JP6794893B2 - ガスクロマトグラフ - Google Patents
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Description
図7は、従来のガスクロマトグラフの開閉扉100、及び、その周辺の部材を示した断面図である。
そのため、開閉扉における回動軸側と反対側の端部と、カラムオーブンとの間で隙間が生じる状態が維持されることを抑制できる。
その結果、開閉扉がわずかに開いた状態で分析動作が開始されることを抑制できる。
そのため、断熱材に対して、押圧部から安定した力を付与できる。
また、1対の固定部が開閉扉に固定されるため、板ばねを安定した状態で固定できる。
そのため、開閉扉を閉じるために必要な力を小さくでき、開閉扉を閉じる際の作業者の負担を小さくできる。
(7)また、前記第2折曲部は、前記第1折曲部よりも前記押圧部側に位置してもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るガスクロマトグラフ1の構成例を示した概略図である。図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。
カラム2は、例えば、キャピラリカラムからなる。カラム2は、ヒータ及びファンなど(いずれも図示せず)とともにカラムオーブン3内に収容されている。
ガス供給流路6は、試料導入部4の試料気化室内にキャリアガスを供給するための流路である。
図3は、ガスクロマトグラフ1の開閉扉11、及び、その周辺の部材を示した断面図であって、開閉扉が開いた状態を示している。図3では、ガスクトマトグラフ1を上方側から見た状態の断面図を示している。
開閉扉11は、平板部111と、1対の取付部112とを備えている。
平板部111は、側面視矩形状の平板状に形成されており、所定の厚みを有している。
1対の取付部112は、平板部111の両端部の内面(開口部32A側の面)に設けられている。
板ばね13は、長尺な板状の部材であって、例えば、金属からなる。板ばね13は、板状の部材が複数箇所で折り曲げられた形状を有している。板ばね13は、1対の固定部131と、1対のばね部132と、押圧部133とを備えている。
厚み方向(図4の上下方向)において、押圧部133は、1対の固定部131とほぼ同じ位置、又は、1対の固定部131よりも他方側(図4における上方側)に位置している。
押圧部材14は、開閉扉11に固定された板ばね13に取り付けられてる。押圧部材14は、保持部材141と、扉側断熱材142とを備えている。
図6は、ガスクロマトグラフ1の開閉扉11、及び、その周辺の部材を示した断面図であって、開閉扉11が回転して、扉側断熱材142が本体側断熱材33に当接する当初の状態を示している。
なお、角度βは、例えば、8〜15°であり、好ましくは、10°である。
(1)本実施形態によれば、ガスクロマトグラフ1では、開閉扉11における回転軸B側と反対側の端部と、カラムオーブン3との間で隙間が生じている場合には、開閉扉11に対して板ばね13からの弾性力が付与される。そして、開閉扉11は、開口部32Aの開放を認識可能な位置まで(角度βが8°以上の所定角度になるまで)、開口部32Aから離間するように変位(回転)する。
その結果、開閉扉11がわずかに開いた状態で分析動作が開始されることを抑制できる。
よって、開閉扉11がわずかに開いた状態、すなわち、カラムオーブン3の密着面34と、扉側断熱材142の閉塞面142Aとがなす角度βが所定角よりも小さい角度になる状態が維持されることを抑制できる。
そのため、扉側断熱材142に対して、板ばね13の押圧部133から安定した力を付与できる。
また、板ばね13は、1対の固定部131が取付部112に取り付けられることで、開閉扉11に対して固定される。
そのため、板ばね13を安定した状態で固定できる。
5.変形例
2 カラム
3 カラムオーブン
11 開閉扉
13 板ばね
32A 開口部
33 本体側断熱材
34 密着面
131 固定部
132 ばね部
133 押圧部
134 第1折曲部
135 第2折曲部
136 境界
137 取付位置
142 扉側断熱材
142A 閉塞面
Claims (5)
- 開口部を有し、内部にカラムが収容されるカラムオーブンと、
回動軸を中心に回動することにより前記開口部を開閉する開閉扉と、
前記開閉扉における前記開口部側に設けられ、前記開閉扉を閉じた状態で前記開口部を閉塞する断熱材と、
前記開閉扉に設けられ、前記開閉扉を閉じる際に前記断熱材から受ける力により変形し、変形した状態で前記開閉扉が閉じられることによって、前記断熱材を前記開口部側に押圧する弾性体とを備え、
前記開閉扉は、前記回動軸側と反対側の端部と、前記カラムオーブンとの間で隙間が生じる場合に、前記弾性体からの力を受けて、前記開口部の開放を認識可能な位置まで前記開口部から離間するように変位し、
前記弾性体は、板ばねからなり、
前記板ばねの両端部に形成され、前記開閉扉に固定される1対の固定部と、
前記板ばねの中央部に形成され、前記開閉扉が閉じられた状態で前記断熱材を押圧する押圧部と、
前記1対の固定部と前記押圧部との間に形成され、前記開閉扉が閉じられる際に変形する1対のばね部とを有し、
前記カラムオーブンにおける前記開口部が形成された面と前記断熱材における前記開口部側の面とがなす角度が所定角度になるまで前記開閉扉が閉じられた状態で、前記1対のばね部と前記押圧部との境界を結ぶ直線が、前記開閉扉に対する前記1対の固定部の取付位置を結ぶ直線よりも前記開口部側に位置することを特徴とするガスクロマトグラフ。 - 前記弾性体は、前記カラムオーブンにおける前記開口部が形成された面と前記断熱材における前記開口部側の面とがなす角度が、8°以上の所定角度になるまで前記開閉扉が閉じられたときに、前記断熱材から受ける力により変形することを特徴とする請求項1に記載のガスクロマトグラフ。
- 各ばね部は、少なくとも2つの折曲部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のガスクロマトグラフ。
- 前記少なくとも2つの折曲部には、鋭角で折り曲げられた第1折曲部と、前記第1折曲部とは逆方向に鈍角で折り曲げられた第2折曲部とが含まれることを特徴とする請求項3に記載のガスクロマトグラフ。
- 前記第2折曲部は、前記第1折曲部よりも前記押圧部側に位置することを特徴とする請求項4に記載のガスクロマトグラフ。
Priority Applications (1)
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JP2017058675A JP6794893B2 (ja) | 2017-03-24 | 2017-03-24 | ガスクロマトグラフ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017058675A JP6794893B2 (ja) | 2017-03-24 | 2017-03-24 | ガスクロマトグラフ |
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JP2018162972A JP2018162972A (ja) | 2018-10-18 |
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JP2017058675A Active JP6794893B2 (ja) | 2017-03-24 | 2017-03-24 | ガスクロマトグラフ |
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JP (1) | JP6794893B2 (ja) |
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2017
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JP2018162972A (ja) | 2018-10-18 |
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