JP6795846B2 - L字型コネクタ - Google Patents
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Description
前記中心コンタクトの一端と中心導体の一端とを電気的に接続するための構造として、特許文献1においては、
(1)前記中心導体の一端にスリ割りを形成し、当該スリ割りにより弾性を有する一端を、前記中心コンタクトの一端に設けた挿通孔に圧入する。
(2)前記中心コンタクトの一端に設けた挿通孔に切りこみを形成し、当該切りこみにより弾性を有する挿通孔に、前記中心導体の一端を圧入する。
(3)前記中心コンタクトの一端に設けた挿通孔と、前記中心導体の一端にそれぞれネジを形成するとともに、前記中心コンタクトの挿通孔に、前記中心導体の一端を螺着する。
(4)前記中心導体の一端に軸方向に切り込みを形成し、当該切り込みにより弾性を有する一端に、前記中心コンタクトの一端を挟持させる。
等といった構造が開示されている。
まず、本発明における第1の実施形態について、図1ないし図13を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施形態を示す斜視図、図2は同じく断面図、図3は同じく分解斜視図、図4は外部導体の斜視図、図5は中心導体の斜視図、図6は接続端側絶縁部材の一方を構成する上部絶縁部材の斜視図、図7は接続端側絶縁部材の他方を構成する下部絶縁部材の斜視図、図8(a)は着脱端側絶縁部材の斜視図、図8(b)は着脱端側絶縁部材の断面図、図9は中心導体を外部導体内に配設する手順を示す説明図、図10は各絶縁部材を外部導体内に挿嵌する手順を示す説明図、図11は各絶縁部材の係合状態を示す斜視図、図12はコネクタ部の断面図、図13は同軸コネクタプラグの組立手順を示す説明図である。
また、コネクタ部10は、例えば、亜鉛合金ダイキャストからなる中空L字状の外部導体20と、前記外部導体20の中心位置に同心状に配設される中心導体30と、前記中心導体30を外部導体20内に保持する絶縁部材40とを備えて構成されている。
また、前記中心導体30は、L字状に形成されていても、そのバネ性を利用して弾性変形させることにより、外部導体20内に容易に配設することができる。
更に、前記外部導体20内に配設された中心導体30を保持する各絶縁部材42〜44は、予め決められた順序で外部導体20内に挿嵌し、接続端側絶縁部材41を構成する下部側の絶縁部材43は係止爪43dが外部導体20の屈曲部内壁と係合することにより、同じく接続端側絶縁部材41を構成する上部側の絶縁部材42は係合溝42cに下部側の絶縁部材43の係合壁43cが係合することにより、着脱端側絶縁部材44は上端部に設けた溝部44fに下部側の絶縁部材43の舌状片43eが係合することにより、それぞれ外部導体20に対して抜脱を防いだ状態で固定することができるとともに、前記中心導体30を、揺動を抑制した状態で外部導体20内に保持することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図14ないし図22を参照しながら説明する。図14は本発明における第2の実施形態を示す斜視図、図15は同じく断面図、図16は入力端子の断面図、図17は外部導体の断面図、図18は中心導体の断面図、図19は着脱端側絶縁部材の断面図、図20は中心導体を外部導体内に配設する際の弾性変形量を示す説明図、図21は入力端子を筐体に取付ける状態を示す説明図、図22は筐体を端子台に取付ける状態を示す説明図である。
また、前記中心導体30Aは、外部導体20Aと同様にL字状に形成されているので、直列ユニット200を構成するに当っては、筐体50内において出力端子51の出力側中心導体54を、入力端子60における外部導体20Aの接続端21側から、前記外部導体20A内に配設した中心導体30Aの出力側挟着部31に挟着すればよい。従って、従来のように、出力側の中心導体と入力側の中心導体とを中継ぎ中心導体を用いて電気的に接続する必要がないので、構造の複雑化や部品点数の増加を抑制したり、作業工数の増加を抑制したりして、コストを削減することができる。しかも、入力端子60を構成する外部導体20Aは、筐体50の背面に設けた挿通孔56から挿入した接続端21に止輪81を嵌着することにより、前記筐体50背面に対して回動可能な状態で、かつ、電気的に接続することができるので、筐体50に対する入力端子60の接続構造も従来に比べ簡素化することが可能となる。
なお、第2の実施形態においては、出力(TV)端子51と入力端子60とを備えた直列ユニット200を一例として説明しているが、例えば、前記出力(TV)端子51及び入力端子60に加えて、入力端子60から入力された信号を他の直列ユニット等へ出力するための出力(中継)端子を備えた直列ユニットにも適用可能であり、この場合、前記出力(中継)端子としても、本発明に係るL字型コネクタを使用することができる。
図23,24に本発明の変形例1を示す。図23は第1の実施形態の変形例を示す断面図、図24は第2の実施形態の変形例を示す断面図である。
第1の実施形態に係るコネクタ部10(L字型コネクタ)は、外部導体20における接続端21側の中心軸と着脱端22側の中心軸とが直交する状態(90°)で交差するように構成されているが、図23に示すように、外部導体20における接続端21側の中心軸と着脱端22側の中心軸とが90°より大きな角度α(例えば、98°)で交差するように構成してもよい。この場合、中心導体30及び着脱端側絶縁部材44は、第2の実施形態における中心導体30A及び着脱端側絶縁部材44Aと同様に形成される。
また、第2の実施形態に係る入力端子60(L字型コネクタ)は、外部導体20Aにおける接続端21側の中心軸と着脱端22側の中心軸とが90°より大きな角度(例えば、98°)で交差するように構成されているが、図24に示すように、外部導体20Aにおける接続端21側の中心軸と着脱端21側の中心軸とが直交する状態(90°)で交差するように構成してもよい。この場合、中心導体30A及び着脱端側絶縁部材44Aは、第1の実施形態における中心導体30及び着脱端側絶縁部材44と同様に形成される。
図25〜29に本発明の変形例2を示す。図25は本発明の変形例2における下部側の絶縁部材を示す斜視図、図26は同じく着脱端側絶縁部材の斜視図、図27は変形例2における各絶縁部材を外部導体内に挿嵌する手順を示す説明図、図28は変形例2における各絶縁部材の係合状態を示す説明図、図29は変形例2の断面図である。
本発明においては、接続端側絶縁部材41における下部側の絶縁部材43に、外部導体20(20A)の屈曲部内壁と係合する係止爪43dと、着脱端側絶縁部材44(44A)の上端側に形成される溝部44fに係合する舌状片43eとを設けるようにしているが、例えば、図25,26に示すように、着脱端側絶縁部材44(44A)に外部導体20(20A)の屈曲部内壁と係合する係止爪44hと、接続端側絶縁部材41における下部側の絶縁部材43の後端に突設した舌状片44eの側面に形成した溝部43gに係合する舌片44iとを設けるようにしてもよい。
即ち、変形例2に係る下部側の絶縁部材43は、図25に示すように、下部中央に設けられていた係止爪を無くす一方、後端に突設した一対の舌状片43e,43eの側面に溝部43gをそれぞれ形成する。また、変形例2に係る着脱端側絶縁部材44(44A)は、図26に示すように、上端に設けられていた上端壁を無くして上端部を大きく開口する一方、外周壁44cの上端には前記下部側の絶縁部材43の後端に突設した一対の舌状片43e,43eの側面に形成されている溝部43gに係合する一対の舌片44i,44iを上向きに突設するとともに、外周壁44cの上端側には外部導体20(20A)の屈曲部内壁と向き合う位置に係止爪44hを形成している。
図30に本発明の変形例3を示す。図30は本発明の変形例3を示す断面図である。
本発明においては、外部導体20(20A)の着脱端22側の外周に、ネジ部22a(221)を設けるようにしているが、図30に示すように、ワンタッチ装着具90を設けるようにしてもよい。図30に示すように、外部導体20(20A)の着脱端12側にワンタッチ装着具90を設けるに当たり、着脱端22側における外部導体20(20A)、絶縁部材44(44A)及び中心導体30(30A)の長さは、ネジ部22a(221)を設ける場合の約半分程度の長さとなっている。また、ワンタッチ装着具90は、同軸ケーブルの先端部が挿入される挿入筒91と、前記挿入筒91を着脱端22の下面との間において挟持した状態で、前記着脱端22の外周に固定される固定筒92と、前記固定筒92の外側に上下動可能に挿着される可動筒93とを備えて構成されており、前記固定筒92は固定リング94を用いて着脱端22の外周に固定される。95は固定筒92の下端部に設けられ、可動筒93の操作により同軸ケーブルの外被に食い込む固定爪である。
本発明において、外部導体20,20Aは中空円筒状に形成されており、また、前記外部導体20,20A内に挿嵌される各絶縁部材42,43,44,44Aも半円形状もしくは円筒状に形成されているが、例えば、前記外部導体20,20Aを中空角筒状に形成するとともに、前記各絶縁部材42,43,44,44Aを半多角形状もしくは角筒状に形成するようにしてもよい。
2 接続ナット
4 コンタクト
5 スペーサ
10 コネクタ部
20,20A 外部導体
21 接続端
22 着脱端
30,30A 中心導体
31,32 挟着部
40 絶縁部材
41 接続端側絶縁部材
42 上部側の絶縁部材
42c 係合溝
43 下部側の絶縁部材
43c 係合壁
43d 係止爪
43e 舌状片
43g 溝部
44 着脱端側絶縁部材
44c 外周壁
44d 上端壁
44e 開口部
44f 溝部
44h 係止爪
44i 舌片
50 筐体
51 出力端子
52 外部導体
53 絶縁部材
54 中心導体
60 入力端子
70 端子台
80 バネワッシャ
81 止輪
90 ワンタッチ装着具
100 同軸コネクタプラグ
200 直列ユニット
Claims (1)
- 予めL字状に屈曲形成され、一方端に接続端を、他方端に着脱端をそれぞれ設けた金属からなる中空筒状の外部導体と、前記外部導体の中心位置に同心状に配設される中心導体と、前記中心導体を外部導体内において保持する絶縁部材とを備えてなるL字型コネクタであって、
前記外部導体は、接続端側の中心軸と着脱端側の中心軸とが90°もしくはそれよりも大きな角度で交差する状態で屈曲形成されており、
前記中心導体は、外部導体と同形状に曲成されたバネ性を有する金属片の両端部にクランプ状の挟着部を設けてなり、
前記絶縁部材は、前記外部導体の接続端側において中心導体を挟み込むような状態で保持する一対の絶縁部材からなる接続端側絶縁部材と、外部導体の着脱端側において中心導体を内部に収納した状態で保持する筒状の着脱端側絶縁部材から構成されており、
前記中心導体は外部導体の開口部から挿入するとともに、そのバネ性を利用して弾性変形させながら押し込むことにより前記外部導体内に配設され、
前記中心導体を外部導体内に配設した状態で、前記接続端側絶縁部材を構成する一対の絶縁部材をそれぞれ外部導体の接続端側における開口部から、前記着脱端側絶縁部材を外部導体の着脱端側における開口部から、予め決められた順序で挿嵌し、前記接続端側絶縁部材を構成する一方の絶縁部材、または、着脱端側絶縁部材のいずれか一方と外部導体の屈曲部内壁を係合させ、前記一方の絶縁部材の前端側と接続端側絶縁部材を構成する他方の絶縁部材の前端側を係合させ、前記一方の絶縁部材の後端と着脱端側絶縁部材の上端側を係合させることで、前記各絶縁部材を外部導体に対して抜脱を阻止した状態で固定するとともに、前記中心導体を外部導体内に揺動を阻止した状態で保持するようにしたことを特徴とするL字型コネクタ。
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JP2017183264A JP6795846B2 (ja) | 2017-09-25 | 2017-09-25 | L字型コネクタ |
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2017
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