JP6794187B2 - 液体塗布ユニットおよび液体塗布装置 - Google Patents

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本発明は、液体塗布ユニットおよび液体塗布装置に関し、塗布針を用いて対象物に液体材料を塗布するための液体塗布ユニットおよび液体塗布装置に関する。
RFIDタグなどの微細な回路を印刷(塗布)方式で形成するプリンテッドエレクトロニクス技術が急速に発展してきている。プリンテッドエレクトロニクス技術としては、印刷方式、インクジェット方式、ディスペンサ方式などが一般的であるが、塗布針を用いた方式も、広範囲の粘度の材料を用いて微細な塗布が可能な点で、その選択肢の一つである。
塗布針を用いて微細な塗布を行う方法として、特開2015−112576号公報(特許文献1)に記載のような塗布ユニットを用いて行う方法がある。当該塗布ユニットにおいて、液体材料は液体材料容器に収容されている。液体材料容器は、磁気吸引力によって当該塗布ユニットの容器保持部に着脱可能に保持されている。
上記塗布ユニットは、塗布針の針先が液体材料容器内において液体材料に浸漬されている状態と液体材料容器よりも下方に突出して対象物に液体材料を塗布可能な状態とを切替可能に設けられている。そのため、上記塗布ユニットでは、塗布針が液体材料容器と干渉しないように、液体材料容器と塗布針および容器保持部との相対的な位置関係が調整される。
特開2015−112576号公報
プリンテッドエレクトロニクス技術においては、長時間連続して液体材料を塗布可能な液体塗布ユニットおよび液体塗布装置が求められている。このような用途に用いられる液体塗布ユニットは、従来の塗布ユニットと比べて、液体材料容器の容積が大きく設けられているのが好ましい。
しかしながら、大型化された液体材料容器を着脱可能に保持するためには、強い磁気吸引力が必要となる。この場合、液体材料容器と塗布針および容器保持部との相対的な位置の調整は、強い磁気吸引力が作用した状態下で行われる必要がある。そのため、当該調整を精度良く行うことは困難である。その結果、塗布針と液体材料容器とが干渉し、正常に塗布を行えないという問題が生じ得る。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の主たる目的は、従来の液体塗布ユニットと比べて液体材料容器の容積が大きく設けられていても、塗布針と液体材料との干渉が防止されている液体塗布ユニットおよび液体塗布装置を提供することにある。
本発明に係る液体塗布ユニットは、塗布針を用いて対象物の表面に液体材料を塗布するための液体塗布ユニットであって、塗布針と、液体材料を貯留する液体材料容器と、液体材料容器を保持する容器保持部と、液体材料容器および容器保持部に対し、塗布針を昇降させる駆動部とを備える。液体材料容器には、液体材料を貯留するための空間と、空間に塗布針を挿通させるための第1孔および第2孔が形成されている。第1孔は、空間よりも重力方向の下方に形成されている。第2孔は、空間を挟んで第1孔と反対側に形成されている。重力方向と交差する平面において第1孔および第2孔が塗布針と干渉しないように、液体材料容器の一部は、容器保持部の一部にインロー嵌合されている。
本発明によれば、従来の液体塗布ユニットと比べて液体材料容器の容積が大きく設けられていても、塗布針と液体材料との干渉が防止されている液体塗布ユニットおよび液体塗布装置を提供することができる。
本実施の形態に係る液体塗布ユニットを示す側面図である。 本実施の形態に係る液体塗布ユニットを示す正面図である。 図2中の領域IIIの部分拡大図である。 図2中の領域IIIの部分断面図である。 図4中に示される容器保持部を示す部分断面図である。 図4中に示される液体材料容器を示す部分断面図である。 図6中に矢印VIIから視た平面図である。 本実施の形態に係る液体塗布ユニットが第1状態にあるときの塗布針の構成を示す部分断面図である。 本実施の形態に係る液体塗布ユニットが第2状態にあるときの塗布針の構成を示す部分断面図である。 本実施の形態に係る液体塗布装置を示す斜視図である。 本実施の形態に係る液体塗布ユニットの変形例を示す側面図である。 本実施の形態に係る液体塗布ユニットの他の変形例を示す側面図である。 本実施の形態に係る液体塗布ユニットのさらに他の変形例を示す側面図である。 図13に示される液体材料容器を示す上面図である。 従来の液体塗布ユニットにおける液体材料容器および容器保持部を示す図である。 図15中の矢印XVIから視た平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
[液体塗布ユニットの構成]
図1〜図7を参照して、本実施の形態に係る液体塗布ユニット100は、塗布針1を用いて対象物としての基板140(図10参照)の表面に液体材料を塗布するためのものである。液体塗布ユニット100は、塗布針1と、サーボモータ2と、ベース部3と、液体材料容器5と、容器保持部4とを主に備える。
塗布針1は、一端と他端(図8および図9に示される針先1E)とを有している。塗布針1の針先1Eは、任意の形状を有していればよいが、例えば円錐形状を有している。塗布針1の一端を有する部分(図8および図9に示される部分1B)の外径は、塗布針1の他端を有する部分(図8および図9に示される部分1A)の外径よりも大きい。塗布針1の一端は、後述する従動部材7(塗布針ホルダ11、塗布針ホルダ収容部12、塗布針ホルダ固定部13、カム連結部15、および軸受16)に接続されている。
塗布針1は、サーボモータ2によって、従動部材7とともに、重力方向に沿って移動可能に設けられている。液体塗布ユニット100は、サーボモータ2が駆動されることにより、塗布針1の針先1Eが基板140の表面に接触可能な第1状態と、後述する液体材料容器5内に収容されている第2状態とを変更可能である。重力方向は、例えば塗布針1の軸方向に沿った方向であり、例えば重力方向(図10中のZ軸方向)である。図1および図2は、上記当該第2状態にある液体塗布ユニット100を示している。
具体的には、液体塗布ユニット100は、カム部材6および従動部材7により、サーボモータ2の回転運動を塗布針1の重力方向における運動(上下運動)に変換可能に設けられている。サーボモータ2は、重力方向に回転軸が延びるように設置されている。サーボモータ2の回転軸にはカム部材6が接続されている。カム部材6は、サーボモータ2の回転軸を中心として回転可能になっている。カム部材6の上部表面(サーボモータ2側の表面)はカム面6Aとなっている。カム面6Aは、従動部材7の軸受16の外輪の外周面と接触している。
ベース部3は、塗布針1、従動部材7、サーボモータ2、および容器保持部4を保持している。ベース部3は、従動部材を重力方向への移動を案内し、重力方向以外の方向への移動を制限する案内部33を含む。容器保持部4は、ベース部3において最も下方に位置する部分と接続されている。
容器保持部4は、下方に液体材料容器5を保持している。容器保持部4は、従動部材7よりも下方に配置されている。図4および図5に示されるように、容器保持部4には、塗布針1を挿通させるための第3孔41が形成されている。第3孔41の孔径は、塗布針1の部分1Bの外径超えである。第3孔41の孔軸は、例えば塗布針1の軸と重なるように形成されている。容器保持部4は、重力方向において下方に突出している第2凸部42を有している。第2凸部42は、塗布針1の軸が延びる方向(塗布針1の延在方向)から視たときに、第2凸部42の外形線、すなわち第2凸部42の外周面より内側の領域を塗布針1の軸が通るように形成されている。第2凸部42は、塗布針1の延在方向から視たときに、任意の形状を有していればよいが、例えば塗布針1の軸(第3孔41の孔軸)を中心とする円環状に形成されている。この場合、塗布針1の延在方向から視たときに第2凸部42の内周面が成す円の直径は、例えば第3孔41の孔径よりも大きい。また、容器保持部4において、第3孔41が形成されている部分の第3孔41の孔軸方向における厚みは、例えば第2凸部42が形成されている部分の第3孔41の孔軸方向における厚みよりも薄い。
液体材料容器5は、容器保持部4よりも重力方向の下方において容器保持部4に保持されている。液体材料容器5の内部には、液体材料L(図1参照)を貯留するための空間50が形成されている。図6に示されるように、液体材料容器5の底部には、当該空間50の下方端部と外部とを接続している第1孔51が形成されている。液体材料容器5の上部には、当該空間50の上方端部と外部とを接続している第2孔52が形成されている。第1孔51および第2孔52の形状は、任意の形状であればよいが、例えば円形状である。第1孔51および第2孔52は、重力方向において重なるように設けられている。第1孔51の孔軸と第2孔52の孔軸とは、例えば重力方向において重なるように設けられている。なお、空間50は、例えば第1孔51と第2孔52とに接続されている第4孔55の内部に形成されている。
図4および図6に示されるように、液体材料容器5は、空間50、第1孔51、および第2孔52が形成されている中央部53と、中央部53において重力方向の上方に位置する部分と接続されており、かつ第2孔52の孔軸に対し中央部53よりも外周側に形成されているフランジ部54とを含む。中央部53の上方端面は、フランジ部54の上方端面と連なるように形成されている。第2孔52は、例えば中央部53の当該上方端面に対して凹んでおり、後述する第2凸部42とインロー嵌合される第1凹部を構成している。
第1凹部としての第2孔52と第2凸部42とは、インロー嵌合可能に設けられている。液体材料容器5および容器保持部4は、第2孔52と第2凸部42とがインロー嵌合された状態において、塗布針1が第1孔51と干渉しないように設けられている。第2孔52と第2凸部42とがインロー嵌合された状態とは、少なくとも第2凸部42の下方端部が第2孔52内に入れられた状態であり、第2凸部42の下方端部のみが第2孔52内に入れられた状態および第2凸部42の全体が第2孔52内に入れられた状態を含む。インロー嵌合された状態において、第2孔52の内周面は、例えば第2凸部42の外周面と接触している部分を有している。第2孔52は、塗布針1の延在方向から視たときに、第2孔52の外形線、すなわち第2孔52の内周面より内側の領域を第1孔51および第2孔52の孔軸が通るように形成されている。
中央部53において、空間50の内径の最大値(第4孔55の孔径)は、例えば第1孔51の孔径よりも大きく、第2孔52の孔径よりも小さい。第2孔52の内部には、空間50の上方に位置する端部を囲むように形成されており、かつ上方に向いている上面が形成されている。中央部53の上方端面と第2孔52の上面との間の重力方向における距離、すなわち第2孔52の重力方向における長さは、第2凸部42の重力方向における長さ以上であればよいが、例えば第2凸部42の重力方向における長さよりも長い。すなわち、インロー嵌合時において、第2孔52の上面と第2凸部42の下方端面とは、例えば接触しないように設けられている。
第1孔51の孔径は、塗布針1の部分1Aの外径以上部分1Bの外径未満である。第2孔52の孔径は、例えば塗布針1の部分1Bの外径超えである。これにより、塗布針1の部分1Aは第1孔51に挿通され得る。塗布針1の部分1Bは、第2孔52に挿通され得るが、第1孔51に挿通され得ない。
液体材料容器5および容器保持部4の各々は、例えば磁石57,43を有している。磁石57および磁石43は、上記インロー嵌合時において、重力方向に重なるように設けられている。磁石57は、例えば液体材料容器5のフランジ部54に固定されている。磁石43は、例えば容器保持部4の第2凸部42よりも第3孔41の孔軸に対して外周側に固定されている。磁石57,43は、上記インロー嵌合時において、液体材料容器5の自重以上の磁気吸引力を液体材料容器5に付与可能に設けられている。すなわち、液体材料容器5は、磁石57,43間に作用する磁気吸引力によって、第2孔52と第2凸部42とがインロー嵌合されて容器保持部4に対して位置決めされた状態に保持される。
磁石57,43間の距離が第2凸部42の重力方向の長さよりも短いとき、すなわち上記インロー嵌合される際、第2凸部42の下方側に位置する一部が第1凹部としての第2孔52の内部に入れられたときに、当該磁石57,43は、液体材料容器5の自重以下の磁気吸引力を液体材料容器5に付与可能に設けられている。このときの磁石57,43間の距離を第1距離とよぶ。液体材料容器5は、磁石57,43間の距離が上記第1距離であるときに、容器保持部4と上記インロー嵌合され容器保持部4に対して位置決めされ得る。このとき液体材料容器5は磁石57,43間に作用する磁気吸引力を打ち消す方向の力を付与される必要がない。
磁石57,43間の距離が上記第1距離よりもさらに短いときに、当該磁石57,43は、液体材料容器5の自重以上の磁気吸引力を液体材料容器5に付与可能に設けられていればよい。このときの磁石57,43間の距離を第2距離とよぶ。磁石57,43間の距離が上記第2距離未満であるとき、当該磁石57,43は、液体材料容器5の自重超えの磁気吸引力を液体材料容器5に付与可能に設けられていてもよい。磁石57,43間の距離が上記第2距離未満であるとき、液体材料容器5は、容器保持部4とインロー嵌合された状態が維持されたまま、容器保持部4に向かって吸引される。
磁石57,43は、任意の構成を有していればよいが、例えば円柱形状を有している。図7に示されるように、磁石57は、例えばフランジ部54において中央部53を挟んで対向する2箇所に固定されている。なお、磁石57は、例えば中央部53の周囲を囲む円環形状を有していてもよい。
また、磁石57,43は、容器保持部4と液体材料容器5との間に液体材料容器5の自重以上の磁気吸引力を液体材料容器に付与可能であればよく、すなわち、磁気57,43のいずれか一方が強磁性体であってもよい。
従動部材7は、塗布針ホルダ11、塗布針ホルダ収容部12、塗布針ホルダ固定部13、カム連結部15、および軸受16を含む。従動部材7は、案内部33により、重力方向以外の方向への移動、例えば上記交差する方向への移動、が制限されている。従動部材は、後述する容器保持部4よりも重力方向の上方において、案内部33により、重力方向以外の方向への移動、例えば上記交差する方向への移動、が制限されている。
塗布針ホルダ11は、上述のように、塗布針1を保持している。塗布針ホルダ11は、塗布針ホルダ収容部12に着脱可能に収容されている。塗布針ホルダ収容部12は、塗布針ホルダ固定部13に固定されている。カム連結部15は、塗布針ホルダ固定部13および軸受16の内輪(図示しない)と固定されている。軸受16の内輪は、例えば、カム連結部15において塗布針ホルダ固定部13と接続されている部分よりも重力方向の上方に位置する部分に固定されている。軸受16の外輪は、カム部材6(詳細は後述する)と摺動可能に接続されている。軸受16の外輪の外周面は、カム面6Aと接触して摺動可能な摺動面である。
カム面6Aは、中心部の外周に沿って円環状に形成されているとともに、カム部材6の下部表面(塗布針1側の表面)からの距離が変動するようにスロープ状に形成されている。例えば、カム面6Aは、カム部材6の下部表面からの距離が最も大きくなっている上端フラット領域と、この上端フラット領域から間隔を隔てて配置され、カム部材6の下部表面からの距離が最も小さい下端フラット領域と、上端フラット領域と下端フラット領域との間を接続するスロープ部とを含む。上端フラット領域は、図1および図2中、軸受16の外周面と接触している領域である。
張力付与部8は、第1部81、第2部82、および弾性部83を含む。弾性部83は、一端および他端を有している。弾性部83の一端は第1部81に固定されており、弾性部83の他端は第2部82に固定されている。第1部81はベース部3に固定されている。第2部82は第1部81よりも上方において塗布針ホルダ固定部13に固定されている。
弾性部83は、一端と他端との間で、弾性変形可能に設けられている。弾性部83は、例えばバネ部材である。弾性部83は、上記第1状態および上記第2状態にあるときに、重力方向の下方に向かう力を従動部材に対して付与可能に設けられている。弾性部83による当該力は、第2部82、塗布針ホルダ固定部13、およびカム連結部15を介して軸受16に作用する。張力付与部8は、第1状態および第2状態のいずれの場合においても、軸受16をカム部材6のカム面6Aに押圧した状態を維持可能に設けられている。第1部81と第2部82との間の重力方向における距離は、調整部84により変更可能に設けられている。調整部84は、弾性部83により軸受16に付与される力の大きさを変更可能に設けられている。
上述のように、液体塗布ユニット100は、塗布針1と、液体材料を貯留する液体材料容器5と、液体材料容器5を保持する容器保持部4と、液体材料容器5および容器保持部4に対し、塗布針1を重力方向(重力方向)に相対的に移動させる移動部としてのサーボモータ2とを備える。液体材料容器5には、液体材料を貯留するための空間50と、空間50に塗布針1を挿通させるための第1孔51および第2孔52とが形成されている。第1孔51は、空間50よりも下方に形成されている。第2孔52は、空間50を挟んで第1孔51と反対側に形成されている。液体材料容器5の一部は、重力方向と交差する平面において第1孔51および第2孔52が塗布針1と干渉しないように、容器保持部4の一部にインロー嵌合されている。
図15および図16に示されるように、従来の液体塗布ユニットは、容器保持部202に固定されている磁石205と液体材料容器203に固定されている磁石206との間に作用する磁力により、液体材料容器203が容器保持部202に保持されている。しかし、液体材料容器203の一部は容器保持部202の一部とインロー嵌合されない。そのため、容器保持部202に対する液体材料容器203の相対的な位置の微調整は、容器保持部202が磁石205,206間に作用する磁気吸引力により液体材料容器203に保持されている状態で実施される。この場合、図16に示されるように、液体材料容器203は、磁石205,206を中心とする周方向Rに沿った方向には比較的小さい力で移動し得る。しかし、液体材料容器203は、磁石205,206を中心とする径方向Bまたは径方向Bに垂直な接線方向Aには比較的大きい力が付与されなければ移動し得ない。特に、液体材料容器203の容積が大きく、液体材料容器203の重量が大きい場合には、容器保持部202に対する液体材料容器203の相対的な位置の調整に要する力がさらに大きくなる。そのため、従来の液体塗布ユニットによれば、塗布針201と液体材料容器203の孔207および孔208との干渉を防止することが容易ではない、という問題があった。
液体塗布ユニット100によれば、容器保持部4の第2凸部42の一部が液体材料容器5の第1凹部としての第2孔52にインロー嵌合された後、第2凸部42が第2孔52によって案内されることにより、第2凸部42の全体が第2孔52にインロー嵌合され得る。液体材料容器5および容器保持部4は、このようにインロー嵌合された状態において、重力方向と交差する平面、例えば水平面において第1孔51および第2孔52が塗布針1と干渉しないように設けられている。
そのため、液体塗布ユニット100によれば、液体材料容器5と容器保持部4との間に作用する磁気吸引力が比較的大きい場合にも容器保持部4に対する液体材料容器5の位置合わせ精度の低下が防止されている。その結果、液体塗布ユニット100は、塗布針1と液体材料容器5との干渉が防止されている。液体塗布ユニット100は、多量の液体材料が貯留されている液体材料容器を備え、長時間連続して液体材料を塗布可能な液体塗布装置に好適である。
上記液体塗布ユニット100において、第1凹部としての第2孔52は、塗布針1の延在方向から視たときに、第1凹部の外形線より内側の領域を第1孔51および第2孔52の孔軸が通るように形成されている。第2凸部42は、塗布針1の延在方向から視たときに、第2凸部42の外形線より内側の領域を塗布針1の軸が通るように形成されている。
このようにすれば、塗布針1の延在方向から視たときに、例えば第2孔52が第2孔52の外形線より外側の領域を第1孔51および第2孔52の孔軸が通るように形成されており、かつ第2凸部42が第2凸部42の外形線より外側の領域を塗布針1の軸が通るように形成されている場合と比べて、液体材料容器5と容器保持部4との位置合わせ精度を高めることができる。
上記液体塗布ユニット100において、塗布針1の延在方向から視たときに、第2凸部42の外形線すなわち第2凸部42の外周面は、例えば塗布針1の軸を中心とする円周上に形成されている。塗布針1の延在方向から視たときに、第2孔52の外形線すなわち第2孔52の内周面は、例えば塗布針1の軸を中心とする円周上に形成されている。このようにしても、液体材料容器5と容器保持部4との位置合わせ精度を高めることができる。
[液体塗布装置の構成]
次に、図10を参照して、本実施の形態に係る液体塗布装置200について説明する。液体塗布装置200は、上述した液体塗布ユニット100を備えている。液体塗布装置200は、液体塗布ユニット100と、観察光学系110と、観察光学系110に接続されたCCDカメラ111と、Z軸テーブル120と、X軸テーブル121と、Y軸テーブル122と、基台123と、制御部130とを含む。
観察光学系110は、塗布対象の基板140の塗布位置を観察するために設けられる。観察光学系110のCCDカメラ111は、観察した画像を電気信号に変換する。液体塗布ユニット100および観察光学系110は、Z軸テーブル120の移動体に搭載されている。これにより、液体塗布ユニット100および観察光学系110は、Z軸テーブル120によって図10中のZ軸方向に移動可能に支持されている。Z軸テーブル120は、X軸テーブル121の移動体に搭載されている。これにより、Z軸テーブル120は、X軸テーブル121によって図10中のX軸方向に移動可能に支持されている。塗布対象の基板140は、Y軸テーブル122の移動体に載置されている。これにより、塗布対象の基板140は、Y軸テーブル122によって図7中のY軸方向に移動可能に支持されている。Y軸テーブル122は、基台123の上面に設置されている。Y軸テーブル122は、Y軸方向に移動可能に設けられている。なお、図10中のZ軸方向は重力方向に沿う方向である。
制御部130は、操作パネル131、モニタ132、および制御用コンピュータ133を備える。制御部130は、液体塗布ユニット100、観察光学系110、Z軸テーブル120、X軸テーブル121、およびY軸テーブル122を制御する。操作パネル131は、制御用コンピュータ133への指令を入力するために用いられる。モニタ132は、観察光学系110のCCDカメラ111で変換された画像データおよび、制御用コンピュータ133からの出力データを表示する。
[液体塗布方法]
次に、液体塗布装置200を用いた液体塗布方法について説明する。液体塗布方法では、まず塗布対象物である基板140の塗布位置が決定される。具体的には、基板140の塗布位置が観察光学系110の直下に位置するように、X軸テーブル121、Y軸テーブル122およびZ軸テーブル120が移動される。基板140の塗布位置は、観察光学系110により観察され、決定される。このようにして決定された塗布位置が液体塗布ユニット100の直下に来るように、X軸テーブル121、Y軸テーブル122およびZ軸テーブル120によって基板140が移動される。そして、決定された塗布位置に、液体塗布ユニット100によって液体材料が塗布される。その後、次の塗布位置が液体塗布ユニット100の直下に来るように、X軸テーブル121、Y軸テーブル122およびZ軸テーブル120によって基板140が移動される。移動が完了した後、液体塗布ユニット100によって液体材料が塗布される。これらの各工程は、連続して繰り返し実施され得る。その結果、本実施の形態に係る液体塗布方法により、基板140の上面上には所定の回路パターンが短時間に形成され得る。
[変形例]
本実施の形態に係る液体塗布ユニット100は、例えば以下のような構成を有していてもよい。
図11に示されるように、液体材料容器5は、第1凸部59を有していてもよい。第1凸部59は、中央部53およびフランジ部54の上方端面よりも上方に突出している。この場合、第2孔52は、塗布針1を挿通可能な孔として構成され、第1凹部として構成されていない。好ましくは、第1凸部59は、塗布針1の延在方向から視たときに、第1凸部59の外形線、すなわち第1凸部59の外周面より内側の領域を第1孔51および第2孔52の孔軸が通るように形成されている。より好ましくは、第1凸部59は、第2孔52の孔軸を中心とする円周上に形成されている。第1凸部59は、第1孔51の孔軸を囲むように形成されている。
図11に示されるように、容器保持部4は、第2凹部44を有していてもよい。第2凹部44は、第1凸部59とインロー嵌合可能に設けられている。第2凹部44は、容器保持部4において液体材料容器5に面する下面に対して凹んでいる部分である。好ましくは、第2凹部44は、塗布針1の延在方向から視たときに、第2凹部44の外形線より内側の領域を塗布針1の軸が通るように形成されている。より好ましくは、第2凹部44の内周面は、塗布針1の軸を中心とする円周上に形成されている。
図11に示されるように、液体材料容器5および容器保持部4は、第1凸部59と第2凹部44とがインロー嵌合された状態において、重力方向と交差する平面、例えば水平面において第1孔51および第2孔52が塗布針1と干渉しないように設けられている。
このような液体塗布ユニット101は、液体材料容器5と容器保持部4との間に作用する磁気吸引力が比較的大きい場合にも容器保持部4に対する液体材料容器5の位置合わせ精度の低下が防止されており、塗布針1と液体材料容器5との干渉が防止されている。
図12に示されるように、液体材料容器5の第1凹部56(または第1凸部)は、塗布針1の延在方向から視たときに、第1凹部56の外形線、すなわち第1凹部56の内周面より外側の領域を第1孔51および第2孔52の孔軸が通るように形成されていてもよい。第1凹部56(または第1凸部)は塗布針1の延在方向から視たときに、第1孔51および第2孔52の孔軸に対して一方の側にのみ形成されていてもよい。この場合、第1凹部は、第2孔52とは別に構成されている。容器保持部4は例えば塗布針ホルダ11と液体材料容器5との間に配置されておらず、容器保持部4には第3孔41が形成されていない。
図12に示されるように、容器保持部4の第2凸部42(または第2凹部)は、塗布針1の延在方向から視たときに、第2凸部42の外形線、すなわち第2凸部42の外周面より外側の領域を塗布針1の軸が通るように形成されていてもよい。第2凸部42(または第2凹部)は、塗布針1の延在方向から視たときに、塗布針1の軸に対して一方の側にのみ形成されていてもよい。第1凹部56は、第2凸部42とインロー嵌合される。
このような液体塗布ユニット102によれば、上述した従来の液体塗布ユニットと比べて、容器保持部4に対する液体材料容器5の位置合わせ精度が高められている。その結果、当該液体塗布ユニットは、塗布針1と液体材料容器5との干渉が防止されている。
また、図13および図14に示されるように、液体材料容器5の第1凹部56(または第1凸部)は、塗布針1の延在方向から視たときに、第1凹部56の外形線、すなわち第1凹部56の内周面より外側の領域を第1孔51および第2孔52の孔軸が通るように、複数形成されていてもよい。容器保持部4の第2凸部42(または第2凹部)は、塗布針1の延在方向から視たときに、第2凸部42の外形線、すなわち第2凸部42の外周面より外側の領域を塗布針1の軸が通るように形成されていてもよい。例えば、第1凹部56は、塗布針1の延在方向から視たときに、第1孔51および第2孔52の孔軸を挟むように形成されていてもよい。第2凸部42は、塗布針1の延在方向から視たときに、塗布針1の軸を挟むように形成されていてもよい。このような液体塗布ユニット103によれば、上述した従来の液体塗布ユニットと比べて、容器保持部4に対する液体材料容器5の位置合わせ精度が高められている。その結果、当該液体塗布ユニットは、塗布針1と液体材料容器5との干渉が防止されている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、多量の液体材料が貯留される液体材料容器を備える液体塗布ユニット、および該液体塗布ユニットを備える液体材料塗布装置に特に有利に適用される。
1,101 塗布針、1A,1B 部分、1E 針先、2 移動部(サーボモータ)、3 ベース部、4 容器保持部、5 液体材料容器、6 カム部材、7 従動部材、11 塗布針ホルダ、12 塗布針ホルダ保持部、15 カム連結部、16 軸受、21 可動部、22 固定部、41 第3孔、42 第2凸部、43,57 磁石、44 第2凹部、50 空間、51 第1孔、52 第2孔(第1凹部)、53 中央部、54 フランジ部、56 第1凹部、59 第1凸部、81 第1部、82 第2部、83 弾性部、84 調整部、100 液体塗布ユニット、110 観察光学系、111 カメラ、120,121,122 軸テーブル、123 基台、130 制御部、131 操作パネル、132 モニタ、133 制御用コンピュータ、140 基板、200 液体塗布装置。

Claims (3)

  1. 塗布針を用いて対象物の表面に液体材料を塗布するための液体塗布ユニットであって、
    前記塗布針と、
    前記液体材料を貯留する液体材料容器と、
    前記液体材料容器を保持する容器保持部と、
    前記液体材料容器および前記容器保持部に対し、前記塗布針を昇降させる駆動部とを備え、
    前記液体材料容器には、前記液体材料を貯留するための空間と、前記空間に前記塗布針を挿通させるための第1孔および第2孔が形成されており、
    前記第1孔は、前記空間よりも重力方向の下方に形成されており、
    前記第2孔は、前記空間を挟んで前記第1孔と反対側に形成されており、
    前記重力方向と交差する平面において前記第1孔および前記第2孔が前記塗布針と干渉しないように、前記液体材料容器の一部は、前記容器保持部の一部にインロー嵌合されており、
    前記液体材料容器の前記一部は、第1凹部または第1凸部を含み、
    前記容器保持部の前記一部は、前記第1凹部または前記第1凸部とインロー嵌合される第2凸部または第2凹部を含み、
    前記第1凹部または前記第1凸部は、前記塗布針の軸が延びる方向から視たときに、前記第1凹部または前記第1凸部の外形線より内側の領域を前記第1孔および前記第2孔の孔軸が通るように形成されており、
    前記第2凸部または前記第2凹部は、前記塗布針の前記軸が延びる方向から視たときに、前記第2凸部または前記第2凹部の外形線より内側の領域を前記塗布針の前記軸が通るように形成されており、
    前記液体材料容器は、前記第1凹部を含み、
    前記容器保持部は、前記第2凸部を含み、
    前記第2孔が前記第1凹部として構成されている、液体塗布ユニット。
  2. 前記第1凸部または前記第2凸部は、前記第2孔の孔軸を中心とする円環上に形成されている、請求項1に記載の液体塗布ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の液体塗布ユニットと、
    前記対象物を保持する保持台とを備える、液体塗布装置。
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