JP6886820B2 - 電動工具用集塵装置及び電動工具 - Google Patents

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本発明は、電動ドリルやハンマードリル等の電動工具に装着される電動工具用集塵装置と、その集塵装置を装着した電動工具とに関する。
電動ドリルやハンマードリル等の電動工具には、穿孔作業等の際に被加工材から発生する粉塵を集塵して回収する集塵装置が装着されることがある。この電動工具用集塵装置としては、特許文献1に開示のものが知られている。ここでは、電動工具のハウジングに装着されるハウジングの前端に、前方へ突出して前後方向に摺動可能で、前端に集塵アダプタ(吸込口)を備えた支持部を設けて、吸込口から吸い込んだ空気を集塵アダプタから集塵ホースを介してハウジング内のフィルタを通過させることで、空気中の粉塵を捕捉する構造となっている。また、支持部は、複数の筒状部材から構成されるテレスコープ構造となっている。
特開2008−207258号公報
上記従来の電動工具用集塵装置においては、集塵アダプタが後退すると、前段の筒状部材が順番に後段の筒状部材に遊挿されて重合した筒状部材がハウジング内に収納される構造となっているため、最後方の筒状部材を収納するためにハウジングのサイズが大型化してしまう。特に、スライドストロークが大きくなって筒状部材の数が増えると、大型化の問題は顕著となる。
そこで、本発明は、ハウジングを大型化させないコンパクトな構造でスライド部を形成できる電動工具用集塵装置及び電動工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電動工具に装着可能な本体ケースと、本体ケースに設けられ、前端に吸込口を備えたノズルを有する筒状のスライド部と、ノズルから吸い込まれた粉塵を貯留する集塵部と、を含んでなる電動工具用集塵装置であって、
スライド部は、前側へ行くに従って段階的に大径となる複数の筒体からなるテレスコープ構造であると共に、最前方位置の筒体に、本体ケースに前後方向へスライド可能に支持されるスライドバーが、筒体と平行に連結されており、
スライドバーは、本体ケースに設けた支持アーム上で、支持アームに設けたガイド金具を介してスライド可能に支持されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項の構成において、スライド部は、筒体を3つ備えて二段階にスライドすることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、スライド部は、本体ケースを電動工具へ装着した状態で、電動工具の先端工具の真下から左右何れかへずれる位置となるように本体ケースに配置されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項に記載の発明は、電動工具であって、請求項1乃至の何れかに記載の電動工具用集塵装置を装着してなることを特徴とする。
請求項1及びに記載の発明によれば、スライド部を、前側が大径となるテレスコープ構造としたことで、最後方位置の筒体が最小径となり、本体ケースを大型化させないコンパクトな構造でスライド部を形成することができる。
また、最前方位置の筒体に、本体ケースに前後方向へスライド可能に支持されるスライドバーを平行に連結したことで、前側が大径のテレスコープ構造としても、1本のスライドバーを利用して最前方位置の筒体をスムーズにスライドさせることができる。また、スライドバーが本体ケースや電動工具と干渉しないので、小さいモデルでも必要なスライドストロークを確保できる。
請求項に記載の発明によれば、上記効果に加えて、スライド部は、筒体を3つ備えて二段階にスライドするので、最大ストロークを大きくすることができ、全長の長いいわゆるロングビットにも対応可能となる。
請求項に記載の発明によれば、上記効果に加えて、スライド部を先端工具の真下から左右何れかへオフセットさせたことで、スライドバーを用いなくても本体ケースと干渉なくスライド部を伸縮させることができる。
集塵システムの側方からの斜視図である。 集塵システムの側面図である。 集塵システムの正面図である。 集塵システムの平面図である。 集塵システムの底面図である。 図2のA−A線部分断面図である。 図2のB−B線部分断面図である。 ガイド金具の斜視図である。 図4のC−C線断面図である。 スライド部が伸長した状態の集塵システムの側面図である(スライド部のみ縦断面で示す)。 スライド部が収縮した状態の集塵システムの側面図である。 スライド部が収縮した状態の集塵システムの側面図である(スライド部のみ縦断面で示す)。 図11のD−D線断面図である。 集塵システムの変更例を示す側面図である。 集塵システムの変更例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3は、電動工具であるハンマードリルに電動工具用集塵装置(以下単に「集塵装置」という。)を装着した集塵システムSの一例を示すもので、図1は側方からの斜視図、図2は側面図、図3は正面図、図4は平面図、図5は底面図である。
まず、ハンマードリル1は、本体ハウジング2の前側下部に、モータを収容するモータハウジング3を形成し、後側上部にハンドル4を連結して、ハンドル4の下部に、電源となるバッテリーパック6,6を前後に2つ並べて装着可能なバッテリー装着部5を形成している。本体ハウジング2の前部には、前ハウジング7を組み付けて、内部に設けた図示しないツールホルダの先端に、操作スリーブ8によって先端工具(図1等では、120mm以上の最大穿孔深さに対応できるドリルビット(以下「ロングビットLB」という。)を示す。)が装着可能となっている。9は、ハンドル4に内蔵したスイッチに設けたスイッチレバー、10はサイドハンドルである。
前ハウジング7の側面には、動作モードを切り替え操作するためのチェンジレバー11が設けられて、チェンジレバー11により、打撃機構を動作させて先端工具に打撃を付与するハンマモード、回転機構を動作させてツールホルダと共に先端工具を回転させるドリルモード、打撃機構と回転機構とを同時に動作させて先端工具に打撃と回転とを付与するハンマドリルモードとが選択可能となっている。
ここではモータハウジング3が集塵装置への装着部となっており、このモータハウジング3の前面側に、給電用のメス端子を有する図示しないメスコネクタが、下部両側に、集塵装置への結合用の図示しない結合溝がそれぞれ設けられている。
次に、集塵装置20は、ハンマードリル1のモータハウジング3へ装着される側面視L字状の本体ケース21と、本体ケース21の前側から着脱可能に装着されるダストボックス22と、本体ケース21の上部に支持されて先端にノズル24を備えたスライド部23とからなる。
まず、本体ケース21は、左右の半割ケースを組み付けてなり、上部後面に、ハンマードリル1のモータハウジング3に嵌合する嵌合凹部25を形成している。本体ケース21の後方には、出力軸を前方へ向けたモータ26が収容されると共に、その後方にコントローラ27が設けられている。また、モータ26の出力軸には集塵ファン28が固着され、集塵ファン28を収容する吸気室の下面に排気口29,29・・が形成されている。吸気室の前方がダストボックス22の結合部で、ここに、フィルタ30を収容したダストボックス22が前方から着脱可能となっており、装着状態で後面下側の出口が吸気室と連通する。
さらに、本体ケース21の嵌合凹部25には、後方へ突出する電源用と通信用との3つの板状のオス端子31,31・・が左右方向に所定間隔をおいて並設されている。これらのオス端子31は図示しないリード線によってコントローラ27へ電気的に接続されている。
そして、本体ケース21の後部上面で左右両側には、一対のガイドリブ32,32が前後方向に立設されている。各ガイドリブ32の上端内側に設けた図示しない凸条が、モータハウジング3の側面に設けた結合溝に嵌合可能となっている。
ダストボックス22の結合部の上方には、上端に本体ケース21の上面に突出する受け部34を備え、下端が本体ケース21内でダストボックス22の後面上側の入口と接続される案内通路33が形成されている。
よって、本体ケース21は、上部後面の嵌合凹部25にモータハウジング3を、ガイドリブ32,32の間で結合溝に凸条を嵌合させて相対的に前後方向へスライドさせることで、モータハウジング3への結合がなされる。この結合と共に、オス端子31がメスコネクタに電気的接続されて、ハンマードリル1からモータ26及びコントローラ27に給電される。
一方、スライド部23は、樹脂製である中空の筒状体で、前筒35と、中筒36と、後筒37との3つの筒体からなるテレスコープ構造となっている。但し、ここでは、後筒37が最も小径となり、中筒36が後筒37より大径となって後筒37に前方から外嵌し、前筒35が中筒36より大径となって中筒36に前方から外嵌する構造となっている。すなわち、前方へ行くほど筒体が段階的に大径となる逆向きのテレスコープ構造で、後筒37の後端が、受け部34に接続されて、案内通路33を介してダストボックス22と連通している。
図6に示すように、中筒36及び後筒37の前部外周には、外ストッパ部38,39がそれぞれ周設され、中筒36の後端内周には内ストッパ部40が形成されている。よって、中筒36の前側から後筒37を挿入すると、外ストッパ部39が内ストッパ部40に係止して中筒36と後筒37とが互いに抜け止めされる。この中筒36を、前筒35の前側から挿入して、前筒35の後端にストッパリング41を取り付けることで、外ストッパ部38がストッパリング41に係止して前筒35と中筒36とが互いに抜け止めされる。
ノズル24は、基端が前筒35の前端に接続されて前筒35から上向きに突出している。スライド部23内でノズル24の基端と受け部34との間には、フレキシブルホース42が接続されている。
また、ノズル24の上端には、ドリルビットが貫通するリング状の吸込口43が形成されて、吸込口43の後側の開口には、中心の透孔から放射状に複数の切込みを形成したゴムキャップ44が嵌着され、前側の開口には、被加工面への当接状態で被加工面との間を閉塞するゴム製の閉塞リング45が着脱可能に嵌着されている。
このスライド部23の前後のスライド(伸縮)は、本体ケース21の上部から左側へ突設した支持アーム46上で、前筒35へ一体に設けたスライドバー47と、支持アーム46に設けたガイド金具48とを利用して行われる。
まず、スライドバー47は、アルミ等の金属製で、前筒35の左側面へ平行に連結した連結板49を介して、前筒35と所定間隔をおいて平行に連結されている。スライドバー47の左側面には、全長に亘って上下二本のレール50,50が平行に設けられて、両レール50,50に上下から係合してレール50,50に沿って摺動可能な前ストッパ51及び後ストッパ52が、支持アーム46からスライドバー47の左外側へ円弧状に突設したストッパ53を挟んで前後に設けられている。レール50,50の間には、複数の歯からなるラック54が設けられて、各前後ストッパ51,52には、ラック54に噛合した状態で上方へ突出付勢されるロックボタン55がそれぞれ設けられている。
よって、ロックボタン55を押し込んでラック54との噛合を解除すると、前後ストッパ51,52はレール50,50に沿って摺動可能となり、ロックボタン55の押し込みを解除すると、ロックボタン55が上方への突出位置へ復帰してラック54と噛合し、前後ストッパ51,52の摺動を規制することになる。
また、スライドバー47の右側下部には、図7に示すように、スライド部23側へ突出する横板部57と、横板部57と直交状に連設される縦板部58とからなる倒T字状のガイドレール56が一体形成されている。
次に、ガイド金具48は、金属製の板状体で、図8,9に示すように、スライド部23とスライドバー47との間で支持アーム46内へ縦向きに形成された取付板59の左側面へ、前後位置で下向きに設けた取付片60,60を介して縦向きにネジ止めされる。ガイド金具48の上縁と、取付片60,60を除く下縁とには、左側に突出する上下の立ち上げ部61,61と、立ち上げ部61,61の先端から互いの対向側へ折曲する被り部62,62とが形成されて、ここにガイドレール56の縦板部58が嵌合することで、縦板部58の上下左右の4面がガイド金具48に支持されるようになっている。
ここでのガイド金具48及びガイドレール56は、図7に示すように、スライド部23の中心Oを通る上下方向の断面線Lより左半分側で、且つスライド部23の上下高さHよりも小さい高さ寸法内(上下の立ち上げ部61,61を含む部分及びガイドレール56が、スライド部23の右からの側面視でスライド部23から突出しない領域内)に配置されている。
よって、ガイド金具48のみでスライドバー47を介してスライド部23をガイドでき、ガイド構造がコンパクトとなる。また、スライド部23とスライドバー47との間に位置するガイドレール56がガイドされるため、損傷のおそれが少ない上、狭い部分がガイドされることでこじれが生じにくくなり、スライド部23を精度よくガイドすることができる。さらに、ガイド金具48及びガイドレール56が右からの側面視でスライド部23から露出しないので、外部(特に側方)からの損傷を受けにくくなる。
一方、支持アーム46内において、スライドバー47の下方には、図9に示すように、渦巻きバネ63が、左右方向の支持ピン64によって回転可能に支持されている。この渦巻きバネ63の外周側の端部65が、スライドバー47の下面に沿って後方へ引き出されて、スライドバー47の後端にネジ止めされて後ストッパ52の後退位置を規制する止め具66に連結されている。従って、常態でのスライドバー47は、前筒35と共に、渦巻きバネ63の引張力により、後ストッパ52がストッパ53に当接する図1,2の前進位置へ付勢されることになる。この状態では図10に示すように、前筒35、中筒36、後筒37がそれぞれ最前方位置に位置してスライド部23が伸長している。
以上の如く構成された集塵システムSにおいては、スライド部23と共に突出付勢されるノズル24の吸込口43にビット(ロングビット又はショートビット)の先端が位置するように、スライド部23のレール50,50上での後ストッパ52の初期位置を調整して、穿孔深さに合わせて前ストッパ51の位置を調整する。その後、吸込口43を被穿孔面に当接させて、ハンマードリル1のスイッチレバー9を押し込み操作してスイッチをONさせると、モータが駆動して出力軸が回転する。このとき、チェンジレバー11によってドリルモード或いはハンマドリルモードが選択されていれば、ビットが回転して被穿孔面への穿孔が可能となる。
そして、穿孔が進むに連れてビット(ここではロングビットLBを示す。)が吸込口43を貫通すると、スライド部23は、まず、前筒35が渦巻きバネ63の付勢に抗して後退し、ノズル24の基端が中筒36の外ストッパ部38に当接すると、中筒36も前筒35と共に後退する。
ここで前筒35は、一体のスライドバー47に設けたガイドレール56が、支持アーム46上のガイド金具48によりガイドされた状態でスライドする。直接支持されるのはスライドバー47の一部であるガイドレール56となるが、ガイドレール56の縦板部58が前述のように上下左右の4面においてガイド金具48に支持されているため、ガイドレール56はがたつくことなくスムーズにスライドできる。
設定した穿孔深さに達して前筒35が後退すると、図11〜13に示すように、後筒37、中筒36、前筒35の順番で外側に重なり、スライド部23が二段階に収縮することになる。このときフレキシブルホース42もノズル24の基端と受け部34との間で収縮する。よって、前筒35と一体のスライドバー47は、受け部34を大きく越えて後退することになるが、本体ケース21から左側に張り出した位置にあるため、本体ケース21やその後方のハンマードリル1と干渉することはない。
一方、ハンマードリル1からの給電により、本体ケース21内のモータ26が駆動して集塵ファン28が回転することで、吸込口43に吸引力が発生し、穿孔時に発生する粉塵と共に空気が吸込口43から吸い込まれ、ノズル24を介してフレキシブルホース42を通り、受け部34から案内通路33を通ってダストボックス22に至る。そして、空気は、ダストボックス22内のフィルタ30を通過して吸気室に至り、本体ケース21の排気口29から排出される。これにより、空気中の塵埃がフィルタ30に捕捉されてダストボックス22内に貯留される。
このように、上記形態の集塵装置20及びハンマードリル1によれば、スライド部23を、前側へ行くに従って段階的に大径となる複数の筒体(前筒35、中筒36、後筒37)からなるテレスコープ構造としたことで、本体ケース21を大型化させないコンパクトな構造でスライド部23を形成することができる。
特にここでは、最前方位置の前筒35に、本体ケース21に前後方向へスライド可能に支持されるスライドバー47を、前筒35と平行に連結しているので、前側が大径のテレスコープ構造としても、1本のスライドバー47を利用して前筒35をスムーズにスライドさせることができる。また、スライドバー47が本体ケース21やハンマードリル1と干渉しないので、小さいモデルでも必要なスライドストロークを確保できる。
さらに、スライド部23は、筒体を3つ備えて二段階にスライドするので、最大ストロークを大きくすることができ、ロングビットLBにも対応可能となる。
なお、スライドバーは、最前方位置の筒体の左側に限らず、本体ケースや電動工具と干渉しなければ、右側や下側であってもよい。
また、上記形態では、スライド部を3つの筒体によるテレスコープ構造としているが、筒体の数はこれに限らず、4つ以上の筒体や2つの筒体によるテレスコープ構造も採用できる。
図14,15に、前筒35と後筒37との2つの筒体のテレスコープ構造を採用したスライド部23Aを有する集塵装置20Aを示す。このスライド部23Aは、本体ケース21の左側上部から斜め前方へ向けて突設された支持アーム46上に、横向きのガイド金具48Aを介して、ロングビットLBの下方から左側へオフセットした位置で支持されている。ノズル24は、前筒35の前端から右斜め上側へ延びて、吸込口43をロングビットLBの前方に位置させている。ハンマードリル1は、バッテリーパックでなく商用電源を用いたAC機となっている。
ここでは前筒35の下部に、縦板部68と横板部69とからなる逆T字状のガイドレール56Aが直接形成されて、横板部69が、ガイド金具48Aの立ち上げ部61,61及び被り部62,62によってガイドされている。また、前筒35の左側面には、レール50,50及びラック54、前後ストッパ51,52が設けられている。後筒37は、本体ケース21の左側面に設けられてダストボックス22と接続される案内通路33の上端の受け部34に接続されている。
この場合、前筒35が後退すると、受け部34と干渉することになるが、前筒35の右側面には、後端から前方へ向けて切り欠かれた長孔67が形成されているため、前筒35の後退の際には、受け部34が長孔67を介して前筒35内に進入し、前筒35の後退を許容する。
また、スライド部23Aを、本体ケース21をハンマードリル1へ装着した状態で、先端工具の真下から左側へずれる位置となるように本体ケース21に配置しているので、スライドバーを用いなくても本体ケース21と干渉なくスライド部23Aを伸縮させることができる。
なお、この形態においても、前側が大径となる3つ以上の筒体によるテレスコープ構造としてもよい。また、スライド部のオフセットはビットの右側であってもよい。
そして、各形態に共通して、各筒体の長さはそれぞれ異なっていてもよいし、円筒に限らず角筒(四角筒や六角筒等)の筒体を用いてもよい。隣接する筒体間に回り止め構造(例えば小径側の筒体の外面に突起やキー、大径側の筒体の内面に突起が嵌合する凹溝を設ける等)を設けたりしてもよいし、フレキシブルホースを省略して筒体内を直接集塵経路としてもよい。
また、集塵部も、着脱可能なダストボックスに限らず、本体ケースに集塵室を設けて蓋体等で開閉可能とすることも可能である。
その他、ハンマードリルの形態も上記形態に限定するものではなく、集塵装置を装着可能であれば、電動ドリル等の他の電動工具であっても本発明は適用可能である。
1・・ハンマードリル、2・・本体ハウジング、3・・モータハウジング、7・・前ハウジング、20,20A・・電動工具用集塵装置、21・・本体ケース、22・・ダストボックス(集塵部)、23,23A・・スライド部、24・・ノズル、26・・モータ、27・・コントローラ、28・・集塵ファン、29・・排気口、30・・フィルタ、33・・案内通路、34・・受け部、35・・前筒、36・・中筒、37・・後筒、42・・フレキシブルホース、43・・吸込口、46・・支持アーム、47・・スライドバー、48,48A・・ガイド金具、49・・連結板、56,56A・・ガイドレール、57・・横板部、58・・縦板部、S・・集塵システム、LB・・ロングビット。

Claims (4)

  1. 電動工具に装着可能な本体ケースと、前記本体ケースに設けられ、前端に吸込口を備えたノズルを有する筒状のスライド部と、前記ノズルから吸い込まれた粉塵を貯留する集塵部と、を含んでなる電動工具用集塵装置であって、
    前記スライド部は、前側へ行くに従って段階的に大径となる複数の筒体からなるテレスコープ構造であると共に、最前方位置の前記筒体に、前記本体ケースに前後方向へスライド可能に支持されるスライドバーが、前記筒体と平行に連結されており、
    前記スライドバーは、前記本体ケースに設けた支持アーム上で、前記支持アームに設けたガイド金具を介してスライド可能に支持されることを特徴とする電動工具用集塵装置。
  2. 前記スライド部は、前記筒体を3つ備えて二段階にスライドすることを特徴とする請求項に記載の電動工具用集塵装置。
  3. 前記スライド部は、前記本体ケースを前記電動工具へ装着した状態で、前記電動工具の先端工具の真下から左右何れかへずれる位置となるように前記本体ケースに配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具用集塵装置。
  4. 請求項1乃至の何れかに記載の電動工具用集塵装置を装着してなる電動工具。
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