JP2006181154A - 掃除機 - Google Patents

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Yayoi Kokuni
弥生 小國
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Toshiba Consumer Marketing Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
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Abstract

【課題】
吸引力が大幅に高く、且つ旋回室を設けないなどによる小型形状とした掃除機を提供す
ることを目的とする。
【解決手段】 本発明の掃除機は、吸気口6と排気口15を有する集塵庫5を上流側5A
、下流側5Bに区画する傾斜フィルタ7を傾斜させて設置する。集塵庫5の上流側5Aに
は、流入口16と流出口12を有し塵埃を捕獲して圧縮する圧縮フィルタ18を流出口1
2付近に内設するダストカップ17を設ける。そして、傾斜フィルタ7を固定する下端部
の凸部の壁13に当たって塵埃を含む空気をダストカップ17に流入するように構成する

【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば、サイクロン式掃除機などの掃除機に関する。
従来のサイクロン式掃除機の具体的な構成を、図8を用いて説明する。ホースにつなが
っているヘッドからファンモータ(図示せず。)で吸引した塵埃を含む空気は、吸気口1
01から渦巻状の形状をした旋回室102へと流し込まれる。そして、旋回室102では
遠心力を利用して、軽い空気と塵埃を含む重い空気とに分離される。分離された軽い空気
は、吸気用フィルタ103を通過し、排気口104へと導かれる。一方、分離された塵埃
を含む重い空気は、旋回室102を旋回し、ダストカップ105内へ運ばれる。重い空気
に含まれる塵埃は、排気口104へ引き寄せられるように進み、圧縮フィルタ106に捕
獲される。これら吸気排出が連続して行われることにより、重い空気に含まれる塵埃は圧
縮フィルタ106で圧縮堆積される(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、従来のサイクロン式掃除機では、旋回室は複雑な流れの通路を形成しているた
め圧力損失が大きく、そのため吸引力が低くなるという問題があった。また、旋回室を有
しているため掃除機が大型化するという問題があった。
特開2003−325400号公報
上述したように、従来のサイクロン式掃除機は、複雑な経路であることから空気の流れ
の圧力損失が高く、吸入力が低い、また旋回室が設けられていることから集塵庫が大型と
なる問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、吸引力が大幅に高く、且つ小型
形状の掃除機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係わる掃除機は、吸気口と、第1の排気口と、第
2の排気口を有し、ヘッドからホースを介して塵埃を含む空気を前記吸気口から吸引し、
内部に前記塵埃を集塵する集塵庫と、前記集塵庫内を上流側と下流側に区画するように設
置され、前記吸気口から吸気された前記塵埃を含む空気をフィルタリングし、その通過空
気が前記第1の排気口に向かって排出される傾斜フィルタと、前記集塵庫内の前記下流側
に設けられ、前記吸引動作を行うファン装置と、前記集塵庫内の前記上流側に設けられ、
前記傾斜フィルタの傾斜に沿って吸引された前記塵埃を含む空気が流れ込み、前記塵埃を
集積するダストカップと、前記ダストカップ内の前記第2の排気口側に設けられ、前記塵
埃を含む空気をフィルタリングし、その通過空気が前記第2の排気口に向かって排出され
る圧縮フィルタとを有することを特徴とする。
また本発明に係わる掃除機は、吸気口と、排気口を有し、ヘッドからホースを介して塵
埃を含む空気を前記吸気口から吸引し、内部に前記塵埃を集塵する集塵庫と、前記集塵庫
内を上流側と下流側に区画するように設置され、前記吸気口から吸気された前記塵埃を含
む空気をフィルタリングし、その通過空気が前記排気口に向かって排出される傾斜フィル
タと、前記集塵庫内の前記下流側に設けられ、前記吸引動作を行うファン装置と、前記集
塵庫内の前記上流側に設けられ、前記傾斜フィルタの傾斜に沿って吸引された前記塵埃を
含む空気が流れ込み、前記塵埃を集積するダストカップと、前記ダストカップ内の流れ方
向の底部に設けられ、前記塵埃を含む空気をフィルタリングし、その通過空気が前記傾斜
フィルタに向かって排出される圧縮フィルタとを有することを特徴とする。
本発明によれば、集塵庫内を上流側と下流側に区画する傾斜フィルタを設置し、塵埃を
捕獲して圧縮する圧縮フィルタを内設するダストカップを上流側に設け、ダストカップ流
入口を傾斜フィルタの下流側端部に対向して設置することにより、旋回室を設けるよりも
吸引力は大幅に高くなる。また、旋回室を設けないため掃除機の形状を小型化することが
可能である。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
本発明に係る掃除機の第1の実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る掃除機の外観を示す概略図である。
掃除機1は、本体4にヘッド2がホース3を介して設けられている。また、本体4には
本体を移動可能とする左右の車輪4aと、商用電源と接続するための電源コード4bが設
けられている。ホース3は、長筒部3b、蛇腹部3cで構成されており、蛇腹部3cは変
形自在に動かすことが可能である。ホース3のハンドル部には、ホース先端に取り付けら
れるヘッド2内のローラを回転させると共に、本体4内のモータ電源のON/OFFを可
能とする操作部3aが設けられている。
図2は、本体4内に設置された集塵庫5の断面図である。また図3は、本体4内に設置
された集塵庫5の蓋体を開いた断面図である。
集塵庫5は、上面壁5aと、この上面壁5aに対面する底面壁5bと、長手方向の右側
面を形成する右側面壁5cと、長手方向の左側面を形成する左側面壁5dと、正面を形成
正面壁と(図示せず)、奥面を形成する奥壁と(図示せず)で囲われた略直方体形状に形
成されている。右側面壁5cには吸気口6が設けられ、ホース3の蛇腹部3cと連結され
ている。また、左側面壁5dには第1の排気口である排気口15が設けられている。
集塵庫5内には、傾斜フィルタ7が集塵庫5内を上流側5A、下流側5Bに区画するよ
うに設けられている。この傾斜フィルタ7は、右側面壁5cから左側面壁5dに向かって
所定の角度で傾き、上端部は集塵庫5の上面壁5aに係合し、下端部は集塵庫5の底面壁
5bから突出している凸状の壁13と係合している。この凸状の壁13は、例えばプラス
チックのような気体を通さない材質で構成され、底面壁5bから例えば垂直に形成されて
いる。
傾斜フィルタ7の下流側5Bには、傾斜フィルタ7より目の細かい終段フィルタ11が
集塵庫5の右側面壁5cから左側面壁5dに向かう方向に対して垂直の断面を覆うように
設置されており、さらに、その吸気排出方向の下流部にはファン装置14が設置され、排
気口15に繋がる構成をしている。
集塵庫5内の上流側5Aには、ダストカップ17が形成されている。このダストカップ
17は、傾斜フィルタ7の下端部が係合している凸状の壁13の近傍で上流側5Aに設け
られた流入口16と、吸気口6の下側に設けられた第2の排気口である流出口12を有し
ており、ダストカップの流出口12の集塵庫5内側には塵埃sを捕獲する圧縮フィルタ1
8が設けられている。
また、図3に示すようにダストカップ17の底面壁にはヒンジ部17bが設けられてお
り、蓋体17aがヒンジ部17bを中心に回動可能に形成されているため、掃除終了後に
圧縮フィルタ18に捕獲された塵埃sが蓋体17aを開くことにより矢印Xの方向にダス
トカップ17の外部に廃棄できる構成となっている。さらに、ダストカップ17を形成す
る壁の一部が凸状の壁13に沿って傾斜する傾斜壁17cを有する形状となっており、そ
の傾斜壁17cが傾斜フィルタ7と対向する構造となっている。したがって、ダストカッ
プ17の流入口16が凸状の壁13に対向して設置されている。また、流出口12は集塵
庫5の右側面壁5cから集塵庫5の庫外に向けて設けられている。
上述した集塵庫5の構成により、集塵庫5内に各流路が形成される。即ち、吸気口6か
ら傾斜フィルタ7へ向かう第1の流路8と、傾斜フィルタ7の下流側5Bで終段フィルタ
11に流れを案内する第2の流路9とが略同一方向に延びている。また、傾斜フィルタ7
と傾斜壁17cで第3の流路10を形成し、この第3の流路10は、下流に行くにつれて
傾斜フィルタ7と傾斜壁17cの幅が徐々に小さくなる形状としている。
ここで図1および図2を用いて、第1の実施形態に係わる掃除機の動作を説明する。
本体4の後部に設けられた電源コード4bを商用電源のコンセント(図示せず)に挿入
し、操作部3aの電源スイッチをONの状態にする。すると、ファン装置14が回転駆動
することにより、ヘッド2から塵埃sを含む空気が吸い込まれ、ホース3を通り吸気口6
から集塵庫5へと吸い込まれる。
吸気口6に吸い込まれた塵埃sを含む吸い込み空気は、矢印Aから第1の流路8を通り
傾斜フィルタ7に運ばれる。そして、この傾斜フィルタ7に当った空気は、傾斜フィルタ
7を通過することによって塵埃sが除去(フィルタリング)され、矢印Bに示す第2の流
路9に流れるものと、傾斜フィルタ7に沿って矢印Cの第3の流路10に流れるものとに
分かれる。この時、第3の流路10には塵埃sの大半が流れる。
矢印C方向の空気の流れは、第3の流路10の下流に流れる過程で傾斜フィルタ7から
矢印Dの第2の流路9にも流れ込み、流量が減少する。しかし、ここでは第3の流路10
の幅が下流に行くにつれて小さくする形状にしているため、流速が維持され塵埃sを下流
まで導くことが可能となる。
また、矢印C方向の空気は、その後、凸状の壁13の側面に当って方向を変え、ダスト
カップ17の流入口16を通り、矢印Eのダストカップ17の内部方向に向かって流れを
形成する。ここで、傾斜フィルタ7の下端部に気体を通さない材質で形成された凸状の壁
13が設けられていることにより、塵埃sが下流端部に堆積することを防ぎ、塵埃sがダ
ストカップ17へ流れやすい構成としている。また、凸状の壁13は底面壁5bに底面壁
5bとの角度を垂直にして設け、傾斜フィルタ7の傾きの角度より小さくすることにより
、塵埃sを含む矢印C方向の空気が凸状の壁13にぶつかりやすくなり、その結果、ダス
トカップ17に向かって方向転換しやすくなる構成となっている。
ダストカップ17に流入した塵埃sを含む空気は、圧縮フィルタ18で塵埃sだけが捕
獲集塵される。そして、圧縮フィルタ18で塵埃sが除去(フィルタリング)された空気
は、流出口12から矢印Fに向かって集塵庫5外に排出される。そして、連続して流入す
る塵埃sを含む空気は矢印Eに示す流れで圧縮フィルタ18に吸い込まれ、ダストカップ
17内に塵埃sが圧縮され堆積される。
そして、ダストカップ17内に塵埃sが充満してくると、塵埃sを含む空気の矢印E方
向の流れは減少していき、傾斜フィルタ7を通過しようとする流れになる。
一方、傾斜フィルタ7を通過した矢印B方向の空気は、第3の流路10の下流から通過
した矢印D方向の空気と合流して終段フィルタ11へ当る。この終段フィルタ11では、
より細かい塵埃sを捕獲し、ファン装置14を介して排気口15から矢印G方向に排出さ
れる。
以上のような本発明の第1の実施形態によれば、吸気口6からの塵埃sを含む空気は、
矢印Aの流れから傾斜フィルタ7を挟んで矢印Bと矢印Cの二つの方向の流れに分離させ
ている。そして、矢印C方向の空気は、ダストカップ17へ流れ込み、圧縮フィルタ18
に塵埃sが圧縮されて堆積されることから、ダストカップ17の容積を広く保つことがで
きるため、吸気の持続時間を長く保つことが可能となる。そのため、ダストカップ17に
溜まった塵の廃棄回数も減らすことができる。
さらに、矢印B方向の空気は、矢印A方向の空気と略同一方向に進むため、吸気から排
出の工程は複雑な流れとはならず、また、ダストカップ17を傾斜フィルタ7の上流側5
Aに設けているため、下流側5Bの容積が増え、ファン装置14の圧力損失は軽減される
ことから吸引力は強くなる。そのため、ダストカップ17内の圧縮フィルタ18が目詰ま
りした場合でも、矢印Aから矢印Bのルートでの吸気は続き、傾斜フィルタ7での塵埃圧
縮力も減少することはない。従って吸気の持続時間も長く保つことが可能となる。なお、
流出口12に流出ファンを設ける構成としてもよい。
次に、本発明に係る掃除機の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態の集塵庫5の形状を示す図である。第1の実施形態と
同一部分については同一の符号を付して説明を省略し、以下異なるところについて説明す
る。
即ち、第1の実施形態では、流出口12を集塵庫5の右側面壁5cに庫外に向けて設け
ていたが、第2の実施形態では、右側面壁5cには流出口12を設けずに、圧縮フィルタ
18から流出した空気を再び傾斜フィルタ7に戻す第4の流路21を形成した構成として
いる。この第4の流路21は、右側面壁5cと圧縮フィルタ18の間、およびダストカッ
プ17と上面壁5aとの間に形成される。そして、圧縮フィルタ18から第4の流路21
に流出された空気は、第1の流路8に流出され、合流部19で第1の流路8の空気と合流
する。
ここで、図4を用いて第2の実施形態に係わる掃除機の動作及び効果を説明する。
ダストカップ17に向かって塵埃sを含む空気が流入されるまでの動作は、第1の実施
形態と同じであるので、その説明は省略する。そして、ダストカップ17に流入した塵埃
sを含む矢印E方向の空気は、圧縮フィルタ18で塵埃sが捕獲集塵される。続いて、圧
縮フィルタ18で塵埃sが除去(フィルタリング)された空気は、矢印Hの第4の流路2
1を通り、第1の流路8に戻る循環過程を経る。そして、合流部19で、矢印H方向の空
気は矢印A方向の空気と合流して、矢印I方向の空気となって再び傾斜フィルタ8へ流入
することになる。なお、連続して流入する矢印E方向の空気により、圧縮フィルタ18に
塵埃sが圧縮され堆積していく点は第1の実施例と同様である。
この第2の実施形態の構成によれば、ダストカップ17に流入した塵埃sを含む矢印E
方向の空気は第1の流路8に連通されているため、流速の速い主流の矢印A方向の空気に
引き寄せられ合流される。そのため、合流部19では吸い込みファンが設けてあるような
効果を生み、圧縮フィルタ18では塵埃sの圧縮能力が高まる効果がある。
次に、本発明の係る掃除機の第3の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態の集塵庫5の形状を示す図である。同様に、第1の実
施形態と同一部分については同一の符号を付して説明を省略し、以下異なるところについ
て説明する。
即ち、上記第1の実施形態と異なるところは傾斜フィルタ7の取り付け構造であって、
この第3の実施形態では、傾斜フィルタ7は、集塵庫5の底面壁5bの凸状の壁13と上
面壁5aに設置された軸31,32にそれぞれ揺動可能な態様に取り付けられる構造であ
る。そして、傾斜フィルタ7と凸状の壁13の接合部33は、凸状の壁13に設けられた
スライド溝13aに傾斜フィルタ7の突起部7aが摺動可能に嵌合される構造となってい
る。
ここで、図5及び図6を用いて第3の実施形態に係わる掃除機の動作及び効果を説明す
る。
第1の実施形態と同様に、ダストカップ17に塵埃sを含む空気が流入し圧縮フィルタ
18にその塵埃sが堆積していく。そして、ダストカップ17内に塵埃sが充満してくる
と、塵埃sを含む空気の矢印E方向の流れは減少していき、傾斜フィルタ7を通過しよう
とする流れになる。そのため、吸い込んだ塵埃sを含む空気は、矢印E方向の流れとなら
ず、矢印A方向の流れと矢印C方向の流れに含まれる空気の塵埃sが傾斜フィルタ7で捕
獲され、矢印B方向の流れと矢印D方向の流れの空気となって排気口15から排出される
この塵埃捕獲と排出処理が継続されることにより、傾斜フィルタ7の上流側5A面で塵
埃sが圧縮され堆積されることになる。また、吸気口6から傾斜フィルタ7まで流れる空
気中の塵埃sは、第3の流路10の凸状の壁13の側面から徐々に圧縮堆積していくこと
になる。その後、傾斜フィルタ7の全域に塵埃sが堆積されてしまうと傾斜フィルタ7に
目詰まりを起こし、その目詰まりした部分では空気が通過できなくなってしまう。そのた
め、凸状の壁13及び目詰まりした傾斜フィルタ7の部分に、傾斜フィルタ7を通過しよ
うとする空気の力が加わり、徐々に増加して行くことになる。その力によって傾斜フィル
タ7が第2の流路9の方向に押され、傾斜フィルタ7の突起部7aが凸状の壁13のスラ
イド溝13aに沿って摺動し、追従して凸状の壁13も軸32を中心に揺動する。その結
果、図6に示すように接合部33が下流側5B方向へ移動し、ダストカップ17の流入口
16近傍の第3の流路の容積を広げて塵埃sを更に堆積できるようにしている。なお、接
合部33及び軸31,32は、所定の力を受けるとそれぞれ移動可能に嵌め合いがされて
いる。
この第3の実施形態によれば、圧縮フィルタ18で目詰まりが発生した場合に、ダスト
カップ17の流入口16近傍の第3の流路の容積を広げることによって傾斜フィルタ7に
塵埃sを更に堆積でき、吸引を長時間維持することが可能となる。
なお、凸状の壁13の軸32にギアを設けて、矢印E方向の空気の流れの強弱をセンサ
ー等で検知し、当該ギアを回転制御するように構成してもよい。この場合は、傾斜フィル
タ7の角度を変えることにより、矢印B方向の流れと矢印E方向の流れの空気流量の割合
を変化することが可能となり、吸気力の強弱を選択することも可能となる。
なお、本発明に係る集塵庫の変形例として、例えば図7に示すように、排気口15とフ
ァン装置14と吸気口6とを略一直線上に位置していても良い。この構成によれば、吸気
口6から排気口15への流れの過程で抵抗が減り、さらにファン装置14の圧力損失が減
少するため、吸入力が増大し、かつ吸入持続力も増大する効果がある。
本発明に係る掃除機の各実施形態の共通の外観形状を示す図。 本発明に係る掃除機の集塵庫の第1の実施形態の断面図。 第1の実施形態の集塵庫の蓋体を開いた場合の断面図。 本発明に係る掃除機の集塵庫の第2の実施形態の断面図。 本発明に係る掃除機の集塵庫の第3の実施形態の断面図。 第3の実施形態のダストカップに塵埃が充満した場合の集塵庫の断面図。 本発明に係る掃除機の集塵庫の他の実施形態の断面図。 従来のサイクロン掃除機の断面図。
符号の説明
1 掃除機、2 ヘッド、3 ホース、3a 操作部、3b 長筒部、3c 蛇腹部、4
本体、4a 車輪、4b 電源コード、5 集塵庫、5a 上面壁、5b 底面壁、5
c 右側面壁、5d 左側面壁、5A 上流側、5B 下流側、6 吸気口、7 傾斜フ
ィルタ、7a 突起部、8 第1の流路、9 第2の流路、10 第3の流路、11 終
段フィルタ、12 流出口、13 壁、13a スライド溝、14 ファン装置、15
排気口、16 流入口、17 ダストカップ、17a 蓋体、17b ヒンジ部、17c
傾斜壁、18 圧縮フィルタ、19 合流部、21 第4の流路、31、32 軸、3
3 接合部

Claims (7)

  1. 吸気口と、第1の排気口と、第2の排気口を有し、ヘッドからホースを介して塵埃を含
    む空気を前記吸気口から吸引し、内部に前記塵埃を集塵する集塵庫と、
    前記集塵庫内を傾斜をもって上流側と下流側に区画するように設置され、前記吸気口から
    吸気された前記塵埃を含む空気をフィルタリングし、その通過空気が前記第1の排気口に
    向かって排出される傾斜フィルタと、
    前記集塵庫内の前記下流側に設けられ、前記吸引動作を行うファン装置と、
    前記集塵庫内の前記上流側に設けられ、前記傾斜フィルタの傾斜に沿って吸引された前記
    塵埃を含む空気が流れ込み、前記塵埃を集積するダストカップと、
    前記ダストカップ内の前記第2の排気口側に設けられ、前記塵埃を含む空気をフィルタリ
    ングし、その通過空気が前記第2の排気口に向かって排出される圧縮フィルタとを
    有することを特徴とする掃除機。
  2. 吸気口と、排気口を有し、ヘッドからホースを介して塵埃を含む空気を前記吸気口から
    吸引し、内部に前記塵埃を集塵する集塵庫と、
    前記集塵庫内を傾斜をもって上流側と下流側に区画するように設置され、前記吸気口から
    吸気された前記塵埃を含む空気をフィルタリングし、その通過空気が前記排気口に向かっ
    て排出される傾斜フィルタと、
    前記集塵庫内の前記下流側に設けられ、前記吸引動作を行うファン装置と、
    前記集塵庫内の前記上流側に設けられ、前記傾斜フィルタの傾斜に沿って吸引された前記
    塵埃を含む空気が流れ込み、前記塵埃を集積するダストカップと、
    前記ダストカップ内の流れ方向の底部に設けられ、前記塵埃を含む空気をフィルタリング
    し、その通過空気が前記傾斜フィルタに向かって排出される圧縮フィルタとを
    有することを特徴とする掃除機。
  3. 前記傾斜フィルタの下端部は前記集塵庫の底面壁に設けられた凸状の壁に係合され、前
    記傾斜フィルタの傾斜に沿って吸引された前記塵埃を含む空気が前記凸状の壁によって方
    向変換して前記ダストカップに流入されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の掃除機。
  4. 前記凸状の壁は気体を通さない材質で形成され、前記傾斜フィルタの配置角度に比して
    傾きが小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の掃除機。
  5. 前記傾斜フィルタは前記凸状の壁に摺動可能に嵌合され、前記傾斜フィルタと前記凸状
    の壁の両端部は揺動可能に支持されることにより、前記傾斜フィルタと前記凸状の壁が下
    流側方向へ揺動することを特徴とする請求項3に記載の掃除機。
  6. 前記傾斜フィルタの傾斜に沿って流れ込む前記塵埃を含む空気の流入幅は前記凸状の壁
    に向かうに従い減少していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記
    載の掃除機。
  7. 前記吸気口と前記ファン装置と前記排気口は略一直線上に位置することを特徴とする請
    求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の掃除機。
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KR101282536B1 (ko) 2009-06-25 2013-07-04 가부시끼가이샤 도시바 집진 장치 및 전기 청소기

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