JP6790939B2 - 内燃機関のエアクリーナ - Google Patents
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Description
図9に示すように、本実施形態の吸気システムが適用される内燃機関は、一対のシリンダ列を備えたV型内燃機関であり、一対のシリンダ列に対応する第1の吸気通路70及び第2の吸気通路80を備えている。
第2の吸気通路80には、上流側から順に、第2のエアクリーナ90、スロットルバルブ81、及び吸気マニホールド82が設けられている。
第1のインレット26には、バルブユニット28が設けられている。バルブユニット28は、第1のインレット26を開閉するバルブ28aと、吸気管負圧によりバルブ28aを開閉駆動する負圧式アクチュエータ28bとを備えている。負圧式アクチュエータ28bは、例えばダイヤフラム式のアクチュエータである。
第2のエアクリーナ90のハウジング91には、第1のインレット96及び第2のインレット97が設けられている。
ここで、各負圧式アクチュエータ28b,98bに対して吸気管負圧を供給する基本的な構成について説明する。
分配通路15の第1の供給口17と、第1のエアクリーナ10の負圧式アクチュエータ28bとは、第4のホース54を介して接続されている。
次に、図1〜図8を参照して、第1のエアクリーナ10の具体的な構成について説明する。
図4〜図6に示すように、第1のハウジング20は、硬質樹脂材料により形成されており、開口21を取り囲むとともに第1のインレット26及び第2のインレット27が開口する側壁22を有している。開口21の周縁部(以下、開口周縁部23)には、接合面23aが形成されている。
図4、図5及び図7に示すように、第2のハウジング30は、硬質樹脂材料により形成されており、開口31を取り囲むとともに筒状のアウトレット36が開口する側壁32を有している。開口31の周縁部(以下、開口周縁部33)には、シール面33bが全周にわたって形成されている。また、シール面33bの外周側には、接合面33aが形成されている。
図4及び図7に示すように、第2のハウジング30の接合面34aよりも外周側には、硬質樹脂材料により形成された別体の第1の半割部19(図1、図3、及び図4参照)と共にタンク12を構成する第2の半割部39が一体に形成されている。第2の半割部39の開口周縁部には、環状の接合面39aが形成されている。第2の半割部39には、切替弁13を取り付ける取付座39bが形成されている。第1の半割部19の底部には、筒状の接続口19bが突設されている(図3参照)。
図3〜図5に示すように、フィルタユニット40は、フィルタエレメント45と、フィルタエレメント45を収容するフレーム41とを有している。
図1及び図8に示すように、第3のホース53の一端は、切替弁13の導出部に接続されており、他端は、第2の通路形成部34の導入口16に接続されている。
第5のホース55の一端は、第2の通路形成部34の第2の供給口18に接続されている。なお、第5のホース55の他端は、第2のエアクリーナ90の負圧式アクチュエータ98bに接続される(図9参照)。また、第1のホース51の一端は、タンク12の図示しない導入部に接続される。
図1、図8及び図9に示すように、本実施形態の内燃機関の吸気システムにおいては、第1の吸気通路70の吸気マニホールド72内の吸気管負圧が第1のホース51を介してタンク12内に溜められる。
(1)第1のエアクリーナ10は、第1のハウジング20に形成された第1の通路形成部24と、第1の通路形成部24に接合されるとともに第1の通路形成部24とにより内燃機関の吸気管負圧を分配する分配通路15を形成する第2の通路形成部34とを備えている。
(4)導入口16に接続される第3のホース53と、タンク12に接続される第2のホース52との間には、負圧式アクチュエータ28bに対する吸気管負圧の供給態様を切り替える切替弁13が介設されている。
こうした構成によれば、タンク12が第1のエアクリーナ10とは別の吸気系部品に設けられる構成に比べて、タンク12と導入口16との距離を短くすることができ、タンク12と導入口16との間に介設される第2のホース52及び第3のホース53の全長を短くすることができる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・導入口16を第1の通路形成部24に形成するようにしてもよい。
・第2の供給口18に接続される配管を、第2のエアクリーナ90の第1のインレット96の負圧式アクチュエータ98b以外の負圧式アクチュエータに対して供給するようにしてもよい。また、第1の供給口17に接続される配管を、第1のエアクリーナ10の第1のインレット26の負圧式アクチュエータ28b以外の負圧式アクチュエータに対して供給するようにしてもよい。
・第1のハウジング20と第2のハウジング30との接合態様は振動溶着に限定されず、接着剤などを介して接合されるものであってもよい。
Claims (5)
- インレットが設けられた第1のハウジング及びアウトレットが設けられた第2のハウジングを有するハウジングと、前記ハウジングの内部に設けられたフィルタエレメントとを備える内燃機関のエアクリーナにおいて、
前記第1のハウジング及び第2のハウジングのいずれか一方に形成された第1の通路形成部と、
前記第1の通路形成部に接合されるとともに前記第1の通路形成部とにより内燃機関の吸気管負圧を分配する分配通路を形成する第2の通路形成部と、を備える、
内燃機関のエアクリーナ。 - 前記ハウジングは、前記第1のハウジングの開口周縁部と前記第2のハウジングの開口周縁部とが接合されることにより形成されており、
前記第1の通路形成部は、前記第1のハウジングの開口周縁部に一体に形成されており、
前記第2の通路形成部は、前記第2のハウジングの開口周縁部に一体に形成されている、
請求項1に記載の内燃機関のエアクリーナ。 - 前記第1のハウジングは、前記インレットとして、負圧式アクチュエータによって駆動されるバルブにより開閉される第1のインレットと、常時開放されている第2のインレットとを有しており、
前記第1の通路形成部及び前記第2の通路形成部のいずれか一方には、吸気管負圧を導入する配管が接続される導入口が形成されており、
前記第1の通路形成部及び前記第2の通路形成部のいずれか一方には、前記負圧式アクチュエータに対して吸気管負圧を供給する配管が接続される第1の供給口が設けられており、
前記第1の通路形成部及び前記第2の通路形成部のいずれか一方には、前記第1の供給口とは別の第2の供給口が設けられている、
請求項1または請求項2に記載の内燃機関のエアクリーナ。 - 前記導入口に接続される配管には、前記負圧式アクチュエータに対する吸気管負圧の供給態様を切り替える切替弁が接続されている、
請求項3に記載の内燃機関のエアクリーナ。 - 前記ハウジングには、吸気管負圧を溜めるタンクが連結されている、
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の内燃機関のエアクリーナ。
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