルタ7の傾斜角を任意の角度に調節したり、フィルタ面7の圧力損失を変化させたりすることにより、第1の流路及び第2の流路へ流れる流れの流量及び流速等を調節することもできる。
本発明の第1実施例を示す全体斜視図 集塵室の縦断面図 本発明の第2実施例を示す図2相当図 本発明の第3実施例を示す図2相当図 従来例を示すサイクロン掃除機の横断面図
符号の説明
図面中、1は掃除機、2はヘッド、3はホース、4は本体、5は集塵室、6は吸気口、7は傾斜フィルタ、8は第1の流路、9は終段フィルタ、10はファン装置、11は排気口、12は第2の流路、12aは出口、13はダストカップ、13aは蓋体、14,15は圧縮フィルタ、15aは基端部(設定された部位)、15bは先端部、16は紙パックを示す。

Claims (6)

  1. 上流側に吸気口を有し且つ下流側に排気口を有する集塵室と、
    この集塵室内の前記吸気口側に位置して配設された傾斜フィルタと、
    この傾斜フィルタの下流側に位置し前記排気口に連通する第1の流路と、
    前記傾斜フィルタのフィルタ面に沿って形成された第2の流路と、
    この第2の流路の下流側に形成されたダストカップと、
    このダストカップに前記排気口の上流側に位置して配設され、塵埃を捕獲して圧縮する圧縮フィルタとを具備し、
    前記傾斜フィルタは、前記第1の流路に対して傾斜するように構成されていることを特徴とする掃除機。
  2. 上流側に吸気口を有し且つ下流側に排気口を有する集塵室と、
    この集塵室内の前記吸気口側に位置して配設された傾斜フィルタと、
    この傾斜フィルタの下流側に位置し前記排気口に連通する第1の流路と、
    前記傾斜フィルタのフィルタ面に沿って形成された第2の流路と、
    この第2の流路の下流側に形成されたダストカップと、
    このダストカップに配設され、流入した塵埃を捕獲して圧縮する集塵用紙パックとを具備し、
    前記傾斜フィルタは、前記第1の流路に対して傾斜するように構成されていることを特徴とする掃除機。
  3. 上流側に吸気口を有し且つ下流側に排気口を有する集塵室と、
    この集塵室内に配設され、前記吸気口からの流れに対して傾斜する傾斜フィルタと、
    この傾斜フィルタを通過した流れを前記排気口に案内する第1の流路と、
    前記吸気口からの流れを前記傾斜フィルタのフィルタ面に沿って案内する第2の流路と、
    この第2の流路により案内された流れが流入するダストカップと、
    このダストカップに配設され、流入した流れから塵埃を捕獲して圧縮させながらその流れを前記排気口側に排出する圧縮フィルタとを具備してなることを特徴とする掃除機。
  4. 上流側に吸気口を有し且つ下流側に排気口を有する集塵室と、
    この集塵室内に配設され、前記吸気口からの流れに対して傾斜する傾斜フィルタと、
    この傾斜フィルタを通過した流れを前記排気口に案内する第1の流路と、
    前記吸気口からの流れを前記傾斜フィルタのフィルタ面に沿って案内する第2の流路と、
    この第2の流路により案内された流れが流入するダストカップと、
    このダストカップに配設され、流入した流れから塵埃を捕獲した圧縮させながらその流れを前記排気口側に排出する集塵用紙パックとを具備してなることを特徴とする掃除機。
  5. 前記第2の流路は、傾斜フィルタのフィルタ面と壁面とで構成され、そのフィルタ面と壁面との距離(第2の流路の断面積)は、下流に行くほど狭まることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の掃除機。
  6. 前記圧縮フィルタは、塵埃の捕獲領域が予め設定された部位から順次移動するようになっていることを特徴とする請求項1,3または5記載の掃除機。

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