JP6791079B2 - ドアフレームのシール構造 - Google Patents
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Description
ドアフレームのシール構造は、ドアフレームとドアガラス及び車体開口部周縁との間をシールするガラスランと、車体開口部周縁とドアとの間をシールするドアウエザストリップを有し、
ドアフレームは、ドアフレームの外周側の先端にドアパネル外周側フランジ部を有し、
ドアウエザストリップは、ドアフレームに取付けられるドアウエザストリップ基底部と、ドアウエザストリップ基底部と一体的に形成され車体開口部周縁に当接するドアウエザストリップシール部を有し、
ガラスランは、ドアパネル外周側フランジ部に取付けられるトリム部と、トリム部と一体的に形成され、ドアパネルフランジ部に取付けられて、ドアガラスとの間をシールするガラスラン部とから構成され、
トリム部は、ガラスラン側側壁、ボディー側側壁及びトリム部底壁からなる断面略コ字状をなし、
ドアウエザストリップ基底部の車外側方向の端部にドアウエザストリップ係合部を形成し、ドアウエザストリップ係合部の車外側面には、ボディー側側壁の車内側方向の先端と当接するドアウエザストリップ係合部シール突起が形成され、
ボディー側側壁の車内側方向の先端にトリム部係合部を形成し、ドアウエザストリップ係合部とトリム部係合部が嵌合することを特徴とするドアフレームのシール構造である。
ドアフレームは、ドアフレームの外周側の先端にドアパネル外周側フランジ部を有する。このため、ドアパネル外周側フランジ部でガラスランのトリム部を保持することができる。
ドアウエザストリップ係合部の車外側面には、ボディー側側壁の車内側方向の先端と当接するドアウエザストリップ係合部シール突起が形成されている。このため、ドアウエザストリップ係合部シール突起がドアウエザストリップ係合部とトリム部係合部の間に位置して、その間のシール性を確保するとともに、ドアウエザストリップ係合部シール突起がトリム部係合部を付勢して、ドアウエザストリップ係合部とトリム部係合部が外れることを防止できる。
ガラスラン側側壁とガラスラン部のガラスラン部底壁は、一体的又は同一部材として形成されたドアフレームのシール構造である。
図1〜図4は、本発明の実施の形態を示すものである。図1と図2は、本実施の形態のガラスラン10をドア1のドアフレーム2に取付けた状態の、ガラスラン10の形状を示す正面図である。図4は、ガラスラン10の全体を示す図である。
本発明の実施の形態の形態について、まずドアフレーム2、ドアウエザストリップ40およびガラスラン10の順に説明する。
ドアウエザストリップ40は、ドアフレーム2のドアインナーパネル2bに取付けられるドアウエザストリップ基底部41と、ドアウエザストリップ基底部41と一体的に形成され車体開口部周縁6に当接するドアウエザストリップシール部43を有している。ドアウエザストリップシール部43は、本実施の形態では、中空状に形成されているが、リップ状に形成することもできる。
図4に示すように、本実施の形態のガラスラン10の押出成形部11の先端には、端末部12が形成されている。
なお、ガラスラン10のフロント側とリヤ側のコーナー部13には、ドアフレーム2の縦辺部に装着されるガラスラン部20が下方に接続されている。このため、ドアフレーム2の上辺ばかりでなく、ドアガラス5の側端の縦辺側の部分をガラスラン部20が保持してシールすることができる。ドアフレーム2の上辺と縦辺の接続部分に取付けられるガラスラン部20は、コーナー部13を構成し、ガラスラン部20の上辺部分と縦辺部分のそれぞれのコーナー部13を型成形により接続して形成される。
端末部12とコーナー部13により型成形部14を形成し、型成形部14以外は押出成形部11を形成している
この断面略コ字状の内部であるトリム部フランジ凹部36に、ドアフレーム2のドアパネル外周側フランジ部2cが挿入され、トリム部30で挟持し、ガラスラン10をドアフレーム2に保持する。
ボディー側側壁32には車体開口部周縁6に当接するトリム部シールリップ部35が形成されている。トリム部シールリップ部35とドアウエザストリップシール部43によりドアフレーム2と車体開口部周縁6の間を2重シールすることができる。
車外側側壁21は、根元部が厚肉に形成され、先端に行くにつれて肉厚を薄くするように形成されて、車外側側壁21は、内面が湾曲して形成されている。このため、車外側側壁21の剛性が大きく、ドアフレーム2の湾曲が大きくても、車外側側壁21が、皺が寄ったり、波打ったりするような変形を少なくすることができる。また、ドアガラス5が車外側に寄っても、ドアガラス5の先端を車外側側壁21が保持することができ、ドアガラス5がガラスラン部20から外れることがない。
ドアパネル内周側フランジ部2dの先端は、車内側カバーリップ27と車内側側壁抜け止めリップ22cの間に挿入されて、車内側カバーリップ27は、ドアパネル内周側フランジ部2dの先端を覆い、当接している。
車外側シールリップ24、車内側シールリップ25、車内側側壁抜け止めリップ22c、車内側カバーリップ27、車内側保持リップ28は、軟質部材で形成されている。このため、車外側シールリップ24と車内側シールリップ25でドアガラス5の先端部分をシールすることができる。また、車内側側壁22は柔軟に曲がって、ドアフレーム2が湾曲していても、容易に取付けることができる。
10 ガラスラン
20 ガラスラン部
30 トリム部
32 ボディー側側壁
34 トリム部係合部
34c トリム部係合部鉤状部
40 ドアウエザストリップ
45 ドアウエザストリップ係合部
45c ドアウエザストリップ係合部鉤状部
Claims (6)
- ドアフレームに取付けられ、ドアフレームと車体との間をシールするドアフレームのシール構造において、
上記ドアフレームのシール構造は、上記ドアフレームとドアガラス及び車体開口部周縁との間をシールするガラスランと、車体開口部周縁とドアとの間をシールするドアウエザストリップを有し、
上記ドアフレームは、上記ドアフレームの外周側の先端にドアパネル外周側フランジ部を有し、
上記ドアウエザストリップは、上記ドアフレームに取付けられるドアウエザストリップ基底部と、該ドアウエザストリップ基底部と一体的に形成され上記車体開口部周縁に当接するドアウエザストリップシール部を有し、
上記ガラスランは、上記ドアパネル外周側フランジ部に取付けられるトリム部と、該トリム部と一体的に形成され、上記ドアガラスとの間をシールするガラスラン部とから構成され、
上記トリム部は、ガラスラン側側壁、ボディー側側壁及びトリム部底壁からなる断面略コ字状をなし、
上記ドアウエザストリップ基底部の車外側方向の端部にドアウエザストリップ係合部を形成し、上記ドアウエザストリップ係合部の車外側面には、上記ボディー側側壁の車内側方向の先端と当接するドアウエザストリップ係合部シール突起が形成され、
上記ボディー側側壁の車内側方向の先端にトリム部係合部を形成し、上記ドアウエザストリップ係合部と上記トリム部係合部が嵌合することを特徴とするドアフレームのシール構造。 - 上記ドアウエザストリップ係合部と上記トリム部係合部は、互いに噛合う鉤状部が形成された請求項1に記載のドアフレームのシール構造。
- 上記トリム部係合部は、車両上側方向に開口し、長手方向に連続するトリム部係合部凹部が形成された請求項1又は請求項2に記載のドアフレームのシール構造。
- 上記トリム部係合部は、上記ドアウエザストリップ係合部シール突起よりも高剛性の材料で形成された請求項3に記載のドアフレームのシール構造。
- 上記ドアウエザストリップ係合部の鉤状部は、上記トリム部係合部の鉤状部よりも高剛性の材料で形成された請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のドアフレームのシール構造。
- 上記ガラスラン部は、車外側側壁、車内側側壁及びガラスラン部底壁からなる断面略コ字状をなすとともに、上記車外側側壁及び車内側側壁の先端から断面略コ字状の内部方向斜めにそれぞれ車外側シールリップと車内側シールリップを延設し、
上記ガラスラン側側壁と上記ガラスラン部の上記ガラスラン部底壁は、一体的又は同一部材として形成された請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のドアフレームのシール構造。
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JP2017180843A Active JP6791079B2 (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | ドアフレームのシール構造 |
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