JP6795946B2 - 吐出容器 - Google Patents

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Description

この発明は、外容器内に複数のパウチを収容した吐出容器に関する。
特許文献1には、2つの内容器(パウチ)と、これら内容器を収容する外部容器と、外部容器の開口を塞ぐバルブアッセンブリとを備えた二重エアゾール容器が開示されている。この二重エアゾール容器は、各パウチ内に原液を充填するとともに外部容器とパウチとの間に加圧剤を充填することで、加圧剤の圧力によってパウチを圧縮し、パウチ内の原液(内容物)をそれぞれ外部に吐出できるように構成されている。
ところで、上記二重エアゾール容器では、加圧剤を充填するにあたって、バルブアッセンブリを外部容器の開口から僅かに浮かせた状態とし、これによって生じた隙間から加圧剤を充填する、いわゆるアンダーカップ充填を採用している。また、バルブアッセンブリを浮かせるために、上下方向に長いパウチを用い、パウチの下端を外部容器の内底に当接させることでバルブアッセンブリを持ち上げている。このような構成は、バルブアッセンブリを浮かせるための機器が不要となり、作業の効率化やコスト削減を図ることができるといった利点がある。
特開2013−147293号公報 特開2015−058980号公報
ところが、新たな問題を生じることもある。すなわち、加圧剤充填後は、加圧剤を外部容器とパウチとの間に留めるために、素早くバルブアッセンブリを押し下げて外部容器に密着、固定させる必要があるが、この際、パウチがバルブアッセンブリに押し潰されるようにして不規則に折れ曲がることがあるのである。
パウチが不規則に折れ曲がると、パウチ内に原液を充填し難くなり、所定の量を充填できないことがある。また、仮に充填することができても、折れ曲がった部分に原液が残留するなどして思い通りに吐出させることができないこともある。そのため、吐出量がパウチ毎にばらつくこととなっていた。
例えば特許文献2のように、パウチ内に棒状の流路部材を挿入すれば、幾分か折れ曲がりを抑制することができる。ただ、流路部材によるパウチの突き破りを防止するため、あえて短い流路部材を使用することが多く、この場合、パウチ下部での折れ曲がりまでを抑制することはできないため、必ずしも有効な手段とはいえなかった。
そこで本発明は、原液の充填不良や吐出不良を抑制することができる吐出容器の提供を目的とする。
本発明の吐出容器は、上部に開口(口部10f)を有する外容器10と、外容器10に収容される複数のパウチ20A(70A)、20Bと、それぞれのパウチ20A(70A)、20Bと連結されるとともに、外容器10の開口に取り付けられるバルブアッセンブリ30とを備えた吐出容器であって、第1パウチ20A(70A)の下端が第2パウチ20Bよりも下方に位置しており、それぞれのパウチ20A(70A)、20Bとバルブアッセンブリ30とを連結させた状態でそれぞれのパウチ20A(70A)、20Bを外容器10内に収容したときに外容器10の内底に当接し、バルブアッセンブリ30が外容器10に取り付けられたときの位置より上方となるように支持されることを特徴としている。
また、第1パウチ20A(70A)が合成樹脂層からなるパウチであり、第2パウチ20Bが金属層を有するパウチであることが好ましい。さらに、第1パウチ20A(70A)と第2パウチ20Bの上下方向の長さは、原液収容室21dでは等しく、下部貼合せ部21cでは第1パウチ20A(70A)の方が長いことが好ましい。また、第1パウチ20A(70A)及び第2パウチ20Bは、第1パウチ20A(70A)によって第2パウチ20Bの外側を覆うようにして幅方向に折り畳まれた状態又は丸められた状態で外容器10内に収容されることが好ましい。
また、第1パウチ70Aが、側部に襠部74、75を有することが好ましい。この場合、襠部74、75が、パウチの中心側に向かってV字状に折り込まれたシートからなることが好ましい。また、第1パウチ70Aの下端近傍が斜めに切り欠かれていることが好ましい。
この発明の吐出容器では、第1パウチの下端が第2パウチよりも下方に位置しており、第1パウチによってバルブアッセンブリを支持するため、バルブアッセンブリを外容器に取り付ける際の第2パウチの折れ曲がりを抑制することができる。そのため、少なくとも第2パウチについては折れ曲がりに起因する原液の充填不良が生じることはなく、また吐出不良が生じることも無い。
また、第1パウチを合成樹脂層からなるパウチとすれば、折癖が付き難く、また仮に折れ曲がったとしても元の形状に戻り易い(復元性に優れている)ため、充填不良や吐出不良が生じ難い。また、金属層を有するパウチは折癖が付き易い(復元性に劣る)が、バルブアッセンブリを支持しない第2パウチを金属層を有するパウチとすることで、充填不良や吐出不良の発生を未然に防ぐことができる。
さらに、第1パウチと第2パウチとで原液収容室の上下方向の長さを揃えれば、それぞれのパウチからの吐出量を合わせ易くなり、最後まで安定した比率で2つの原液を吐出させることができる。
また、第1パウチを第2パウチの外側に位置させるようにして折り畳むか、丸めた状態で外容器内に収容する場合、第1パウチは、第1パウチによって外側を覆われる第2パウチよりも、比較的自由に移動することができるため、折れ曲がりが生じても比較的緩やかなもので済む。
また、第1パウチが側部に襠部を有していれば、第1パウチの軸方向の圧縮力に対する強度が増すこととなり、バルブアッセンブリを安定して支持することができる。特に、襠部がパウチの中心側に向かってV字状に折り込まれたシートからなれば、バルブアッセンブリをより安定して支持することができる。また、第1パウチの下端近傍が斜めに切り欠かれていれば、下端近傍の強度を他の部分よりも小さくすることができ、バルブアッセンブリを外容器に取り付けるにあたって、他の部分に先行して下端近傍を変形させることができる。また、外容器に第1パウチを挿入し易くなる。
本発明の吐出容器の一実施形態を示す断面図である。 第1パウチ及び第2パウチを示す正面図である。 流路部材を示し、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 バルブアッセンブリ近傍の断面図である。 吐出容器の平面図である。 二重エアゾール製品の製造過程を示す断面図であり、(a)(c)(e)は縦断面図、(b)(d)(f)は、それぞれ(a)(c)(e)のX−X線断面図である。 本発明の他の実施形態にかかる吐出容器を示す断面図である。 襠部を有する第1パウチの袋体を示す分解斜視図である。 (a)が、襠部を有する第1パウチの斜視図であり、(b)がパウチを外容器に収容した状態を示す水平断面図、(c)が原液充填後の水平断面図である。
次に、この発明の吐出容器(エアゾール容器)1について図面に基づいて説明していく。まず、本発明の吐出容器1の概要について説明すると、図1に示すように、上部に開口を有する外容器10と、外容器10に収容される2つのパウチ20A、20Bと、それぞれのパウチ20A、20Bと連結されるとともに、外容器10に取り付けられるバルブアッセンブリ30とを備えている。また、第1パウチ20Aは、その下端が第2パウチ20Bよりも下方に位置しており、バルブアッセンブリ30とそれぞれのパウチとを連結させた状態でそれぞれのパウチを外容器10内に収容したときに外容器10の内底(底部10aの内面)に当接し、バルブアッセンブリ30は、第1パウチ20Aによって支持され、外容器10に取り付けられたときの位置より上方となるように構成されている(図6a参照)。そして、第1、第2パウチ20A、20B内にそれぞれ原液Cを充填するとともに、外容器10とパウチ20A、20Bとの間の空間に加圧剤Pを充填することで、それぞれの原液Cを吐出可能な吐出製品が製造される。
以下、各構成部材について、具体的に説明していく。
まず、外容器10について説明すると、外容器10は、図1に示すように、下端が底部10aによって閉じられた円筒状の胴部10bと、胴部10bの上端から上方に向かって縮径するように設けられたドーム状の肩部10cと、肩部10cの上端に設けられた円筒状の首部10dと、首部10dの上端に環状に形成されたビード部10eと、ビード部10eの内周側に開口する口部10fとを備えている。
この外容器10は、例えばアルミニウムなどの金属円盤をインパクト加工及び絞りしごき加工により有底筒状に成形し、または金属カップを絞りしごき加工により有底筒状に形成し、内面に合成樹脂コートを施し、ついで、その胴部10b上端にネッキング加工を施して肩部10c及び首部10dを形成し、首部10d上端にカーリング加工を施してビード部10eを形成することで構成されている。
第1パウチ20A及び第2パウチ20Bは、それぞれ外容器10内に収容されている。これらパウチは、可撓性を有するシートを複数枚重ね合わせ、または1枚のシートを折り合わせた後、周縁を熱溶着や接着剤などにより貼り合わせてなる(製袋加工してなる)袋体21と、袋体21と一体化され、袋体21内の原液Cをバルブ40に供給するための流路部材22とを備えている。
袋体21は、図2に示すように、略長方形状であって、上部、両側部、下部にそれぞれ貼合せ部21a、21b、21cが形成されている。そして、これら貼合せ部21a、21b、21cに囲まれた矩形状の部分が、原液Cを充填するための原液収容室21dとなっている。下部貼合せ部21cは、上部貼合せ部21aよりも幅が大きい(上下方向に長い)。また、下部貼合せ部21cの下端には、円弧状の切欠き21eが2ヶ所設けられている。袋体21の幅は、外容器10の口部10fの開口径よりも大であり、且つ胴部10bの内部直径よりも大とされている。なお、下部貼合せ部21cの両端は斜めに切り欠かれている(切欠部21f)が、これは外容器10への内容器の挿入を容易にするためのものである。従って、必ずしも設ける必要はなく、長方形状の袋体21としても良い。
ところで、第1パウチ20Aと第2パウチ20Bとを比べると、第1パウチ20Aの袋体21は、第2パウチ20Bの袋体21よりも上下方向に長い。具体的には、原液収容室21dの上下方向の長さは等しくされているが、下部貼合せ部21cの上下方向の長さは第1パウチ20Aの方が長くなっており、全体として第1パウチ20Aの長さの方が長くなっている。従って、第1パウチ20Aと第2パウチ20Bの上端の高さを揃えると、第1パウチ20Aの下端が第2パウチ20Bよりも下側に位置することになる。なお、幅方向の長さについては、第1パウチ20Aと第2パウチ20Bとで同じ長さであり、原液収容室21dの容量は、第1パウチ20Aと第2パウチ20Bとで同じである。ただ、必ずしも同幅とする必要はなく、吐出させる比率に応じて異ならせても良い。
袋体21を構成するシートとしては、内部に収容される原液Cによって決まるが、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、エバールなどの合成樹脂シート、合成樹脂シートにシリカやアルミナなどを蒸着した蒸着樹脂シート、アルミニウムなどの金属箔シートあるいは合成樹脂シート、蒸着樹脂シート、金属箔シートから選ばれる少なくとも2つのシートを積層した積層シート(特に金属層を有する積層シート)などが挙げられる。なお、本実施形態では、原液Cとして2液反応型製剤が充填されるため、それぞれの原液Cに適した構成を選択することができる。例えば、2液反応型製剤として2液式染毛剤を用いる場合には、酸化されることにより染毛効果を発揮する酸化染料を含有する第1剤を充填する袋体21は、酸素遮断性の高い金属箔シートの両面を耐薬品性の高い合成樹脂シートでラミネートした不透明な積層シートで構成され、過酸化水素のような酸化剤を含有する第2剤を充填する袋体21は、耐薬品性の高い合成樹脂シートで構成される。
なお、金属箔などの金属層を有するシートは折癖が付き易く、一度折れると元の形状に戻り難い(復元性に劣る)傾向がある。従って、加圧剤充填時にバルブアッセンブリ30を支えることになる第1パウチ20Aを、金属層を有しない合成樹脂層からなるパウチとし、バルブアッセンブリ30を支えない第2パウチ20Bを、金属層を有するシートで構成されたパウチとすることが好ましい。
流路部材22は、ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂の一体成形品であって、図3に示すように、バルブ40に装着される装着部23と、装着部23の下部に設けられた溶着部24と、溶着部24から袋体21の底部(下方)に向かって延びる棒状の流路部25とを備えている。
装着部23は円筒状に形成されており、その上端には後述するバルブホルダー50の係合突起53dに係合する係合爪23aが設けられている(図4参照)。
溶着部24は、熱溶着や超音波溶着などによって袋体21を流路部材22に固着させる部分である(図4参照)。その形状は、断面略ひし形柱状であって、シートの面に沿って扁平となっている。また、袋体21の固定を強固なものとするため、その側面には水平方向に伸びる水平リブ24aが複数形成されている。内部は中空であって、装着部23内と連通している。この溶着部24は、外容器10にバルブアッセンブリ30を固定した状態において、外容器10の肩部10cと同じ高さになるように設けられる。
流路部25は、上下方向に延びる棒状の本体26と、本体26の表面から突出し、本体26の表面に原液Cの流路を形成する突起部27と、本体26の上端に設けられ、流路と溶着部24内や装着部23内とを連通し、流路部材22をバルブ40の連結筒41aに連結した状態において、袋体21内の原液Cをバルブ40のハウジング41内に導出する導出孔28とを備えている。
突起部27は、本体26の中心軸に沿って、上下方向に互いに一定の間隔をあけて設けられた複数の主突条27aと、主突条27aの両側に、主突条27aと左右方向に一定の間隔をあけつつ、上下方向に互いに一定の間隔をあけて設けられた複数の副突条27bとからなる。さらに、副突状27bは左右方向にも突出している。主突条27aと副突条27bとは、主突条27a間に副突条27bが位置するようにして、互いに上下方向にずれて設けられている。また、主突条27aと副突条27bとの間には上下方向に連なる谷部29が形成されており、この谷部29が原液Cの流路を形成している。流路の上端は、本体26の表裏に跨って貫通して設けられた導出孔28に繋がっており、流路を流れる原液Cを導出孔28まで導くことができるようになっている。
続いてバルブアッセンブリ30の説明をする。バルブアッセンブリ30は、図1bに示すように、2つの独立したパウチ用のバルブ40と、それらバルブ40を受け入れるバルブホルダー50と、バルブ40およびバルブホルダー50を覆い、バルブホルダー50を外容器10に固定するマウンテンカバー60とから構成されている。
バルブ40は、パウチへの原液Cの充填を行うためのものであるとともに、パウチ内に充填された原液Cの外部への吐出/遮断を選択的に行うものである。具体的に説明すると、バルブ40は、図4に示すように、筒状のハウジング41と、そのハウジング41内に上下動自在に挿入されるステム42と、ステム42の側面に設けられたステム孔42aを塞ぐステムラバー43と、ステム42を常時上方に付勢するバネ44と、ステム42及びステムラバー43をハウジング41に固定するカバー45とから構成されている。
ハウジング41は、ステム42を挿入するための円柱状の空間を備えた有底筒状体である。底部からは下方に向かって円筒状の連結筒41aが延設されており、この連結筒41aに内容器の流路部材22の装着部23が連結(外嵌)されている。また、流路部材22の導出孔28と連通するため、底部には連通孔41bが設けられている。側面には環状凹部41cが形成されており、この環状凹部41cにガスケット(O−リング)41dが設けられている。このガスケット41dは、バルブホルダー50と当接し、ハウジング41とバルブホルダー50との間をシールしている。
ステム42は有底筒状であって、側面にステム孔42aが形成されている。そして、このステム孔42aを塞ぐようにステムラバー43が当接している。
ステムラバー43はリング状であって、その内周面側がステム42の側面に当接してステム孔42aを塞ぎ、外周側が、ハウジング41の上端とカバー45の間で固定されている。
バネ44は、例えば金属製のつるまきバネであって、ステム42の下端とハウジング41との間に介在し、ステム42を上方に付勢している。
カバー45は、上底45aを有するカップ状のものであり、この上底45aにステム42を通す挿通孔45bが形成されている。このカバー45は、上底45aによってステム42及びステムラバー43を下方に押さえ付けるものであり、バネ44の付勢によってステム42やステムラバー43が飛び出さないように保持している。カバー45は、カバー45の側面をハウジング41側に向かって環状に数箇所または全周カシメることでハウジング41に固定されている。
上記構成のバルブ40は、ステム42を下方に押し下げることで、ステムラバー43の内周側がたわみ、ステム孔42aが開口して、外部とパウチ内とが連通する仕組みとなっている。ただ、バルブ40としてはこれに限らず、公知の種々のバルブを用いても良い。
バルブ40を保持するバルブホルダー50は、外容器10の口部10fから首部10dに挿入される栓部51と、栓部51の上端から側方に向かって延出され、外容器10のビード部10eの上端に載置されるフランジ部52と、フランジ部52から上方に突出する蓋部53とから構成されている。
栓部51は円筒状であって、外容器10の首部10dの内周と略同径とされている。また、その外周面には環状凹部51aが設けられており、この環状凹部51aにガスケット(O−リング)51bが設けられている。このガスケット51bは、外容器10の首部10dの内周面と当接して半径方向に圧縮され、バルブホルダー50と外容器10との間のシールを形成している。
蓋部53は、その周縁近傍が上方に向かって立ち上がっており、バルブアッセンブリ30の外形を形成している。この立ち上がり壁53aは、平面視、円の一部を切り欠いたような形状となっている。これは、あえて点対称ではない形状とすることで、バルブアッセンブリ30や吐出容器1の方向(位置)合わせや方向確認が簡単にできるようにするための工夫であり、2つの原液Cをそれぞれの内容器に充填する際や、2つのステム42に吐出部材を装着する際などに利用する。この立ち上がり壁53aの内側には、別途、上方に向かって立ち上がる筒状体(上筒部)53bが設けられている。さらに、この上筒部53bの下端から、上筒部53bよりも小径な下筒部53cが下方に向かって延設されている。そして、上筒部53bと下筒部53cとでバルブ40を保持している。すなわち、上筒部53bと下筒部53cとでホルダー部を形成している。なお、下筒部53cの下端には、内周側に係合突起53dが設けられており、内容器の流路部材22の係合爪23aと係合されている。
マウンテンカバー60は、図4及び図5に示すように、バルブ40およびバルブホルダー50を覆う円筒状のカバー部61と、そのカバー部61より大径の円筒状とされ、バルブホルダー50のフランジ部52と外容器10とを固定する固定部62とを備えている。
カバー部61には、その上底にバルブ40のステム42を通す2つの開口部61aが形成されている。また、カバー部61は、下方に向かって凸とされた凹み部61bが設けられており、この凹み部61bでバルブ40のカバー45を下方に押圧している。このように押圧することにより、ハウジング41のガスケット41dが適度に圧縮されてシール性が向上する。また、凹み部61bを形成することで、マウンテンカバー60の剛性が増し、加圧剤の圧力を受け続けても変形を抑制してバルブ40を所定の位置に保持しシール性を長期間維持することができる。
固定部62は、バルブホルダー50のフランジ部52の上面と当接する上鍔部62aを有し、バルブアッセンブリ30を外容器10に取り付けるときに、下端をカシメることによって下鍔部62bが形成される。
上記構成の吐出容器1を用いた吐出製品は、以下のようにして製造される。まず、バルブホルダー50のホルダー部にバルブ40を挿入する。次に、バルブホルダー50の下筒部53cに、パウチの装着部23を係合する。これにより、バルブ40のハウジング41の連結筒41aが流路部材22の装着部23に挿入されて、第1、第2パウチ20A、20Bの袋体21内とバルブ40のハウジング41内とが連通する。なお、この状態において、第1パウチ20Aと第2パウチ20Bは、上端の高さ位置が揃っており、第1パウチ20Aの下端が第2パウチ20Bよりも下方に位置している。
次に、第1パウチ20Aと第2パウチ20Bとを外容器10内にそれぞれ挿入する。袋体21の横幅は、外容器10の口部10fの直径よりも大であるため、図6a、bに示すように、袋体21の左右両端をそれぞれ内側に折り畳んだ状態で挿入する。この際、合成樹脂シートからなる第1パウチ20Aの袋体21で、金属シートを含む積層シートからなる第2パウチ20Bの袋体21の外側を包むように(覆うように)して折り畳む(又は筒状に丸める)ことが好ましい。このようにすることで、柔軟で摩擦抵抗の小さい合成樹脂シートが外側に位置することとなり、外容器10への挿入がスムーズとなる。
第1、第2パウチ20A、20Bをある程度挿入すると、第1パウチ20Aの下端が外容器10の内底に当接し、バルブアッセンブリ30が第1パウチ20Aによって支持され、外容器10の口部10fから浮いた状態となる(すなわち、外容器10に取り付けられたときの位置より上方に位置する)。このとき、折り畳まれて挿入された第1パウチ20Aによりバルブアッセンブリは水平に維持されやすい。この状態で、バルブホルダー50の栓部51と外容器10の口部10fとの間に生じた隙間から、外容器10とパウチとの間に加圧剤Pを充填していく(いわゆるアンダーカップ充填)。なお、この段階では、袋体21は折り畳んだ状態を維持する。加圧剤Pとしては、例えば窒素、圧縮空気、炭酸ガス、亜酸化窒素などの圧縮ガスが充填される。充填後の圧力は、例えば25℃において0.1〜0.5MPa(ゲージ圧)である。
加圧剤充填後、バルブアッセンブリ30を押し下げてフランジ部52を外容器10のビード部10eに押し付ける。このとき、第1パウチ20Aは、バルブアッセンブリ30と外容器10の内底との間で上下方向に圧縮され、変形する。なお、流路部材22は袋体21に比べて剛性が非常に高いため、主として袋体21が変形することになる。変形は、まず折り畳まれていた又は丸められていた袋体21が展開し全体として平面視略円弧状となることから始まる(図6c、d参照)。続いて、袋体21の下部近傍が外容器10の内底上を滑るようにして斜めに傾き、バルブアッセンブリ30の押し込みを許容する。この際、袋体21が平面視円弧状であることから、傾く方向は必ず円弧の内側(中心側)となる。そのため、製品毎に折れ曲がり方がばらつくことはなく、ほぼ決まった形で折れ曲がることとなる。また、折れ曲がるのは、円弧状の形状が最も崩れ易く、剛性が低くなり易い袋体21の下端、すなわち下部貼合せ部21cが主であることから、折れ曲がりによる原液Cの充填不良や吐出不良が生じ難い。なお、原液収容室21dの折れ曲がりをより抑制するため、バルブアッセンブリ30の押し込み量よりも、下部貼合せ部21cの上下方向の長さを長くしておくことが好ましい。
また、折癖の付き易い金属層を有する第2パウチ20Bはバルブアッセンブリ30を支持していないため、バルブアッセンブリ30の押し込みによる影響をほとんど受けることが無い。特に、第1パウチ20Aの下端と第2パウチ20Bの下端の上下方向の差eが、バルブアッセンブリ30の押し込み量を上回っていれば、バルブアッセンブリ30を押し込んでも、第2パウチ20Bが外容器10の内底に当接することはなく、第2パウチ20Bが折れ曲がることはない。なお、第1パウチ20Aの下端と第2パウチ20Bの下端の上下方向の差eが、バルブアッセンブリ30の押し込み量を下回る場合は、第2パウチ20Bが外容器10の内底に当接することとなるため、ある程度、第2パウチ20Bも折れ曲がることになるが、第1パウチ20Aに比べて押し込まれる量が少ないため、折れ曲がりの程度も小さく、原液Cの充填不良や吐出不良は十分に抑制されることとなる。なお、図において21gは、袋体21の角部が外容器10の肩部10cの内面に当接することで形成される折れ曲がり線である。このように、角部を折り曲げておくと、角部に原液Cが充填され難くなり、角部での原液Cの残留を抑制することができる。
その後、予めバルブホルダー50に被せておいたマウンテンカバー60の下端をカシメて外容器10に固定する。これにより、ガスケット51bが外容器10の首部10dの内面と栓部51の環状凹部51aとの間で半径方向に圧縮されてシールされ、外部と遮断される。
そして、ステム42から袋体21内の空気を排出し、図6e、fに示すように、適宜、第1、第2パウチ20A、20B内に原液Cを充填する。原液Cとしては、例えば2液式染毛剤、2液式パーマ剤、2液式接着剤、2液式温感シェービング、2液式冷感クリームなどの2液反応型製剤のクリームやゲル(たとえば、粘度が100〜100,000mPa・s)、液体等が挙げられる。第1、第2パウチ20A、20B内に原液Cを充填すると、袋体21が膨らみ、下端側が上方に持ち上がる。そのため、原液収容室21dが折れ曲がっていたとしても、その折れ曲がりは徐々に解消され、所定量の原液Cを充填することができる。原液を充填した後の圧力は、例えば25℃において0.3〜0.8MPa(ゲージ圧)になる。以上で、吐出製品の製造が完了する。
続いて、他の吐出容器1Aについて説明する。図7に示す吐出容器1Aは、外容器10Aとしてポリエチレンテレフタレート(PET)製の透明な容器を用いている点に特徴を有する。このように透光性を有する外容器を用いれば、第1、第2パウチ20A、20Bの状態を外から把握することができる。従って、例えば第1、第2パウチ20A、20B内に原液Cがどの程度残っているのかを知ることができ、買い替え時期の目安となる。また、この外容器10Aでは、耐圧性を確保するため、5つの脚部10hが下方に向かって周方向に等間隔に並んで設けられており(いわゆるペタロイド)、また全体的に、胴部10bから底部10aにかけて縮径している(縮径部10i参照)。そのため、第1パウチ20Aは平面視円弧状を維持し易く、バルブアッセンブリ30の押し込みによる袋体21の折れ曲がり方向が常に安定することとなる。
なお、外容器10Aの材質としては、PETに限らず、例えばナイロンやポリプロピレン等、種々の公知の合成樹脂を用いることができる。合成樹脂製の外容器10Aは、例えば2軸延伸ブロー成形や射出成形によって成形される。外容器10AがPET等の合成樹脂からなる場合、ビード部10eの代わりに、フランジ部10gが設けられる。そして、バルブアッセンブリ30は、マウンテンカバー60の下端をカシメることで外容器10Aのフランジ部10gに固定される。その他の構成については、上記実施形態と同様であるため、同符号を付し、説明を省略する。
図8及び図9は、上記実施形態の第1パウチ20Aに代えて使用するパウチを示した図面である。この第1パウチ70Aは、その袋体71が、外容器10の表面側を向いている表面部72と、中心側を向いている裏面部73と、表面部72及び裏面部73の左右の側縁同士の間にそれぞれ介在される側襠部74、75から構成されている。ただ、左右のいずれか一方にのみ側襠部を有していても良い。
図8に示すように、表面部72と裏面部73はいずれも、それぞれ左右の両下端を斜めに切り欠いてなる切欠部76を有した、上下に長い略長方形を呈している。ただ、表面部72と裏面部73とで異なる形状を採用しても良い。側襠部74、75も、左右の下端を斜めに切り欠いてなる切欠部77を有している。なお、全体としては表面部72や裏面部73より細い長方形状である。側襠部74、75は、想像線(一点鎖線)で示すように、中央部が内向きに(パウチの中心側に向かって)突出するように略V字状に折り込まれた状態で表面部72と裏面部73の側縁同士の間に介在される。ただ、略W字状や蛇腹状であっても良い。
表面部72、裏面部73及び側襠部74、75を構成する各シートは、上部、両側部、切欠部、下部にそれぞれ貼合せ部71a、71b、71c、71dが形成されている。実際には、組み合わせて接合した後に各貼合せ部が形成される。そして、隣接するシートの貼合せ部同士を溶着などで接合している。すなわち、表面部72と裏面部73の上部貼合せ部71aは、中央近辺で流路部材22を挟み込みながら互いに貼合せられており、左右端の近辺では、V字状に折られた側襠部74、75の上部貼合せ部71a、71aに貼り合わせられている。なお、この実施形態では、側襠部74、75の上端における折り重ねた部位同士(V字状の内面同士)は貼り合わせていない。これにより側襠部74、75が膨張し易く(拡がり易く)なり、後述する側部貼合せ部71bが折れ曲がり難くなる。ただし貼り合わせてもよく、袋体71の製造が容易になる。
表面部72及び裏面部73のそれぞれの左右の側縁に設けられた側部貼合せ部71bは、左右の側襠部74、75の前面側及び背面側の側部貼合せ部71bとそれぞれ貼り合せられている。表面部72と裏面部73の切欠部76の斜め貼合せ部71cは、左右の側襠部74、75の前側及び背面側の切欠部77の斜め貼合せ部71cと貼り合わせられている。表面部72と裏面部73の水平下部の下部貼合せ部71dは、左右の側襠部74、75の水平下部の下部貼合せ部71dと貼り合わせられている。
前記いずれの個所の貼合せ部も、それぞれの縁部を外向きで揃えて重ね合わせ、熱溶着によって接合することにより行うことができる。材質によっては超音波溶着、高周波溶着などで接合しても良く、接着剤を用いて接合しても良い。また、4枚のシートを貼り合せるのではなく、例えば、表面部72と一方の側襠部74と裏面部73とが一体とされたシートと、他方の側襠部75を構成するシートとを貼り合せることで袋体71を形成しても良いし、シートを予め筒状に形成しておき、上下端を貼り合せることで袋体71を形成しても良い。シートの材質は、第1パウチ20Aと同様である。
いずれの袋体71も、これら貼合せ部に囲まれた略直方体状の部分が原液Cを充填するための原液収容室21dとなっている。そして側襠部74、75を有するので、原液Cを充填した状態では、図9cに示すように、水平断面が略矩形状となる。他方、原液Cを充填する前及び吐出した後は、図9bに示すように、側襠部74、75が平面視V字状を維持しつつ、流路部材22が介在される部位を除き、表面部72、裏面部73及び側襠部74、75のシートの内面同士が密着する。
上記構成の第1パウチ70Aを外容器10に挿入し、その下端を外容器10の底部10aに当接させると、平面視V字状に広がる側襠部74、75の下端が、パウチの中心から外側に向かって開く4つの脚部のように機能するため、パウチが1つであってもバルブアッセンブリ30を安定して支持することができる。そのため、バルブアッセンブリ30と外容器10との間に確実に隙間を形成することができ、加圧剤Pを確実に充填することができる。
加圧剤充填後は、バルブアッセンブリ30の押し下げに伴い、第1パウチ70Aは上下方向に圧縮されて変形するが、下端近傍に切欠部76、77が設けられており、下端近傍がそれより上方の部分よりも強度が低下していることから、下端近傍が先行して変形することとなる。そのため、製品毎に折れ曲がり方がばらつくことはなく、ほぼ決まった形で折れ曲がることとなり、折れ曲がりによる原液Cの充填不良や吐出不良が生じ難い。
第2パウチ70Bは、図9b、図9cに示すように、第1パウチ70Aと同じく側部に襠部を有するものであっても良く、その場合は下部貼り合せ部71dを短くすることにより、第2パウチの折れ曲がりを防止することができる。ただ、図1や図2に示すような襠部を有しないパウチとしても良い。他の構成については上記実施形態と同様である。
以上に、この発明の代表的な実施形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、パウチの数は2つに限らず、3つ以上であっても良い。少なくとも1のパウチによってバルブアッセンブリ30を支える構成を採れば、上記実施形態と同様の作用効果を奏する。また、上記実施形態では、第1パウチ20A、70Aの上下方向の長さを第2パウチ20Bよりも長くすることにより、第1パウチ20A、70Aの下端を第2パウチ20Bよりも下方に位置させているが、流路部材22への取り付け位置を調節したり、流路部材22の長さを調節したりして、第1パウチ20A、70Aの位置を第2パウチ20Bよりも下方にすることで第1パウチ20A、70Aの下端を第2パウチ20Bよりも下方に位置させるようにしても良い。この場合、同一の袋体21、71を用いることができるといった利点がある。また、パウチの下部貼合せ部21cの切欠部21e、21f、表面部72や裏面部73の切欠部76、側襠部74、75の切欠部77については必ずしも設ける必要は無い。
1、1A・・吐出容器
10、10A・・外容器
10a・・底部
10b・・胴部
10c・・肩部
10d・・首部
10e・・ビード部
10f・・口部
10g・・フランジ部
10h・・脚部
10i・・縮径部
20A・・第1パウチ
20B・・第2パウチ
21・・袋体
21a・・上部貼合せ部
21b・・側部貼合せ部
21c・・下部貼合せ部
21d・・原液収容室
21e・・円弧状の切欠部
21f・・斜めの切欠部
21g・・折れ曲がり線
22・・流路部材
23・・装着部
23a・・係合爪
24・・溶着部
24a・・水平リブ
25・・流路部
26・・本体
27・・突起部
27a・・主突条
27b・・副突条
28・・導出孔
29・・谷部
30・・バルブアッセンブリ
40・・バルブ
41・・ハウジング
41a・・連結筒
41b・・連通孔
41c・・環状凹部
41d・・ガスケット(O−リング)
42・・ステム
42a・・ステム孔
43・・ステムラバー
44・・バネ
45・・カバー
45a・・上底
45b・・挿通孔
50・・バルブホルダー
51・・栓部
51a・・環状凹部
51b・・ガスケット(O−リング)
52・・フランジ部
53・・蓋部
53a・・立ち上がり壁
53b・・上筒部
53c・・下筒部
53d・・係合突起
60・・マウンテンカバー
61・・カバー部
61a・・開口部
61b・・凹み部
62・・固定部
62a・・上鍔部
62b・・下鍔部
70A・・第1パウチ
71・・袋体
71a・・上部貼合せ部
71b・・側部貼合せ部
71c・・斜め貼合せ部
71d・・下部貼合せ部
72・・表面部
73・・背面部
74、75・・側襠部
76、77・・切欠部
C・・原液
P・・加圧剤
e・・第1パウチと第2パウチの上下方向の差

Claims (6)

  1. 上部に開口を有する外容器と、
    前記外容器に収容される複数のパウチと、
    それぞれのパウチと連結されるとともに、外容器の開口に取り付けられるバルブアッセンブリとを備えた吐出容器であって、
    第1パウチと第2パウチの上下方向の長さが、原液収容室では等しく、下部貼合せ部では第1パウチの方が長いことにより、第1パウチの下端が第2パウチよりも下方に位置しており、それぞれのパウチと前記バルブアッセンブリとを連結させた状態でそれぞれのパウチを前記外容器内に収容したときに外容器の内底に当接し、前記バルブアッセンブリが前記外容器に取り付けられたときの位置より上方となるように支持される、
    吐出容器。
  2. 前記第1パウチが合成樹脂層からなるパウチであり、前記第2パウチが金属層を有するパウチである、
    請求項1記載の吐出容器。
  3. 前記第1パウチ及び第2パウチは、第1パウチによって第2パウチの外側を覆うようにして幅方向に折り畳まれた状態又は丸められた状態で前記外容器内に収容される、
    請求項1又は2記載の吐出容器。
  4. 前記第1パウチが、側部に襠部を有する、
    請求項1からのいずれかに記載の吐出容器。
  5. 前記襠部が、パウチの中心側に向かってV字状に折り込まれたシートからなる、
    請求項記載の吐出容器。
  6. 前記第1パウチの下端近傍が斜めに切り欠かれている、
    請求項1からのいずれかに記載の吐出容器。
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