JP6791625B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、使い捨ておむつ等のパンツ型吸収性物品に関する。
パンツ型使い捨ておむつとしては、従来、吸収体を有する吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配されて該吸収性本体を固定している外装体とを備え、且つ前身頃における外装体の左右両側縁と後身頃における外装体の左右両側縁とが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているものが汎用されている。このようなパンツ型使い捨ておむつは、サイドシール部を破りこの部分を切り離して脱がせられるようになっている。
特許文献1には、複数個のシール部が縦方向に間欠的に配されて形成されたサイドシール部を両側部に有するパンツ型使い捨ておむつが記載されている。また、特許文献1に記載のおむつの備える各サイドシール部は、装着中の十分な強度と引き剥がし容易性との両立を図る為に、点状の溶着部の列が複数本配列したドットパターンで形成されており、該サイドシール部は、縦方向に、各溶着部の面積が小さい疎溶着領域と各溶着部の面積が大きい密溶着領域とを有していることが記載されている。
これとは別の技術として、特許文献2には、エンボス部と非エンボス部とを有する不織布であって、エンボス部が所定の条件を満たすように配設されたエンボスパターンで構成されている不織布が記載されている。特許文献2に記載の不織布によれば、エンボス率が低く柔軟性に優れると共に耐毛羽立ち性にも優れている。
特開2013−146419号公報 WO2011/122277A1号公報
近年、使い捨ておむつ等のパンツ型吸収性物品において、柔軟性に優れた肌触りの良い不織布の使用の機会が多くなっている。しかし、特許文献1及び特許文献2には、エンボス率の低い柔らかなスパンボンド不織布を用いた外装体を接合して形成されたサイドシール部を引き剥がす際に、各サイドシール部を構成するシール部が、安定したシール強度を有するようにすることに関して、何ら記載されていない。仮にシール部が安定したシール強度を有しなければ、サイドシール部が引き剥がし難く、廃棄時に余計な時間と手間がかかってしまう。
したがって本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得るパンツ型吸収性物品を提供することにある。
本発明は、外装体と、該外装体の内側に固定されている吸収性本体とを具備し、前記外装体は着用時に着用者の腹側に配される腹側領域と着用時に着用者の背側に配される背側領域とを有し、前記腹側領域及び前記背側領域それぞれの両側縁部が接合され、一対のサイドシール部が形成されるとともに、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型吸収性物品であって、前記外装体は、構成する複数の不織布の内の少なくとも一部がスパンボンド不織布であり、該スパンボンド不織布は、その坪量が20g/m以下であり、複数の繊維融着部を有し、前記サイドシール部を形成する前記外装体の前記腹側領域及び前記背側領域の接合面には、それぞれ、前記スパンボンド不織布が配されており、前記サイドシール部は、シール部が、前記パンツ型吸収性物品の縦方向に間欠的に配されて形成されており、前記サイドシール部における最も前記ウエスト開口部側又は最も前記レッグ開口部側の縦方向に隣り合う前記シール部どうしのピッチ(P)が、前記スパンボンド不織布を構成する隣り合う前記繊維融着部どうしの最大間隔(D)よりも小さい、パンツ型吸収性物品を提供するものである。
本発明によれば、パンツ型吸収性物品の肌触りが良く、サイドシール部が安定したシール強度を有し、着用時の十分なシール強度が確保できると共に、サイドシール部を引き剥がす際には容易に引き剥がし易く、廃棄時に余計な時間と手間がかかり難い。
図1は、本発明のパンツ型吸収性物品の好ましい一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを模式的に示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつの展開かつ伸長状態を模式的に示す平面図である。 図3は、図1のIII−III線断面を模式的に示す断面図である。 図4は、図1に示すおむつの一方のサイドシール部を平面視した平面図である。 図5は、切断して図1に示すおむつの一方のサイドシール部を形成する前の形態において、シール部と繊維融着部との配置関係を示す要部拡大平面図である。 図6は、本発明のパンツ型吸収性物品の他の実施形態のおむつの一方のサイドシール部を形成する前の形態において、シール部と繊維融着部との配置関係を示す要部拡大平面図である(図5相当図)。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。本発明のパンツ型吸収性物品の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ1は、図1,図2に示すとおり、外装体3と、外装体3の内側に固定されている吸収性本体2とを具備している。外装体3は、おむつ1の外面を形成し、着用時に着用者の腹側に配される腹側領域Aと、着用時に着用者の背側に配される背側領域Bとを有している。おむつ1においては、腹側領域Aにおける外装体3の両側縁部A1,A1と背側領域Bにおける外装体3の両側縁部B1,B1とが接合されて一対のサイドシール部S,Sが形成されるとともに、ウエスト開口部WO及び一対のレッグ開口部LO,LOが形成されている。
おむつ1は、図2に示すとおり、展開かつ伸長状態の平面視において、着用者の前後方向に相当する縦方向Xとこれに直交する横方向Yとを有している。おむつ1は、着用時に着用者の股下に配される股下領域C並びにその縦方向Xの前後に位置する腹側領域A及び背側領域Bに区分することができる。股下領域Cにおける外装体3は、その縦方向Xに沿う左右両側縁部にレッグ開口部LO,LO形成用の凹欠部が形成されている。おむつ1は、図2に示すとおり、おむつ1を縦方向Xに二分する仮想中心線CL1を境にして、前身頃Fと後身頃Rとに区分することができる。
本明細書においては、
本明細書において、肌対向面は、パンツ型吸収性物品又はその構成部材(例えば吸収性本体)における、着用時に着用者の肌側に向けられる面であり、非肌対向面は、パンツ型吸収性物品又はその構成部材における、着用時に着用者の肌側とは反対側(着衣側)に向けられる面である。おむつ1において、縦方向Xは、おむつ1又はその構成部材である吸収性本体2の長辺に沿う方向(縦方向)に一致し、横方向Yは、使い捨ておむつ又はその構成部材である吸収性本体2の幅方向に一致する。
また、おむつ1は、縦方向Xに延びる縦中心線CL2に対して左右対称形をしている。従って、以下の説明では、左右対称な部分については、主に、一方のみについて説明する。
おむつ1では、吸収性本体2は、図2に示すとおり、一方向(縦方向X)が相対的に長い縦長の形状を有している。吸収性本体2は、肌対向面を形成する表面シート2aと、非肌対向面を形成する裏面シート2bと、これら両シート間に介在配置された液保持性の吸収体2cとを具備する。吸収体2cは、縦方向Xと同方向に長い形状を有している。吸収性本体2は、その縦方向を、展開かつ伸長状態におけるおむつ1の縦方向Xに一致させて、外装体3の中央部に公知の接合手段(接着剤等)によって接合されている。展開かつ伸長状態とは、図2に示すように、サイドシール部Sを引き剥がして、おむつ1を展開状態とし、その展開状態のおむつ1を、各部の弾性部材を伸長させて、設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで広げた状態を言う。
外装体3は、構成する複数の不織布の内の少なくとも一部がスパンボンド不織布である。そして、おむつ1では、該スパンボンド不織布は、各サイドシール部Sを形成する外装体3の腹側領域A及び背側領域Bの接合面に、それぞれ配されている。好適に、おむつ1では、外装体3は、図2に示すとおり、吸収性本体2の縦方向Xの前後の端部から前後方向に延出している。また、外装体3は、図3に示すように、複数枚の不織布が積層された積層構造であり、おむつ1の縦方向Xに、相対的に積層された不織布の枚数の多い多積層部3mと、相対的に積層された不織布の枚数の少ない少積層部3fとを有している。更に好適には、外装体3は、おむつ1の外面(外装体3の非肌対向面)を形成する外層シート31と、該外層シート31の内面側に配され、おむつ1の内面(外装体3の肌対向面)を形成する内層シート32と、両シート31,32間に固定された複数本の糸状又は帯状の弾性部材4とを含んで構成されている。外層シート31及び内層シート32は、それぞれ、腹側領域Aから背側領域Bに亘って連続する一枚の不織布からなる。外層シート31及び内層シート32の間は、所定部位において接着剤又はヒートシール等(図示せず)の接合手段によって接合されて積層構造を形成している。
また、おむつ1では、外層シート31は、図2,図3に示すように、外層シート31と内層シート32とによって弾性部材4を構成する後述する複数本のウエスト部弾性部材4aを挟持固定する領域よりも更に縦方向Xに延出する長さを有している。この延出した外層シート31の延出領域31eは、吸収性本体2側に折り返されて、吸収性本体2の縦方向Xの端部を覆っており、接着剤又はヒートシール等(図示せず)の接合手段によって接合されて積層構造を形成している。おむつ1では、多積層部3mは、外層シート31、内層シート32、及び外層シート31の延出領域31eが積層した部分であり、少積層部3fは、外層シート31及び内層シート32のみが積層した部分である。このように、おむつ1では、多積層部3mは、外層シート31の延出領域31eが配された領域に形成されており、ウエスト開口部WOの周縁から吸収性本体2の縦方向Xの端部を覆う位置に至る領域に形成されている。
おむつ1では、図2,図3に示すように、各サイドシール部Sを形成する外装体3の腹側領域A及び背側領域Bの接合面に、腹側領域A側の多積層部3mを形成する外層シート31の延出領域31eと、背側領域B側の多積層部3mを形成する外層シート31の延出領域31eとが配され、更に、腹側領域A側の少積層部3fを形成する内層シート32と、背側領域B側の少積層部3fを形成する内層シート32とが配されている。上述のように、おむつ1では、各サイドシール部Sを形成する外装体3の腹側領域A及び背側領域Bの接合面に、それぞれ、スパンボンド不織布が配されているため、おむつ1では、腹側領域A側の外層シート31と、背側領域B側の外層シート31とがスパンボンド不織布で構成され、更に、腹側領域A側の内層シート32と、背側領域B側の内層シート32とがスパンボンド不織布で構成されている。即ち、おむつ1では、外層シート31及び内層シート32は、それぞれ、腹側領域Aから背側領域Bに亘って連続する一枚のスパンボンド不織布から構成されている。
前記スパンボンド不織布は、複数の繊維融着部33を有している。繊維融着部33は、スパンボンド不織布全体に分散配置されており、長繊維である構成繊維から形成される層において、該構成繊維を固着してスパンボンド不織布を形成するためのものであり、前述の外層シート31及び内層シート32の間の、積層構造を形成させるためにヒートシール等を施して形成された接合部(図示せず)は含まれない。このようなスパンボンド不織布においては、繊維融着部33の繊維密度は、繊維融着部33以外の他の部分の繊維密度よりも高く形成されている。
前記スパンボンド不織布は、その坪量が、剛性を低くする観点から、1枚当たり、20g/m以下であり、18g/m以下であることが好ましい。そして、スパンボンド不織布の坪量の下限値としては、10g/m以上であることが好ましい。尚、おむつ1では、外層シート31に用いるスパンボンド不織布と内層シート32に用いるスパンボンド不織布とは、坪量が同じであるが、異なっていてもよい。
おむつ1では、前記スパンボンド不織布は、構成繊維の繊維配向方向が、おむつ1の横方向Yと同じ方向であることが好ましい。
前記スパンボンド不織布の複数の繊維融着部33は、柔軟で肌触り良い不織布となる観点から、個々の面積が、0.3mm以下であることが好ましく、0.1mm以上0.25mm以下であることが更に好ましく、0.1mm以上0.2mm以下であることが特に好ましい。繊維融着部33の数は、10個/cm以上250個/cm以下であることが好ましく、35個/cm以上65個/cm以下であることが更に好ましい。尚、おむつ1では、外層シート31に用いるスパンボンド不織布と内層シート32に用いるスパンボンド不織布とは、繊維融着部33の個々の面積が同じであるが、異なっていてもよい。
また、前記スパンボンド不織布は、1枚当たり、複数の繊維融着部33のエンボス率、即ち、該スパンボンド不織布の一面の表面積に占める該複数の繊維融着部33の合計面積の割合(エンボス率)が、柔軟で肌触り良い不織布となる観点から、6%以上であることが好ましく、7%以上であることが更に好ましく、そして、13%以下であることが好ましく、10%以下であることが更に好ましく、具体的には、6%以上13%以下であることが好ましく、7%以上10%以下であることが更に好ましい。尚、おむつ1では、外層シート31に用いるスパンボンド不織布と内層シート32に用いるスパンボンド不織布とは、複数の繊維融着部33のエンボス率が同じであるが、異なっていてもよい。
また、前記スパンボンド不織布は、繊維融着部33のエンボスパターンが、一定であることが好ましく、おむつ1では、繊維融着部33の配置パターンが一定で、複数の繊維融着部33によって柄を形成している。ここで、繊維融着部33のエンボスパターンが一定であるとは、展開かつ伸長状態のおむつ1において、繊維融着部33が縦方向X及び横方向Yに一定の間隔を空けて分散配置されたエンボスパターン等が挙げられる。また、複数の繊維融着部33によって一定の柄を形成しているとは、展開かつ伸長状態のおむつ1では、図4及び図5に示すように、縦方向X及び横方向Yに対して角度を有すると共に一定の間隔を空けて配置された複数の繊維融着部33からなる第1エンボス部列33L1が、互いに平行に且つ一定の間隔で配されており、縦方向X及び横方向Yに対して角度を有すると共に一定の間隔を空けて配置された複数の繊維融着部33からなる第2エンボス部列33L2が、互いに平行に且つ一定の間隔で配されており、各第1エンボス部列33L1と各第2エンボス部列33L2とが角度αをなして互いに交差しているエンボスパターン等が挙げられる。具体的に、おむつ1のエンボスパターンは、2本の第1エンボス部列33L1,33L1と2本の第2エンボス部列33L2,33L2とが交差して、一定の矩形状の柄を形成している。おむつ1では、各第1エンボス部列33L1と各第2エンボス部列33L2とのなす角(角度α)(図4参照)は、45°以上であることが好ましく、60°以上であることが更に好ましく、そして、150°以下であることが好ましく、120°以下であることが更に好ましく、具体的には、45°以上150°以下であることが好ましく、60°以上120°以下であることが更に好ましい。
前記スパンボンド不織布の複数の繊維融着部33は、エンボス(エンボス凸ロールとフラットロールなどによる)による熱圧着により間欠的に形成されたものや、超音波融着によるもの、間欠的に熱風を加えて部分融着させたものなどが挙げられる。これらの中で熱圧着によるものが繊維を固着させやすい点で好ましい。前記繊維融着部33の形状は、特に制限されず、例えば、円形、菱形、三角形等の任意の形状であってもよい。尚、おむつ1では、外層シート31に用いるスパンボンド不織布と内層シート32に用いるスパンボンド不織布とは、繊維融着部33の形状が同じであるが、異なっていてもよい。
おむつ1では、図2に示すように、外装体3を構成する弾性部材4は、外層シート31と内層シート32との間に伸長状態で配されている。弾性部材4のうち、ウエスト開口部WOの近傍に複数のウエスト部弾性部材4aが配置されており、ウエスト部弾性部材4aの伸縮性によって、外装体3には、ウエスト部弾性領域が形成される。また、レッグ開口部LOの近傍に複数のレッグ部弾性部材4cが配置されており、レッグ部弾性部材4cの伸縮性によって、外装体3には、レッグ部弾性領域が形成される。更にウエスト部弾性部材4aの配された領域とレッグ部弾性部材4cの配された領域との間の領域には、胴周り部弾性部材4bが配置されており、胴周り部弾性部材4bの伸縮性によって、胴周り部弾性領域が形成される。ウエスト部弾性領域及び胴周り部弾性領域は、外装体3の横方向Yに沿って伸縮性を発現している。レッグ部弾性領域は、レッグホールの曲線形状に沿って伸縮性を発現している。
おむつ1では、複数の胴周り部弾性部材4bは、横方向Yに伸長した状態で、図3に示すように、外層シート31の延出領域31eと内層シート32との間に配され、更に内層シート32と外層シート31との間に配され固定されている。おむつ1では、胴周り部弾性部材4bは、図1,図2に示すように、吸収性本体2と重なる部分に、該弾性部材4bの伸縮性の発現が抑制された非伸縮部を有しており、それによって部分的に伸縮性の発現が抑えられている。胴周り部弾性部材4bにおいては、非伸縮部は伸縮しないが、非伸縮部以外の他の部分(吸収性本体2の横方向Yの外方に位置する部分)は伸縮する。従って、胴周り部弾性領域においては、吸収性本体2の配置領域を除く、縦方向Xに沿う左右両側部に、伸縮性が発現している。このように、弾性部材4bが吸収性本体2と重なる部分に非伸縮部を有していることにより、吸収性本体2に縦皺を生じさせることなく吸収性本体2の縦方向Xの端部を着用者の身体に沿わせることが可能となる。非伸縮部の形成方法としては、この種の使い捨ておむつにおいて通常用いられている方法を特に制限無く用いることができ、例えば、弾性部材4bを細かく分断して伸縮しないようにする方法、あるいは接着剤等を用いた接合によって弾性部材4bが伸縮しないようにする方法等が挙げられる。
サイドシール部Sは、シール5部が、おむつ1の縦方向Xに間欠的に配されて形成されている。本実施形態では、各サイドシール部Sは、おむつ1の縦方向Xに間欠的に配されたシール部5が、縦方向Xに一列に配されて形成されている。なお、各サイドシール部Sは、縦方向Xに間欠的に配されたシール部5が横方向Yに複数列並置されて形成されていても良い。おむつ1では、図1,図2に示すように、一対のサイドシール部S,Sは、前身頃F(腹側領域A)における外装体3の縦方向Xに沿う左右両側縁部A1,A1と後身頃R(背側領域B)における外装体3の縦方向Xに沿う左右両側縁部B1,B1とが、合掌状に重なり合った状態で、ウエスト開口部WOからレッグ開口部LOに向かって縦方向Xに一列に配され且つ一定の間隔で間欠的に配された複数のシール部5にて接合されて形成されている。
おむつ1では、図2に示すように、一対のサイドシール部S,Sの内の一方のサイドシール部Sを構成するおむつ1の縦方向Xの最もウエスト開孔部WO側に位置するシール部5の位置と、他方のサイドシール部Sを構成するおむつ1の縦方向Xの最もウエスト開孔部WO側に位置するシール部5の位置とが一致している。そして、おむつ1では、一対のサイドシール部S,Sをそれぞれ構成する縦方向Xに間欠的に配された複数のシール部5が、縦中心線CL2に対して左右対称に配置されている。
シール部5は、平面視して、その形状として、特に限定されるものではないが、サイドシール部Sを引き剥がす際にシール部5が横裂けし難くなる観点から、おむつ1の横方向Yに長い長方形状、横方向Yに長い三角形状、横方向Yに長い楕円形状等であることが好ましく、おむつ1においては、図1,図4に示すように、横方向Yに長い長方形状に形成されている。このように、おむつ1では、各シール部5が、同一形状の長方形状に形成されている。尚、シール部5は、前身頃F(腹側領域A)側から平面視した形状と、後身頃R(背側領域B)側から平面視した形状とが同じ形状となっている。
本発明のパンツ型吸収性物品は、サイドシール部Sにおける最もウエスト開口部WO側又は最もレッグ開口部LO側の縦方向Xに隣り合うシール部5,5どうしのピッチ(P)が、前記スパンボンド不織布を構成する隣り合う繊維融着部33,33どうしの最大間隔(D)よりも小さく形成されている。ピッチ(P)が最大間隔(D)よりも小さいとの関係は、各サイドシール部Sにおける最もウエスト開口部WO側、又は最もレッグ開口部LO側で満たしていればよいが、おむつ1では、上述したように、シール部5が縦方向Xに一定の間隔で間欠的に配されており、各ピッチ(P)が最大間隔(D)よりも小さく形成されている。
ここで、ピッチ(P)とは、図4に示すように、縦方向Xの隣り合うシール部5,5どうしにおいて、縦中心線CL2側のウエスト開口部WO側の先端間の距離を意味する。おむつ1では、各シール部5の形状が横方向Yに長い長方形状であるので、ピッチ(P)とは、縦方向Xの隣り合うシール部5,5どうしにおいて、縦中心線CL2側のウエスト開口部WO側の角の頂点間の距離を意味する。測定は、レーザー変位計を用いて行うか、顕微鏡観察、或いは写真撮影して測定することが出来る。
また、前記隣り合う繊維融着部33,33どうしの最大間隔(D)とは、展開かつ伸長状態のおむつ1において、繊維融着部33の配置パターンが一定である場合には、縦方向Xに隣り合う繊維融着部33,33どうしの間隔と、横方向Yに隣り合う繊維融着部33,33どうしの間隔とを比較して、広い側の間隔を意味する。また、展開かつ伸長状態のおむつ1において、繊維融着部33の配置パターンが一定で、複数の繊維融着部33によって柄を形成している場合には、図5に示すように、該柄を形成している複数の繊維融着部33の内で、最も離間している繊維融着部33,33どうしの間隔を意味する。このときの最も離間している繊維融着部33,33どうしの間隔とは、柄を形成している複数の繊維融着部33の内で最も離間している2つの繊維融着部33,33を特定し、それら2つの繊維融着部33,33間を結ぶ距離のうち、最も離間した距離を意味する。外層シート31に用いるスパンボンド不織布と内層シート32に用いるスパンボンド不織布とで、繊維融着部33の形状が異なっている場合には、内層シート32に用いるスパンボンド不織布の繊維融着部33,33どうしの間隔と、外層シート31に用いるスパンボンド不織布の繊維融着部33,33どうしの間隔とを比較して、広い側の間隔を意味する。測定は、レーザー変位計を用いて行うか、顕微鏡観察、或いは写真撮影して測定することが出来る。
前記隣り合う繊維融着部33,33どうしの最大間隔(D)に対する縦方向Xに隣り合うシール部5,5どうしのピッチ(P)の割合((P/D)×100)は、おむつ1の肌触りと、サイドシール部Sの安定したシール強度との両立の観点から、15%以上であることが好ましく、30%以上であることが更に好ましく、そして、85%以下であることが好ましく、70%以下であることが更に好ましく、具体的には、15%以上85%以下であることが好ましく、30%以上70%以下であることが更に好ましい。
前記隣り合う繊維融着部33,33どうしの最大間隔(D)は、おむつ1の肌触り向上の観点から、6mm以上であることが好ましく、8mm以上であることが更に好ましく、そして、12mm以下であることが好ましく、10mm以下であることが更に好ましく、具体的には、6mm以上12mm以下であることが好ましく、8mm以上10mm以下であることが更に好ましい。
上述したように、おむつ1では、各シール部5が、同一形状の長方形状に形成されている。その為、おむつ1では、シール部5は、シール部5が延びる方向(横方向Y)の長さ(L)(図5参照)が、サイドシール部Sの安定したシール強度を確保する観点から、縦方向Xに隣り合うシール部5,5どうしのピッチ(P)よりも大きいことが好ましい。縦方向Xに隣り合うシール部5,5どうしのピッチ(P)に対するシール部5の延びる方向の長さ(L)の割合((L/P)×100)は、同様の観点から、40%以上であることが好ましく、60%以上であることが更に好ましく、そして、120%以下であることが好ましく、100%以下であることが更に好ましく、具体的には、40%以上120%以下であることが好ましく、60%以上100%以下であることが更に好ましい。
縦方向Xに隣り合うシール部5,5どうしのピッチ(P)は、サイドシール部Sの安定したシール強度を確保する観点から、1mm以上であることが好ましく、2mm以上であることが更に好ましく、そして、4mm以下であることが好ましく、3mm以下であることが更に好ましく、具体的には、1mm以上4mm以下であることが好ましく、2mm以上3mm以下であることが更に好ましい。
また、同様な観点から、シール部5の延びる方向の長さ(L)は、1mm以上であることが好ましく、2mm以上であることが更に好ましく、そして、4mm以下であることが好ましく、3mm以下であることが更に好ましく、具体的には、1mm以上4mm以下であることが好ましく、2mm以上3mm以下であることが更に好ましい。
上述したように、おむつ1では、各シール部5が、同一形状の長方形状に形成されている。その為、おむつ1では、各サイドシール部Sの各シール部5は、シール部5の輪郭の長さ、即ち、その周長(LC)(図5参照)が、おむつ1の肌触りと、サイドシール部Sの安定したシール強度との両立の観点から、繊維融着部33,33どうしの最大間隔(D)以下であることが好ましい。前記隣り合う繊維融着部33,33どうしの最大間隔(D)に対する各シール部5の輪郭の長さ(LC)の割合((LC/D)×100)は、同様の観点から、20%以上であることが好ましく、40%以上であることが更に好ましく、そして、100%以下であることが好ましく、80%以下であることが更に好ましく、具体的には、20%以上100%以下であることが好ましく、40%以上80%以下であることが更に好ましい。
おむつ1では、各シール部5の輪郭の長さ(LC)は、サイドシール部Sの安定したシール強度を確保する観点から、1mm以上であることが好ましく、1.5mm以上であることが更に好ましく、そして、6mm以下であることが好ましく、5mm以下であることが更に好ましく、具体的には、1mm以上6mm以下であることが好ましく、1.5mm以上5mm以下であることが更に好ましい。
また、おむつ1では、サイドシール部Sを構成するシール部5の数に対する、前記スパンボンド不織布の繊維融着部33と重なったシール部5の数の割合が、サイドシール部Sの安定したシール強度との両立の観点から、各サイドシール部Sにおいて、30%以上であることが好ましく、50%以上であることが更に好ましく、そして、100%以下であることが好ましく、80%以下であることが更に好ましく、具体的には、30%以上100%以下であることが好ましく、50%以上80%以下であることが更に好ましい。ここで、繊維融着部33と重なったシール部5とは、図5に示すように、シール部5の少なくとも一部が繊維融着部33と重なっているシール部5aを意味する。
おむつ1では、サイドシール部Sを構成する1つのシール部5の融着強度が、サイドシール部Sの安定したシール強度を確保する観点から、0.2N以上であることが好ましく、0.5N以上であることが更に好ましく、そして、4N以下であることが好ましく、3N以下であることが更に好ましく、具体的には、0.2N以上4N以下であることが好ましく、0.5N以上3N以下であることが更に好ましい。1つのシール部5の融着強度の測定は、以下のようにして測定する。
<1つのシール部5の融着強度の測定方法>
サイドシール部Sをおむつ1の縦方向Xに沿っておむつ1から切り取る。サイドシール部Sを切り取る際には、測定時に腹側領域A側及び背側領域B側それぞれのつかみしろとして、サイドシール部Sの横方向Yに、長さ10mm以上残した状態で切り取る。
次に、切り取った複数のシール部5を有する縦方向Xに長いサイドシール部Sから、縦方向Xでシール部5が1つ残るように、1つのシール部5を横方向Yに切り取り、これらをサンプル片とする。
切り取った複数のサンプル片のシール強度を引張試験機にて測定する。この測定の際には、各サンプル片における、サイドシール部Sの腹側領域A側のつかみしろと背側領域B側のつかみしろとをチャックに挟んで、180度反対方向に引っ張る(T字剥離)。サンプル片のシール部5を剥離させる際の剥離の進行方向は、シール部5の幅方向(シール部5の延びる方向)と同方向である。
引張速度(チャック間距離の拡大速度)300mm/minで測定を行い、最大強度を求める。5個のサンプル片で測定を行い、測定した複数のサンプル片の最大強度の平均を1つのシール部5の粘着強度(N)とする。
上述したおむつ1の各部の形成材料について説明する。
外装体3を構成する外層シート31及び内層シート32としては、上述した長繊維からなるウェブを繊維融着部33により固定したスパンボンド不織布のみならず、長繊維から形成されるスパンボンド不織布を積層し繊維融着部33により固定した積層不織布も含まれる。このような積層不織布としては、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド積層不織布(SMS不織布)やスパンボンド−メルトブローン−メルトブローン−スパンボンド不織布(SMMS不織布)等が挙げられる。このような積層不織布を用いる場合、積層不織布を構成するスパンボンド不織布が、各サイドシール部Sを形成する外装体3の腹側領域A及び背側領域Bの接合面に、それぞれ配されるように用いる。
サイドシール部Sを構成するシール部5は、例えば、ヒートシール、高周波シール、超音波シール等の公知の融着加工方法を用いて形成される。
吸収性本体2を構成する表面シート2a、裏面シート2b及び吸収体2c等としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のもの等を特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2aとしては、単層又は多層構造の不織布や、開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート2bとしては、樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体2cとしては、パルプ繊維等の繊維の集合体(不織布であっても良い)からなる吸収性コア又はこれに吸水性ポリマーの粒子を保持させてなる吸収性コアを、ティッシュペーパ等からなるコアラップシートで被覆したものを用いることができる。
弾性部材4の形成素材としては、例えば、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができる。弾性部材の形態としては、断面が矩形、正方形、円形、楕円形又は多角形状等の糸状(糸ゴム等)、若しくは紐状(平ゴム等)のもの、又はマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を好ましく用いることができる。各部材を固定する接着剤としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のホットメルト接着剤等を特に制限なく用いることができる。
上述したおむつ1を使用した際の作用効果について説明する。
おむつ1では、図4及び図5に示すように、サイドシール部Sにおける最もウエスト開口部WO側又は最もレッグ開口部LO側の縦方向Xに隣り合うシール部5,5どうしのピッチ(P)が、前記スパンボンド不織布を構成する隣り合う繊維融着部33,33どうしの最大間隔(D)よりも小さく形成されている。その為、おむつ1の肌触りが良く、サイドシール部Sが安定したシール強度を有している。よって、おむつ1の着用時に十分なシール強度が確保できると共に、サイドシール部Sを引き剥がす際には容易に引き剥がし易く、廃棄時に余計な時間と手間がかかり難い。
また、おむつ1では、図4及び図5に示すように、各サイドシール部Sにおける最もウエスト開口部WO側及び最もレッグ開口部LO側の縦方向Xに隣り合うシール部5,5どうしのピッチ(P)が、それぞれ、隣り合う繊維融着部33,33どうしの最大間隔(D)よりも小さく形成されている。その為、ウエスト開口部WO側からも、レッグ開口部LO側からもサイドシール部Sを引き剥がすことができ、使用勝手が良い。
また、おむつ1では、図4及び図5に示すように、各サイドシール部Sにおける縦方向Xに隣り合う各シール部5,5どうしのピッチ(P)が、それぞれ、隣り合う繊維融着部33,33どうしの最大間隔(D)よりも小さく形成されている。その為、おむつ1の着用時に十分なシール強度が更に確保できると共に、サイドシール部Sを引き剥がす際には更に容易に引き剥がし易く、廃棄時に余計な時間と手間がかかり難い。
以上本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明のパンツ型吸収性物品は、上述した本実施形態に何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。
例えば前記の実施形態は本発明をパンツ型使い捨ておむつ1に適用した例であったが、これに代えて、本発明を他のパンツ型吸収性物品、例えばパンツ型の生理用ナプキン等に適用してもよい。
また、前記の実施形態のおむつ1の外装体3に施されたエンボスパターンは、2本の第1エンボス部列33L1,33L1と2本の第2エンボス部列33L2,33L2とが交差して、一定の矩形状(四角形)の柄を形成しているが、四角形以外の多角形状の柄を形成していてもよい。具体的には、図6に示すように、六角形の柄を形成する構成であっても良い。また、一種類の多角形の柄を形成する以外にも、形や大きさの異なる複数種類の柄を形成する構成であっても良い。このような形状である場合、サイドシール部Sを構成する複数のシール部5が、横方向Yに平行に延びており、シール部5が延びる方向(横方向Y)に対し、前記スパンボンド不織布の複数の繊維融着部33が3種以上の角度で交差していることが好ましい。図6に示す形態では、繊維融着部33aと横方向Yに延びるシール部5との角度、繊維融着部33bと横方向Yに延びるシール部5との角度、及び繊維融着部33cと横方向Yに延びるシール部5との角度が、それぞれ異なっている。即ち、横方向Yに延びるシール部5と繊維融着部33a,33b,33cとが3種の角度で交差している。図6に示す形態では、おむつ1の着用時に十分なシール強度が確保できる
また、前記の実施形態のおむつ1は、図4に示すように、一対のサイドシール部S,Sの内の一方のサイドシール部Sを構成するおむつ1の縦方向Xの最もウエスト開口部WO側に位置するシール部5の位置と、他方のサイドシール部Sを構成するおむつ1の縦方向Xの最もウエスト開口部WO側に位置するシール部5の位置とが、一致しているが、異なっていてもよい。即ち、一対のサイドシール部S,Sをそれぞれ構成する縦方向Xに間欠的に配された複数のシール部5が、縦中心線CL2に対して左右非対称に配置されていてもよい。
また、前記の実施形態のおむつ1は、図3に示すように、外装体3の多積層部3mが、外層シート31、内層シート32、及び外層シート31の延出領域31eを積層して形成されているが、外層シート31の延出領域31eの替わりに、別体の補助シートを用いて、外層シート31、内層シート32、及び該補助シートを積層して形成してもよい。このような場合、内層シート32及び該補助シートがスパンボンド不織布で形成されていればよく、外層シート31はスパンボンド不織布で形成されていなくてもよい。また、外装体3に多積層部3m及び少積層部3fが無く、シートが同数積層された積層構造の外装体であってもよい。このような場合、内層シート32がスパンボンド不織布で形成されていればよく、外層シート31はスパンボンド不織布で形成されていなくてもよい。
前述した本発明の実施形態に関し、更に以下のパンツ型吸収性物品を開示する。
<1>
外装体と、該外装体の内側に固定されている吸収性本体とを具備し、前記外装体は着用時に着用者の腹側に配される腹側領域と着用時に着用者の背側に配される背側領域とを有し、前記腹側領域及び前記背側領域それぞれの両側縁部が接合され、一対のサイドシール部が形成されるとともに、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型吸収性物品であって、前記外装体は、構成する複数の不織布の内の少なくとも一部がスパンボンド不織布であり、該スパンボンド不織布は、その坪量が20g/m以下であり、複数の繊維融着部を有し、前記サイドシール部を形成する前記外装体の前記腹側領域及び前記背側領域の接合面には、それぞれ、前記スパンボンド不織布が配されており、前記サイドシール部は、シール部が、前記パンツ型吸収性物品の縦方向に間欠的に配されて形成されており、前記サイドシール部における最も前記ウエスト開口部側又は最も前記レッグ開口部側の縦方向に隣り合う前記シール部どうしのピッチ(P)が、前記スパンボンド不織布を構成する隣り合う前記繊維融着部どうしの最大間隔(D)よりも小さい、パンツ型吸収性物品。
<2>
前記サイドシール部の前記シール部は、その輪郭の長さ(LC)が、前記繊維融着部どうしの最大間隔(D)以下である、前記<1>に記載のパンツ型吸収性物品。
<3>
前記サイドシール部を構成する前記シール部の数に対する、前記スパンボンド不織布の前記繊維融着部と重なった前記シール部の数の割合が、前記サイドシール部において30%以上である前記<1>又は<2>に記載のパンツ型吸収性物品。
<4>
前記サイドシール部を構成する前記シール部は、該シール部が延びる方向の長さ(L)が、前記縦方向に隣り合う前記シール部どうしのピッチ(P)よりも大きい前記<1>〜<3>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<5>
前記サイドシール部を構成する複数の前記シール部が、同じ方向に延びており、該シール部が延びる方向に対し、前記スパンボンド不織布の複数の前記繊維融着部が3種以上の角度で交差している前記<1>〜<4>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<6>
前記スパンボンド不織布を構成する複数の前記繊維融着部のエンボス率が、6%以上13%以下である前記<1>〜<5>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<7>
前記サイドシール部を構成する1つの前記シール部の融着強度が、0.2N以上4N以下である前記<1>〜<6>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<8>
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層シートと、該外層シートの内面側に配され、該外装体の肌対向面を形成する内層シートとを含んでおり、
前記外層シート及び前記内層シートは、それぞれ、前記腹側領域から前記背側領域に亘って連続する一枚のスパンボンド不織布から構成されている前記<1>〜<7>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<9>
前記スパンボンド不織布は、その坪量が、剛性を低くする観点から、1枚当たり、20g/m以下であり、18g/m以下であることが好ましく、該スパンボンド不織布の坪量の下限値としては、10g/m以上であることが好ましい前記<1>〜<8>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<10>
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層シートと、該外層シートの内面側に配され、該外装体の肌対向面を形成する内層シートとを含んでおり、
前記外層シートに用いるスパンボンド不織布と前記内層シートに用いるスパンボンド不織布とは、坪量が同じである前記<1>〜<9>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<11>
前記スパンボンド不織布は、構成繊維の繊維配向方向が、該パンツ型吸収性物品の横方向と同じ方向である前記<1>〜<10>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<12>
前記スパンボンド不織布の複数の前記繊維融着部は、柔軟で肌触り良い不織布となる観点から、個々の面積が、0.3mm以下であることが好ましく、0.1mm以上0.25mm以下であることが更に好ましく、0.1mm以上0.2mm以下であることが特に好ましい前記<1>〜<11>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<13>
前記繊維融着部の数は、10個/cm以上250個/cm以下であることが好ましく、35個/cm以上65個/cm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<12>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<14>
前記スパンボンド不織布は、1枚当たり、複数の前記繊維融着部のエンボス率、即ち、該スパンボンド不織布の一面の表面積に占める該複数の繊維融着部の合計面積の割合(エンボス率)が、柔軟で肌触り良い不織布となる観点から、6%以上であることが好ましく、7%以上であることが更に好ましく、13%以下であることが好ましく、10%以下であることが更に好ましい前記<1>〜<13>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<15>
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層シートと、該外層シートの内面側に配され、該外装体の肌対向面を形成する内層シートとを含んでおり、
前記外層シートに用いるスパンボンド不織布と前記内層シートに用いるスパンボンド不織布とは、複数の前記繊維融着部のエンボス率が同じである前記<1>〜<14>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<16>
前記スパンボンド不織布は、前記繊維融着部のエンボスパターンが、一定であることが好ましく、該パンツ型吸収性物品では、前記繊維融着部の配置パターンが一定で、複数の前記繊維融着部によって柄を形成している前記<1>〜<15>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<17>
前記繊維融着部のエンボスパターンは、2本の第1エンボス部列と2本の第2エンボス部列とが交差して、一定の矩形状の柄を形成している前記<1>〜<16>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<18>
前記繊維融着部のエンボスパターンは、2本の第1エンボス部列と2本の第2エンボス部列とが交差して、一定の矩形状の柄を形成しており、
各前記第1エンボス部列と各前記第2エンボス部列とのなす角αは、45°以上であることが好ましく、60°以上であることが更に好ましく、そして、150°以下であることが好ましく、120°以下であることが更に好ましい前記<1>〜<17>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<19>
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層シートと、該外層シートの内面側に配され、該外装体の肌対向面を形成する内層シートとを含んでおり、
前記外層シートに用いるスパンボンド不織布と前記内層シートに用いるスパンボンド不織布とは、前記繊維融着部の形状が同じである前記<1>〜<18>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<20>
各前記サイドシール部は、該パンツ型吸収性物品の縦方向Xに間欠的に配された前記シール部が、該縦方向Xに一列に配されて形成されている前記<1>〜<19>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<21>
前記一対のサイドシール部は、前記腹側領域における前記外装体の縦方向Xに沿う左右両側縁部と前記背側領域における前記外装体の縦方向Xに沿う左右両側縁部とが、合掌状に重なり合った状態で、前記ウエスト開口部から前記レッグ開口部に向かって縦方向Xに一列に配され且つ一定の間隔で間欠的に配された複数の前記シール部にて接合されて形成されている前記<1>〜<20>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<22>
前記シール部は、平面視して、その形状として、特に限定されるものではないが、おむつ1の横方向Yに長い長方形状、横方向Yに長い三角形状、横方向Yに長い楕円形状等であることが好ましい前記<1>〜<21>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<23>
前記シール部は、該パンツ型吸収性物品においては、横方向Yに長い長方形状に形成されている前記<1>〜<22>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<24>
隣り合う前記繊維融着部どうしの最大間隔(D)に対する縦方向Xに隣り合う前記シール部どうしのピッチ(P)の割合((P/D)×100)は、15%以上であることが好ましく、30%以上であることが更に好ましく、85%以下であることが好ましく、70%以下であることが更に好ましい前記<1>〜<23>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<25>
隣り合う前記繊維融着部どうしの最大間隔(D)は、肌触り向上の観点から、6mm以上であることが好ましく、8mm以上であることが更に好ましく、12mm以下であることが好ましく、10mm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<24>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<26>
縦方向Xに隣り合う前記シール部どうしのピッチ(P)に対する該シール部の延びる方向の長さ(L)の割合((L/P)×100)は、40%以上であることが好ましく、60%以上であることが更に好ましく、そして、120%以下であることが好ましく、100%以下であることが更に好ましい前記<1>〜<25>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<27>
縦方向Xに隣り合う前記シール部どうしのピッチ(P)は、前記サイドシール部の安定したシール強度を確保する観点から、1mm以上であることが好ましく、2mm以上であることが更に好ましく、4mm以下であることが好ましく、3mm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<26>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<28>
前記シール部の延びる方向の長さ(L)は、1mm以上であることが好ましく、2mm以上であることが更に好ましく、4mm以下であることが好ましく、3mm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<27>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<29>
隣り合う前記繊維融着部どうしの最大間隔(D)に対する各前記シール部の輪郭の長さ(LC)の割合((LC/D)×100)は、20%以上であることが好ましく、40%以上であることが更に好ましく、100%以下であることが好ましく、80%以下であることが更に好ましい前記<1>〜<28>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<30>
各前記シール部の輪郭の長さ(LC)は、1mm以上であることが好ましく、1.5mm以上であることが更に好ましく、6mm以下であることが好ましく、5mm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<29>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<31>
前記サイドシール部を構成する前記シール部の数に対する、前記スパンボンド不織布の前記繊維融着部と重なった該シール部の数の割合が、前記サイドシール部の安定したシール強度との両立の観点から、各前記サイドシール部において、30%以上であることが好ましく、50%以上であることが更に好ましく、100%以下であることが好ましく、80%以下であることが更に好ましい前記<1>〜<30>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<32>
前記サイドシール部を構成する1つの前記シール部の融着強度が、該サイドシール部の安定したシール強度を確保する観点から、0.2N以上であることが好ましく、0.5N以上であることが更に好ましく、4N以下であることが好ましく、3N以下であることが更に好ましい前記<1>〜<31>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<33>
前記外装体は、複数枚の不織布が積層された積層構造であり、該パンツ型吸収性物品の縦方向Xに、相対的に積層された不織布の枚数の多い多積層部と、相対的に積層された不織布の枚数の少ない少積層部とを有している前記<1>〜<32>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<34>
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層シートと、該外層シートの内面側に配され、前記外装体の肌対向面を形成する内層シートと、前記外層シートと前記内層シートとの間に固定された複数本の糸状又は帯状の弾性部材とを含んで構成されている前記<1>〜<33>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<35>
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層シートと、該外層シートの内面側に配され、該外装体の肌対向面を形成する内層シートとを含んでおり、
前記外層シート及び前記内層シートは、それぞれ、前記腹側領域から前記背側領域に亘って連続する一枚の不織布からなり、前記外層シート及び前記内層シートの間は、所定部位において接着剤又はヒートシール等の接合手段によって接合されて積層構造を形成している前記<1>〜<34>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<36>
前記外装体は、該外装体の非肌対向面を形成する外層シートと、該外層シートの内面側に配され、前記外装体の肌対向面を形成する内層シートと、前記外層シートと前記内層シートとの間に固定された複数本の糸状又は帯状の弾性部材とを含んで構成されており、
前記外層シートは、該外層シートと前記内層シートとによって前記弾性部材を構成する複数本のウエスト部弾性部材を挟持固定する領域よりも更に縦方向Xに延出する長さを有しており、この延出した前記外層シートの延出領域は、前記吸収性本体側に折り返されて、該吸収性本体の縦方向Xの端部を覆っており、接着剤又はヒートシール等の接合手段によって接合されて積層構造を形成している前記<1>〜<35>の何れか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<37>
前記外装体は、複数枚の不織布が積層された積層構造であり、該パンツ型吸収性物品の縦方向Xに、相対的に積層された不織布の枚数の多い多積層部と、相対的に積層された不織布の枚数の少ない少積層部とを有しており、
前記多積層部は、前記外層シートの前記延出領域が配された領域に形成されており、前記ウエスト開口部の周縁から前記吸収性本体の縦方向Xの端部を覆う位置に至る領域に形成されている前記<36>に記載のパンツ型吸収性物品。
1 パンツ型使い捨ておむつ(パンツ型吸収性物品)
A 腹側領域
B 背側領域
F 前身頃
R 後身頃
2 吸収性本体
3 外装体
31 外層シート
31e 延出領域
32 内層シート
33 繊維融着部
3m 多積層部
3f 少積層部
4 弾性部材
4a ウエスト部弾性部材
4b 胴周り部弾性部材
4c レッグ部弾性部材
5 シール部
S サイドシール部

Claims (5)

  1. 外装体と、該外装体の内側に固定されている吸収性本体とを具備し、前記外装体は着用時に着用者の腹側に配される腹側領域と着用時に着用者の背側に配される背側領域とを有し、前記腹側領域及び前記背側領域それぞれの両側縁部が接合され、一対のサイドシール部が形成されるとともに、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型吸収性物品であって、
    前記外装体は、構成する複数の不織布の内の少なくとも一部がスパンボンド不織布であり、該スパンボンド不織布は、その坪量が20g/m2以下であり、複数の繊維融着部を有し、
    前記サイドシール部を形成する前記外装体の前記腹側領域及び前記背側領域の接合面には、それぞれ、前記スパンボンド不織布が配されており、
    前記サイドシール部は、シール部が、前記パンツ型吸収性物品の縦方向に間欠的に配されて形成されており、該シール部が該縦方向に直交する横方向に長い形状であり、
    前記縦方向に隣り合う前記シール部どうしのピッチ(P)に対する該シール部の前記横方向の長さ(L)の割合が40%以上120%以下であり、
    前記サイドシール部における最も前記ウエスト開口部側又は最も前記レッグ開口部側の縦方向に隣り合う前記シール部どうしのピッチ(P)が、前記スパンボンド不織布を構成する隣り合う前記繊維融着部どうしの最大間隔(D)よりも小さく、
    ピッチ(P)が1mm以上であり、最大間隔(D)が6mm以上12mm以下であり、
    複数の前記繊維融着部のエンボス率が6%以上13%以下であり、該繊維融着部が前記スパンボンド不織布の全面に亘って一定に形成されており、
    前記サイドシール部を構成する前記シール部の数に対する、前記スパンボンド不織布の前記繊維融着部と重なった前記シール部の数の割合が、前記サイドシール部において30%以上であり、
    前記サイドシール部を構成する複数の前記シール部が、同じ方向に延びており、該シール部、前記スパンボンド不織布の複数の前記繊維融着部が3種以上の角度で交差している、パンツ型吸収性物品。
  2. 前記サイドシール部の前記シール部は、その輪郭の長さ(LC)が、前記繊維融着部どうしの最大間隔(D)以下である、請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記サイドシール部を構成する前記シール部は、該シール部が延びる方向の長さ(L)が、前記縦方向に隣り合う前記シール部どうしのピッチ(P)よりも大きい請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記サイドシール部を構成する1つの前記シール部の融着強度が、0.2N以上4N以下である請求項1〜の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
  5. ピッチ(P)が4mm以下である請求項1〜の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
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