JP6793877B1 - 電力変換装置用磁性部品 - Google Patents

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Abstract

磁性コア(1)に巻線(21、22)が複数層巻回され、巻線層の間に配置されている磁性材料(31)は、巻線層から、少なくとも巻線(21、22)の幅だけ突出して配置されており、巻線(21、22)が巻回されている磁性コア(1)から生じる磁束の巻線(21、22)への影響を抑制できる。

Description

本願は、電力変換装置用磁性部品に関するものである。
交流電力を直流電力に変換する電力変換回路(AC/DCコンバータ)、および直流電力を絶縁しつつ所望の直流電力に変換する電力変換回路(絶縁形DC/DCコンバータ)には、リアクトルまたはトランス等の磁性部品を構成要素として含んでいる。
近年、絶縁形コンバータを例にとると、磁性部品である、共振用リアクトルと絶縁トランスとの役割を1つの磁性コアに統合する検討がなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−193977号公報
特許文献1に記載の磁性部品である集積装置は、磁性コアに巻回された、表面に銅層を有する第一のフレキシブル基板と、第一のフレキシブル基板の最外周面を囲むように磁性コアに巻回された、表面に銅層を有する第二のフレキシブル基板と、第一のフレキシブル基板と第二のフレキシブル基板との間に介在させた磁性材料の層と、を有するように構成されている。
しかし、特許文献1のように、磁性材料の層とフレキシブル基板とを重ねて巻回すると、フレキシブル基板の端部と磁性コアとの距離が短くなる。このとき、磁性コアから生じる磁束がフレキシブル基板端部の銅層に接触することで、渦電流による近接効果が発生する。これにより、巻線損失(銅損)が増加し、電力変換効率の低下、または磁性部品の熱暴走を招くという問題があった。
本願は、上述のような問題を解決するためになされたもので、磁性コアから生じる磁束による近接効果の発生を防止する電力変換装置用磁性部品を提供することを目的とする。
本願に開示される電力変換装置用磁性部品は、磁性コア、前記磁性コアに巻線が層状に巻回されてなる複数の巻線層、複数の巻線層のそれぞれの層の間に配置された磁性材料、を備え、磁性材料は、巻線層から、少なくとも巻線の幅だけ突出して配置されており、磁性材料の厚みを、巻線が巻回されている磁性コアからの距離に応じて調節することを特徴とする
本願に開示される電力変換装置用磁性部品によれば、磁性コアから生じる磁束による巻線への影響を抑制できる。
実施の形態1に係る電力変換装置用磁性部品の斜視図である。 実施の形態1に係る電力変換装置用磁性部品の断面図である。 実施の形態1に係る電力変換装置用磁性部品の別の断面図である。 実施の形態1に係る電力変換装置用磁性部品の別の断面図である。 実施の形態1に係る電力変換装置用磁性部品の別の断面図である。 実施の形態1に係る電力変換装置用磁性部品の別の断面図である。 実施の形態1に係る電力変換装置用磁性部品の別の断面図である。 実施の形態1に係る電力変換装置用磁性部品の別の断面図である。 実施の形態2に係る電力変換装置用磁性部品の簡易等価回路図である。 実施の形態2に係る電力変換装置用磁性部品の断面図である。 実施の形態2に係る電力変換装置用磁性部品の別の簡易等価回路図である。 実施の形態2に係る電力変換装置用磁性部品の別の断面図である。 実施の形態2に係る電力変換装置用磁性部品の別の簡易等価回路図である。 実施の形態2に係る電力変換装置用磁性部品の別の断面図である。
以下本願に係る電力変換装置用磁性部品について、図面を参照して説明する。なお、図面および以下の説明において、同一または同様の構成要素を示す場合には、同一の符号を付すものとする。また、1次巻線21、2次巻線22、磁性材料31、把持具4等の図中の符号は、一部にしか付していないが、該当する全てを示しているものとする。
実施の形態1.
[必要構成の説明]
本願の電力変換装置用磁性部品を、絶縁トランスを例に説明する。図1は、絶縁トランスの斜視図であり、磁性コア1、磁性コア1に巻回する1次巻線21、磁性コア1に巻回する2次巻線22から構成される。
絶縁形DC/DCコンバータにおいて、低損失なスイッチング手法であるソフトスイッチングを用いて動作させる際、通常、絶縁トランスとは別に共振用のリアクトル(共振リアクトル)が必要となる。しかし、共振リアクトルを追加することなく、1つの絶縁トランスのみで構成するにあたって、磁性コア1のギャップを増加する他、巻線を巻回することに加えて、磁性材料を巻回することが考えられる。
図2は、図1の切断面10を矢印方向からみた際に得られる絶縁トランスの断面図である。磁性コア1に層状に巻回した1次巻線21、2次巻線22の間に、磁性材料31を設けている。また、磁性材料31の幅を、磁性コア1に巻回する1次巻線21の範囲、および磁性コア1に巻回する2次巻線22の範囲のいずれからも突出するように配置される。これにより、磁性コア1に対する1次巻線21と2次巻線22の距離が大きくなり、磁性コア1から生じる磁束が巻線に接触して発生する近接効果の影響を低減できる。この結果、近接効果による巻線損失(銅損)の上昇を抑制することができ、インダクタンスの増大を低損失に行うことができる。これにより、電力変換装置の効率低下または磁性部品の熱暴走を招くことなく、共振リアクトルの代替となる所望のインダクタンス値を得ることが可能となる。
図2の構成は、1次巻線21と2次巻線22が磁性コア1に生じさせる磁束のうち、1次巻線21と2次巻線22が巻回する磁性コア1に発生する磁束の方向に対して、同一方向に磁性材料31の磁束を生成することを可能にしている。これにより、磁性材料31に鎖交する磁束を増加させることができ、インダクタンスの増大が可能となる。
なお、磁性材料31が、1次巻線21と2次巻線22が巻回する範囲のいずれかを突出する範囲t1、t2は、1次巻線21および2次巻線22を構成する巻線1つ分以上の幅を磁性材料31の両側に設けることが望ましい。磁性材料31の突出する範囲が大きければ大きいほど、1次巻線21、2次巻線22に及ぼし得る近接効果の影響は少なくなる。突出する範囲t1、t2は同じ幅でなくてもよく、巻線が巻回された磁性コア1からの距離により幅を変えても良い。
磁性コア1の材料には、珪素鋼鈑、圧粉磁心(ダスト系)、フェライト、ナノ結晶などの材料、または任意の透磁率を有する材料を用いてもよく、特定の磁性コア材料に限らないことは言うまでもない。また、1次巻線21および2次巻線22には、リッツ線または丸銅線を用いても良く、特定の線材に限らないことは明らかである。また、磁性材料31の材料には、磁性コア1と同様に、特定の磁性材料に限らないことは言うまでもない。さらに、磁性材料31は、実施の形態1ではシート状材料で説明するが、磁性コア1に巻回できるものであれば、形状に限定されない。
[把持具の説明]
図3は、磁性材料31の突出部を覆わないようにするため、巻線を把持する把持具4を有した電力変換装置用磁性部品の断面図である。把持具4は、振動などの外乱により1次巻線21と2次巻線22の位置が磁性コア1の近傍までずれ、図2で示した突出する範囲t1、t2を維持できないことを抑制するために配置される。これにより、外乱の有無にかかわらず、近接効果の影響による銅損悪化を防ぐことが可能となり、磁性部品の低損失特性の確度を向上できる。
把持具4は、図4に示すように、磁性材料31と一体にして形成してもよく、磁性材料31の一部として形成してもよい。これらの形成を行うことで、前述の通り巻線の位置のずれを抑制できることに加えて、より大きなインダクタンス値を確保することができる。また、別途把持具4を配置する必要が無いため、電力変換装置用磁性部品を構成するための部品数を低減することができる。
また、1次巻線21と2次巻線22が磁性コア1に巻回する範囲が、図3または図4に示すように1次巻線21と2次巻線22がそれぞれ層状に巻回されるとき、把持具4は、それぞれの巻線層の端部に接触して挿入されるか、端部と一体化して構成して設けてもよい。ここで、巻線層の端部と一体化して構成する手法として、巻線層を形成するときに、液状の樹脂など巻線層の端部まで流入させた後に固形化させるといった手法が想定され得る。
また、図3に示すように、把持具4の長さDiを含めた1次巻線21と2次巻線22のそれぞれの巻線層の幅(複数の巻線の合計の幅)Dwが、磁性材料31の幅Dsと略同一になるように形成される。つまり、式1の条件を満たせばよい。
Figure 0006793877
[磁性材料のケース分け]
次に、磁性材料31を挿入するパターンについて述べる。1次巻線21と2次巻線22が、図2および図3のように磁性コア1の中央脚に巻回する際、磁性コア1の中央脚に対して磁性材料31の位置が近いほど磁束もしくは電流が密に集中し、磁性コア1の中央脚に対して磁性材料31の位置が遠いほど磁束もしくは電流は疎となる。このため、磁性材料31の厚みもしくは磁性材料31を構成する複数の磁性シートの枚数が固定である場合、各磁性材料31に流入する磁束もしくは電流が均等に分配されずにばらつきが生じ、磁性コア1の中央脚に対して近い磁性材料31ほど損失が集中することが考えられる。
そこで、図5に示すように、磁性コア1の中央脚に対して近い磁性材料31の厚みを大きくする、または磁性材料31を構成する磁性シートの枚数を増やす。そして、磁性コア1の中央脚に対して遠い磁性材料31の厚みを小さくする、または磁性材料31を構成する磁性シートの枚数を減らす。このように磁性コア1の巻線が巻回されている中央脚からの距離に比例して磁性材料31の厚みもしくは磁性シートの枚数を調整する構成により、挿入される各磁性材料31に流入する磁束もしくは電流を均等に分配することが可能となる。これにより、特定の磁性材料31に磁束集中もしくは電流集中を発生させることなく、低損失にインダクタンスを生成することができる。なお、磁性材料31の厚みのみ、もしくは磁性材料31を構成する磁性シートの枚数のみを調整しても良いし、厚みと枚数を両方調整しても良い。
また、磁性材料31の厚みもしくは枚数を変えずに、図6に示すように、磁性材料31の透磁率を異ならせて構成しても良い。ここで、磁性材料の透磁率が高いほど鎖交する磁束が増加し、大きなインダクタンスを得ることができる。このため、磁性コア1の巻線が巻回されている中央脚に対して近い部分に透磁率の高い第1の磁性材料31aを挿入し、中央脚に対して遠い部分に第2の磁性材料31bを挿入することで、各磁性材料に磁束集中もしくは電流集中を発生させることなく、低損失にインダクタンスを生成することができる。ここで、透磁率の異なる磁性材料は、上述の2種類だけに限らず、それ以上の種類の磁性材料を用いて構成しても良い。さらに、1つの磁性材料に複数の透磁率を有したものを用いても良い。この場合、磁性コア1の巻線が巻回される中央脚に対して近いほど透磁率を低く、中央脚に対して遠くなることに従い透磁率が高くなるように磁性材料31を形成すればよい。
なお、上述したものを組み合わせて、磁性材料31の厚みと透磁率、もしくは磁性材料31を構成する磁性シートの枚数と透磁率、もしくは磁性材料31の厚みと磁性材料31を構成する磁性シートの枚数と透磁率のすべてを調整しても良いことは言うまでもない。
[巻き方の説明]
1次巻線21と2次巻線22は、図2から図6に示すように、1次巻線21と2次巻線22が磁性コア1をそれぞれ巻回して形成される磁気経路の同一部分を、交互に巻回して互いに重なり合うように配置された巻線層によって構成される。この巻き方は、一般的にサンドイッチ巻き、またはインターリーブ巻きと称されるものである。このように1次巻線21と2次巻線22を磁性コア1に対して巻くことにより、結合度を高めることができ、漏洩インダクタンスを低減できる。これにより、電力変換装置のスイッチング素子が高周波で駆動する際に、高次成分に当たる巻線抵抗の高周波成分を抑制することができるため、銅損低減が可能となる。
また、1次巻線21から構成される1次巻線層と2次巻線22から構成される2次巻線層の少なくとも1つは、巻線の巻始めに巻線を引き出す必要があるため、1重の巻線か、もしくは図7に示すようにアルファ巻きにより巻回される2重の巻線により形成される。1重の巻線にすることで、巻線長さを低減し、銅損を抑制することができる。また、アルファ巻きを適用することで、各巻線の引出線の距離が短くなり、配線の引き回しを容易にすることが可能となる。さらに、アルファ巻きの場合、巻線の幅が半減し、巻線層の間の磁界強度がおよそ2倍となり、インダクタンス値を増加させることができる。
磁性材料31は、1次巻線21から構成される1次巻線層と、2次巻線22から構成される2次巻線層の少なくとも一方と接する表面において、絶縁性を有するものであっても良い。これにより、各巻線層と磁性材料31との電気的接触を抑制することができる。なお、磁性材料31に絶縁材5を混在させたものを用いても良いし、図8のように、別体で絶縁テープまたは絶縁シートなどの絶縁材5を挿入しても良い。また、各巻線層の両端および磁性材料31の両端に絶縁性を設けるために、ボビンを設けても良い。
[その他応用の説明]
実施の形態1では、1次巻線と2次巻線を有する絶縁トランスを用いて説明したが、3次巻線または4次巻線を有する多巻線絶縁トランスであっても良い。また、絶縁トランスはフルブリッジ方式トランスまたはセンタータップ方式トランスのような極性非反転型のものであっても良いし、フライバック方式トランスのような極性反転型のものであっても良い。
また、リアクトルであっても良い。例えば、磁性コア1の窓面積に対して巻線の占積率が過多な場合、隙間に磁性材料31を挿入して磁気経路を追加することで、より大きなインダクタンス値を得ることが可能となる。なお、リアクトルの場合、巻線は1次巻線、2次巻線などの区別はないが、磁性材料31の挿入方法、および巻線の巻き方については、上述した絶縁トランスの場合と同様の手法を取ることができる。
実施の形態2.
本願の実施の形態2に係る電力変換装置用磁性部品について、図面を参照して説明する。なお、実施の形態2に係る電力変換装置用磁性部品の構成は、実施の形態1で述べたものと概ね同様であるため、構成の詳細な説明は繰り返さない。なお、実施の形態2においても、絶縁トランスを例に説明する。
実施の形態2に係る電力変換装置用磁性部品は、1次巻線21と2次巻線22の巻き方に応じて磁性材料31の厚みと枚数を調整し、各巻線に流入する電流もしくは磁束のばらつきを抑制する手法について説明する。
各巻線の巻き方のパターンとして、1次巻線21を並列に接続し、かつ2次巻線22を並列に接続する第1のパターンと、1次巻線21を直列に接続し、かつ2次巻線22を並列に接続する第2のパターンと、1次巻線21を並列に接続し、かつ2次巻線22を直列に接続する第3のパターンが存在する。なお、1次巻線21を直列に接続し、かつ2次巻線22を直列に接続するパターンでは、1次側と2次側のいずれの巻線も直列の関係であるため、電流分配性に非平衡が生じない。
[第1のパターン(1次巻線並列、2次巻線並列)の説明]
1次巻線21を並列に接続し、かつ2次巻線22を並列に接続した場合について説明する。具体的には、図9に示すように、1次巻線21を3並列、2次巻線22を2並列にした場合を想定して説明する。なお、各巻線の並列数がこれに限らないことは言うまでもない。なお、このときの断面図は、図10に示す通りであり、磁性コア1の中央脚に対して最も近い1次巻線層を第1の1次巻線層211、次に近い1次巻線層を212、最も遠い1次巻線層を213とし、磁性コア1の中央脚に対して近い側の2次巻線層を第1の2次巻線層221、遠い側の2次巻線層を第2の2次巻線層222とする。
ここで、公知文献1(T.Shirakawa, G.Yamazaki, K.Umetani, E.Hiraki, “Extremum co-energy principle for analyzing AC current distribution in parallel-connected wires of high frequency power inductors,” Proc. International Conf. on Electrical Machines and Systems (ICEMS2016), pp.1-6, Nov.2016.)の中で述べられている通り、磁気随伴エネルギ極値の原理(Extremum Co-Energy Principle)を用いることで、以下の式2に挙げる磁気随伴エネルギが極値となるとき、各巻線層に通流する電流が均等に分配されることがわかっている。
式2中のμ0は磁性材料31の比透磁率と真空透磁率を乗算したものであり、hは式3に示すようにアンペールの法則から得られる各巻線層間の磁界強度であり、Vは各巻線層の体積であり、巻線層間の距離dと比例の関係にある。また、式3中のNは巻き数、Iは電流、wは磁性コア1の窓面の幅、もしくは把持具4の幅と巻線層の幅との和からなる長さである。なお、絶縁トランスの1次巻線の巻数をN、2次巻線の巻数をNと定義する。また、各巻線層間の体積を、磁性コア1の中央脚に対して近い側からV、V、V、Vとそれぞれ定義し、各巻線層間の距離を、磁性コア1の中央脚に対して近い側からd1、d2、d3、d4とそれぞれ定義する。
Figure 0006793877
Figure 0006793877
なお、各巻線層間には、磁性材料31と絶縁材5を含み、磁性材料31の表面に絶縁性を有している場合は、磁性材料31の厚みを変更することで巻線層間の距離を調整することが可能となる。前提条件として、磁気随伴エネルギは巻線層間にのみ発生するものと近似し、各巻線層を形成する巻線長の差異は考慮しないものとする。
図9に示すように、絶縁トランスの1次側電流をI、2次側電流をIと定義する。また、第1の1次巻線層211、第2の1次巻線層212、第3の1次巻線層213に通流する電流をそれぞれip1、ip2、ip3と定義し、第1の2次巻線層221、第2の2次巻線層222に通流する電流をそれぞれis1、is2と定義する。このとき、式4と式5が成立する。
Figure 0006793877
Figure 0006793877
さらに、式4と式5を用いて、起磁力の関係性から、式6と式7が成立する。
Figure 0006793877
Figure 0006793877
これらの式から、第1のパターンにおける磁気随伴エネルギは、式8のように表すことができる。
Figure 0006793877
上述の磁気随伴エネルギ極値の原理から、各巻線層への電流分配率が均等になる各巻線層間の距離を導出するために、ラグランジュの未定乗数法を適用すると、式9のように表すことができる。式9中のλとλはラグランジュ乗数であり、E’はラグランジュの未定乗数法を用いることで表される磁気随伴エネルギである。
Figure 0006793877
式9について、式10のようにip1、ip2、ip3、is1、is2、λ、およびλで偏微分した時の値がゼロとなるとき、磁気随伴エネルギ極値の原理から、各巻線層への電流分配率が均等となる。
Figure 0006793877
式10が成立するときの各電流は、式11〜式15に示すようにそれぞれ表される。
Figure 0006793877
Figure 0006793877
Figure 0006793877
Figure 0006793877
Figure 0006793877
式11〜式15より、ip1=ip2=ip3、かつis1=is2となるときの各巻線層間の体積V〜Vは、V=1とすると、V=V=2、V=1となる。各巻線層間の距離は、上述したように各巻線層間の体積と比例関係にあるため、d1をaとすると、d2=d3=2a、d4=aとなる。
これらのことから、図10に示すように、各巻線層間の距離は、磁性コア1の中央脚に対して近い側から、a、2a、2a、aとなる。このため、これらの関係になるように磁性材料31のみの厚み、もしくは磁性材料31と絶縁材5それぞれの厚みを調整することで、各巻線層に通流する電流を均等に分配することが可能となる。
[第2のパターン(1次巻線直列、2次巻線並列)の説明]
次に、1次巻線21を直列に接続し、かつ2次巻線22を並列に接続した場合について説明する。具体的には、図11に示すように、1次巻線21を5直列、2次巻線22を4並列にした場合を想定して説明する。なお、各巻線の直列数と並列数がこれに限らないことは言うまでもない。なお、このときの断面図は、図12に示す通りであり、磁性コア1の中央脚に対して最も近い1次巻線層から、第1の1次巻線層211、第2の1次巻線層212、第3の1次巻線層213、第4の1次巻線層214、第5の1次巻線層215とし、磁性コア1の中央脚に対して近い側の2次巻線層から、第1の2次巻線層221、第2の2次巻線層222、第3の2次巻線層223、第4の2次巻線層224とする。
また、各巻線層間の体積を、磁性コア1の中央脚に対して近い側からV、V、V、V、V、V、Vとそれぞれ定義し、各巻線層間の距離を、磁性コア1の中央脚に対して近い側からd1、d2、d3、d4、d5、d6、d7とそれぞれ定義する。第1のパターンと同様に、前提条件として、磁気随伴エネルギは巻線層間にのみ発生するものと近似し、各巻線層を形成する巻線長の差異は考慮しないものとする。
図11と図12に示すように、絶縁トランスの1次側電流をI、2次側電流をIと定義する。また、第1の1次巻線層211から第5の1次巻線層215に通流する電流iと定義し、第1の2次巻線層221、第2の2次巻線層222、第3の2次巻線層223、第4の2次巻線層224に通流する電流をそれぞれis1、is2、is3、is4とそれぞれ定義する。このとき、式16と式17が成立する。
Figure 0006793877
Figure 0006793877
これらの式から、第1のパターンと同様に、第2のパターンにおける磁気随伴エネルギは、式18のように表すことができる。
Figure 0006793877
第1のパターンと同様に、ラグランジュの未定乗数法を適用すると、式19のように表すことができる。
Figure 0006793877
式19について、式20のようにi、is1、is2、is3、is4、λ、およびλで偏微分した時の値がゼロとなるとき、磁気随伴エネルギ極値の原理から、各巻線層への電流分配率が均等となる。
Figure 0006793877
式20が成立するときの各電流は、式21〜式25に示すようにそれぞれ表される。
Figure 0006793877
Figure 0006793877
Figure 0006793877
Figure 0006793877
Figure 0006793877
式21〜式25より、is1=is2=is3=is4となるときの各巻線層間の体積V〜Vは、V=o、V=p、V=q、V=r、V=sとすると、V=3p、V=q、V=3rとなる。各巻線層間の距離は、上述したように各巻線層間の体積と比例関係にあるため、d1=a、d3=b、d4=c、d6=d、d8=eとすると、d2=3b、d5=c、d7=3dとなる。
これらのことから、図12に示すように、各巻線層間の距離は、磁性コア1の中央脚に対して近い側から、a、3b、b、c、c、d、3d、eとなる。このため、これらの関係になるように磁性材料31のみの厚み、もしくは磁性材料31と絶縁材5それぞれの厚みを調整することで、各巻線層に通流する電流を均等に分配することが可能となる。
[第3のパターン(1次巻線並列、2次巻線直列)の説明]
次に、1次巻線21を並列に接続し、かつ2次巻線22を直列に接続した場合について説明する。具体的には、図13に示すように、1次巻線21を4並列、2次巻線22を3直列にした場合を想定して説明する。なお、各巻線の直列数と並列数がこれに限らないことは言うまでもない。なお、このときの断面図は、図14に示す通りであり、磁性コア1の中央脚に対して最も近い1次巻線層から、第1の1次巻線層211、第2の1次巻線層212、第3の1次巻線層213、第4の1次巻線層214とし、磁性コア1の中央脚に対して近い側の2次巻線層から、第1の2次巻線層221、第2の2次巻線層222、第3の2次巻線層223と定義する。
また、各巻線層間の体積を、磁性コア1の中央脚に対して近い側からV、V、V、V、V、Vとそれぞれ定義し、各巻線層間の距離を、磁性コア1の中央脚に対して近い側からd1、d2、d3、d4、d5、d6とそれぞれ定義する。第1のパターンと同様に、前提条件として、磁気随伴エネルギは巻線層間にのみ発生するものと近似し、各巻線層を形成する巻線長の差異は考慮しないものとする。
図13と図14に示すように、絶縁トランスの1次側電流をI、2次側電流をIと定義する。また、第1の1次巻線層211から第4の1次巻線層214に通流する電流ip1、ip2、ip3、ip4と定義し、第1の2次巻線層221から第3の2次巻線層223に通流する電流をiと定義する。このとき、式26と式27が成立する。
Figure 0006793877
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これらの式から、第1のパターンと第2のパターンと同様に、第3のパターンにおける磁気随伴エネルギは、式28のように表すことができる。
Figure 0006793877
第1のパターン、および第2のパターンと同様に、ラグランジュの未定乗数法を適用すると、式29のように表すことができる。
Figure 0006793877
式29について、式30のようにip1、ip2、ip3、ip4、i、λ、およびλで偏微分した時の値がゼロとなるとき、磁気随伴エネルギ極値の原理から、各巻線層への電流分配率が均等となる。
Figure 0006793877
式30が成立するときの各電流は、式31〜式35に示すようにそれぞれ表される。
Figure 0006793877
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Figure 0006793877
Figure 0006793877
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式31〜式35より、ip1=ip2=ip3=ip4となるときの各巻線層間の体積V〜Vは、V=o、V=p、V=qとすると、V=3o、V=p、V=3qとなる。各巻線層間の距離は、上述したように各巻線層間の体積と比例関係にあるため、d1=a、d3=b、d6=cとすると、d2=3a、d4=b、d5=3cとなる。
これらのことから、図14に示すように、各巻線層間の距離は、磁性コア1の中央脚に対して近い側から、a、3a、b、b、3c、cとなる。このため、これらの関係になるように磁性材料31のみの厚み、もしくは磁性材料31と絶縁材5それぞれの厚みを調整することで、各巻線層に通流する電流を均等に分配することが可能となる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1:磁性コア、4:把持具、5:絶縁材、21:1次巻線、22:2次巻線、31:磁性材料、211:第1の1次巻線層、212:第2の1次巻線層、213:第3の1次巻線層、214:第4の1次巻線層、215:第5の1次巻線層、221:第1の2次巻線層、222:第2の2次巻線層、223:第3の2次巻線層、224:第4の2次巻線層

Claims (13)

  1. 磁性コア、
    前記磁性コアに巻線が層状に巻回されてなる複数の巻線層、
    前記複数の巻線層のそれぞれの層の間に配置された磁性材料、
    を備え、
    前記磁性材料は、前記巻線層から、少なくとも前記巻線の幅だけ突出して配置されており、
    前記磁性材料の厚みを、前記巻線が巻回されている磁性コアからの距離に応じて調節することを特徴とする電力変換装置用磁性部品。
  2. 前記磁性材料は1または複数のシートで形成されていることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置用磁性部品。
  3. 磁性コア、
    前記磁性コアに巻線が層状に巻回されてなる複数の巻線層、
    前記複数の巻線層のそれぞれの層の間に配置された磁性材料、
    を備え、
    前記磁性材料は、前記巻線層から、少なくとも前記巻線の幅だけ突出して配置されており、
    前記巻線層は1次巻線による第1の巻線層および2次巻線による第2の巻線層を含み、
    前記1次巻線および前記2次巻線の巻き方に応じて巻線に流入する電流もしくは磁束のばらつきを抑制するように前記磁性材料の厚みを調整することを特徴とする電力変換装置用磁性部品。
  4. 磁性コア、
    前記磁性コアに巻線が層状に巻回されてなる複数の巻線層、
    前記複数の巻線層のそれぞれの層の間に配置された磁性材料、
    を備え、
    前記磁性材料は、前記巻線層から、少なくとも前記巻線の幅だけ突出して配置されており、
    前記磁性材料の透磁率を、前記巻線が巻回されている磁性コアからの距離に応じて調整することを特徴とする電力変換装置用磁性部品。
  5. 前記磁性材料が突出している部分を前記巻線が覆わないように把持する把持具を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電力変換装置用磁性部品。
  6. 磁性コア、
    前記磁性コアに巻線が層状に巻回されてなる複数の巻線層、
    前記複数の巻線層のそれぞれの層の間に配置された磁性材料、
    を備え、
    前記磁性材料は、前記巻線層から、少なくとも前記巻線の幅だけ突出して配置されており、
    前記磁性材料が突出している部分を前記巻線が覆わないように把持する把持具を有し、
    前記把持具は、前記磁性材料と一体として形成されていることを特徴とする電力変換装置用磁性部品。
  7. 前記把持具は、前記磁性材料の一部であることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置用磁性部品。
  8. 前記巻線層の端部に接触するように前記把持具が配置されていることを特徴とする請求項5または6に記載の電力変換装置用磁性部品。
  9. 前記巻線層の端部と一体化して前記把持具が構成されていることを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の電力変換装置用磁性部品。
  10. 前記巻線層と前記把持具の長さの和が前記磁性材料の幅と同一であることを特徴とする請求項5から9のいずれか一項に記載の電力変換装置用磁性部品。
  11. 前記巻線が巻回されている磁性コアに発生する磁束の方向に対して、同一方向に前記磁性材料の磁束を生成することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の電力変換装置用磁性部品。
  12. 前記磁性材料は、前記巻線層と接する両方の表面において絶縁性を有することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の電力変換装置用磁性部品。
  13. 前記複数の巻線層は、1次巻線による複数の第1の巻線層および2次巻線による複数の第2の巻線層を含み、前記第1の巻線層と前記第2の巻線層の少なくとも1つは、1重の巻線、もしくはアルファ巻により巻回される2重の巻線により形成されていることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の電力変換装置用磁性部品。
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