JP2017180363A - パージソレノイドバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】過給気付きエンジンのパージシステムにおける配管を簡素化する。
【解決手段】パージソレノイドバルブ1は、キャニスタから蒸散ガスを導入する導入ポート2と、蒸散ガスを過給機付きエンジン54のコンプレッサ下流部55へ導出する第一導出ポート3と、蒸散ガスをコンプレッサ上流部56へ導出する第二導出ポート4と、導入ポート2から第一導出ポート3へ分岐した後の流体通路5を開閉する第一弁体6と、導入ポート2から第二導出ポート4へ分岐した後の流体通路5を開閉する第二弁体7と、第一弁体6を駆動する第一ソレノイド部8と、第二弁体7を駆動する第二ソレノイド部9とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、過給機付きエンジンのパージシステムで使用されるパージソレノイドバルブに関するものである。
大気汚染防止のため、車両のガソリンタンクで発生した蒸散ガスは、キャニスタでガソリンと空気に分離され、空気のみが大気に放出される。キャニスタ内の活性炭に吸着されたガソリンは、インテークマニホールドで発生する負圧により吸引され、エンジンへ導入されて燃焼される。このとき、キャニスタとインテークマニホールドとを接続するパージ配管に設置されたパージソレノイドバルブが、キャニスタからエンジンへ導入される蒸散ガス流量を制御する。
近年、エンジンのダウンサイジングに伴い、過給機付きエンジンを搭載した車両が増加している。過給時はコンプレッサ下流が正圧になり、インテークマニホールドの負圧を利用した蒸散ガス処理が困難であるため、コンプレッサ上流で発生した負圧を利用して蒸散ガスを処理する必要がある。そこで、例えば特許文献1に記載されたパージシステムでは、キャニスタとコンプレッサ下流とを接続する第1パージ配管と、キャニスタとコンプレッサ上流とを接続する第2パージ配管の2系統を設け、2系統それぞれにパージソレノイドバルブを設置している。
特開平11−287162号公報
従来の過給機付きエンジンのパージシステムは、キャニスタとコンプレッサ下流とを接続するパージ配管およびパージソレノイドバルブに加え、キャニスタとコンプレッサ上流とを接続するパージ配管およびパージソレノイドバルブが追加で必要となるため、配管が複雑化するという課題があった。配管が複雑化すると、部品点数が増えコストが高くなる。また、狭いエンジンルーム内での設置場所の確保が困難である。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、過給気付きエンジンのパージシステムにおける配管を簡素化することを目的とする。
この発明に係るパージソレノイドバルブは、キャニスタから蒸散ガスを導入する導入ポートと、導入ポートに導入した蒸散ガスを、過給機付きエンジンの吸気配管のコンプレッサ下流部へ導出する第一導出ポートと、導入ポートに導入した蒸散ガスを、吸気配管のコンプレッサ上流部へ導出する第二導出ポートと、導入ポートから第一導出ポートと第二導出ポートとへ分岐する流体通路と、第一導出ポートへ分岐した後の流体通路を開閉する第一弁体と、第二導出ポートへ分岐した後の流体通路を開閉する第二弁体と、第一弁体を駆動する電磁力を発生する第一ソレノイド部と、第二弁体を駆動する電磁力を発生する第二ソレノイド部とを備えるものである。
この発明によれば、従来2系統に分かれていたパージソレノイドバルブを一体化してパージ配管の分岐を当該パージソレノイドバルブ内に設けることができる。これにより、過給機付きエンジンのパージシステムにおける配管を簡素化することができる。
この発明の実施の形態1に係るパージソレノイドバルブを使用した過給機付きエンジンのパージシステムの構成例を示す図である。 実施の形態1の理解を助けるための参考例として、分岐配管を使用した場合の過給機付きエンジンのパージシステムの構成例を示す図である。 図2のパージシステムに使用される、正吸引仕様のパージソレノイドバルブの構成例を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係るパージソレノイドバルブを使用した過給機付きエンジンのパージシステムの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るパージソレノイドバルブを使用した過給機付きエンジンのパージシステムの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態4に係るパージソレノイドバルブの制御方法の一例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るパージソレノイドバルブ1を使用した過給機付きエンジン54のパージシステムの構成例を示す図である。図1ではパージソレノイドバルブ1の断面図を示す。実施の形態1に係るパージソレノイドバルブ1は、図示しないキャニスタから蒸散ガスを導入する導入ポート2と、導入ポート2に導入した蒸散ガスを吸気配管51のコンプレッサ下流部55へ導出する第一導出ポート3と、導入ポート2に導入した蒸散ガスを吸気配管51のコンプレッサ上流部56へ導出する第二導出ポート4と、導入ポート2から第一導出ポート3と第二導出ポート4とへ分岐する流体通路5とを備えている。図1の例では、流体通路5は、大容量空間のチャンバ5aにて分岐する構成である。
導入ポート2には、ホース21が取り付けられ、クランプ22で抜け止めされている。キャニスタの活性炭に吸着された蒸散ガスは、ホース21を通じてキャニスタから導入ポート2へと導入される。
第一導出ポート3には、第一パージ経路30となるホース31が取り付けられ、クランプ32で抜け止めされている。ホース31の先端は、吸気配管51のコンプレッサ52より下流側のコンプレッサ下流部55に取り付けられ、クランプ33で抜け止めされている。導入ポート2に導入された蒸散ガスは、流体通路5から第一導出ポート3へ分岐し、ホース31を流れて吸気配管51へ導出される。
第二導出ポート4には、第二パージ経路40となるホース41が取り付けられ、クランプ42で抜け止めされている。ホース41の先端は、吸気配管51のコンプレッサ52より上流側のコンプレッサ上流部56に取り付けられ、クランプ43で抜け止めされている。導入ポート2に導入された蒸散ガスは、流体通路5から第二導出ポート4へ分岐し、ホース41を流れて吸気配管51へ導出される。
また、パージソレノイドバルブ1は、導入ポート2から第一導出ポート3へ分岐した後の流体通路5を開閉する第一弁体6と、導入ポート2から第二導出ポート4へ分岐した後の流体通路5を開閉する第二弁体7と、第一弁体6を駆動する電磁力を発生する第一ソレノイド部8と、第二弁体7を駆動する電磁力を発生する第二ソレノイド部9とを備えている。また、導入ポート2から第一導出ポート3へ分岐した後の流体通路5には第一弁座12が設けられており、導入ポート2から第二導出ポート4へ分岐した後の流体通路5には第二弁座13が設けられている。
第一ソレノイド部8と第二ソレノイド部9は、制御部60により、個別にデューティ制御される。制御部60は、エンジン54等の状態に応じて第一ソレノイド部8と第二ソレノイド部9の各デューティ比を決定し、各デューティ比に応じたパルス信号をパージソレノイドバルブ1の第一ソレノイド部8と第二ソレノイド部9へ出力する。この制御部60は、例えばエンジンコントロールユニット(ECU)である。
第一ソレノイド部8に対するパルス信号がオンになると、第一ソレノイド部8のコイルに電流が流れてコアに電磁力が生じ、第一弁体6が電磁力に引き寄せられて第一弁座12から離れ、開弁状態となる。第一ソレノイド部8に対するパルス信号がオフになると、第一スプリング10の付勢力によって第一弁体6が第一弁座12に当接し、閉弁状態となる。パルス信号のデューティ比が大きくなるほど、第一弁体6の開時間が長くなり、導入ポート2から第一導出ポート3へ流れる蒸散ガス流量が多くなる。
第二ソレノイド部9に対するパルス信号がオンになると、第二ソレノイド部9のコイルに電流が流れてコアに電磁力が生じ、第二弁体7が電磁力に引き寄せられて第二弁座13から離れ、開弁状態となる。第二ソレノイド部9に対するパルス信号がオフになると、第二スプリング11の付勢力によって第二弁体7が第二弁座13に当接し、閉弁状態となる。パルス信号のデューティ比が大きくなるほど、第二弁体7の開時間が長くなり、導入ポート2から第二導出ポート4へ流れる蒸散ガス流量が多くなる。
次に、図1のパージシステムにおけるパージソレノイドバルブ1の動作例を説明する。過給機付きのエンジン54が搭載された車両において、エアクリーナ50からの空気が吸気配管51に導入され、スロットルバルブ53を通ってインテークマニホールドからエンジン54に導出される。過給機のコンプレッサ52が動作している場合は、吸気配管51に導入された空気がコンプレッサ52により圧縮されエンジン54に導出される。
ガソリンタンク内で生じた蒸散ガスは、キャニスタの活性炭に吸着される。キャニスタで蒸散ガス成分が除去された清浄な空気は、キャニスタの大気開放口から大気へ放出される。キャニスタに溜まった蒸散ガス成分は、ホース21を通じてパージソレノイドバルブ1へ導入され、パージソレノイドバルブ1から第一パージ経路30または第二パージ経路40を流れて吸気配管51へ導出され、エンジン54で燃焼される。
コンプレッサ52が動作していない非過給時、コンプレッサ下流部55で負圧が発生する。このとき、制御部60は、0より大きいデューティ比のパルス信号を生成して第一ソレノイド部8に出力し、第一ソレノイド部8をオンオフ駆動させる。これにより、第一弁体6が第一パージ経路30の開閉を繰り返し、蒸散ガスがキャニスタからコンプレッサ下流部55へ導入されてエンジン54で燃焼される。一方、制御部60は、第二ソレノイド部9に対してはデューティ比0のパルス信号を出力し、第二ソレノイド部9を駆動せず、第二弁体7を閉弁状態に維持する。
コンプレッサ52が動作している過給時、コンプレッサ下流部55が正圧になるため、非過給時のようなコンプレッサ下流部55の負圧を利用した蒸散ガスの吸引が困難である。そこで、過給時は、コンプレッサ上流部56で発生する負圧を利用して、キャニスタの蒸散ガスを吸引する。このとき、制御部60は、0より大きいデューティ比のパルス信号を生成して第二ソレノイド部9に出力し、第二ソレノイド部9をオンオフ駆動させる。これにより、第二弁体7が第二パージ経路40の開閉を繰り返し、蒸散ガスがキャニスタからコンプレッサ上流部56へ導入されてエンジン54で燃焼される。一方、制御部60は、第一ソレノイド部8に対してはデューティ比0のパルス信号を出力し、第一ソレノイド部8を駆動せず、第一弁体6を閉弁状態に維持する。
次に、パージソレノイドバルブ1の逆吸引仕様について説明する。
図1に示した第一弁体6は、逆吸引仕様である。非過給時の第一弁体6の前後の差圧、つまりキャニスタに連通した導入ポート2側の圧力とコンプレッサ下流部55に連通した第一導出ポート3側の圧力との差が、第一弁体6を開弁させる方向に働く構造を、逆吸引仕様と呼ぶ。反対に過給時はキャニスタ側の圧力よりコンプレッサ下流部55側の圧力が高くなるため、その差圧により逆吸引仕様の第一弁体6が閉じる。そのため、コンプレッサ下流部55からキャニスタへ蒸散ガスが逆流することを防止できる。
また、図1では、第二弁体7も逆吸引仕様になっているので、キャニスタからコンプレッサ上流部56へ蒸散ガスが吸引されるときに、第二弁体7の前後の差圧、つまりキャニスタに連通した導入ポート2側の圧力とコンプレッサ上流部56に連通した第二導出ポート4側の圧力の差が、第二弁体7を開弁させる方向に働く。反対にキャニスタ側の圧力よりコンプレッサ上流部56側の圧力が高くなると、その差圧により逆吸引仕様の第二弁体7が閉じるため、コンプレッサ上流部56からキャニスタへ蒸散ガスが逆流することを防止できる。
ここで、図2に、実施の形態1の理解を助けるための参考例として、分岐配管120を使用した場合の過給機付きエンジン54のパージシステムを模式的に示す。図2に示す参考例では、キャニスタからのびるホース121が分岐配管120に取り付けられ、クランプ122で抜け止めされている。この分岐配管120により、蒸散ガスのパージ経路が、第一パージ経路130と第二パージ経路140とに分岐する。
第一パージ経路130には、この第一パージ経路130の流量を制御する第一パージソレノイドバルブ100と、逆流を防止する第一逆止弁131とが設置されている。分岐配管120と第一パージソレノイドバルブ100の間はホース123で接続され、ホース123はクランプ124,125で抜け止めされている。第一パージソレノイドバルブ100と第一逆止弁131の間はホース132で接続され、ホース132はクランプ133,134で抜け止めされている。第一逆止弁131とコンプレッサ下流部55の間はホース135で接続され、ホース135はクランプ136,137で抜け止めされている。
第二パージ経路140には、この第二パージ経路140の流量を制御する第二パージソレノイドバルブ110と、逆流を防止する第二逆止弁141とが設置されている。分岐配管120と第二パージソレノイドバルブ110の間はホース126で接続され、ホース126はクランプ127,128で抜け止めされている。第二パージソレノイドバルブ110と第二逆止弁141の間はホース142で接続され、ホース142はクランプ143,144で抜け止めされている。第二逆止弁141とコンプレッサ上流部56の間はホース145で接続され、ホース145はクランプ146,147で抜け止めされている。
図2に示す参考例において、コンプレッサ52が動作していない非過給時、第一パージソレノイドバルブ100が開弁し、第一パージ経路130経由で蒸散ガスがキャニスタからコンプレッサ下流部55へ吸引される。コンプレッサ52が動作している過給時、第二パージソレノイドバルブ110が開弁し、第二パージ経路140経由で蒸散ガスがキャニスタからコンプレッサ上流部56へ吸引される。
ここで、図3に、正吸引仕様の第一パージソレノイドバルブ100の断面図を示す。第一パージソレノイドバルブ100は、ホース123が接続される導入ポート101と、ホース132が接続される導出ポート102と、導入ポート101と導出ポート102とを接続する流体通路103と、流体通路103を開閉する弁体104と、弁体104を駆動する電磁力を発生するソレノイド部105とを備えている。ソレノイド部105が駆動すると電磁力が生じ、弁体104が電磁力に引き寄せられて弁座107から離れ、開弁状態となる。ソレノイド部105の非駆動時、スプリング106の付勢力によって弁体104が弁座107に当接し、閉弁状態となる。
正吸引仕様の第一パージソレノイドバルブ100では、キャニスタに連通した導入ポート101側の圧力よりコンプレッサ下流部55に連通した導出ポート102側の圧力が高くなると、その差圧が正吸引仕様の弁体104を開く方向に働く。そのため、コンプレッサ下流部55からキャニスタへ蒸散ガスが逆流することを防止するために、第一逆止弁131が必要となる。
図示は省略するが、第二パージソレノイドバルブ110も第一パージソレノイドバルブ100と同様に正吸引仕様である。図3に示した第一パージソレノイドバルブ100を第二パージソレノイドバルブ110として使用する場合、導入ポート101にホース126が接続され、導出ポート102にホース142が接続される。キャニスタの圧力よりコンプレッサ上流部56の圧力が高くなると、その差圧が第二パージソレノイドバルブ110を開弁させる方向に働く。そのため、コンプレッサ上流部56からキャニスタへ蒸散ガスが逆流することを防止するために、第二逆止弁141が必要となる。
図2に示す参考例のパージシステムでは、パージソレノイドバルブ2個、分岐配管1個、逆止弁2個、ホース7本、クランプ13ヶ所が必要となり、計25部品が必要となる。
これに対し、図1に示す実施の形態1のパージシステムでは、パージソレノイドバルブを一体化し、パージ経路の分岐をパージソレノイドバルブ1内に設けることで、分岐配管が不要となる。また、パージソレノイドバルブ1を逆吸引仕様にすることで逆止弁が不要となる。よって、パージソレノイドバルブ1個、ホース3本、クランプ5ヶ所の計9部品でパージシステムを構成することができる。
以上のように、実施の形態1に係るパージソレノイドバルブ1は、キャニスタから蒸散ガスを導入する導入ポート2と、導入ポート2に導入した蒸散ガスを過給機付きエンジン54の吸気配管51のコンプレッサ下流部55へ導出する第一導出ポート3と、導入ポート2に導入した蒸散ガスを吸気配管51のコンプレッサ上流部56へ導出する第二導出ポート4と、導入ポート2から第一導出ポート3と第二導出ポート4とへ分岐する流体通路5と、第一導出ポート3へ分岐した後の流体通路5を開閉する第一弁体6と、第二導出ポート4へ分岐した後の流体通路5を開閉する第二弁体7と、第一弁体6を駆動する電磁力を発生する第一ソレノイド部8と、第二弁体7を駆動する電磁力を発生する第二ソレノイド部9とを備える構成である。この構成により、キャニスタから2系統に分岐する第一パージ経路30と第二パージ経路40を構成する配管を簡素化することができる。その結果、分岐配管の省略、クランプ等の部品削減による取り付け作業性の改善およびコスト低減、ならびに省スペース化が可能となる。
また、実施の形態1に係るパージソレノイドバルブ1において、キャニスタ側の圧力よりコンプレッサ下流部55側の圧力が高いときの差圧が、第一弁体6を閉じる方向に作用する逆吸引仕様とすることで、第一パージ経路30に逆止弁を設置する必要がない。
同様に、キャニスタ側の圧力よりコンプレッサ上流部56側の圧力が高いときの差圧が、第二弁体7を閉じる方向に作用する逆吸引仕様とすることで、第二パージ経路40に逆止弁を設置する必要がない。
なお、図1では、導入ポート2から第一導出ポート3へ分岐した後の流体通路5の直径および第一導出ポート3の直径と、導入ポート2から第二導出ポート4へ分岐した後の流体通路5の直径および第二導出ポート4の直径とが同じであるが、異なる直径であってもよい。
一般的な過給機付きエンジン54のパージシステムでは、コンプレッサ下流部55に生じる負圧に比べコンプレッサ上流部56に生じる負圧が低いため、第一パージ経路30を流れる流量に比べ第二パージ経路40を流れる流量が少ない。そこで、例えば導入ポート2から第一導出ポート3へ分岐した後の流体通路5の直径および第一導出ポート3の直径に比べ、導入ポート2から第二導出ポート4へ分岐した後の流体通路5の直径および第二導出ポート4の直径を大きくすることにより、キャニスタからコンプレッサ上流部56へ導出する第二パージ経路40を大流量化することができる。
また、導入ポート2から第二導出ポート4へ分岐した後の流体通路5の直径を大きくした場合、第二弁体7も大型化するため、大型化した第二弁体7を駆動可能とするために第二ソレノイド部9も大型化することが望ましい。これにより、第一パージ経路30と第二パージ経路40の各流量を大小流量組み合わせることが可能となり、アイドル時等、流量変動をおさえたいときには、小流量パージを実施する等、各パージ状況に合わせ、流量を高精度に制御することができる。
また、図1では、過給時の正圧によりホース31,41が抜けないようにクランプ33,43で保持しているが、コンプレッサ上流部56は過給時でも負圧になるためホース41が抜けにくい。よって、ホース41を保持するためのクランプ43は省略可能である。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2に係るパージソレノイドバルブ1aを使用した過給機付きエンジン54のパージシステムの構成例を示す図である。図4ではパージソレノイドバルブ1aの外観図を示す。実施の形態2に係るパージソレノイドバルブ1aは、第一導出ポート3が吸気配管51のコンプレッサ下流部55に直接取り付けられた構成である。図示例では、外周面にOリング34が取り付けられた状態の第一導出ポート3が、コンプレッサ下流部55の開口部に矢印Aの方向に差し込まれることにより、第一導出ポート3がコンプレッサ下流部55に取り付けられる。また、コンプレッサ上流部56は過給時でも負圧になるため、クランプ43は不要である。それ以外の構成は、実施の形態1において図1で示した構成と同じであるため、説明を省略する。
以上のように、実施の形態2に係るパージソレノイドバルブ1aにおいて、第一導出ポート3を、ホース31を使用せずにコンプレッサ下流部55へ直接取り付けることにより、実施の形態1よりも配管を簡素化することができる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3に係るパージソレノイドバルブ1bを使用した過給機付きエンジン54のパージシステムの構成例を示す図である。図5ではパージソレノイドバルブ1bの外観図を示す。実施の形態3に係るパージソレノイドバルブ1bは、第二導出ポート4が吸気配管51のコンプレッサ上流部56に直接取り付けられた構成である。図示例では、外周面にOリング44が取り付けられた状態の第二導出ポート4が、コンプレッサ上流部56の開口部に矢印Bの方向に差し込まれることにより、第二導出ポート4がコンプレッサ上流部56に取り付けられる。それ以外の構成は、実施の形態1において図1で示した構成と同じであるため、説明を省略する。
以上のように、実施の形態3に係るパージソレノイドバルブ1bにおいて、第二導出ポート4を、ホース41を使用せずにコンプレッサ上流部56へ直接取り付けることにより、実施の形態1よりも配管を簡素化することができる。
実施の形態4.
実施の形態4では、制御部60によるパージソレノイドバルブ1の制御方法を説明する。以下、図1を援用して実施の形態4を説明する。
上記実施の形態1では、コンプレッサ52が停止している非過給時、制御部60は、第二ソレノイド部9を駆動停止させて第二弁体7を閉じた状態にし、第一ソレノイド部8をオンオフ駆動させて第一弁体6の開閉を繰り返させることにより、第一弁体6の開時間に応じた流量の蒸散ガスをキャニスタからコンプレッサ下流部55へ導出していた。これに対し、実施の形態4では、非過給時、制御部60は、第一ソレノイド部8と第二ソレノイド部9の両方をオンオフ駆動させて第一弁体6と第二弁体7の両方の開閉を繰り返させる。その際、コンプレッサ下流部55の負圧によって、キャニスタの蒸散ガスが導入ポート2からチャンバ5aへ吸引されると共に、コンプレッサ上流部56の大気が第二導出ポート4からチャンバ5aへ吸引され、チャンバ5aにおいて蒸散ガスと大気が混ざる。よって、第一パージ経路30からエンジン54へ導出される蒸散ガスの濃度を下げることが可能となり、空燃比の安定制御につながる。
また、制御部60は、非過給時、第一ソレノイド部8と第二ソレノイド部9をオンオフ駆動させるタイミングをずらすことにより、圧力脈動を低減することが可能である。この制御方法の例を、図6を参照して説明する。
図6において、一番上の波形は、制御部60が第一ソレノイド部8に出力するパルス信号である。上から二番目の波形は、このパルス信号により第一弁体6が開閉動作したときの導入ポート2の圧力である。上から三番目の波形は、制御部60が第二ソレノイド部9に出力するパルス信号である。上から四番目の波形は、このパルス信号により第二弁体7が開閉動作したときの第二導出ポート4の圧力である。上から五番目の波形は、導入ポート2の圧力と第二導出ポート4の圧力がチャンバ5aで混ざった後の第一導出ポート3の圧力である。
図6に示すように、非過給時、第一ソレノイド部8のオンオフ駆動の繰り返しによる第一弁体6の開閉の繰り返しによって、導入ポート2から導入される蒸散ガスに圧力脈動が生じる。そこで、制御部60は、第二ソレノイド部9のオンオフ駆動の繰り返しによる第二弁体7の開閉の繰り返しによって、第二導出ポート4から導入される大気に蒸散ガスの圧力脈動とは逆位相の圧力脈動を生じさせ、チャンバ5aで蒸散ガスの圧力脈動と大気の圧力脈動を相殺する。これにより、非過給時に第一導出ポート3からエンジンへ導出される蒸散ガスは、脈動が相殺され圧力が安定した状態となる。
なお、第一ソレノイド部8のオンオフ駆動のタイミングと導入ポート2に生じる圧力脈動とには、応答遅れCが存在する。同様に、第二ソレノイド部9のオンオフ駆動のタイミングと第二導出ポート4に生じる圧力脈動とには、応答遅れDが存在する。そのため、制御部60は、第一ソレノイド部8のパルス信号に対して、上記の応答遅れC,Dに基づく応答遅れ補正Eを考慮した駆動タイミングずれFだけ位相をずらしたパルス信号を、第二ソレノイド部9のパルス信号とする。応答遅れC,Dはデューティ比に応じて変化するため、デューティ比に応じた駆動タイミングずれFを予め制御部60に設定しておく。制御部60は、エンジン54等の状態に応じて第一ソレノイド部8と第二ソレノイド部9のデューティ比を決定し、そのデューティ比に対応する駆動タイミングずれFだけ、第一ソレノイド部8のパルス信号に対して第二ソレノイド部9のパルス信号をずらす。
以上のように、実施の形態4に係るパージソレノイドバルブ1における制御部60は、コンプレッサ52が停止している非過給時、第一ソレノイド部8と第二ソレノイド部9の両方を駆動するようにしたので、コンプレッサ下流部55へ導出する蒸散ガス濃度を制御することができる。
また、実施の形態4によれば、制御部60は、コンプレッサ52が停止している非過給時、位相が異なるパルス信号を第一ソレノイド部8と第二ソレノイド部9とへ出力して駆動のタイミングをずらすようにしたので、コンプレッサ下流部55へ導出する蒸散ガスの圧力脈動を相殺することができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、または各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1,1a,1b パージソレノイドバルブ、2 導入ポート、3 第一導出ポート、4 第2導出ポート、5 流体通路、5a チャンバ、6 第一弁体、7 第二弁体、8 第一ソレノイド部、9 第二ソレノイド部、10 第一スプリング、11 第二スプリング、12 第一弁座、13 第二弁座、21,31,41 ホース、22,32,33,42,43 クランプ、30 第一パージ経路、34,44 Oリング、40 第二パージ経路、50 エアクリーナ、51 吸気配管、52 コンプレッサ、53 スロットルバルブ、54 エンジン、55 コンプレッサ下流部、56 コンプレッサ上流部、60 制御部、100 第一パージソレノイドバルブ、110 第二パージソレノイドバルブ、120 分岐配管、121,123,126,132,135,142,145 ホース、122,124,125,127,128,133,134,136,137,143,144,146,157 クランプ、130 第一パージ経路、131 第一逆止弁、140 第二パージ経路、141 第二逆止弁。

Claims (8)

  1. キャニスタから蒸散ガスを導入する導入ポートと、
    前記導入ポートに導入した前記蒸散ガスを、過給機付きエンジンの吸気配管のコンプレッサ下流部へ導出する第一導出ポートと、
    前記導入ポートに導入した前記蒸散ガスを、前記吸気配管のコンプレッサ上流部へ導出する第二導出ポートと、
    前記導入ポートから前記第一導出ポートと前記第二導出ポートとへ分岐する流体通路と、
    前記第一導出ポートへ分岐した後の前記流体通路を開閉する第一弁体と、
    前記第二導出ポートへ分岐した後の前記流体通路を開閉する第二弁体と、
    前記第一弁体を駆動する電磁力を発生する第一ソレノイド部と、
    前記第二弁体を駆動する電磁力を発生する第二ソレノイド部とを備えるパージソレノイドバルブ。
  2. 前記キャニスタ側の圧力より前記コンプレッサ下流部側の圧力が高いときの差圧が、前記第一弁体を閉じる方向に作用することを特徴とする請求項1記載のパージソレノイドバルブ。
  3. 前記キャニスタ側の圧力より前記コンプレッサ上流部側の圧力が高いときの差圧が、前記第二弁体を閉じる方向に作用することを特徴とする請求項1または請求項2記載のパージソレノイドバルブ。
  4. 前記キャニスタから前記コンプレッサ下流部へ導出する前記蒸散ガスの流量に比べ、前記キャニスタから前記コンプレッサ上流部へ導出する前記蒸散ガスの流量が多いことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のパージソレノイドバルブ。
  5. 前記第一導出ポートは、前記コンプレッサ下流部に直接取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のパージソレノイドバルブ。
  6. 前記第二導出ポートは、前記コンプレッサ上流部に直接取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のパージソレノイドバルブ。
  7. 前記第一ソレノイド部と前記第二ソレノイド部とを個別にデューティ制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記過給機のコンプレッサが停止している場合、前記第一ソレノイド部と前記第二ソレノイド部の両方を駆動することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のパージソレノイドバルブ。
  8. 前記制御部は、前記過給機のコンプレッサが停止している場合、位相が異なるパルス信号を前記第一ソレノイド部と前記第二ソレノイド部とへ出力して駆動のタイミングをずらすことを特徴とする請求項7記載のパージソレノイドバルブ。
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