JP6795528B2 - 軸部材のフレッティング疲労低減構造、軸部材、軸部材の設計方法およびフレッティング疲労強度試験装置 - Google Patents

軸部材のフレッティング疲労低減構造、軸部材、軸部材の設計方法およびフレッティング疲労強度試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、軸部材が、直径dの非圧入部と、直径dよりも大きい直径Dの圧入部とを備え、前記圧入部の外周面が他部材の圧入孔の内周面に圧入される軸部材のフレッティング疲労低減構造と、その疲労低減構造が適用される軸部材と、その軸部材の設計方法と、その軸部材のフレッティング疲労強度を試験するフレッティング疲労強度試験装置とに関する。
フレッティングとは、面圧が作用している機械の部品どうしの接触面間において、摩擦力を伴った微小な相対滑り(数μm〜数十μm)が繰り返し生じる現象であり、このフレッティングにより部品の表面が疲労してクラックが発生し、部品の疲労強度を大きく低下させる問題がある。
下記非特許文献1には、鉄道車両の車軸が車輪に圧入される圧入部のフレッティング疲労が開示されている。図12に示すように、車軸に曲げ荷重が繰り返し入力すると、車軸および車輪の圧入部の軸方向中間部分は相対滑りが発生しない固着領域となるが、圧入部の軸方向両端部分は相対滑りが発生する滑り領域となり、固着領域および滑り領域の境界にフレッティング疲労によるクラックが発生するとされている。
また下記特許文献1には、試験片の表面に接触片を接触させた状態で、試験片に高周波捩じり振動を入力してフレッティング疲労を発生させるフレッティング疲労強度試験装置において、接触片を外部構造物に固定して試験片の表面に接触させるのではなく、接触片を試験片の表面に接触状態で直接支持したものが記載されている。このフレッティング疲労強度試験装置によれば、試験片が接触片を接触する部分に固着領域および滑り領域の両方を発生させ、試験片のフレッティング疲労強度を精度良く測定できるとされている。
新幹線車両用車軸の疲労特性 新日鉄住金技報 第395号(2013年) 第56ページ〜第63ページ
特開2015−190874号公報
上記非特許文献1には、車軸および車輪の圧入部に発生するフレッティング疲労を、車軸の高周波焼入れの改良や、車軸および車輪の圧入部の嵌め合い形状の改良により低減する技術が開示されているが、車輪に圧入される車軸の外周面に簡単な加工を施すだけでフレッティング疲労を低減することができれば、従来の車軸に大きな設計変更を加える必要がなくなってコストダウンに寄与することができる。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、軸部材の圧入部に発生するフレッティング疲労を低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、軸部材が、直径dの非圧入部と、直径dよりも大きい直径Dの圧入部とを備え、前記圧入部の外周面が他部材の圧入孔の内周面に圧入される軸部材のフレッティング疲労低減構造であって、前記圧入部の外周面に多数の溝に囲まれた多数の突出部が形成され、前記突出部の最大幅が16μm以下であることを特徴とする軸部材のフレッティング疲労低減構造が提案される。
た請求項に記載された発明によれば、請求項1に記載の軸部材であって、前記圧入部の外周面の最大許容剪断応力τ1と、前記非圧入部の外周面の最大許容剪断応力τ2とから算出したD/d=(τ2/τ1)1/3 の値が、1.1以下かつ最大許容剪断応力τ1が最大になる値以上になるように前記溝および前記突出部の形状を設定したことを特徴とする軸部材が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1に記載の軸部材の設計方法であって、前記圧入部の外周面の最大許容剪断応力τ1を測定する工程と、前記非圧入部の外周面の最大許容剪断応力τ2を測定する工程と、前記圧入部および前記非圧入部の直径比D/dを、D/d=(τ2/τ1)1/3 により算出する工程と、前記直径比D/dの値が1.1以下かつ最大許容剪断応力τ1が最大になる値以上になるように前記溝および前記突出部の形状を調整する工程とを含むことを特徴とする軸部材の設計方法が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1に記載の軸部材のフレッティング疲労強度を試験するフレッティング疲労強度試験装置であって、前記軸部材に相当する試験片の外周面に接触するように該試験片に固定される接触片と、前記試験片に高周波振動を加える加振装置と、前記試験片の変位からクラックの発生を検出する変位検出センサとを備えることを特徴とするフレッティング疲労強度試験装置が提案される。
請求項1の構成によれば、軸部材が、直径dの非圧入部と、直径dよりも大きい直径Dの圧入部とを備え、圧入部の外周面が他部材の圧入孔の内周面に圧入される軸部材のフレッティング疲労低減構造であって、圧入部の外周面に多数の溝に囲まれた多数の突出部が形成されるので、フレッティングにより圧入部の突出部に発生したピッチングが溝に阻止されてクラックに伸展することが阻止され、軸部材のフレッティング疲労に対する耐久性が向上する。
また、突出部の最大幅が16μm以下であるので、突出部に発生したピッチングの伸展を確実に阻止して軸部材の圧入部の耐久性を高めることができる。
また請求項の構成によれば、圧入部の外周面の最大許容剪断応力τ1と、非圧入部の外周面の最大許容剪断応力τ2とから算出したD/d=(τ2/τ1)1/3 の値が、1.1以下かつ最大許容剪断応力τ1が最大になる値以上になるように溝および突出部の形状を設定したので、軸部材の圧入部のフレッティング疲労強度を溝および突出部により効果的に高めながら、非圧入部の疲労強度に対して圧入部の疲労強度が過剰になるのを防止し、圧入部および非圧入部の直径比D/dを最小に抑えて軸部材の小型軽量化を図ることができる。
また請求項の構成によれば、圧入部の外周面の最大許容剪断応力τ1を測定する工程と、非圧入部の外周面の最大許容剪断応力τ2を測定する工程と、圧入部および非圧入部の直径比D/dを、D/d=(τ2/τ1)11/3 により算出する工程と、直径比D/dの値が1.1以下かつ最大許容剪断応力τ1が最大になる値以上になるように溝および突出部の形状を調整する工程とを含むので、軸部材の圧入部のフレッティング疲労強度を溝および突出部により効果的に高めながら、非圧入部の疲労強度に対して圧入部の疲労強度が過剰になるのを防止し、圧入部および非圧入部の直径比D/dを最小に抑えて軸部材の小型軽量化を図ることができる。
また請求項の構成によれば、軸部材に相当する試験片の外周面に接触するように該試験片に固定される接触片と、試験片に高周波振動を加える加振装置と、試験片の変位からクラックの発生を検出する変位検出センサとを備えるので、試験片に接触片が接触する部分に固着領域および滑り領域の両方を確実に発生させ、試験片のフレッティング疲労強度を精度良く測定することができる。
圧入により結合された軸部材および他部材の縦断面図および横断面図である。 圧入部の突出部の幅とクラックの長さとの関係を示すグラフである。 第1の実施の形態にかかる試験片の形状を示す図である。 図3の試験片の製造方法を示す図である。 第2の実施の形態にかかる試験片を示す図である。 図5の実施の形態の試験片の製造方法を示す図である。 第3の実施の形態にかかる試験片の製造方法を示す図である。 フレッティング疲労強度試験装置を示す図である。 超音波フレッティング試験による最大許容剪断応力の測定結果を示すグラフである。 車軸の直径比D/dと最大許容剪断応力との関係を示すグラフである。 軸部材の設計方法を示すフローチャートである。 車輪に圧入された車軸を示す図である。
以下、図1〜図12に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1(A)に模式的に示すように、従来の鉄道車両の車軸のような軸部材11は、その両端に位置する直径Dの圧入部12,12と、両圧入部12,12に挟まれた直径dの非圧入部13とを備えており、各々の圧入部12の外周面には例えば車輪のような他部材14の中心の圧入孔14aの内周面が圧入により固定される。他部材14の圧入孔14aに圧入される軸部材11の圧入部12の外周面は、繰り返し入力される荷重によりフレッティング疲労し、微細なピッチングが生じ易くなる表面劣化層12aが形成される。表面劣化層12aのピッチングがクラックに成長すると、軸部材11の強度が著しく損なわれるため、圧入部12の外周面には、表面劣化層12aのピッチングがクラックに成長するのを抑制するための加工が施される。
フレッティング疲労する圧入部12は、フレッティング疲労しない非圧入部13に比べて強度が低下するため、圧入部12および非圧入部13の強度が均等になるように、圧入部12の直径Dは非圧入部13の直径dよりも大きく設定される。直径比D/dはフレッティング疲労による圧入部12の強度低下を表す指標であり、直径比D/dが1のときは、圧入部12がフレッティング疲労の影響を全く受けない理想的な状態に相当し、直径比D/dが1よりも大きくなるほど、圧入部12がフレッティング疲労の影響を大きく受けることになる。
図1(B)および図1(C)に模式的示すように、本実施の形態では軸部材11の圧入部12の外周面に、周方向および軸方向に延びて相互に交差する多数の溝12b…が形成されており、これらの溝12b…に囲まれた多数の突出部12c…の頂部が他部材14の圧入孔14aの内周面に当接する。溝12b…の深さは表面劣化層12aの厚さよりも大きく、よって溝12b…の底部は表面劣化層12aの底部を超えて圧入部12の内部に達している。なお、図1では誇張して大きく描かれているが、表面劣化層12aの厚さ、溝12b…の幅、突出部12c…の幅は数μm〜数十μm程度の大きさである。
図1(A)に示すように、仮に圧入部12に溝12b…および突出部12c…が存在しないと、圧入部12の表面劣化層12aに発生したピッチングが表面劣化層12aを突き抜けて圧入部12の内部に伸展し、クラックに成長して圧入部12の強度を低下させることになる。
一方、図1(B)および図1(C)に示すように、圧入部12に溝12b…および突出部12c…が存在すると、圧入部12の表面劣化層12aに発生したピッチングは突出部12c…の側面から溝12b…に達してそれ以上伸展できなくなるため、クラックへの成長が阻止されて圧入部12の強度低下が抑制される。
図2は、軸部材11の圧入部12の突出部12c…の最大幅とクラックの長さとの関係を示すグラフである。
横軸は初期摩耗後の突出部12c…の最大幅であり、縦軸は突出部12c…に発生するクラックの長さである。同図から明らかなように、突出部12c…の最大幅が16μmを超えるとクラックが発生するが、突出部12c…の最大幅が16μm以下の場合にはクラックが全く発生していないことが分かる。
初期摩耗後の突出部12c…の最大幅を16μm以下にするとクラックの発生を阻止できる理由は、幅の狭い突出部12c…の頂部にピッチングが生じても、そのピッチングは突出部12c…の頂部の幅が狭いために深さ方向に伸展せず、頂部に沿って伸展しても突出部12c…の端部で止まってそれ以上の伸展が阻止され、頂部のピッチングは他部材14との接触により削り取られて消失するためである。やがて突出部12c…の頂部と他部材14との間になじみがつくと、平均ヘルツ面圧が低下してピッチングが発生し難くなる。また突出部12c…の頂部が摩耗して面粗度が非常に良くなるため、潤滑性が向上してそれ以上の摩耗の進行が停止する。
次に、図3〜図7に基づいてフレッティング疲労特性を試験するための試験片21について説明する。
図3に示すように、ダンベル状の試験片21は、中央部が一定直径を有する丸棒状に形成された軸部22と、軸部22の両端から膨出する一対の頭部23,23とを備えており、軸部22の外周面に多数の溝22a…および多数の突出部22b…が形成される。試験片21の溝22a…および突出部22b…は、上述した軸部材11の溝12b…および突出部12c…に対応するものであり、フレッティングにより発生したピッチングがクラックに成長するのを阻止する機能を有している。
この試験片21を製造するには、先ず図4(A)に示すように、軸部22の外周面に複数の環状の逃げ溝22c…を加工する。続いて、図4(B)に示すように、軸部22の外周面に、平坦な外周面を有するバックアップローラ24と、外周面に多数の突起25a…を有する平歯車状の転造ローラ25とを押し付けて回転させることで、隣接する逃げ溝22c…に挟まれた領域に多数の平行な溝22a…と、多数の長方形状の突出部22b…とを形成する。このとき、転造ローラ25により溝22a…から押し出された材料は逃げ溝22c…に逃がされる。
図5は試験片21の他の実施の形態を示すもので、この試験片21は多数のメッシュ状の溝22a…と、多数の菱形状の突出部22b…と備える。この試験片21を製造するには、先ず図6(A)に示すように、軸部22の外周面に複数の環状の逃げ溝22c…を加工する。続いて、図6(B)に示すように、軸部22の外周面に、一方向に傾斜する多数の突起26a…を有する斜歯歯車状の外周面を有する転造ローラ26と、他方向に傾斜する多数の突起27a…を有する斜歯歯車状の転造ローラ27とを押し付けて回転させることで、隣接する逃げ溝22c…に挟まれた領域に多数のメッシュ状の溝22a…と、多数の菱形状の突出部22b…とを形成する。このとき、転造ローラ26,27により溝22a…から押し出された材料は逃げ溝22c…に逃がされる。
試験片21の製造方法の他の実施の形態として、図7に示すように、軸部22および一対の頭部23,23を別部材で構成し、溝22a…および突出部22b…を形成した軸部22の両端に一対の頭部23,23を圧入により固定しても良い。
なお、図3〜図7では誇張して大きく描かれているが、溝22a…の幅、突出部22b…の幅、逃げ溝22c…の幅は数μm〜数十μm程度の大きさである。
図8は、試験片21のフレッティングによる強度低下を測定するためのフレッティング疲労強度試験装置を示すものである。一対の板状のパッド31,31の相互に対向する内面中央部に、試験片21の軸部22に接触可能な一対の接触片32,32が固定される。一対のパッド31,31の両端部を貫通する一対のボルト33,33にナット34,34を螺合して締結することで、接触片32,32が試験片21の軸部22に所定の荷重で押し付けられる。高周波捩じり振動を発生する加振装置35が試験片21の上側の頭部23に接続されており、捩じり変位を検出する一対の変位検出センサ36,36が、試験片21の一対の頭部23,23に対向するように配置される。
試験片21および接触片32は、例えば前記軸部材11および前記他部材14に対応するもので、それらの材質や、溝22a…および突出部22b…の形状は、前記軸部材11および前記他部材14と同じに設定される。
試験片21の軸部22を挟むように一対の接触片32,32を固定した状態で、加振装置35で試験片21の上側の頭部23に高周波捩じり振動を入力すると、試験片21の軸部22が捩じり振動して接触片32,32との間に相対滑りが発生し、試験片21の軸部22がフレッティング疲労する。このとき、試験片21の軸部22の捩じれ角は一対の変位検出センサ36,36の出力から検出されるが、検出された捩じれ角が急激に増加したときに、フレッティングにより発生したピッチングがクラックに成長し、試験片21が疲労限界に達したと判断される。このときの試験片21の軸部22の外周面の剪断応力は、試験片21に加えられるトルクと、試験片21の軸部22の直径とから算出される。
接触片32,32がフレームのような固定部に支持されていると仮定すると、試験片21および接触片32,32の接触部の全域が滑り領域となってしまい、固着領域および滑り領域が共存する状態を実現することが困難になってクラックの発生を精度良く検出できなくなる。一方、本実施の形態によれば、接触片32,32を試験片21に直接支持したことにより、試験片21および接触片32,32の接触部に固着領域および滑り領域を共存させ、固着領域および滑り領域の境界部におけるクラックの発生を精度良く検出することができる。
溝22a…および突出部22b…を有する試験片21の疲労限界を検証するために、このフレッティング疲労強度試験装置により、溝22a…および突出部22b…を有しない試験片21のフレッティング疲労限界を測定可能である。また接触片32,32を取り外すことで、溝22a…および突出部22b…を有しない試験片21のフレッティングを伴わない単純な捩じり疲労限界を測定可能である。
さて、軸部材11の圧入部12の外周面はフレッティング疲労により強度が低下するため、軸部材11全体の強度を最大限に確保するには、圧入部12の直径Dは非圧入部13の直径dよりも大きく設定する必要がある。しかしながら、圧入部12の直径Dをむやみに大きくすることは、軸部材11の重量や寸法が増加するために望ましくない。そこで、圧入部12に溝12b…および突出部12c…を形成してフレッティング疲労を低減した上で、圧入部12の直径Dを必要最小限に抑えて、つまり直径比D/dをできるだけ小さくして軸部材11の重量や寸法を低減することが望ましい。
直径Dを有する軸部材11の圧入部12にトルクTを加えたとき、その外周面における剪断応力τ1は、τ1=16T/πD3 で与えられる。また直径dを有する軸部材11の非圧入部13にトルクTを加えたとき、その外周面における剪断応力τ2は、τ2=16T/πd3 で与えられる。軸部材11の圧入部12および非圧入部13は一体に連続していて同じトルクTが作用するため、直径比D/dは、D/d=(τ2/τ1)1/3 で与えられる。すなわち、圧入部12の外周面の最大許容剪断応力τ1と、非圧入部13の外周面の最大許容剪断応力τ2とをD/d=(τ2/τ1)1/3 の式に適用すれば、非圧入部13にクラックが発生するのと同時に圧入部12にクラックが発生する直径比D/d、つまり圧入部12の直径Dが無駄に大きくない最小の直径比D/dを得ることができる。
図9のグラフは、上記フレッティング疲労強度試験による試験片の最大許容剪断応力の測定結果を示すもので、横軸は試験片に加える振動のサイクル数であり、縦軸は試験片にクラックが発生したときの剪断応力(最大許容剪断応力)である。■印および●印は、試験片がフレッティング疲労を伴わない単純な捩じり疲労を受けた場合の最大許容剪断応力を示し、■印は試験片に浸炭窒化処理および微粒子ショットピーニング処理(WPC)の両方を施したものであり、●印は試験片に浸炭処理だけを施したものである。また□印および○印は、試験片がフレッティング疲労を伴う捩じり疲労を受けた場合の最大許容剪断応力を示し、□印は試験片に浸炭窒化処理および微粒子ショットピーニング処理(WPC)の両方を施したものであり、○印は試験片に浸炭処理だけを施したものである。
浸炭窒化処理および微粒子ショットピーニング処理の両方を施した試験片の最大許容剪断応力は、単なる捩じり疲労を受けた場合(■印)は900MPaであるのに対し、フレッティング疲労を伴う捩じり疲労を受けた場合(□印)は480MPaに低下している。また浸炭処理だけを施した試験片の最大許容剪断応力は、単なる捩じり疲労を受けた場合(●印)は750MPaであるのに対し、フレッティング疲労を伴う捩じり疲労を受けた場合(○印)は440MPaに低下している。
この試験結果をD/d=(τ2/τ1)1/3 の式に適用すると、浸炭窒化処理および微粒子ショットピーニング処理の両方を施した試験片の直径比D/dは1.19となり、また浸炭処理だけを施した試験片の直径比D/dは1.20となる。
図10は、図12で説明した鉄道車両の軸部材11を他部材14に圧入した圧入部12の最大許容剪断応力を示すグラフであり、横軸は直径比D/dを示し、縦軸は圧入部12にクラックが発生するときの最大許容剪断応力を示している。
図10に実線で示すように、圧入部12の直径Dの増加、すなわち直径比D/dの増加に伴って圧入部12の最大許容剪断応力は増加しており、非圧入部13の最大許容剪断応力(直径比D/d=1のときの圧入部12の最大許容剪断応力)は70MPaであり、圧入部12の最大許容剪断応力は124MPaであることが読み取れる。非圧入部13の最大許容剪断応力=70MPaと、圧入部12の最大許容剪断応力=124MPaとをD/d=(τ2/τ1)1/3 の式に適用すると直径比D/d=1.20となり、グラフから読み取れる直径比D/d=1.15とほぼ一致することがわかる。
次に、直径比D/dを最小にして軸部材11の小型軽量化を図るための設計方法を、図11のフローチャートに基づいて説明する。
先ずステップS1で、溝12b…および突出部12c…を有しない軸部材11の圧入部12を模した試験片21をフレッティング疲労強度試験装置にかけ、フレッティング疲労を発生させた状態で最大許容剪断応力τ1´を測定する。続くステップS2で、軸部材11の非圧入部13を模した試験片21をフレッティング疲労強度試験装置にかけ、フレッティング疲労を発生させずに単純捩じり疲労だけを発生させた状態で最大許容剪断応力τ2を測定する。前記ステップS2ではフレッティング疲労を発生させる必要がないため、試験片21に接触片32,32を接触させる必要はない。続くステップS3で、最大許容剪断応力τ1´および最大許容剪断応力τ2から直径比(D/d)´を算出する。この直径比(D/d)´は溝12b…および突出部12c…を有しない比較例の軸部材11(図1(A)参照)の直径比に相当する。
続くステップS4で、溝12b…および突出部12c…を有する軸部材11の圧入部12を模した試験片21をフレッティング疲労強度試験装置にかけ、フレッティング疲労を発生させた状態で最大許容剪断応力τ1を測定する。続くステップS5で、最大許容剪断応力τ1および最大許容剪断応力τ2から直径比(D/d)を算出する。この直径比(D/d)は溝12b…および突出部12c…を有する実施の形態の軸部材11の直径比に相当する(図1(B)および図1(C)参照)。
続くステップS6で、比較例の直径比(D/d)´および実施の形態の直径比(D/d)を比較し、(D/d)≦(D/d)´が成立すればステップS7に移行し、成立しなければステップS8に移行する。(D/d)≦(D/d)´が成立しない場合とは、溝12b…および突出部12c…を有しない比較例の軸部材11の疲労強度が、溝12b…および突出部12c…を有する実施の形態の軸部材11の疲労強度以上となる場合であり、溝12b…および突出部12c…の設計が不適切で効果を発揮しない場合に相当する。
その場合には、ステップS8で、試験片21の溝の形状、深さ、角度、ピッチ等あるいは突出部の形状、面積等を変更し、前記ステップS4〜ステップS6を繰り返す。その結果、前記ステップS6で(D/d)≦(D/d)´が成立すれば、比較例に対して実施の形態の疲労強度が向上したと判断し、ステップS7に移行する。
そしてステップS7で、(D/d)≦閾値が成立しなければ、溝および突出部による疲労強度の向上が不充分であると判断し、前記ステップS8で溝および突出部の性状を更に変更した後に、前記ステップS4〜ステップS7を更に繰り返す。その結果、(D/d)≦閾値が成立すれば、疲労強度の向上が充分に達成されたと判断して本ルーチンを終了する。
図10に実線で示すように、従来の鉄道車両の軸部材11を他部材14に圧入した圧入部12の最大許容剪断応力τは、直径比(D/d)の増加に応じて増加するが、直径比(D/d)が1.1に達するとτ=124MPaにサチュレートしてそれ以上増加しなくなる。破線は上記設計方法により溝12b…および突出部12c…の形状を最適化した本実施の形態の特性を示すもので、最大許容剪断応力τは直径比(D/d)の増加に応じて増加するが、直径比(D/d)が従来例の1.1よりも小さい(D/d)min でτ=124MPaにサチュレートしてそれ以上増加しなくなる。よって、直径比(D/d)が1.1以下、かつ(D/d)min となるように溝12b…および突出部12c…の形状を最適化することで、従来例に対して直径比(D/d)を小さくして軸部材11を小型軽量化することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、軸部材11の圧入部12のフレッティング疲労強度を溝12b…および突出部12c…により効果的に高めながら、非圧入部13の疲労強度に対して圧入部12の疲労強度が過剰になるのを防止し、圧入部12および非圧入部13の直径比D/dを最小に抑えて軸部材11の小型軽量化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明の軸部材11および他部材14は鉄道車両の車軸および車輪に限定されるものではない。
また本発明の軸部材の溝および突出部の寸法、形状、数等は実施の形態に限定されるものではない。
11 軸部材
12 圧入部
12b 溝
12c 突出部
13 非圧入部
14 他部材
14a 圧入孔
21 試験片
32 接触片
35 加振装置
36 変位検出センサ

Claims (4)

  1. 軸部材(11)が、直径dの非圧入部(13)と、直径dよりも大きい直径Dの圧入部(12)とを備え、前記圧入部(12)の外周面が他部材(14)の圧入孔(14a)の内周面に圧入される軸部材のフレッティング疲労低減構造であって、
    前記圧入部(12)の外周面に多数の溝(12b)に囲まれた多数の突出部(12c)が形成され、前記突出部(12c)の最大幅が16μm以下であることを特徴とする軸部材のフレッティング疲労低減構造。
  2. 請求項1に記載の軸部材(11)であって、
    前記圧入部(12)の外周面の最大許容剪断応力τ1と、前記非圧入部(13)の外周面の最大許容剪断応力τ2とから算出したD/d=(τ2/τ1)1/3 の値が、1.1以下かつ最大許容剪断応力τ1が最大になる値以上になるように前記溝(12b)および前記突出部(12c)の形状を設定したことを特徴とする軸部材。
  3. 請求項1に記載の軸部材(11)の設計方法であって、
    前記圧入部(12)の外周面の最大許容剪断応力τ1を測定する工程と、前記非圧入部(13)の外周面の最大許容剪断応力τ2を測定する工程と、前記圧入部(12)および前記非圧入部(13)の直径比D/dを、D/d=(τ2/τ1)1/3 により算出する工程と、前記直径比D/dの値が1.1以下かつ最大許容剪断応力τ1が最大になる値以上になるように前記溝(12b)および前記突出部(12c)の形状を調整する工程とを含むことを特徴とする軸部材の設計方法。
  4. 請求項1に記載の軸部材(11)のフレッティング疲労強度を試験するフレッティング疲労強度試験装置であって、
    前記軸部材(11)に相当する試験片(21)の外周面に接触するように該試験片(21)に固定される接触片(32)と、前記試験片(21)に高周波振動を加える加振装置(35)と、前記試験片(21)の変位からクラックの発生を検出する変位検出センサ(36)とを備えることを特徴とするフレッティング疲労強度試験装置。
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